JP2014203228A - プロジェクト管理支援システム - Google Patents

プロジェクト管理支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014203228A
JP2014203228A JP2013078208A JP2013078208A JP2014203228A JP 2014203228 A JP2014203228 A JP 2014203228A JP 2013078208 A JP2013078208 A JP 2013078208A JP 2013078208 A JP2013078208 A JP 2013078208A JP 2014203228 A JP2014203228 A JP 2014203228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
man
project
hour
estimation
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013078208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6176979B2 (ja
Inventor
浩二 倉門
Koji Kurakado
浩二 倉門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013078208A priority Critical patent/JP6176979B2/ja
Publication of JP2014203228A publication Critical patent/JP2014203228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6176979B2 publication Critical patent/JP6176979B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】機械学習で構築した統計モデルを利用して、プロジェクト指標値の推論を行うプロジェクト管理支援システムを得る。
【解決手段】過去のソフトウェア開発工数見積りのための情報を蓄積したプロジェクト管理統計データ3から素性選択部5により、関連性の低い入力変数を除外したのち、機械学習機を用いる工数見積り学習機6により、ソフトウェア開発工数を見積るための統計モデル7を作成し、モデル評価部8により評価を行って最適化された統計モデルを工数見積り機9として工数見積り装置2へ出力し、工数見積り装置2では、工数見積り機9への入力値が未確定で、別の目的関数が存在する場合には多目的最適化部10により多目的最適化を行ったのち、工数見積り機9を用いてソフトウェア開発工数を見積もるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、機械学習による統計モデルを使用して、ソフトウェア開発工数見積りなどのプロジェクト指標値を推論するプロジェクト管理支援システムに関するものである。
ソフトウェア開発において、多くの場合、ソフトウェア開発にかかる工数を見積り、その見積を基準に開発を進めていくため、開発工数の見積り手法が必要となっている。
ソフトウェアの規模を測定する手法として、ソースコード行数を評価するSLOC(Source Line Of Code)やソフトウェアの機能数や複雑さを評価したFP( Function Point)法が広く知られている。また、工数見積手法として、COCOMO(Constructive Cost Model)やCoBRA(Cost estimation, Benchmarking and Risk Assessment)法が著名である。
従来のソフトウェア工数見積り支援システムでは、SLOCやFP法を活用して、それを補正するなどして見積りを行なっている。(たとえば、特許文献1参照)
特開2007−011697号公報(第6−9頁、第1図)
従来のソフトウェア工数見積り支援システムは、機械学習による統計モデルを活用できておらず、現実のモデルと乖離した見積り手法となる可能性が高いという問題点があった。
一方、統計モデルを活用した手法であっても、入力値が未確定の場合には工数を見積もることが困難であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、機械学習で構築した統計モデルを利用して、プロジェクト指標値の推論を行うプロジェクト管理支援システムを得ることを目的とする。
この発明に係わるプロジェクト管理支援システムにおいては、プロジェクト指標値の推論を行うための情報を蓄積した統計データベース、この統計データベースの情報を基にしてプロジェクト指標値を推論するための統計モデルを生成し、評価した統計モデルを見積り機として出力する見積り機生成装置、及び見積り機を用いて、ユーザにより入力されたデータに基づき、プロジェクト指標値を推論する見積り装置を備え、見積り機生成装置は、回帰モデルの機械学習機を利用して、統計データベースの情報を基にして統計モデルを作成するモデル作成部と、このモデル作成部により生成された統計モデルを評価するモデル評価部とを有するものである。
この発明によれば、プロジェクト指標値の推論を行うための情報を蓄積した統計データベース、この統計データベースの情報を基にしてプロジェクト指標値を推論するための統計モデルを生成し、評価した統計モデルを見積り機として出力する見積り機生成装置、及
