以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムを示す構成図である。図1において、端末装置1は、通信ネットワーク3を介して、コンテンツ配信装置2にアクセスする。通信ネットワーク3は、無線通信ネットワークであってもよく、又は、有線通信ネットワークであってもよく、又は、無線通信ネットワークと有線通信ネットワークとの組合せであってもよい。
コンテンツ配信装置2は、端末装置1からの要求に応じて、本動画像コンテンツを、要求元の端末装置1へ配信する。本動画像コンテンツは、例えば、映画やドラマ、音楽ビデオなどの本編である。コンテンツ配信装置2は、端末装置1に対して、本動画像コンテンツの紹介用に作成されたコンテンツ表20を配信する。コンテンツ表20は、本動画像コンテンツの紹介用に作成された動画像コンテンツ(以下、単に動画像コンテンツと称する)の一覧表である。動画像コンテンツは、本動画像コンテンツの例えば一部分又は予告編である。動画像コンテンツとして、例えば、映画やドラマ、音楽ビデオなどの本編の一部分又は予告編が挙げられる。
コンテンツ配信装置2は、端末装置1に対して、本動画像コンテンツの紹介用に作成された静止画像(以下、単に静止画像と称する)を配信する。静止画像は、例えば本動画像コンテンツの動画像ファイルから生成された静止画像である。静止画像として、例えば、映画やドラマ、音楽ビデオなどの本編の動画像ファイルから生成されたサムネイル画像が挙げられる。コンテンツ表20は、静止画像の一覧表でもある。
端末装置1は、取得部11と、動画像コンテンツ格納部12と、再生部13と、制御部14と、静止画像格納部15と、表示部16と、操作部17と、を備える。取得部11は、コンテンツ配信装置2から、動画像コンテンツと静止画像とコンテンツ表20とを取得する。取得部11は、コンテンツ配信装置2から取得したコンテンツ表20を保持する。動画像コンテンツ格納部12は、取得部11がコンテンツ配信装置2から取得した動画像コンテンツを格納する。再生部13は、動画像コンテンツの動画像再生データを生成する。制御部14は、端末装置1のコンテンツ再生制御を行う。静止画像格納部15は、取得部11がコンテンツ配信装置2から取得した静止画像を格納する。表示部16は、動画像再生データを表示画面上に表示する。また、表示部16は、静止画像格納部15に格納される静止画像を表示画面上に表示する。操作部17は、ユーザからの操作を受け付け、受け付けた操作の情報を制御部14へ出力する。
図2は、本発明の一実施形態に係る端末装置1のハードウェア構成例を示す図である。図2において、端末装置1は、CPU_31(演算処理部)と、プログラム記憶部32と、データ記憶部33と、通信モジュール34と、入力デバイス35と、表示デバイス36とを備える。これら各部はデータを交換できるように構成される。
CPU_31は端末装置1の制御を行う。この制御機能は、CPU_31がコンピュータプログラムを実行することにより実現される。プログラム記憶部32は、CPU_31によって実行されるコンピュータプログラムを記憶する。プログラム記憶部32は、コンテンツ再生制御プログラム41を記憶する。CPU_31がプログラム記憶部32に記憶されるコンテンツ再生制御プログラム41を実行することにより、図1に示される端末装置1の各部の機能が実現される。
データ記憶部33はデータを記憶する。図1に示される端末装置1の動画像コンテンツ格納部12の格納領域と静止画像格納部15の格納領域とは、図2に示されるデータ記憶部33内に設けられる。図1に示されるコンテンツ表20は図2に示されるデータ記憶部33に記憶される。通信モジュール34は、図1に示される通信ネットワーク3を介した通信を実現する通信モジュールである。
入力デバイス35は、キーボード、テンキー、マウス、操作ボタン等の入力デバイスから構成され、ユーザの操作に応じたデータ入力を行う。表示デバイス36は、液晶表示装置等の表示デバイスから構成され、データ表示を行う。また、データ入力とデータ表示の両方が可能なタッチパネルを備えてもよい。
端末装置1として、汎用のコンピュータ装置を使用してもよく、又は、専用のハードウェア装置として構成してもよい。また、端末装置1として、スマートフォン等の携帯通信端末装置、タブレット型のコンピュータ装置、据置き型のパーソナルコンピュータ装置などを使用してもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ表20の構成例を示す図である。コンテンツ表20は、複数の動画像コンテンツの各々に対応するコンテンツ枠が配置された表である。図3の例では、コンテンツ表20の各列は各チャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・に割り当てられる。チャンネルは、例えば、動画像コンテンツのジャンル別に存在する。チャンネルとして、例えば、邦画チャンネル、洋画チャンネル、ドラマチャンネル、音楽ビデオチャンネルなどが挙げられる。また、チャンネルとして、ユーザへの推薦コンテンツを集めたチャンネルや、ユーザがお気に入り登録したコンテンツを集めたチャンネルなどを設けてもよい。
