JP2016191613A - 温度測定用rfidタグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温度測定手段と、RFIDチップと、RFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナ3とを回路基板上の一方の面に備え、回路基板上の導体配線によって接続したインレイ8の表裏面に封止材7を接着した温度測定用RFIDタグ1において、インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面と温度測定手段を熱的に接続するための接触部材6と、電池4が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた電池保持手段9に着脱可能に保持されており、電池とRFIDチップとは、電池保持手段を介して電気的に接続されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。
【選択図】図1
Description
通信可能距離が長くなると、温度センサ付RFIDタグを貼付した患者の部位から数十cm離れたところにリーダ・ライタをかざすだけでデータが受信できるようになる。このような有電池の温度センサ付RFIDタグについては、例えば特許文献3に開示されている。この技術は、有電池の温度センサ付RFIDタグの欠点である電池の消耗を抑制する技術である。電池の消耗を抑制する方法として、温度センサ付RFIDタグを使用するまでは電池とRFIDタグの回路との接続を切った状態で保存し、使用する時にスイッチを入れる技術である。しかしながら、この技術はスイッチを入れることはできるが切ること
はできないため、電池が切れるまで使用し続け、電池が切れたら廃棄するディスポーザブルタイプの温度センサ付RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、電池を保持しRFIDチップに電気的に接続するための電池保持手段に着脱可能に保持されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、電池を保持しRFIDチップに電気的に接続するための電池保持手段に着脱可能に保持されており、
電池とRFIDチップの間にはON/OFF可能なスイッチが備えられていることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられており、
電池とRFIDチップとはON/OFF可能なスイッチを介して電気的に接続されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスが、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、蓄電デバイスを保持しRFIDチップに電気的に接続するための蓄電デバイス保持手段に保持されており、
蓄電デバイスとRFIDチップとは、蓄電デバイス保持手段を介して電気的に接続されており、蓄電デバイスとRFIDデバイスの間にはON/OFF可能なスイッチが備えられていることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスが、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられており、
蓄電デバイスとRFIDチップとは、ON/OFF可能なスイッチを介して電気的に接続されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスは、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、蓄電デバイスを保持しRFIDチップに電気的に接続するための蓄電デバイス保持手段に保持されており、
蓄電デバイスは、RFIDチップに備えられた非接触充電回路とそれに接続されたコイルを介して外部の非接触充電装置からの電力により充電することが可能であることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスが、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられ、且つRFIDチップに電気的に接続されており、
蓄電デバイスは、RFIDチップに備えられた非接触充電回路とそれに接続されたコイルを介して外部の非接触充電装置からの電力により充電することが可能であることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
<第一の実施形態>
本発明の温度測定用RFIDタグの第一の実施形態は、温度センサを内蔵したRFIDチップと、RFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、インレイのもう一方の面に、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、そのRFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、電池を保持しRFIDチップに電気的に接続するための電池保持手段に着脱可能に保持されている。
図1(b)に示すように、インレイ8の一方の面に温度センサを内蔵したRFIDチップ2が実装され、またアンテナ3が、導体パターンを形成するか、またはエナメル線などを使用したコイルを配置することによって備えられている。RFIDチップが通信に使用する電磁波の周波数によっては、アンテナ3に必要な巻数が変わる。数百KHz帯では数十ターン以上の巻数が必要となるため、コイルを使用する。GHz帯では数ターンで良いため、金属箔、金属薄膜、導体インクなどから形成したパターンを使用することができる。
使用される場合は、まず、封止材7の電池4を保持する位置に、電池4の形状に合せた、インレイ8の表面まで達する深さの開口を形成する。電池4が円筒状である場合は、円筒状の開口を形成する。開口の寸法は電池4より僅かに大きめにして、電池4が開口に挿入し易いように設計すれば良い。電池4がインレイ8の表面まで挿入された場合に、電池4が開口から抜け出さないように、開口の上端部における開口寸法を、上端部より下側(インレイ8側)の開口寸法より小さく形成しておく。このことにより、一度電池保持手段5である開口に挿入された電池4は、電池4の寸法より小さい開口の上端部が障害となって再び外に出ることができない。また、開口の寸法を小さくする厚さ(開口の上端面から下に向う方向の厚さ)を、丁度電池を押えることができる厚さに設計しておくことにより、電池4は再び外に出ることができないばかりか、インレイ8側に押えられる力を働かせることも可能である。
することができる。具体的には、接触部材6の表面を、封止材7を構成する樹脂層が被覆していても良い。また、温度測定用RFIDタグ1の接触部材6が備えられている面が全面を熱伝導性が高い材料や金属層で被覆されていても良い。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
本発明の温度測定用RFIDタグの第二の実施形態は、温度センサを内蔵したRFIDチップと、RFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、インレイのもう一方の面に、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、そのRFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた電池保持手段に、着脱可能に保持されている温度測定用RFIDタグである。また電池とRFIDチップとは、電池保持手段を介して電気的に接続されており、電池とRFIDチップの間にはON/OFF可能なスイッチが備えられていることを特徴とする温度測定用RFIDタグである。
ON/OFF可能なスイッチ9は、電池4から温度センサを内蔵したRFIDチップ2に電力を供給するための閉回路の中に備えられ、電池4から温度センサを内蔵したRFIDチップ2への電力供給をしたり、電力供給を遮断することができるように接続されている。このことにより、温度測定用RFIDタグ1を使用する時だけ、ON/OFF可能なスイッチ9をONにし、使用しない時はOFFすることが可能となる。ON/OFF可能なスイッチ9としては特に限定はしないが、例えば温度を測定する物体が人である場合は、人の動きによって、意図しない動作によって、スイッチをONしたり、OFFしたりする虞がある。そのため、1回のON動作ではONせず、連続して2回ON動作をした場合にONするような機構が望ましい。
本発明の第三の実施形態は、図3に示したように、第二の実施形態において電池を蓄電デバイスに置き換えた実施形態である。
即ち、温度センサを内蔵したRFIDチップ2と、そのRFIDチップ2が外部装置と通信するためのアンテナ3とを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイ8の表裏面に封止材7を接着した温度測定用RFIDタグ1において、インレイ8のもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップ2を熱的に接続するための接触部材6が備えられており、RFIDチップ2の電源となる蓄電デバイス4−1が、回路基板のRFIDチップ2が搭載された面と同じ面に備えられ、蓄電デバイス4−1を保持しRFIDチップ2に電気的に接続するための蓄電デバイス保持手段5−1に保持されている。且つ蓄電デバイス4−1とRFIDチップ2とは、蓄電デバイス保持手段5−1を介して電気的に接続されており、蓄電デバイス4−1とRFIDチップ2の間にはON/OFF可能なスイッチ9が備えられている温度測定用RFIDタグ1である。
本発明の第四の実施形態は、第三の実施形態において、非接触の充電機能を負荷した実施形態である。
即ち、温度センサを内蔵したRFIDチップと、RFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、RFIDチップの電源となる蓄電デバイスを、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた蓄電デバイス保持手段に保持されている温度測定用RFIDタグである。また、蓄電デバイスとRFIDチップとは、蓄電デバイス保持手段を介して電気的に接続されており、蓄電デバイスは、蓄電デバイスと電気的に接続された非接触充電回路と、その接触充電回路に接続されたコイルを通して、外部の非接触充電装置からの電力により充電することが可能である。この非接触充電回路とそのコイルは、図3に示した蓄電デバイス保持手段5−1に装着された蓄電デバイス4−1と一体に形成されていて、電気的に接続されていても良いし、インレイ8の表面に、形成されていても良い。
能であり、且つ、第一の実施形態においては、温度測定用RFIDタグを、温度を測定する対象物から剥離することなく容易に電池の交換が可能であり、第二の実施形態においては、第一の実施形態において、ON/OFF可能なスイッチを備えることにより、必要な時だけ電池を使用できるようにしたことで電池の寿命を長くすることが可能となり、第三の実施形態においては、蓄電デバイスが消耗しても充電することで再び使用できるようになり、第四の実施形態により、第二の実施形態における電池を、蓄電デバイスに置き換えることにより、蓄電デバイスに充電することにより、電池交換を半永久的に不要とすることが可能となる。
2・・・温度センサを内蔵したRFIDチップ
3・・・アンテナ
4・・・電池
4−1・・・蓄電デバイス
5・・・電池保持手段
5−1・・・蓄電デバイス保持手段
6・・・接触部材
7・・・封止材
8・・・インレイ
9・・・ON/OFF可能なスイッチ
Claims (8)
- 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、電池を保持しRFIDチップに電気的に接続するための電池保持手段に着脱可能に保持されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、電池を保持しRFIDチップに電気的に接続するための電池保持手段に着脱可能に保持されており、
電池とRFIDチップの間にはON/OFF可能なスイッチが備えられていることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる電池が、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられており、
電池とRFIDチップとはON/OFF可能なスイッチを介して電気的に接続されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスが、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、蓄電デバイスを保持しRFIDチップに電気的に接続するための蓄電デバイス保持手段に保持されており、
蓄電デバイスとRFIDチップとは、蓄電デバイス保持手段を介して電気的に接続されており、蓄電デバイスとRFIDデバイスの間にはON/OFF可能なスイッチが備えられていることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスが、回路基板のRFIDチップが搭載された
面と同じ面に備えられており、
蓄電デバイスとRFIDチップとは、ON/OFF可能なスイッチを介して電気的に接続されていることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスは、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられた、蓄電デバイスを保持しRFIDチップに電気的に接続するための蓄電デバイス保持手段に保持されており、
蓄電デバイスは、RFIDチップに備えられた非接触充電回路とそれに接続されたコイルを介して外部の非接触充電装置からの電力により充電することが可能であることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 温度測定手段と、RFIDチップと、そのRFIDチップが外部装置と通信するためのアンテナとを回路基板上の一方の面に備え、それらを回路基板上の導体配線によって接続して作製したインレイの表裏面に封止材を接着した温度測定用RFIDタグにおいて、
インレイのもう一方の面には、温度を測定する物体の表面とRFIDチップを熱的に接続するための接触部材が備えられており、
RFIDチップの電源となる蓄電デバイスが、回路基板のRFIDチップが搭載された面と同じ面に備えられ、且つRFIDチップに電気的に接続されており、
蓄電デバイスは、RFIDチップに備えられた非接触充電回路とそれに接続されたコイルを介して外部の非接触充電装置からの電力により充電することが可能であることを特徴とする温度測定用RFIDタグ。 - 前記蓄電デバイスがキャパシタまたは二次電池であることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の温度測定用RFIDタグ。
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