び見積り機を用いて、ユーザにより入力されたデータに基づき、プロジェクト指標値を推論する見積り装置を備え、見積り機生成装置は、回帰モデルの機械学習機を利用して、統計データベースの情報を基にして統計モデルを作成するモデル作成部と、このモデル作成部により生成された統計モデルを評価するモデル評価部とを有するので、機械学習機による統計モデルでプロジェクト指標値の推論を行うことにより、より状況に適した、高精度なプロジェクト指標値の算出ができる。
この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムのプロジェクト管理統計データの例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムの標本データの具体例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムの工数見積り機生成装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムの工数見積り装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるソフトウェア工数見積り支援システムのプロジェクト途中段階に追加で得られる指標値を示す図である。 この発明の実施の形態3によるプロジェクト管理支援システムの結合試験での目標試験密度を見積る場合の標本データを示す図である。 この発明の実施の形態3によるプロジェクト管理支援システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるプロジェクト管理支援システムの見積り機生成装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3によるプロジェクト管理支援システムの見積り装置の処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムを示す構成図である。
図1において、工数見積り機生成装置1は、与えられたプロジェクト管理統計データ3を入力とし、工数見積り機9を生成するための装置である。工数見積り装置2は、新規プロジェクトの見積りを行うためのデータを入力とし、工数見積り機9を用いて、工数やそれ以外の見積りに必要な情報を推論する装置である。
なお、工数見積り機生成装置1と工数見積り装置2は、それぞれ計算機によって構成される。
工数見積り機生成装置1は、素性選択部5(指標選択部)、工数見積り学習機6(モデル作成部)、モデル評価部8を有している。
素性選択部5は、相関係数等を用いて実現し、プロジェクト管理統計データ3のうちの出力値(工数)と関連度の高い入力変数のみを残すように入力変数を選択する。
工数見積り学習機6は、回帰モデルの機械学習機を利用して実現され、プロジェクト管理統計データ3の統計情報から工数見積りを推論する統計モデル7を生成する。この機械学習機として、精度の高い手法として広く知られているSVM(Support Vector Machine)を用いたSVM回帰やニューラルネットワークを用いたRBF(Radial Basis Function)ネットワークを用いる。
モデル評価部8は、機械学習機によって生成された統計モデル7を評価し、その精度を検証する部分で、一般的に交差検定手法が用いられ、交差検定の評価値が最大になるように機械学習機の固有パラメータをチューニングする。
工数見積り装置2は、工数見積り機9、多目的最適化部10、対話的インターフェース11を有する。
工数見積り機9は、工数見積り機生成装置1によってチューニングされた統計モデル7を元にソフトウェア開発工数見積りを行う部分である。
多目的最適化部10は、ユーザ端末4から対話的インターフェース11が受け取った入力値に欠損値があり、かつ欠損値に関する目的関数がある場合に動作する部分で、多目的最適化手法を用いて実現する。多目的最適化手法は、遺伝的アルゴリズムを用いたMOGA(Multi−Objective Genetic Algorithm)やメタヒューリスティク手法であるPSO(Particle Swarm Optimization)で実現でき、パレート最適解群を出力する。
対話的インターフェース11は、ユーザインターフェース12とトレードオフ分析部13で構成される。ユーザインターフェース12は、ユーザ端末4から入力値を受け取り、その出力値を返すことや、ユーザの求める最適解を導くために、入力値の変更を受け取るインターフェースである。トレードオフ分析部13は、多目的最適化部10で求められたパレード最適解群に対し、よりユーザの状況にあった最適解を求めるトレード分析を行う。トレード分析は、1つの目的関数の値を改善させた場合、他の目的関数値がどの程度値が低下するかを求めることができる満足化トレードオフ法で実現できる。
図2は、この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムのプロジェクト管理統計データの例を示す図である。
図2において、プロジェクト管理統計データ3として、ソフトウェア工数見積りのための指標を示し、各指標について数値範囲、単位、備考を示している。
図3は、この発明の実施の形態1によるソフトウェア工数見積り支援システムの標本データの具体例を示す図である。
図3において、図2の指標に対し、過去に蓄積されたプロジェクト管理統計データ3の具体例を示している。各指標に対し、それぞれ統計データを示す標本1〜標本4の標本データを有する。
図3では、参考までに、工数(人月)の出力値を格納している。
実施の形態1のプロジェクト管理統計データ3として、図2のような工数見積りのための指標があり、その指標に対し、図3のようなプロジェクト管理統計データが蓄積されていることとする。