図3の例では、コンテンツ表20の各行は項番である。項番は、例えば、動画像コンテンツの追加が遅い方が小さい値である。この場合、各チャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・において、最新の動画像コンテンツには1番が付与される。したがって、各チャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・において、最新の動画像コンテンツが1個追加されると、既存の動画像コンテンツの項番は1だけ増加する。
図3の例では、コンテンツ表20は、チャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・毎に、各項番のコンテンツ枠を配置する。例えば、チャンネルch1に対して、1番のコンテンツ枠con11、2番のコンテンツ枠con12、3番のコンテンツ枠con13などがコンテンツ表20に配置される。
図4は、本発明の一実施形態に係る動画像コンテンツ格納部12の構成例を示す図である。動画像コンテンツ格納部12は、コンテンツ表20のコンテンツ枠に各々対応する格納領域を有する。図4の例は、図3のコンテンツ表20に対応する。図4の例では、図3のコンテンツ表20のコンテンツ枠con11,con12,・・・に各々対応するcon11格納領域,con12格納領域,・・・を有する。例えば、con11格納領域には、コンテンツ表20のコンテンツ枠con11に対応する動画像コンテンツが格納される。con12格納領域には、コンテンツ表20のコンテンツ枠con12に対応する動画像コンテンツが格納される。コンテンツ表20が、動画像コンテンツの追加又は削除により更新される場合、この更新内容に合わせて動画像コンテンツ格納部12の構成も更新される。
図5は、本発明の一実施形態に係る静止画像格納部15の構成例を示す図である。静止画像格納部15は、コンテンツ表20のコンテンツ枠に各々対応する格納領域を有する。図5の例は、図3のコンテンツ表20に対応する。図5の例では、図3のコンテンツ表20のコンテンツ枠con11,con12,・・・に各々対応するcon11格納領域,con12格納領域,・・・を有する。例えば、con11格納領域には、コンテンツ表20のコンテンツ枠con11に対応する静止画像が格納される。con12格納領域には、コンテンツ表20のコンテンツ枠con12に対応する静止画像が格納される。コンテンツ表20が、動画像コンテンツの追加又は削除により更新される場合、この更新内容に合わせて静止画像格納部15の構成も更新される。静止画像は所定のタイミングで取得部11によりコンテンツ配信装置2から取得される。例えば、静止画像は、コンテンツ表20の取得時に、取得部11によりコンテンツ配信装置2から取得される。コンテンツ配信装置2から取得された静止画像は、静止画像格納部15の対応する格納領域に格納される。
次に図6を参照して、本実施形態に係る端末装置1の動作を説明する。図6は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生制御方法の手順を示すフローチャートである。端末装置1において、所定の契機により図6の手順が開始される。例えば、ユーザが、コンテンツ再生制御プログラム41を起動する操作を行うことによって、図6の手順が開始される。
(ステップS1)取得部11は、コンテンツ配信装置2から、コンテンツ表20を取得する。動画像コンテンツ格納部12は、取得部11が取得したコンテンツ表20に従って、自己の格納領域を構成する。同様に、静止画像格納部15は、取得部11が取得したコンテンツ表20に従って、自己の格納領域を構成する。取得部11は、取得したコンテンツ表20のコンテンツ枠の中から、再生対象コンテンツ枠として初期再生のコンテンツ枠を設定する。初期再生のコンテンツ枠は、デフォルトで設定されてもよく、又は、ユーザの操作に基づいて設定されてもよい。
(ステップS2)再生部13は、再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツが動画像コンテンツ格納部12に格納されている場合、動画像コンテンツ格納部12から再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツを取得して動画像再生データを生成する。例えば、コンテンツ配信装置2が動画像コンテンツを符号化ファイルで端末装置1へ配信する場合、動画像コンテンツ格納部12には、取得部11がコンテンツ配信装置2から取得した動画像コンテンツの符号化ファイルが格納される。再生部13は、動画像コンテンツ格納部12から取得した再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツの符号化ファイルを復号化する。この復号化結果は再生対象コンテンツ枠の動画像再生データである。
一方、再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツが動画像コンテンツ格納部12に格納されていない場合、取得部11は、コンテンツ配信装置2から再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツを取得する。この取得された再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツは、動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納される。再生部13は、取得部11がコンテンツ配信装置2から取得した再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツを使用して、動画像再生データを生成する。例えば、取得部11は、コンテンツ配信装置2から再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツとして、動画像コンテンツの符号化ファイルをストリーミング形式でダウンロードする。再生部13は、取得部11がコンテンツ配信装置2からストリーミング形式でダウンロードした動画像コンテンツの符号化ファイルを復号化する。この復号化結果は再生対象コンテンツ枠の動画像再生データである。
(ステップS3)再生部13が生成した再生対象コンテンツ枠の動画像再生データは、表示部16に出力される。表示部16は、再生対象コンテンツ枠の動画像再生データと、静止画像格納部15に格納される静止画像のうち再生対象コンテンツ枠に連続するコンテンツ枠に対応する格納領域に格納される静止画像と、を同一表示画面上に表示する。
図7は、本発明の一実施形態に係る端末装置1の表示画面100の構成例を示す図である。図7の例は、図3のコンテンツ表20に対応する。図7において、表示画面100は、チャネルリスト部110と、コンテンツ表示部120とを有する。チャネルリスト部110は、コンテンツ表20の各チャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・のリストを表示する部分である。チャネルリスト部110は、各チャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・に対応する操作部分を有する。チャネルリスト部110は、スクロール方向130に沿って、スクロールが可能である。チャネルリスト部110のスクロールによって、表示画面100のサイズの制限によって表示画面100上に表示されていなかったチャンネルの操作部分が表示される。
ユーザが、例えば、チャンネルch1の操作部分を選択すると、操作部17は、チャンネルch1の選択を制御部14へ通知する。制御部14は、チャンネルch1の選択の通知を受けると、チャンネルch1の選択を実行する。制御部14によるチャンネルch1の選択の実行により、チャンネルch1の所定のコンテンツ枠が再生対象コンテンツ枠に設定される。例えば、チャンネルch1の最新の動画像コンテンツのコンテンツ枠con11が再生対象コンテンツ枠に設定される。又は、チャンネルch1で過去の直近で再生した動画像コンテンツのコンテンツ枠が再生対象コンテンツ枠に設定される。
コンテンツ表示部120は、第1コンテンツ表示部120−1と、第2コンテンツ表示部120−2と、第3コンテンツ表示部120−3とを有する。第1コンテンツ表示部120−1は、再生対象コンテンツ枠の動画像再生データを表示する部分である。第1コンテンツ表示部120−1において、再生対象コンテンツ枠の動画像再生データが表示されることにより、再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツが再生される。第2コンテンツ表示部120−2は、静止画像格納部15に格納される静止画像のうち、再生対象コンテンツ枠に連続するコンテンツ枠に対応する格納領域に格納される静止画像を表示する部分である。第3コンテンツ表示部120−3は、静止画像格納部15に格納される静止画像のうち、第2コンテンツ表示部120−2で表示される静止画像のコンテンツ枠に連続するコンテンツ枠に対応する格納領域に格納される静止画像を表示する部分である。
例えば、図3のコンテンツ表20のチャンネルch1が選択され、チャンネルch1の最新の動画像コンテンツのコンテンツ枠con11が再生対象コンテンツ枠に設定されたとする。この場合、第1コンテンツ表示部120−1には、チャンネルch1のコンテンツ枠con11の動画像再生データが表示される。第2コンテンツ表示部120−2には、チャンネルch1のコンテンツ枠con12の静止画像が表示される。第3コンテンツ表示部120−3には、チャンネルch1のコンテンツ枠con13の静止画像が表示される。
ユーザは、第1コンテンツ表示部120−1で再生中の動画像コンテンツを選択する操作を行うことにより、当該再生中の動画像コンテンツに関連する本動画像コンテンツを選択することができる。また、ユーザは、第2コンテンツ表示部120−2で表示される静止画像又は第3コンテンツ表示部120−3で表示される静止画像を選択する操作を行うことにより、当該表示中の静止画像に関連する本動画像コンテンツを選択することができる。そして、ユーザは、該選択した本動画像コンテンツの配信を要求する操作を行うことにより、該選択した本動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から端末装置1に配信してもらうことができる。これにより、ユーザは、端末装置1に配信された本動画像コンテンツを、端末装置1の表示画面100上で再生して視聴することができる。例えば、ユーザは、第1コンテンツ表示部120−1で再生中の映画予告編を選択する操作を行うことにより、当該再生中の映画予告編の映画本編を選択することができる。そして、ユーザは、該選択した映画本編の配信を要求する操作を行うことにより、該選択した映画本編をコンテンツ配信装置2から端末装置1に配信してもらうことができる。これにより、ユーザは、端末装置1に配信された映画本編を、端末装置1の表示画面100上で再生して視聴することができる。
コンテンツ表示部120は、スクロール方向140に沿って、スクロールが可能である。コンテンツ表示部120のスクロールによって、表示画面100のサイズの制限によって表示画面100上に表示されていなかったコンテンツ枠が表示画面100上への表示対象に設定される。
例えば、図3のコンテンツ表20のチャンネルch1が選択され、チャンネルch1の最新の動画像コンテンツのコンテンツ枠con11が再生対象コンテンツ枠に設定され、第1コンテンツ表示部120−1にチャンネルch1のコンテンツ枠con11の動画像再生データが表示され、第2コンテンツ表示部120−2にチャンネルch1のコンテンツ枠con12の静止画像が表示され、第3コンテンツ表示部120−3にチャンネルch1のコンテンツ枠con13の静止画像が表示されているとする。ここで、ユーザが、例えば、コンテンツ表20におけるチャンネルch1のコンテンツ枠con14の方へコンテンツ表示部120をスクロールすると、操作部17は、そのチャンネルch1のコンテンツ枠con14の方へのスクロールを制御部14へ通知する。
制御部14は、チャンネルch1のコンテンツ枠con14の方へのスクロールの通知を受けると、当該スクロール量に応じて、再生対象コンテンツ枠の再設定を実行する。制御部14による再生対象コンテンツ枠の再設定の実行により、チャンネルch1のいずれかのコンテンツ枠が再生対象コンテンツ枠に設定される。例えば、制御部14は、操作部17から通知のスクロール量と、一コンテンツ枠当たりの所定スクロール量とに基づいてコンテンツ枠何個分のスクロールであるかを判断し、この判断結果から、再生対象コンテンツ枠に再設定するコンテンツ枠を決定する。例えば、コンテンツ枠の2個分のスクロールであると判断した場合、制御部14は、現在の再生対象コンテンツ枠con11からチャンネルch1のコンテンツ枠con13に、再生対象コンテンツ枠を変更する。この結果として、第1コンテンツ表示部120−1には、チャンネルch1のコンテンツ枠con13の動画像再生データが表示される。第2コンテンツ表示部120−2には、チャンネルch1のコンテンツ枠con14の静止画像が表示される。第3コンテンツ表示部120−3には、チャンネルch1のコンテンツ枠con15の静止画像が表示される。
なお、静止画像を表示するコンテンツ表示部として、第2コンテンツ表示部120−2の1個のみを設けてもよく、又は、3個以上のコンテンツ表示部を設けてもよい。また、コンテンツ表示部120は、少なくとも動画像再生データを表示する第1コンテンツ表示部120−1を有すればよく、静止画像を表示するコンテンツ表示部を有さなくてもよい。
(ステップS4)取得部11は、再生対象コンテンツ枠を基準に所定の優先順位に従って、コンテンツ表20のコンテンツ枠に対応する動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得する。取得部11は、コンテンツ配信装置2から取得した動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。
図8は、本発明の一実施形態に係る動画像コンテンツの取得の優先順位の例の説明図である。図8の例は、図3のコンテンツ表20に対応する。図8には、図7に示されるコンテンツ表示部120の表示範囲200のコンテンツ枠と、コンテンツ表示部120に表示されない表示範囲200の外のコンテンツ枠とが示される。図8において、表示範囲200に含まれる3個のコンテンツ枠は表示対象のコンテンツ枠である。チャンネルch2のコンテンツ枠のうち、図8中に「再生中(基準)」と記載されたコンテンツ枠が再生対象コンテンツ枠である。再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツは、再生対象コンテンツ枠の動画像再生データが図7に示される第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、再生中である。チャンネルch2のコンテンツ枠のうち、図8中に「第1静止画像表示中」と記載されたコンテンツ枠(第1静止画像表示中コンテンツ枠)は、再生対象コンテンツ枠に連続するコンテンツ枠である。第1静止画像表示中コンテンツ枠の静止画像は、図7に示される第2コンテンツ表示部120−2に表示中である。チャンネルch2のコンテンツ枠のうち、図8中に「第2静止画像表示中」と記載されたコンテンツ枠(第2静止画像表示中コンテンツ枠)は、第1静止画像表示中コンテンツ枠に連続するコンテンツ枠である。第2静止画像表示中コンテンツ枠の静止画像は、図7に示される第3コンテンツ表示部120−3に表示中である。
図8において、各コンテンツ枠におけるカッコ内の数字が優先順位を示す。以下、図8に示される優先順位の例を説明する。再生対象コンテンツ枠は、優先順位の基準になるコンテンツ枠である。再生対象コンテンツ枠に連続するコンテンツ枠のうち、第1静止画像表示中コンテンツ枠が、優先順位「1位」である。再生対象コンテンツ枠のチャンネルch2の隣のチャンネルch3のコンテンツ枠のうち、再生対象コンテンツ枠に最も近いコンテンツ枠が、優先順位「2位」である。再生対象コンテンツ枠のチャンネルch2の隣のチャンネルch1のコンテンツ枠のうち、再生対象コンテンツ枠に最も近いコンテンツ枠が、優先順位「3位」である。再生対象コンテンツ枠に連続するコンテンツ枠のうち、表示範囲200の外のコンテンツ枠が、優先順位「4位」である。再生対象コンテンツ枠のチャンネルch2の隣のチャンネルch3のコンテンツ枠のうち、優先順位「2位」のコンテンツ枠に連続し且つスクロール方向140で表示範囲200側のコンテンツ枠が、優先順位「5位」である。再生対象コンテンツ枠のチャンネルch2の隣のチャンネルch1のコンテンツ枠のうち、優先順位「3位」のコンテンツ枠に連続し且つスクロール方向140で表示範囲200側のコンテンツ枠が、優先順位「6位」である。再生対象コンテンツ枠のチャンネルch2の隣のチャンネルch3のコンテンツ枠のうち、優先順位「2位」のコンテンツ枠に連続し且つスクロール方向140で表示範囲200の反対側のコンテンツ枠が、優先順位「7位」である。再生対象コンテンツ枠のチャンネルch2の隣のチャンネルch1のコンテンツ枠のうち、優先順位「3位」のコンテンツ枠に連続し且つスクロール方向140で表示範囲200の反対側のコンテンツ枠が、優先順位「8位」である。
図8の優先順位の例において、優先順位「1位」から「4位」までは、基準の再生対象コンテンツ枠に近い方のコンテンツ枠である。図8の優先順位の例において、優先順位「1位」と「4位」とは、基準の再生対象コンテンツ枠を含む列に配置されるコンテンツ枠である。
なお、図8において、動画像コンテンツの取得の優先順位を付けるときのコンテンツ枠の配置は、コンテンツ表20の配置であってもよく、又は、コンテンツ表20の配置とは異なってもよい。例えば、各チャンネルch1,ch2,ch3内のコンテンツ枠の配置は、コンテンツ表20の各チャンネルch1,ch2,ch3の列内の配置通りである。但し、各チャンネルch1,ch2,ch3の間の関係は、コンテンツ表20の各チャンネルch1,ch2,ch3の間の配置通りであってもよく、又は、コンテンツ表20の各チャンネルch1,ch2,ch3の間の配置とは異なってもよい。
例えば、動画像コンテンツの取得の優先順位を付けるときのコンテンツ枠の配置は、図7に示されるコンテンツ表示部120の表示範囲200に表示されるコンテンツ枠を基準にした配置である。この場合、図8において、各チャンネルch1,ch2,ch3の間の関係は、図7に示されるコンテンツ表示部120の表示範囲200を基準した関係である。チャンネルch2では、コンテンツ表示部120に表示中の再生対象コンテンツ枠と第1静止画像表示中コンテンツ枠と第2静止画像表示中コンテンツ枠とが表示範囲200の中に存在する。チャンネルch1では、チャンネルch1が選択された場合に、再生対象コンテンツ枠、第1静止画像表示中コンテンツ枠及び第2静止画像表示中コンテンツ枠になるコンテンツ枠が、図8中の表示範囲200の隣に配置される。この場合、チャンネルch1が選択された場合に再生対象コンテンツ枠となるコンテンツ枠が図8中の優先順位「3位」である。また、チャンネルch1が選択された場合に第1静止画像表示中コンテンツ枠となるコンテンツ枠が図8中の優先順位「6位」である。チャンネルch3では、チャンネルch3が選択された場合に、再生対象コンテンツ枠、第1静止画像表示中コンテンツ枠及び第2静止画像表示中コンテンツ枠になるコンテンツ枠が、図8中の表示範囲200の隣に配置される。この場合、チャンネルch3が選択された場合に再生対象コンテンツ枠となるコンテンツ枠が図8中の優先順位「2位」である。また、チャンネルch3が選択された場合に第1静止画像表示中コンテンツ枠となるコンテンツ枠が図8中の優先順位「5位」である。
以上が図8に示される優先順位の例の説明である。なお、動画像コンテンツの取得の優先順位の付け方の例として、再生対象コンテンツ枠を基準にし、基準の再生対象コンテンツ枠に近い方のコンテンツ枠を優先することが挙げられる。又は、動画像コンテンツの取得の優先順位の付け方の例として、再生対象コンテンツ枠を基準にし、基準の再生対象コンテンツ枠を含む列又は行に配置されるコンテンツ枠を優先することが挙げられる。
また、動画像コンテンツの取得の優先順位を付けるときのコンテンツ枠の配置の例として、コンテンツ枠の配置はコンテンツ表20の配置であることが挙げられる。又は、動画像コンテンツの取得の優先順位を付けるときのコンテンツ枠の配置の例として、コンテンツ枠の配置は、表示画面上の表示範囲に表示されるコンテンツ枠を基準にした配置であることが挙げられる。
説明を図6のステップS4に戻す。取得部11は、例えば図8に示される優先順位に従って、コンテンツ表20のコンテンツ枠に対応する動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得する。取得部11は、コンテンツ配信装置2から、所定個数だけ動画像コンテンツを取得してもよく、又は、所定の時間内に取得できるだけ動画像コンテンツを取得してもよい。例えば、取得部11は、再生対象コンテンツ枠の動画像再生データの表示が開始されてから終了するまでの期間にのみ、コンテンツ配信装置2から動画像コンテンツを取得する。又は、取得部11は、動画像コンテンツ格納部12の格納領域の制限内で、コンテンツ配信装置2から動画像コンテンツを取得する。なお、取得部11は、既に取得済みの動画像コンテンツについては、コンテンツ配信装置2からの取得を実行しない。
(ステップS5)制御部14は、操作部17からの操作情報の入力に基づいてユーザによる操作の有無を判断する。ステップS5の判断の結果、ユーザによる操作ありの場合、制御部14は、再生対象コンテンツ枠の再設定を実行する。この後、ステップS2に戻る。一方、ステップS5の判断の結果、ユーザによる操作なしの場合、ステップS6に進む。
(ステップS6)取得部11は、コンテンツ表20の更新か否かを判断する。コンテンツ表20の更新は、コンテンツ配信装置2から通知される。ステップS6の判断の結果、コンテンツ表20の更新である場合、ステップS7に進む。一方、ステップS6の判断の結果、コンテンツ表20の更新ではない場合、ステップS8に進む。
(ステップS7)取得部11は、コンテンツ配信装置2から、更新後のコンテンツ表20を取得する。動画像コンテンツ格納部12は、取得部11が取得した更新後のコンテンツ表20に従って、自己の格納領域を再構成する。同様に、静止画像格納部15は、取得部11が取得した更新後のコンテンツ表20に従って、自己の格納領域を再構成する。取得部11は、取得した更新後のコンテンツ表20のコンテンツ枠の中から、再生対象コンテンツ枠として初期再生のコンテンツ枠を再設定する。再設定における初期再生のコンテンツ枠は、デフォルトで設定されてもよく、又は、ユーザの操作に基づいて設定されてもよい。例えば、各チャンネルにおいて、過去の直近で再生した動画像コンテンツのコンテンツ枠が初期再生のコンテンツ枠に設定される。
(ステップS8)図6の手順の終了の場合、図6の手順が終了される。例えば、ユーザが、コンテンツ再生制御プログラム41を終了する操作を行うことによって、図6の手順が終了される。一方、図6の手順の継続の場合、ステップS5に戻る。
なお、動画像コンテンツ格納部12は、図6の手順の終了時において、自己の格納領域に格納される動画像コンテンツの個数が所定個数を超える場合に、自己の格納領域に格納される動画像コンテンツのうち古い方の動画像コンテンツから所定個数だけを削除する。
次に図9から図11を参照して、本実施形態に係る端末装置1の動作の具体例を説明する。図9から図11は、本発明の一実施形態に係る端末装置1の動作例の説明図である。図9から図11は図3のコンテンツ表20に対応する。また、図7の表示画面100に対応する。ここでは、図8に例示される動画像コンテンツの取得の優先順位の付け方で1位から3位までが取得対象のコンテンツ枠である。
(ステップS101)初期表示として、チャンネルch1が選択されており、チャンネルch1のコンテンツ枠con11が再生対象コンテンツ枠である。この初期表示では、動画像コンテンツの取得の優先順位(以下、単に優先順位と称する)を付けるときのコンテンツ枠の配置は、図3のコンテンツ表20の配置である。再生対象コンテンツ枠であるコンテンツ枠con11の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con11の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con11の動画像コンテンツは、動画像コンテンツ格納部12に格納されていないので、コンテンツ配信装置2から取得されてから再生が開始される。取得部11は、優先順位「1位」のコンテンツ枠con12と優先順位「2位」のコンテンツ枠con21との各動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得し、取得した各動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。なお、優先順位「3位」に該当するコンテンツ枠はないので、優先順位「3位」に係る動画像コンテンツの取得は実行されない。
(ステップS102)ユーザがコンテンツ表示部120をスクロールすることによって、チャンネルch1のコンテンツ枠con14が再生対象コンテンツ枠に再設定される。再生対象コンテンツ枠に再設定されたコンテンツ枠con14の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con14の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con14の動画像コンテンツは、動画像コンテンツ格納部12に格納されていないので、コンテンツ配信装置2から取得してから再生が開始される。取得部11は、優先順位「1位」のコンテンツ枠con15の動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得し、取得した動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。なお、優先順位「2位」のコンテンツ枠con21については動画像コンテンツを取得済のため、優先順位「2位」に係る動画像コンテンツの取得は実行されない。また、優先順位「3位」に該当するコンテンツ枠はないので、優先順位「3位」に係る動画像コンテンツの取得は実行されない。
(ステップS103)ユーザがチャネルリスト部110のチャンネルch2の操作部分を選択することによって、チャンネルch2が選択される。チャンネルch2の選択により、チャンネルch2のコンテンツ枠con21が再生対象コンテンツ枠に再設定される。再生対象コンテンツ枠に再設定されたコンテンツ枠con21の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con21の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con21の動画像コンテンツは、ステップS101で既にコンテンツ配信装置2から取得されて動画像コンテンツ格納部12に格納済みであるので、動画像コンテンツ格納部12に格納される動画像コンテンツを使用して再生が開始される。これにより、コンテンツ配信装置2から動画像コンテンツを取得して再生する場合に比して、再生開始のタイミングを早くすることができる。取得部11は、優先順位「1位」のコンテンツ枠con22と優先順位「2位」のコンテンツ枠con31との各動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得し、取得した各動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。なお、優先順位「3位」のコンテンツ枠con14については動画像コンテンツを取得済のため、優先順位「3位」に係る動画像コンテンツの取得は実行されない。
(ステップS104)ユーザがコンテンツ表示部120をスクロールすることによって、チャンネルch2のコンテンツ枠con22が再生対象コンテンツ枠に再設定される。再生対象コンテンツ枠に再設定されたコンテンツ枠con22の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con22の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con22の動画像コンテンツは、ステップS103で既にコンテンツ配信装置2から取得されて動画像コンテンツ格納部12に格納済みであるので、動画像コンテンツ格納部12に格納される動画像コンテンツを使用して再生が開始される。これにより、コンテンツ配信装置2から動画像コンテンツを取得して再生する場合に比して、再生開始のタイミングを早くすることができる。取得部11は、優先順位「1位」のコンテンツ枠con23の動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得し、取得した動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。なお、優先順位「2位」のコンテンツ枠con31と優先順位「3位」のコンテンツ枠con14とについては動画像コンテンツを取得済のため、優先順位「2位」と「3位」とに係る動画像コンテンツの取得は実行されない。
(ステップS105)ユーザがチャネルリスト部110のチャンネルch3の操作部分を選択することによって、チャンネルch3が選択される。チャンネルch3の選択により、チャンネルch3のコンテンツ枠con31が再生対象コンテンツ枠に再設定される。再生対象コンテンツ枠に再設定されたコンテンツ枠con31の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con31の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con31の動画像コンテンツは、既にコンテンツ配信装置2から取得されて動画像コンテンツ格納部12に格納済みであるので、動画像コンテンツ格納部12に格納される動画像コンテンツを使用して再生が開始される。これにより、コンテンツ配信装置2から動画像コンテンツを取得して再生する場合に比して、再生開始のタイミングを早くすることができる。取得部11は、優先順位「1位」のコンテンツ枠con32と優先順位「2位」のコンテンツ枠con41との各動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得し、取得した各動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。なお、優先順位「3位」のコンテンツ枠con22については動画像コンテンツを取得済のため、優先順位「3位」に係る動画像コンテンツの取得は実行されない。
(ステップS106)ユーザがコンテンツ表示部120をスクロールすることによって、チャンネルch3のコンテンツ枠con37が再生対象コンテンツ枠に再設定される。再生対象コンテンツ枠に再設定されたコンテンツ枠con37の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con37の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con37の動画像コンテンツは、動画像コンテンツ格納部12に格納されていないので、コンテンツ配信装置2から取得してから再生が開始される。取得部11は、優先順位「1位」のコンテンツ枠con38の動画像コンテンツをコンテンツ配信装置2から取得し、取得した動画像コンテンツを動画像コンテンツ格納部12の対応する格納領域に格納する。なお、優先順位「2位」のコンテンツ枠con41と優先順位「3位」のコンテンツ枠con22とについては動画像コンテンツを取得済のため、優先順位「2位」と「3位」とに係る動画像コンテンツの取得は実行されない。
(ステップS107)ユーザがチャネルリスト部110のチャンネルch1の操作部分を選択することによって、チャンネルch1が選択される。チャンネルch1の選択により、チャンネルch1のコンテンツ枠con14が再生対象コンテンツ枠に再設定される。再生対象コンテンツ枠に再設定されたコンテンツ枠con14の動画像再生データが第1コンテンツ表示部120−1に表示されることにより、コンテンツ枠con14の動画像コンテンツが再生中である。但し、コンテンツ枠con14の動画像コンテンツは、既にコンテンツ配信装置2から取得されて動画像コンテンツ格納部12に格納済みであるので、動画像コンテンツ格納部12に格納される動画像コンテンツを使用して再生が開始される。これにより、コンテンツ配信装置2から動画像コンテンツを取得して再生する場合に比して、再生開始のタイミングを早くすることができる。なお、優先順位「1位」のコンテンツ枠con15と優先順位「2位」のコンテンツ枠con22とについては動画像コンテンツを取得済のため、また、優先順位「3位」に該当するコンテンツ枠はないため、動画像コンテンツの取得は実行されない。
本実施形態によれば、本動画像コンテンツの紹介としてコンテンツ表20に含まれる再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツが端末装置1の表示画面上で再生されるので、サムネイル画像のみでの本動画像コンテンツの紹介に比して、本動画像コンテンツに対するユーザの関心を引く効果が得られる。
また、本実施形態によれば、再生対象コンテンツ枠を基準に所定の優先順位に従ってコンテンツ表20のコンテンツ枠に対応する動画像コンテンツがコンテンツ配信装置2から取得されて動画像コンテンツ格納部12に格納される。これにより、再生される可能性がある動画像コンテンツを予めコンテンツ配信装置2から取得して動画像コンテンツ格納部12に格納しておくことができる。このことから、本実施形態によれば、再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツの再生時に、コンテンツ配信装置2から再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツを取得して再生する場合に比して、動画像コンテンツ格納部12に事前に準備された再生対象コンテンツ枠の動画像コンテンツを再生することで再生開始のタイミングを早くすることができる。これにより、ユーザに対して、動画像コンテンツの再生による円滑な本動画像コンテンツの紹介を行うことができる。これは、本動画像コンテンツに対するユーザの関心度の向上に寄与できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した図3に示されるコンテンツ表20では、各列にチャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・を割り当てし、行を項番としたが、各行にチャンネルch1,ch2,ch3,ch4,ch5,・・・を割り当てし、列を項番としてもよい。また、項番は、新しい方の動画像コンテンツから順番に付与されてもよく、又は、古い方の動画像コンテンツから順番に付与されてもよい。また、項番は、一定数の個数だけ付与されてもよい。この場合、一定数の項番を超えるときには、例えば、古い方の動画像コンテンツをコンテンツ表から削除することが挙げられる。
また、端末装置1は、ウェブブラウザーを使用してコンテンツ配信装置2にアクセスするものであってもよい。
また、上述した端末装置1の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。