JP2016203417A - 医用画像管理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

医用画像管理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人体の部位を示す造形物の造形依頼を行う際に、医用画像に含まれる部位に対する造形依頼を受け付けることの可能な仕組みを提供すること
【解決手段】立体造形装置103で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理システム100において、医用画像に対する選択を受け付けて、選択を受け付けた医用画像に対応する部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる人体の部位を特定する。そして、特定された部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体の部位を示す造形物の造形指示を行う際に、医用画像に含まれる部位に対する造形指示を受け付けることの可能な医用画像処理システム、医用画像処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
X線CTやMRIといったモダリティで生成された複数の医用画像を用いてコンピュータ上でボリュームデータを生成し、ボリュームレンダリングを行うことにより人体の部位を立体的に表示する仕組みが存在する。
また、コンピュータで人体の部位を仮想的に立体表示するだけでなく、立体造形装置で造形物として出力する仕組みが存在する。この造形物は、医療現場や研究現場等で活用されている。
このように立体造形装置で造形物として出力することは、医用に関する知識や医用画像の画像処理に関する知識、更には立体造形装置に関する知識が求められるため、容易に行うことができない。
そこで特許文献1には、医用画像と、造形物として出力したい人体の部位と、その他の造形に必要な指示内容をサービス事業者のシステムに送信するだけで、対象の部位の造形物を造形することの可能な仕組みが開示されている。
特開2002−86576号公報
しかしながら、特許文献1の仕組みでは、依頼側のユーザがサービス事業者に送信する医用画像からどのような造形物が造形可能なのかを事前に把握しておかなければならない問題がある。すなわち、送信する医用画像が人体のどの部分の断面を示していて、その断面にはどのような器官(部位)が含まれているのかということが認識できなければ、送信する医用画像からは造形できない器官の造形依頼を行ってしまう可能性がある。
本発明の目的は、人体の部位を示す造形物の造形依頼を行う際に、医用画像に含まれる部位に対する造形依頼を受け付けることの可能な仕組みを提供することである。
上記の目的を達成するために本発明の医用画像処理システムは、立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理システムであって、医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定手段と、前記部位特定手段で特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、人体の部位を示す造形物の造形依頼を行う際に、医用画像に含まれる部位に対する造形依頼を受け付けることが可能となる。
本発明の概要を示す図である。 医用画像処理システム100のシステム構成を示す図である。 クライアント端末101、医用画像処理サーバ102のハードウェア構成を示す図である。 クライアント端末101、医用画像処理サーバ102の機能構成を示す図である。 医用画像一覧画面700を表示する一連の処理のフローチャートを示す図である。 医用画像管理テーブル600のテーブル構成を示す図である。 医用画像一覧画面700の画面構成を示す図である。 依頼内容入力画面1000を表示する一連の処理のフローチャートを示す図である。 造形部位管理テーブル900のテーブル構成を示す図である。 依頼内容入力画面1000の画面構成を示す図である。 依頼内容を受け付ける一連の処理のフローチャートを示す図である。 依頼情報管理テーブル1200のテーブル構成を示す図である。 医用画像から3D PDFデータを生成するまでの処理の概要を示す図である。 依頼結果を表示する一連の処理のフローチャートを示す図である。 3D PDFデータを表示した場合を示す図である。 依頼を確定する一連の処理のフローチャートを示す図である。 依頼を取り消す一連の処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
まず図1を用いて本発明の概要について説明する。本発明の医用画像処理システム100では、クライアント端末101と医用画像処理サーバ102と立体造形装置103とを含むシステムである。クライアント端末101と医用画像処理サーバ102とが通信可能に接続されており、更に医用画像処理サーバ102と立体造形装置103とが通信可能に接続されている。
クライアント端末101は、あらかじめ医用画像処理サーバ102にX線CTやMRIといったモダリティで生成された医用画像を送信しておき、医用画像処理サーバ102はこれを記憶する。本実施形態における医用画像とは、モダリティで生成された断面画像である。また、医用画像はDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)規格の画像であり、DICOMの付帯情報(以下、DICOMタグという。)に検査日、患者名、検査種、部位等の情報が格納されている。すなわち、医用画像にはこれらの情報が含まれている。そして、医用画像処理サーバ102で医用画像を記憶する際には、1の検査で生成された複数の医用画像をシリーズ化(グルーピング)して記憶しておく。尚、本実施形態ではこのシリーズ化した医用画像群を医用画像と称する。
クライアント端末101は、医用画像処理サーバ102に記憶されている医用画像に含まれる人体の部位を示す造形物を立体造形装置で造形したい場合、クライアント端末101でその旨の指示を受け付ける。クライアント端末101のディスプレイに110に示すような画面を表示させ、依頼者であるユーザは対象の医用画像のレコードに備えられている依頼ボタンを押下する。この押下を検知すると、クライアント端末101のディスプレイに120に示すような画面を表示させる。この画面で造形したい人体の部位の選択を受け付ける。
この画面を医用画像処理サーバ102で生成する際に、依頼ボタンが押下された対象の医用画像に含まれる部位の情報を用いて、造形可能な部位を特定する。そして、この造形可能な部位に対して選択を受け付けることが可能なように、チェックボックスを配置する。このようにすることで、選択を受け付けた医用画像からは造形することができない部位をユーザが選択しないように抑止することができる。
造形したい部位をユーザが選択し、クライアント端末101がOKボタンの押下を検知すると、造形依頼がクライアント端末101から医用画像処理サーバ102に送信される。医用画像処理サーバ102は、この依頼を受け付けると対象の医用画像を用いてボリュームデータを生成する。ボリュームデータとは、医用画像を三次元的に積層し、医用画像の各ピクセルが有するCT値(水を0、空気を−1000とした場合の相対値)を当該ピクセルに対応するボクセルのパラメータとして持たせたデータのことである。医用画像処理サーバ102は、このボリュームデータに見た目の情報(色、視点、光源、光沢等)を付与し、3Dデータを生成する。この3Dデータは、例えばVRML(Virtual Reality Modeling Language)形式やSTL(Standard Triangulated Language)形式といった3Dモデルを示すデータである。
こうした3Dデータを立体造形装置103で造形可能なジョブ(以下、造形ジョブという。)をドライバ(以下、立体造形ドライバという。)で生成し、造形ジョブを立体造形装置103に送信し、造形物を出力する。このように、医用画像を用いた人体の部位の造形依頼を行うと立体造形装置で造形を行う仕組みにおいて、造形できない人体の部位を選択しないように、対象の医用画像から造形可能な部位を特定し、この部位に対する選択を受け付けることが可能な画面を生成する。これにより、ユーザが対象の医用画像からは造形できない部位を選択しないようにすることができる。以下、この概要の詳細について説明する。
図2は、医用画像処理システム100のシステム構成を示す図である。尚、図2に示すシステム構成は、あくまで一例である。
医用画像処理システム100は、クライアント端末101、医用画像処理サーバ102、立体造形装置103を含むシステムである。クライアント端末101と医用画像処理サーバ102、医用画像処理サーバ102と立体造形装置103のそれぞれは、ローカルエリアネットワーク(LAN)201またはインターネット等を介して通信可能に接続されている。尚、立体造形装置103を医用画像処理システム100に含めない形態であってもよい。
クライアント端末101は、立体造形の依頼を行う依頼者側の1または複数の装置である。クライアント端末101は、パーソナルコンピュータであってもよいし、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス)であってもよい。
医用画像処理サーバ102(医用画像処理装置)は、立体造形の依頼を受け付ける事業者側の1または複数の装置である。医用画像処理サーバ102はサーバ装置を想定するが、複数のクライアント端末101からの依頼を処理可能であれば、どのような装置であってもよい。
立体造形装置103は、3Dデータの造形物を出力する1または複数の装置(いわゆる3Dプリンタ)である。立体造形装置103は事業者が有していてもよいし、そうでなくてもよい。立体造形装置103の造形方法は積層造形法や超音波造形法等、様々な方法があるが特に問わない。また造形物を構成する素材についても、樹脂や金属、ゴムといった様々な素材があるが特に問わない。依頼者側が依頼する際の選択肢を広げることができるため、医用画像処理サーバ102は、様々な種類の立体造形装置103と通信可能に接続しておくことが望ましい。
図3は、クライアント端末101及び医用画像処理サーバ102のハードウェア構成を示す図である。尚、図3に示すハードウェア構成はあくまで一例である。
CPU301は、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM302あるいは外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラムが記憶されている。また外部メモリ311には、各装置が実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM303にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ305は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスといった入力デバイス309からの入力を制御する。
ビデオコントローラ306は、ディスプレイ310等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTや液晶ディスプレイでも構わない。
メモリコントローラ307は、ハードディスクやフレキシブルディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ311へのアクセスを制御する。外部メモリ311(記憶手段)は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する。
通信I/Fコントローラ308は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU301は、例えばRAM303内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ310上での表示を可能としている。また、CPU301は、ディスプレイ310上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明のクライアント端末101及び医用画像処理サーバ102が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ311に記録されている。この各種プログラム等は必要に応じてRAM303にロードされることによりCPU301によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ311に格納されている。
図4は、クライアント端末101及び医用画像処理サーバ102の機能構成の一例を示す図である。尚、図4に示す各機能は、図2に示す各ハードウェアや各種プログラム等により実現される構成要素である。また、図4に示す機能構成はあくまで一例である。
クライアント端末101は機能部として、通信制御部401と、表示部402と、ウェブブラウザ部403とを備える。
通信制御部401は、医用画像処理サーバ102と各種情報を送受信するための機能部である。通信制御部401は、クライアント端末101の通信I/Fコントローラ308を介して、ネットワーク上の医用画像処理サーバ102と通信する。
表示部402は、各種情報を表示するための機能部である。表示部402は、クライアント端末101のビデオコントローラ306を介して各種情報が記された画像をディスプレイ310に対して送信し、ディスプレイ310に各種情報を表示させる。
ウェブブラウザ部403は、HTML(HyperText Markup Language)等で記述されたウェブページを表示及び動作させるための機能部である。ウェブブラウザ部403は、更に、レンダリング部404と操作受付部405とを備える。
レンダリング部404は、ウェブページの記述内容を解析し、文字や画像をディスプレイに表示するための機能部である。操作受付部405は、ウェブページに対する操作を受け付けるための機能部である。更に、操作受付部405は、受け付けた操作に応じてウェブページやファイルの取得要求を、通信制御部401を介して医用画像処理サーバ102に送信する。
医用画像処理サーバ102は機能部として、通信制御部411と、記憶部412と、画面生成部413と、立体造形ドライバ部415と、3D制御部417とを備える。
通信制御部411は、クライアント端末101及び立体造形装置103と各種情報を送受信するための機能部である。通信制御部401は、医用画像処理サーバ102の通信I/Fコントローラ308を介して、ネットワーク上のクライアント端末101及び立体造形装置103と通信する。
記憶部412は、各種情報をRAM303または外部メモリ311に記憶するための機能部である。記憶部412が記憶する各種情報としては、後述する各種テーブルやクライアント端末101に表示させるためのウェブページのテンプレート等である。
画面生成部413(画面生成手段)は、クライアント端末101で表示させるための画面(ウェブページ)を生成するための機能部である。画面生成部413は、記憶部412に記憶されている各種情報を用いて画面を生成する。画面生成部413は、造形部位特定部414を更に備える。
造形部位特定部414(部位特定手段)は、クライアント端末101から指示された医用画像を記憶部412から取得し、この医用画像から造形可能な人体の部位を特定するための機能部である。造形部位特定部414は、医用画像のDICOMタグに含まれる検査部位の情報から、造形可能な人体の部位を特定する。
立体造形ドライバ部415は、立体造形装置103に対して造形指示を行うための機能部である。立体造形ドライバ部415は、更に造形ジョブ生成部416を備える。
造形ジョブ生成部416は、後述する3Dデータ生成部420で生成された3Dデータを立体造形装置103で造形するための造形ジョブを生成する機能部である。立体造形装置103で造形するための造形ジョブの生成方法は、従来技術であるので説明は省略する。
3D制御部417は、三次元空間上での立体的なデータの生成や表示といった制御を行うための機能部である。3D制御部417は、更にボリュームデータ生成部418と、造形部位抽出部419と、3Dデータ生成部420と、3D PDFデータ生成部421とを備える。
ボリュームデータ生成部418は、医用画像からボリュームデータを生成するための機能部である。ボリュームデータ生成部418は、複数の医用画像を用いてボリュームデータを生成する。また、ボリュームデータ生成部418は、ボリュームデータを生成するための医用画像が足りない場合には、足りない部分を適宜補間する。ボリュームデータの生成方法については従来技術を用いるため、詳細な説明は省略する。
造形部位抽出部419は、クライアント端末101で選択された人体の部位をボリュームデータから抽出するための機能部である。抽出するための既知のアルゴリズムを、人体の部位ごとに記憶部412に記憶しておき、造形部位抽出部419は抽出する際に記憶部412から必要なアルゴリズムを選択して部位の抽出を行う。ボリュームデータから特定の部位を抽出する方法やそのアルゴリズムについても、従来の技術を用いるため詳細な説明は省略する。
3Dデータ生成部420は、造形部位抽出部419で特定の部位が抽出されたボリュームデータを用いて、3Dデータを生成するための機能部である。3Dデータ生成部420は、VRML形式やSTL形式といった立体造形ドライバ部415が解析可能な形式の3Dデータを生成する。
3D PDFデータ生成部421は、3Dデータが含まれるPDF(Portable Document Format)データ(以下、3D PDFデータという。)を生成するための機能部である。3D PDFデータは、ユーザが3Dデータを自由な視点で表示することが可能なPDFデータである。3D PDFデータの生成方法についても、従来の技術を用いるため、詳細な説明は省略する。
図5は、医用画像一覧画面700を表示する一連の処理のフローチャートを示す図である。図5のステップS501、ステップS509、ステップS510の各ステップは、クライアント端末101のCPU301によって実行される処理である。また、図5のステップS502乃至ステップS508の各ステップは、医用画像処理サーバ102のCPU301によって実行される処理である。尚、図5に示す処理内容や処理順はあくまで一例であり、これに限らない。
ステップS501では、クライアント端末101の通信制御部411は、医用画像一覧画面の取得要求を医用画像処理サーバ102に送信する。
ステップS502では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、クライアント端末101から送信された医用画像一覧画面の取得要求を受信する。そして、ステップS503では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、記憶部412から医用画像一覧画面のテンプレートと図6の医用画像管理テーブル600に格納されている情報を取得し、図7に示すような医用画像一覧画面700を生成する。医用画像一覧画面700には医用画像一覧701を備えており、医用画像管理テーブル600のレコードごとに医用画像一覧701にレコードを設ける。そして、医用画像一覧701の各レコードには、対応する画像ID601を埋め込んでおく。
また、ステップS502で画面を生成する際には、後述する処理で配置する依頼ボタン702と、確認ボタン703と、確定ボタン704と、取消ボタン705とはまだ配置しない。更に、医用画像一覧701には、医用画像のレコードごとに表示ボタン706を配置する。表示ボタン706は、医用画像を表示するためのボタンである。そのため、表示ボタン706は、表示ボタン706が配置されるレコードに対応する医用画像の医用画像保存場所607から医用画像を取得して表示可能なボタンとして配置する。
医用画像管理テーブル600は、医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に記憶された医用画像に関する情報を格納するためのデータテーブルである。医用画像管理テーブル600は、医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に記憶される。また、クライアント端末101やモダリティから医用画像を受信すると、医用画像管理テーブル600に新たなレコードを作成し、医用画像のDICOMタグから各種情報を取得し、医用画像管理テーブル600に格納する。尚、医用画像管理テーブル600のテーブル構成は一例であるので、これに限らない。
医用画像管理テーブル600は項目として、画像ID601と、検査日602と、患者名603と、検査種604と、部位605と、枚数606と、医用画像保存場所607とを備える。画像ID601は、受信した医用画像ごとに一意に割り振られる識別情報が格納される項目である。検査日602は、モダリティによって撮影された日が格納される項目である。患者名603は、患者の氏名が格納される項目である。部位605は、医用画像が撮影された部位が格納される項目である。枚数606は、受信した医用画像の枚数が格納される項目である。医用画像保存場所607は、医用画像が保存されているフォルダを示す情報が格納される項目である。
ステップS504では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、医用画像管理テーブル600のいずれかのレコードを参照する。そして、参照したレコードに対してステップS505乃至ステップS508の各ステップが完了したら、医用画像管理テーブル600のすべてのレコードに対してステップS505乃至ステップS508の処理が完了したか否かを判定する。完了したと判定した場合には、ステップS509に処理を進める。すなわち、医用画像管理テーブル600のすべてのレコードに対してステップS505乃至ステップS508の処理が行われるまでループさせる。以下、ステップS505乃至ステップS508の各ステップについて説明する。
ステップS505では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、参照中のレコードの枚数606が所定枚数以上の医用画像であり、かつ図12の依頼情報管理テーブル1200に当該医用画像の依頼情報が存在しない医用画像であるか否かを判定する。そうである場合にはステップS506に処理を進め、そうでない場合にはステップS507に処理を進める。尚、所定枚数より多い医用画像であり、かつ依頼情報が存在しない医用画像か否かを判定してもよい。医用画像の枚数については、医用画像から人体の部位を示すボリュームデータを生成可能な枚数をあらかじめ設定しておく。または、ボリュームデータにした場合に粗さが目立たない程度の枚数や、造形物として出力した際に曲面が滑らかになる枚数を設定してもよい。
また、依頼情報管理テーブル1200は、造形依頼に関する情報が格納されるデータテーブルである。依頼情報管理テーブル1200の1レコード分を本実施形態では依頼情報と称する。依頼情報管理テーブル1200の詳細については後述する。
ステップS506では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、参照中のレコードに対応する医用画像一覧701のレコードに依頼ボタン702を配置する。依頼ボタン702は、医用画像から人体の部位の造形依頼(造形指示)を受付可能なボタンである。必要な枚数を有する医用画像は、造形依頼が可能な医用画像であるので依頼ボタン702を配置する。更に、造形依頼は可能だが、すでに造形依頼がなされている場合には、更なる依頼を行ってしまうと医用画像処理サーバ102の処理負荷が高くなってしまう。そのため、造形依頼は可能だが依頼済みである場合には、依頼ボタンを配置せず、造形依頼が可能で依頼済みでないなら依頼ボタンを配置する。このように医用画像ごとに識別表示させることで、医用画像処理サーバ102の処理負荷を軽減することが可能となる。また、ユーザに対しても依頼済みであることを医用画像ごとに認識させることが可能となる。更には、ステップS505の判定を行うことで、医用画像が所定枚数未満(所定枚数以下であってもよい。)である場合には、ステップS506が実行されないので、当該医用画像のレコードには依頼ボタン702が配置されない。これにより医用画像の枚数が足りない場合にユーザが造形依頼することを抑止できる。
本実施形態では、依頼済みの医用画像のレコードには依頼ボタンを配置しないことで更なる造形指示を受け付けない形態としたが、依頼ボタンは配置するが押下できないようなボタンとすることで依頼済みであることを認識させてもよい。または、依頼ボタンは配置するが依頼ボタンの色や形や依頼ボタンに表示する文字列を変更することで依頼済みであることを認識させてもよい。更には、依頼ボタンを配置し、配置した依頼ボタンの押下も可能とするが、依頼ボタンが押下された場合にエラーを通知して造形依頼がなされないように制御してもよい。
ステップS507では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、参照中のレコードの医用画像に対応する依頼情報が依頼情報管理テーブル1200に存在し、かつ依頼情報のステータス1208が依頼者確認中であるか否かを判定する。つまり、参照中のレコードの医用画像を用いた造形を依頼済みであり、かつ依頼に応じた依頼結果が出力されているか否かを判定する。そうである場合にはステップS508に処理を進め、そうでない場合にはステップS504に処理を戻し、ループが完了したか否かを判定する。ループが完了したと判定されたら、ステップS509に処理を進める。
ステップS508では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、参照中のレコードに対応する医用画像一覧701のレコードに確認ボタン703、確定ボタン704、取消ボタン705を配置する。
確認ボタン703は、依頼結果を確認するためのボタンである。依頼情報の確認形式1206が3Dデータである場合には、確認ボタン703を3Dデータ保存場所1209が示す保存場所から依頼結果の3Dデータをダウンロード可能なボタンとする。一方、依頼情報の確認形式1206が3D PDFデータである場合には、確認ボタン703を3D PDFデータ保存場所1210が示す保存場所から依頼結果の3D PDFデータを表示可能なボタンとする。すなわち、依頼者であるユーザから選択された確認形式に応じて、確認ボタン703が押下された場合の動作が決定される。そして、3Dデータをダウンロード可能なボタンなのか、3D PDFデータを表示可能なボタンなのかを識別可能にするべく、確認ボタン703の表示形態を変える。例えば、確認ボタン703の色を変えることで識別可能にする。
また、確定ボタン704は、依頼の最終確定を行うためのボタンである。取消ボタン705は、依頼をキャンセルするためのボタンである。このように識別表示させることで、依頼結果が出力された場合に確認ボタン703が表示されるので、依頼者であるユーザは依頼結果が出力されているか否かを医用画像ごとに認識することができる。
ステップS508が完了したら、ステップS504に処理を戻し、ループが完了したか否かを判定する。ループが完了したと判定されたら、ステップS509に処理を進める。
ステップS509では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、ステップS503乃至ステップS508で生成された医用画像一覧画面700をクライアント端末101に送信する。
ステップS510では、クライアント端末101の通信制御部401は、医用画像処理サーバ102から送信された医用画像一覧画面700を受信する。そして、ステップS511では、クライアント端末101のレンダリング部404は、受信した医用画像一覧画面700をレンダリングし、表示部402はレンダリング結果をクライアント端末101のディスプレイ310に表示する。
医用画像一覧画面700が表示された後、クライアント端末101は、図8、図14、図16、図17に示す各フローチャートを並列処理により実行する。
図8は、依頼内容入力画面1000を表示する一連の処理のフローチャートを示す図である。図8のステップS801、ステップS802、ステップS807、ステップS808の各ステップは、クライアント端末101のCPU301によって実行される処理である。また、図8のステップS803乃至ステップS806の各ステップは、医用画像処理サーバ102のCPU301によって実行される処理である。尚、図8に示す処理内容や処理順はあくまで一例であり、これに限らない。
ステップS801では、クライアント端末101の操作受付部405は、医用画像一覧画面700の依頼ボタン702に対する押下を受け付けたか否かを判定する。依頼ボタン702に対する押下を受け付けたと判定した場合には、ステップS802に処理を進める。依頼ボタン702に対する押下を受け付けていないと判定した場合には、そのまま待機する。
ステップS802では、クライアント端末101のウェブブラウザ部403は、押下を受け付けた依頼ボタン702のレコードに埋め込まれた画像IDを取得する。そして、クライアント端末101の通信制御部401は、この画像IDが示す医用画像(以下、図8においては、対象の医用画像という。)の造形依頼を行うための依頼内容入力画面の取得要求を医用画像処理サーバ102に送信する。
ステップS803では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、クライアント端末101から送信された依頼内容入力画面の取得要求を受信する(選択受付手段)。
ステップS804では、医用画像処理サーバ102の造形部位特定部414は、対象の医用画像の部位から造形部位を特定する。すなわち、対象の医用画像から造形可能な部位を特定する。具体的に説明を行う。対象の医用画像の部位605と検査種604とを参照し、これらと一致する部位901と検査種902とを有するレコードを図9に示す造形部位管理テーブル900(部位情報)から特定する。造形部位管理テーブル900は、部位901ごとに造形可能な造形部位904を規定したデータテーブルである。つまり、この特定したレコードの造形部位904が示す部位が当該医用画像から造形可能な部位である。本実施形態では、このように造形部位管理テーブル900を用いて対象の医用画像から造形可能な部位を特定したが、医用画像を解析することで特定してもよい。すなわち、医用画像を画像処理により解析し、どのような部位が写っているのかを特定する方法である。医用画像をボリュームデータにして、三次元的に解析する方法でもよい。
造形部位管理テーブル900は、立体造形装置で造形する人体の部位に関する情報を格納するためのデータテーブルである。造形部位管理テーブル900は、医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に記憶される。尚、造形部位管理テーブル900のテーブル構成は一例であるので、これに限らない。
造形部位管理テーブル900は項目として、部位901、検査種902、器官種別903、造形部位904、抽出アルゴリズム905を備える。部位901は、造形部位904が含まれる人体の範囲を示す情報が格納される項目である。検査種902は、X線CTやMRIといったモダリティでの検査種別を示す情報が格納される項目である。器官種別903は、造形部位904が属する器官の種別を示す情報が格納される項目である。器官種別903に応じて後述する造形部位選択欄1001での造形部位904の表示位置が決定される。例えば、器官種別903が示す分類ごとに造形部位904を表示する。造形部位904は、造形可能な部位を示す情報が格納される項目である。抽出アルゴリズム905は、造形部位904を医用画像から抽出するための既知のアルゴリズムが格納される項目である。この造形部位管理テーブル900は、あらかじめ医用画像処理サーバ102の管理者であるユーザによって医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に記憶しておく。