なお、この指標のことを入力変数と呼び、過去に蓄積されているプロジェクト管理統計データを標本データと呼ぶこととする。
次に、動作について説明する。
まず、図4に従い、実施の形態1の工数見積り機生成装置1の動作について説明する。
処理410で、過去に蓄積された標本データを素性選択部5に入力する。次に、処理411で、出力値に関係性の低い入力変数があるかどうかを判定し、該当する入力変数があれば、処理412で、その入力変数を標本データから除外し、処理413で、入力変数を確定させる。この操作を行うことで、工数見積り学習機6で学習を行う時に、精度低下の原因となる関連性の低い変数を除くことができ、見積り精度が向上する。
次に、素性選択部5に相関係数を利用した場合を例とし、具体的な動作を以下で説明する。
素性選択部5では、出力値である工数と各入力変数の相関係数が計算され、各入力変数には−1から1の間の相関係数値が付けられる。この値の絶対値が1に近いほど2つの変数の関係性は強い。よって、相関係数の絶対値が一定しきい値以下の変数は、関係性が低いとみなすことができ、処理412で除外することができる。図3の各入力変数の相関係数を求め、しきい値を0.100とすると、「結合試験での目標レビュー指摘率」は0.070、「プロジェクト参加者の従事年数平均」は0.022となり、除外の対象となる。
次に、処理414から処理417のフローで工数見積り機9を生成する。
処理414では、工数見積り学習機6に初期パラメータを与えている。初期パラメータの例として、工数見積り学習機6にガウスカーネルのSVM回帰を利用する場合は、正規化パラメータCやカーネルパラメータのσ等に適当な値を与えることとなる。
初期パラメータを設定後、処理415で、標本データを工数見積り学習機6に入力し、統計モデル7を生成し、処理416で、統計モデル7の評価を行う。処理416の評価で十分な見積り精度が出ると判定された場合、生成された統計モデル7を工数見積り機9として出力し、処理を終了する。
モデル評価部8の例として、2分割交差検定を評価モデルとした場合、標本を2分割にし、分割した標本をそれぞれA、Bとする。まず、Aを工数見積り学習機6の入力値とし、Bを用いて見積り精度を求める。次に、Bを工数見積り学習機6の入力値とし、Aを用いて見積り精度を求める。2回の見積り精度の平均値を、このモデルの精度とし、その精度がしきい値を超えた場合に十分な見積り精度が出ていると評価する。
逆に、しきい値より低い値が出た場合、再度パラメータを設定し直す。この時、直感でパラメータを設定するのではなく、最適化手法を活用してパラメータを逐次的に最適化することで、パラメータ設定も機械的に行うことができ、精度の高い統計モデルを自動で生成することができる。
従来の機械学習を利用しないモデルにおいて、同様のモデル評価を行い、パラメータの最適化を行うと、多くの場合は過適合問題が起き、実際の見積り時には精度が低くなる。一方で、SVM等の過適合に強い機械学習を用いることで、精度の向上が可能となる。
次に、図5に従い、実施の形態1の工数見積り装置2の動作について説明する。
処理510では、新たなソフトウェア開発が始まり、新プロジェクトの指標値を人手で作成する。次に、処理511で、指標の入力値が未確定であり、これとは別の目的関数があるかどうかで処理が分岐する。指標の入力値が全て分かっている場合、処理512で、工数見積り機9にその値を入力することで、処理513で、従来の手法と同様に工数見積り値を取得することができる。
一方で、指標の入力値が未確定であり、これとは別の目的関数がある場合は、処理514に進む。これには、次の様なケースが当てはまる。SLOCやプロダクトの複雑度は、ソフトウェアの要件から概ね推測できるが、プロジェクトのメンバはまだ選ぶ余地がある。経験の浅いメンバを多数組み入れることもできるが、少数の経験豊富なメンバを組み入れることも可能である。
この時、「利用されるプログラミング言語の経験年数のメンバ平均値」や「プロジェクト参加者の従事年数平均」の指標は未確定の状態となる。また、経験の浅いメンバと経験豊かなメンバでは1人月あたりのコストが異なるため、新たな目的関数として、コスト=f(プロジェクト参加従事年数平均)が導入され、この目的関数をできる限り最小化したいという要求が発生する。f(プロジェクト参加従事年数平均)の具体例としては、(30,000*プロジェクト参加従事年数平均+200,000)×人数のようなものが考
えられる。
このようなケースは、プロジェクト見積時に頻繁に発生するが、従来の手法では扱うことのできない問題であり、本発明ではこのケースを解決できる装置を構成した。
処理514では、工数見積り機出力と別の目的関数を同時に最小化する多目的最適化問題を満たすパレート最適解群を算出する(処理515)。パレート最適解とは、複数の目的関数を同時に改善することが不可能な実行可能解のことを指し、目的関数値のいずれかを改善しようとした場合、他の目的関数値が改悪されてしまうような状態にある解を意味する。そのため、どのような多目的最適化手法を利用しても、複数のパレート最適解が出力されるため、処理516にあるように、ユーザが自らの要求を満たす最適解があるかを判断する必要がある。
処理516において、多目的最適化部10から出力されたパレード最適解の中に、ユーザ要求を満たす最適解があれば、未確定の入力値と工数が得られるので、処理は終了となる。
ユーザ要求を満たす最適解が存在しない場合、もしくはより良い解の探索をユーザが求めている場合は、処理517に進む。
処理517では、対話的インターフェース11を用いて、ユーザ自らが最適解を探索していく。対話的インターフェース11では、次のようなステップで最適解を見つける。
