JP2016199944A - 防火区画形成補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害物を排除して好適に防火区画を形成できるようにするための防火区画形成補助装置を提供する。
【解決手段】防火装置2による防火区画の形成を補助する防火区画形成補助装置Aであって、防火装置2近傍の床として水平に配設される可動床材3と、可動床材3を傾動させる傾動機構4とを備えて構成する。防火装置2の降下時に可動床部材3が回動して立設することによって、障害物を自動的に防火装置2の下方から排除することができ、迅速確実な防火区画の形成が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、防火区画形成補助装置に関する。
建築物には、火災発生時の拡大防止、避難、消火、救助活動等を容易にすることを目的として所定の耐火性能を有する防火区画を設けることが義務付けられている。
また、防火区画を形成する手段として、通常は人の通行を可能にし、火災時に火炎の貫通を防止して防火区画を形成する防火装置が用いられ、この防火装置として、図7に示すように、火災時に火災感知器1の作動に連動して自動で降下して防火区画を形成する防火シャッター2が多用されている。
また、自動で降下する防火シャッターに挟まれる人身事故が発生したことから、防火シャッター下部に障害物が検出されるとともに防火シャッターの降下を自動的に停止させる安全装置を設けて構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
一方、このような安全装置を設けた場合には、火災時に例えば段ボール箱等の障害物を検出して防火シャッターの降下が停止し、この障害物を保安要員などによって人的に排除しない限り防火区画が形成できないという不都合を招くことになる。
これに対し、防火シャッターの下部に、耐火性に優れた布状部材などの変形自在な耐火性部材を設けたり、散水ヘッドから防火シャッターに向けて散水することで流下水幕を形成し、防火シャッターが完全に降下していない場合でもこれら布状部材や流下水幕で防火区画を形成する手法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−25189号公報 特開2013−144880号公報
しかしながら、防火シャッターの下部に変形容易な耐火性のある布状部材を設けたり、散水を行って流下水幕を形成することにより防火区画を形成する手法においては、防火区画の形成状態が不十分であったり、高価で複雑な仕組みが必要になるなどの問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、障害物を排除して好適に防火区画を形成できるようにするための防火区画形成補助装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の防火区画形成補助装置は、防火装置による防火区画の形成を補助する防火区画形成補助装置であって、前記防火装置近傍の床として水平に配設される可動床材と、前記可動床材を傾動させる傾動機構とを備えて構成されていることを特徴とする。
また、本発明の防火区画形成補助装置においては、前記傾動機構が、防火区画を形成する際に水平に配設された前記可動床材を上方に押し上げて傾動させるように構成されていることが望ましい。
また、本発明の防火区画形成補助装置においては、前記傾動機構が、前記可動床材に回動力を付与する可動機構と、通常時に前記可動床材を水平状態で保持し、防火区画を形成する際に前記防火装置の駆動を利用した電磁誘導作用によって前記可動床材の保持状態を解除する電磁ロック機構とを備え、前記電磁ロック機構による前記可動床材の保持状態が解除されるとともに前記可動機構が付与する回動力によって前記可動床材が傾動するように構成されていてもよい。
さらに、本発明の防火区画形成補助装置においては、前記可動床材に内蔵して、あるいは前記可動床材の下方に配置して設けられる圧電素子と、通常時に前記可動床材上を歩行者が歩行する力を利用して前記圧電素子によって発電した発電した蓄電する蓄電池とを備え、前記蓄電池で蓄電した電力を前記電磁ロック機構の起電力に用いるように構成されていてもよい。
また、本発明の防火区画形成補助装置においては、前記可動床材を傾動させるとともに滑動させる滑動機構を備えていることが望ましい。
本発明の防火区画形成補助装置においては、防火装置が駆動(作動)するとともに障害物を排除することができ、好適に防火区画を形成することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る防火区画形成補助装置を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る防火区画形成補助装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る防火区画形成補助装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る防火区画形成補助装置を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る防火区画形成補助装置を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る防火区画形成補助装置を示す図である。 防火シャッター(防火装置)の一例を示す図である。
以下、図1及び図2を参照し、本発明の第1実施形態に係る防火区画形成補助装置について説明する。
本実施形態の防火区画形成補助装置は、安全、確実に防火シャッターを床面まで降下させ、火災を検知してから速やかに防火区画を形成できるようにするための装置である。
具体的に、本実施形態の防火区画形成補助装置Aは、図1及び図2に示すように、防火シャッター(防火装置)2の下方の床面に水平に収納して水平から直立するように回動可能に配設された可動耐火パネル(可動床材)3と、可動耐火パネル3に回動力を付与して傾動させる可動機構4と、通常時(日常の施設運用時、平常時)に可動耐火パネル3を水平状態で保持するためのロック機構5とを備えて構成されている。
なお、本実施形態では、可動機構4とロック機構5によって傾動機構が構成されている。
可動耐火パネル3は、例えば表面が軟質衝撃吸収素材を用いて形成され、内蔵したオートヒンジ機構などの可動機構4に回動可能に接続して設けられている。
また、可動耐火パネル3は、通常時に床面に収納され、電磁ロック機構などのロック機構5によって水平状態が保持されている。さらに、本実施形態では、この可動耐火パネル3が幅寸法を約90cmにすることを基本とし、防火シャッター2の全幅に合わせて複数並設されている。また、可動耐火パネル3は、例えばその高さ寸法を約45cmにして形成され、8gk程度の重量とされている。
そして、本実施形態の防火区画形成補助装置Aにおいては、火災感知器1が作動し、連動信号によって防火シャッター2が自動降下し始めると、シャッター回動軸に接続されている複数のフェライト磁石及び固定されているコイルとの電磁誘導作用によってシャッター回動軸の回転力を起動力に変換し、ケーブル接続されている床面内の電磁ロック機構5を開放する。
これにより、この防火区画形成補助装置Aでは、防火シャッター2の降下に連動して床面直近に水平に収納されている可動耐火パネル3が可動機構4によって回動(傾動)し、設定した時間内に水平状態から直立する。そして、このとき、防火シャッター2の下方に箱などの障害物Mがあった場合には、可動耐火パネル3が直立する90度回転モーメント力で作動によって障害物Mを押圧し防火シャッター2の直下から排除する。
また、複数の可動耐火パネル3が直立することによって防火シャッター2の下部から通り抜けようとすることが阻止され、防火シャッター2による挟まれ事故の発生が抑止される。
なお、複数の可動耐火パネル3は、各可動耐火パネル3が端から順に回動して直立してゆくように制御しても、一斉に回動して直立するように制御してもよい。また、可動耐火パネル3が直立する作動途中では、避難方向に押し倒し可能にしておき、偶発特例的事象に対して安全性を確保するようにしておくことが好ましい。さらに、可動耐火パネル3は必ずしも直立(90度の角度で立設)するまで回動しなくてもよい。
また、上記のように可動耐火パネル3の重量などに応じ、必要モーメント力を確保できるようにオートヒンジ機構4のトルク特性を設定することになる。
したがって、本実施形態の防火区画形成補助装置Aにおいては、防火シャッター2の降下に連動して床面直近に水平に収納されている可動耐火パネル3が回動し、設定した時間内に水平状態から直立することで、防火シャッター2の降下時に下を通り抜けようとする行為を阻止して避難安全性を確保することができる。
また、防火シャッター2の降下時に可動耐火パネル3が回動して立設することによって、例えば箱やボールのようなものなどの障害物Mを自動的に防火シャッター2の下方から排除することができ、迅速確実な防火区画の形成が可能になる。
なお、可動耐火パネル3を止水板として機能させるようにすれば、地下街などでの浸水防止を図ることも可能であり、水損防止にも有効である。
以上、本発明に係る防火区画形成補助装置の一実施形態について説明したが、本発明は上記の第1実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、開口部を閉じて防火区画を形成する防火装置が防火シャッター2であるものとして説明を行ったが、防火シャッター2以外の防火装置で防火区画を形成する際に本発明の防火区画形成補助装置Aを適用しても勿論構わない。
次に、図3及び図4を参照し、本発明の第2実施形態に係る防火区画形成補助装置について説明する。
ここで、本実施形態は、第1実施形態と同様、防火シャッターなどの防火装置によって防火区画を形成する際に、床上に置かれた箱などの障害物を排除して好適に防火装置で防火区画を形成できるようにするための防火区画形成補助装置に関するものである。よって、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成に対して同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態における防火区画形成補助装置Bは、図3及び図4に示すように、床上に放置されている障害物(物体)Mの大きさ、重量などを自動で認識し、この障害物Mに適切な外力を与えて移動させ、防火シャッターなどの防火装置2で確実に防火区画を形成できるようにするための装置である。
具体的に、本実施形態の防火区画形成補助装置Bは、床面に整列配置して内蔵した複数の圧電素子(圧電素子群、傾動機構)6と、圧電素子群6の上を人が歩行することで発生する電力を蓄電するバッテリー(蓄電池)7と、これらを制御する制御装置(不図示)とを備えて構成されている。
上記構成からなる本実施形態の防火区画形成補助装置Bでは、通常時(日常の施設運用時、平常時)に、圧電素子6を内蔵したり、圧電素子6上に配置された床材(可動床材)上を歩行者が通行することでバッテリー7に電力が充電される。また、所定範囲の床材上に物体Mが放置されている場合には、所定の範囲面下に配置された圧電素子6からの起電力数値によって検出され、この検出結果を受けた制御装置が予め設定された継続時間、エリア、重量等をデータとして備えた変換テーブルと照らし合わせ、障害物Mであるか否かを判定する。
そして、判定の結果、設定時間より長く物体が放置されている場合には、アラームで覚知させ、さらに防火シャッターなどの防火装置2の作動時(緊急事象発生時)には、圧電素子群6にバッテリー7から電力を供給して振動を発生させ、この振動によって(床材を傾動させ)障害物Mを強制的に所定の範囲外に移動させる。また、このとき、センシングした障害物Mの大きさ、重量などにより圧電素子群6の作動を制御し、確実に障害物Mを振動力で所定の範囲外に移動させるようにする。
したがって、本実施形態の防火区画形成補助装置Bにおいては、まず、圧電素子6を床材に内蔵するなどしておくことで、防火区画形成時に防火装置2の近辺での人的な滞留を把握することができる。そして、この人的な滞留の状態に応じて防火シャッター2の下降(防火装置の駆動)を調節することができ、避難安全性を確保することができる。
また、防火シャッターなどの防火装置2の駆動に連動させて例えば箱やボールのようなものなどの障害物Mを自動的に排除することができ、迅速確実な防火区画の形成が可能になる。
さらに、コンパクトで安価な圧電素子6を面上に配置して容易に構成できるため、信頼性、経済性に優れた防火区画形成補助装置Bを実現することができる。
以上、本発明に係る防火区画形成補助装置の第2実施形態について説明したが、本発明は上記の第2実施形態に限定されるものではなく、第1実施形態の変更例を含め、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態と第1実施形態を組み合わせ、圧電素子6によって発電し、バッテリー(蓄電池)7に蓄電された電力を電磁ロック機構5の起電力に利用し、電磁ロック機構5による可動耐火パネル(可動床材)3の保持状態が解除されるとともに可動機構4が付与する回動力によって可動耐火パネル3が傾動するように構成してもよい。
次に、図5及び図6を参照し、本発明の第3実施形態に係る防火区画形成補助装置について説明する。
ここで、本実施形態は、第1、第2実施形態と同様、床上に放置されている障害物を移動させ、防火シャッターなどの防火装置で確実に防火区画を形成できるようにするための防火区画形成補助装置に関するものである。よって、本実施形態では、第1、第2実施形態と同様の構成に対して同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5及び図6に示すように、本実施形態の防火区画形成補助装置Cは、床面を形成する可動床材8と、可動床材8の下方に配設された滑動機構9と、滑動機構9を可動床材8とともに傾動させるための傾動機構10とを備えて構成されている。
滑動機構9は、可動床材8に下面側から当接し、傾動するとともに可動床材8を下方に滑らせて移動するためのものである。そして、本実施形態の滑動機構9は、可動床材8の下方に配設された傾動パネル11と、傾動パネル11上に載置され、可動床材8と傾動パネル11の間に配設された複数の鋼球などの球体12とを備えて構成されている。
また、本実施形態の傾動機構10は、電磁レリーズなどの駆動手段13と、この駆動手段13の駆動によって上方にスライド移動し、傾動パネル11を押圧して傾動させる駆動棒14とを備えて構成されている。本実施形態では、防火シャッターなどの防火装置2が作動するとともに、これを検知して電磁レリーズなどの駆動手段13が駆動し、傾動パネル11を傾動させるように構成されている。
そして、上記構成からなる本実施形態の防火区画形成補助装置Cにおいては、防火シャッター(防火装置)2が下降すると、これに連動して電磁レリーズなどの駆動手段13が駆動し、傾動パネル11の一端を駆動棒14が上方に押し上げて(ジャッキアップして)傾動パネル11を傾動させる。また、傾動パネル11上の複数の球体12が可動床材8に当接し、可動床材8が傾動するとともに複数の球体12の回動によって下方に滑動する。
これにより、防火シャッター2の下方に障害物Mが放置されている場合であっても、可動床材8が傾動して滑ることで、この可動床材8とともに障害物Mを防火シャッター2の下方から排除することができる。
また、球体12を用いて可動床材8を滑動させることで、メンテナンスの手間を低減することが可能になるとともに、障害物Mが重量物である場合であっても確実に可動床材8とともに滑動させて排除することが可能になる。
また、傾動パネル11、可動床材8が傾動することによって、防火シャッター2の下部から通り抜けようとすることを阻止することができ、防火シャッター2による挟まれ事故の発生を抑止することが可能になる。
さらに、通常時(日常の施設運用時、平常時)は、可動床材8上を歩行者が通常通行する。この可動床材8を通常の床材と異なる素材(色彩含む)にすることで、防火シャッター2の下方に物を放置しないように促すことも可能になる。
以上、本発明に係る防火区画形成補助装置の第3実施形態について説明したが、本発明は上記の第3実施形態に限定されるものではなく、第1、第2実施形態の変更例を含め、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態の滑動機構9を第1実施形態に適用し、可動機構(傾動機構)4で可動耐火パネル(可動床材)3が回動し、所定の角度まで傾動するとともに滑動機構9によって可動耐火パネル3を障害物Mとともに滑動させて障害物Mを排除するように構成してもよい。
また、本実施形態と第2実施形態を組み合わせ、可動床材8に内蔵して、あるいは可動床材8の下方に配置して圧電素子6を設け、通常時に可動床材8上を歩行者が歩行する力を利用して圧電素子6によって発電し、発電した電力をバッテリー(蓄電池)7に蓄電し、このバッテリー7から駆動手段13を駆動する電力を供給するように構成してもよい。
さらに、圧電素子6による振動と滑動機構9による滑動を組み合わせて可動床材8を障害物Mとともに排除するように構成してもよい。
1 火災感知器
2 防火シャッター(防火装置)
3 可動耐火パネル(可動床材)
4 可動機構(傾動機構)
5 電磁ロック機構(傾動機構)
6 圧電素子(圧電素子群)
7 バッテリー(蓄電池)
8 可動床材
9 滑動機構
10 傾動機構
11 傾動パネル
12 球体
13 駆動手段
14 駆動棒
A 防火区画形成補助装置
B 防火区画形成補助装置
C 防火区画形成補助装置
M 障害物(物体)

Claims (5)

  1. 防火装置による防火区画の形成を補助する防火区画形成補助装置であって、
    前記防火装置近傍の床として水平に配設される可動床材と、前記可動床材を傾動させる傾動機構とを備えて構成されていることを特徴とする防火区画形成補助装置。
  2. 請求項1記載の防火区画形成補助装置において、
    前記傾動機構が、防火区画を形成する際に水平に配設された前記可動床材を上方に押し上げて傾動させるように構成されていることを特徴とする防火区画形成補助装置。
  3. 請求項1記載の防火区画形成補助装置において、
    前記傾動機構が、前記可動床材に回動力を付与する可動機構と、通常時に前記可動床材を水平状態で保持し、防火区画を形成する際に前記防火装置の駆動を利用した電磁誘導作用によって前記可動床材の保持状態を解除する電磁ロック機構とを備え、
    前記電磁ロック機構による前記可動床材の保持状態が解除されるとともに前記可動機構が付与する回動力によって前記可動床材が傾動するように構成されていることを特徴とする防火区画形成補助装置。
  4. 請求項3記載の防火区画形成補助装置において、
    前記可動床材に内蔵して、あるいは前記可動床材の下方に配置して設けられる圧電素子と、通常時に前記可動床材上を歩行者が歩行する力を利用して前記圧電素子によって発電した発電した蓄電する蓄電池とを備え、
    前記蓄電池で蓄電した電力を前記電磁ロック機構の起電力に用いるように構成されていることを特徴とする防火区画形成補助装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の防火区画形成補助装置において、
    前記可動床材を傾動させるとともに滑動させる滑動機構を備えていることを特徴とする防火区画形成補助装置。
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