JP2016198707A - バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法 - Google Patents

バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016198707A
JP2016198707A JP2015079645A JP2015079645A JP2016198707A JP 2016198707 A JP2016198707 A JP 2016198707A JP 2015079645 A JP2015079645 A JP 2015079645A JP 2015079645 A JP2015079645 A JP 2015079645A JP 2016198707 A JP2016198707 A JP 2016198707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
filtration
treated
filtered
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2015079645A
Other languages
English (en)
Inventor
金澤 進一
Shinichi Kanazawa
進一 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2015079645A priority Critical patent/JP2016198707A/ja
Publication of JP2016198707A publication Critical patent/JP2016198707A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】フィルターの目詰まりを効果的に洗浄し、フィルターを交換すること無くより長時間使用可能な濾過装置および濾過膜の洗浄方法を提供する。【解決手段】濾過膜により被処理水を濾過する濾過装置であって、前記濾過膜の前記被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、第1の面に沿った第1の液体の流れによる洗浄運転と、第2の面から第1の面に向けて第2の液体を透過させることによる逆洗浄運転とを、同時に行うように構成された濾過装置とした。【選択図】 図5

Description

本発明は、プリーツフィルターを用いたバラスト水処理装置の構造、およびそれを用いたバラスト水処理装置の洗浄方法に関する。
近年、船舶に積載するバラスト水の処理が問題となっている。バラスト水は空荷状態でも安全に航行するために船舶に積載される海水であり、バラスト水を浄化処理して微生物を除去あるいは死滅、不活性化する方法が種々検討されている。比較的大きな微生物の除去の目的で濾過を用いる方法も検討されており、たとえば特許文献1には本願出願人による濾過膜を用いたバラスト水の処理装置が記載されている。
上記構成のバラスト水処理装置に用いられる濾過膜には円筒形状のプリーツフィルターが用いられている。ここで、同出願人はプリーツフィルターの洗浄方法について、逆洗浄を可能とする構成を特許文献2に開示している。
特開2011−194396号公報(特許第4835785号) 国際公開第WO/2014/103854号
特許文献1に開示されている装置は、円筒状のプリーツフィルターを筒状容器に内蔵し、フィルターの外側から内部に流入する液体を濾液として回収する濾過装置である。濾過対象液を筒状容器の側面に設けたノズルからフィルター濾過面の一部に噴出することでフィルター表面に堆積した濾過物を洗浄して透過流束を回復させると共に、洗い流した濾過物を濾過前室から排液することで、安定した濾過状態を連続して継続させている。このようなシステムが安定に連続濾過を維持するのに重要なのは、フィルター濾過面への濾過対象液の噴出による洗浄効果である。経時的にフィルターの洗浄部位を変えてフィルター全体を洗浄していくことを効率的かつ効果的に行うために、円筒状のプリーツフィルターを濾過中にモーター駆動等で回転させている。
特許文献2は特許文献1の装置構造において、さらにフィルターの洗浄効果を高めるために、濾過水流路を経て洗浄水をプリーツフィルターの円筒内部へ供給する逆洗浄機構を備えることを開示している。逆洗浄を可能とすることによって、より長期間の濾過運転が可能となり、フィルターの交換周期をより長くすることができるとされている。
本願発明者は、このような逆洗浄の効果をさらに高め、フィルターの交換周期を延ばして、長時間使用可能なバラスト水処理装置を得ることを目的として新たな構成を備えた濾過装置および洗浄方法の発明に至った。
すなわち本願に開示される濾過装置は、濾過膜により被処理水を濾過する濾過装置であって、前記濾過膜の前記被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、第1の面に沿った第1の液体の流れによる洗浄運転と、第2の面から第1の面に向けて第2の液体を透過させることによる逆洗浄運転とを、同時に行うように構成された濾過装置、である。
また、このような装置を用いたバラスト水処理装置、当該装置における濾過膜の洗浄方法を提供する。
上記によれば、フィルターの目詰まりを効果的に洗浄し、長時間使用可能な濾過装置、バラスト水処理装置およびその洗浄方法を提供することが可能となる。
濾過膜を用いて濾過を行う状態を説明する模式図である。 濾過装置における洗浄運転を説明する模式図である。 濾過装置における逆洗浄運転を説明する模式図である。 洗浄運転と逆洗浄運転が同時に運転可能に構成された濾過装置を説明する模式図である。 図4の構成を備えた濾過装置の具体例を示す図である。 濾過装置を複数台備える複合濾過装置の動作を説明する図である。 複合濾過装置における濾過膜の洗浄について説明する図である。 本発明の実施態様としての船舶用のバラスト水処理装置を例示する模式図である。 図8のA−A断面を模式的に示す図である。 濾過装置に用いられるプリーツフィルターの構造を説明する斜視図である。 バラスト水処理装置を用いたバラスト水処理システム全体の構成を説明するブロック図である。
[本願発明の実施形態の説明]
以下、本願発明の実施形態としての濾過装置および濾過膜の洗浄方法について説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(濾過装置)
本願に開示される濾過装置の一つの態様は、濾過膜により被処理水を濾過する濾過装置であって、前記濾過膜の前記被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、第1の面に沿った第1の液体の流れによる洗浄運転と、第2の面から第1の面に向けて第2の液体を透過させることによる逆洗浄運転とを、同時に行うように構成された濾過装置である。
ここで、洗浄水として用いられる第1の液体は、被処理水であっても良い。被処理水の流れをそのまま洗浄に用いることによって、装置全体の構成を簡素化できる。
また、逆洗浄水として用いられる第2の液体は、濾過水に混入しても問題のない液体である必要がある。濾過の対象とされるような濁質分等を含まない液体として、水道水や地下水等の浄水が好ましく用いられる。また、第2の液体は既に濾過を行った濾過水を用いることが好ましい。濾過水に混入しても最も影響の無い液体であり、自ら生成することが可能な液体だからである。
この基本構成と洗浄の作用を図1から図4により説明する。図1は、濾過膜を用いて濾過を行う状態を説明する図である。濾過膜1の第1の面1A側から濾過対象となる被処理水W1がある圧力を持って供給される。被処理水W1は、図中矢印のように濾過膜を第1の面1A側から第2の面1B側に透過する。この際、被処理水に含まれていた濁質分等の混入物2が濾過膜1を透過せずに濾過膜1の第1の面に付着する。濾過膜1を透過した液体は濾過水W2として取り出される。一方、濾過膜1を透過しなかった余剰の液がある場合は、排水W3として排出される。
図2は、濾過装置における洗浄運転を説明する図である。ここで、洗浄運転とは、濾過膜1の第1の面の面方向に沿った液体の流れによって、第1の面に付着した混入物を洗い流すことをいう。洗浄に用いる液体は被処理水とは同じ液体でも異なる液体でも良いが、最も簡便には、被処理水を第1の面に平行な流れを生じるように供給することである。図2を用いて説明する。被処理水W1は濾過膜1の第1の面1Aに対して斜め方向に供給される。被処理水W1の一部は濾過膜1を透過して濾過水W2として取り出される。同時に被処理水W1の一部は排水W3として排出される。ここで、被処理水W1は濾過膜1の第1の面1Aの面に沿って流れることにより、洗浄水としても機能する。図2において第1の面1Aに付着していた混入物2は、洗浄水である被処理水の流れによって第1の面1Aから離れ、図中で点線にて示す混入物21の位置に移動する。被処理水中に浮遊する状態となった混入物21は、被処理水の流れによって、排水W3に混入して外部に排出される。このように濾過膜1の洗浄が行われる。一方で、混入物21は、再び濾過の流れ等の影響によって第1の面1Aに付着した混入物23となる場合もある。すなわち再び混入物2の状態に戻り、洗浄されない場合が残る。また、混入物2の付着が強い場合は、洗浄水の流れによって混入物2に十分な力が働かず、混入物2を浮遊状態の混入物21に移動させること自体が出来ない場合もある。なおここでは、濾過運転と洗浄運転が同時に行われる状態を説明したが、濾過水W2側の流れを止めることによって、洗浄運転のみを行う状態とすることも可能である。
一方、洗浄の方法として逆洗浄と呼ばれる方法がある。図3を用いて逆洗浄運転の動作を説明する。逆洗浄運転を行う場合は、濾過膜1に対する液体の流れが逆になるために、通常の濾過は行われない。濾過膜1の第2の面1Bから逆洗浄水W4を供給する。逆洗浄水W4は濾過膜1を第2の面1Bから第1の面1Aに向けて透過し、排水W3として排出される。ここで、濾過膜1の第1の面1Aに付着していた混入物2は、逆洗浄水W4の流れによって、膜表面から剥離する。剥離した混入物は、第1の面1A側に透過している逆洗浄水の中に浮遊した状態である混入物21となる。混入物21は、そのまま排水W3の流れに乗って混入物22のように移動し、そのまま排出される。これが、濾過膜1の逆洗浄としての機能である。一方で、混入物21は、重力等の影響により再び第1の面1Aの表面に付着した混入物23となる場合もある。逆洗浄水を大量に高い流量で流すことが出来れば逆洗浄の効果を高めることが可能である。しかし、流量等に制限がある場合は付着した混入物を十分に浮遊させることができなかったり、浮遊した混入物を排出するに至らなかったりして、逆洗浄の効果が低下する。
