JP2016205927A - 訪問タイミング判定装置および訪問タイミング判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】訪問のタイミングを適切に判定する技術を提供する。【解決手段】移動体が目的地へ移動する途中で、点在する訪問場所の何れかを訪問するタイミングを判定する際、移動体の位置から訪問場所までの訪問コストを算出し、算出した前記訪問コストを蓄積し、前記訪問コストに応じた蓄積数の分布を示すコスト分布データを作成し、前記訪問コスト及び前記コスト分布データに基づき、前記訪問先を訪問する期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、訪問タイミング判定装置および訪問タイミング判定方法に関する。
従来、燃料の補充や消耗品の購入を行うタイミングの判定は、例えば、燃料や消耗品の残量について閾値を設定し、この残量が閾値に達したか否かによって行われていた。特許文献1には、燃料残量が予め設定された閾値を下回った場合に、警告を発することが記載されている。
特開2010−32279号公報 特開2007−51975号公報
上記のように、燃料残量が閾値に達したか否かによってタイミングを判定した場合、以下の問題点が生じる。
問題1)閾値に達したか否かだけでは、利用者のその時の行動が考慮されないため、進行方向に対して逆戻りするケースや、遠回りになるケースなど、訪問の為に必要とする負担(以下、訪問コストと称す)が高いケースが発生し、利用者にとって不都合な場合がある。
問題2)例えば燃料を消費するスピードや給油施設との距離等の状況は利用者毎にまちまちであり、全利用者に対して画一的な閾値設定では、利用者によっては、無駄に訪問サイクルを早めたり、逆に燃料切れを引き起こしたりする恐れがある。
特許文献1の装置では、閾値が利用者の過去の燃料給油履歴に基づき、利用者固有の閾値を設定することを可能としている。これにより問題2の一部を回避できるが、利用者と給油施設との位置関係によっては、燃料切れを引き起こす恐れを排除できない。また、利用者の行動が考慮されておらず、訪問コストの高いタイミングで警告を発することがあるため、問題1の解決には寄与しない。
特許文献2の装置は、燃料残量と給油施設までの距離に基づき、到達可能な給油施設とその到達余裕度(燃料残量のうちどれくらいの燃料を使って到達できるか)を色で示すことで、利用者に給油を促す方法が示されている。引用文献2の装置によれば、問題2を解決できるが、給油施設から遠く離れている場合等、訪問コストが高い場所であっても訪問を促すことになり、問題1を解決できない。
そこで、本発明は、訪問のタイミングを適切に判定する技術の提供を目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、
移動体が目的地へ移動する途中で、点在する訪問場所の何れかを訪問するタイミングを判定する訪問タイミング判定装置であって、
移動体の位置から訪問場所までの訪問コストを算出するコスト算出部と、
算出した前記訪問コストを蓄積し、前記訪問コストに応じた蓄積数の分布を示すコスト分布データを作成する分布データ作成部と、
前記訪問コスト及び前記コスト分布データに基づき、前記訪問先を訪問する期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定する判定実行部と、
を備えた。なお、コスト分布データは、移動体の過去の移動に伴って算出した訪問コストの分布、即ち訪問コストが或る値となる頻度を示すデータである。コスト分布データは、例えば、訪問コストを所定のビン幅で区分した場合のビン毎の頻度を示すヒストグラムデータである。
前記判定実行部は、前記判定を所定のタイミングで繰り返し実行する場合に、前記期限までに前記判定を実行可能な残回数を求め、前記コスト分布データの前記訪問コストに応じた蓄積数の分布に基づいて前記訪問コスト以下で訪問できる確率を求め、前記残回数に前記確率を乗じて前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求めても良い。
前記コスト算出部は、前記移動体の位置から前記訪問場所へ向かう方向と前記移動体の進行方向との成す角の大きさに基づいて前記訪問コストを算出しても良い。
前記コスト算出部は、前記移動体の位置から前記訪問場所へ向かう方向と前記移動体の進行方向との成す角の角度が大きくなるにつれて増加する係数に、前記移動体から前記訪問場所までの距離を乗じて前記訪問コストを算出しても良い。
前記コスト算出部は、下記の式(1)を用いて訪問コストを算出しても良い。
訪問コスト=mini(A−cosθi)×di ・・・式(1)
A:定数
θi:移動体の位置から訪問場所iへ向かう方向と移動体の進行方向との成す角度
i:移動体から訪問場所iまでの距離
前記訪問タイミング判定装置は、前記訪問場所への訪問後、前記訪問場所から少なくとも一度離れて所定条件を満たすまでは、前記判定実行部が、次の訪問場所への訪問のタイミングの判定を禁止しても良い。
また、上記課題に鑑み、本発明は、
移動体が目的地へ移動する途中で、点在する訪問場所の何れかを訪問するタイミングを判定する訪問タイミング判定方法であって、
移動体の位置から訪問場所までの訪問コストを算出するステップと、
算出した前記訪問コストを蓄積し、前記訪問コストに応じた蓄積数の分布を示すコスト分布データを作成するステップと、
前記訪問コスト及び前記コスト分布データに基づき、前記訪問先を訪問する期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定するステップと、
をコンピュータが実行する。
前記訪問タイミング判定方法において、前記判定を所定のタイミングで繰り返し実行する場合に、前記期限までに前記判定を実行可能な残回数を求め、前記コスト分布データの前記訪問コストに応じた蓄積数の分布に基づいて前記訪問コスト以下で訪問できる確率を求め、前記残回数に前記確率を乗じて前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求めても良い。
前記訪問タイミング判定方法において、前記移動体の位置から前記訪問場所へ向かう方
向と前記移動体の進行方向との成す角の大きさに基づいて前記訪問コストを算出しても良い。
前記訪問タイミング判定方法において、前記移動体の位置から前記訪問場所へ向かう方向と前記移動体の進行方向との成す角の角度が大きくなるにつれて増加する係数に、前記移動体から前記訪問場所までの距離を乗じて前記訪問コストを算出しても良い。
前記コスト算出部は、下記の式(1)を用いて訪問コストを算出しても良い。
訪問コスト=mini(A−cosθi)×di ・・・式(1)
A:定数
θi:移動体の位置から訪問場所iへ向かう方向と移動体の進行方向との成す角度
i:移動体から訪問場所iまでの距離
前記訪問タイミング判定方法において、前記訪問場所への訪問後、前記訪問場所から少なくとも一度離れて所定条件を満たすまでは、次の訪問場所への訪問のタイミングの判定を禁止しても良い。
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。課題を解決するための手段の内容は、コンピュータ等の装置若しくは複数の装置を含むシステム、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとして提供することができる。また、プログラムを保持する記録媒体を提供するようにしてもよい。
本発明によれば、訪問のタイミングを適切に判定する技術を提供できる。
図1は、本実施形態1に係る訪問タイミング判定装置の機能ブロック図である。 図2は、訪問コストを算出する手法の説明図である。 図3は、ヒストグラムデータの説明図である。 図4は、訪問タイミング判定装置のハードウェア構成を示す図である。 図5は、訪問タイミング判定方法の説明図である。 図6は、この訪問コストの算出等の処理と訪問タイミングを判定する処理とを別のフローで実行する例を示す図である。 図7は、判定結果の表示例を示す図である。 図8は、本実施形態2に係る訪問タイミング判定装置の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、下記の実施形態は本発明の例示であり、本発明は、下記の構成には限定されない。
<実施形態1>
<装置構成>
図1は、本実施形態1に係る訪問タイミング判定装置の機能ブロック図である。本実施形態1の訪問タイミング判定装置は、移動体としての車両の燃料を補給するために補給施設へ行く適切なタイミング、即ち適切な訪問タイミングを判定する装置であり、位置情報取得部11や、コスト算出部12、ヒストグラム更新部13、期限取得部14、判定実行部15、判定結果出力部16を有する。
位置情報取得部11は、GPS(Global Positioning System)受信機等の位置情報を
取得可能なセンサであり、移動体の位置情報を複数のGPS衛星から受信した信号に基づき、所定周期で連続的に位置情報を取得する。また、位置情報取得部11は、GPSだけでなく、加速度センサによる自律航法によって位置情報を取得しても良い。これに限らず、位置情報取得部11は、ビーコン信号に基づいて位置を取得するものや、所定位置に設けられた複数の無線局から受信した電波強度に基づいて位置を取得するものでも良い。なお、位置情報は、ピンポイントの位置に限らず、移動体の位置を所定の幅を持って特定できる情報であれば良く、例えば、当該地域を適当な大きさに分割した区域をもって位置とし、この位置を示す情報であっても良い。このような区域として例えば標準地域メッシュを用いることができるが、これに限定されるものではない。
コスト算出部12は、移動体の位置から訪問場所までの訪問コストを算出する手段であり、所定のタイミングでこの算出を繰り返す。図2は、訪問コストを算出する手法の説明図である。コスト算出部12は、例えば図2に示すように、車両(移動体)31の位置から訪問場所iへ向かう方向(進行方向)33と車両31の進行方向34との成す角度θi
の大きさに基づいて訪問コストを算出する。即ち角度θiが大きい場合、車両31の進行
方向34と訪問場所iへ向かう方向33との差が大きく、訪問場所iへ向かうことで進行方向34から逸れ、遠回りとなるため訪問コストが高いと判定する。また、角度θiが小
さいと、車両31の進行方向34と訪問場所iへ向かう方向33との差が小さく、コストが低いと判定する。なお、訪問可能な補給施設iが複数存在する場合には、それぞれの補給施設について計算を行い、このうち最小の値を訪問コストとする。なお、進行方向34は、過去に検出した位置情報1pを読み出し、直線近似する等、位置情報1pに基づいてして移動軌跡35を求め、この移動軌跡35を現在位置から延長した直線である。なお、これに限らず、進行方向は、過去の移動履歴等から推定しても良い。
具体的には、下記の式(1)を用いて訪問コストを算出する。
訪問コスト=mini{(A−cosθi)×di} ・・・式(1)
A:2以上の定数
θi:移動体の位置から訪問場所iへ向かう方向と移動体の進行方向との成す角度
i:移動体から訪問場所iへの距離
角度θiは、訪問場所iへ向かう方向33と車両31の進行方向34とが一致した0度
から、訪問場所iへ向かう方向33と進行方向34とが相反する180度までの値をとり、定数Aからcosθiを減算します。即ち、定数Aを2とした場合、角度θiの大きさによ
って、A−cosθiは1〜3の値をとり、これを車両31と訪問場所iとの距離diに乗じ
て訪問コストを算出する。
また、これに限らず、他の要素を加えて訪問コストを求めるようにしても良い。式(2)は、式(1)に加え、勾配sや天候指数、曜日指数を乗じて訪問コストを求める例である。
訪問コスト= mini{(A−cosθi)×di×sig(si)×2}×w×W ・・・式(2

w:天候指標。例えば晴れなら1、雨なら1.5、雪なら2をとる。
W:曜日指標。例えば、土日なら1、月〜金なら1.2をとる。
i:現在地から訪問場所iへの勾配(上向き勾配で正、下向き勾配で負となる値)
sig(): シグモイド関数
なお、天候指数は、ユーザによる入力を受ける、或はネットワークを介し、天候情報を配信するサーバ(コンピュータ)から受信する。予め曜日情報を記憶し、現在日時に応じて曜日を特定する。勾配siは、位置毎の高さを予め記憶し、車両の位置と補給施設の位
置の夫々の高さから求めても良いし、過去に走行した際に勾配を測定し記憶しておき、この勾配を読み出すようにしても良い。そしてシグモイド関数により、上向き勾配であれば勾配が大きくなるに連れて大きな値とし、下向き勾配であれば勾配が大きくなるに連れて小さな値となる係数とする。
また、本実施形態では、定数Aを2以上と設定したが、角度θiに基づく値が、距離diや、その他の係数と整合する値となれば、定数Aは2以外としても良く、また、省略しても良い。
ヒストグラム更新部13は、算出した訪問コストを蓄積し、前記訪問コストに応じた蓄積数の分布、例えば、訪問コストを所定のビン幅で区分したときのビン毎の頻度を示すヒストグラムデータを更新する。ヒストグラム更新部13は、コスト算出部12で算出した訪問コストを蓄積し、訪問コストに応じた蓄積数の分布を示すコスト分布データを作成する分布データ作成部の一形態である。ここで、コスト分布データは、移動体の過去の移動に伴って算出した訪問コストの分布、即ち訪問コストが或る値となる頻度を示すデータである。
図3は、ヒストグラム更新部13によって更新されるヒストグラムデータの説明図である。コスト算出部12が、所定のタイミング、例えば1km走行毎に訪問コストを算出し、ヒストグラム更新部13は、この訪問コストを蓄積し、所定のビン幅毎の蓄積数、即ち各ビンの訪問コストが算出された頻度及びこの累積(頻度累計)をヒストグラムデータとする。また、本実施形態では、各訪問コストの全体数に対する頻度累計の割合も求めている。
期限取得部14は、訪問の期限を取得する。本実施形態において、期限取得部14は、訪問の期限として燃料切れまでの走行可能距離を求める。例えば、燃料計によって燃料の残量を検出し、この燃料残量に燃費を乗じて算出する。なお、燃費は、予め設定した値としても良いし、ECU(Engine Control Unit)から取得しても良い。
判定実行部15は、訪問コスト及びヒストグラムデータに基づき、訪問の期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定する。例えば、判定実行部15は、判定を所定のタイミングで繰り返し実行する場合に、訪問の期限までに前記判定を行うことができる残回数を求め、前記ヒストグラムデータから前記訪問コスト以下で訪問できる確率を求め、前記残回数に前記確率を乗じて前記訪問コスト以下で訪問できる回数(期待回数)を求める。また、判定実行部15は、補給施設(訪問場所)への訪問後、当該補給施設から少なくとも一度離れて所定条件を満たすまでは、次の訪問場所への訪問のタイミングの判定を禁止する。例えば、補給施設を訪問した直後に訪問のタイミングを判定した場合、補給施設との距離が近く、訪問コストが限りなく小さくなるため、誤って訪問タイミングに達したと判定してしまうことがあるため、少なくとも一度補給施設から離れるまでは次の判定を禁止する。なお、所定条件とは例えば、所定距離以上移動する、所定量以上燃料を消費する、所定以上時間が経過する等である。なお、訪問場所へ訪問したことの判定は、例えば、移動体の位置が、登録されている訪問場所の位置を中心とする所定範囲内に近づいたことや、補給が行われたこと、或はこの組み合わせで判定する。
判定結果出力部16は、判定実行部15による判定結果を出力する。ここで、出力とは、表示、印刷、他のコンピュータへの送信、記憶媒体への書き込み、音による出力等であってもよい。
図4は、訪問タイミング判定装置のハードウェア構成を示す図である。訪問タイミング
判定装置1は、例えば図4に示すようなコンピュータ(情報処理装置)である。図4に示すコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1001、主記憶装置
1002、補助記憶装置(外部記憶装置)1003、通信IF(Interface)1004、
入出力IF(Interface)1005、ドライブ装置1006、通信バス1007を備えて
いる。CPU1001は、プログラムを実行することにより本実施の形態に係る処理等を行う。これによりCPU1001は、位置情報取得部11や、コスト算出部12、ヒストグラム更新部13、期限取得部14、判定実行部15、判定結果出力部16として機能する。主記憶装置(メインメモリ)1002は、CPU1001が読み出したプログラムやデータをキャッシュしたり、CPUの作業領域を展開したりする。主記憶装置は、具体的には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。補助記憶装置1003は、CPU1001により実行されるプログラムや、位置情報などを記憶する。補助記憶装置1003は、具体的には、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi-Media Card)、フラッシュメモリ等であ
る。主記憶装置1002や補助記憶装置1003は、位置情報を記憶する位置情報記憶部や移動履歴を記憶する記憶部としても機能する。通信IF1004は、他のコンピュータとの間でデータを送受信する。訪問タイミング判定装置1は、通信IF1004を介してネットワークに接続される。通信IF1004は、具体的には、有線又は無線のネットワークカード等である。入出力IF1005は、入出力装置と接続され、ユーザから入力を受け付けたり、ユーザへ情報を出力したりする。入出力装置は、具体的には、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ、タッチパネル、スピーカ、加速度センサ、地磁気センサ、燃料計、ECU等である。ドライブ装置1006は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等の記憶媒体に記録されたデータを読み出したり、記憶媒体にデータを書き込んだりする。そして、以上のような構成要素が、通信バス1007で接続されている。なお、これらの構成要素はそれぞれ複数設けられていてもよいし、一部の構成要素(例えば、ドライブ装置1006)を設けないようにしてもよい。また、入出力装置がコンピュータと一体に構成されていてもよい。また、ドライブ装置1006で読み取り可能な可搬性の記憶媒体や、フラッシュメモリのような可搬性の補助記憶装置1003、通信IF1004などを介して、本実施の形態で実行されるプログラムが提供されるようにしてもよい。そして、CPU1001がプログラムを実行することにより、図4に示すようなコンピュータを図1に示した訪問タイミング判定装置1として働かせる。
なお、図4では、コンピュータ1000がプログラムを実行して上記各部の機能をソフトウェア的に実現する例を示したが、本実施形態の訪問タイミング判定装置は、これに限らず、上記位置情報取得部11や、コスト算出部12、ヒストグラム更新部13、期限取得部14、判定実行部15、判定結果出力部16として設計された電子回路(ハードウェア)から構成された電子機器であっても良い。
<訪問タイミング判定方法>
次に、訪問タイミング判定装置1がプログラムに従って実行する訪問タイミング判定方法の詳細について説明する。図5は、訪問タイミング判定方法の説明図である。訪問タイミング判定装置1は、電源を投入された場合、例えば車両のイグニッションキーをONにした場合や、移動を開始した場合に図5の処理を周期的に実行する。
訪問タイミング判定装置1は、期限取得部14の機能を実行し、訪問の期限の算出、本例では燃料切れまでの走行可能距離を算出する(ステップS10)。
次に訪問タイミング判定装置1は、訪問コストの算出及び訪問タイミングの判定を行う所定タイミングに達したか否かを判定する(ステップS20)。なお、本実施形態では、1km走行した時点を所定タイミングとしている。これに限らず、所定時間経過した時点や燃料を所定量消費した時点をこの所定タイミングとしても良い。訪問タイミング判定装
置1は、ステップS20にて、判定タイミングに達していないと判定した場合(ステップS20,No)、図5の処理を終了し、判定タイミングに達したと判定した場合(ステップS20,Yes)、コスト算出部12の機能により、訪問コストを算出する(ステップS30)。
この算出した訪問コストを訪問タイミング判定装置1は、ヒストグラム更新部13の機能により、ヒストグラムデータを更新し(ステップS40)、補助記憶装置1003に蓄積する(ステップS50)。
また、訪問タイミング判定装置1は、補給施設から少なくとも一度離れて所定条件を満たしたか否かを判定し(ステップS55)、この所定条件を満たしていなければ(ステップS55,No)、図5の処理を終了し、所定条件を満たしていれば(ステップS55,Yes)、ステップS60へ移行する。即ち、所定条件を満たすまではステップS60へ移行せず、次の補給施設への訪問のタイミングの判定を禁止する。なお、本実施形態において、所定条件は、燃料の残量がタンク容量の半分以下となり、且つ訪問した補給施設から1km以上走行したことである。
ステップS60の所定条件を満たした場合、訪問タイミング判定装置1は、判定実行部15の機能により、訪問コスト及びヒストグラムデータに基づき、訪問の期限までにステップS30で算出した訪問コスト以下で訪問できる期待回数を求め(ステップS60)、この期待回数が閾値以下か否かを判定し(ステップS70)、期待回数が閾値以下の場合(ステップS70、Yes)、訪問タイミングに達したと判定し(ステップS80)、期待回数が閾値以下でない場合(ステップS70、No)、訪問タイミングに達していないと判定する(ステップS90)。
そして、訪問タイミング判定装置1は、ステップS80,S90の判定結果を出力する。なお、判定結果は、訪問タイミングに達した場合と訪問タイミングに達していない場合の両方を出力しても良いし、訪問タイミングに達していない場合には出力せず、訪問タイミングに達した場合にのみ出力しても良い。例えば、訪問タイミングに達した場合に補給を示すランプを点灯させることで、補給を行うタイミングに達したことをユーザに通知する。また、「補給タイミングに達しました」等のように音声メッセージで通知したり、メッセージを表示装置に表示させたり、ユーザの携帯端末等にメッセージを送信したりといった出力としても良い。
なお、図5の例では、訪問コストの算出とヒストグラムの作成及び蓄積の処理S20〜S50と訪問タイミングを判定する処理S10,S20、S55〜S100を同じフローで実行した例を示したが、訪問コストの算出とヒストグラムの作成及び蓄積の処理S30〜S50と訪問タイミングを判定する処理S10,S20、S55〜S100とを別のフローで並列に実行しても良い。図6は、この訪問コストの算出等の処理と訪問タイミングを判定する処理とを別のフローで実行する例を示す図である。なお、図5と同じ番号を付したステップの処理の内容は図5と同じである。例えば、図6(a)に示す処理S20〜S50を所定周期で実行して訪問コストの算出やヒストグラムの作成及び蓄積を行うと共に、別の周期で図6(b)の処理を行い、所定条件を満たした(ステップS55,Yes)と判定した後、図6(a)の処理で求めた訪問コストのうち最新のものを現在の訪問コストとして取得し(ステップS57)、この訪問コスト及びヒストグラムデータに基づいて期待回数を求め(ステップS60)、以降の処理を図5と同様に実行する。このように図6(a)の処理と図6(b)の処理とを異なる周期で実行することで、図6(a)の処理では短い周期でヒストグラムデータを詳細に作成し、図6(b)の処理は必要十分な程度に判定の回数を減らすことができる。また、図6(b)の処理と図5の処理を交互に実行する、或は図6(b)の処理を複数回実行する毎に図5の処理を実行することを繰り返す
ことで、ヒストグラムデータを作成する処理と訪問タイミングを判定する処理とを異なる周期で実行しても良い。なお、ヒストグラムデータを作成する処理と訪問タイミングを判定する処理とを異なる周期で実行すると、訪問コストを求める回数と訪問タイミングを判定する回数が異なるため、各処理の周期に基づいて期待回数を換算することとする。例えば、訪問コストを求める回数に対して判定する回数が1/nの場合、期限までに判定を実行可能な残回数にヒストグラムデータの割合を乗じた値を1/nにして期待回数を求める。
このように図5の処理を実行することにより、訪問タイミング判定装置1は、訪問タイミングを適切に判定できる。例えば、図3に示すように、燃料切れまでの走行可能距離が200kmの位置で訪問コストを算出し、訪問コストが70であった場合、1km走行する毎にこの判定を行うので、200km走行するまでに判断を行うことができる残判断機会数、即ち燃料切れまでに判定を実行可能な残回数は200回である。また、ヒストグラムデータに基づき、訪問コスト70の場合の頻度累計の割合、即ち、訪問コスト70以下で訪問できる確率(低コスト希少性)は20%である。このため、残判断機会数200回に低コスト希少性20%を乗じ、燃料切れまでに訪問コスト70以下で訪問できる回数(低コストで訪問できる機会の期待回数、以下単に期待回数とも称す)が40回と求められる。そして、閾値を2とし、期待回数が40の場合、訪問タイミング判定装置1は、期待回数が閾値以下ではないので補給タイミングに達していないと判定する。
同様に、燃料切れまでの走行可能距離が100kmの位置で訪問コストを算出し、訪問コストが10であった場合、残判断機会数は100回である。また、ヒストグラムデータに基づき、訪問コスト10の場合の低コスト希少性は3%である。このため、残判断機会数100回に低コスト希少性3%を乗じ、期待回数が3回と求められ、訪問タイミング判定装置1は、期待回数が閾値以下ではないので補給タイミングに達していないと判定する。
そして、燃料切れまでの走行可能距離が20kmの位置で訪問コストを算出し、訪問コストが20であった場合、残判断機会数は20回である。また、ヒストグラムデータに基づき、訪問コスト20の場合の低コスト希少性は9%である。このため、残判断機会数20回に低コスト希少性9%を乗じ、期待回数が1.8回と求められ、訪問タイミング判定装置1は、期待回数が閾値以下であるので補給タイミングに達したと判定する。
このように、走行可能距離が100kmの位置で判定した場合、訪問コストが10で、低コスト希少性が3%と、低コストで訪問できる希少なタイミングであり、走行可能距離が20kmの位置で判定した場合よりも低コストで訪問できるが、100km走行するうちには訪問コスト10以下で訪問できる機会が3回あり、この位置で補給しなくても、燃料切れまでに補給できる機会があるので補給タイミングに達していないと判定する。一方、走行可能距離が20kmの位置で判定した場合、期待回数が1.8回となり、これ以上補給せずに走行すると、補給の機会が少なくなり過ぎ、燃料切れが心配されるので、ここで補給のタイミングに達したと判定する。
このように本実施形態によれば、単に燃料の残量に閾値を設けるのではなく、訪問コストが少ないときに訪問を行うので、補給の為に逆戻りしたり、極端に遠回りするといった無駄を抑えることができる。
また、本実施形態によれば、補給施設への訪問コストを求め、この訪問コスト以下で訪問できる機会の期待回数を求め、この期待回数が閾値以下か否かで訪問タイミングを判定するため、単に訪問コストが少ないだけで訪問タイミングを判定するのではなく、当該訪問コスト以下で訪問できる機会が充分に残っている場合には訪問せず、当該訪問コスト以
下で訪問できる機会が閾値以下となった場合に訪問を行うことで、無駄に訪問サイクルを早めることなく、適切に訪問タイミングを判定できる。
なお、訪問タイミングとして車両の補給タイミングを判定する場合には、現在位置で訪問タイミングを判定するのが望ましいが、これに限らず、次の判定タイミングまで現在の進行方向に進んだ位置で訪問タイミングを判定したり、更にその次の位置で訪問タイミングを判定しても良い。図7は、現在位置と、次の位置(1km先)、更にその次の位置(2km先)で判定を行った結果の表示例を示す図である。図7では、現在位置と、次の位置(1km先)、更にその次の位置(2km先)のそれぞれで、車両の位置61、補給施設(訪問場所)の位置62、期待回数63を示し、期待回数が閾値以下となった場合に補給タイミングに達した旨のメッセージ64を表示する。
また、本実施形態では、車両の燃料を補給するタイミングを判定する例を示したが、燃料の種類は特に限定されるものではなく、軽油やガソリンの他、水素であっても良い。更に、車両が電気自動車等で電気を補充する、即ち充電するものである場合、訪問タイミング判定装置1は、充電が尽きるまでに充電施設(訪問場所)を訪問するタイミングを判定するように構成されても良い。
<実施形態2>
前記実施形態1では、車両を移動体とした例を示したが、本実施形態では、ユーザ自身を移動体とし、ユーザが物品の購入やサービスを受ける為に訪問する際の訪問タイミングを判定する例を示す。なお、この他の構成は、前述の実施形態1と同じであるので、同一の要素に同符号を付すなどして、再度の説明を省略する。図8は、本実施形態に係る訪問タイミング判定装置1の機能ブロック図である。
本実施形態の訪問タイミング判定装置1は、ユーザが携帯して用いる携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末(スレートPC(Personal Computer))、ノート型PC、
携帯ゲーム機といったユーザ端末(モバイル装置)1であり、位置情報取得部11や、コスト算出部12、ヒストグラム更新部13、期限取得部14、判定実行部15、判定結果出力部16、スケジュール管理部17を有する。
位置情報取得部11は、GPS(Global Positioning System)受信機等の位置情報を
取得可能なセンサであり、ユーザに携帯され、ユーザと共に移動するユーザ端末1の位置情報をユーザの位置を示す位置情報として取得する。また、位置情報取得部11は、GPSだけでなく、加速度センサによる自律航法によって位置を取得しても良い。
コスト算出部12は、ユーザの位置から訪問場所までの訪問コストを算出する手段であり、所定のタイミングでこの算出を繰り返す。訪問場所は、ユーザが物品を購入する場所やサービスを受ける場所であり、例えば米を購入するタイミングを判定する場合は、米を販売しているスーパーマーケットや米穀店、コンビニエンスストア等であり、散髪のタイミングを判定する場合は、理容店や美容室である。また、銀行振り込みのタイミングを判定する場合は、銀行やATMの設置場所である。これらの訪問場所の位置情報は、物品やサービス毎に予め記憶装置1003に記憶しておく。
また、訪問場所毎に優先度を記憶しておき、式(3)のように優先度piを乗じて訪問
コストを算出しても良い。
訪問コスト= mini{(A−cosθi)×di×sig(si)×2×pi}×w×W・・式(3)
A:2以上の定数
θi:移動体の位置から訪問場所iへ向かう方向と移動体の進行方向との成す角度
i:移動体から訪問場所iへの距離
w:天候指標。例えば晴れなら1、雨なら1.5、雪なら2をとる。
W:曜日指標。例えば、土日なら1、月〜金なら1.2をとる。
i:現在地から訪問場所iへの勾配(上向き勾配で正、下向き勾配で負となる値)
sig(): シグモイド関数
i:訪問場所ごとの優先度(例えば、スーパーマーケットなら1、米穀店等の専門店
であれば1.5、ディスカウントスーパなら0.8をとる。)
期限取得部14は、訪問の期限を取得する。例えば、ユーザが訪問場所を訪問して物品の購入やサービスの提供を受けた場合に、これをスケジュール管理部に登録しておき、期限取得部14は、判定の対象とする物品の購入やサービスを受けたタイミング、即ち過去の訪問タイミングを読み出し、過去に訪問した間隔の平均値を訪問間隔として求め、直近の訪問タイミングから訪問間隔が経過する日を訪問の期限として求める。なお、ユーザがスケジュール管理部17に訪問の期限を登録し、この訪問の期限を読み出すこととしても良い。また、物品の購入の場合、物品の残量を入力し、この残量を当該物品の1日当たりの消費量で除して期限を算出しても良い。
判定実行部15は、訪問コスト及びヒストグラムデータに基づき、訪問の期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定する。例えば、判定実行部15は、所定の時間間隔で繰り返し実行する場合に、訪問の期限までに前記判定を行うことができる残回数を求め、前記ヒストグラムデータから前記訪問コスト以下で訪問できる確率を求め、前記残回数に前記確率を乗じて前記訪問コスト以下で訪問できる回数(期待回数)を求める。なお、訪問の期限までに前記判定を行うことができる残回数を求める場合、物品の購入やサービスを受ける為に訪問する可能性のない時間帯を予め記憶装置1003に登録しておき、この時間を除外して残回数を求めても良い。例えば深夜や早朝等、訪問を行わない時間を登録しておく。また、この訪問を行わない時間は、店舗が営業していない時間等を訪問場所毎に登録しておき、訪問場所毎にこの時間を除外するように構成しても良い。また、スケジュール管理部17に他の予定が入っている場合には、訪問を行う可能性がないので、この時間を除外して残回数を求めても良い。
スケジュール管理部17は、ユーザによる入力を受けて、ユーザの予定や、訪問場所を訪問した情報、訪問の期限をスケジュールデータとして記憶装置1003に登録する。
これらの構成により、本実施形態の訪問タイミング判定装置1は、物品の購入やサービスを受けるタイミングを判定する。なお、判定の処理の手順は、前述の図5、図6と同じである。例えば、物品として米を購入するタイミングを判定する場合、訪問タイミング判定装置1は、過去に米を購入したタイミングを記憶装置1003から読み出し、例えば2カ月毎に購入しているのであれば、前回米を購入したタイミングから2カ月経過する日を訪問の期限とし、この日までに判定を行うことができる残回数を求め、前記ヒストグラムデータから前記訪問コスト以下で訪問できる確率を求め、前記残回数に前記確率を乗じて前記訪問コスト以下で訪問できる回数(期待回数)を求める。そして、期待回数が閾値以下となった場合に米を購入するタイミングに達したと判定してユーザに通知する。これにより、ユーザは、米が尽きる前に適切なタイミングでコメを買うことができる。
また、サービスを受けるタイミングとして、散髪のタイミングを判定する場合、訪問タイミング判定装置1は、過去に散髪を行ったタイミングを記憶装置1003から読み出し、例えば1カ月毎に散髪しているのであれば、前回散髪を行ったタイミングから1カ月経過する日を訪問の期限とし、以下米を購入する場合と同様に訪問タイミングを判定する。
上記のように、本実施形態の訪問タイミング判定装置1によれば、物品の購入やサービ
スを受けるタイミングを適切に判定できる。
<その他>
本発明は上述の処理を実行するコンピュータプログラムを含む。さらに、当該プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に属する。当該プログラムが記録された記録媒体については、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、特定処理が可能となる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としては、ハードディスクドライブやROM等がある。
1 訪問タイミング判定装置
11 位置情報取得部
12 コスト算出部
13 ヒストグラム更新部
14 期限取得部
15 判定実行部
16 判定結果出力部

Claims (7)

  1. 移動体が目的地へ移動する途中で、点在する訪問場所の何れかを訪問するタイミングを判定する訪問タイミング判定装置であって、
    移動体の位置から訪問場所までの訪問コストを算出するコスト算出部と、
    算出した前記訪問コストを蓄積し、前記訪問コストに応じた蓄積数の分布を示すコスト分布データを作成する分布データ作成部と、
    前記訪問コスト及び前記コスト分布データに基づき、前記訪問先を訪問する期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定する判定実行部と、
    を備えた訪問タイミング判定装置。
  2. 前記判定実行部が、前記判定を所定のタイミングで繰り返し実行する場合に、前記期限までに前記判定を実行可能な残回数を求め、前記コスト分布データの前記訪問コストに応じた蓄積数の分布に基づいて前記訪問コスト以下で訪問できる確率を求め、前記残回数に前記確率を乗じて前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求める請求項1に記載の訪問タイミング判定装置。
  3. 前記コスト算出部が、前記移動体の位置から前記訪問場所へ向かう方向と前記移動体の進行方向との成す角の大きさに基づいて前記訪問コストを算出する請求項1又は2に記載の訪問タイミング判定装置。
  4. 前記コスト算出部が、前記移動体の位置から前記訪問場所へ向かう方向と前記移動体の進行方向との成す角の角度が大きくなるにつれて増加する係数に、前記移動体から前記訪問場所までの距離を乗じて前記訪問コストを算出する請求項1又は2に記載の訪問タイミング判定装置。
  5. 前記コスト算出部が、下記の式(1)を用いて訪問コストを算出する請求項1〜4の何れか1項に記載の訪問タイミング判定装置。
    訪問コスト=mini(A−cosθi)×di ・・・式(1)
    A:定数
    θi:移動体の位置から訪問場所iへ向かう方向と移動体の進行方向との成す角度
    i:移動体から訪問場所iまでの距離
  6. 前記訪問場所への訪問後、前記訪問場所から少なくとも一度離れて所定条件を満たすまでは、前記判定実行部が、次の訪問場所への訪問のタイミングの判定を禁止する請求項1〜5の何れか1項に記載の訪問タイミング判定装置。
  7. 移動体が目的地へ移動する途中で、点在する訪問場所の何れかを訪問するタイミングを判定する訪問タイミング判定方法であって、
    移動体の位置から訪問場所までの訪問コストを算出するステップと、
    算出した前記訪問コストを蓄積し、前記訪問コストに応じた蓄積数の分布を示すコスト分布データを作成するステップと、
    前記訪問コスト及び前記コスト分布データに基づき、前記訪問先を訪問する期限までに前記訪問コスト以下で訪問できる回数を求め、該回数が閾値以下となった場合に、訪問タイミングに達したと判定するステップと、
    をコンピュータが実行する訪問タイミング判定方法。
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