JP2016203218A - 成形品収集装置及びこれを備えた粉体圧縮成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で成形品を収集できる成形品収集装置を提供する。
【解決手段】成形品を収集する軟質管Z3と、軟質管Z3の少なくとも一部を固定する硬質管Z2と、軟質管Z3の下部を少なくとも成形品が通過できないように留める留め部材Z4とを備え、軟質管Z3の少なくとも上端部が硬質管Z2の側周面に取り付けられ、成形品が軟質管Z3に収集される成形品収集装置を構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、粉体を圧縮して医薬品の錠剤、食品、電子部品等を成形するための圧縮成形機に関する。
従来、粉体圧縮成形機によって圧縮成形された錠剤は、金属製の受け缶によって収集されていた。
しかし、圧縮成形された錠剤が受け缶に落下して衝突したとき、錠剤に割れや欠けが生じるという問題があった。
また、粉体圧縮成形機がコンテインメント化されている場合(下記特許文献1参考)、成形機の内部が陰圧になり、また当該成形機に接続された機器等の内部も陰圧になる。
そのため、錠剤の取出し口にビニール袋を取り付け、ビニール袋で錠剤を収集しようとしてもビニール袋内の空気が機器等の陰圧の影響で吸引されてしまう。つまり、ビニール袋内の空気が抜けた萎んだ状態になったり、パイプ内に吸い込まれたりするため、錠剤を収集しにくいという問題があった。
特開2005−193297号公報
本発明は、簡単な構成で成形品を収集することができる成形品収集装置を提供することを目的とする。また、接続可能な機器等がコンテインメント化していても、その機器等に接続し成形品を収集することができる成形品収集装置を提供することを目的とする。
本発明は、上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機によって成形された成形品を収集する成形品収集装置であって、前記成形品を収集する軟質管と、前記軟質管の少なくとも一部を固定する硬質管と、前記軟質管の下部を少なくとも前記成形品が通過できないように留める留め部材とを備え、前記軟質管の少なくとも上端部が前記硬質管の側周面に取り付けられ、前記成形品が前記軟質管に収集される成形品収集装置を構成した。
このようなものであれば、留め部材で軟質管を留めていることから、成形品の収集部の底面が軟質管で構成されており、収集された成形品が収集部の底面に当たってもその衝撃が吸収される。また、軟質管内に成形品が溜まった場合、溜まっている成形品の上部で軟質管を切れば袋状にすることができ、持ち運びが容易になる。また、軟質管を切ったあとに軟質管の下部を再度クリップ等の留め部材を取り付けるだけで、容易に次の成形品を収集することができる。
また、本発明は、上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機によって成形された成形品を収集する成形品収集装置であって、上下方向に貫通する硬質管と、少なくとも上端部が前記硬質管の側周面に取り付けられ、前記成形品を収集する軟質管と、前記軟質管の下部を少なくとも前記成形品が通過できないように留める留め部材とを備える成形品収集装置であってもよい。このような構成でも上記と同様の効果を奏する。
また、本発明は、上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機によって成形された成形品を収集する成形品収集装置であって、前記成形品を収集する軟質管と、前記軟質管の少なくとも一部を固定する硬質管とを備え、前記軟質管の少なくとも一部を結合することにより前記成形品を収集する底部を形成する成形品収集装置であってもよい。
このようなものであっても、成形品の収集部の底面が軟質管で構成されており、収集された成形品が収集部分の底面に当たってもその衝撃が吸収される。また、軟質管内に成形品が溜まった場合、溜まっている成形品の上部で軟質管を切れば袋状にすることができ、持ち運びが容易になる。また、軟質管を切ったあとに軟質管の下部を結合させることにより、容易に次の成形品を収集することができる。
