JP2016200033A - 制御装置 - Google Patents

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Shunsuke Fukaya
俊介 深谷
和徳 森
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

【課題】スロットルバルブの凍結を確実に防止することのできる、内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置10は、吸気配管200のうちスロットルバルブ230よりも上流側の部分と、クランクケース120とを接続する配管である第1配管310と、
吸気配管200うちスロットルバルブ230よりも下流側の部分と、クランクケース120とを接続する配管である第2配管320と、
第2配管320に設けられたバルブであって、クランクケース120内の圧力と吸気配管200内の圧力との差によって開閉するPCVバルブ330と、が設けられた車両HVCに搭載される。
内燃機関100を停止させる際には、吸気配管200内における水分の滞留量を低減させる処理である水分低減処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の動作を制御する制御装置に関する。
内燃機関には、燃焼に必要な空気を供給するための吸気配管が設けられている。また、当該吸気配管の途中にはスロットルバルブが設けられている。スロットルバルブが動作してその開度を変化させることにより、吸気配管を通過する空気の流量が調整される。
吸気配管を通過する空気は、車両の外部から導入された外気である。このため、気温が低い冬期においては、氷点下を下回る低温の空気が吸気配管に導入され、それに伴ってスロットルバルブの温度も氷点下まで低下してしまうことがある。その際、スロットルバルブの近傍に水分が存在していると、吸気配管の内壁面とスロットルバルブとの間が氷で繋がれてしまい、スロットルバルブが動作し得ない状態となってしまうことがある。
尚、スロットルバルブの近傍に存在する水分とは、例えば、内燃機関の燃焼において生じた水分が、内燃機関のクランクケースを介して吸気配管内に流入し、その後結露又は着霜したものである。特に、内燃機関の動作が停止した直後においては、吸気配管を通過する空気の流量が0となっているので、クランクケースから吸気配管内に流入した水分がスロットルバルブまで到達しやすい。
下記特許文献1には、内燃機関の動作を停止させる際、スロットルバルブの開閉動作によって水分を予め除去しておき、これによりスロットルバルブの凍結を防止することのできる制御装置が記載されている。
特開2007−23933号公報
しかしながら、スロットルバルブやその近傍に水分(液体)が存在する状態となった後においては、スロットルバルブの開閉動作を行ったとしても、水分を完全に除去することは難しいと考えられる。特に、吸気配管の内壁面のうち、スロットルバルブから僅かに離れた箇所においては、開閉動作を行った後でも比較的多量の水分が残ってしまう可能性が高い。このため、上記特許文献1に記載の制御装置であっても、スロットルバルブの凍結を確実に防止することは難しい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、スロットルバルブの凍結を確実に防止することのできる、内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る制御装置は、内燃機関に空気を供給する吸気配管と、吸気配管を通過する空気の流量を調整するスロットルバルブと、吸気配管のうちスロットルバルブよりも上流側の部分と、内燃機関のクランクケースとを接続する配管である第1配管と、吸気配管のうちスロットルバルブよりも下流側の部分と、クランクケースとを接続する配管である第2配管と、第2配管に設けられたバルブであって、クランクケース内の圧力と吸気配管内の圧力との差によって開閉するPCVバルブと、が設けられた車両に搭載され、内燃機関の動作を制御する制御装置であって、内燃機関を停止させる際には、吸気配管内における水分の滞留量を低減させる処理である水分低減処理を行うことを特徴とする。
このような制御装置は、内燃機関を停止させる際に、吸気配管内における水分の滞留量を低減させる処理である水分低減処理を行う。水分低減処理とは、例えば、内燃機関における燃焼を停止させた状態でクランクシャフトを回転させ続けることにより、PCVバルブを介してクランクケース内の気体を排出する処理である。この場合、クランクケース内に存在する高湿の空気が車外に排出されるので、内燃機関が停止した後は、高湿の空気がクランクケースからスロットルバルブに到達してしまうことが抑制される。つまり、吸気配管内における水分の滞留量が小さなままで維持される。
また、水分低減処理として、吸気配管内の圧力を大気圧又はその近傍まで上昇させておく処理が行われてもよい。吸気配管内の圧力とクランクケース内の圧力との差が小さくなるので、高湿の空気がクランクケースから吸気配管へと流入することが抑制される。この場合も、吸気配管内における水分の滞留はやはり小さなままで維持される。
このように、本発明に係る制御装置によれば、凍結の原因となる水分がスロットルバルブに到達することが抑制されるので、内燃機関の停止後における凍結の発生が確実に防止される。
本発明によれば、スロットルバルブの凍結を確実に防止することのできる内燃機関の制御装置が提供される。
本発明の実施形態に係る制御装置、及びこれを備えた車両の構成を模式的に示す図である。 PCVバルブの動作特性を説明するための図である。 内燃機関を停止させる際における車両の状態変化を示すタイムチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る制御装置10について説明する。制御装置10は、内燃機関100を備えた車両HVCの一部に取り付けられており、内燃機関100の動作を制御するための装置となっている。
車両HVCの構成について先に説明する。車両HVCは、内燃機関100の他に不図示のモーター(回転電機)を備えており、それぞれの駆動力によって走行することが可能となっている。すなわち、車両HVCは所謂ハイブリッド車両として構成されている。図1では、車両HVCのうち内燃機関100及びその周辺の構成のみが模式的に示されており、その他の構成については図示が省略されている。
車両HVCは、内燃機関100と、吸気配管200と、排気配管300とを備えている。内燃機関100は、複数の気筒を備えたガソリンエンジンである。ただし、それぞれの気筒の構成は全て同一であるから、図1においては単一の気筒のみが内燃機関100として描かれている。
内燃機関100は、シリンダ部110とクランクケース120とが一体に形成された構成となっている。シリンダ部110は、後述のピストン131をその内部に収納する部分である。シリンダ部110の内部であり且つピストン131の上方側には、燃料と空気との混合気体が燃焼する空間として燃焼室SP1が形成されている。クランクケース120は、後述のクランクシャフト133をその内部に収納する部分である。クランクケース120の内部には空間SP2が形成されている。
ピストン131は、シリンダ部110内において上下に動く部材である。ピストン131の下方側、すなわちクランクケース120内の空間SP2には、コンロッド132及びクランクシャフト133が配置されている。ピストン131の上下運動は、コンロッド132を介してクランクシャフト133に伝達され、クランクシャフト133の回転運動に変換される。これにより、燃焼室SP1において生じた爆発力が車両HVCの駆動力に変換される。
空間SP2の下部にはエンジンオイルOLが蓄えられている。エンジンオイルOLにより、ピストン131、コンロッド132、及びクランクシャフト133の円滑な動きが保たれている。
内燃機関100のシリンダ部110には、吸気バルブ140と、排気バルブ150とが設けられている。吸気バルブ140は、シリンダ部110と吸気配管200との接続部分に配置されたバルブである。吸気バルブ140が燃焼室SP1側(図1では下方側)に移動して開状態となることにより、燃焼室SP1に対する空気及び燃料の供給が開始される。また、吸気バルブ140が吸気配管200側(図1では上方側)に移動して閉状態となることにより、燃焼室SP1に対する空気及び燃料の供給が停止される。吸気バルブ140の開閉動作は、クランクシャフト133の回転に連動して適切なタイミングで行われる。
排気バルブ150は、シリンダ部110と排気配管300との接続部分に配置されたバルブである。排気バルブ150が燃焼室SP1側(図1では下方側)に移動して開状態となることにより、燃焼室SP1から排気配管300に向けた排ガスの排出が開始される。また、排気バルブ150が排気配管300側(図1では上方側)に移動して閉状態となることにより、燃焼室SP1から排気配管300に向けた排ガスの排出が停止される。排気バルブ150の開閉動作は、クランクシャフト133の回転に連動して適切なタイミングで行われる。