ステップS805では、医用画像処理サーバ102の画面生成部413は、ステップS804で特定した造形可能な部位に対する選択を受け付けることの可能な、依頼内容入力画面を生成する。
依頼内容入力画面1000の一例を図10に示す。依頼内容入力画面1000は、造形部位選択欄1001、造形方法選択欄1002、確認形式選択欄1003、OKボタン1004を備える。造形部位選択欄1001は、依頼者であるユーザが造形したい人体の部位を選択するためのチェックボックス形式の選択欄である。この選択欄では、ステップS804で特定した部位に対する選択を受け付けるようにする。すなわち、ステップS804で特定されなかった部位に対する選択は受け付けないようにする。尚、ステップS804で特定した部位の選択欄のみを設けることが望ましい。このようにすることで、対象の医用画像から特定される造形可能な部位に対する選択を受け付けることが可能となるので、依頼者であるユーザが医用画像に対する専門的な知識を有していなくても、造形できない部位の造形依頼を行うことを抑止できる。
本実施形態では、ステップS804で特定していない部位の選択欄は配置しないことで造形できない部位の造形依頼を抑止する形態としたが、当該選択欄は配置するが選択できないような選択欄としてもよい。または、当該選択欄は配置するが選択欄の色や形や選択欄に表示する文字列に打ち消し線等の装飾を施してもよい。更には、選択欄を配置し選択も可能とするが、OKボタン1004の押下ができないように制御してもよい。例えば、OKボタン1004を非表示にしたり、OKボタン1004の色や形等を変更したりする。更には、OKボタン1004が押下された場合にエラーを通知して造形依頼がなされないように制御してもよい。
造形方法選択欄1002は、立体造形装置103での造形要否とその造形方法を選択するための選択欄である。造形要否はラジオボタン形式、造形方法はチェックボックス形式で選択可能となっている。更に、造形要否で造形要を選択すると造形方法が選択できるようになる。造形要否で造形不要を選択すると確認形式選択欄1003で選択した形式のデータが生成され、立体造形装置103での造形はなされない。つまり、依頼者であるユーザは3Dデータや3D PDFデータを取得する目的で依頼することができる。確認形式選択欄1003は、依頼者であるユーザが選択した人体の部位がどのような立体像となるのかを確認する際の確認形式を選択するための選択欄である。本実施形態では、3Dデータでの確認と、3D PDFデータでの確認の二種類がある。また、OKボタン1004は依頼内容入力画面1000で受け付けた依頼内容を医用画像処理サーバ102に送信するためのボタンである。OKボタン1004には、対象の医用画像の画像ID601が埋め込まれている。更に、図10の依頼内容入力画面1000には示さないが、依頼者であるユーザの氏名や連絡先(電話番号、住所)等の依頼者情報を入力するための入力フォームも備える。また、立体造形装置で使用する素材の選択も受け付ける。
ステップS806では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、ステップS805で生成した依頼内容入力画面1000をクライアント端末101に送信する。
ステップS807では、クライアント端末101の通信制御部401は、医用画像処理サーバ102から送信された依頼内容入力画面1000を受信する。そして、ステップS808では、クライアント端末101のレンダリング部404は、受信した依頼内容入力画面1000をレンダリングし、表示部402はレンダリング結果をクライアント端末101のディスプレイ310に表示する。このようにして表示された依頼内容入力画面1000に対して依頼者であるユーザが依頼内容を入力する。
図11は、依頼内容を受け付ける一連の処理のフローチャートを示す図である。図11のステップS1101、ステップS1102、ステップS1115の各ステップは、クライアント端末101のCPU301によって実行される処理である。また、図11のステップS1103乃至ステップS1114の各ステップは、医用画像処理サーバ102のCPU301によって実行される処理である。尚、図11に示す処理内容や処理順はあくまで一例であり、これに限らない。
ステップS1101では、クライアント端末101の操作受付部405は、依頼内容入力画面1000のOKボタン1004に対する押下を受け付けたか否かを判定する。OKボタン1004に対する押下を受け付けたと判定した場合には、ステップS1102に処理を進める。OKボタン1004に対する押下を受け付けていないと判定した場合には、そのまま待機する。
ステップS1102では、クライアント端末101のウェブブラウザ部403は、押下を受け付けたOKボタン1004に埋め込まれた画像IDと、依頼内容入力画面1000に入力された依頼内容(造形部位、造形方法、確認形式等)を取得する。そして、クライアント端末101の通信制御部401は、この画像IDが示す医用画像(以下、図11においては、対象の医用画像という。)の造形依頼をするべく、取得した画像IDと依頼内容を医用画像処理サーバ102に送信する。
ステップS1103では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、クライアント端末101から送信された依頼内容と画像IDとを受信する(造形依頼受付手段)。そして、ステップS1104では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、依頼情報管理テーブル1200に新規レコード(依頼情報)を作成し、このレコードに受信した依頼内容と画像IDとを登録する。
依頼情報管理テーブル1200は、造形の依頼に関する情報を格納するためのデータテーブルである。依頼情報管理テーブル1200は、医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に記憶される。尚、依頼情報管理テーブル1200のテーブル構成は一例であるので、これに限らない。
依頼情報管理テーブル1200は項目として、依頼ID1201、画像ID1202、造形部位1203、造形方法1204、造形要否1205、確認形式1206、依頼者情報1207を備える。更には、ステータス1208、3Dデータ保存場所1209、3D PDFデータ保存場所1210を備える。
依頼ID1201は、依頼情報ごとに一意に割り振られる識別情報が格納される項目である。画像ID1202は、依頼された造形で使用する医用画像の画像ID601が格納される項目である。造形部位1203は、造形部位選択欄1001で選択を受け付けた造形部位が格納される項目である。造形方法1204は、造形方法選択欄1002で選択を受け付けた造形方法が格納される項目である。造形要否1205は、造形方法選択欄1002で選択を受け付けた造形要否が格納される項目である。確認形式1206は、確認形式選択欄1003で選択を受け付けた確認形式が格納される項目である。依頼者情報1207は、依頼者の氏名や住所といった情報が格納される項目である。ステータス1208は、造形依頼の進捗状況が格納される項目である。依頼を受け付けると依頼受付、後述する処理で依頼結果が出力されると依頼者確認中、依頼の最終確定がなされると依頼確定、立体造形装置に造形指示を行うと造形中、依頼内容が完了した場合には料金請求中、請求した金額が振り込まれると依頼完了となる。必要に応じて、その他のステータスを格納してもよい。3Dデータ保存場所1209は、後述する処理で生成される3Dデータの保存場所が格納される項目である。3D PDFデータ保存場所1210は、後述する処理で生成される3D PDFデータの保存場所が格納される項目である。
ステップS1105では、医用画像処理サーバ102のボリュームデータ生成部418は、対象の医用画像を医用画像保存場所607から取得し、これを用いてボリュームデータを生成する。対象の医用画像は複数枚あるので、これを積層することでボリュームデータを生成する。ボリュームデータの生成については従来技術を用いるため、詳細な説明は省略する。
ステップS1106では、医用画像処理サーバ102の造形部位抽出部419は、ステップS1105で生成したボリュームデータから、依頼を受け付けた造形部位1203を抽出する。造形部位抽出部419は、造形部位1203に対応する造形部位904を特定し、この造形部位904に対応する抽出アルゴリズム905を用いることで自動的に依頼された人体の部位を抽出する。ボリュームデータから特定の部位を抽出する方法についても、従来技術であるので詳細な説明は省略する。ステップS1105及びステップS1106でボリュームデータの生成と指定された部位の抽出を行った場合の概要を、図13の1301に示す。このように複数枚の医用画像から指定された部位の立体像を生成する。図13は肝臓を抽出した場合を示す。
ステップS1107では、医用画像処理サーバ102の3D制御部417は、依頼された人体の部位の抽出が成功したか否かを判定する。抽出アルゴリズム905を用いても医用画像が不鮮明だったり医用画像の枚数が不足していたりすると、依頼された部位を抽出できない可能性がある。そのため、抽出アルゴリズム905を実行してエラーが出力された場合には、抽出が失敗したと判定する。依頼された人体の部位の抽出が成功したと判定した場合には、ステップS1109に処理を進める。そうでない場合、つまり失敗したと判定した場合には、ステップS1108に処理を進める。
ステップS1108では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、依頼された人体の部位の抽出に失敗した旨の処理結果をクライアント端末101に送信する。ステップS1115では、クライアント端末101の通信制御部401は、この処理結果を受信し、依頼者であるユーザに通知する。
一方抽出に成功した場合には、ステップS1109では、医用画像処理サーバ102の3Dデータ生成部は、ステップS1106で抽出した部位の3Dデータ(三次元データ)を生成する(三次元データ生成手段)。依頼された部位が抽出されたボリュームデータを用いて、VRML形式やSTL形式等の立体造形ドライバ部415で解析可能な3Dデータを生成する。3Dデータの生成についても従来技術を用いるため説明は省略する。図13では、1302の部分に該当する。
ステップS1110では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、ステップS1109で生成された3Dデータを医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に保存する。そして、保存した場所を処理中の依頼に対応するレコードの3Dデータ保存場所1209に格納する。
ステップS1111では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、処理中の依頼に対応するレコードの確認形式1206が3D PDFデータであるか否かを判定する。すなわち、確認形式選択欄1003で3D PDFデータで確認する旨が依頼者であるユーザによって選択されたか否かを判定する。確認形式1206が3D PDFデータであると判定した場合には、ステップS1112に処理を進める。確認形式1206が3D PDFデータでない、つまり3Dデータであると判定した場合には、ステップS1114に処理を進める。
ステップS1112では、医用画像処理サーバ102の3D PDFデータ生成部421は、ステップS1109で生成された3Dデータを含む3D PDFデータを生成する。処理中の依頼に対応するレコードの3Dデータ保存場所1209から3Dデータを取得し、この3Dデータを含めたPDFデータを生成する。3D PDFデータの生成方法についても、従来技術を用いるため説明を省略する。図13では、1303の部分に該当する。
ステップS1113では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、ステップS1112で生成された3D PDFデータを医用画像処理サーバ102の外部メモリ311に保存する。そして、保存した場所を処理中の依頼に対応するレコードの3D PDFデータ保存場所1210に格納する。
ステップS1114では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、依頼された部位の抽出と3Dデータまたは3D PDFデータの生成が成功した旨の処理結果をクライアント端末101に送信する。そして、ステップS1115では、クライアント端末101の通信制御部401は、この処理結果を受信し、依頼者であるユーザに通知する。
ステップS1115までの処理が完了したら、クライアント端末101は、医用画像一覧画面700の更新を行う。すなわち、図5に示す一連の処理を実行する。こうすることで医用画像一覧画面700が最新の状態に更新される。
図14は、依頼結果を表示する一連の処理のフローチャートを示す図である。図14のステップS1401、ステップS1402、ステップS1406、ステップS1407の各ステップは、クライアント端末101のCPU301によって実行される処理である。また、図14のステップS1403乃至ステップS1405の各ステップは、医用画像処理サーバ102のCPU301によって実行される処理である。尚、図14に示す処理内容や処理順はあくまで一例であり、これに限らない。
ステップS1401では、クライアント端末101の操作受付部405は、医用画像一覧画面700の確認ボタン703に対する押下を受け付けたか否かを判定する。確認ボタン703に対する押下を受け付けたと判定した場合には、ステップS1402に処理を進める。確認ボタン703に対する押下を受け付けていないと判定した場合には、そのまま待機する。
ステップS1402では、クライアント端末101のウェブブラウザ部403は、押下を受け付けた確認ボタン703のレコードに埋め込まれた画像IDを取得する。そして、クライアント端末101の通信制御部401は、この画像IDが示す医用画像(以下、図14においては、対象の医用画像という。)の依頼結果の取得要求を医用画像処理サーバ102に当該画像IDを含めて送信する。
ステップS1403では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、クライアント端末101から送信された依頼結果の取得要求を受信する。
ステップS1404では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、対象の医用画像の処理結果を外部メモリ311から取得する。対象の医用画像の画像IDをクライアント端末101から受信しているので、この画像IDに対応する画像ID1202を依頼情報管理テーブル1200のレコードから特定する。そして、特定したレコードの確認形式1206が3Dデータである場合には、3Dデータ保存場所1209から依頼結果である3Dデータを取得する。一方、特定したレコードの確認形式1206が3D PDFデータである場合には、3D PDFデータ保存場所1210から依頼結果である3D PDFデータを取得する。
ステップS1405では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、ステップS1404で取得した処理結果(3Dデータまたは3D PDFデータ)をクライアント端末101に送信する。
ステップS1406では、クライアント端末101の通信制御部411は、医用画像処理サーバ102から送信された処理結果を受信する。そして、ステップS1407では、処理結果として3Dデータを受信した場合には、クライアント端末101は、外部メモリ311に3Dデータを保存する。そしてユーザからの指示に応じて、保存した3Dデータをクライアント端末101にインストールされるアプリケーションによって表示する。一方、処理結果として3D PDFデータを受信した場合には、クライアント端末101の表示部402は、クライアント端末101にインストールされるPDFのビューワを起動し、受信した3D PDFデータをディスプレイ310に表示する。図15は、3D PDFデータをPDFのビューワによって表示した場合の一例を示す。このビューワ上で3Dデータを操作すると、視点の変更を行うことができる。このようにして、造形依頼を行う前に依頼結果をユーザが確認することができる。また、造形を依頼者であるユーザ自身が行う場合でも立体造形装置103で出力可能な3Dデータをダウンロードすることが可能となる。
図16は、依頼を確定する一連の処理のフローチャートを示す図である。図16のステップS1601、ステップS1602の各ステップは、クライアント端末101のCPU301によって実行される処理である。また、図16のステップS1603乃至ステップS1609の各ステップは、医用画像処理サーバ102のCPU301によって実行される処理である。尚、図16に示す処理内容や処理順はあくまで一例であり、これに限らない。
ステップS1601では、クライアント端末101の操作受付部405は、医用画像一覧画面700の確定ボタン704に対する押下を受け付けたか否かを判定する。確定ボタン704に対する押下を受け付けたと判定した場合には、ステップS1602に処理を進める。確定ボタン704に対する押下を受け付けていないと判定した場合には、そのまま待機する。
ステップS1602では、クライアント端末101のウェブブラウザ部403は、押下を受け付けた確定ボタン704のレコードに埋め込まれた画像IDを取得する。そして、クライアント端末101の通信制御部401は、この画像IDが示す医用画像(以下、図16においては、対象の医用画像という。)の最終的な確定要求を医用画像処理サーバ102に当該画像IDを含めて送信する。
ステップS1603では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、クライアント端末101から送信された確定要求を受信する。そして、ステップS1604では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、確定要求がなされた対象の医用画像の造形が必要か否かを判定する。対象の医用画像の画像IDをクライアント端末101から受信しているので、この画像IDに対応する画像ID1202を依頼情報管理テーブル1200のレコードから特定する。そして、特定したレコードの造形要否1205が要であれば、造形が必要であると判定する。造形が必要であると判定した場合には、ステップS1605に処理を進める。そうでない場合、つまり造形が必要でないと判定した場合には、ステップS1608に処理を進める。
ステップS1605では、医用画像処理サーバ102の立体造形ドライバ部415は、対象の医用画像の3Dデータを医用画像処理サーバ102の外部メモリ311から取得する。ステップS1604で特定したレコードの3Dデータ保存場所1209から取得すればよい。
ステップS1606では、医用画像処理サーバ102の造形ジョブ生成部416は、ステップS1605で取得した3Dデータを用いて造形ジョブを生成する(造形ジョブ生成手段)。このとき、造形方法1204と、更に造形する素材の情報があればこれらを含めて造形ジョブを生成する。造形ジョブ生成については、従来技術を用いるものとする。
ステップS1607では、医用画像処理サーバ102の立体造形ドライバ部415は、ステップS1606で生成した造形ジョブを立体造形装置103に送信することで、造形指示を行う(造形ジョブ送信手段)。このとき、送信先の立体造形装置103は、ステップS1604で特定したレコードの造形方法1204を実行可能な立体造形装置103を特定し、特定した立体造形装置103に送信する。立体造形装置103は造形ジョブを受信すると、立体造形を開始する。造形が完了すると、事業者は依頼者情報1207に基づいて、造形物を依頼者であるユーザに配送する。
ステップS1608では、医用画像処理サーバ102は、受け付けた依頼内容に応じて依頼者であるユーザに請求書を発行する。そして、ステップS1609では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、ステップS1604で特定したレコードのステータス1208を料金請求中に更新する。こうすることで造形依頼が確定される。
ステップS1609までの処理が完了したら、医用画像処理サーバ102からクライアント端末101に対して医用画像一覧画面700の更新要求を送信する。クライアント端末101は、この更新要求を受信すると、図5に示す一連の処理を実行する。こうすることで医用画像一覧画面700が最新の状態に更新される。
図17は、依頼を取り消す一連の処理のフローチャートを示す図である。図17のステップS1701、ステップS1702の各ステップは、クライアント端末101のCPU301によって実行される処理である。また、図17のステップS1703乃至ステップS1705の各ステップは、医用画像処理サーバ102のCPU301によって実行される処理である。尚、図17に示す処理内容や処理順はあくまで一例であり、これに限らない。
ステップS1701では、クライアント端末101の操作受付部405は、医用画像一覧画面700の取消ボタン705に対する押下を受け付けたか否かを判定する。取消ボタン705に対する押下を受け付けたと判定した場合には、ステップS1702に処理を進める。取消ボタン705に対する押下を受け付けていないと判定した場合には、そのまま待機する。
ステップS1702では、クライアント端末101のウェブブラウザ部403は、押下を受け付けた取消ボタン705のレコードに埋め込まれた画像IDを取得する。そして、クライアント端末101の通信制御部401は、この画像IDが示す医用画像(以下、図17においては、対象の医用画像という。)の造形依頼の取消要求を医用画像処理サーバ102に当該画像IDを含めて送信する。
ステップS1703では、医用画像処理サーバ102の通信制御部411は、クライアント端末101から送信された取消要求を受信する。そして、ステップS1704では、医用画像処理サーバ102の記憶部412は、取消要求のなされた依頼の依頼結果を外部メモリ311から削除する。クライアント端末101から画像IDを受信しているので、この画像IDに対応する画像ID1202を依頼情報管理テーブル1200のレコードから特定する。そして特定したレコードの3Dデータ保存場所1209と3D PDFデータ保存場所1210から依頼結果である3Dデータと3D PDFデータを削除する。
ステップS1705では、医用画像処理サーバ102の記憶部412h、取消要求のなされた依頼情報、つまりステップS1704で特定したレコードを依頼情報管理テーブル1200から削除する。こうすることで造形依頼が取り消される。
ステップS1705までの処理が完了したら、医用画像処理サーバ102からクライアント端末101に対して医用画像一覧画面700の更新要求を送信する。クライアント端末101は、この更新要求を受信すると、図5に示す一連の処理を実行する。こうすることで医用画像一覧画面700が最新の状態に更新される。
以上説明したように、人体の部位を示す造形物の造形依頼を行う際に、医用画像に含まれる部位に対する造形依頼を受け付けることが可能となる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行可能にすることによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 医用画像処理システム
101 クライアント端末
102 医用画像処理サーバ
103 立体造形装置

本発明は、解剖学的な部位を示す三次元形状を作成するための依頼を行う画面において、被検体の撮像範囲に含まれない部位の三次元形状の作成依頼を抑止することの可能な医用画像管理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
本発明の目的は、解剖学的な部位を示す三次元形状を作成するための依頼を行う画面において、被検体の撮像範囲に含まれない部位の三次元形状の作成依頼を抑止することの可能な仕組みを提供することである。
上記の目的を達成するために本発明の医用画像処理システムは、被検体を撮像することにより生成される医用画像を用いた三次元形状の作成依頼を管理する医用画像管理システムであって、被検体の撮像範囲に含まれる解剖学的な部位を示す部位情報を記憶する記憶手段と、前記三次元形状の作成を行うために用いる医用画像選択する選択手段と、前記記憶手段に記憶された部位情報が示す解剖学的な部位の三次元形状を作成するための依頼を受付可能な画面を生成する生成手段とを備え、前記生成手段は、前記選択手段で選択された医用画像に含まれる被検体の撮像範囲に対応する前記部位情報を用いて、当該部位情報が示す解剖学的な部位とは異なる部位の三次元形状を作成するための依頼を受け付けないように制御可能な前記画面を生成することを特徴とする。
本発明によれば、解剖学的な部位を示す三次元形状を作成するための依頼を行う画面において、被検体の撮像範囲に含まれない部位の三次元形状の作成依頼を抑止することが可能となる。

Claims (9)

  1. 立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理システムであって、
    医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定手段と、
    前記部位特定手段で特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成手段と
    を備えることを特徴とする医用画像処理システム。
  2. 前記画面生成手段は、更に前記部位特定手段で特定されなかった部位を示す造形物の造形依頼を受け付けることのできない前記画面を生成することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理システム。
  3. 前記医用画像処理システムは、
    前記画面生成手段で生成された前記画面を介して、前記部位特定手段で特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受け付ける造形依頼受付手段と、
    前記造形依頼受付手段で造形依頼を受け付けた前記部位の三次元データを、前記選択受付手段で選択を受け付けた医用画像を用いて生成する三次元データ生成手段と、
    前記三次元データ生成手段で生成された前記三次元データの造形物を前記立体造形装置で造形するための造形ジョブを生成する造形ジョブ生成手段と、
    前記造形ジョブ生成手段で生成した造形ジョブを前記立体造形装置に送信する造形ジョブ送信手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の医用画像処理システム。
  4. 前記画面生成手段は、更に前記造形物の造形方法の選択を受付可能な前記画面を生成し、
    前記造形ジョブ送信手段は、前記画面生成手段で生成された前記画面を介して選択された前記造形方法に応じて前記造形ジョブの送信先を特定し、当該特定した前記立体造形装置に対して前記造形ジョブを送信することを特徴とする請求項3に記載の医用画像処理システム。
  5. 医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段を備え、立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理システムの制御方法であって、
    前記医用画像処理システムの選択受付手段が、前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記医用画像処理システムの部位特定手段が、前記選択受付ステップで選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定ステップと、
    前記医用画像処理システムの画面生成手段が、前記部位特定ステップで特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成ステップと
    を備えることを特徴とする医用画像処理システムの制御方法。
  6. 医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段を備え、立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理システムの制御方法を実行可能なプログラムであって、
    前記医用画像処理システムを、
    前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定手段と、
    前記部位特定手段で特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理装置であって、
    医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定手段と、
    前記部位特定手段で特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成手段と
    を備えることを特徴とする医用画像処理装置。
  8. 医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段を備え、立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理装置の制御方法であって、
    前記医用画像処理装置の選択受付手段が、前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記医用画像処理装置の部位特定手段が、前記選択受付ステップで選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定ステップと、
    前記医用画像処理装置の画面生成手段が、前記部位特定ステップで特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成ステップと
    を備えることを特徴とする医用画像処理装置の制御方法。
  9. 医用画像と当該医用画像に写る人体の部位を示す部位情報とを記憶する記憶手段を備え、立体造形装置で立体造形を行うための依頼を受け付けることが可能な医用画像処理装置の制御方法を実行可能なプログラムであって、
    前記医用画像処理装置を、
    前記記憶手段に記憶される医用画像に対する選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段で選択を受け付けた医用画像に対応する前記部位情報を用いて、当該医用画像に含まれる前記部位を特定する部位特定手段と、
    前記部位特定手段で特定された前記部位の造形物を造形するための依頼を受付可能な画面を生成する画面生成手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。

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