初めに、ユーザが改善したい目的関数を選択する。次に、ユーザが改善したい量だけ指摘した目的関数の値を改善させる。続いて、満足化トレードオフ法を用いて、ユーザが改善した目的関数以外の目的関数の値を近似的に求め、ユーザに提示する。その値を見て、ユーザが納得した場合は、処理518にあるように近似的に求めた目的関数の値を実際の目的関数に当てはめて計算し直し、再度ユーザに値を提示する。処理519で、その結果が、ユーザ要求を満たせば、処理は終了となる。
次に、上記のf(プロジェクト参加従事年数平均)を目的関数として導入したケースを例にして、最適解の求め方を詳細に説明する。
この例の目的関数は、f(プロジェクト参加従事年数平均)と工数見積り機出力の2つである。ここで、この2関数を多目的最適化し、パレート最適解を得たところ、f(プロジェクト参加従事年数平均)=250,000、工数見積り機出力=200という結果が得られた。
この時、ユーザは、工数見積り機出力である工数をもう少し下げたいと考え、対話的インターフェース11に190という値を入力した。対話的インターフェース11からは、工数を190にした場合、f(プロジェクト参加従事年数平均)=350,000まで悪化してしまうという結果が提示された。その結果を見て、ユーザは考えなおし、工数を195まで改善するよう入力したところ、f(プロジェクト参加従事年数平均)=280,000となると結果が提示された。
ユーザはその結果に納得したため、次のステップに進むよう入力し、最終結果として、工数=195、f(プロジェクト参加従事年数平均)=280,500が得られ、ユーザは処理を完了させた。
実施の形態1によれば、機械学習による統計モデルを用いてソフトウェア工数見積りを行うように構成したので、より状況に適した、高精度な見積り値の算出ができる。
また、統計モデルに与える指数の入力値が未確定であり、かつ別の目的関数がある場合に、多目的最適化を用いることで、工数の見積り値とともに、未確定の入力値の最適値も同時に推論することができる。
さらに、対話的インターフェースによって、よりユーザの状況に適した組み合わせでの見積り値を得ることができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるソフトウェア工数見積り支援システムのプロジェクト途中段階に追加で得られる指標値を示す図である。
図6において、指標ごとにプロジェクトの開始段階の指標値と、プロジェクトの途中段階の指標値の予想が示されている。
実施の形態1では、プロジェクトの開始時に、工数見積り装置2により工数や未確定の入力値の最適解を求める手法について述べたが、実施の形態2では、図6に示すように、プロジェクトの途中段階でより正確な指標値の予想値が分かり、新たなプロジェクト指標値を得た場合に、その情報を活用し、より精度の高い工数見積り機9を生成することが可能となる。
実施の形態2の動作は、プロジェクトの途中段階で新たに得た情報を新たな指標値として、素性選択部5に入力し直す操作が、実施の形態1と異なるが、それ以降の操作は実施の形態1と同じである。
実施の形態2によれば、プロジェクトの途中段階での指標値を活用することで、より精度の高い工数見積り装置を生成することができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3によるプロジェクト管理支援システムの結合試験での目標試験密度を見積る場合の標本データを示す図である。
図7において、各指標は図3におけるものと同様のものながら、工数(人月)を入力変数とし、「結合試験での目標試験密度」を出力値としている。なお、図7では、省略されているが、図3と同様に、標本データが格納されている。
図8は、この発明の実施の形態3によるプロジェクト管理支援システムを示す構成図である。
図8において、801〜813はそれぞれ図1の1〜13に対応し、同様な動作を行う。ただし、図8では、工数見積りに限らず、プロジェクト指標値の推論(見積り)を行うところが図1と異なる構成である。
見積り機生成装置801が、素性選択部805(指標選択部)により、プロジェクト管理統計データ803のうち、見積り装置802の出力に関連性の低い指標を除外した上、見積り学習機806(モデル作成部)により統計モデル807を作成し、モデル評価部808により統計モデル807を評価して、見積り装置802へ見積り機809を出力する。
見積り装置802は、見積り機809を用いて、ユーザ端末804から入力されるデータに基づき、プロジェクト指標値を推論し、出力する。多目的最適化部810、対話的インターフェース811、ユーザインターフェース812、トレードオフ分析部813は、図1の多目的最適化部10、対話的インターフェース11、ユーザインターフェース12、トレードオフ分析部13と、それぞれ同じである。
実施の形態1、2では、工数見積り機生成装置と工数見積り装置を用いて、ソフトウェア開発工数を見積る場合について述べたが、実施の形態3は、図7に示すように、工数見積り機生成装置に与える標本データの構造を変更して、工数に限らず、プロジェクト指標値の推論を行うようにした。図7では、プロジェクト指標値として「結合試験での目標試験密度」を挙げている。
実施の形態3の動作は、出力値がソフトウェア開発工数に限らないことを除くと、実施の形態1、2と同じフローに従う。よって、図8で示す装置と図9、図10のフローチャートに従い、工数見積り時と同等の手順でプロジェクト指標値の推論を行う。
因みに、図9の処理910〜処理917は、図4の処理410〜処理417にそれぞれ対応する処理である。