吸気配管200は、内燃機関100に空気及び燃料を供給するための配管である。吸気配管200には、上流側から順に、エアフィルタ210と、スロットルバルブ230と、サージタンク220とが設けられている。吸気配管200の下流側端部には内燃機関100(シリンダ部110)が接続されている。
エアフィルタ210は、車両HVCの外部から導入される空気から異物を除去するためのフィルタである。スロットルバルブ230は、吸気配管200を通る空気の流量を調整するための流量調整弁である。車両HVCに備えられたアクセルペダル(不図示)の操作量に応じて、スロットルバルブ230の開度が調整され、これにより空気の流量が調整される。スロットルバルブ230の動作(開度の変更)は制御装置10により制御される。
サージタンク220は、吸気配管200の一部をなすものであって、吸気配管200の途中に形成された箱状の容器である。吸気配管200は、サージタンク220の下流側において複数に分岐しており、分岐したそれぞれの流路が内燃機関100の各気筒へと接続されている。サージタンク220の内部空間は、吸気配管200のうち他の部分における内部空間よりも広くなっている。サージタンク220により、一の気筒による圧力変動が他の気筒に影響してしまうことが防止されている。
サージタンク220には、圧力センサ241と、温度センサ242とが備えられている。圧力センサ241は、サージタンク220内の空気の圧力を測定するためのセンサである。圧力センサ241で測定された圧力は、制御装置10に入力される。温度センサ242は、サージタンク220内の空気の温度を測定するためのセンサである。温度センサ242で測定された温度(外気温に略等しい)は、制御装置10に入力される。
吸気配管200のうち、サージタンク220と内燃機関100との間となる位置には、不図示のインジェクタが配置されている。インジェクタは、吸気配管200の内部に燃料を噴射するための電磁弁である。インジェクタには、不図示のフューエルポンプによって加圧された燃料が供給されている。インジェクタが開状態になると、その先端から噴射された燃料が空気と混合されながら、吸気配管200から内燃機関100(燃焼室SP1)へと供給される。インジェクタの開閉動作は制御装置10により制御される。これにより、内燃機関100への燃料の供給量や供給タイミングが調整される。
排気配管300は、内燃機関100の燃焼室SP1で生じた排ガスを外部に排出するための配管である。排気配管300の上流側端部は内燃機関100(シリンダ部110)に接続されている。排気配管300の途中には、排ガスを浄化するための触媒コンバータやA/Fセンサ(いずれも不図示)等が設けられている。
車両HVCのその他の構成について説明する。吸気配管200とクランクケース120との間には、第1配管310と、第2配管320とが配置されている。
第1配管310は、その一端が吸気配管200のうちスロットルバルブ230よりも上流側の部分に接続されており、その他端がクランクケース120に接続されている配管である。第1配管310により、吸気配管200とクランクケース120との間が連通されている。
第2配管320は、その一端がサージタンク220に接続されており、その他端がクランクケース120に接続されている配管である。第2配管320により、サージタンク220とクランクケース120との間が連通されている。第2配管320のうちサージタンク220側の部分には、PCVバルブ330が設けられている。
PCVバルブ330は、クランクケース120内の圧力と、サージタンク220内の圧力との差(以下、「吸気圧力差」とも表記する)に応じて開閉するバルブである。
PCVバルブ330の動作特性について説明する。PCVバルブ330は内部に弁体(不図示)が配置されており、クランクケース120内の圧力を受けて弁体の位置が変化するように構成されている。
サージタンク220内の圧力が比較的高く(大気圧に近く)、吸気圧力差が小さいときには、弁体はバネ力により入口側(クランクケース120側)の弁座に押し付けられている。このため、PCVバルブ330は閉じられた状態となっており、第2配管320を空気が通過することはない。
サージタンク220内の圧力が減少して吸気圧力差が大きくなると、バネ力よりも吸気圧力差に起因する力の方が大きくなることにより、PCVバルブ330の弁体が入口側の弁座から離れる。PCVバルブ330は開かれた状態となり、第2配管320を空気が通過し得る状態となる。PCVバルブ330が開かれ始めた直後においては、吸気圧力差が大きくなるほどPCVバルブ330の開度は大きくなって行く。
サージタンク220内の圧力が減少して吸気圧力差が更に大きくなると、PCVバルブ330の弁体は入口側の弁座から更に離れるのであるが、出口側(サージタンク220側)の弁座には近づいていくこととなる。このため、吸気圧力差が大きくなるほどPCVバルブ330の開度は小さくなって行き、最終的にはPCVバルブ330が閉じられた状態となる。
図2は、上記のようなPCVバルブ330の動作特性を示すグラフである。当該グラフの縦軸には、PCVバルブ330を通過してサージタンク220側へと流れる気体の流量が示されている。グラフの横軸には吸気圧力差が示されている。
図2に示されるように、吸気圧力差が比較的小さいときには、吸気圧力差が大きくなるほど流量は大きくなる。一方、吸気圧力差が比較的大きいときには、吸気圧力差が大きくなるほど流量は小さくなる。図2に示される例では、吸気圧力差が値P2となったときに流量は最大(流量FL20)となる。
図1に戻って説明を続ける。制御装置10は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェースを備えたコンピュータシステムとして構成されている。制御装置10は、既に述べたように、スロットルバルブ230の動作やインジェクタ(不図示)における燃料噴射を制御し、これにより内燃機関100の動作を制御する。
車両HVCが内燃機関100の駆動力により走行しているときには、ピストン131の上下運動、及びクランクシャフト133の回転運動が行われている。これにより、吸気バルブ140が開状態のときには吸気配管200の空気が燃焼室SP1に引き込まれるので、吸気配管200の内部では内燃機関100に向かうような空気の流れが生じている。図1においては、当該流れが矢印AR1で示されている。
このとき、スロットルバルブ230は常に全開とされているわけではなく、通常はスロットルバルブ230により流路が絞られた状態となっている。このため、吸気配管200のうちスロットルバルブ230よりも下流側の部分は減圧されており、圧力は大気圧よりも低くなっている。
スロットルバルブ230の開度が小さいときには、サージタンク220内の圧力は低くなり、吸気圧力差は大きくなる。このため、PCVバルブが開状態となって、クランクケース120からの気体がサージタンク220内に流入することがある。図1においては、当該気体の流れが矢印AR2で示されている。
燃焼室SP1では、燃焼行程における爆発により内部の圧力が上昇する。このため、燃焼室SP1で生じた排ガスが、ピストン131とシリンダ部110との隙間を通過し、クランクケース120内(空間SP2)に少しずつ流入することとなる。これに伴って空間SP2の圧力が上昇し過ぎてしまうと、ピストン131の動作がその影響を受けてしまい、内燃機関の性能が低下してしまう可能性がある。
しかしながら、空間SP2の圧力が上昇すると吸気圧力差が大きくなるので、PCVバルブ330が開かれた状態となる。その結果、空間SP2内の気体(空気及び排ガス)の一部は、第2配管320及びPCVバルブ330を通過してサージタンク220に流入する。また、空間SP2内の気体の他の一部は、第1配管310を通過して吸気配管200にも流入する。このように、本実施形態においては2つの経路から空間SP2内の気体が排出されるので、排ガスの流入に伴って空間SP2の圧力が上昇し過ぎてしまうことはない。
尚、サージタンク220内の圧力が低下して吸気圧力差が大きくなったときには、空間SP2が減圧され過ぎてしまうことも考えられる。しかしながら、その場合には第1配管310から空間SP2へと空気が供給される。このため、空間SP2の圧力は、常に適切な大きさ(大気圧かその近傍)に保たれる。
ところで、燃焼室SP1では、炭化水素を含む燃料が燃焼することに伴って水が発生する。当該水の一部は、排ガスと共に燃焼室SP1から空間SP2に流入する。従って、空間SP2内の湿度は比較的高くなっている。
また、空間SP2の下部に蓄えられているエンジンオイルOLが高温になると、エンジンオイルOLに含まれていた水分が蒸発する。その結果、空間SP2内の湿度は更に高くなる傾向がある。
空間SP2内の気体、すなわち湿気を含む排ガスは、既に述べたようにその一部が第2配管320を通ってサージタンク220に流入する。内燃機関100が動作しているときにおいては、サージタンク220内では内燃機関100側に向かう空気の流れ(矢印AR1)が存在するので、第2配管320から流入した排ガス及び湿気(矢印AR2)は当該空気によって押し流されて、燃焼室SP1及び排気配管300を経由して車外へと排出される。このため、第2配管320を通ってサージタンク220に流入した湿気が、サージタンク220よりも上流側のスロットルバルブ230に到達することはない。
一方、内燃機関100が動作を停止しているときにおいては、サージタンク220から内燃機関100へと向かう空気の流れ(矢印AR1)が存在しない。このとき、サージタンク220内の圧力が低く、吸気圧力差が大きい場合には、第2配管320から流入した排ガス及び湿気(矢印AR2)がスロットルバルブ230に到達することとなる。その結果、スロットルバルブ230の近傍で結露が生じたり、着霜が生じたりすることが考えられる。
結露により、スロットルバルブ230の近傍に液体の水分が存在している状態で、氷点下の空気が外部からスロットルバルブ230に到達してしまうと、スロットルバルブ230と吸気配管200との間において水分が凍結する。これにより、スロットルバルブ230が動作し得ない状態となってしまうことがある。
また、スロットルバルブ230の近傍に付着していた霜が一旦液体となり、大きな水塊となったあとで再度凍結してしまうこともある。このような場合にも、スロットルバルブ230が動作し得ない状態となってしまう。
特に、本実施形態のように車両HVCがハイブリッド車両として構成されている場合には、走行中において内燃機関100が頻繁に停止するので、上記のような結露や着霜が生じやすい。
そこで、本実施形態に係る制御装置10では、内燃機関100を停止させる際に、吸気配管200内における水分の滞留量を低減させるための処理(水分低減処理)を行うように構成されている。
水分低減処理の具体的な内容について、図3を参照しながら説明する。図3(A)は、内燃機関100に対する停止指示の変化を示すタイムチャートである。停止指示とは、内燃機関100を停止させる処理を開始するための信号であって、内燃機関100の内部で発せられるものである。停止指示は、例えば車両HVCの走行を停止させる際や、モーターのみによる走行に切り替える際に発せられる。
図3(B)は、インジェクタにおける燃料噴射の状態(燃料カットが行われているか否か)の変化を示すタイムチャートである。
図3(C)は、車両HVCが備えるクラッチの接続状態の変化を示すタイムチャートである。クラッチが接続されている状態においては、車両HVCの走行、すなわち車輪の回転に伴ってクランクシャフト133が回転する。クラッチが接続されていない(解放されている)状態においては、車両HVCの車輪の回転と、クランクシャフト133の回転とが分離される。つまり、車輪の回転に拘らず、クランクシャフト133を自由に回転させたり停止させたりすることが可能な状態となる。
図3(D)は、車両HVCが備えるモーターの駆動状態の変化を示すタイムチャートである。図3(E)は、スロットルバルブ230の開度の変化を示すタイムチャートである。図3(F)は、サージタンク220内の圧力、すなわち、圧力センサ241による測定値の変化を示すタイムチャートである。図3(G)は、内燃機関100の回転数、すなわちクランクシャフト133の回転数の変化を示すタイムチャートである。
図3の例では、時刻t10よりも前の期間においては停止指示が発せられていない(図3(A))。インジェクタからは燃料の噴射が行われており(図3(B))、スロットルバルブ230の開度は値OP25となっている(図3(E))ので、内燃機関100は駆動された状態となっており、その回転数は値R05となっている(図3(G))。また、クラッチは接続された状態となっており((図3(C))、モーターは駆動されていないので((図3(D))、車両HVCは内燃機関100の駆動力のみによって走行している。このとき、サージタンク220内の圧力は、大気圧(値IP20)よりも低い値IP15となっている((図3(F))。
尚、上記はあくまでも一例であって、停止指示が発せられていない期間(時刻t10より前の期間)においては、モーターの駆動力と内燃機関100の駆動力との両方によって車両HVCが走行していてもよい。また、スロットルバルブ230の開度は値OP25以外であってもよく、クランクシャフト133の回転数は値R05以外の値であってもよく、サージタンク220内の圧力は値IP15以外であってもよい。
時刻t10において停止指示が発せられた状態となると((図3(A))、これと同時に燃料カットが行われ、インジェクタからの燃料の噴射が停止された状態となる(図3(B))。
また、時刻t10においては、クラッチが開放されるとともに((図3(C))モーターの回転が開始される((図3(D))。このため、クランクシャフト133の回転数は0とはならず、モーターの駆動力によって一定の回転数(値R10)に維持される((図3(G))。クランクシャフト133が回転しているので、それに伴ってピストン131の上下運動が継続され、サージタンク220から内燃機関100へと空気が引き込まれる。尚、このときのクランクシャフト133の回転数(値R10)は、内燃機関100において振動が生じない程度の回転数としておくことが望ましい。
時刻t10以降、制御装置10は、サージタンク220内の圧力が所定の目標値(値IP10)に一致するようにスロットルバルブ230の開度を調整する。図3の例では、スロットルバルブ230の開度は値OP20とされており((図3(E))、その結果、サージタンク220内の圧力が値IP10に保たれている((図3(F))。
サージタンク220内の圧力の目標値である値IP10は、吸気圧力差を図2の値P2とするための値として設定されたものである。つまり、時刻t10以降の期間において、PCVバルブ330を通ってサージタンク220内に流入する気体の流量が最も大きくなるように、スロットルバルブ230の開度(サージタンク220内の圧力)が調整される。尚、PCVバルブ330における気体の通過が確保されるのであれば、値IP10以外の目標値が設定されてもよい。
空間SP2に存在していた高湿の気体は、第2配管320、PCVバルブ330、サージタンク220、燃焼室SP1、排気配管300を順に通って、車両HVCの外部へと排出される。また、空間SP2には、第1配管310を通じて外部からの空気が導入される。すなわち、空間SP2内に存在していた高湿の空気が外気と置換される。
時刻t10以降においても、燃焼室SP1に存在する気体の一部が空間SP2に流入することがある。しかしながら、燃焼室SP1では燃焼が行われないので、新たな水が生じて空間SP2に流入することはない。このため、空間SP2における湿度は時間の経過とともに低下して行く。
また、第1配管310を通じて外気が導入されることに伴って、空間SP2内の温度は低下し、エンジンオイルOLの温度も低下する。このため、エンジンオイルOLに含まれていた水分の蒸発量も小さくなり、空間SP2における湿度は更に低下する。
以上に説明した状態は、クランクケース120及び吸気配管200内に存在していた気体の置換が完了するまで継続される。本実施形態では、PCVバルブ330を介して排出された気体の量の算出値が、所定の目標値を超えたときに、気体の置換が完了したと判定される。本実施形態における上記目標値は、吸気配管200のうちスロットルバルブ230から内燃機関100までの部分の容積に、クランクケース120の容積を加えた値(以下、「掃気容積」とも称する)である。
PCVバルブ330を介して排出された気体の量は、圧力センサ241の測定値に基づいて算出される。具体的には、圧力センサ241の測定値から吸気圧力差が算出され、図2に示される特性に基づいて流量が算出される。PCVバルブ330を介して排出された気体の量は、上記流量を積算することにより算出される。例えば、吸気圧力差が値P2であった場合には、図2に示される流量FL20の積算値が目標値を超えるまでの間、クランクケース120内の気体の置換が継続して行われる。
尚、圧力の測定や吸気圧力差の算出には誤差が伴うことを考量して、PCVバルブ330を介して排出された気体の量が上記とは別の方法で算出されることとしてもよい。
例えば、吸気圧力差が値P2となるように制御が行われたとしても、実際の吸気圧力差は値P1から値P2の範囲で変動している可能性があるとする。このように、吸気圧力差の変動の範囲が予め予測し得る場合には、当該範囲において予測される流量のうち最も低い流量FL10を用いて、PCVバルブ330を介して排出された気体の量を算出すればよい。
つまり、流量FL10の積算値をもって、PCVバルブ330を介して排出された気体の量の算出値とすればよい。この場合、流量FL10の積算値が目標値(掃気容積)を超えるまでの間、クランクケース120内の気体の置換が継続して行われる。
また、掃気容積を、上記のような最低流量(流量FL10)で除することによって得られた時間が、時刻t10以降において経過するまでの間、クランクケース120内の気体の置換が継続されることとしてもよい。いずれの場合であっても、掃気容積を超える量の気体がPCVバルブ330を通過することとなり、これによりクランクケース120内の湿気が十分に除去されることとなる。
図3には、気体の置換が完了した時刻が時刻t20として示されている。時刻t20においては、クランクケース120や吸気配管200の内部に滞留している水分が十分に低減されている。結露や着霜の原因となりうる水分が殆ど存在していないので、スロットルバルブ230の凍結は防止される。
時刻t10から時刻t20までの期間において行われる処理、つまり、クランクシャフト133の回転を継続させることによって気体の置換を行い、これにより水分を外部に排出する処理のことを、以下では「第1の水分低減処理」と称することとする。
時刻t20以降に行われる処理について説明する。第1の水分低減処理が完了すると、制御装置10は、スロットルバルブ230の開度を値OP20から値OP30に変化させる(図3(E))。これにより、スロットルバルブ230は全開の状態となり、吸気配管200を流れる空気の流量が増加する。このため、時刻t20以降においては、サージタンク220の圧力は次第に上昇して行き、最終的には大気圧(値IP20)となる(図3(F))。図3では、サージタンク220の圧力が上昇し大気圧となった時刻が時刻t30として示されている。
サージタンク220の圧力が大気圧(又はその近傍)となったことが圧力センサ241により検知されると、制御装置10はモーターを停止させる(図3(D))。このため、時刻t30以降においては、クランクシャフト133の回転数は次第に減少して行き、最終的には0となる(図3(G))。図3では、クランクシャフト133の回転数が0となった時刻が時刻t40として示されている。時刻t40において、制御装置10は、スロットルバルブ230の開度を値OP30から値OP10に変化させる(図3(E))。値OP10は、内燃機関100の次回の始動に適した開度である。
時刻t40においては、サージタンク220の圧力が大気圧又はその近傍となっているので、吸気圧力差はほぼ0となっている。このため、PCVバルブ330は閉じられた状態となっており、クランクケース120内(空間SP2)の気体が第2配管320を通じてクランクケース120内に流入することはない。
時刻t20から時刻t40までの期間において行われる処理、つまり、クランクシャフト133の回転を継続させながらサージタンク220内の圧力を大気圧(又はその近傍)まで上昇させ、その後クランクシャフト133の回転を停止させる処理のことを、以下では「第2の水分低減処理」と称することとする。
先に行われた第1の水分低減処理により、クランクケース120の湿度は十分に低下している。更に、第2の水分低減処理により、クランクケース120からサージタンク220に向けた気体の流れが防止される。このため、湿度の高い気体がサージタンク220経由でスロットルバルブ230に到達することはより確実に防止されている。
尚、第1の水分低減処理が行われることなく、第2の水分低減処理のみが行われるような態様であってもよい。この場合、クランクケース120の内部には高湿の気体が閉じ込められた状態で内燃機関100が停止するのであるが、サージタンク220内の圧力が高くPCVバルブ330が閉じられているので、高湿の気体がスロットルバルブ230まで到達することが無い。このため、スロットルバルブ230における凍結は防止されることとなる。
第1の水分低減処理及び第2の水分低減処理は、内燃機関100を停止させる度に毎回行われてもよいのであるが、停止指示が発せられた時点におけるスロットルバルブ230の温度が氷点下である場合にのみ行われることとしてもよい。スロットルバルブ230の温度は、サージタンク220に設けられた温度センサ242の測定値によって推定することができる。また、スロットルバルブ230の温度を測定するための専用のセンサによって直接的に測定されることとしてもよい。
本実施形態では、第1の水分低減処理及び第2の水分低減処理が行われている間、モーターの駆動力によってクランクシャフト133の回転を維持する例を説明した。クランクシャフト133の回転は、他の方法によって維持されてもよい。
例えば、車両HVCが走行中であれば、車輪の回転がクランクシャフト133に伝達されるように両者を直結し、これによりクランクシャフト133の回転を維持することとしてもよい。また、第1の水分低減処理や第2の水分低減処理が行われる直前(時刻t10の直前)において内燃機関100の回転数を一時的に高回転にし、以降はクランクシャフト133を惰性で回転させることとしてもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10:制御装置
HVC:車両
100:内燃機関
120:クランクケース
133:クランクシャフト
200:吸気配管
230:スロットルバルブ
241:圧力センサ
242:温度センサ
300:排気配管
310:第1配管
320:第2配管
330:PCVバルブ

Claims (16)

  1. 内燃機関(100)に空気を供給する吸気配管(200)と、
    前記吸気配管を通過する空気の流量を調整するスロットルバルブ(230)と、
    前記吸気配管のうち前記スロットルバルブよりも上流側の部分と、前記内燃機関のクランクケース(120)とを接続する配管である第1配管(310)と、
    前記吸気配管のうち前記スロットルバルブよりも下流側の部分と、前記クランクケースとを接続する配管である第2配管(320)と、
    前記第2配管に設けられたバルブであって、前記クランクケース内の圧力と前記吸気配管内の圧力との差によって開閉するPCVバルブ(330)と、が設けられた車両(HVC)に搭載され、前記内燃機関の動作を制御する制御装置(10)であって、
    前記内燃機関を停止させる際には、前記吸気配管内における水分の滞留量を低減させる処理である水分低減処理を行うことを特徴とする制御装置。
  2. 前記水分低減処理は、前記内燃機関における燃焼を停止させた状態で、前記内燃機関のクランクシャフト(133)を回転させ続けることにより、前記PCVバルブを介して前記クランクケース内の気体を排出する処理であることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記水分低減処理は、前記PCVバルブを介して排出された気体の量が、所定の目標量を超えるまで継続されることを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記目標量は、前記吸気配管のうち、前記スロットルバルブから前記内燃機関までの部分の容積に、前記クランクケースの容積を加えたものに等しいことを特徴とする、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記水分低減処理が行われる際には、前記PCVバルブを通過する気体の流量が最も大きくなるように、前記吸気配管内の圧力が調整されることを特徴とする、請求項2に記載の制御装置。
  6. 前記吸気配管内の圧力は、前記スロットルバルブの開度によって調整されることを特徴とする、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記水分低減処理は、前記内燃機関における燃焼を停止させた状態で、前記内燃機関のクランクシャフトを回転させ続けながら、前記吸気配管内の圧力を大気圧又はその近傍まで上昇させる処理であることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記吸気配管内の圧力が大気圧又はその近傍まで上昇した後、前記クランクシャフトの回転を停止させることを特徴とする、請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記水分低減処理は、
    前記内燃機関における燃焼を停止させた状態で、前記内燃機関のクランクシャフトを回転させ続けることにより、前記PCVバルブを介して前記クランクケース内の気体を排出する排出処理、に続いて行われることを特徴とする、請求項7又は8に記載の制御装置。
  10. 前記排出処理は、前記PCVバルブを介して排出された気体の量が、所定の目標量を超えるまで継続されることを特徴とする、請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記目標量は、前記吸気配管のうち、前記スロットルバルブから前記内燃機関までの部分の容積に、前記クランクケースの容積を加えたものに等しいことを特徴とする、請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記排出処理が行われる際には、前記PCVバルブを通過する気体の流量が最も大きくなるように、前記吸気配管内の圧力が調整されることを特徴とする、請求項9に記載の制御装置。
  13. 前記吸気配管内の圧力は、前記スロットルバルブの開度によって調整されることを特徴とする、請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記スロットルバルブの温度が氷点下である場合にのみ、前記水分低減処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  15. 前記スロットルバルブの温度を、直接的又は間接的に測定するための温度センサを備えたことを特徴とする、請求項14に記載の制御装置。
  16. 前記車両は、回転電機が更に設けられたハイブリッド車両であることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
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