JP2016195620A5 - - Google Patents

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従来の技術において、1BB遊技中(特別遊技状態)にRB遊技(特別役物の作動)を繰り返す(1BB遊技中にRBを連続作動させる)仕様のスロットマシンが知られている。
この場合には、規則上、特別役物は、遊技回数又は入賞回数が所定回数に到達したときに終了させることが必要である。そして、特別遊技状態において特別役物を連続して実行する場合、特別役役物の作動終了と再度の作動開始とを明確に区切り、それを試験機側に送信可能にする必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、特別遊技状態において特別役物の作動を繰り返す仕様のスロットマシンにおいて、特別役物の作動終了と再度の作動開始とを明確にした試験信号を出力可能とすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。なお、かっこ書きで、対応する実施形態の構成を示す。
請求項1の発明は、
遊技の進行を制御するメイン制御手段(メイン制御基板60)を備え、
前記メイン制御手段は、
特別遊技状態における獲得可能数を記憶可能な記憶手段(RWM61のアドレス「F071」の「_CT_BB1_PAY 」)を有し、
特別遊技状態の開始条件を満たした(1BBに当選し、1BBが入賞した)ことに基づいて、特別遊技状態(1BB遊技)を開始するように制御し、
特別遊技状態では、特別役物(RB)の作動を可能とし、
特別遊技状態の終了条件(200枚を超える払出し)を満たしていない場合において、特別役物の終了条件を満たした(遊技回数又は入賞回数が2回に到達した)ときは特別役物の作動を終了し、所定期間(5割込みに相当する時間(11.175(ms)))のウェイト処理(2バイト時間待ち処理(R_2BYTE_WAIT))を実行した後に、再度、特別役物の作動を開始し、
前記ウェイト処理中に割込み処理を実行可能とし、
特別遊技状態において特別役物が作動しているときに実行される割込み処理では、特別遊技状態であり、かつ、特別役物が作動していることを示す試験信号(「00011000」)を出力するための処理を実行可能とし、
特別遊技状態において特別役物が作動していない前記ウェイト処理中に実行される割込み処理では、特別遊技状態であり、かつ、特別役物が作動していないことを示す試験信号(「00001000」)を出力するための処理を実行可能とし、
特別遊技状態の開始条件を満たした場合(図33のステップS83で「Yes」のとき)に、前記記憶手段に獲得可能数(「200」)を記憶可能(図33のステップS84)とし、
特別遊技状態において小役に対応する図柄組合せ(ベル01に対応する「ベル」−「ベル」−「リプレイ」)が停止したときは獲得可能数を更新可能(図55のステップS459)とし、獲得可能数が所定条件を満たした場合(図57のステップS554で「Yes」のとき)に、特別遊技状態を終了可能(図57のステップS555)とする
ことを特徴とする。
本発明によれば、ウェイト処理を用いて、特別役物の作動/非作動を明確に示す試験信号を(試験機等に)送信することができる。

Claims (1)

  1. 遊技の進行を制御するメイン制御手段を備え、
    前記メイン制御手段は、
    特別遊技状態における獲得可能数を記憶可能な記憶手段を有し、
    特別遊技状態の開始条件を満たしたことに基づいて、特別遊技状態を開始するように制御し、
    特別遊技状態では、特別役物の作動を可能とし、
    特別遊技状態の終了条件を満たしていない場合において、特別役物の終了条件を満たしたときは特別役物の作動を終了し、所定期間のウェイト処理を実行した後に、再度、特別役物の作動を開始し、
    前記ウェイト処理中に割込み処理を実行可能とし、
    特別遊技状態において特別役物が作動しているときに実行される割込み処理では、特別遊技状態であり、かつ、特別役物が作動していることを示す試験信号を出力するための処理を実行可能とし、
    特別遊技状態において特別役物が作動していない前記ウェイト処理中に実行される割込み処理では、特別遊技状態であり、かつ、特別役物が作動していないことを示す試験信号を出力するための処理を実行可能とし、
    特別遊技状態の開始条件を満たした場合に、前記記憶手段に獲得可能数を記憶可能とし、
    特別遊技状態において小役に対応する図柄組合せが停止したときは獲得可能数を更新可能とし、獲得可能数が所定条件を満たした場合に、特別遊技状態を終了可能とする
    ことを特徴とする遊技機。
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