このような軟質管は熱可塑性樹脂でもよく、熱可塑性樹脂であれば熱融着により軟質管を容易に結合させることができる。つまり、前記軟質管が熱可塑性樹脂であり、前記軟質管の少なくとも一部を熱融着によって結合することにより、前記成形品を収集する底部を形成するものであってもよい。
前記成形品収集装置において、前記軟質管が前記硬質管の側周面の外側に取り付けられていることが好ましい。このようなものであれば、前記成形品収集装置をコンテインメント化された機器等に接続し内部が陰圧の状態であっても、前記軟質管の内部に前記硬質管があるため、前記軟質管が萎んだ状態になることはなく、容易に成形品を収集できる。また、前記軟質管が前記硬質管により引っ張られた状態で前記成形品収集装置の底面を形成する場合、前記軟質管が前記硬質管内にほとんど吸引されない。また、クリップ等の留め部材を前記軟質管の切断部に2ヶ所取り付け、その間を切ることにより、成形品に付着した粉体等をほとんど暴露することなく、容易に小分けすることができる。前記軟質管を2カ所結合させ、その間を切る場合も同様である。これは発癌性物質やステロイド剤などといった、人体に影響を及ぼす可能性がある粉体を用いた成形品を収集するときに特に有効である。
前記成形品収集装置において、前記粉体圧縮成形機がコンテインメント化されたものであってもよい。一般的な成形品の受け缶は、人体に影響を及ぼす可能性がある粉体を暴露してしまうので、コンテインメント機器には使用できないが、本発明に係る成形品収集装置であれば、コンテインメント機器にも使用することができる。
また、前記成形品を供給する供給管に接続するための接続口を備え、前記硬質管の上部開口部に対して蓋をする蓋部を備えるものが好ましい。このようなものであれば、粉体の飛散を防止することができる。
また、前記軟質管に溜まった成形品の重量を測定する重量測定器を前記軟質管の下方に備えるものが好ましい。このようなものであれば、成形品の重量を成形品の収集とほぼ同時に測定することができる。
また、前記成形品収集装置と、上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機とを少なくとも備える成形品収集システムであることが好ましい。前記成形品収集装置が粉体圧縮成形機に直接的又は間接的に接続することができることにより、粉体圧縮成形機で圧縮成形した成形品を適切に収集することができる。
なお、本発明における粉体とは、微小個体の集合体であり、いわゆる顆粒などの粒体の集合体と、粒体より小なる形状の粉末の集合体とを含むものを指すものである。
本発明に係る成形品収集装置であれば、簡単な構成で成形品を収集することができる。また、接続可能な機器等がコンテインメント化されていても、その機器等に接続し成形品を収集することができる。
本発明の一実施形態の粉体圧縮成形機の側断面図。 同粉体圧縮成形機の中心展開図。 本発明の成形品収集装置の配置図。 同成形品収集装置の配置図。 同成形品収集装置の要部拡大図。 同成形品収集装置の要部拡大図。 同成形品収集装置の要部拡大図。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の粉体圧縮成形機は回転式粉体圧縮成形機である。
詳細には、以下の通りである。まず、回転式粉体圧縮成形機(以下「成形機」という)の全体概要を述べる。図1に示すように、成形機のフレーム1内には、回転軸となる立シャフト2を設け、その立シャフト2の上部に接続部21を介して回転盤3が取り付けられる。
回転盤3は、立シャフト2の軸回りに水平回転即ち自転する。回転盤3は、テーブル(臼ディスク)31と、上杵保持部32と、下杵保持部33とからなる。テーブル31は略円板状をなしており、その外周部に回転方向に沿って所定間隔で複数の臼孔4を有する。臼孔4は、テーブル31を上下方向に貫通している。
なお、テーブル31は、複数のプレートに分割するものでもよい。また、テーブル31自体に直接臼孔4を有するものでなく、テーブル31とは別体をなしテーブル31に対し着脱可能な複数個の臼をテーブル31に装着し、それら臼の各々において上下方向に貫通した臼孔を有する構成でもよい。
各臼孔4の上下には、上杵5及び下杵6を、それぞれが個別に臼孔4に対して上下方向に摺動可能であり、上杵胴部52を上杵保持部32で、下杵胴部62を下杵保持部33で保持する。上杵5の杵先53は、臼孔4に対して出入りする。下杵6の杵先63は、常時臼孔4に挿入してある。上杵5及び下杵6は、回転盤3とともに立シャフト2の軸回りに水平回転、即ち公転する。
立シャフト2の下端側には、ウォームホイール7が取り付けられる。ウォームホイール7には、ウォームギア10が噛合する。ウォームギア10は、モータ8により駆動されるギア軸9に固定している。モータ8が出力する駆動力は、ベルト11によってギア軸9に伝わり、ウォームギア10、ウォームホイール7を介して立シャフト2ひいては回転盤3及び杵5、6を回転駆動する。
さらに図2に示しているように、上杵5、下杵6の立シャフト2の軸回りの公転軌道上には、上杵5、下杵6を挟むようにして上下に対をなす予圧上ロール12及び予圧下ロール13、本圧上ロール14及び本圧下ロール15がある。予圧上ロール12及び本圧上ロール14は、上杵5の頭部51を押圧し、予圧下ロール13及び本圧下ロール15は、下杵6の頭部61を押圧する。そして、予圧上ロール12及び予圧下ロール13並びに本圧上ロール14及び本圧下ロール15は、臼孔4内に充填された粉体を杵先53、63の先端面で上下から圧縮するべく、上下両杵5、6を互いに接近させる方向に付勢する。
本圧上ロール14及び本圧下ロール15による加圧位置から、回転盤3及び杵5、6の回転方向に沿って先に進んだ位置には、成形品排出部を構成する。
成形品排出部では、下杵6の杵先63の上端面が臼孔4の上端即ちテーブル31の上面と略同じ高さとなるまで下杵6が上昇し、臼孔4内にある成形品を臼孔4から押し出す。この成形品排出部は、臼孔4から押し出された成形品を案内するダンパー17を備える。臼孔4を出た成形品は、回転盤3の回転によりダンパー17に接触し、ダンパー17に沿って成形品回収位置に向けて移動する。
成形品回収位置に移動した成形品は、錠剤粉取機、重量測定装置、バケットリフタ、金属検知機等を経て成形品収集装置Z1に収集される。なお、錠剤粉取機、重量測定装置、バケットリフタ、金属検知機等は、必ず必要というものではなく、必要なものは製品(成形品)によって異なる。また、図1は一般的な回転式粉体圧縮成形機の側断面図を表しているが、図3ではコンテインメント化した回転式粉体圧縮成形機Aを表す。
図3及び図4に示すように、成形品収集装置Z1は、成形品が供給される供給口を有する蓋部Z6と、貫通した筒状の硬質管Z2と、貫通した筒状の軟質管Z3と、軟質管Z3の下部を絞って留める留め部材Z4と、軟質管Z3を硬質管Z2の側周面の外面に取り付ける締結部材Z5と、蓋部Z6を支える支持部Z7と、軟質管Z3を置く軟質管置き部Z8とから構成される。また、成形品収集装置Z1は、軟質管Z3又は軟質管置き部Z8の下部に重量測定器を備えるものであってもよい。このようなものであれば、成形品収集装置Z1に収集された成形品の重量を収集と同時に計測することができる。
なお、軟質管Z3が熱可塑性樹脂であり、軟質管の少なくとも一部を熱融着によって結合させるものである場合は、成形品収集装置Z1は、留め部材Z4を備えなくてもよい。また、成形品収集装置Z1は、蓋部Z6を備えない構成であってもよい。
硬質管Z2はステンレス等の金属で構成され、貫通した底部のない筒状の管である。本実施形態では平面視円形状であるが、平面視円形状でなく例えば平面視矩形状であってもよい。硬質管Z2は、その側周面の外面に、締結部材Z5であるゴムバンドを嵌め込む溝Z21が形成されている。なお、溝Z21を形成していない構造であってもよく、また、溝Z21が複数形成されているものであってもよい。また、硬質管Z2は金属でなくてもよく、例えばポリエチレン等の硬質プラスチックであってもよい。また、硬質管は、硬質管の形状を概ね維持できるものであれば多少変形するものであってもよい。
軟質管Z3は、図5に示すように、貫通した底部のない筒状の管であり、硬質管Z2の側周面の外面を包み込めるものである。これにより、例えばコンテインメント化された減圧下であっても硬質管Z2で軟質管Z3の開口部を維持しているため、軟質管Z3が収縮しても成形品を収集できる。なお、硬質管Z2の側周面の内側に軟質管Z3を配置する構成であってもよい。またこの場合、硬質管Z2の上端側で折り返し、軟質管Z3が硬質管Z2の側周面の外側で締結部材Z5(ゴムバンド等)により締結されるものであってもよい。
軟質管Z3の例としては布、軟質プラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等)等の柔らかく形状が変化し易いものが挙げられる。なお、成形品となる粉体が発癌性物質やステロイド剤などといった、人体に影響を及ぼす可能性があるものであれば、軟質管Z3は、軟質プラスチック等の粉体が暴露しない(漏れない)ものが好ましい。また、軟質管Z3は、布等をプラスチック塗料等でコーティングしたものであってもよい。また、成形品が医薬品の場合、耐薬品性を有するものが好ましい。
留め部材Z4は、図5に示すように、軟質管Z3を絞って留めるものである。留め部材Z4の例としてはクリップが挙げられる。留め部材Z4はクリップ以外にもポリエチレン等の軟質管Z3を絞って留められるものが好ましい。また、留め部材Z4は、軟質管Z3を絞らなくても軟質管Z3から成形品がこぼれないように留められるものであれば、どのようなものであってもかまわない。留め部材Z4が軟質部材Z3をねじって留められるようなものであれば、成形品に付着した粉体は漏れにくい。留め部材Z4による軟質管Z3の留めは、成形品に付着した粉体が漏れないものが好ましいが、成形品がこぼれないものであればよい。また、成形品となる粉体が人体に影響を及ぼすおそれのあるものであれば、成形品に付着した粉体が軟質管Z3から暴露しないように封止できる留め部材Z4が好ましい。
軟質管Z3がポリエチレン等の熱可塑性樹脂であれば、留め部材Z4を備えない構成であっても、熱融着によって軟質管Z3を結合させることができる。また、軟質管Z3の熱融着は、軟質管Z3を封止するようなものであっても、部分的に熱融着するようなもの(例えば成形品が落ちない程度に隙間があいた状態のもの)であってもよい。また、軟質管Z3の結合は熱融着だけに限られず、例えば接着剤等の結合剤によって結合させるものであってもよい。
締結部材Z5は、軟質管Z3を硬質管Z2の側周面の外面に固定するものである。締結部材Z5の例としてはゴムバンドが挙げられる。本実施例ではリング状のゴムバンドを使用している。また、締結部材Z5は複数有していてもよく、下部が留め部材Z4によって留められた軟質管Z3内に成形品がある程度入っても容易に外れないものが好ましい。
蓋部Z6は、硬質管Z2の上部開口部に対して蓋をするものであり、本実施例では硬質管Z2の上部開口形状に合わせた形状である。図3及び図4に示すように、硬質管Z2が略円筒状で上部開口形状が円状であれば、蓋部Z6は、その形状に合わせた形状となる。図3及び図4では、蓋部Z6は、硬質管Z2の上部開口形状に合わせた円状(円盤状)であり、その略中央部に成形品を供給するための供給管Z9を接続するための接続口Z62を有する。そして、蓋部Z6と硬質管Z2が容易に外れないように連結部材Z61により連結されている。このような構成は特に粉体を暴露させないために有効である。
なお、成形品収集装置Z1が蓋部Z6を備えず、軟質管Z3を直接供給管Z9に取り付けるような構成であってもよい。
支持部Z7は、図3及び図4に示すように、3本の脚部Z71と、その3本の脚部Z71の内側に硬質管Z2を配置できるような脚固定部Z72、Z72とからなる。脚部Z71及び脚固定部Z72、73の形状は、脚部Z71の内側に硬質管Z2を配置できるものであればどのような形状であってもよい。本実施例の脚部Z71は、上部が内側に折り曲がった棒状のものであり、脚固定部Z72、Z73は、硬質管Z2の平面視形状に合わせて円形状になっている。脚固定部Z72は、脚部Z71の上部に配置し、硬質管Z2を支持している。そして脚固定部Z73は、脚部Z71の軸方向中央付近に配置し、脚部Z71を支持している。
軟質管置き部Z8は、図3及び図4に示すように、軟質管Z3を置くところであり、上部が開口したカップ状の容器である。本実施例ではカップ状のものであるが、皿状のもの等軟質管Z3を載せることができるものであればどのようなものであってもよい。なお、成形品収集装置Z1は、軟質管置き部Z8を備えない構成であってもよい。また、軟質管置き部Z8は水平方向に回転(自転)できるものであってもよい。このようなものであれば、軟質管Z3を容易に捩ることができ、クリップ等の留め部材Z4で留めやすい。また、軟質管Z3を捩って軟質管Z3内の空気も抜きやすい(図7)。
本発明は、軟質管Z3が留め部材Z4によって留められていることにより、硬質管Z2の底面は軟質管Z3によって形成されている。そのため、成形機によって成形された錠剤等の成形品が成形品収集装置Z1の底面(硬質管Z2の底面)に衝突しても底面はポリエチレン等の軟質管Z3であるため緩衝性があり、衝撃が吸収される。そのため錠剤等の成形品に割れ・欠けが生じにくい。
図6に示すように、硬質管Z2の側周面の外面に軟質管Z3を上下方向に縮めて嵌め込むことが可能である。このようなものであれば、必要量の成形品が溜まったときに軟質管Z3の切断部に留め部材Z4を2カ所留め、その間を切ることにより錠剤等の成形品に付着した粉体をほとんど暴露せずに小分けすることができる。また、小分けにすることにより持ち運びも容易となる。さらに、留め部材Z4で軟質管Z3を留めていることから、小分けと同時に次の成形品の収集の準備もすることができる。また、軟質管Z3が熱可塑性樹脂であり、軟質管Z3を熱融着した場合等、軟質管Z3を結合させた場合も同様の効果を有する。
その他、各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形できる。なお、本発明に係る成形品収集装置は、回転式粉体圧縮成形機だけでなく竪型式粉体圧縮成形機で製造された成形品にも使用できる。
31…テーブル
4…臼孔
5…上杵
6…下杵
Z1…成形品収集装置
Z2…硬質管
Z3…軟質管
Z4…留め部材
Z5…締結部材
Z6…蓋部
Z7…支持部
Z8…軟質管置き部

Claims (8)

  1. 上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機によって成形された成形品を収集する成形品収集装置であって、
    前記成形品を収集する軟質管と、
    前記軟質管の少なくとも一部を固定する硬質管と、
    前記軟質管の下部を少なくとも前記成形品が通過できないように留める留め部材とを備え、
    前記軟質管の少なくとも上端部が前記硬質管の側周面に取り付けられ、前記成形品が前記軟質管に収集される成形品収集装置。
  2. 上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機によって成形された成形品を収集する成形品収集装置であって、
    上下方向に貫通する硬質管と、
    少なくとも上端部が前記硬質管の側周面に取り付けられ、前記成形品を収集する軟質管と、
    前記軟質管の下部を少なくとも前記成形品が通過できないように留める留め部材とを備える成形品収集装置。
  3. 上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機によって成形された成形品を収集する成形品収集装置であって、
    前記成形品を収集する軟質管と、
    前記軟質管の少なくとも一部を固定する硬質管とを備え、
    前記軟質管の少なくとも一部を結合することにより、前記成形品を収集する底部を形成する成形品収集装置。
  4. 前記軟質管が前記硬質管の側周面の外側に取り付けられた請求項1又は2記載の成形品収集装置。
  5. 前記軟質管が熱可塑性樹脂であり、前記軟質管の少なくとも一部を熱融着によって結合することにより、前記成形品を収集する底部を形成する請求項3記載の成形品収集装置。
  6. 前記成形品を供給する供給管に接続するための接続口を備え、前記硬質管の上部開口部に対して蓋をする蓋部を備える請求項1乃至5記載の成形品収集装置。
  7. 前記軟質管に溜まった成形品の重量を測定する重量測定器を前記軟質管の下方に備える請求項1乃至6記載の成形品収集装置。
  8. 請求項1乃至7記載の成形品収集装置と、
    上下に貫通した臼孔を有するテーブル、上端部が臼孔に挿入されて摺動可能である下杵、及び下端部が臼孔に挿入されて摺動可能である上杵を備えた粉体圧縮成形機とを少なくとも備える粉体圧縮成形品収集システム。

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