また、図10の処理1010〜処理1019は、図5の処理510〜処理519にそれぞれ対応する処理である。
実施の形態3によれば、標本データを変更することで、工数見積りと同様の手法により他のプロジェクト指標値についても推論を行うことができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 工数見積り機生成装置、2 工数見積り装置、3 プロジェクト管理統計データ、4 ユーザ端末、5 素性選択部、6 工数見積り学習機、7 統計モデル、8 モデル評価部、9 工数見積り機、10 多目的最適化部、
11 対話的インターフェース、12 ユーザインターフェース、
13 トレードオフ分析部、801 見積り機生成装置、802 見積り装置、803 プロジェクト管理統計データ、804 ユーザ端末、805 素性選択部、806 見積り学習機、807 統計モデル、808 モデル評価部、809 見積り機、810 多目的最適化部、811 対話的インターフェース、812 ユーザインターフェース、813 トレードオフ分析部。

Claims (6)

  1. プロジェクト指標値の推論を行うための情報を蓄積した統計データベース、
    この統計データベースの情報を基にして上記プロジェクト指標値を推論するための統計モデルを生成し、評価した統計モデルを見積り機として出力する見積り機生成装置、
    及び上記見積り機を用いて、ユーザにより入力されたデータに基づき、上記プロジェクト指標値を推論する見積り装置を備え、
    上記見積り機生成装置は、
    回帰モデルの機械学習機を利用して、上記統計データベースの情報を基にして上記統計モデルを作成するモデル作成部と、
    このモデル作成部により生成された統計モデルを評価するモデル評価部とを有することを特徴とするプロジェクト管理支援システム。
  2. 上記統計データベースの情報は複数の指標ごとに蓄積され、
    上記見積り機生成装置は、
    上記統計データベースの複数の指標のうち、上記推論されるプロジェクト指標値に対する関連性が低い指標を除外する指標選択部を有することを特徴とする請求項1記載のプロジェクト管理支援システム。
  3. 上記見積り装置は、
    ユーザがプロジェクト指標値の推論のためのデータ入力を指標別に行うための対話的インターフェースと、
    複数の目的関数の最適化が可能な多目的最適化部とを有し、
    ユーザによる入力値が未確定な指標を目的関数とし、この目的関数とは別の目的関数が存在する場合に、これら2つの目的関数について上記多目的最適化部により最適化を行い、上記未確定の入力値を推論することを特徴とする請求項2記載のプロジェクト管理支援システム。
  4. 上記多目的最適化部は、上記対話的インターフェースにより対話的に操作されることを特徴とする請求項3記載のプロジェクト管理支援システム。
  5. 上記推論されるプロジェクト指標値は、ソフトウェア開発工数であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載のプロジェクト管理支援システム。
  6. 上記モデル作成部による上記統計モデル作成の基にする上記統計データベースの情報は、プロジェクトの途中段階で得られる予想値であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のプロジェクト管理支援システム。
JP2013078208A 2013-04-04 2013-04-04 プロジェクト管理支援システム Expired - Fee Related JP6176979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013078208A JP6176979B2 (ja) 2013-04-04 2013-04-04 プロジェクト管理支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013078208A JP6176979B2 (ja) 2013-04-04 2013-04-04 プロジェクト管理支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014203228A true JP2014203228A (ja) 2014-10-27
JP6176979B2 JP6176979B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=52353624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013078208A Expired - Fee Related JP6176979B2 (ja) 2013-04-04 2013-04-04 プロジェクト管理支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6176979B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016189161A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社日立製作所 対策選択装置および対策選択方法
JP2017027564A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 株式会社筑波総合研究所 プロジェクトqcd管理システム
