JP2016194879A - 画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2次元分布の回復フィルタを用いて、撮影光学系により撮影された撮影画像に対して、画像回復処理を行う撮像処理方法において、高輝度で小領域の被写体に画像回復処理を行った場合の弊害を低減することを目標とする。【解決手段】光学系を用いた撮影により得られた画像を処理する画像処理方法であって、画像を取得するステップと、光学系に入射してから撮像により画像が取得されるまでの光学伝達関数の逆関数に基づいて生成された関数を逆フーリエ変換することにより生成されるフィルタ値が2次元分布を持つ画像回復フィルタを用いて、画像に対してコンボリューション処理を行うことにより画像回復処理を行う画像回復ステップと、画像回復フィルタは高輝度領域判定範囲を有し、高輝度領域判定範囲内に、高輝度小被写体の有無を判定するステップを有し、画像回復処理を行う際、高輝度小被写体を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮影光学系により生成された画像の劣化成分を、画像回復フィルタを用いて補正または、低減する画像処理方法、画像処理装置および撮像装置に関する。
情報のデジタル化に伴い、画像を信号値として扱えることで撮影画像に対する様々な補正処理方法が提案されている。デジタルカメラで被写体を撮像して画像化するとき、得られた画像は特に撮像光学系の収差によって少なからず劣化している。
画像のぼけ成分とは、光学系の球面収差、コマ収差、像面湾曲、非点収差等が原因である。これらの収差による画像のぼけ成分は、無収差で回折の影響もない場合に本来、被写体の一点から発した光束が撮像面上で再度一点に集まるべきものが広がりをもって像を結んでいるものを指している。光学的には点像分布関数(PSF、Point Spread Function)と呼ぶものである。これを画像ではぼけ成分と呼ぶことにする。
画像のぼけと言うと例えばピントがずれた画像もぼけているが、ここでは特にピントが合っていても上記の光学系の収差の影響でぼけてしまうものを指すことにする。また、カラー画像での色にじみも光学系の軸上色収差、色の球面収差、色のコマ収差が原因であるものに関しては、光の波長ごとのぼけ方の相違と云うことができる。また、横方向の色ずれも光学系の倍率色収差が原因であるものに関しては、光の波長ごとの撮像倍率の相違による位置ずれまたは位相ずれと云うことができる。
点像分布関数(PSF)をフーリエ変換して得られる光学伝達関数(OTF、Optical Transfer Function)は、収差の周波数成分情報であり、複素数で表される。光学伝達関数(OTF)の絶対値、即ち振幅成分をMTF(Modulation Transfer Function)と呼び、位相成分をPTF(Phase Transfer Function)と呼ぶ。よって、MTF、PTFはそれぞれ収差による画像劣化の振幅成分および位相成分の周波数特性である。
ここでは、位相成分を位相角として以下の式で表す。Re(OTF)、Im(OTF)は、それぞれOTFの実部、虚部を表す。
PTF=tan-1(Im(OTF)/Re(OTF))
このように、撮像光学系の光学伝達関数(OTF)は画像の振幅成分と位相成分に劣化を与えるため、劣化画像は被写体の各点がコマ収差のように非対称にぼけた状態になっている。
また、倍率色収差は、光の波長ごとの結像倍率の相違により結像位置がずれ、これを撮像装置の分光特性に応じて例えばRGBの色成分として取得することで発生する。従って、RGB間で結像位置がずれることはもとより、各色成分内にも波長ごとの結像位置のずれ、即ち位相ずれによる像の広がりが発生する。よって、正確には倍率色収差は単なる平行シフトの色ずれではないが、特に説明が無い限り色ずれを倍率色収差と同意義として記載することにする。
振幅(MTF)の劣化と位相(PTF)の劣化を補正する方法として、撮像光学系の光学伝達関数(OTF)の情報を用いて補正するものが知られている。この方法は画像回復や画像復元という言葉で呼ばれており、以降この撮像光学系の光学伝達関数(OTF)の情報を用いて画像の劣化を補正する処理を画像回復処理または回復処理と記すことにする。詳細は後述するが、画像回復の方法のひとつとして、光学伝達関数(OTF)の逆特性を有する画像回復フィルタを入力画像に対して畳み込む(コンボリューション)方法が知られている(特許文献1)。特許文献1では、画像の劣化を補正するためのフィルタ係数を保持して画像処理を行う発明が公開されている。
ところで、一般的に画素サイズが数μm程度の撮像素子で取得された画像では、撮影光学系の収差等の影響は数十画素に及ぶ場合もあり、画像回復に用いられるフィルタも広範囲の画素を参照できる多タップのフィルタが必要となる。
このような広範囲の画素を参照するフィルタ処理では、入力画像の輝度飽和周辺において、正しい信号値が得られないことによる画質への影響が発生しやすいという問題がある。
輝度飽和部周辺の弊害を抑制する方法として、特許文献2が開示されている。特許文献2では、入力信号に対する出力信号が線形性を保持している保持領域と、保持していない非保持領域を検出する手段を有している。そして、非保持領域の輝度飽和領域において、輝度飽和領域がフィルタサイズ以下でない場合に、輝度飽和に対応したフィルタによりフィルタ処理を行うことで、輝度飽和部周辺の弊害を低減している。
特表2005−509333号公報 特開2008−109230号公報
入力画像中の輝度飽和領域のような高輝度領域において、回復処理を行うと弊害が発生する場合がある。特に高輝度で撮影光学系の収差と同程度の大きさで撮影される被写体では、撮影光学系のコマ収差などの非対称な収差が大きい場合、被写体が異形状に撮影され、画像回復処理により異形状が鮮鋭化され目立ち、品位を低下させるといった問題が発生する。以降、高輝度で撮影光学系の収差と同程度の大きさで撮影される被写体を高輝度小被写体と記す。
ピント面以外のデフォーカス状態の高輝度小被写体では、撮影光学系の収差に加え、デフォーカスによるボケも加わり、さらに異形状が目立つ。特許文献2では、輝度飽和領域が、フィルタサイズ以下でない場合に、輝度飽和に対応したフィルタを使用しており、高輝度領域が小さい場合に関しては開示されていない。
本発明の目的は、2次元分布の回復フィルタを用いて、撮影光学系により撮影された撮影画像に対して、画像回復処理を行う撮像処理方法において、高輝度小被写体に画像回復処理を行った場合の弊害を低減する手法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、光学系を用いた撮影により得られた画像を処理する画像処理方法であって、前記画像を取得するステップと、前記光学系に入射してから前記撮像により前記画像が取得されるまでの光学伝達関数の逆関数に基づいて生成された関数を逆フーリエ変換することにより生成されるフィルタ値が2次元分布を持つ画像回復フィルタを用いて、前記画像に対してコンボリューション処理を行うことにより画像回復処理を行う画像回復ステップと、前記画像回復フィルタは高輝度領域判定範囲を有し、前記高輝度領域判定範囲内に、高輝度小被写体の有無を判定するステップを有し、画像回復処理を行う際、高輝度小被写体を検出することを特徴とする。
本発明によれば、2次元分布のフィルタ値を持つ画像回復フィルタを用いて、撮影光学系により撮影された撮影画像に対して画像回復処理を行う撮像処理方法において、高輝度小被写体で発生する弊害を低減する手法を提供することが出来る。
本発明の実施例1である画像装置を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図 実施例の画像処理方法を示すフローチャート 本発明の実施例2である画像処理システムの説明図 本発明の画像処理方法における画像回復フィルタの説明図 本発明の画像処理方法における高輝度画素検出の説明図 本発明の画像処理方法における画像回復フィルタの説明図 本発明の画像処理方法における画像回復フィルタの説明図 本発明の画像処理方法における画像回復フィルタの説明図 本発明の画像処理方法における画像回復フィルタの説明図 撮影光学系の収差による高輝度被写体のボケを説明するための数値実施例の光学系の断面図 撮影光学系の収差による高輝度被写体のボケを説明するための数値実施例の広角端の像高3.05mmにおける横収差図 撮影光学系の収差による高輝度被写体のボケを説明するための数値実施例の広角端の像高3.05mmにおける受光面でのスポット像の説明図 撮影光学系の収差による高輝度被写体のボケの説明図
はじめに、本発明の実施例で用いる用語の定義と画像回復処理について図面を用いて説明する。ここで説明する画像処理方法は後記の各実施例において適宜用いることができる。
(入力画像)
入力画像は、撮像光学系を介して撮像素子で受光することで得られたデジタル画像であり、レンズと各種の光学フィルタ類を含む撮像光学系の収差による光学伝達関数(OTF)により劣化している。撮像光学系はレンズの他にも曲率を有するミラー(反射面)を用いることもできる。
また、入力画像の色成分は、例えばRGB色成分の情報を有している。色成分の扱いとしては、これ以外にもLCHで表現される明度、色相、彩度や、YCbCrで表現される輝度、色差信号など一般に用いられている色空間を選択して用いることができる。その他の色空間として、XYZ、Lab、Yuv、JChを用いることが可能である。更には色温度を用いることも可能である。
また、入力画像や出力画像には、レンズの焦点距離、絞り値、撮影距離などの撮影状態やこの画像を補正するための各種の補正情報を付帯することができる。撮像装置から別の画像処理装置に画像を受け渡して補正処理を行う場合には、上記のように画像に撮影状態情報や補正情報を付帯することが好ましい。撮影状態情報や補正情報の別の受け渡し方法として、撮像装置と画像処理装置を直接または間接的に接続して受け渡すこともできる。
(画像回復処理)
画像回復処理の概要を示す。劣化した画像をg(x,y)、もとの画像をf(x,y)、前記光学伝達関数(OTF)のフーリエペアである点像分布関数(PSF)をh(x,y)としたとき、以下の式が成り立つ。ただし、*はコンボリューション(畳み込み積分、積和)を示し、(x,y)は画像上の座標を示す。
g(x,y)=h(x,y)*f(x,y)
また、これをフーリエ変換して周波数面での表示形式に変換すると、以下の式のように周波数ごとの積の形式になる。Hは点像分布関数(PSF)hをフーリエ変換したものであるので光学伝達関数(OTF)であり、G,Fはそれぞれg,fをフーリエ変換したものである。(u,v)は2次元周波数面での座標、即ち周波数を示す。
G(u,v)=H(u,v)・F(u,v)
撮影された劣化画像からもとの画像を得るためには、以下のように両辺をHで除算すればよい。
G(u,v)/H(u,v)=F(u,v)
このF(u,v)、即ちG(u,v)/H(u,v)を逆フーリエ変換して実面に戻すことでもとの画像f(x,y)が回復画像として得られる。
ここで、H−1を逆フーリエ変換したものをRとすると、以下の式のように実面での画像に対するコンボリューション処理を行うことで同様にもとの画像f(x,y)を得ることができる。
g(x,y)*R(x,y)=f(x,y)
このR(x,y)を画像回復フィルタと呼ぶ。画像が2次元のとき、一般的にこの画像回復フィルタも画像の各画素に対応したタップ(セル)を有する2次元フィルタとなる。また、画像回復フィルタのタップ数(セルの数)は一般的に多いほど回復精度が向上するため、要求画質、画像処理能力、収差の特性等に応じて実現可能なタップ数に設定して用いる。
この画像回復におけるフィルタは、少なくとも収差の特性を反映している必要があるため、従来の水平垂直各3タップ程度のエッジ強調フィルタ(ハイパスフィルタ)などとは一線を隔する技術分野であることは言うまでもない。画像回復フィルタは光学伝達関数(OTF)に基づいているため、振幅成分および位相成分の劣化をともに高精度に補正することができる。
また、実際の画像にはノイズ成分があるため上記のように光学伝達関数(OTF)の理想的な逆数をとって作成した画像回復フィルタを用いると、劣化画像の回復とともにノイズ成分が大幅に増幅されてしまう。これは、画像の振幅成分にノイズの振幅が付加されている状態に対して光学系のMTF(振幅成分)を全周波数に渡って1に戻すようにMTFを持ち上げるためである。光学系による振幅劣化であるMTFは1に戻るが、同時にノイズのパワースペクトルも持ち上がってしまい、結果的にMTFを持ち上げる度合(回復ゲイン)に応じてノイズが増幅されてしまう。
したがって、ノイズがある場合には鑑賞用画像としては良好な画像は得られない。これを式で示すと以下のように表せる。Nはノイズ成分を表している。
G(u,v)=H(u,v)・F(u,v)+N(u,v)
G(u,v)/H(u,v)=F(u,v)+N(u,v)/H(u,v)
この点については例えば、式1に示すウィナーフィルタのように画像信号とノイズ信号の強度比(SNR)に応じて回復度合を制御する方法が知られている。M(u,v)はウィナーフィルタの周波数特性、|H(u,v)|は光学伝達関数(OTF)の絶対値(MTF)である。この方法は周波数ごとに、MTFが小さいほど回復ゲイン(回復度合)を抑制し、MTFが大きいほど回復ゲインを強くするものである。一般的に撮像光学系のMTFは低周波側が高く高周波側が低くなるため、実質的に画像の高周波側の回復ゲインを抑制する方法となっている。
画像回復フィルタを説明するための模式図を図6、図7に示す。画像回復フィルタは撮像光学系の収差特性や要求される回復精度に応じてタップ数を決めることができ、図6では例として13×13タップの2次元フィルタとしている。図6では各タップ内の値(係数)を省略しているが、この画像回復フィルタの1断面を図7に示す。画像回復フィルタの各タップのもつ値(係数値)の分布が、収差によって空間的に広がった信号値(PSF)を、理想的には元の1点に戻す役割を果たしている。一般に、画像回復フィルタの各タップの持つ値(係数値)の分布は、中心側で大きく、周辺で値が小さくなる。
フィルタの各タップが画像の各画素に対応して画像回復処理の工程でコンボリューション処理(畳み込み積分、積和)される。コンボリューション処理では、ある画素の信号値を改善するために、その画素を画像回復フィルタの中心と一致する。そして画像と画像回復フィルタの対応画素ごとに画像の信号値とフィルタの係数値の積をとり、その総和を中心画素の信号値として置き換える処理として知られている。
画像回復の実空間と周波数空間での特性を図8、図9を用いて説明する。図8の(a)は回復前のPSF、(b)は回復後のPSFを示している。また、図9の(M)の(a)は回復前のMTF、(M)の(b)は回復後のMTFを示し、図9の(P)の(a)は回復前のPTF、(P)の(b)は回復後のPTFを示している。回復前のPSFは非対称な広がりをもっており、この非対称性によりPTFは周波数に対して非直線的な値をもっている。回復処理は、MTFを増幅し、PTFを零に補正するため、回復後のPSFは対称で先鋭になる。
この画像回復フィルタの作成法については、撮像光学系の光学伝達関数(OTF)の逆関数に基づいて設計した関数を逆フーリエ変換して得ることができる。本発明で用いる画像回復フィルタは、適宜変更可能であり、例えば前記のウィナーフィルタを用いることができる。ウィナーフィルタを用いる場合、式1を逆フーリエ変換することで実際に画像に畳み込む実空間の画像回復フィルタを作成することができる。
また、光学伝達関数(OTF)は1つの撮影状態においても撮像光学系の像高(画像の位置)に応じて変化するので、画像回復フィルタは像高に応じて変更して使用する。
以上が、画像回復処理の概要である。
次に、撮影光学系の収差による高輝度被写体のボケについて、数値実施例で説明する。数値実施例の撮影光学系はズーム比55.7倍の高倍ズームレンズである。図10は数値実施例の広角端における断面図である。
また、図11は、数値実施例の広角端での無限物体合焦時における像高3.05mmでの横収差図である。図中のdMはメリジオナル像面、dSはサジタル像面を表している。図12は数値実施例の広角端での無限物体合焦時における像高3.05mmでの撮像面のd線のスポット像である。数値実施例は、物体側から順に正の第1レンズ群L1、負の第2レンズL2、正の第3レンズ群L3、負の第4レンズ群L4、正の第5レンズ群L5、ガラスブロックGBから構成されている。
図11に示すように、コマ収差のような非対称性の収差が発生している像高においては、図12に示すように、スポット像が円形や楕円形のような対称形の像とはならずに非対称な異形状となる。また、小デフォーカス領域では、デフォーカスによるボケも加わり異形状が強くなる場合がある。
このような、非対称性の収差を持つ像高において、高輝度被写体を撮影した場合の収差によるボケについて図13で説明する。図13(a)は高輝度被写体が収差量に対して十分に大きい場合、図13(b)は高輝度被写体が収差量と同程度の場合の説明図である。
収差によるボケは光学系の結像性能(収差、回折など)によって発生する。収差量に対して被写体が十分大きければ、図13(a)に示すように、被写体に対してボケ量が小さいため、収差によるボケは目立たない。しかしながら、収差量に対して被写体が同程度の図13(b)では、被写体と収差によるボケの量が同程度となり、収差によるボケが目立つ。
特に被写体が高輝度や輝度飽和状態の場合、収差によるボケ像部分も強い輝度、または、飽和状態となり、被写体の形状が本来の形状とは異なり、収差のボケ形状が加わった異形状となり、品位を低下させる。
また、通常、デフォーカス状態でのスポット像は、図12に示すようにbest focus位置に対してスポットが広がるため、収差によるボケ像の強度は弱くなる。そのため、撮影画像のピントが合っていない領域では、収差によるボケは目立たない。しかしながら、ピントが合っていない領域でも、高輝度や輝度飽和状態の被写体では、収差によるボケの輝度も強くなり被写体の異形状が目立つ。
以上のように、高輝度小被写体は異形状が目立つ傾向にあるが、その撮影画像に対し画像回復処理を行うと、異形状状態の被写体の鮮鋭度を上げるためより、品位を低下させる結果となる。
本発明では、撮影画像内に高輝度小被写体が存在しても、画像回復処理により異形状を強調せず高品位な画像を得ることを目的としている。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1において、不図示の被写体からの光束は、撮像光学系101によって、CCDセン
サやCMOSセンサ等により構成される撮像素子102上に結像する。
撮像光学系101は、不図示の変倍レンズ、絞り101a及びフォーカスレンズ101
bを含む。変倍レンズを光軸方向に移動させることで、撮像光学系101の焦点距離を変
更するズームが可能である。また、絞り101aは、絞り開口径を増減させて、撮像素子
102に到達する光量を調節する。フォーカスレンズ101bは、被写体距離に応じてピ
ント調整を行うために、不図示のオートフォーカス(AF)機構やマニュアルフォーカス
機構によって光軸方向の位置が制御される。
撮像素子102上に形成された被写体像は、該撮像素子102により電気信号に変換さ
れる。撮像素子102からのアナログ出力信号は、A/Dコンバータ103によりデジタ
ル撮像信号に変換され、画像処理部104に入力される。
画像処理部104は、入力されたデジタル撮像信号に対して各種処理を行うことで、カ
ラー入力画像を生成する画像生成部104aを有する。また、画像処理部104は、この
入力画像に対して画像回復処理と幾何変換処理(歪曲補正処理)を行う画像回復/歪曲補
正部(画像回復手段及び歪曲補正手段)104bを有する。撮像素子102から画像生成
部104aまでが撮像系に相当する。
画像回復/歪曲補正部104bは、状態検知部107から撮像光学系101の状態(以
下、撮像状態という)の情報を得る。撮像状態とは、例えば、撮像光学系101の焦点距
離(ズーム位置)、絞り開口径(絞り値、Fナンバー)、フォーカスレンズ位置(被写体
距離)である。なお、状態検知部107は、システムコントローラ110から撮像状態の
情報を得てもよいし、撮像光学系101を制御する撮像光学系制御部106から得ても良い。
そして、画像回復/歪曲補正部104bは、撮像状態に応じた画像回復フィルタを記憶
部(記憶手段)108から選択し、入力画像に対して画像回復処理を行う。また、画像回
復/歪曲補正部104bは、撮像状態に応じた幾何変換条件を記憶部108から選択し、
画像回復処理を受けた画像に対して幾何変換処理を行う。状態検知部107、画像回復/
歪曲補正部104b及び記憶部108により、撮像装置内で画像処理装置が構成される。
図2には、画像回復/歪曲補正部104b(以下の説明では、画像処理部104という)で行われる画像回復及び幾何変換に関する処理(画像処理方法)のフローチャートを示している。画像処理部104は、画像処理用コンピュータにより構成され、コンピュータプログラムに従って該処理を実行する。
ステップS1では、画像処理部104は、撮像素子102からの出力信号に基づいて生
成された画像(以下、入力画像という)を取得する。次に、ステップS2では、画像処理部104は、状態検知部107から撮像状態情報を取得する。ここでは、撮像状態を、ズーム位置、絞り開口径、及び被写体距離の3つとする。
次に、ステップS3では、画像処理部104は記憶部108に記憶された画像回復フィルタの中から、ステップS2で取得した撮影状態に対応する画像回復フィルタを選択または生成を行う。記憶部108には、撮影状態ごとに回復フィルタ有していても良いし、撮影状態ごとに画像劣化を補正するためのフィルタ係数を保持しておき、そのデータから回復フィルタを生成しても良い。
次に、ステップS4では、ステップS1で取得した入力画像に対し、ステップS3で選択または生成した回復フィルタにて回復処理を開始する。次に、ステップS5では、撮影画像の各画素について、ステップS3で選択した回復フィルタで画像回復処理を行った場合に、タップ内に高輝度小被写体が存在するかどうかの判定を行う。この判定手法を図4、図5で説明する。図4は、本発明の画像回復処理方法における回復フィルタを説明したものである。
前述したように、高輝度小被写体は、撮影光学系の収差により異形状な状態で撮影される場合があり、その画像に画像回復処理を行うと、異形状が鮮鋭化され、品位を大きく低下させる。そこで、補正対称画素に画像回復フィルタを適用した場合、タップ内に高輝度小被写体が存在する場合は、画像回復処理を行わないと良い。画像処理を行わなければ、異形状を鮮鋭化することはないため、品位を大きく低下させることを防ぐことが可能となる。
また、画像回復フィルタではなく、高輝度用の処理として、丸く塗りつぶす、ぼかす、消す、切り貼りする、エッジ処理、ボケ領域を同じ情報でぬりつぶす、にじみ処理などを行うことで、異形状を目立たなくすることも可能である。
しかしながら、タップ内全域で高輝度小被写体を検出すると、画像回復フィルタのタップ数が大きい場合、画像回復処理を行わない画素が多くなり、画像回復処理による画像の鮮鋭化の効果が低下してしまう。また、タップ数全域で検出を行うと、検出に時間がかかり問題となる。
ところで、図7で示したように、画像回復フィルタのタップの値は、中心部ほど大きな値を持ち、周辺部は小さな値を持つ。タップの値が小さい領域では、画像回復処理における影響は少なく、このような領域では、高輝度の被写体が存在しても画像回復処理による効果にほとんど影響がない。そこで、前述した高輝度小被写体を検出する領域を、タップ内の値が大きく、画像回復処理の結果に影響を与える領域のみで行うと良い。
検出の領域をタップ全域ではなく限定することにより、画像回復処理を行わない領域を低減でき、また、検出の時間を短縮することができる。これにより、回復フィルタのタップ数を多くすることも可能となる。本発明の画像回復処理方法では、回復フィルタ内に高輝度領域判定範囲を有し、この高輝度領域判定範囲内で、高輝度小被写体が存在するかを判定している。
図5は、高輝度領域判定範囲内で、高輝度小被写体を検出する方法を説明した図である。高輝度小被写体の判定を行うために輝度値の閾値を設け、高輝度領域判定範囲内を一列ずつ、画素の輝度を参照していき、閾値を超える連続した画素を数えていくことで、高輝度小被写体を判定することができる。以上により、高輝度小被写体の有無を判定することが可能となる。
ところで、高輝度小被写体の異形状が画像回復処理により目立つのは、撮影光学系の収差が大きい領域のみである。そのため、撮影光学系の収差が小さい領域では高輝度小被写体を検出するステップは必要ではない。そこで、焦点距離、物体距離やFnoといった撮影条件や画面内の像高などの条件で、撮影光学系の収差量により検出処理の有無を切り替えても良い。これにより、不用な検出を行うことがなくなり画像回復処理の処理速度を向上できる。
ステップS5により、高輝度小被写体が存在しないと判定された場合は、ステップS6に進み、ステップS3で選択または生成した回復フィルタにより画像回復処理を行う。高輝度小被写体が存在すると判定された場合は、ステップS7に進み、高輝度被写体用の処理を実行する。ステップS7では、画像回復処理を行わなくても良いし、高輝度用の処理として、丸く塗りつぶす、ぼかす、消す、切り貼りする、エッジ処理、ボケ領域を同じ情報でぬりつぶす、にじみ処理などを行うことも可能である。
次にステップS8では、画像回復処理の対称となるすべての画素で処理が完了したかを判定し、完了していなければ、未完了の画素についてステップS5の処理を行う。すべての画素で画像回復処理が完了したらステップS9へ進む。ステップS9では、画像回復処理が完了した画像に対して、画像回復処理以外の画像形成に必要なその他の処理を行い、出力画像を得る。ここでの「その他の処理」としては、補正処理を受けた画像がモザイク画像であれば、色補間処理(デモザイキング処理)を行う。
その他、エッジ強調処理、シェーディング補正(周辺光量補正)、歪曲収差補正等がある。また、ここで説明したその他の処理を含めた種々の画像処理は、上記フローの前後や中間に必要に応じて挿入することもできる。
以上、各処理工程の好ましい前後関係や考慮すべき処理について説明したが、処理工程の順序はこれに限るものではなく、処理上の制約条件や要求画質に応じて変更しても構わない。また、本実施例では、補正処理において位相成分のみを回復する処理を行っているが、前述したように、ノイズ増幅が許容範囲である場合には振幅成分に多少の変化を与えてもよい。
また、画像処理部104は、少なくとも演算部と一時記憶部(バッファー)とを有する。上記の画像処理の工程ごとに必要に応じて一時記憶部に対して画像の書き込み(記憶)および読み出しを行う。一時的記憶部として、記憶部108を用いてもよい。
図3には、本発明の実施例2である画像処理システムの構成を示している。画像処理装置201は、コンピュータ機器により構成され、実施例1にて説明した画像処理方法を該コンピュータ機器に実行させるための画像処理ソフトウェア(画像処理プログラム)206を搭載している。
撮像装置202は、カメラ、顕微鏡、内視鏡、スキャナ等を含む。記憶媒体203は、半導体メモリ、ハードディスク、ネットワーク上のサーバ等、撮像により生成された画像(撮影画像データ)を記憶する。
画像処理装置201は、撮像装置202又は記憶媒体203から撮影画像データを取得し、所定の画像処理を行った出力画像(補正画像)データを出力機器205、撮像装置202および記憶媒体203のうち少なくとも1つに出力する。また、出力先を画像処理装置201に内蔵された記憶部とし、該記憶部に出力画像データを保存しておくこともできる。
出力機器205としては、プリンタ等が挙げられる。画像処理装置201には、モニタ
である表示機器204が接続されており、ユーザーはこの表示機器204を通して画像処
理作業を行うとともに、補正画像を評価することができる。画像処理ソフトウェア206
は、画像回復処理機能(位相劣化成分および振幅劣化成分の補正機能)および回復度合調
整機能の他に、必要に応じて現像機能やその他の画像処理機能を有している。
次に数値実施例を示す。数値実施例において、riは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは第i番目のレンズ厚または空気間隔、ndiとvdiは第i番目のレンズの材質のd線の屈折率とアッベ数である。また、非球面形状はレンズ面の中心部の曲率半径をRとし、光軸方向をX軸とし、光軸と垂直方向をY軸とし、非球面係数をAi(i=1,2,3…)としたとき、

X= (1/R)Y2
1+{1―(K+1)(Y/R)2}1/2
+A4Y4+A6Y6+A8Y8+A10Y10+・・・

であらわされるものとする。
(数値実施例1)
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 108.140 1.80 1.72047 34.7 41.86
2 46.881 5.38 1.49700 81.5 38.16
4 51.471 3.98 1.59282 68.6 37.27
5 280.555 (可変) 36.83
6 142.872 0.95 1.88300 40.8 19.50
7 9.035 3.72 14.11
8 420.609 0.80 1.80400 46.6 13.91
9 19.873 1.94 13.33
10 -96.265 0.70 1.80400 46.6 13.34
11 62.840 0.20 13.42
12 19.601 2.28 1.94595 18.0 13.75
13 111.630 (可変) 13.49
14(絞り) ∞ (可変) 8.73
15* 12.945 3.31 1.55332 71.7 12.72
16* ∞ 0.20 12.61
17 13.677 2.52 1.43875 94.9 12.51
18 -123.271 0.33 12.22
19 17.756 0.60 1.83400 37.2 11.43
20 9.366 (可変) 10.63
21 21.059 0.70 1.90366 31.3 10.61
22 9.026 2.67 1.58144 40.8 10.19
23 60.430 (可変) 10.13
24 21.336 2.10 1.49700 81.5 11.75
25 -55.035 0.60 2.00069 25.5 11.67
26 -105.716 (可変) 11.67
27 ∞ 0.30 1.51633 64.1 30.00
28 ∞ 0.47 30.00
29 ∞ 0.50 1.51633 64.1 30.00
30 ∞ (可変) 30.00
像面 ∞

非球面データ
第15面
K =-2.44016e+000 A 4= 7.92900e-005 A 6=-3.22651e-007 A 8= 6.18532e-009 A10=-4.46626e-011

第16面
K =-1.89560e+010 A 4= 2.15402e-005 A 6= 2.47226e-007

各種データ
ズーム比 55.70
広角 中間 望遠
焦点距離 3.86 28.81 215.00
Fナンバー 2.87 5.50 7.07
画角 40.81 7.66 1.03
像高 3.33 3.88 3.88
レンズ全長 105.12 125.61 151.12
BF 0.53 0.53 0.53

広角 中間 望遠 中間(物体距離50cm)
d 5 0.78 39.83 66.10 39.83
d13 31.87 8.14 1.50 8.14
d14 19.64 5.07 1.50 5.07
d20 2.15 3.26 4.34 3.26
d23 5.87 11.10 32.90 9.52
d26 8.05 21.45 8.03 23.03
d30 0.53 0.53 0.53 0.53

入射瞳位置 18.62 128.02 697.02
射出瞳位置 75.84 -83.36 1206.59
前側主点位置 22.68 146.93 950.35
後側主点位置 -3.33 -28.28 -214.47

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 84.83 11.34 3.22 -4.14
2 6 -8.98 10.59 0.79 -7.77
絞り 14 ∞ 0.00 0.00 -0.00
3 15 21.73 6.96 -2.41 -6.21
4 21 -637.69 3.37 21.10 18.42
5 24 42.45 2.70 0.14 -1.57
GB 27 ∞ 1.27 0.50 -0.50

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -116.30
2 2 90.05
3 4 105.65
4 6 -10.96
5 8 -25.97
6 10 -47.20
7 12 24.83
8 15 23.39
9 17 28.22
10 19 -24.57
11 21 -17.98
12 22 17.91
13 24 31.22
14 25 -115.40
15 27 0.00
16 29 0.00
101 撮像光学系、102 撮像素子、104 画像処理部、105 表示部、
106 状態検知部、107 記憶部、110 システムコントローラ、
201 画像処理装置、202 撮像装置、203 記憶媒体、204 表示機器、
205 出力機器、206 画像処理ソフトウェア、L1 1群、L2 2群、L3 3群、
L4 4群、L5 5群、GB ガラスブロック、SP 絞り、IP 像面、
dM d線メリジオナル光線、dS d線サジタル光線、FnoFナンバー、ω 半画角

Claims (13)

  1. 撮影光学系を用いた撮影により得られた画像を処理する画像処理方法であって、
    前記画像を取得するステップと、
    前記撮影光学系に入射してから前記撮影により前記画像が取得されるまでの光学伝達関数の逆関数に基づいて生成された関数を逆フーリエ変換することにより生成されるフィルタ値が2次元分布を持つ画像回復フィルタを用いて、
    前記画像に対してコンボリューション処理を行うことにより画像回復処理を行う画像回復ステップと、
    前記画像回復フィルタは高輝度領域判定範囲を有し、
    前記高輝度領域判定範囲内に、高輝度小被写体の有無を判定するステップを有し、
    画像回復処理を行う際、高輝度小被写体を検出することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記高輝度小被写体の有無を判定するステップにおいて、高輝度小被写体が存在しないと判定された場合、前記画像回復処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記高輝度小被写体領域の有無を判定するステップにおいて、高輝度小被写体が存在すると判定された場合、前記画像回復処理を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
  4. 前記高輝度小被写体の有無を判定するステップにおいて、高輝度小被写体が存在すると判定された場合、高輝度被写体用の画像処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
  5. 前記高輝度被写体用の画像処理は丸く塗りつぶす、ぼかす、消す、切り貼りする、エッジ処理、ボケ領域を同じ情報でぬりつぶす、にじみ処理であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 前記高輝度小被写体の有無を判定するステップでは、輝度飽和を判定する閾値を有し、閾値を越える画素を高輝度画素とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  7. 前記画像の撮影時の撮影状態により、前記高輝度小被写体の有無を判定するステップの要否を判定する判定処理部を有し、高輝度小被写体の有無の判定が必要な場合のみ理を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  8. 前記画像の撮影時の撮影状態とは、前記撮影光学系の撮影時の焦点距離であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記画像の撮影時の撮影状態とは、前記撮影光学系の撮影時の合焦物体距離であることを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理方法。
  10. 前記画像の撮影時の撮影状態とは、前記撮影光学系の撮影時のFナンバーであることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 前記高輝度小被写体の有無を判定するステップは、前記撮影光学系の収差が大きい像高のみ処理されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理方法を用い、前記撮影光学系により生成された画像に対し、画像回復処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  13. 撮影光学系と請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理方法を有し、前記撮影光学系により生成された画像に対し、画像回復処理を行うことを特徴とする撮像装置。
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