JP2016188883A - 表示装置及び表示装置の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源の劣化を低減する。
【解決手段】表示装置は、画像表示パネルと、それぞれ独立して駆動する複数の光源が配列され、画像表示パネルを照明するバックライトと、画像信号に基づく分割領域ごとの必要輝度と、予め記憶するバックライトの輝度分布情報と、に基づいて必要輝度に応じた複数の光源それぞれの仮点灯量を算出し、所定の算出順にしたがって複数の光源を順に選択し、複数の光源の仮点灯量または算出順が前の光源について算出した点灯量と、輝度分布情報とに基づき、選択した光源の予測輝度を算出し、予測輝度が必要輝度を満たさないときは、選択した光源の仮点灯量と輝度分布情報とに基づき、選択した光源について必要輝度を満たす点灯量を算出する、バックライト制御部と、所定のタイミングで算出順を変更する算出順変更部と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】表示装置は、画像表示パネルと、それぞれ独立して駆動する複数の光源が配列され、画像表示パネルを照明するバックライトと、画像信号に基づく分割領域ごとの必要輝度と、予め記憶するバックライトの輝度分布情報と、に基づいて必要輝度に応じた複数の光源それぞれの仮点灯量を算出し、所定の算出順にしたがって複数の光源を順に選択し、複数の光源の仮点灯量または算出順が前の光源について算出した点灯量と、輝度分布情報とに基づき、選択した光源の予測輝度を算出し、予測輝度が必要輝度を満たさないときは、選択した光源の仮点灯量と輝度分布情報とに基づき、選択した光源について必要輝度を満たす点灯量を算出する、バックライト制御部と、所定のタイミングで算出順を変更する算出順変更部と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置及び表示装置の駆動方法に関する。
近年、表示装置の低消費電力化を図ることを目的として、バックライトを分割駆動制御する技術が知られている。このようなバックライトの分割駆動制御は、バックライトに複数の光源を備え、各光源の点灯量を調整することによって行う。このため、高い輝度で使用する頻度が高い光源は、他の光源に比べて劣化の進行が速く、表示装置全体としての寿命も短くしてしまう。この問題を解決するため、光源の長寿命化を図る技術が知られている。また、バックライトの故障時には、映像に補正をかけて故障時の表示の破綻を緩和する技術もある。
本発明は、光源の劣化を低減する表示装置及び表示装置の駆動方法を提供する。
本発明の一態様は、画像表示パネルと、それぞれ独立して駆動する複数の光源が配列され、前記画像表示パネルを照明するバックライトと、画像信号に基づく分割領域ごとの必要輝度と、予め記憶する前記バックライトの輝度分布情報と、に基づいて前記必要輝度に応じた前記複数の光源それぞれの仮点灯量を算出し、所定の算出順にしたがって前記複数の光源を順に選択し、前記複数の光源の仮点灯量または前記算出順が前の光源について算出した点灯量と、前記輝度分布情報とに基づき、選択した光源の予測輝度を算出し、前記予測輝度が前記必要輝度を満たさないときは、前記選択した光源の仮点灯量と前記輝度分布情報とに基づき、前記選択した光源について前記必要輝度を満たす点灯量を算出する、バックライト制御部と、所定のタイミングで前記算出順を変更する算出順変更部と、を有する表示装置である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまでも一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
また、本発明と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、開示はあくまでも一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
また、本発明と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の表示装置について図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の表示装置の構成の一例を示す図である。
第1の実施形態の表示装置について図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の表示装置の構成の一例を示す図である。
図1に示す表示装置1は、画像表示パネル2と、表示制御部3と、バックライト4と、バックライト制御部5と、光源駆動部6と、算出順変更部7と、を有する。画像表示パネル2は、画素が行列状に配列され、表示面に画像を表示する。表示制御部3は、画像信号を入力し、画像信号から表示用信号を生成して画像表示パネル2に出力する。
バックライト4は、光源ユニット4aを有し、画像表示パネル2を背面から照明する。光源ユニット4aには、それぞれ独立して駆動する複数の光源L1,L2,L3,・・・が配列されている。以下において光源L1,L2,L3,・・・を特に区別する必要がないときは、光源Ln(nは任意の整数)と表記する。バックライト4は、光源ユニット4aから出射された光を画像表示パネル2の表示面に対向する出射面から表示面に向けて出射する。バックライト4から出射される光は、例えば、白色である。
バックライト制御部5は、記憶部5aに輝度分布情報を記憶し、バックライト4の分割駆動制御を行う。記憶部5aに記憶する輝度分布情報は、光源Lnをそれぞれ所定の点灯量で点灯したときのバックライト4の輝度値の分布情報である。例えば、画像表示パネル2の表示面で観測される輝度値に基づいて生成し、記憶部5aに格納しておく。
バックライト制御部5では、必要輝度算出5b、仮点灯量算出5c、点灯量決定5dの順に処理を行い、光源Lnの点灯量を決定する。必要輝度算出5bでは、画像信号に基づいて、画像表示パネル2の表示面を分割した分割領域ごとの必要輝度を算出する。必要輝度は、例えば、画像表示パネル2の分割領域内の全画素において色再現が可能な最も低い輝度である。