本願にて説明する濾過装置は新たな構成を備える装置である。図4を用いてその構成と動作を説明する。図4は、洗浄運転と逆洗浄運転が同時に運転可能に構成された濾過装置を説明する図である。図2と同じく洗浄水として被処理水を用いる場合について説明するが、別な液体でも良い。洗浄水としての被処理水W1は濾過膜1の第1の面1Aに対して斜め方向に供給される。被処理水W1の流れによって、図2の場合と同じく濾過膜1に付着した混入物2を浮遊させる場合もあるが、ここでは、混入物2が被処理水W1の流れによっては移動せずに濾過膜1に付着したままの状態を示す。ここで、図4では濾過運転は行われず、逆洗浄運転が同時に行われる。すなわち、図3と同様に、逆洗浄水W4が濾過膜1の第2の面1Bの側から供給される。濾過膜1の第1の面1Aに付着している混入物2は、逆洗浄水W4の流れによって濾過膜1から離れ、浮遊状態の混入物21となる。水中に浮遊した混入物21は、被処理水W1の流れにのって混入物22へと移動し、排水W3に混じって排出される。
このように、図4に示す装置構成においては、洗浄運転と逆洗浄運転とを同時に運転することが可能である。よって、極めて効果的に濾過膜に付着した混入物を取り除くことが可能となる。洗浄水の流れによっては浮遊させることが出来なかった混入物を浮遊させることができ、また浮遊した混入物の再度の付着を抑止して排出を促進できる点で、洗浄運転と逆洗浄運転の効果を相乗的に得ることができる。
上述した図4の構成を備えた濾過装置の具体例を図5に示す。図5は、円筒軸を中心に回転可能に保持された円筒状のプリーツフィルターと、前記プリーツフィルターを回転させる駆動機構と、前記プリーツフィルターの外周面に向けて被処理水を流出する被処理水ノズルと、前記プリーツフィルターを囲むように設けられ前記被処理水ノズルのノズル口を内部に備えた外筒部を有するケースと、前記プリーツフィルターを透過した濾過水を前記プリーツフィルターの円筒内部から前記ケースの外部へ導出する濾過水流路と、前記プリーツフィルターで濾過されなかった排出水を前記ケースの外部へ排出する排出流路とを有する濾過装置であって、前記プリーツフィルターを洗浄する逆洗浄水を前記濾過水流路を経て前記プリーツフィルターの円筒内部へ供給する逆洗浄機構を備え、前記逆洗浄水を前記円筒内部へ供給する逆洗浄運転と、前記被処理水を前記被処理水ノズルから前記外周面に向けて流出する洗浄運転とを、前記駆動機構により前記プリーツフィルターを回転させた状態で並行運転可能に構成された濾過装置である。
図5の濾過装置における通常の濾過運転時の動作を説明する。濾過すべき濁質分を含んだ被処理水W1は図示されていないポンプにより送られ、バルブ51を開けることにより配管61に導かれる。濾過膜10は円筒状のプリーツフィルターとして構成され、円筒の上底および下底は、蓋部材によって密閉されている。円筒の軸には駆動機構30としてのモーターが設けられており、円筒状の濾過膜10を回転させながら濾過運転がなされる。濾過膜10は同じく円筒状の外筒部を有するケース20に収容されている。ケース20には濾過されなかった被処理水を外部に排出する排出流路としての配管62とバルブ56が設けられる。濾過運転中はバルブ56を開けることにより、濾過されなかった被処理水が濁質分と共に排出水W3として排出される。配管61の先端部は被処理水ノズルのノズル口70である。被処理水ノズルは円筒状の濾過膜10に向き合って設けられており、濾過膜10の表面に向けて被処理水が流れ出ることで濾過膜10の表面に流れを生じさせ、その表面が洗浄されるように構成されている。ケース20内に充満した被処理水は濾過膜10を透過することによって濁質分が除去され、円筒内部に濾過水として流れ出る。濾過水は円筒内部から濾過水流路としての配管63へと流れ出る。濾過運転時はバルブ54を閉じ、バルブ53を開けることによって、濾過水W2を外部に導出する。
このように、図5の濾過装置においては濾過運転時にも濾過と同時に洗浄運転が行われる。すなわち円筒状の濾過膜10が駆動機構30により回転しつつ、その表面に被処理水の流れを受けることから、洗浄を行いつつ濾過が進行するのである。濾過は行わずに洗浄運転のみ行うことも可能である。その場合は、バルブ54とバルブ53を閉めることによって、濾過水の流れを止め、バルブ56を開けて排出水のみを流すことで洗浄のみが進行する。
次に、図5の装置における逆洗浄運転について説明する。逆洗浄は、濾過水を排出する配管63から濾過運転時の濾過水の流れとは逆の方向に逆洗浄水W4を流し込むことによって行われる。濾過水流路である配管63を逆流した逆洗浄水W4は円筒状の濾過膜10の円筒内部から外部に向けて流出し、その際に、円筒外部側の濾過膜表面に付着した物質を表面から浮遊させる。水中に浮遊した物質は、配管62を経て排出される。このとき、駆動機構30によって濾過膜10は回転していてもよい。逆洗浄運転のために、逆洗浄水を配管63に流す逆洗浄機構が必要となる。逆洗浄機構として少なくとも必要な要素は、配管64と、流れを制御する部材、すなわち図5の例ではバルブ54である。
逆洗浄水は単に別途設けられた水道水等の浄水配管から得ることもできるが、大量の逆洗浄水を短時間で用いるためには専用のタンクを設けておくこともできる。図5では逆洗浄水タンク40を用いる例としている。逆洗浄水タンク40はバルブ54を介して配管64から配管63につながっており、バルブ53を閉めてバルブ54を開けることによって逆洗浄水を濾過膜10の円筒内部に供給することができる。図5の例では逆洗浄水タンク40には配管41と配管42の2つの流入経路を設けている。配管42はバルブ55を開けることによって浄水をタンク内に供給するための配管である。配管41はその他の逆洗浄水をタンク内に供給するための配管である。バルブ52を開けることによって他の逆洗浄水をタンク内に供給できる。その他の逆洗浄水とは、例えば、この濾過装置自体によって予め濾過運転がなされ、濾過水W2として別なタンク等(図示せず)に蓄えられた濾過水を用いることができる。また、他の装置により生産された濾過水を用いることもできる。なお、以上の説明において逆洗浄水等の圧送のための機構(代表的にはポンプ)は図示していない。
さらに好ましい運転形態として、洗浄運転と逆洗浄運転とを同時に並行運転することができる。このような運転によって、フィルターの目詰まりをさらに効果的に除去することができる。バルブ51、バルブ56、バルブ54、バルブ52を開状態、バルブ53、バルブ55を閉状態とする。被処理水W1は配管61を通してノズル口70から濾過膜10の表面に向けて噴出されることで、濾過膜10の表面の洗浄運転が行われる。一方、逆洗浄水W4は配管63を通して濾過膜10の円筒内部に供給され、濾過膜10を透過することによって逆洗浄運転が行われる。逆洗浄水としては既に濾過済みの濾過水を用いるためにバルブ52を開けて供給しているが、供給は止めても良い。濾過膜10においては円筒外部から円筒内部に向かう流れは生じないので、濾過は行われない。このようにして濾過膜10の外表面に付着した混入物は効率よく剥がされ、排出水W3として配管62から排出される。
逆洗浄運転は、駆動機構30によりプリーツフィルターを回転させた状態で行うように構成されていると良い。駆動機構30により濾過膜を回転させることによって、被処理水による外表面の洗浄が連続して均等に行われ、さらに遠心力による混入物の剥離の促進効果も期待できる。
(複合濾過装置)
また別の態様の濾過装置として複合濾過装置について説明する。すなわち、複数台の濾過装置を組み合わせた複合濾過装置であって、前記複数の濾過装置の内の第1の濾過装置の濾過運転と、第2の濾過装置の逆洗浄運転とを同時に運転可能であり、前記第1の濾過装置の濾過運転により濾過された濾過水を第2の濾過装置の逆洗浄水として使用するように構成された複合濾過装置である。全体の装置内で逆洗浄水を製造しながら洗浄を行うことができるため、装置の簡素化が図れる。また、当該第2の濾過装置は、洗浄運転と逆洗浄運転とを同時に行うようにすれば、さらに高い洗浄効果が得られる。
複合濾過装置の1つの実施態様は、濾過装置を複数台有する複合濾過装置であって、前記濾過装置は、円筒軸を中心に回転可能に保持された円筒状のプリーツフィルターと、前記プリーツフィルターを回転させる駆動機構と、前記プリーツフィルターの外周面に向けて被処理水を流出する被処理水ノズルと、前記プリーツフィルターを囲むように設けられ前記被処理水ノズルのノズル口を内部に備えた外筒部を有するケースと、前記プリーツフィルターを透過した濾過水を前記プリーツフィルターの円筒内部から前記ケースの外部へ導出する濾過水流路と、前記プリーツフィルターで濾過されなかった排出水を前記ケースの外部へ排出する排出流路とを有する濾過装置であり、
第1の濾過装置により濾過された濾過水を、第2の濾過装置の濾過水流路に供給する逆洗浄流路を備え、前記第1の濾過装置により行う濾過運転と、前記第2の濾過装置において前記逆洗浄流路に供給される濾過水を逆洗浄水として用いる逆洗浄運転とを同時に運転可能に構成された複合濾過装置である。
図6は、上述の濾過装置を複数台備える複合濾過装置を説明する図であり、説明を簡単にするために濾過装置が2台の場合を示している。図6では説明に必要な濾過装置の要素のみを線図にて記載している。図示されていない構成部材についてはそれぞれの濾過装置が図5と同様に備えている。第1の濾過装置は、ケース20Aとその内部に設けられた濾過膜10Aで表現されている。第2の濾過装置は、ケース20Bとその内部に設けられた濾過膜10Bで表現されている。通常の濾過運転時について説明する。被処理水W1は2系統の配管によって、第1の濾過装置および第2の濾過装置の双方に被処理水として供給される。第1の濾過装置により濾過された濾過水と第2の濾過装置により濾過された濾過水は合流されて濾過水W2として外部に取り出される。また、それぞれの濾過装置からは排出水W3がそれぞれ外部に排出される。通常の濾過運転時には、このように2台の濾過装置を並行運転することが可能であり、またそれぞれ単独での濾過運転も可能である。図では2台の濾過装置による場合を説明したが、3台以上の場合であっても並行運転されるように構成することが可能であり、設置場所や必要な濾過水量等に従って台数を定めれば良い。
複合濾過装置においても、それぞれの濾過装置は、濾過膜を洗浄する逆洗浄水を濾過水流路を経て濾過膜の円筒内部へ供給する逆洗浄機構を備えており、逆洗浄水を濾過膜の円筒内部へ供給する逆洗浄運転と、被処理水を被処理水ノズルから濾過膜の外周面に向けて流出する洗浄運転とを、並行運転可能に構成された濾過装置とすることができる。
図7は、濾過装置を複数台有する複合濾過装置に特有の運転形態を説明する図である。濾過膜10Aを有する第1の濾過装置では通常の濾過運転を行う。すなわち、被処理水W1がケース20Aに導入され、濾過膜10Aにて濾過された濾過水がW2として導出される。濾過されなかった排出水はW3として排出される。ここで、第1の濾過装置にて濾過された濾過水W2を第2の濾過装置の濾過水流路から濾過膜10Bの円筒内部に導入できるように逆洗浄流路を有することが、本複合濾過装置の特有の構成である。すなわち、第2の濾過装置においては、第1の濾過装置により濾過された濾過水を逆洗浄水として用いた逆洗浄が行われる。また、さらに濾過膜10Bの洗浄効果を高めるために、第2の濾過装置には被処理水W1も供給され、濾過膜外部からの洗浄運転も同時に行われるように構成されている。第2の濾過装置からの排水はW3として外部に排出される。なお、逆洗浄運転は、駆動機構により円筒状の濾過膜を回転させた状態で行うと洗浄効果が高められる。
このような構成とすることによって、逆洗浄水を確保するために、既に濾過した洗浄水を蓄えるための場所や配管を必要とせず、逆洗浄水を生産しつつ洗浄を行うことができる。よって、装置自体や周辺設備の簡素化、コストダウンを図ることが可能である。また、逆洗浄水として水道水等の浄水を用いる場合は使用可能な量に制限を受けたり、使用コストがかかるという問題も解消することが可能である。
(バラスト水処理装置)
以上説明した濾過装置は、船舶に搭載されてバラスト水を製造するためのバラスト水処理装置として用いることが好適である。バラスト水処理装置は船舶の停泊中に大量の海水の濾過を行ってバラスト水タンクに貯留する必要がある。また船舶に搭載されるためにフィルターの交換作業を極力少なくすることが求められる。長時間、安定して濾過を行うために、濾過膜を洗浄しつつ濾過を行う装置が好ましく用いられ、さらに逆洗浄の効率を高めることで、長期間の運転が可能となる。また、船舶に搭載される浄水の量には限りがあるため、逆洗浄のために多くを使用することは出来ない。この点で濾過水を逆洗浄水として利用することは好ましい。さらに、濾過運転を行う濾過装置と逆洗浄運転を行う濾過装置を同時並行運転できる複合濾過装置であれば、濾過水を効率よく洗浄に用いることが出来る。
このようなバラスト水処理装置としての濾過装置の構成例を図8および図9に示す。図8および図9は本発明の実施態様としての船舶用のバラスト水処理装置の一部を例示する。図8は軸線を含む垂直断面の構成、図9は図8における水平A−A断面の構成をそれぞれ模式的に示す図である。円筒形状のプリーツフィルター101は回転中心となる軸線を囲むように配置されており、中心に配置された中心配管140(配管は回転しない)の周囲を回転自在に取り付けられている。プリーツフィルター101の円筒上下面は水密に塞がれている。回転自在な取り付け構造は、同じく水密構造とする必要があるが、特に限定されることなく既知の構造が用いられる。フィルター全体を覆うようにケース103が設けられる。ケース103は外筒部131、蓋部132、底部133で構成され、底部133には排出流路108が設けられる。ケース103内に被処理水としての海水を導入するため被処理水流路106と被処理水ノズル102が設けられる。被処理水ノズル102は、そのノズル口121をケース103の外筒部131内に備えるように被処理水流路106から延設され、被処理水がプリーツフィルター101の外周面に向かって流出するように構成されている。また、プリーツフィルター101の回転のためにモーター190がプリーツフィルター101の中心軸に備えられている。モーター190は駆動制御部(図示せず)からの電力により駆動される。
本例の場合、被処理水ノズル102から噴出した被処理水はプリーツフィルター101のプリーツ外周面に当たり、その圧力によってプリーツフィルターの洗浄効果が得られる。濾過されない被処理水および、ケース103内に沈殿した濁質分は、ケース103の底部133の排出流路108から順次排出される。プリーツフィルター101により濾過された濾過水はフィルター内部にて中心配管140に設けられた取水穴141を通して濾過水流路107に導かれ、ケース103の外部に流出される。装置の一例として、プリーツフィルター101の外径は700mm、軸方向長さ378mm、プリーツ深さ70mm、プリーツ数450折、が挙げられる。
円筒形状に構成したプリーツフィルター101の基本構造を図10を用いて説明する。図10は、帯状のフィルター基材11に繰り返し折り目を付けた後、それを折り目の稜線方向を軸方向とするように円環状につなぎ合わせることで、全体として中心軸Cを軸とした円筒形状のプリーツフィルター101を示す斜視図である。フィルターの基材には多孔質樹脂シートが用いられる。材質として例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等からなる延伸多孔質体、相分離多孔体、不織布等の多孔質構造物が利用されるが、高流量処理を行う目的においては、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルからなる不織布が特に好適に用いられる。特にポリエチレンテレフタレートは他の汎用プラスチックに比べて、バルク強度が強く、濾過の圧力や透過流でつぶれて流れなくなったり壊れたりし難い。このため、高い濾過差圧や透過流量の大きい高流量の濾過装置に向いている。
このような装置構成とすることにより、被処理水ノズル102から噴出した被処理水はプリーツフィルター101のフィルター表面に沿って流れるように、各プリーツの間に流れ込む。フィルター表面に面方向の表面に沿った流れが出来ることによって高い洗浄効果を得ることができる。さらに逆洗浄と合わせて行うことで、フィルター表面から付着した混入物を剥離させて流し出すことができ、効果的である。
バラスト水処理装置を濾過に用いることにより、上述の濾過装置を船体内に搭載し、船体外部から取得した海水を被処理水として用い、当該濾過装置により処理された濾過水にさらに殺滅処理を加えた後に、バラスト水として船体内に貯留するバラスト水の処理方法、および、バラスト水の処理システムを提供することができる。
図11は、上述の濾過装置を用いた船舶用バラスト水処理システムの全体構成およびバラスト水の処理方法を示す説明図である。図11において、海洋から取水された海水である被処理水は配管31を経てポンプ71により送られ、配管32を通じて濾過手段である濾過装置12に供給される。濾過装置12において濾過された濾過水は配管33を経て紫外線照射装置や電解装置などの殺滅装置13に送られる。また、濾過装置12において濾過されなかった排出水は、配管35を経て装置外部へ導出される。殺滅処理を経た海水は、配管34を経てタンク14に送られ、バラスト水として貯留される。
このような装置を用い、あるいは方法を用いることにより、従来にも増してフィルターの破損が抑制され、濾過不良を起こすこと無く長期間安定して使用することが可能となる。よって、メンテナンスの人的コストおよび交換材料としてのコストを抑制することができ、バラスト水の製造を一層容易にすることが可能である。
(濾過膜の洗浄方法)
以上で説明したように、上述の濾過装置および複合濾過装置を用いることにより、洗浄効果の高い濾過膜の洗浄方法を実現できる。このような洗浄方法は、濾過膜により被処理水を濾過する濾過装置の濾過膜の洗浄方法であって、前記濾過膜の前記被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、第1の面に沿った第1の液体の流れを生成する第1の動作と、第2の面から第1の面に向けて第2の液体を透過させるように第2の液体の流れを生成する第2の動作とを同時に行うことによる、濾過膜の洗浄方法である。
より具体化した態様としての洗浄方法は、円筒軸を中心に回転可能に保持された円筒状のプリーツフィルターと、前記プリーツフィルターを回転させる駆動機構と、前記プリーツフィルターの外周面に向けて被処理水を流出する被処理水ノズルと、前記プリーツフィルターを囲むように設けられ前記被処理水ノズルのノズル口を内部に備えた外筒部を有するケースと、前記プリーツフィルターを透過した濾過水を前記プリーツフィルターの円筒内部から前記ケースの外部へ導出する濾過水流路と、前記プリーツフィルターで濾過されなかった排出水を前記ケースの外部へ排出する排出流路とを有する濾過装置における濾過膜の洗浄方法であって、前記プリーツフィルターを洗浄する逆洗浄水を前記濾過水流路を経て前記プリーツフィルターの円筒内部へ供給する逆洗浄運転と、前記被処理水を前記被処理水ノズルから前記外周面に向けて流出する洗浄運転とを、前記駆動機構により前記プリーツフィルターを回転させた状態で並行運転する、濾過膜の洗浄方法である。
以上の説明において、被処理水、洗浄水、濾過水、逆洗浄水の用語は、いずれも水という用語を用いて表現している。水が最も代表的な濾過対象液であるという意味でこれらの用語を用いているものであって、本願記載の濾過装置は、水以外の液体を対象とする濾過装置としても用いることができる。
[付記1]濾過膜により被処理水を濾過する複数台の濾過装置を組み合わせた複合濾過装置であって、前記複数の濾過装置の内の第1の濾過装置の濾過運転と、第2の濾過装置の逆洗浄運転とを同時に運転可能であり、前記第1の濾過装置の濾過運転により濾過された濾過水を第2の濾過装置の前記濾過膜を逆洗浄するための逆洗浄水として使用するように構成された複合濾過装置。
[付記2]前記第2の濾過装置は、前記濾過膜の被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、前記第1の面に沿った第1の液体の流れによる洗浄運転と、前記第2の面から前記第1の面に向けて第2の液体を透過させることによる逆洗浄運転とを、同時に行うように構成された濾過装置である、付記1に記載の複合濾過装置。
1 濾過膜
1A 第1の面
1B 第2の面
10、10A、10B 濾過膜
11 フィルター基材
12 濾過装置
13 殺滅装置
14 タンク
2、21、22、23 混入物
20、20A、20B ケース
30 駆動機構
31、32、33、34、35 配管
40 逆洗浄水タンク
41、42 配管
51、52、53、54、55、56 バルブ
61、62、63、64 配管
70 ノズル口
71 ポンプ
101 プリーツフィルター
102 被処理水ノズル
103 ケース
106 被処理水流路
107 濾過水流路
108 排出流路
121 ノズル口
131 外筒部
132 蓋部
133 底部
140 中心配管
141 取水穴
190 モーター
C 中心軸
W1 被処理水
W2 濾過水
W3 排水
W4 逆洗浄水

Claims (10)

  1. 濾過膜により被処理水を濾過する濾過装置であって、前記濾過膜の前記被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、前記第1の面に沿った第1の液体の流れによる洗浄運転と、前記第2の面から前記第1の面に向けて第2の液体を透過させることによる逆洗浄運転とを、同時に行うように構成された濾過装置。
  2. 前記第1の液体は、前記被処理水である請求項1に記載の濾過装置。
  3. 前記第2の液体は、既に濾過を行った濾過水である請求項1または請求項2に記載の濾過装置。
  4. 円筒軸を中心に回転可能に保持された円筒状のプリーツフィルターと、
    前記プリーツフィルターを回転させる駆動機構と、
    前記プリーツフィルターの外周面に向けて被処理水を流出する被処理水ノズルと、
    前記プリーツフィルターを囲むように設けられ前記被処理水ノズルのノズル口を内部に備えた外筒部を有するケースと、
    前記プリーツフィルターを透過した濾過水を前記プリーツフィルターの円筒内部から前記ケースの外部へ導出する濾過水流路と、
    前記プリーツフィルターで濾過されなかった排出水を前記ケースの外部へ排出する排出流路とを有する濾過装置であって、
    前記プリーツフィルターを洗浄する逆洗浄水を前記濾過水流路を経て前記プリーツフィルターの円筒内部へ供給する逆洗浄機構を備え、
    前記逆洗浄水を前記円筒内部へ供給する逆洗浄運転と、
    前記被処理水を前記被処理水ノズルから前記外周面に向けて流出する洗浄運転とを、
    前記駆動機構により前記プリーツフィルターを回転させた状態で並行運転可能に構成された濾過装置。
  5. 前記逆洗浄水は、既に濾過された濾過水である、請求項4に記載の濾過装置。
  6. 濾過装置を複数台有する複合濾過装置であって、
    前記濾過装置は、円筒軸を中心に回転可能に保持された円筒状のプリーツフィルターと、前記プリーツフィルターを回転させる駆動機構と、前記プリーツフィルターの外周面に向けて被処理水を流出する被処理水ノズルと、前記プリーツフィルターを囲むように設けられ前記被処理水ノズルのノズル口を内部に備えた外筒部を有するケースと、前記プリーツフィルターを透過した濾過水を前記プリーツフィルターの円筒内部から前記ケースの外部へ導出する濾過水流路と、前記プリーツフィルターで濾過されなかった排出水を前記ケースの外部へ排出する排出流路とを有する濾過装置であり、
    第1の濾過装置により濾過された濾過水を、第2の濾過装置の濾過水流路に供給する逆洗浄流路を備え、
    前記第1の濾過装置により行う濾過運転と、前記第2の濾過装置において前記逆洗浄流路に供給される濾過水を逆洗浄水として用いる逆洗浄運転とを同時に運転可能に構成された複合濾過装置。
  7. 前記逆洗浄運転は、前記駆動機構により前記プリーツフィルターを回転させた状態で行うように構成された請求項6に記載の複合濾過装置。
  8. 請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の、濾過装置または複合濾過装置を用いたバラスト水処理装置。
  9. 濾過膜により被処理水を濾過する濾過装置の濾過膜の洗浄方法であって、
    前記濾過膜の前記被処理水が供給される側の面を第1の面、濾過水が排出される側の面を第2の面とした場合に、
    第1の面に沿った第1の液体の流れを生成する第1の動作と、
    第2の面から第1の面に向けて第2の液体を透過させるように第2の液体の流れを生成する第2の動作とを同時に行うことによる、濾過膜の洗浄方法。
  10. 円筒軸を中心に回転可能に保持された円筒状のプリーツフィルターと、
    前記プリーツフィルターを回転させる駆動機構と、
    前記プリーツフィルターの外周面に向けて被処理水を流出する被処理水ノズルと、
    前記プリーツフィルターを囲むように設けられ前記被処理水ノズルのノズル口を内部に備えた外筒部を有するケースと、
    前記プリーツフィルターを透過した濾過水を前記プリーツフィルターの円筒内部から前記ケースの外部へ導出する濾過水流路と、
    前記プリーツフィルターで濾過されなかった排出水を前記ケースの外部へ排出する排出流路とを有する濾過装置における濾過膜の洗浄方法であって、
    前記プリーツフィルターを洗浄する逆洗浄水を前記濾過水流路を経て前記プリーツフィルターの円筒内部へ供給する逆洗浄運転と、前記被処理水を前記被処理水ノズルから前記外周面に向けて流出する洗浄運転とを、前記駆動機構により前記プリーツフィルターを回転させた状態で並行運転する、濾過膜の洗浄方法。
JP2015079645A 2015-04-09 2015-04-09 バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法 Withdrawn JP2016198707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015079645A JP2016198707A (ja) 2015-04-09 2015-04-09 バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015079645A JP2016198707A (ja) 2015-04-09 2015-04-09 バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016198707A true JP2016198707A (ja) 2016-12-01

Family

ID=57423286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015079645A Withdrawn JP2016198707A (ja) 2015-04-09 2015-04-09 バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016198707A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014103854A1 (ja) バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の逆洗浄方法
WO2011105260A1 (ja) 船舶用バラスト水の処理装置および処理方法
WO2013031425A1 (ja) バラスト水の処理装置およびバラスト水の処理方法
KR100971536B1 (ko) 마을상수도 정수장치
KR20140138008A (ko) 선박용 밸러스트수의 처리 시스템
WO2015098808A1 (ja) 濾過装置、それを用いたバラスト水処理装置およびバラスト水の処理方法
WO2015087701A1 (ja) プリーツフィルター、それを用いたバラスト水処理装置およびバラスト水の処理方法
KR20150040288A (ko) 액체 여과 장치 및 그것을 이용한 밸러스트수 처리 장치
WO2016031388A1 (ja) バラスト水処理装置およびバラスト水の処理方法
KR20160106005A (ko) 플리츠 필터, 그것을 이용한 밸러스트수 처리 장치 및 밸러스트수의 처리 방법
JPWO2002028503A1 (ja) ろ過材洗浄方法及びろ過装置
KR20200027296A (ko) 염도 및 온도 자동조정장치 일체형 염장수 순환, 여과시스템
KR20170048252A (ko) 플리츠 필터, 플리츠 필터 카트리지, 그것을 이용한 밸러스트수 처리 장치 및 밸러스트수의 처리 방법
JP2021030176A (ja) 船体搭載用濾過装置
JP2016198707A (ja) バラスト水処理装置およびバラスト水処理装置の洗浄方法
KR101206904B1 (ko) 자동세척기능을 가지는 연속 회전식 여과장치
WO2012157668A1 (ja) 濾過処理装置及び濾過処理装置の洗浄方法
JP5716931B2 (ja) プリーツフィルター、それを用いたバラスト水処理装置およびバラスト水の処理方法
JP7251565B2 (ja) 船舶用バラスト水処理装置及び船舶用バラスト水処理方法
KR20140128841A (ko) 막모듈의 교차 정수 및 세정 장치와 이의 운전방법
KR20120025070A (ko) 물의 정화시스템
JP6249012B2 (ja) 濾過膜の洗浄方法
WO2015072381A1 (ja) プリーツフィルター、それを用いたバラスト水処理装置およびバラスト水の処理方法
JP2013091017A (ja) 液体濾過装置およびバラスト水処理装置
KR20160057589A (ko) 압력 베셀 및 그 세척 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20170417