JP2019028871A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 Tis株式会社 プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法およびプログラム
KR20190142943A (ko) * 2018-06-19 2019-12-30 연세대학교 산학협력단 유전자 발현 프로그래밍과 메타휴리스틱 알고리즘을 활용한 건물부문 온실가스 예측 시스템 및 예측 방법
US10540257B2 (en) 2017-03-16 2020-01-21 Fujitsu Limited Information processing apparatus and computer-implemented method for evaluating source code
JP2020119239A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社三菱Ufj銀行 工数算出方法、及びプログラム
WO2021080175A1 (ko) * 2019-10-21 2021-04-29 옴니스랩스 주식회사 컨텐츠 처리 방법
JP2021144756A (ja) * 2019-10-15 2021-09-24 明豊ファシリティワークス株式会社 プロジェクト計画策定システム
JP2022032115A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 株式会社日立社会情報サービス プロジェクト予兆検知装置及びプロジェクト予兆検知方法
US20220114607A1 (en) * 2020-10-13 2022-04-14 Nec Corporation Method, apparatus and computer readable storage medium for data processing

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109173A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Hitachi Ltd プロジェクト管理システム及びその方法
JP2012181739A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Ntt Data Corp 工数見積装置、工数見積方法、工数見積プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109173A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Hitachi Ltd プロジェクト管理システム及びその方法
JP2012181739A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Ntt Data Corp 工数見積装置、工数見積方法、工数見積プログラム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016189161A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社日立製作所 対策選択装置および対策選択方法
JP2017027564A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 株式会社筑波総合研究所 プロジェクトqcd管理システム
US10540257B2 (en) 2017-03-16 2020-01-21 Fujitsu Limited Information processing apparatus and computer-implemented method for evaluating source code
JP2019028871A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 Tis株式会社 プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法およびプログラム
KR20190142943A (ko) * 2018-06-19 2019-12-30 연세대학교 산학협력단 유전자 발현 프로그래밍과 메타휴리스틱 알고리즘을 활용한 건물부문 온실가스 예측 시스템 및 예측 방법
KR102087152B1 (ko) 2018-06-19 2020-03-10 연세대학교 산학협력단 유전자 발현 프로그래밍과 메타휴리스틱 알고리즘을 활용한 건물부문 온실가스 예측 시스템 및 예측 방법
JP2020119239A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社三菱Ufj銀行 工数算出方法、及びプログラム
JP7290947B2 (ja) 2019-01-23 2023-06-14 株式会社三菱Ufj銀行 工数算出方法、及びプログラム
JP2021144756A (ja) * 2019-10-15 2021-09-24 明豊ファシリティワークス株式会社 プロジェクト計画策定システム
JP7487147B2 (ja) 2019-10-15 2024-05-20 明豊ファシリティワークス株式会社 プロジェクト計画策定システム
WO2021080175A1 (ko) * 2019-10-21 2021-04-29 옴니스랩스 주식회사 컨텐츠 처리 방법
US12014034B2 (en) 2019-10-21 2024-06-18 Omnis Labs Company Content processing method
JP2022032115A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 株式会社日立社会情報サービス プロジェクト予兆検知装置及びプロジェクト予兆検知方法
JP7488718B2 (ja) 2020-08-11 2024-05-22 株式会社日立社会情報サービス プロジェクト予兆検知装置及びプロジェクト予兆検知方法
US20220114607A1 (en) * 2020-10-13 2022-04-14 Nec Corporation Method, apparatus and computer readable storage medium for data processing

Also Published As

Publication number Publication date
JP6176979B2 (ja) 2017-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6176979B2 (ja) プロジェクト管理支援システム
JP6384065B2 (ja) 情報処理装置、学習方法、及び、プログラム
Singh et al. Software effort estimation by genetic algorithm tuned parameters of modified constructive cost model for nasa software projects
CN112069726A (zh) 一种基于贝叶斯网络的风险分析评估方法及装置
JP2018116693A5 (ja)
Tang et al. Methodologies for uncertainty management in prognostics
KR101852527B1 (ko) 기계학습 기반의 동적 시뮬레이션 파라미터 교정 방법
JP2012243256A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム
Zhu et al. A novel decision-making model for selecting a construction project delivery system
JP2014235654A (ja) リスク評価装置
Attarzadeh et al. Software development effort estimation based on a new fuzzy logic model
Paikari et al. Defect prediction using case-based reasoning: An attribute weighting technique based upon sensitivity analysis in neural networks
Scherger et al. The OWA distance operator and its application in business failure
US20120109860A1 (en) Enhanced Training Data for Learning-To-Rank
Akbari et al. Similarity-based error prediction approach for real-time inflow forecasting
CN116540546A (zh) 工艺控制系统的控制参数的推荐方法、系统、设备和介质
WO2002006953A1 (fr) Capteur logiciel et dispositif d'evaluation correspondant
Kapoor et al. Software cost estimation using artificial intelligence technique
JP2011145905A (ja) 予測関数生成装置、方法、及び、プログラム
Papatheocharous et al. Software effort estimation with ridge regression and evolutionary attribute selection
Fu A hierarchical Bayesian approach to negative binomial regression
Papatheocharous et al. Software cost modelling and estimation using artificial neural networks enhanced by input sensitivity analysis
JP2017174234A (ja) モデル判定装置、モデル判定方法、及びプログラム
Karthick et al. BAYES-HEP: Bayesian belief networks for estimation of human error probability
He et al. Singular-Value Decomposition Feature-Extraction Method for Cost-Performance Prediction

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170711

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6176979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees