JP2016189161A - 対策選択装置および対策選択方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対策選択装置100において、対策指標群の情報、目的関数、および対策指標群と目的関数との因果関係を構造化した関数を格納する記憶装置101と、各対策指標値の取り得る範囲内で、該当対策指標値を関数に適用した場合の目的関数値が解空間に含まれるものを選択対策における対策指標値として探索するに際し、所定アルゴリズムで選定した2つの解候補値に応じた目的関数値のいずれも解空間に含まれなかった場合、解空間との距離が近いものを特定し、該当目的関数値に対応する解候補値に所定ルールを適用して新たな解候補値を特定し、これに関して目的関数値の算定および解空間への含有有無の判定を行う処理を選択対策における対策指標値を特定出来るまで繰り返す演算装置104を含む構成とする。
【選択図】図1
Description
せて考慮する必要があり、同じ対策の重複はそもそもありえない。しかも、その目的関数は、Q(品質)、C(コスト)、D(納期)など複数項目を想定する必要があり、かつこれらの目的関数QCDの間にもトレードオフの関係が存在する。更には、これら対策と目的関数との間には複雑な因果関係および制約条件があり、そうした対策と目的関数との関係は線形でない。そのため、1つの目的関数の値を満たす対策候補の組合せが複数存在することとなり、逆関数を求めることが困難である。このことは、対策の組合せ候補が膨大で解探索に大きな計算量を必要とすることを意味しており、従来技術のように全件探索のようなアプローチは困難である。
本実施形態における対策選択方法の適用状況として、システム開発のプロジェクトにおけるリスク対策の選択を行う状況を想定する。例えば、該当プロジェクトに関する自社見積りと顧客想定予算とが乖離した状況に対処すべく、原価低減策の一つとしてオフショア開発を実施する前提が存在したとする。ところが、こうしたオフショア開発を採用・実施するとしても、例えば、オフショア担当者における仕様理解のミスやスキル不足など様々なリスクは内在しており、それらリスクに対する的確な対策を更に選択・実施する必要がある。またそうしたリスクへの対策が更なるリスクを生む可能性もある。一方、上述の原価低減すなわちコスト低減を図ろうとすれば、品質低下や納期遅延が生じる事態も予想される。このようにコストと品質や納期といった目的同士は互いにトレードオフの関係にあると言えるが、顧客要求に応えるためには各目的を全て適宜に達成する必要もある。従って、単純に各リスクに応じた対策を逐一選択するのではなく、対策や目的の各間の関係性(トレードオフの関係含む)も踏まえた上での対策選択を行う必要がある。一方、本実施形態の対策選択方法においては、複数の目的関数(上述の品質、納期、コスト等に関する関数)の条件を満たす対策の組合せ(対策指標値のセット)を、各条件および各対策の各間でのトレードオフの関係も踏まえて効率的に探索する。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の対策選択装置100を含むネットワーク構成図である。図1に示す対策選択装置100は、複数の目的関数の条件を満たす対策の組合せを、各条件および各対策の各間でのトレードオフの関係も踏まえて効率的に探索するコンピュータシステムである。
次に本実施形態の対策選択装置100が利用する各DB151〜160のデータ構造について説明する。図2は本実施形態におけるプロジェクト情報DB151のデータ例を示す図である。このプロジェクト情報DB151は、ユーザが処理対象としてプロジェクトの情報を指定する際にマスターとなる情報を格納したデータベースであり、プロジェクト特性ID201をキーとして、顧客タイプやプロジェクト規模などといったプロジェクト属性を示すプロジェクト情報202と、そのプロジェクト属性の程度や具体値の選択範囲を示す選択肢203、の各値を対応付けされたレコードの集合体となっている。このプロジェクト情報DB151は、相応の知見を備えた有識者等によって予め作成され、記憶装置101に格納されているものとする。
て説明したプロジェクト情報DB151およびリスク対策情報DB152に基づいて、ユーザが該当プロジェクトに関して選択した情報を格納したデータベースである。このプロジェクト情報&対策情報DB153は、プロジェクト特性ID501をキーとして、プロジェクト情報502、および回答503が対応付けされたレコードの集合体となっている。このうち、プロジェクト特性ID501のうち「P001」〜「P005」は、プロジェクト情報DB151のプロジェクト特性ID201と共通している。各プロジェクト特性ID501の項目について、リスク対策情報DB152の格納情報からユーザが選択した情報が回答503に設定されている。また、プロジェクト特性ID501のうち「P006」〜「P008」は、リスクとその対策に関して識別するためのIDである。「P006」〜「P008」の該当プロジェクト情報502の各項目についてリスク対策情報DB152の格納情報からユーザが選択した情報が回答503に設定されている。
行う際に画面参照する際のマスターとなる情報を格納したデータベースである。このDB156において、各目的は目的関数として表現している。
以下、本実施形態における対策選択方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する対策選択方法に対応する各種動作は、対策選択装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。図12は本実施形態における対策選択方法の処理手順例1を示すフロー図である。ここでは、ユーザ入力を受けて上述の図4、図8の各DBにおいて値を設定する処理について説明する。
ンメニューにて、例えば「オフショア開発」を選択した場合、対策候補取得部110は、この「オフショア開発」の値を取得し、プロジェクト情報&対策情報DB153の回答503のうち「P007」の「リスクに対する対策候補」に対応して格納する。
ているため、単純に対策を行うのではなく、対策に内在するリスクを踏まえた上で対策の具体策を練らなければならない。これらのリスクを踏まえた上で、オフショア先の単価1507やスキル1508、バックアップ体制1502、ブリッジSE経験値1504などの支援体制を含めた対策指標の組合せを決める必要がある。
続いて、目的関数算出及び対策組合せ探索部113、最適対策判定部114、および対策案出力部115の各処理について説明する。図16は、本実施形態における対策選択方法の処理手順例2を示すフロー図である。図16は本実施形態における対策選択方法の処理手順例2を示すフロー図である。
ランダムに2つの対策候補を選択する。この対策候補は、各対策指標に関してランダムに選定した値群のセットである。図17にて、上述のN次元空間Xと、ランダムに選択したXA、XBのそれぞれの概念について例示する。
た中点XDについて目的関数値F(XD)を算定する(1414)。ここで最適対策判定部114は、ステップ1414で算定したF(XD)が解空間に含まれているか判定する(1415)。
判定し、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離で、前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離を除算し、前記中点から前記値を通過する直線方向に、前記中点と前記値との距離を前記除算値を乗算して前記中の延長値を特定し、当該延長値に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行するものであるとしてもよい。
るか判定し、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行するとしてもよい。
目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わらないものである場合、前記2つの目的関数値のそれぞれと前記解空間との各距離を算定し、前記目的関数値のうち前記解空間との距離がより近いものを特定し、該当目的関数値に対応した解候補値と、所定アルゴリズムで前記範囲内から新たに選択した解候補値とを、前記新たな解候補値とするとしてもよい。
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 入力装置
106 表示装置
107 通信装置
110 対策候補取得部
111 対策指標&目的関数抽出部
112 対策指標&目的関数条件取得部
113 目的関数算出及び対策組合せ探索部
114 最適対策判定部
115 対策案出力部
150 対策選択用データ
151 プロジェクト情報DB
152 リスク対策情報DB
153 プログラム情報&対策情報DB
154 対策のプロジェクト特性依存情報DB
155 対策指標定義情報DB
156 目的関数定義情報DB
157 対策指標&目的関数条件関連情報DB
158 対策指標&目的関数の因果構造要素定義情報DB
159 対策指標&目的関数の因果構造定義情報DB
160 対策指標&目的関数の因果構造関数定義情報DB
Claims (16)
- 所定事象に対する対策内容を示す対策指標群の情報と、前記対策により前記所定事象に関して同時に達成すべき複数目的の各条件を含む目的関数と、前記対策指標群と前記目的関数との因果関係を構造化した関数と、を格納する記憶装置と、
前記対策指標群の情報が示す各対策指標値の取り得る範囲内で、該当対策指標値を前記関数に適用した場合の目的関数値が、前記目的関数の各条件を満たす解空間に含まれるものを、選択対策における対策指標値として探索するに際し、前記範囲内から所定アルゴリズムで選定した2つの解候補値を前記関数に適用して2つの目的関数値を算定し、当該2つの目的関数値のいずれも前記解空間に含まれなかった場合、前記2つの目的関数値に対応する各解候補値に所定ルールを適用して新たな解候補値を特定し、当該新たな解候補値に関して、前記目的関数値の算定および前記解空間への含有有無の判定を行う処理を、前記選択対策における対策指標値を特定出来るまで繰り返し実行する演算装置と、
を備えることを特徴とする対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が、前記解空間に含まれるか判定して、前記選択対策における対策指標値を探索する処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分のうち前記解空間と交わる線分を特定し、該当線分の中点を更に新たな中点として特定し、該当中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離で、前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離を除算し、前記中点から前記値を通過する直線方向に、前記中点と前記値との距離を前記除算値を乗算して前記中の延長値を特定し、当該延長値に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離で、前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離を除算し、前記中点から前記値を通過する直線上で、前記中点と前記値との距離に前記除算値を乗算して前記中点の延長値を特定し、当該延長値に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記延長値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、所定アルゴリズムで前記範囲内から新たに選択する解候補値に関して得られる目的関数値のうち、前記延長値に関する目的関数値と線分を構成した際に、前記解空間に交わるものを特定し、当該特定した目的関数値に対応した対策指標値と前記延長値との間で、前記中点を特定し、当該中点に関する各処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わ
らないものである場合、前記2つの目的関数値のそれぞれと前記解空間との各距離を算定し、前記目的関数値のうち前記解空間との距離がより近いものを特定し、該当目的関数値に対応した解候補値と、所定アルゴリズムで前記範囲内から新たに選択した解候補値とを、前記新たな解候補値とするものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 前記演算装置は、
前記選択対策における対策指標値の情報を、表示装置に出力する処理を更に実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の対策選択装置。 - 所定事象に対する対策内容を示す対策指標群の情報と、前記対策により前記所定事象に関して同時に達成すべき複数目的の各条件を含む目的関数と、前記対策指標群と前記目的関数との因果関係を構造化した関数と、を格納する記憶装置を備えた情報処理装置が、
前記対策指標群の情報が示す各対策指標値の取り得る範囲内で、該当対策指標値を前記関数に適用した場合の目的関数値が、前記目的関数の各条件を満たす解空間に含まれるものを、選択対策における対策指標値として探索するに際し、前記範囲内から所定アルゴリズムで選定した2つの解候補値を前記関数に適用して2つの目的関数値を算定し、当該2つの目的関数値のいずれも前記解空間に含まれなかった場合、前記2つの目的関数値に対応する各解候補値に所定ルールを適用して新たな解候補値を特定し、当該新たな解候補値に関して、前記目的関数値の算定および前記解空間への含有有無の判定を行う処理を、前記選択対策における対策指標値を特定出来るまで繰り返し実行する、
ことを特徴とする対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が、前記解空間に含まれるか判定して、前記選択対策における対策指標値を探索する処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分のうち前記解空間と交わる線分を特定し、該当線分の中点を更に新たな中点として特定し、該当中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、
当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離で、前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離を除算し、前記中点から前記値を通過する直線方向に、前記中点と前記値との距離を前記除算値を乗算して前記中の延長値を特定し、当該延長値に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定する処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、
前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わるものである場合、該当各目的関数値に対応する解候補値の間の中点を特定し、当該中点に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点と前記2つの解候補値の各間を結ぶ2つの線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分のいずれも前記解空間と交わっていない場合、前記中点を内空に含む所定半径の円線分上の値のうち、前記関数に適用して得られる目的関数値が前記解空間と最も近い距離の値を特定し、当該値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていなかった場合、前記中点に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離で、前記値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値と前記解空間との距離を除算し、前記中点から前記値を通過する直線上で、前記中点と前記値との距離に前記除算値を乗算して前記中点の延長値を特定し、当該延長値に対応した対策指標値を前記新たな解候補値として前記関数に適用した場合の目的関数値が前記解空間に含まれるか判定し、
前記延長値に対応した対策指標値に関して得た目的関数値が前記解空間に含まれていな
かった場合、所定アルゴリズムで前記範囲内から新たに選択する解候補値に関して得られる目的関数値のうち、前記延長値に関する目的関数値と線分を構成した際に、前記解空間に交わるものを特定し、当該特定した目的関数値に対応した対策指標値と前記延長値との間で、前記中点を特定し、当該中点に関する各処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記算定した2つの目的関数値がいずれも前記解空間に含まれていない場合に、前記2つの目的関数値の間の線分が前記解空間と交わるか判定し、前記線分が前記解空間と交わらないものである場合、前記2つの目的関数値のそれぞれと前記解空間との各距離を算定し、前記目的関数値のうち前記解空間との距離がより近いものを特定し、該当目的関数値に対応した解候補値と、所定アルゴリズムで前記範囲内から新たに選択した解候補値とを、前記新たな解候補値とする、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。 - 前記情報処理装置が、
前記選択対策における対策指標値の情報を、表示装置に出力する処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の対策選択方法。
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