JP2016196290A - アビオニクス表示システム - Google Patents

アビオニクス表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016196290A
JP2016196290A JP2016059358A JP2016059358A JP2016196290A JP 2016196290 A JP2016196290 A JP 2016196290A JP 2016059358 A JP2016059358 A JP 2016059358A JP 2016059358 A JP2016059358 A JP 2016059358A JP 2016196290 A JP2016196290 A JP 2016196290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertex
graphics
scene
display system
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016059358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6266678B2 (ja
Inventor
ルイス・ウィリアム・キャットン
William Catton Lewis
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Aviation Systems Ltd
Original Assignee
GE Aviation Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Aviation Systems Ltd filed Critical GE Aviation Systems Ltd
Publication of JP2016196290A publication Critical patent/JP2016196290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6266678B2 publication Critical patent/JP6266678B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/20Processor architectures; Processor configuration, e.g. pipelining
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/80Shading
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/60Memory management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/005General purpose rendering architectures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2200/00Indexing scheme for image data processing or generation, in general
    • G06T2200/12Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving antialiasing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2210/00Indexing scheme for image generation or computer graphics
    • G06T2210/22Cropping
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2210/00Indexing scheme for image generation or computer graphics
    • G06T2210/52Parallel processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】航空機のコックピットのシーンを表示するためアビオニクス表示システムを提供する。
【解決手段】シーンは、数千のグラフィックスプリミティブを備える複雑な計器表示であってよい。アビオニクス表示システムは、中央処理装置CPU10、CPUに動作可能に結合されたグラフィックス処理装置GPU54、およびディスプレイ90を備える。GPUは頂点シェーダを備え、CPUはグラフィックスプリミティブを表す頂点データを頂点シェーダに提供し、かつ頂点シェーダを呼び出し、シーンの少なくとも一部を表すグラフィックスプリミティブをフレームバッファ56にレンダリングするように構成される。ディスプレイは、フレームバッファに動作可能に結合され、シーンを表示する。アビオニクス表示システムのシステムアーキテクチャは従来のシステムと比較して、開発者にとってコーディング工程を簡略化し、また画像処理を高速化する。
【選択図】図1

Description

本発明は概して、種々の航空機で使用するためのアビオニクス表示システムに関する。
ここ数十年に亘って、従来のアナログ計器ディスプレイが画面上の電子計器ディスプレイに置き換えられた航空機用のグラスコックピットの使用は、軽飛行機においてさえ益々一般的になってきた[1]。実際、1980年代の後半から、このような電子計器ディスプレイを含む公認の電子飛行計器システム(EFIS)は、Boeing(登録商標)およびAirbus(登録商標)のほとんどの大型旅客機上の標準的な設備となった。
最近の計算機能力の進展、表示スクリーンおよびナビゲーションセンサ(衛星利用測位(GPS)システム、姿勢方位基準装置等)のコストの低減は、EFISをより広い市場に持ちだしたが、これらは一般的に、航空機内での使用に必要とされる特定の必須の表示構成要素、例えば姿勢方向指示器(ADI)、水平状態指示器(HSI)等を提供するために必要とされる複雑な高解像度のグラフィックスを提供するために、製造業者特有の知的所有権のある技術を依然として使用している。
従って、改善された機能、複雑性および解像度がこのようなEFISディスプレイに追加されるにつれて、パイロットに対してディスプレイ上に提供されるシーンを生成するためだけに知的所有権のある技術のプロセッサからより多くの処理力が必要とされる。これは例えばより高いクロックレートで動作するより新しい世代のプロセッサを使用することの利点のいくつかを打ち消すだけでなく、表示出力をプログラミングする際にコーディングの複雑性およびコーディングの長さを増加させる。従って、これにより必要とされる開発時間が増加し、より新しい世代の公認または非公認のEFISを提供する際にコード中に導入されるエラーの可能性も増加する。
よって本発明は、従来のEFISディスプレイよりも構成するのが簡単で、かつ動作がより迅速な、改善されたアビオニクス表示システムを提供することを追求する。以下に続く説明から、様々な他の利点も明らかになるであろう。
本発明の第1の態様によれば、航空機のコックピットのシーンを表示するためのアビオニクス表示システムが提供される。例えばシーンは、数千のグラフィックスプリミティブから構成されるEFIS用の複雑な計器表示を含んでよい。アビオニクス表示システムは、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理装置(GPU)およびフレームバッファに動作可能に結合されたディスプレイを備える。
GPUはCPUに動作可能に結合され、少なくとも1つの頂点シェーダを備える。動作の際、CPUは、少なくとも1つのグラフィックスプリミティブを表す頂点データを頂点シェーダに提供し、この頂点シェーダを呼び出し、シーンの少なくとも一部を表す少なくとも1つのグラフィックスプリミティブをフレームバッファにレンダリングする。
本発明の第2の態様によれば、航空機のコックピットのシーンを表示するための方法も提供される。方法は、CPUを操作し、少なくとも1つのグラフィックスプリミティブを表す頂点データを少なくとも1つの頂点シェーダに提供するステップと、この少なくとも1つの頂点シェーダを呼び出し、シーンの少なくとも一部を表す少なくとも1つのグラフィックスプリミティブをフレームバッファにレンダリングするステップと、フレームバッファからディスプレイ上にシーンを表示するステップとを含む。
従来のCPUレンダリングコードを頂点シェーダに置き換えることにより、グラフィックスプリミティブをレンダリングするためにCPUとGPUとの間で転送する必要があるデータ量が低減される。また、コーディングも簡略化され、レンダリング処理も大幅に迅速になる。
加えて、CPUが必要とする処理力はより少なく、よってCPUを簡略化できる。例えばこれにより、従来の特定用途向けプロセッサを、RISCベースプロセッサまたは例えば携帯電話用途で通常使用されることがある他のプロセッサタイプ[2]等の低電力の標準的な既製品プロセッサに置き換えることができる。このようなプロセッサは冷却要件も少ないので、大型のヒートシンクおよび大きすぎる動力冷却設備を必要とせず、これにより航空機が移送する必要がある全体の電子回路パッケージの重量が低減される。
以下で述べる本発明の様々な実施形態を考えると、様々な追加の利点が当業者には明らかになるであろう。
ここで本発明の様々な態様および実施形態を添付の図面と関連して説明する。
本発明の一実施形態によるアビオニクス表示システムを示す図である。 本発明の一実施形態による図1のアビオニクス表示システムのGPUが使用するレンダリングパイプラインを示す図である。 従来のCPUレンダリングコードを使用して画定されたグラフィックスプリミティブを示す図である。 従来のCPUレンダリングコードを使用して作成された、異なる精度でレンダリングされたグラフィックスプリミティブを示す図である。 本発明の様々な実施形態により作成できる、エイリアシングのある、およびアンチエイリアシング済みのグラフィックスを示す図である。 本発明の様々な実施形態により作成できる、グラフィックスプリミティブを示す図である。 本発明の様々な実施形態と共に使用できる、複雑なグラフィックスプリミティブを示す図である。 本発明の様々な実施形態により作成できる、複雑なグラフィックスプリミティブの展開図である。 本発明の様々な実施形態と共に使用できる、別のグラフィックスプリミティブを示す図である。 本発明の一実施形態による、レンダリングパイプラインのフラグメントシェーダによる図9のグラフィックスプリミティブの処理を示す図である。 本発明の一実施形態による、図9のグラフィックスプリミティブにフラグメントシェーダによりアンチエイリアシングをどのように適用するかを示す図である。 ディスプレイ上のシーンに書き込まれた図9のレンダリングされたグラフィックスプリミティブを示す図である。 本発明の様々な実施形態により実装できる方法を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態によるアビオニクス表示システム100を示す。アビオニクス表示システム100は、航空機のコックピットのシーンを表示するための改善されたグラフィックス処理技術を使用する。加えてこのシステムにより、既に標準によって公認され、より安価で、より簡潔で、および/またはより軽量であり得る標準的な構成要素の使用が可能となり、これにより信頼性が改善され、かつシステム全体の様々な航空機関(FAA、CAA等)による公認の可能性がより高くなり得る。
アビオニクス表示システム100は、中央処理装置(CPU)10を備える。CPU10はアビオニクスバス12を通してアビオニクス20に接続される。飛行計器に関連するデータはアビオニクスバス12を通してCPU10に伝送され、次にCPU10により処理され、続いてディスプレイ90上に飛行データを表示するために使用される。特定の実施形態では、CPU10は、例えばシステムの信頼性とフォールトトレランスとを確実にするために、比較されたおよび/またはエラーチェックされた実質的に同一の情報を処理する複数の同様のCPUを含む、冗長システムの一部であってよい。よって、プロセッサの重量軽減およびプロセッサに関連する冷却機器は、冗長システムを提供するために多数のこのようなプロセッサを使用する場合、より重要である。
CPU10はシステムメモリ16を備える。メモリ16としては揮発性の(例えばRAM)および/または不揮発性の(例えばフラッシュ)メモリを挙げることができる。様々な実施形態では、CPU10はIntel(登録商標)Baytrail SoC、バージョンE3827プロセッサ[2]である。このプロセッサは電力消費が8ワットであり、かつ軽量である。低電力消費は熱の生成が少ないことを意味するので、CPU10の信頼性が上がる。加えて、E3827プロセッサ[2]は軽量で、安価で、調達しやすく、かつ他の適用分野において十分に試験されている。
CPU10は加えて、グラフィックスバス18を介してグラフィックスカード50に結合される。グラフィックスバス18としては例えば、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(PCI)インターフェース、PCI Express(PCIe)インターフェース、またはアクセラレーテッドグラフィックスポート(AGP)を挙げることができる。一実施形態では、グラフィックスカード50はGeForce GTX 750 Ti[3]であり、グラフィックスバス18はPCI Express 3.0を使用して動作する。
グラフィックスカード50は、CPU10をグラフィックス処理装置(GPU)54にインターフェースするためのアプリケーションプログラミングインターフェースAPI52を提供する。GPU54は、少なくとも1つのプロセッサコアならびに高速ビデオメモリ58を含む。例えば、640個の独立したCUDAコア[3]を、GPU54において単一命令多重データ(SIMD)並列処理を容易にするために設けてよい。このようなプロセッサコアにより、複雑な数学的なデータ処理に適した迅速かつ強力なハードウェアベースの浮動小数点回路構成が提供される。
このような各プロセッサコアを、API52を介してプログラミングし、頂点シェーダ等のレンダリングパイプラインの様々なステージを提供できる。頂点シェーダは、グラフィックスプリミティブの境界を画定する頂点のセットを操作し、頂点の3D仮想空間位置を2D座標に数学的に変形させるプログラムであり、この2D座標において頂点はフレームバッファ56内に、続いてディスプレイ90上に現れることになる。位置と同様に、頂点の色およびテクスチャの座標を操作するように頂点シェーダをプログラミングすることもできる。頂点および/またはその様々な属性は、少なくとも1つのグラフィックスプリミティブを表す頂点データにより規定される。
頂点シェーダは、例えばOpenGL仕様に従ってプログラミングできる。頂点シェーダをコーディングする際に、知られている様々なOpenGL規定ライブラリを使用してよい。様々な実施形態では、C言語のようなOpenGLシェーディング言語(GLSL)を使用し、プログラマブルGPUレンダリングパイプラインの頂点シェーダをプログラミングするために使用されるコンパイル済みの文字列セットとして頂点データを生成し、カスタマイズされた画像効果を提供する。頂点シェーダの呼出しは、頂点データにより画定されたグラフィックスプリミティブのレンダリングを実行し、得られた出力はフレームバッファ56に書き込まれる。
ディスプレイ90は、フレームバッファ56に動作可能に結合され、例えばADI、HSI等を共に示す複数のレンダリングされたグラフィックスプリミティブを含むフルスクリーンのシーンとしてフレームバッファ56の内容を表示できる。
よってプログラマブルGPUレンダリングパイプラインのカスタマイズ可能な性質を本発明により拡張することにより、CPU10からの作業量をGPU54にオフロードできる。加えて、(例えば様々なグラフィックスプリミティブを画定するのに必要な追加の頂点データを決定する)様々な機能がGPU54に委任されるので、より迅速な全体の処理が可能となり、これによりCPU10が命令およびデータをGPU54に送信する時間および次にGPU54の終了を待機する時間を消費しないことが保証される。
また、最終的なシーンをレンダリングするのに必要なグラフィックス処理関数を実行するために必要な命令およびデータポイントの数が低減されているので、コーディングは開発者にとって簡略化されている。
例として、発明者は試験において、最適化されていない実施形態に関してさえ、シーン処理が少なくとも2つの要因により高速化されたことを確認した。これは、従来のようにシーンをレンダリングする場合に事前に必要とされた200〜500行と比較して、本発明を実装するのに必要なコードの行数は6〜12行であることに関わらなかった。
図2は、上述のアビオニクス表示システム100のGPU54が使用してよいレンダリングパイプライン200を示す。レンダリングパイプライン200は、表示用のグラフィックスプリミティブ等のオブジェクトをレンダリングするためにGPU54が実施する操作のシーケンスを規定する。このレンダリングパイプラインは、GPU54の1つのプロセッサコアにより実装してよい一例である。頂点データが互いに独立している場合、SIMD操作を実行できるように、多くのこのようなパイプラインが、それぞれの並列プロセッサコアについて提供されてよい。グラフィックスプリミティブは、例えば三角形、直線、点、頂、円等を含むことができる基本的な描画形状である。
CPU10は、頂点データを含む頂点配列を最初に準備してよい。この頂点データは、例えばHSIの外形等の固定の表示構成要素について、最終的なシーン内の固定の表示構成要素を描画するために必要な、必須のグラフィックスプリミティブを画定する事前構成された頂点配列に保存された静的データを含んでよい。
頂点シェーダ202は次に、それぞれの頂点を画定するデータを頂点データ配列からロードする。従来のアビオニクス表示システムは、システム内にシーンを生成するためにGPUレンダリングパイプラインにこのような頂点シェーダを提供しない。それぞれの頂点を画定する属性データは、各頂点nについて仮想空間内に少なくとも3次元の位置(xvn,yvn,zvn)を含み、レンダリングパイプライン200に送信される順序付けされた頂点リストを提供する。頂点リストをグラフィックスプリミティブとしてどのように解釈するかの解釈は、レンダリングパイプライン200の後の段階で取り扱う。
様々な実施形態では、システムメモリ16内に保存された頂点配列を使用し、API呼出しを使用してGPU54に頂点属性データを受け渡す。しかしながら、ビデオメモリ58内に保存された頂点バッファオブジェクトを使用することも可能であり、これは頂点をレンダリングするのに必要なCPU10からのAPI呼出しがより少なくなるという利点を有している。例えばCPU10は、システムメモリ16内で局所的に頂点属性を規定し、次にglBufferData()関数もしくはglBufferSubData()関数を使用して、またはglMapBuffer()関数もしくはglMapBufferRange()関数を使用してバッファをマッピングすることにより、頂点属性を転送する前にバッファオブジェクトを生成してよい。
頂点シェーダ202は、ユーザ定義プログラムに基づいて各入力頂点を出力頂点に変換する。これは通常、例えば仮想空間内でオブジェクトを回転させるための、空間的な3Dから2Dへの変形を含む。しかしながら、本願では、サポートされるレンダリング機能に関するアドオン効果のために頂点シェーダ202を主に使用するので、位置変形は一般的に必要でない。頂点データに関する位置変形の使用を必要としないことにより、処理は更に高速化もされる。頂点シェーダ202を使用する頂点処理のこの態様は、以下により詳細に説明される。
頂点シェーダ202の出力は次にプリミティブアセンブリに使用される。ユーザがレンダリングしたプリミティブの種類に応じて、次に単純なプリミティブ(すなわち、直線、点または三角形)の順序付けされたシーケンスに分解される。OpenGLを使用する様々な実施形態では、この機能は、デフォルト版またはユーザ定義により提供してよいジオメトリシェーダにより提供される。
任意で、次にモザイク化ステージ204を使用して、単純なプリミティブのシーケンスをモザイク化してよい。モザイク化ステージ204は、モザイク制御シェーダを単純なプリミティブのシーケンスに適用し、続いて固定関数のモザイク化ステージを使用してモザイク化する。モザイク評価シェーダを使用して固定関数のモザイク化ステージの出力を更に処理し、モザイク化ステージ204から最終的な出力を提供する。
更なる任意のジオメトリシェーダ206を次に使用して、頂点シェーダ202の出力または存在する場合は任意のモザイク化ステージ204を処理してよい。ジオメトリシェーダ206は、例えば頂点の入力リストにより規定されるグラフィックスプリミティブを処理できるユーザ定義プログラム済みステージを提供する。ジオメトリシェーダ206からの出力はゼロ以上の単純なプリミティブである。このようなジオメトリシェーダ206は例えば、OpenGL3.2またはより新しい仕様の制約内で動作してよい。
ジオメトリシェーダ206は、入力リストからプリミティブを削除するように、または単一の入力に複数のプリミティブを生成することによりこれらをモザイク化するように動作可能である。頂点を操作してもよく、例えば直線から点へ、点から三角形へ等、1つの種類から別の種類にプリミティブを変換してよい。ジオメトリシェーダ206等のシェーダは、入力データを操作して適切な出力データを提供するプログラムにより提供される。
特定の実施形態では、ジオメトリシェーダ206によりまたはプリミティブアセンブリの結果として生成される単純なプリミティブを、変形フィードバックモードで事前定義されたバッファオブジェクトのセットに書き込むことができる。こうして生成されたデータを後に使用するために保持でき、これによりシーンのレンダリングに必要とされる全体の処理を高速化する。このような変形フィードバックモードを、レンダリングパイプライン200の最終的な出力として追加で効果的に使用してよい。
あるいは、ジオメトリシェーダ206の出力を、クリッピングステージ208への入力として任意で使用してよい。クリッピングステージは、視野ボリュームの外側と内側との境界に位置するプリミティブを複数のプリミティブに分割する。境界の外側に位置するプリミティブは、出力データセットから選別される。
次に単純なプリミティブをラスタ化ステージ210によりラスタ化する。ラスタ化は、プリミティブの入力シーケンスをフラグメントとして知られるそれぞれの2次元画像に変換する。これらのフラグメントの各点は、色および深さなどの情報を含む。
プリミティブのラスタ化は、2つのステップからなる。第1のステップは、ウィンドウ/ディスプレイの座標において整数格子のどの正方形がプリミティブに占有されるかを決定する。第2のステップは、色および深さの値をこのような各正方形に割り当てる。
ラスタ化ステージ210により生成されたフラグメントを、ピクセルシェーダと呼ばれることもあるフラグメントシェーダ212への入力として提供する。フラグメントシェーダ212は、各フラグメントを3つの色および深さの値のセットに処理し、任意でステンシル値データも追加する。深さの値(z値)は、3D空間におけるフラグメントの深さ位置を規定し、色の値は、ディスプレイ90上にフラグメントを表示するために必要な従来のRGB色データを提供する。
次に処理後ステージ214は、フラグメントシェーダ212の出力データに基づいて、ディスプレイ90上に表示するためにフレームバッファ56に書き込むべきデータを決定する。処理後ステージ214は最初に、必要に応じて様々な選別試験を適用する。そのように構成する場合、ステンシル試験をフラグメントに適用でき、この試験に失敗したフラグメントが選別される。深さ試験も適用してよく、この試験に失敗した全てのフラグメントは同様に選別されてフレームバッファ56には追加されない。
次に、フレームバッファ56に書き込まれているフラグメントと既にフレームバッファ56内のフラグメントが書き込まれるのと同じ位置に存在する全ての色の値との間に、フレームバッファ混合を適用する。
ステージ216において、次にディスプレイ90上に表示するためにフラグメントデータをフレームバッファ56に書き込む。任意で、ユーザは、深さ、色、ステンシル等の様々なマスキング操作を適用し、最終的にレンダリングされるシーン内の様々な効果を生成することもできる。
図3は、従来のCPUレンダリングコードを使用して画定されたグラフィックスプリミティブ300を示す。グラフィックスプリミティブ300は、更に周辺に位置決めされた30個の頂点304によって放射状に取り囲まれた中心頂点302により画定された円である。グラフィックスプリミティブ300を画定する頂点配列は、順番に位置決めされた頂点302、304に対応する頂点データを含み、頂点302が中心となる円に近似する連続する三角形306のメッシュを画定する。
様々な他のグラフィックスプリミティブを、三角形のメッシュを使用して画定することもできる。例えばこのような他のグラフィックスプリミティブは、楕円、頂、弧、矩形、丸みのある角を有する矩形、単一の直線、複数の直線、テキスト等を含み得る。
CPUは全ての頂点、三角形および色のリストを生成する。次にレンダリングするためにこのリストを送信する。EFISディスプレイを改善するために、グラフィックスの外形をとるためにアンチエイリアシング済みの直線が必要とされる。これらの直線は、必要とされる頂点の数を増加させる。加えて、例えば円周を画定するために必要とされる三角形の数を減らすために、円のグラフィックスを近似させる必要がある。従って事前定義された頂点を使用し、三角計算を実行する必要を回避する。
よって従来のシステムは、呼び出される度に頂点を計算する必要がある複雑なプリミティブを描画する関数を提供するグラフィックスポート層を必要とする。グラデーション塗りつぶしを実行する場合、各頂点はその色が規定されるかまたはテクスチャが使用されることを必要とする。どちらの場合においても、これは別の頂点情報を計算および送信することを必要とする。このような複雑性は、従来の技術を使用して複雑なプリミティブの比較的単純なものをコーディングするためにさえ、100行以上のコードを必要とすることを意味する。
図4は3つの異なる精度でレンダリングされた、円を描画するグラフィックスプリミティブ305、310、315を示し、これらは図3に示した従来のレンダリングコードを使用して作成できる。これらのグラフィックスプリミティブ305、310、315は、頂点配列への入力として異なる数の頂点を使用してレンダリングした後の円を描画する。
それぞれの各三角形のメッシュにおいて、多数の直線を使用して近似された円周を有する円としてグラフィックスプリミティブ305、310、315は効果的にレンダリングされている。よってレンダリングの精度を上昇させるためには、頂点の数、および従って三角形プリミティブの数により画定される直線の数を増加させる必要がある。
しかしながら、プリミティブごとに使用する直線が多すぎると、これはレンダリング速度に影響することになる。対照的に、使用する直線が少なすぎると、ユーザはグラフィックスプリミティブをN角形として知覚できるようになる(50p効果と呼ばれ、これは図4においてグラフィックスプリミティブが、グラフィックスプリミティブ305において30個の円周の頂点を使用するところから、グラフィックスプリミティブ310では20個、グラフィックスプリミティブ315では10個に移動するにつれ、確認することができる)。従って先行技術を使用する場合、近似とレンダリング速度との間でトレードオフが存在する。
図5は、本発明の様々な実施形態により生成できる、エイリアシングのあるグラフィックス330およびアンチエイリアシング済みのグラフィックス340を示す。グラフィックス330、340の両方は、レンダリングパイプライン200に頂点配列で提供される同一の入力頂点から作成される。
フラグメントシェーダによりアンチエイリアシングをレンダリングパイプラインに適用する。これはピクセルパーピクセルベースで以下のように計算される:i)ピクセルが完全にグラフィックスプリミティブの内側にある場合は各ピクセルにフルカラーが適用され、ii)ピクセルが完全にグラフィックスプリミティブの外側にある場合は切り捨てられ、iii)ピクセルが部分的にグラフィックスプリミティブ内に含まれる場合はピクセルがグラフィックスプリミティブ内に位置するパーセンテージに応じて、アンチエイリアシング効果が適用される。
グラフィックス330では、頂点配列により画定されたグラフィックスプリミティブがレンダリング後にディスプレイ90上に表示された時に、エイリアシングのあるアーチファクト(ぎざぎざの縁)が確認される。アンチエイリアシング済みのレンダリングを適用することにより、グラフィックスプリミティブにより覆われたピクセルの領域のフラクションに基づいてピクセルの色を割り当てるレンダリング技術を使用することによってぎざぎざの縁を排除できる。このような技術は、グラフィックス340内で確認されるより穏やかな縁を提供する。
通常、従来のアンチエイリアシング技術は、(例えば図3のCPUレンダリングコードを繰り返して使用することにより)通常グラフィックスプリミティブが複数回描画されることを必要とし、レンダリング速度に大規模な影響を及ぼし得る。よって、従来のCPU駆動レンダリングを使用する場合にこれは問題となり得るが、レンダリングパイプライン200のフラグメントシェーダを使用できる本発明に関しては問題とはならない。
図6は、本発明の様々な実施形態により作成できる、グラフィックスプリミティブを示す。円形のグラフィックスプリミティブ350を、頂点配列で三角形のメッシュを画定する頂点のセットにより、または円周を画定する頂点のシーケンスとして画定できる。
どちらの場合においても、グラフィックスプリミティブ350は、レンダリングパイプライン200により塗りつぶされた円としてレンダリングされて示されている。対照的に、レンダリングパイプライン200は、グラフィックスプリミティブ350ごとに同一の入力頂点配列データのみを使用した外形でグラフィックスプリミティブ360をレンダリングするようにプログラミングされている。
図7は、本発明の様々な実施形態と共に使用できる、複雑なグラフィックスプリミティブ370、380を示す。複雑なグラフィックスプリミティブ370、380は、グラフィックスプリミティブ350および360ごとに同一の基本的な頂点配列データを使用する。
しかしながら、多数の基本的なプリミティブが様々な追加の属性パラメータを使用した単一のグラフィックスプリミティブとして制御されているので、グラフィックスプリミティブ370、380は複雑なグラフィックスプリミティブである。このような属性パラメータは、例えば外形幅、外形点画パターン、外形色、塗りつぶし色、グラデーション塗りつぶし、ハロー色、ハロー幅等を画定してよい。
図示した例においては、複雑なグラフィックスプリミティブ370は、外形幅、外形点画パターン、外形色、塗りつぶし色、ハロー色およびハロー幅の属性パラメータを使用している。複雑なグラフィックスプリミティブ380は、外形幅、外形点画パターン、外形色、ハロー色およびハロー幅の属性パラメータを使用している。
図8は、本発明の様々な実施形態により作成できる、複雑なグラフィックスプリミティブ390の展開図を示す。複雑なグラフィックスプリミティブ390は、塗りつぶされ、外形がとられ、ハローが付けられ、アンチエイリアシングで提供される複雑な円である。複雑なグラフィックスプリミティブ390は、レンダリングパイプライン200を使用して頂点配列データをレンダリングすることにより作成され、塗りつぶし392、外形394、ハロー396および3本のアンチエイリアシング済みの直線398、400、402を含む。このようなレンダリングされた複雑なグラフィックスプリミティブ390は、例えばアビオニクスEFISディスプレイにおいてシーンの一部として描画されるHSIの一部として使用してよい。
三角形生成ロジックがCPU10から頂点シェーダ202に移行された本発明の技術を使用することにより、同一のグラフィックスプリミティブの外形を画定するためにCPU10は少数の点を送信するだけでよい。アンチエイリアシングも、頂点シェーダ202においてピクセル単位でGPU54により計算される。円周もピクセル単位で画定され、これにより遥かに滑らかになる。正確な埋込型のサインおよびコサイン関数が、GPU54内にルックアップテーブルにより提供されるので、これらは極めて高速である。よって頂点データのキャッシュは不要であり、グラデーション塗りつぶしがGPU54により効率的に実行される。また、コーディングが簡略化され、同一の複雑なグラフィックスプリミティブをコーディングするのにより少ない行数でよい(この事例では100行よりも少ない)。
図9は、例えばレンダリングパイプライン200を使用することによりEFISディスプレイにシーンの一部を提供するために本発明の様々な実施形態と共に使用できる、別のグラフィックスプリミティブ410を示す。グラフィックスプリミティブ410は、頂点シェーダ202をプログラミングするために使用した楕円プログラムにより提供される。そのようにプログラミングされた頂点シェーダ202を、円、頂および弧をレンダリングするために使用することもできる。
CPU10は4つの頂点412のセットを生成することにより、2つの三角形414を画定する。これらの三角形は、レンダリングパイプライン200に受け渡される頂点配列の連続的な頂点として提供される。
次にCPU10は、以下のデータ、すなわち円の中心、楕円長軸(A)、楕円短軸(B)、頂幅、開始角、終了角、外形色、外形幅、ハロー色、ハロー幅および塗りつぶし色で頂点シェーダ202を呼び出す。
頂点シェーダ202を、頂点412に基づいて外側の矩形を画定するように操作してよい。従来のように(例えば図3を参照)複数の個別の三角形を塗りつぶす/レンダリングするのではなく、頂点シェーダ202を操作し、外側の矩形の境界内に画定されるグラフィックスプリミティブ410の内側および外側を共に色付けすることができる。例えば、グラフィックスプリミティブがシーン内に位置決めされることになる場合、楕円の外側であるが外側の矩形内の領域を切り捨ててよい(すなわち、透過させてレンダリングするように変更しなくてよい)。これにより、必要とされる命令の数および頂点配列のサイズを共に最小化しながら、頂点シェーダ202の機能を全面的に使用して外側の矩形内の2D画像レンダリングを提供できる。
図10は、レンダリングパイプライン200のフラグメントシェーダ212による図9のグラフィックスプリミティブの処理を示す。フラグメントシェーダ212は、格子420内の各ピクセルpx,yについて、ピクセルが楕円内のどこに入るかを決定する。格子420と楕円との相対位置がピクセルpx,yの色を決定し、これが楕円内に入る場合はその位置に応じて設定されるか、または楕円の外側に入る場合は透明にされる425。格子420は、塗りつぶし422、外形424およびハロー426に重ねて示される。
従って、低減された数の点(例えば矩形を画定するための最小数)をCPU10により送信し、キャンバスを効果的に画定する。次にフラグメントシェーダ212は、CPU10が全ての頂点を送信する必要なしに、必要とされた形状をキャンバスに描画する。
図11は、図9のグラフィックスプリミティブにフラグメントシェーダ212によりアンチエイリアシングをどのように適用するかを示す。フラグメントシェーダ212は、各塗りつぶし422、外形424、ハロー426および背景425の間にそれぞれ見られる色の境界428、430および432の間でアンチエイリアシングを実行する。この事例では、2つの対応する色のそれぞれの間に単純な直線傾斜を使用してこれを実装した。
図12は、ディスプレイ90上のシーン内に表すようにフレームバッファ56に書き込まれた、最終的にレンダリングされたグラフィックスプリミティブ500を示す。図12は更に、レンダリングパイプライン200において属性パラメータとして使用された長軸(A)、短軸(B)、開始角および終了角を示すように注釈が付けられている。
図13は、本発明の様々な実施形態により実装できる方法600を示す。方法600は、アビオニクス表示システムを使用して航空機のコックピットのシーンを表示するためのものであり、CPUを操作し、少なくとも1つのグラフィックスプリミティブを表す頂点データを少なくとも1つの頂点シェーダに提供するステップ610と、この少なくとも1つの頂点シェーダを呼び出し、シーンの少なくとも一部を表す少なくとも1つのグラフィックスプリミティブをフレームバッファにレンダリングするステップ620と、フレームバッファからディスプレイ上にシーンを表示するステップ630とを含む。頂点データを頂点バッファオブジェクトとして提供し、ビデオメモリ内に保存してよい。様々な実施形態では、3次元から2次元のデータセットに頂点データをマッピングしてよい。
様々な実施形態では、方法600を使用して、シーン内のピクセルが何らかの特定のグラフィックスプリミティブの内側に入るか外側に入るかを決定できる。よって頂点ベースではなくピクセルベースの画定を様々なグラフィックスプリミティブに使用してよい。これは、従来のレンダリングを使用する場合に存在する近似を実質的に排除することによってより円滑なグラフィックスプリミティブを作成でき、グラフィックスプリミティブの境界上に位置するピクセルを適切に色付けし、最終的にレンダリングされたシーン内の飾りのない縁部効果を低減できるという利点を有する。
CPUとGPUとをインターフェースするためにアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供してよい。APIは例えば、OpenGL仕様に従って動作してよい。
方法600は、保存されたピクセルデータに対してアンチエイリアシング操作を実行するステップ、および/またはシーンの少なくとも一部を表す複数のグラフィックスプリミティブを複数の並列頂点シェーダパイプラインを使用して並列でレンダリングするステップを更に含んでよい。
方法600は、CPU作業量をGPU内の頂点シェーダを呼び出すことに削減することができる。より迅速な三角関数、ベクトル数値演算およびマトリクス計算を、GPU内の加速されたハードウェアが提供する。CPU頂点精度レンダリングではなくピクセル精度を提供しながら、アンチエイリアシングもCPUの同等技術と比較して極めて少ないオーバヘッドで実行される。加えて、本発明は、完全なグラフィックスプリミティブおよび複雑なグラフィックスプリミティブでさえも、単一パスでレンダリングすることを可能とする。グラフィックスプリミティブの周りの全体の画像領域の2次元(2D)レンダリングも実行してよい。例えばこの技術を使用して、丸みのある角を有する矩形をより簡単に作成できる。
本発明の実施形態の様々な利点は、システムオンチップ(SoC)として知られる低コストで低電力な携帯電話部品を使用することにより必要とされる計算機能力を低減することにより、アビオニクス表示システムのコスト、重量および電力消費を低減できることも含む。
本発明の様々な実施形態を明細書内で説明してきた。このような実施形態を例えば1つまたは複数のソフトウェア、ハードウェアおよび/またはファームウェアベースの構成要素を使用することにより、所望のように実装してよいことは、当業者には十分理解されるであろう。
例えば、最終的なシーンを構成するために使用される全てのピクセル、頂点またはテクスチャの位置、色相、彩度、輝度およびコントラストを、様々なシェーダに定義されるアルゴリズムを使用して動作中に変更してよく、シェーダを呼び出した際にCPUにより導入される外部変数により修正してよいことを、当業者は理解するであろう。このようなシェーダを、特定のハードウェア/ファームウェア(例えば頂点/ピクセル/ジオメトリ)で、または任意の種類のシェーダを実行可能な汎用処理装置(例えばGeForce GTX 750 Ti[3]のCUDAコア)を使用することにより実行してよい。
10 CPU
12 アビオニクスバス
16 メモリ
18 グラフィックスバス
20 アビオニクス
50 グラフィックスカード
52 API
54 GPU
56 フレームバッファ
58 ビデオメモリ
90 ディスプレイ
100 アビオニクス表示システム
200 レンダリングパイプライン
202 頂点シェーダ
206 ジオメトリシェーダ
212 フラグメントシェーダ
300、305、310、315 グラフィックスプリミティブ
302 中心頂点
304 頂点
306 三角形
330、340 グラフィックス
350、360、370、380、390 グラフィックスプリミティブ
392 塗りつぶし
394 外形
396 ハロー
398、400、402 直線
410 グラフィックスプリミティブ
412 頂点
420 格子
422 塗りつぶし
424 外形
425 背景
426 ハロー
428、430、432 境界
500 グラフィックスプリミティブ

Claims (18)

  1. 航空機のコックピットのシーンを表示するためのアビオニクス表示システム(100)であって、
    中央処理装置(CPU)(10)と、
    前記CPU(10)に動作可能に結合され、少なくとも1つの頂点シェーダ(202)を備えるグラフィックス処理装置(GPU)(54)であって、前記CPU(10)は、少なくとも1つのグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)を表す頂点データを前記少なくとも1つの頂点シェーダ(202)に提供し、かつ前記少なくとも1つの頂点シェーダ(202)を呼び出し、シーンの少なくとも一部を表す前記少なくとも1つのグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)をフレームバッファ(56)にレンダリングするように構成される、GPU(54)と、
    前記シーンを表示するために前記フレームバッファ(56)に動作可能に結合されたディスプレイ(90)と
    を備える、アビオニクス表示システム(100)。
  2. 前記GPU(54)および前記フレームバッファ(56)は、ビデオメモリ(58)を更に含むグラフィックスカード(50)により提供され、前記グラフィックスカード(50)もまた、前記CPU(10)と前記GPU(54)とをインターフェースするためのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)(52)を提供するように動作可能である、請求項1記載のアビオニクス表示システム(100)。
  3. 前記CPU(10)は、頂点バッファオブジェクトとしてまたは前記ビデオメモリ(58)内に保存される点のリストとして、前記頂点データを生成する、請求項2記載のアビオニクス表示システム(100)。
  4. 前記APIはOpenGL仕様に従って動作する、請求項2または3記載のアビオニクス表示システム(100)。
  5. 前記頂点データは2次元のデータセットにマッピングされる、請求項1乃至4のいずれか1項記載のアビオニクス表示システム(100)。
  6. 前記GPU(54)は、前記フレームバッファ(56)内に保存されたピクセルデータに対してアンチエイリアシング操作を実行するように動作可能である、請求項1乃至5のいずれか1項記載のアビオニクス表示システム(100)。
  7. 前記GPU(54)は、ジオメトリシェーダ(206)を有する頂点シェーダパイプラインを組み込んでいる、請求項1乃至6のいずれか1項記載のアビオニクス表示システム(100)。
  8. 前記GPU(54)は、複数の並列頂点シェーダパイプラインを組み込んでいる、請求項1乃至7のいずれか1項記載のアビオニクス表示システム(100)。
  9. アビオニクス表示システム(100)を使用して航空機のコックピットのシーンを表示するための方法であって、
    CPU(10)を操作し、少なくとも1つのグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)を表す頂点データを少なくとも1つの頂点シェーダ(202)に提供するステップ(610)と、
    前記少なくとも1つの頂点シェーダ(202)を呼び出し、前記シーンの少なくとも一部を表す前記少なくとも1つのグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)をフレームバッファ(56)にレンダリングするステップ(620)と、
    前記フレームバッファ(56)からディスプレイ(90)上に前記シーンを表示するステップ(630)と
    を含む、方法。
  10. 前記CPU(10)とGPU(54)とをインターフェースするためのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)(52)を提供するステップを更に含む、請求項9記載の方法。
  11. 前記APIはOpenGL仕様に従って動作する、請求項10記載の方法。
  12. 頂点バッファオブジェクトとして前記頂点データを生成するステップと、前記頂点バッファオブジェクトをビデオメモリ(58)内に保存するステップとを更に含む、請求項9乃至11のいずれか1項記載の方法。
  13. 前記頂点データを3次元から2次元のデータセットにマッピングするステップを更に含む、請求項9乃至12のいずれか1項記載の方法。
  14. 前記フレームバッファ(56)内に保存されたピクセルデータに対してアンチエイリアシング操作を実行するステップを更に含む、請求項9乃至13のいずれか1項記載の方法。
  15. 前記シーンの少なくとも一部を表す複数のグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)を複数の並列頂点シェーダパイプラインを使用して並列でレンダリングするステップを更に含む、請求項9乃至14のいずれか1項記載の方法。
  16. 前記シーン内の各ピクセルが前記少なくとも1つのグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)を含むかどうかを確認し、前記シーン内の前記少なくとも1つのグラフィックスプリミティブ(300、305、310、315)の近似を回避するステップを更に含む、請求項9乃至15のいずれか1項記載の方法。
  17. 添付の図面を参照して実質的に前述したような航空機のコックピットのシーンを表示するためのアビオニクス表示システム(100)。
  18. 添付の図面を参照して実質的に前述したようなアビオニクス表示システム(100)を使用して航空機のコックピットのシーンを表示するための方法。
JP2016059358A 2015-04-02 2016-03-24 アビオニクス表示システム Expired - Fee Related JP6266678B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB201505780A GB2536964B (en) 2015-04-02 2015-04-02 Avionics display system
GB1505780.5 2015-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016196290A true JP2016196290A (ja) 2016-11-24
JP6266678B2 JP6266678B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=53190167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016059358A Expired - Fee Related JP6266678B2 (ja) 2015-04-02 2016-03-24 アビオニクス表示システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9892551B2 (ja)
JP (1) JP6266678B2 (ja)
FR (1) FR3034515B1 (ja)
GB (1) GB2536964B (ja)
TW (1) TWI587213B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117078838B (zh) * 2023-07-07 2024-04-19 上海散爆信息技术有限公司 一种对象渲染方法、装置、存储介质及电子设备

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121730A (ja) * 1993-10-27 1995-05-12 Sony Corp 円描画装置
JPH11219450A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Chokosoku Network Computer Gijutsu Kenkyusho:Kk 三次元動画データ転送方法
JP2007013874A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Sony Corp 画像特殊効果装置,グラフィックスプロセッサ,プログラム及び記録媒体
JP2007052775A (ja) * 2005-07-28 2007-03-01 Boeing Co:The 移動プラットフォームによって横断される陸上の物体の地形のリアルタイム等角ビューをレンダリングするための方法およびシステム
JP2007055587A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Innovative Solutions & Support Inc グラフィック画像の完全性を有する改良航空計器表示システム
WO2007049610A1 (ja) * 2005-10-25 2007-05-03 Mitsubishi Electric Corporation 画像処理装置
US20090189909A1 (en) * 2008-01-25 2009-07-30 Via Technologies, Inc. Graphics Processor having Unified Cache System
JP2009223906A (ja) * 1996-10-29 2009-10-01 Intel Corp コンピュータグラフィックス/画像生成装置の照明および陰影シミュレーション
JP2013014318A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 General Electric Co <Ge> 航空機内の合成ビジョンシステムを動作させる方法
JP2014512032A (ja) * 2011-03-14 2014-05-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド シェーダベースのグラフィックスコンテンツのための立体視コンバージョン
US20150070369A1 (en) * 2013-09-10 2015-03-12 Qualcomm Incorporated Fault-tolerant preemption mechanism at arbitrary control points for graphics processing
WO2015037412A1 (en) * 2013-09-11 2015-03-19 Square Enix Holdings Co., Ltd. Rendering apparatus, rendering method thereof, program and recording medium

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011603A2 (en) * 1998-08-20 2000-03-02 Apple Computer, Inc. Graphics processor with pipeline state storage and retrieval
US20080094403A1 (en) * 2003-11-19 2008-04-24 Reuven Bakalash Computing system capable of parallelizing the operation graphics processing units (GPUs) supported on a CPU/GPU fusion-architecture chip and one or more external graphics cards, employing a software-implemented multi-mode parallel graphics rendering subsystem
US20080088631A1 (en) * 2003-11-19 2008-04-17 Reuven Bakalash Multi-mode parallel graphics rendering and display system supporting real-time detection of scene profile indices programmed within pre-profiled scenes of the graphics-based application
US7671862B1 (en) * 2004-05-03 2010-03-02 Microsoft Corporation Systems and methods for providing an enhanced graphics pipeline
US6972769B1 (en) * 2004-09-02 2005-12-06 Nvidia Corporation Vertex texture cache returning hits out of order
US7612783B2 (en) * 2006-05-08 2009-11-03 Ati Technologies Inc. Advanced anti-aliasing with multiple graphics processing units
US8325184B2 (en) * 2007-09-14 2012-12-04 Qualcomm Incorporated Fragment shader bypass in a graphics processing unit, and apparatus and method thereof
US8098251B2 (en) * 2008-02-22 2012-01-17 Qualcomm Incorporated System and method for instruction latency reduction in graphics processing
US20100214294A1 (en) * 2009-02-20 2010-08-26 Microsoft Corporation Method for tessellation on graphics hardware
US8681162B2 (en) 2010-10-15 2014-03-25 Via Technologies, Inc. Systems and methods for video processing
US8933934B1 (en) * 2011-06-17 2015-01-13 Rockwell Collins, Inc. System and method for assuring the proper operation of a programmable graphics processing unit
US8988434B1 (en) * 2012-04-12 2015-03-24 Google Inc. Text rendering for browsers and mobile based applications
US8982124B2 (en) * 2012-09-29 2015-03-17 Intel Corporation Load balancing and merging of tessellation thread workloads

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121730A (ja) * 1993-10-27 1995-05-12 Sony Corp 円描画装置
JP2009223906A (ja) * 1996-10-29 2009-10-01 Intel Corp コンピュータグラフィックス/画像生成装置の照明および陰影シミュレーション
JPH11219450A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Chokosoku Network Computer Gijutsu Kenkyusho:Kk 三次元動画データ転送方法
JP2007013874A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Sony Corp 画像特殊効果装置,グラフィックスプロセッサ,プログラム及び記録媒体
JP2007052775A (ja) * 2005-07-28 2007-03-01 Boeing Co:The 移動プラットフォームによって横断される陸上の物体の地形のリアルタイム等角ビューをレンダリングするための方法およびシステム
JP2007055587A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Innovative Solutions & Support Inc グラフィック画像の完全性を有する改良航空計器表示システム
WO2007049610A1 (ja) * 2005-10-25 2007-05-03 Mitsubishi Electric Corporation 画像処理装置
US20090189909A1 (en) * 2008-01-25 2009-07-30 Via Technologies, Inc. Graphics Processor having Unified Cache System
JP2014512032A (ja) * 2011-03-14 2014-05-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド シェーダベースのグラフィックスコンテンツのための立体視コンバージョン
JP2013014318A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 General Electric Co <Ge> 航空機内の合成ビジョンシステムを動作させる方法
US20150070369A1 (en) * 2013-09-10 2015-03-12 Qualcomm Incorporated Fault-tolerant preemption mechanism at arbitrary control points for graphics processing
WO2015037412A1 (en) * 2013-09-11 2015-03-19 Square Enix Holdings Co., Ltd. Rendering apparatus, rendering method thereof, program and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
GB201505780D0 (en) 2015-05-20
TWI587213B (zh) 2017-06-11
GB2536964A (en) 2016-10-05
US20160292914A1 (en) 2016-10-06
TW201640324A (zh) 2016-11-16
JP6266678B2 (ja) 2018-01-24
FR3034515B1 (fr) 2019-07-12
FR3034515A1 (fr) 2016-10-07
US9892551B2 (en) 2018-02-13
GB2536964B (en) 2019-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI592902B (zh) 來自片段著色器程式之樣本遮罩的控制
KR101349171B1 (ko) 3차원 그래픽 가속기 및 그것의 픽셀 분배 방법
US8704830B2 (en) System and method for path rendering with multiple stencil samples per color sample
JP6013661B1 (ja) グラフィックス処理におけるターゲット独立ステンシル
US9767595B2 (en) Graphics processing systems
US9558585B2 (en) Hidden surface removal in graphics processing systems
US20180082464A1 (en) Apparatus and method for an efficient 3d graphics pipeline
US9536333B2 (en) Method and apparatus for improved processing of graphics primitives
GB2553744A (en) Graphics processing systems
US9230363B2 (en) System, method, and computer program product for using compression with programmable sample locations
KR102598915B1 (ko) 그래픽 처리
US20130127858A1 (en) Interception of Graphics API Calls for Optimization of Rendering
JP2010102713A (ja) コンピュータグラフィックスを処理する方法および機器
US9230362B2 (en) System, method, and computer program product for using compression with programmable sample locations
JP2022512082A (ja) 可変レートシェーディングとスーパーサンプリングシェーディングの統合
CN107851027B (zh) 图形处理单元的可编程执行单元、数据处理系统、操作方法
US20150084952A1 (en) System, method, and computer program product for rendering a screen-aligned rectangle primitive
JP6266678B2 (ja) アビオニクス表示システム
US6867778B2 (en) End point value correction when traversing an edge using a quantized slope value
US20210027533A1 (en) Graphics processing systems
GB2545457A (en) Graphics processing systems
US11321803B2 (en) Graphics processing primitive patch testing
CN112115015A (zh) 显示像素集的图形处理器和相关方法、相关平台和航空电子系统

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6266678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees