JP2016193855A - フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物、その製造方法及び当該化粧料用エマルジョン組成物を配合した化粧料 - Google Patents

フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物、その製造方法及び当該化粧料用エマルジョン組成物を配合した化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】従来配合が困難であったフィトステロールエステルを、化粧料、特に水性の化粧料にも均一に含有させることができ、フィトステロールエステルを分離することがなく、経時的安定性に優れる、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物、その製造方法及び当該組成物を配合した化粧料の提供。【解決手段】フィトステロールエステル類(0.1〜30質量%)と、油剤(0.1〜50質量%)と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及びオレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤(0.1〜50質量%)と、水とを必須成分として含有し、フィトステロール及び油剤と、非イオン界面活性剤との配合質量比が10:4〜10:20であり、非イオン界面活性剤の平均HLBが9〜20である、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物、その製造方法及び当該化粧料用エマルジョン組成物を配合した化粧料に関し、特に、常温で粘性のある液体や固体であるフィトステロールエステルを均一に乳化配合することができる、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物、その製造方法及び当該化粧料用エマルジョン組成物を配合した化粧料に関する。
フィトステロールエステルは、高抱水性のために、例えば毛髪に適用した場合には、しっとり感や、保湿効果を付与する。
フィトステロールは、通常、植物油脂から得られるステロール化合物であり、主としてβ−シトステロール、スチグマステロール、カンペステロール、ブラシカステロールなどがあり、植物ステロールの総称である。特にフィトステロールエステルは、フィトステロールをエステル化した化合物で粘性のある液体や固体であり、エマルジョン化し難く、水系化粧料への配合がし難いという問題があった。
また、フィトステロールを配合した従来の化粧料用組成物は、例えば、臭素酸ナトリウムを配合したウェーブ剤等の化粧料に配合した場合には、長期間の保存安定性を良好に保持することは困難であった。
フィトステロールが配合されている油性化粧料としては、例えば、特開2011−144165号公報(特許文献1)に、アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(A)、ワセリン(B)、半固形状のフィトステロールエステル(C)、メチルフェニルポリシロキサン(D)、リンゴ酸ジイソステアリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、イソステアリン酸水添ヒマシ油、乳酸オクチルドデシルから選ばれる1種以上の高極性エステル油を含有することを特徴とする油性固形化粧料が記載されている。
しかし、かかる油性固形化粧料は、固形であり、水性化粧料とすることは困難である。
また、特開2010−222305号公報(特許文献2)には、酸化チタン粉と、高級アルコールと、該高級アルコールを除く油性成分と、主鎖を構成する単糖類としてグルコース、グルクロン酸及びラムノースを含み側鎖を構成する単糖類としてフコース又はマンノースを含む多糖類と、を含有し、前記油剤としてフィトステロールが例示されており、前記多糖類の含有量は化粧料の全量に対して0.01重量%〜1重量%とされている乳化状態の化粧料において、前記酸化チタン粉は表面に含水ケイ酸及び/又は含水アルミナを被覆した後200℃〜900℃で熱処理されていることを特徴とする乳化状態の化粧料が開示されている。
更に、特開2001−89353号公報(特許文献3)には、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリン、フィトステロールエステル及び水からなり、かつ、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンとフィトステロールエステルとが、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンにフィトステロールエステルが包接された包接物を形成していることを特徴とする、保水性組成物であって、保水性組成物全体に対して、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを30.0〜70.0重量%、フィトステロールエステルを0.01〜70重量%、及び水を30.0〜70.0重量%含む、請求項1記載の保水性組成物が開示されている。
現在、パーマネントウェーブ剤、シャンプーやトリートメント剤、染毛料等の毛髪化粧料や、化粧水、乳液、クリーム等のスキンケア化粧料等の化粧料に均一に配合することができ、分離や析出等することなく、経時的安定性を有する、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物及び当該化粧料用エマルジョン組成物を配合した化粧料の開発が期待されている。
特開2011−144165号公報 特開2010−222305号公報 特開2001−89353号公報
本発明の目的は、常温においては粘性のある液体や固体であるため、化粧料への均一な配合が困難であったフィトステロールエステルを、化粧料、特に水性の化粧料にも均一に含有させることができ、フィトステロールエステルを分離することがなく、経時的安定性に優れた、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を提供することである。
また本発明の他の目的は、上記本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を、効率良く製造することができる、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物の製造方法を提供することである。
更に本発明の他の目的は、フィトステロールエステルを均一に配合させることができ、フィトステロールエステルが経時的に分離・析出することなく、経時的安定性にも優れる、本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を配合した化粧料、特に水性の化粧料を提供することである。
本発明者は前記課題を解決するため鋭意研究した結果、フィトステロールエステルを、特定の油剤、特定の範囲の平均HLBを有する非イオン界面活性剤と組み合わせて特定の配合比とすることにより、フィトステロールエステルを含む均一なエマルジョン組成物を調製することができ、当該エマルジョン組成物を化粧料、特に水性の化粧料に配合してもフィトステロールエステルが析出・分離することなく、均一に配合された化粧料を得られることを見出し、本発明を完成させた。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような技術的特徴を有する。
(1)フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤と、水とを必須成分として含有し、フィトステロールエステル類を0.1〜30質量%、油剤を0.1〜50質量%、前記非イオン界面活性剤を0.1〜50質量%含有し、フィトステロールエステル及び油剤と、非イオン界面活性剤との配合質量比が10:4〜10:20であり、前記非イオン界面活性剤の平均HLBが9〜20であることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物である。
(2)上記(1)に記載のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物において、前記油剤は、高級アルコール、エステル、炭化水素、油脂、シリコーン油からなる群より選ばれる少なくとも1種の油剤であることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物である。
(3)上記(1)又は(2)に記載のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物において、前記油剤は、イソステアリルアルコール、液状エステル及び流動パラフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種の油剤であることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物である。
(4)フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤と、水とを必須成分として含有し、フィトステロールエステル類を0.1〜30質量%、油剤を0.1〜50質量%、前記非イオン界面活性剤を0.1〜50質量%含有し、フィトステロールエステル及び油剤と、非イオン界面活性剤との配合質量比が10:4〜10:20あり、前記非イオン界面活性剤の平均HLBが9〜20である、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を製造するにあたり、
フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤とを加熱溶解する工程、次いで、前記フィトステロールエステル類と油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤との加熱溶解混合物と、加熱した水とを混合する工程、次いで室温まで冷却する工程とを備えることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物の製造方法である。
(5)上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を、0.1〜20質量%含有することを特徴とする、化粧料である。
本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物は、常温で粘性が高い液状フィトステロールエステルや固体のフィトステロールエステルを、水溶液の形態の均一な水中油性エマルジョンとすることができ、分離・析出等することなく、経時安定性に優れたエマルジョンとすることができる。
従って、本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を、任意の化粧料、特に水性のパーマネント剤や化粧水等に配合して、均一にフィトステロールエステルを含有させた化粧料を得ることができる。
また、本発明の液状フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物の製造方法は、フィトステロールエステルを均一に乳化配合した本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を効率よく製造することができる。
更に、本発明の化粧料は、本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を含むため、フィトステロールエステルを、パーマネントウェーブ剤や染毛剤、染毛料、化粧水等の水性の化粧料にも均一に混合することができ、経時安定性に優れる、化粧料、特に水性化粧料とすることができる。
また、得られた本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物は、エマルジョンが小さく、したがって、損傷した毛髪や老化した皮膚へ浸透性に優れ、外部から毛髪等にフィトステロールエステルを均質に有効に補充することが可能となる。
本発明の一例のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物のエマルジョンの浸透性を評価した写真図である。
本発明を以下の形態により説明するが、これらに限定されるものではない。
本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物は、フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤と、水とを含み、フィトステロールエステルを0.1〜30質量%、油剤を0.1〜50質量%、前記非イオン界面活性剤を0.1〜50質量%含有し、フィトステロールエステル及び油剤と、非イオン界面活性剤との配合質量比が10:4〜10:20であり、前記非イオン界面活性剤の平均HLBが9〜20である、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物である。
以下、本発明について好適例を用いて詳細に説明する。
本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物に用いるフィトステロールエステルは、市場で入手しうる任意のフィトステロールエステル類を1種又は2種以上を混合して用いることができる。
本発明に用いることができるフィトステロールエステルとしては、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、ミリストイルメチル−8−アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(イソステアリル/フィトステリル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリルが例示でき、これらのフィトステロールエステルから1種又は2種以上を混合して用いることができる。特に、ダイマージリノール酸(イソステアリル/フィトステリル)が、抱水性に優れ、毛髪にしっとり感を付与し、また屈折率が高いため毛髪にツヤを与える効果が期待される点から好適に用いることができる。
市販されているフィトステロールエステル製品としては、日本精化のPlandool、LUSPLANシリーズのものを例示することができ、ダイマージリノール酸(イソステアリル/フィトステリル)としては、LUSPLAN PI−DAが例示できる。
本発明の化粧料用エマルジョン組成物中に含有されるフィトステロールエステルの含有量は0.1〜30質量%であり、好ましくは1〜15質量%である。かかる範囲であると、得られる化粧料用エマルジョン組成物の乳化均質性状が優れるとともに、保存安定性にも優れることとなり、化粧料、特に水性の化粧料に配合した場合にも、フィトステロールエステルを均一に配合することができ、保存安定性にも優れる。
ここで、乳化均質性状が優れるとは、分離したり、結晶が折出したりすることなく均質な乳化性状を保持していることをいう。
本発明で用いられる非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤を必須構成成分として用いる。
かかるポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンは1種又は2種以上を混合して用いることができる。
配合するポリオキシエチレンイソステアリルエーテル及び/又はポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及び/又はオレイン酸ソルビタンの全体の平均HLB値は、9〜20、好ましくは10.5〜14であり、より好ましくは10.5〜12である。
かかる値の平均HLB値を有するポリオキシエチレンイソステアリルエーテル及び/又はポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及び/又はオレイン酸ソルビタンの非イオン界面活性剤を含有させることにより、極めて乳化均質性状に優れることとなり、フィトステロールエステルが経時的に分離することがなく、経時安定性に優れる化粧料用エマルジョン組成物が得られる。
本発明の化粧料用エマルジョン組成物中に含有される、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤の含有量は、0.1〜50質量%、好ましくは1〜30質量%である。
かかる範囲であると、得られる化粧料用エマルジョン組成物の乳化均質性状が優れて、保存安定性にも優れることとなり、化粧料、特に水性の化粧料に配合した場合にも、フィトステロールエステルを均一に配合することができ、経時安定性を良好とする。
0.1質量%未満であると、フィトステロールエステルの分散が困難となり、50質量%を超えると、ゲル化し、更に化粧料に配合した場合、保存安定性が低下することがある。
本発明の化粧料用エマルジョン組成物には、更に、油剤を必須構成成分として含有するものである。
かかる油剤としては、フィトステロールエステルを溶解できる油剤であれば特に限定されず、任意の油剤を用いることができ、例えば、ロウ類や動植物油等の炭化水素類や油脂類、(高級)脂肪酸類、脂肪酸エステル等のエステル、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類、揮発性油剤、スクワラン等を例示することができる。好ましくは、高級アルコール、脂肪酸エステル等のエステル、ロウ類や動植物油等の炭化水素や油脂、シリコーン油からなる群より選ばれる少なくとも1種の油剤が、より好ましくはイソステアリルアルコール、液状エステル及び流動パラフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種の油剤が、フィトステロールエステルを均一に溶解して乳化安定性を良好に維持することができる点から望ましく用いることができる。
その含有量は、本発明の化粧料用エマルジョン組成物中、0.1〜50質量%、好ましくは1〜30質量%である。
かかる含有量で油剤を含有することで、フィトステロールエステルを均一な水中油性エマルジョンとすることができ、かかるフィトステロールエステルを含有する均一なエマルジョン組成物を、化粧料水溶液に容易に均一に添加配合することが可能となる。
例えば、上記高級脂肪酸類としては、オレイン酸、イソステアリン酸等を例示することができ、乳化安定性をより良好にすることができる。
上記フィトステロール及び油剤と、上記非イオン界面活性剤との配合質量比は、10:4〜10:20、好ましくは10:4.8〜10:10である。
かかる配合比とすることで、ゲル化して粘性な液体となることなく、また経時分離することなく、フィトステロールエステルを均一に乳化分散した水中油性のエマルジョン組成物を得ることが可能となる。
また更に、本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物には、必要に応じて、本発明の効果を阻害しない範囲で、例えば通常化粧料製品に用いられる他の成分、例えば、上記以外の他の界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、香料、防腐剤、ビタミン類等を配合することができる。
また、必要に応じて配合する任意の配合成分としての防腐剤には、例えば、ソルビン酸ナトリウムや安息香酸ナトリウム等を例示することができる。
その配合量は、上記本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物は、エマルジョン粒子が小さく、例えば平均粒径が約30〜80nm(レーザ回折式粒度分布測定装置 島津サイエンス製 SALD−7000にて測定)であり、例えば毛髪等への浸透性に優れ、外部から毛髪等へフィトステロールエステルを付与することが可能となる。
本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物には、上記フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤とを必須成分として含み、必要に応じて配合される上記他の成分の他、残部に水を含有する水溶性組成物である。
また、本発明の化粧料用エマルジョン組成物は、例えば水酸化ナトリウムやクエン酸、リン酸等によりpHを調整して、化粧料エマルジョン組成物の保存安定性を、更に良好にすることもできる。
本発明の、フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の上記非イオン界面活性剤とを含み、フィトステロールエステルを0.1〜30質量%、油剤を0.1〜50質量%、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤を0.1〜50質量%含有する、上記本発明のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物の製造方法は、フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤とを加熱溶解する工程、前記フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤との加熱混合物と、加熱した水とを混合する工程、次いで室温まで冷却する工程とを備える、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物の製造方法である。
即ち、フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤と、水と、必要に応じて配合される上記他の成分の各成分を秤量して、各成分を均一に混合して乳化させて調製する。乳化方法としては、液晶乳化法、D相乳化法、PIT乳化法などを用いることができる。
具体的には、例えば、フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤とを混合して、フィトステロールエステル類が均一に混合して該混合物が均質な溶液となるような温度、例えば85℃以上100℃未満に加熱する。他方、水を85℃以上で100℃未満に加熱し、該加熱水に、前記フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤との加熱混合物を徐々に添加して乳化させ、均一な乳化混合物を調製し、室温まで冷却して、本発明のフィトステロールエステル類含有化粧料用エマルジョン組成物を調製することができる。
なお、例えば、上記以外の他の界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、香料、防腐剤、ビタミン類等の任意の必要に応じて添加される成分を配合する場合には、油性成分は、フィトステロールエステル類等の油性成分とともに混合され、水性成分は、水とともに混合されてもよく、または、前記これらの必要に応じて添加される任意成分は、室温に冷却した後のフィトステロールエステル類含有化粧料用エマルジョン組成物に攪拌しながら配合されて混合されてもよい。
このようにして製造されることにより、得られた本発明のフィトステロールエステル類含有化粧料用エマルジョン組成物は、エマルジョン粒子が小さく、例えば平均粒径が約30〜80nm(レーザ回折式粒度分布測定装置 島津サイエンス製 SALD−7000にて測定)であり、損傷した毛髪等への浸透性に優れ、外部から毛髪等へフィトステロールエステル類を浸透させることが可能となり、また、良好なしっとり感も付与することが可能となる。
また本発明の化粧料は、上記本発明のフィトステロールエステル類含有化粧料エマルジョン組成物を含有するものである。
本発明のフィトステロールエステル類含有化粧料エマルジョン組成物は、フィトステロールエステル類を均質に含有しているものであり、例えば、パーマネントウェーブ剤、染毛剤、ヘアシャンプー剤、ヘアトリートメント剤、化粧水等の水性の材料に配合した場合においても、成分が分離したり析出したりすることなく、均質な水性の化粧料を得ることができる。化粧料中のその含有量は所望に応じて変化させることができ、好ましくは0.1〜20質量%、1〜10質量%であり、含有されるエマルジョン粒子は、例えば平均粒径が約30〜80nm(レーザ回折式粒度分布測定装置 島津サイエンス製 SALD−7000にて測定)と小さく、化粧料に含まれるフィトステロールエステル類を外部から毛髪等の内部へ浸透させることが可能となる。
本発明のフィトステロールエステルを配合した化粧料用組成物は、例えば、臭素酸ナトリウムを配合したウェーブ剤に配合した場合であっても、長期間の保存安定性を保持することが可能となる。
本発明を次の実施例、比較例及び試験例により説明する。
A:フィトステロールエステル類含有化粧料用組成物
(実施例1〜8、比較例1〜5)
下記表1の各配合成分を下記表1に示す配合割合で均一に混合して各フィトステロールエステル含有化粧料用組成物を調製した。
具体的には、油剤(A成分)、液状フィトステロールエステル(B成分)、非イオン界面活性剤(C成分)を添加配合して85℃以上100℃未満に加熱し、該温度に加熱した混合物を、85℃以上100℃未満に加熱した水(D成分)へ徐々に添加し、攪拌しながら均一な混合物として室温(30℃以下)まで冷却し、その後、ソルビン酸ナトリウム液(E成分)、10%りん酸水溶液(F成分)及び水(G成分)を順次添加し、各フィトステロールエステル含有化粧料用組成物を調製した。
(試験例1)乳化性(経時安定性)
実施例1〜8及び比較例1〜5の各化粧料用組成物の乳化性状(エマルジョン状態)をそれぞれ5℃、室温、40℃の各温度下での3ヶ月放置後の状態を目視により評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
また、試験の評価は、下記の評価基準にしたがっておこなった。
◎・・・5℃、室温、40℃で3ヶ月経過後のすべての場合において分離なく均質なエマルジョンを維持している。
×・・・5℃、室温、40℃にいずれかの場合において、3か月以内に、分離が生じ、均質なエマルジョンを維持できなくなっているか、エマルジョン化していないか又はゲル化している。
(試験例2)しっとり感
市販の「毛束」(ビューラックス社製:100%黒髪蓑毛)約10gに対し、得られた各実施例の化粧料用エマルジョン組成物を水と混合して2質量%水溶液を調製し、該2質量%水溶液を3g、前記毛束10gに塗布した。その後水ですすぎ、乾燥する処理を行って、しっとり感の評価を行った。
これらの結果を下記表1に示す。
また、試験の評価は、下記の評価基準にしたがっておこなった。
未処理の上記市販の「毛束」の手触りと比較して、各処理済毛束の手触りを評価した。
◎:未処理の毛束と比較して、しっとり感が向上した。
(試験例3)浸透性
実施例1のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物に蛍光染料ナイルレッド(和光純薬工業(株))を添加して赤色に染色し、該染色したエマルジョン組成物に、アジア人毛((株)スタッフス製)を40℃で1時間浸漬した。その後該アジア人毛を水洗し、乾燥後、該アジア人毛をエポキシ樹脂により包埋させ、ミクロトーム(ライカ製)にて該毛髪の断面片を作成し、該断面片を蛍光顕微鏡(オリンパス製)にて200倍で観察し、写真を撮影した。
その結果を、図1に示す。
図1中、赤色の染色部分は本発明のエマルジョン組成物が毛髪内部に浸透したことを示し、黒色の部分は毛髪を包埋しているエポキシ樹脂を示す。
なお、実施例2〜8のフィトステロールエステル含有化粧料エマルジョン組成物も、実施例1の図の顕微鏡写真と同様に、赤く染色されたエマルジョン組成物が、毛髪内部へ浸透している顕微鏡写真の結果が得られた。
また実施例1のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物のエマルジョンの平均粒径を、レーザ回折式粒度分布測定装置(島津サイエンス製 SALD−7000)にて測定したところ、平均粒径は45nmであった。
実施例2〜8のラクトン化合物含有化粧料用エマルジョン組成物も、平均粒径が30〜80nm内であった。
上記表1の結果より、実施例1〜8の本発明の化粧料用組成物は、乳化性、保存安定性に優れており、フィトステロールエステルが水中油性エマルジョンとなっている、均一なエマルジョン組成物が得られた。
一方、フィトステロールエステル(A)及び油剤(B)に対する非イオン界面活性剤(C)の配合質量比((A+B):C)が、本発明の配合質量比以外の比較例1〜2では、得られる組成物は経時的に不安定で分離してしまうか、又はゲル化し、均一なエマルジョン溶液を得ることができなかった。
また、配合する非イオン活性剤の平均HLBが本発明の範囲外の平均HLBを有する比較例3では、得られる組成物の安定性が劣り、翌日分離してしまった。更に、油剤を含有しない比較例4では、得られる組成物が均一に乳化混合せず、経時安定性に劣った。
油剤を含まず且つフィトステロールエステル(A)及び油剤(B)に対する非イオン界面活性剤(C)の配合質量比((A+B):C)が本発明の配合質量比以外である比較例5では、やはり、得られる組成物は経時的に不安定で分離してしまい、均一なエマルジョン溶液を得ることができず、また、均一に混合するのに困難性を伴った。
B:化粧料
(実施例9〜16、比較例6)
上記実施例1で得られたエマルジョン組成物を用いて、下記表2に示す各成分を表2に示す配合割合で均一に混合して、パーマII剤を調製した(実施例9)。
同様にして、実施例2〜8及び比較例2で得られた各エマルジョン組成物を用いて、下記表2に示す各成分を表2に示す配合割合で均一に混合して、パーマII剤をそれぞれ調製した(実施例10〜16、比較例6)。
(試験例4)配合安定性(経時安定性)
実施例9〜16及び比較例6の各パーマII剤を、それぞれ5℃、室温、40℃の温度下で3ヶ月放置後、その性状を目視により評価した。
これらの結果も下記表1に示す。
また、試験の評価は、下記の評価基準にしたがっておこなった。
◎・・・5℃、室温、40℃で3ヶ月経過後のすべての場合において分離なく均質なエマルジョンを維持している。
×・・・5℃、室温、40℃のいずれかの場合において、3ヶ月以内に、分離が生じ、均質なエマルジョンを維持できなくなっているか、エマルジョン化していないか又はゲル化している。
上記表1の結果より、本発明の液状フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を配合した、パーマII剤の水性化粧料は、混合性、保存安定性に優れていることがわかる。
本発明によれば、フィトステロールエステルの分離が起こらず、保存安定性に優れるため、パーマネントウェーブ剤、染毛剤、染毛料、ヘアシャンプー剤、ヘアトリートメント剤、ヘアミスト等の毛髪用化粧料や、化粧水、乳液、クリーム等のスキンケア用化粧料の任意の化粧料、特に水性の化粧料に、フィトステロールエステルを含有させることに有効に利用することができる。

Claims (5)

  1. フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及びオレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤と、水とを必須成分として含有し、フィトステロールエステル類を0.1〜30質量%、油剤を0.1〜50質量%、前記非イオン界面活性剤を0.1〜50質量%含有し、フィトステロールエステル及び油剤と、非イオン界面活性剤との配合質量比が10:4〜10:20であり、非イオン界面活性剤の平均HLBが9〜20であることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物。
  2. 請求項1記載のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物において、前記油剤は、高級アルコール、エステル、炭化水素、油脂、シリコーン油からなる群より選ばれる少なくとも1種の油剤であることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物。
  3. 請求項1又は2記載のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物において、前記油剤は、イソステアリルアルコール、液状エステル及び流動パラフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種の油剤であることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物。
  4. フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤と、水とを必須成分として含有し、フィトステロールエステル類を0.1〜30質量%、油剤を0.1〜50質量%、前記非イオン界面活性剤を0.1〜50質量%含有し、フィトステロールエステル及び油剤と、非イオン界面活性剤との配合質量比が10:4〜10:20であり、前記非イオン界面活性剤の平均HLBが9〜20である、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を製造するにあたり、
    フィトステロールエステル類と、油剤と、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤とを加熱溶解する工程、前記フィトステロールエステル類と油剤とポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル及オレイン酸ソルビタンから成る群より選ばれる少なくとも1種の非イオン界面活性剤との加熱溶解混合物と、加熱した水とを混合する工程、次いで室温まで冷却する工程とを備えることを特徴とする、フィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物の製造方法。
  5. 請求項1乃至3いずれかの項記載のフィトステロールエステル含有化粧料用エマルジョン組成物を、0.1〜20質量%含有することを特徴とする、化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113952242A (zh) * 2021-09-03 2022-01-21 太和康美(北京)中医研究院有限公司 一种含植物甾醇和植物甾醇酯的乳液及其制备方法

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