JP2016199284A - 荷重受け部材及びそれを備えた収容箱 - Google Patents

荷重受け部材及びそれを備えた収容箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2016199284A
JP2016199284A JP2015079971A JP2015079971A JP2016199284A JP 2016199284 A JP2016199284 A JP 2016199284A JP 2015079971 A JP2015079971 A JP 2015079971A JP 2015079971 A JP2015079971 A JP 2015079971A JP 2016199284 A JP2016199284 A JP 2016199284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving member
load receiving
cut
piece portion
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015079971A
Other languages
English (en)
Inventor
衛 岡本
Mamoru Okamoto
衛 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Sangyo Co Ltd filed Critical Fujimori Sangyo Co Ltd
Priority to JP2015079971A priority Critical patent/JP2016199284A/ja
Publication of JP2016199284A publication Critical patent/JP2016199284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で、スペーサとしても使える安価な荷重受け部材を提供する。
【解決手段】荷重受け部材20は、縦片部30と、第1斜片部31と、第2斜片部32を備え、展開状態と組状態との間を変態可能である。組状態では、縦片部30と第1斜片部31との間の第1折り目21、及び縦片部30と第2斜片部32との間の第2折り目22でそれぞれ折り曲げられ、第1斜片部31の第1切込み33に第2斜片部32が差し込まれるとともに、第2斜片部32の第2切込み34に第1斜片部31が差し込まれる。これによって、斜片部31,32どうしが互いに交差して拘束し合う。展開状態では、拘束が解除される。
【選択図】図3

Description

本発明は、荷重源からの荷重を受ける荷重受け部材及び該荷重受け部材を備えた収容箱に関し、特に、収容箱の空き室を埋めるとともに隣室の収容物の押圧荷重を支持するのに適した荷重受け部材及び該荷重受け部材を備えた収容箱に関する。
例えば、特許文献1の収容箱は、仕切りによって複数の収容室に仕切られている。各収容室に折畳式紙器からなる内箱が収容されている。内箱ひいては収容室には、ホットメルト接着剤等の収容物が充填される。
特許第5547978号公報(図2)
充填時のホットメルト接着剤は、加熱溶融されることにより流動体になっている。このため、内箱を外方向へ押し広げるように変形しようとする。この押圧荷重が仕切りに加わる。
隣り合う2つの収容室の内箱にそれぞれホットメルト接着剤が充填される場合、これら収容室間の仕切りは、両側からホットメルト接着剤の押圧荷重を受けるために変形度合は小さい。
一方、収容箱内に内箱を収めきれない空き室(ポケット)が形成されている場合、この空き室とその隣室とを仕切る仕切りは、隣室のホットメルト接着剤の押圧荷重を受けて空き室側へ撓むように変形しようとする。このような変形を防止するために、空き室にスペーサを詰めるのが通例であるが、耐荷重構造のスペーサは一般にコストが嵩む。
本発明は、このような事情に鑑み、簡単な構造で、スペーサとしても使える安価な荷重受け部材を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明に係る荷重受け部材は、
縦片部と、
第1折り目を介して前記縦片部の一端部と回転可能に連なる第1斜片部と、
第2折り目を介して前記縦片部の他端部と回転可能に連なる前記第2斜片部と、
を備え、前記第1斜片部には、前記第1折り目と交差する縁に開口する第1切込みが形成され、前記第2斜片部には、前記第1切込みとは反対側の縁に開口する第2切込みが形成されており、
かつ展開状態と組状態との間で変態可能であり、
前記組状態では、前記第1切込みに前記第2斜片部が差し込まれるとともに、前記第2切込みに前記第1斜片部が差し込まれることによって、前記第1、第2斜片部どうしが互いに交差して拘束し合い、
前記展開状態では、前記拘束が解除されることを特徴とする。
この荷重受け部材によれば、組状態にするとともに幅方向(第1、第2折り目に沿う方向)を荷重の掛かる方向に沿わせて配置することで、荷重に対して高い抗力を発現できる。荷重受け部材の構造は簡素であり、安価に製造できる。展開状態にすれば、コンパクトになり、保管や運搬を容易化できる。
本発明に係る収容箱は、少なくとも収容操作時に流動性を有する収容物を収容する収容箱であって、
箱本体と、
前記箱本体の内部を複数の室に仕切る仕切りと、
前記複数の室のうち前記収容物が収容されない空き室に収容される荷重受け部材と、
を備え、前記荷重受け部材が、
縦片部と、
第1折り目を介して前記縦片部の一端部と回転可能に連なる第1斜片部と、
第2折り目を介して前記縦片部の他端部と回転可能に連なる前記第2斜片部と、
を備え、前記第1斜片部には、前記第1折り目と交差する縁に開口する第1切込みが形成され、前記第2斜片部には、前記第1切込みとは反対側の縁に開口する第2切込みが形成されており、
かつ展開状態と組状態との間で変態可能であり、
前記組状態では、前記第1切込みに前記第2斜片部が差し込まれるとともに、前記第2切込みに前記第1斜片部が差し込まれることによって、前記第1、第2斜片部どうしが互いに交差して拘束し合い、
前記展開状態では、前記拘束が解除され、
さらに、前記空き室内における荷重受け部材は、前記組状態にされ、かつ前記第1、第2折り目に沿う幅方向が、前記空き室とその隣室とを仕切る部分と交差するように向けられることを特徴とする。
この収容箱によれば、荷重受け部材を空き室用のスペーサとして用いることができる。前記荷重受け部材は、第1、第2折り目に沿う幅方向の強度が高い。したがって、隣室の収容物によって前記仕切り部分が空き室側へ押圧されたときは、この押圧力を荷重受け部材によって支持することができる。これによって、仕切り部分の変形を防止又は抑制でき、ひいては収容物の変形を防止できる。
前記荷重受け部材が、紙又は樹脂シートからなることが好ましい。これによって、材料コストを一層低廉化することができる。
本発明によれば、簡単な構造で、スペーサとしても使える安価な荷重受け部材を提供できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスペーサを兼ねた荷重受け部材を含む収容箱を、収容物としてホットメルト接着剤を充填した状態で示す平面図である。 図2は、前記収容箱の斜視図である。 図3(a)は、前記荷重受け部材を展開状態で示す平面図である。図3(b)は、前記荷重受け部材を組状態で示す平面図である。図3(c)は、前記組状態の荷重受け部材の正面図である。 図4は、前記荷重受け部材の斜視図である。 図5は、前記収容箱においてホットメルト接着剤の押圧荷重が仕切りを介して荷重受け部材に掛かる様子を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び図2は、ホットメルト接着剤2(収容物)のための収容箱1を示したものである。ホットメルト接着剤2は、充填時(収容操作時)には加熱溶融されることで流動性を有している。その後、放熱によって硬化する。
収容箱1は、箱本体10と、仕切り11と、複数の内箱12と、複数の荷重受け部材20を備えている。箱本体10は、紙製の段ボールにて構成されている。箱本体10内に仕切り11が設けられている。仕切り11は、厚紙を格子状に組み合わせることによって構成されている。仕切り11によって箱本体10の内部が複数の室13,14に仕切られている。ここでは、8つ(複数)の収容室13,13…が、収容箱1の短手方向(図1において上下)の両側部に4つずつに分かれて、収容箱1の長手方向(図1において左右)に一列に並べられている。2つの列の収容室13,13どうしの間に空き室14が形成されている。短手方向(図1において上下)に隣り合う収容室13と空き室14とは、仕切り11の一部分11aによって仕切られている。空き室14の幅(図1において上下方向の寸法)は、収容室13の同方向の寸法よりも小さい。空き室14の長さ(図1において左右方向の寸法)は、収容室13の同方向の寸法と等しい。
なお、収容箱1における8つ(複数)の収容室13,13…の配置は、ホットメルト接着剤2の充填装置(図示せず)の8つ(複数)のノズルの配列に合わせたものである。かつ、前記ノズルの配列は、図示する収容室13よりも前記短手方向(図1において上下)のサイズが大きな収容室を4つずつ2列に配列した収容箱(図示せず)に合わせてある。このため、図示する収容箱1においては、収容室13,13…を短手方向(図1において上下)に離さざるを得ず、短手方向の中央部に空き室14が出来ている。
各収容室13内に内箱12が収容されている。内箱12は、折畳式の紙器にて構成されている(特許文献1参照)。内箱12を展開した形状は長方形(四角形)になっている。これが特許文献1と同様の手順で折り畳まれることで、上面開口の直方体ないしは立方体形状に形成されている。内箱12の少なくとも内面にはシリコーン等の剥離層が被膜されている。図1に示すように、各内箱12の内部にホットメルト接着剤2が充填される。
図1及び図2に示すように、空き室14には、スペーサとして荷重受け部材20が収容されている。荷重受け部材20は、1枚の紙シートにて構成されている。好ましくは、荷重受け部材20は、仕切り11と同じ材質の厚紙にて構成されている。これによって、仕切り11の原材紙から仕切り11を切り出した余り部分を、荷重受け部材20の材料として用いることができ、材料コストを低減できる。
なお、荷重受け部材20は、厚紙等の紙シートに限られず、樹脂シートにて構成されていてもよい。樹脂シートの材質としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。
図3に示すように、荷重受け部材20は、展開状態(同図(a))と、組状態(同図(b)及び(c))との間で変態可能である。図3(a)に示すように、展開状態の荷重受け部材20は、長めの長方形状になっている。この荷重受け部材20の長手方向(同図において左右)に離れた2箇所に折り目21,22が形成されている。折り目21,22は、それぞれ荷重受け部材20の一対の長手側縁23,24と直交(交差)し、荷重受け部材20の幅方向(同図において上下)に延びている。荷重受け部材20における折り目21,22どうし間の部分が、縦片部30を構成し、折り目21,22より両側部分が、斜片部31,32を構成している。
言い換えると、荷重受け部材20は、1つの縦片部30と、2つの斜片部31,32を備えている。第1斜片部31が、第1折り目21を介して縦片部30の一端部と回転可能に連なっている。第2斜片部32が、第2折り目22を介して縦片部30の他端部と回転可能に連なっている。斜片部31,32の長手方向(図3(a)において左右)の寸法は、縦片部30の同方向の寸法よりも大きい。
第1斜片部31の長手方向の中間部には、第1切込み33が形成されている。第1切込み33は、長手側縁23に向かって拡幅しながら開口するとともに、第1斜片部31の短手方向(図3(a)において上下)に延びている。第1切込み33の奥端部は、第1斜片部31のほぼ中央部に位置している。第1切込み33の幅は、奥端部に向かって段階的に狭くなっている。
第2斜片部32の長手方向の中間部には、第2切込み34が形成されている。第2切込み34は、第1切込み33とは反対側の長手側縁24に向かって拡幅しながら開口するとともに、第2斜片部32の短手方向(図3(a)において上下)に延びている。第2切込み34の奥端部は、第2斜片部32のほぼ中央部に位置している。第2切込み34の幅は、奥端部に向かって段階的に狭くなっている。
図3(b)及び(c)、並びに図4に示すように、組状態の荷重受け部材20は、第1折り目21及び第2折り目22においてそれぞれ折り曲げられている。そして、第1切込み33に第2斜片部32が差し込まれるとともに、第2切込み34に第1斜片部31が差し込まれている。これによって、斜片部31,32どうしが互いにX字状に交差して拘束し合っている。図3(c)に示すように、斜片部31,32どうしの交差部35は、組状態の荷重受け部材20の正面視におけるちょうど中央部に配置されるとともに、荷重受け部材20の幅方向(図3(c)の紙面と直交する方向)に沿って直線状に延びている。縦片部30によって、交差部35の交差角度が保持されている。
第1斜片部31を第2切込み34から外すとともに、第2斜片部32を第1切込み33から外すことで、拘束を解除でき、荷重受け部材20を展開状態にできる。
図3(c)に示すように、組状態の荷重受け部材20における縦片部30と第1斜片部31とのなす角度(内角)α、及び縦片部30と第2斜片部32とのなす角度(内角)αは、互いにほぼ等大の鋭角になっている。角度α,αは、空き室14の長手寸法及び高さ寸法等に応じて適宜設定されるが、好ましくは30°〜60°程度である。
図3(c)に示すように、組状態の荷重受け部材20において、第2折り目22と第1斜片部31の先端部とを結ぶ線分L20は、縦片部30に対してほぼ直交する(α≒90°)。したがって、第1折り目21を上にして、荷重受け部材20を水平面に載置すると、縦片部30がほぼ鉛直になる。また、第2斜片部32の先端部が、第1折り目21とほぼ同じ高さに位置するとともに、第1斜片部31の先端部のほぼ真上に位置する。
好ましくは、図2に示すように、組状態の荷重受け部材20の寸法は、空き室14の寸法に合わせて設定されている。つまり、図3(b)及び(c)に示すように、荷重受け部材20の高さH20は、空き室14ひいては仕切り11の高さとほぼ等しい。荷重受け部材20の幅W20は、空き室14の幅とほぼ等しい。荷重受け部材20の長さ(線分L20の長さ)は、空き室14の長さとほぼ等しい。
なお、図1及び図5においては、作図の便宜上、空き室14の内壁と荷重受け部材20との間の隙間が誇張されている。組状態の荷重受け部材20の高さH20については、空き室14ひいては仕切り11の高さに合わせるのではなく、内箱12内のホットメルト接着剤2の充填高さに合わせてもよい。組状態の荷重受け部材20の寸法を空き室14の寸法よりも小さめにしてもよい。
荷重受け部材20によれば、保管時や運搬時は、展開状態にすることでコンパクトにできる。したがって、保管スペースを小さくできる。また、一度に多数の荷重受け部材20を運ぶことができる。
荷重受け部材20を使用する際は、2つの折り目21,22において折り曲げるとともに、第1斜片部31を第2切込み34に差し込み、かつ第2斜片部32を第1切込み33に差し込む。これによって、荷重受け部材20を簡単に組状態にすることができる。切込み33,34をそれぞれ長手側縁23,24に向かって拡幅させることで、差し込み操作を容易化できる。切込み33,34の奥側部分の幅を狭くすることで、斜片部31,32どうしを互いに確実に拘束できる。
図1及び図2に示すように、この組状態の荷重受け部材20を空き室14に収容する。これによって、荷重受け部材20を、空き室14を埋めるスペーサとして用いることができる。荷重受け部材20の寸法を空き室14の寸法に合わせて設定することで、荷重受け部材20を空き室14にぴったりと嵌め込むことができる。組状態の荷重受け部材20の形状は、上下にシンメトリーであるから、第1折り目21及び第2折り目22の何れを上に向けてもよい。また、荷重受け部材20を長手方向(図1において左右)に反転させて空き室14に収容することもできる。
図2に示すように、空き室14内の荷重受け部材20の幅方向は、隣の収容室13との仕切り部分11aと直交(交差)するように向けられる。したがって、交差部35が、仕切り部分11aに対して直交(交差)する。好ましくは、交差部35は、仕切り部分11aの中央部分と直交(交差)する。斜片部31,32の縁部は、仕切り部分11aの対角線に沿う。
荷重受け部材20を空き室14に収容し、かつ内箱12を収容室13に収容した後、不図示の充填装置を用いてホットメルト接着剤2の充填を行う。すなわち、ホットメルト接着剤2を加熱溶融してノズルから収容室13の内箱12内に注入する。図5の白抜き矢印にて示すように、このホットメルト接着剤2は、内箱12を外側へ押し広げるように押圧する。この押圧荷重が内箱12を介して仕切り部分11aに加わることで、仕切り部分11aが空き室14側へ撓むように変形しようとする。これによって、仕切り部分11aが、荷重受け部材20の長手側縁23,24に強く当たり、荷重受け部材20を幅方向(図5に於いて上下)に強く押圧する。
一方、組状態の荷重受け部材20は、幅方向の強度が高い。したがって、前記押圧力に対して高い抗力を発揮し、仕切り部分11aを空き室14側から支持できる。これによって、仕切り部分11aが空き室14側へ撓み変形するのを防止又は抑制することができる。
特に、交差部35が仕切り部分11aの中央部に当たることで、仕切り部分11aの中央部の変形を確実に防止又は抑制することができる。更には、斜片部31,32が仕切り部分11aの対角線に沿うことで、仕切り部分11aの全域にわたって変形を防止又は抑制することができる。この結果、充填硬化後のホットメルト接着剤2の形状品質が低下するのを防止することができる。
荷重受け部材20は、構造が簡単であり、極めて安価に製造することができる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、収容物は、ホットメルト接着剤2に限られず、溶剤や薬液等であってもよい。流動性を有する収容物としては、液体(ゾル状体、ゲル状体を含む)に限られず、粉体や粒体であってもよい。
組状態の荷重受け部材20における角度α,α(図3(c))どうしが、互いに異なっていてもよい(α≠α)。
組状態の荷重受け部材20における角度αは、ほぼ直角(α≒90°)に限られず、鋭角(α<90°)でもよく、鈍角(α>90°)でもよい。荷重受け部材20を水平面に載置したとき、縦片部30が鉛直に対して傾斜していてもよい。
第1切込み33が、第1斜片部31の長手方向の中央部よりも第1斜片部31の先端側(図3(a)において右側)に偏った位置に設けられていてもよい。或いは、第1切込み33が、第1斜片部31の長手方向の中央部よりも縦片部30側(図3(a)において左側)に偏った位置に設けられていてもよい。第2切込み34の位置についても同様である。
収容室13及び空き室14の数及び配列は、適宜改変できる。
荷重受け部材20は、空き室14等の空きスペースを埋めるスペーサとしてだけでなく、台座等としても利用できる。鉛直荷重を受ける場合は、組状態の荷重受け部材20の幅方向を鉛直(上下)に向けて設置するとよい。
荷重受け部材20を、荷重を受けることの無い空きスペースを埋める単なるスペーサとして用いてもよい。
本発明は、例えばホットメルト接着剤を収容するための容器に適用可能である。
1 収容箱
2 ホットメルト接着剤(収容物)
10 箱本体
11 仕切り
11a 仕切り部分
12 内箱
13 収容室(室)
14 空き室(室)
20 荷重受け部材
21 第1折り目
22 第2折り目
23 長手側縁(縁)
24 長手側縁(反対側の縁)
30 縦片部
31 第1斜片部
32 第2斜片部
33 第1切込み
34 第2切込み
35 交差部

Claims (3)

  1. 縦片部と、
    第1折り目を介して前記縦片部の一端部と回転可能に連なる第1斜片部と、
    第2折り目を介して前記縦片部の他端部と回転可能に連なる前記第2斜片部と、
    を備え、前記第1斜片部には、前記第1折り目と交差する縁に開口する第1切込みが形成され、前記第2斜片部には、前記第1切込みとは反対側の縁に開口する第2切込みが形成されており、
    かつ展開状態と組状態との間で変態可能であり、
    前記組状態では、前記第1切込みに前記第2斜片部が差し込まれるとともに、前記第2切込みに前記第1斜片部が差し込まれることによって、前記第1、第2斜片部どうしが互いに交差して拘束し合い、
    前記展開状態では、前記拘束が解除されることを特徴とする荷重受け部材。
  2. 紙又は樹脂シートからなることを特徴とする請求項1に記載の荷重受け部材。
  3. 少なくとも収容操作時に流動性を有する収容物を収容する収容箱であって、
    箱本体と、
    前記箱本体の内部を複数の室に仕切る仕切りと、
    前記複数の室のうち前記収容物が収容されない空き室に収容される荷重受け部材と、
    を備え、前記荷重受け部材が、
    縦片部と、
    第1折り目を介して前記縦片部の一端部と回転可能に連なる第1斜片部と、
    第2折り目を介して前記縦片部の他端部と回転可能に連なる前記第2斜片部と、
    を備え、前記第1斜片部には、前記第1折り目と交差する縁に開口する第1切込みが形成され、前記第2斜片部には、前記第1切込みとは反対側の縁に開口する第2切込みが形成されており、
    かつ展開状態と組状態との間で変態可能であり、
    前記組状態では、前記第1切込みに前記第2斜片部が差し込まれるとともに、前記第2切込みに前記第1斜片部が差し込まれることによって、前記第1、第2斜片部どうしが互いに交差して拘束し合い、
    前記展開状態では、前記拘束が解除され、
    さらに、前記空き室内における荷重受け部材は、前記組状態にされ、かつ前記第1、第2折り目に沿う幅方向が、前記空き室とその隣室とを仕切る部分と交差するように向けられることを特徴とする収容箱。
JP2015079971A 2015-04-09 2015-04-09 荷重受け部材及びそれを備えた収容箱 Pending JP2016199284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015079971A JP2016199284A (ja) 2015-04-09 2015-04-09 荷重受け部材及びそれを備えた収容箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015079971A JP2016199284A (ja) 2015-04-09 2015-04-09 荷重受け部材及びそれを備えた収容箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016199284A true JP2016199284A (ja) 2016-12-01

Family

ID=57423357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015079971A Pending JP2016199284A (ja) 2015-04-09 2015-04-09 荷重受け部材及びそれを備えた収容箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016199284A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2884057T3 (es) Contenedor para material de construcción
TW200838775A (en) Suspension package assembly
KR101763588B1 (ko) 포장용 종이상자
JP6453286B2 (ja) 包装箱
JP2016199284A (ja) 荷重受け部材及びそれを備えた収容箱
KR101133790B1 (ko) 제품 포장용 좌판
JP2015129017A (ja) 積載物拘束具及び梱包方法
JP2012229045A (ja) 物品保持体用カバー
JP5096209B2 (ja) 板状体搬送用ボックス
JP6595226B2 (ja) 中箱付き包装用箱
JP4918290B2 (ja) パルプモールド緩衝材
JP2007204116A (ja) 梱包箱
JP2015009884A (ja) 包装用ケース
JP2009107631A (ja) 容積可変の包装箱及び包装箱形成用の板紙
JP6035974B2 (ja) 包装箱
JP6723747B2 (ja) 包装用厚紙、包装箱及び緩衝材
JP6802026B2 (ja) バッグインボックス
JP2007276845A (ja) 包装容器
KR101794815B1 (ko) 에어 튜브 타입 포장 박스
JP2003312734A (ja) 板材運搬具
JP2018115017A (ja) 包装容器
JP2008074460A (ja) 商品包装体
JP6520980B2 (ja) 梱包箱
KR20180000437U (ko) 포장상자
JP6316085B2 (ja) 容器の中仕切