JP2016208579A - ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機 - Google Patents

ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリア周波数によって発生する軸電圧増大に伴うベアリングの電蝕防止とベルト駆動によって発生する静電気発生に伴うベアリングの電蝕防止が可能になるともに、インバータ装置に内蔵された電子部品の静電破壊防止をも可能にしたベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機を提供する。【解決手段】この車両用ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機は、発電機能及び電動機能を有する発電電動部2と、直流交流電力相互変換回路部をPWM駆動制御する制御回路部を有するインバータ装置3と、を備えている。フロントベアリング8は、内部に導電性グリース26が封入されており、またリヤベアリング9の外輪51とリヤブラケット5との間に電気絶縁性のベアリング収納体53が介在している。【選択図】図1

Description

この発明は、直流交流電力相互変換回路とこの直流交流電力相互変換回路を制御する制御回路部とからなるインバータ装置と、発電機能及び電動機能を有する発電電動部とが一体のベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機に関する。
交流電動発電機のPWM駆動制御を用いて、インバータ装置の運転を行なう際に、スイッチングに伴って発生する交流電動発電機の騒音の低減を図る目的から、インバータ装置のキャリア周波数を高く設定するようになっている。
キャリア周波数を高く設定するに伴って、交流電動発電機の回転軸に高周波誘導に基づいて発生する電圧(軸電流)が増大することで、回転軸を支持している転がり軸受の内輪と外輪との間に存在する電位差が大きくなるので、転がり軸受に電流が流れ易くなっている。
この転がり軸受に流れる電流は、内輪、外輪両軌道並びに転動体の転動面に電蝕と呼ばれる腐食を発生させて、転がり軸受の寿命を悪化させるという問題点がある。
この軸受の寿命悪化を防止する手段として、軸受のグリース中に通電性物質を混入して、内輪と外輪との間での放電現象を回避した車両用交流発電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、転がり軸受の寿命悪化を防止する手段として、転がり軸受を絶縁材を介して支持する軸受ブラケットを備え、軸受ブラケットの絶縁材と接触する側に凹部を設け、凹部に対応する凸部を設けた絶縁材の凸部を軸受ブラケットの凹部に嵌合して軸受ブラケットに絶縁材を固定した回転電機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003-230248号公報 特開2000-156952号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、ベルトとプーリとの摩擦によって発生する静電気による軸受内での放電現象を抑制することができるものの、その静電気を軸受内部で通電させることによって、車両用交流発電機に内蔵される電子部品が静電破壊するという問題点があった。
また、上記特許文献2のものでは、ベルト駆動方式の観点から、駆動プーリ側のフロントベアリングにおいて、前記絶縁材に高負荷のベルト張力によるラジアル荷重が作用し、絶縁材が破損して絶縁破壊に至る結果、電蝕が発生し、転がり軸受の耐久性が悪化してしまうという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするのであって、PWM駆動制御に必要なキャリア周波数によって発生する軸電圧増大に伴うベアリングの電蝕防止とベルト駆動によって発生する静電気発生に伴うベアリングの電蝕防止が可能になるともに、インバータ装置に内蔵された電子部品の静電破壊防止をも可能にしたベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機を提供することを目的とする。
この発明に係るベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機は、フロントブラケット及びリヤブラケットからなるハウジングと、このハウジング内に収納され、回転軸の両端部が前記フロントブラケット及び前記リヤブラケットにフロントベアリング、リヤベアリングを介して回転自在に支持されているとともに前記フロントベアリングから外部に突出した前記回転軸の部位に固定されたプーリを有する回転子と、この回転子の外側に囲って設けられ前記ハウジングに固定された固定子と、を有する、発電機能及び電動機能を有する発電電動部と、
前記プーリと反対側の前記ハウジングの外側に設けられ、前記固定子の電機子巻線に交流電力を供給し、かつ前記回転子の界磁巻線に直流電流を通電する直流交流電力相互変換回路部と、この直流交流電力相互変換回路部をPWM(Pulse Width Modulation)駆動制御する制御回路部と、を有するインバータ装置と、を備え、
前記フロントベアリングは、内部に導電性潤滑剤が封入されており、
また、前記リヤベアリングの外輪と前記リヤブラケットとの間に電気絶縁性のベアリング収納体が介在している。
この発明に係るベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機によれば、フロントベアリングは、内部に導電性潤滑剤が封入されており、またリヤベアリングの外輪とリヤブラケットとの間に電気絶縁性のベアリング収納体が介在しているので、PWM駆動制御に必要なキャリア周波数によって発生する軸電圧増大に伴うベアリングの電蝕防止とベルト駆動によって発生する静電気発生に伴うベアリングの電蝕防止が可能になり、またインバータ装置に内蔵された直流交流電力相互変換回路部の各電子部品の静電破壊が防止される。
この発明の実施の形態1の車両用ベルト式制御装置一体型交流電動発電機を示す断面図である。 図1の車両用ベルト式制御装置一体型交流電動発電機の電気回路図である。
以下、この発明のベルト式制御装置一体型交流電動発電機について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の車両用ベルト式制御装置一体型交流電動発電機1(以下、交流電動発電機と略称する。)を示す断面図である。
この交流電動発電機1は、発電機能及び電動機能を有する発電電動部2と、直流交流電力相互変換回路とこの直流交流電力相互変換回路を制御する制御回路部とからなるインバータ装置3と、を備えている。
発電電動部2は、フロントブラケット4及びリヤブラケット5からなるハウジング6と、このハウジング6内に収納され、回転軸7の両端部がフロントブラケット4及びリヤブラケット5にフロントベアリング8、リヤベアリング9を介して回転自在に支持された回転子10と、この回転子10の外側に囲って設けられフロントブラケット4とリヤブラケット5とに挟持されて固定された固定子11と、を備えている。
また、発電電動部2は、回転軸7を介して回転子10の回転状態を検出する回転センサー12と、リヤブラケット5から突出した回転軸7の先端部に設けられたスリップリング13と、ブラシホルダ14に収納されているとともにスリップリング13に先端面が摺接した一対のブラシ15と、を備えている。
回転子10は、界磁鉄心16と、この界磁鉄心16に巻装された界磁巻線17と、を備えている。この界磁鉄心16の両端面には、それぞれ冷却風を発生させるためのファン18が取り付けられている。
界磁巻線17は、スリップリング13に接続線19を介して電気的に接続されており、ブラシ15からの界磁電流がスリップリング13を介して界磁巻線17に通電される。
固定子11は、固定子鉄心20と、この固定子鉄心20に巻装された三相の電機子巻線21と、を備えている。
フロントベアリング8は、単列玉軸受であり、内輪24と、この内輪24を複数個の転動体27を介して囲った外輪25と、内輪24と外輪25との間に封入されたカーボンブラックが添加された導電性潤滑剤である導電性グリース26とから構成されている。
リヤベアリング9は、内輪50と、この内輪50を複数の転動体52を介して囲った外輪51と、外輪51とリヤブラケット5との間に嵌入され熱可塑性樹脂で構成された電気絶縁性のベアリング収納体53とから構成されている。
回転軸7の一端部は、フロントブラケット4から突出しており、その先端部にベルト54を介して内燃機関(図示せず)と双方向にトルクを授受するためのプーリ22が取り付けられている。
プーリ22は、大きな張力に対してベルト54の当接面の摩耗を防止するために、金属製、例えば鉄製あるいはアルミニウム製で構成され、プーリナット23の締結力によりプーリ22のボス部がフロントベアリング8の内輪24の側面と直接、機械的及び電気的に面接触している。
プーリ22と反対側のハウジング6の外側に設けられた保護用カバー36で覆われたインバータ装置3は、電機子巻線21に交流電力を供給し、かつ界磁巻線17に直流電流を通電する直流交流電力相互変換回路部と、この直流交流電力相互変換回路部の動作を制御する制御回路部と、を備えている。
この直流交流電力相互変換回路部は、電機子巻線21に交流電力を供給するパワー回路用半導体スイッチング素子28を内包したパワーモジュール29と、界磁巻線17に直流電流を通電する界磁回路用半導体スイッチング素子30を内包した界磁モジュール31と、パワーモジュール29及び界磁モジュール31が実装され放熱フィン33を有する冷却用のヒートシンク34と、パワーモジュール29の端子(図示せず)、界磁モジュール31の端子(図示せず)にそれぞれ電気的に接続されインサート成形されたケース用ターミナル(図示せず)を有する、パワーモジュール用ケース32、界磁モジュール用ケース37と、を備えている。パワーモジュール29、界磁モジュール31を搭載したヒートシンク34は、リヤブラケット5に固定されている。
制御回路部35は、パワーモジュール29、界磁モジュール31と電気的に接続されパワーモジュール29、界磁モジュール31をPWM(Pulse Width Modulation)駆動制御する制御回路を有する制御基板38,39を備えている。
図2は、図1の交流電動発電機1の電気回路図である。
パワーモジュール29は、6組の上アームと下アームが直列となる構成であり、下アームのアースがヒートシンク34を介してリヤブラケット5に電気的に接続されている。
同様に界磁モジュール31のアームのアースもヒートシンク34を介してリヤブラケット5に電気的に接続されている。
次に、上記構成の交流電動発電機1の動作について説明する。
エンジンの始動時には、直流電力がバッテリ(図示せず)からインバータ装置3のパワーモジュール29に送られ、直流電力が三相交流電力に変換され、この三相交流電力が電機子巻線21に供給される。
一方、界磁モジュール31により制御された界磁電流がブラシ15、スリップリング13、接続線19、界磁巻線17に供給されて回転子10の界磁巻線17に回転磁界が与えられ、回転子10が回転駆動される。
この回転子10の回転トルクが回転軸7、プーリ22及びベルト54を介して内燃機関に伝達され、エンジンが点火、始動される。
一方、内燃機関が始動されると、エンジンの回転トルクがクランクプーリ、ベルト54及びプーリ22を介して発電電動部2に伝達される。これにより、回転子10が回転され、電機子巻線21に三相交流電圧が誘起される。この三相交流電圧は、パワーモジュール29により直流電力に整流され、バッテリ、電機負荷に供給される。
なお、回転センサー12の信号出力は、制御回路部35に送られ、回転子10の回転位置の検出に用いられ、交流電動発電機1の発電動作及びエンジンの始動動作時の制御情報として利用される。
ところで、この実施の形態1の交流電動発電機1では、インバータ装置3は、PWM駆動制御に必要なキャリア周波数が設定されている。
例えば、交流電動発電機1の騒音の低減を図る目的として、交流電動発電機1の固定子11の固有振動数1〜3KHzから外れるように、インバータ装置3のキャリア周波数を高く設定するように4kHzに設定している。
キャリア周波数を高く設定するに伴って、交流電動発電機1の回転軸7に高周波誘導に基づいて発生する、軸電流が増大し、回転軸7を支持しているフロントベアリング8の内輪24と外輪25との間、リヤベアリング9の内輪50と外輪51との間に存在する電位差が大きくなり、フロントベアリング8、リヤベアリング9に電流が流れ易くなる。
この両方ベアリング8,9に流れる電流は、内輪24,50、外輪25,51の両軌道、並びに転動体27,52の転動面に電蝕と呼ばれる腐食を発生させて、フロントベアリング8、リヤベアリング9の寿命を悪化させる。
これに対して、この実施の形態では、フロントベアリング8の内部に導電性グリース26を封入することで、フロントベアリング8の電蝕が防止される。
また、リヤブラケット5とリヤベアリング9との間に、電気絶縁性のベアリング収納体53が介在しているので、フロントベアリング8と同様に、リヤベアリング9の電蝕が防止される。
また、交流電動発電機1として電動、発電を繰り返し使用する場合、駆動伝達効率の高めるため、ベルト54の張力を高く設定する必要がある。
ベルト54の張力を高く設定した場合、交流電動発電機1を長時間運転すると、加硫ゴム製のベルト54と金属製のプーリ22との間でベルト54の摩耗が生じやすく、乾燥状態でベルト54とプーリ22との界面で発生した静電気が、フロントベアリング8、リヤベアリング9に流れる。
そして、一般的にこの静電気は、約数千Vともいわれ、パワーモジュール29のパワー回路用半導体スイッチング素子28と界磁モジュール31の界磁回路用半導体スイッチング素子30を容易に損傷させる。
これに対して、この実施の形態では、リヤブラケット5とリヤベアリング9との間に、静電気の約数千Vの電圧に耐え得る電気絶縁性のベアリング収納体53が介在しているので、静電気による、パワー回路用半導体スイッチング素子28、界磁回路用半導体スイッチング素子30の損傷は防止される。
なお、熱可塑性のベアリング収納体53は、機械的強度の点で劣るが、このベアリング収納体53で囲まれたリヤベアリング9は、フロントベアリング8から離間しており、フロントベアリング8と比較して低負荷のラジアル荷重が作用することになり、リヤベアリング9側にベアリング収納体53があっても、破損して絶縁破壊に至ることはない。
従って、ベアリング収納体53により、リヤベアリング9の電蝕が防止されるとともに、パワーモジュール29と界磁モジュール31の静電破壊も確実に防止される。
この実施の形態では、フロントベアリング8内に導電性グリース26を封入し、またリヤベアリング9の外輪51とリヤブラケット5との間にベアリング収納体53を介在させたことで、軸電流は、矢印Aに示すように、回転子10、回転軸7、フロントベアリング8の内輪24、転動体27、外輪25及びフロントブラケット4の順で流れ、リヤベアリング9側には流れない。
また、静電気電流は、矢印Bに示すように、プーリ22、フロントベアリング8の内輪24、転動体27、外輪25及びフロントブラケット4の順で流れ、リヤベアリング9側には流れない。
このように、この実施の形態の交流電動発電機1では、フロントベアリング8側に導通機構を設けるとともにリヤベアリング9側に絶縁機構を設けることで、PWM駆動制御に必要なキャリア周波数によって発生する軸電圧増大に伴うフロントベアリング8、リヤベアリング9の電蝕防止が防止される。
また、ベルト駆動によって発生するプーリ22での静電気発生に伴うフロントベアリング8、リヤベアリング9の電蝕防止が可能となるともに、インバータ装置3に内蔵されたパワー回路用半導体スイッチング素子28、界磁回路用半導体スイッチング素子30の静電破壊も防止される。
また、フロントベアリング8は単列玉軸受であり、転動体27と内輪24との間、転動体27と外輪25との間の隙間が複列玉軸受やアンギュラ玉軸受に比べて小さく、常温でフロントブラケット4にフロントベアリング8を圧入する際に、複列玉軸受やアンギュラ玉軸受に比べ、転動体の位置ずれが生じにくい。
従って、複列玉軸受やアンギュラ玉軸受をフロントブラケット4に圧入する際には、アルミニウム製のフロントブラケット4を加熱して圧入部の径を膨大して圧入して転動体の位置ずれを防止する必要があるが、フロントベアリング8に単列玉軸受を用いることでフロントブラケット4を加熱することなく圧入しても、外輪25あるいは内輪24と転動体27の導電性グリース26の油膜厚さを均一にすることができ、フロントベアリング8の導電性を確保でき、加熱工程が不要となり生産性が向上する。
また、プーリ22のボス部は、回転軸7に螺着されたプーリナット23により押圧されてフロントベアリング8の内輪24の側面に面接触しているので、ベルト54とプーリ22との界面で発生した静電気電流は、プーリ22、フロントベアリング8の内輪24、転動体27、外輪25及びフロントブラケット4の順に円滑に流れる。
なお、この実施の形態では、パワーモジュール29、界磁モジュール31の冷却性の観点から、ヒートシンク34を介してリヤブラケット5に電気的に接続されているが、パワーモジュール29、界磁モジュール31を直接リヤブラケット5に電気的に接続しても同様の効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、車両用ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機について説明したが、車両用に限定されるものではなく、例えば船外機用にも適用できる。
また、潤滑剤としてグリースを用いたが、グリースは一例であり、例えばオイルであってもよい。
また、フロントベアリング8として、単列玉軸受以外でも、例えばころ軸受を用いてもよい。
1 車両用ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機、2 発電電動部、3 インバータ装置、4 フロントブラケット、5 リアブラケット、6 ハウジング、7 回転軸、8 フロントベアリング、9 リヤベアリング、10 回転子、11 固定子、12 回転センサー、13 スリップリング、14 ブラシホルダ、15 ブラシ、16 界磁鉄心、17 界磁巻線、18 ファン、19 接続線、20 固定子鉄心、21 電機子巻線、22 プーリ、23 プーリナット、24 内輪、25 外輪、26 導電性グリース(導電性潤滑剤)、27 転動体、28 パワー回路用半導体スイッチング素子、29 パワーモジュール、30 界磁回路用半導体スイッチング素子、31 界磁モジュール、32 パワーモジュール用ケース、33 放熱フィン、34 ヒートシンク、35 制御回路部、36 保護用カバー、37 界磁モジュール用ケース、38,39 制御基板、50 内輪、51 外輪、52 転動体、53 ベアリング収納体、54 ベルト。
この発明に係るベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機は、フロントブラケット及びリヤブラケットからなるハウジングと、このハウジング内に収納され、回転軸の両端部が前記フロントブラケット及び前記リヤブラケットにフロントベアリング、リヤベアリングを介して回転自在に支持されているとともに前記フロントベアリングから外部に突出した前記回転軸の部位に固定されたプーリを有する回転子と、この回転子の外側に囲って設けられ前記ハウジングに固定された固定子と、を有する、発電機能及び電動機能を有する発電電動部と、
前記プーリと反対側の前記ハウジングの外側に設けられ、前記固定子の電機子巻線に交流電力を供給し、かつ前記回転子の界磁巻線に直流電流を通電する直流交流電力相互変換回路部と、この直流交流電力相互変換回路部をPWM(Pulse Width Modulation)駆動制御する制御回路部と、を有するインバータ装置と、を備え、
前記フロントベアリングは、内部に導電性潤滑剤が封入されており、
前記フロントベアリングの外輪は前記フロントブラケットに直接接触し、かつ前記フロントベアリングの内輪は前記回転軸に直接接触し、
また、前記リヤベアリングの外輪と前記リヤブラケットとの間のみに電気絶縁性のベアリング収納体が介在している。

Claims (5)

  1. フロントブラケット及びリヤブラケットからなるハウジングと、このハウジング内に収納され、回転軸の両端部が前記フロントブラケット及び前記リヤブラケットにフロントベアリング、リヤベアリングを介して回転自在に支持されているとともに前記フロントベアリングから外部に突出した前記回転軸の部位に固定されたプーリを有する回転子と、この回転子の外側に囲って設けられ前記ハウジングに固定された固定子と、を有する、発電機能及び電動機能を有する発電電動部と、
    前記プーリと反対側の前記ハウジングの外側に設けられ、前記固定子の電機子巻線に交流電力を供給し、かつ前記回転子の界磁巻線に直流電流を通電する直流交流電力相互変換回路部と、この直流交流電力相互変換回路部をPWM(Pulse Width Modulation)駆動制御する制御回路部と、を有するインバータ装置と、を備え、
    前記フロントベアリングは、内部に導電性潤滑剤が封入されており、
    また、前記リヤベアリングの外輪と前記リヤブラケットとの間に電気絶縁性のベアリング収納体が介在している
    ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機。
  2. 前記フロントベアリングは、単列玉軸受である請求項1に記載のベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機。
  3. 前記プーリの、前記回転軸に圧入された部位のボス部は、前記回転軸に螺着されたプーリナットにより押圧されて前記フロントベアリングの内輪の側面に面接触している請求項1または2に記載のベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機。
  4. 前記導電性潤滑剤は、導電性グリースである請求項1〜3の何れか1項に記載のベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機。
  5. 前記ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機は、車両用ベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機である請求項1〜4の何れか1項に記載のベルト駆動式制御装置一体型交流電動発電機。
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