仮点灯量算出5cでは、必要輝度と記憶部5aの輝度分布情報とに基づいて、光源ユニット4aの光源Lnそれぞれの仮点灯量を算出する。仮点灯量算出5cでは、輝度分布情報に基づき、分割領域ごとに算出された必要輝度を満たす光源Lnの仮点灯量を算出する。なお、仮点灯量は、実際に点灯する点灯量を決定する前に、暫定的に算出した仮の点灯量である。
点灯量決定5dでは、算出順にしたがって光源Lnを順次選択し、光源Lnの点灯量を決定していく。この点灯量は、実際に光源ユニット4aを駆動する点灯量になる。算出順は、算出順変更部7によって設定される。例えば、図1の構成では、一方向に並ぶ光源L1,L2,L3,・・・のL1側から選択する順方向、またはその逆方向を指定する。点灯量決定5dでは、選択した光源Lnの対応する分割領域における予測輝度を算出する。予測輝度は、複数の光源Lnの仮点灯量、または選択した光源Lnより算出順が前の光源について算出した点灯量と、輝度分布情報とに基づいて算出する。点灯量決定5dは、選択した光源Lnに対応する分割領域における予測輝度と、必要輝度とを比較し、予測輝度が必要輝度を満たさないときは、選択した光源について必要輝度を満たす点灯量を算出する。点灯量決定5dでは、算出順にしたがって、同様の処理を繰り返し、光源ユニット4aの全ての光源の点灯量を決定していく。
光源駆動部6は、バックライト制御部5が決定した点灯量に基づいて、光源Lnを制御する。
算出順変更部7は、所定のタイミングでバックライト制御部5の算出順を変更する。算出順として、例えば、図1の光源L1から開始する順方向が設定されているときは、所定のタイミングで逆方向に変更する。さらに、次の所定のタイミングでは、算出順を逆方向から順方向に選択する。このようにして、一方向からのみ選択が行われないようにする。所定のタイミングは、例えば、一定時間ごとであってもよいし、表示装置1に電源が投入されたときなど外部事象の発生であってもよい。
算出順変更部7は、所定のタイミングでバックライト制御部5の算出順を変更する。算出順として、例えば、図1の光源L1から開始する順方向が設定されているときは、所定のタイミングで逆方向に変更する。さらに、次の所定のタイミングでは、算出順を逆方向から順方向に選択する。このようにして、一方向からのみ選択が行われないようにする。所定のタイミングは、例えば、一定時間ごとであってもよいし、表示装置1に電源が投入されたときなど外部事象の発生であってもよい。
このような構成の表示装置1では、バックライト制御部5において、画像表示パネル2の表示に必要な必要輝度に合わせて、バックライト4の分割駆動制御が行われる。バックライト制御部5では、分割領域ごとに必要輝度算出5b、仮点灯量算出5c、点灯量決定5dの処理を行い、バックライト4の輝度を制御する。必要輝度算出5bでは、画像信号に基づいて分割領域ごとに、表示に必要な必要輝度を算出する。仮点灯量算出5cでは、必要輝度と輝度分布情報とに基づき、分割領域ごとに必要輝度を満たす光源Lnの仮点灯量を算出する。点灯量決定5dでは、算出順にしたがって光源ユニット4aの光源を順に選択し、分割領域について算出した予測輝度が必要輝度を満たさないときは、選択した光源Lnについて、必要輝度を満たす点灯量を算出する。
なお、光源ユニット4aを構成する光源Lnを順に点灯量を決定していくとき、算出順が先の光源Lnの点灯量は、算出順が後の光源Lnの点灯量より大きくなる傾向がある。例えば、光源L1,L2,L3の算出順で点灯量を決定していくときに、光源L1,L2に対応する領域の輝度が足りないとする。算出順にしたがって光源L1の点灯量を算出する時点では、光源L1,L2のいずれも輝度が足りない状態であり、予測輝度は小さくなる。このため、必要輝度を満たすための点灯量が大きくなる。一方、算出順が次の光源L2の場合、前段の処理によって光源L1の点灯量が大きくなっている。このため、光源L2における予測輝度が大きくなる傾向にあり、光源L2の点灯量は光源L1より少なくて済む。このように、先に点灯量が増加する光源L1の方が、光源L2より点灯量の増加分が大きくなる傾向にある。表示装置1では、算出順を所定のタイミングで変更するので、不足輝度分を補充する光源Lnの偏りを低減することができる。これにより、光源Lnの劣化の度合いを同じようにすることができる。なお、光源Lnの劣化の偏りを低下させることが主目的であるので、所定のタイミングはバックライト制御部5の処理周期より長くすることが好ましい。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態の表示装置について説明する。まず、表示装置の構成について説明し、次に表示装置が行う処理について説明する。図2は、第2の実施形態の表示装置の構成の一例を示す図である。
次に、第2の実施形態の表示装置について説明する。まず、表示装置の構成について説明し、次に表示装置が行う処理について説明する。図2は、第2の実施形態の表示装置の構成の一例を示す図である。
図2に示す表示装置10は、画像出力部11と、信号処理部20と、画像表示パネル30と、画像表示パネル駆動部40と、バックライト50と、光源駆動部60と、を有する。表示装置10は、図1に示す表示装置1の一実施形態である。
画像出力部11は、画像信号SRGBを信号処理部20に出力する。画像信号SRGBは、第1原色に対する画像信号値x1(p,q)、第2原色に対する画像信号値x2(p,q)、第3原色に対する画像信号値x3(p,q)を含む。第2の実施形態では、例えば、第1原色は赤色、第2原色は緑色、第3原色は青色であるとする。なお、p,qは、1≦p≦Pと、1≦q≦Qを満たす整数であり、Pは画素48の水平方向の個数、Qは画素48の垂直方向の個数である。
画像出力部11は、画像信号SRGBを信号処理部20に出力する。画像信号SRGBは、第1原色に対する画像信号値x1(p,q)、第2原色に対する画像信号値x2(p,q)、第3原色に対する画像信号値x3(p,q)を含む。第2の実施形態では、例えば、第1原色は赤色、第2原色は緑色、第3原色は青色であるとする。なお、p,qは、1≦p≦Pと、1≦q≦Qを満たす整数であり、Pは画素48の水平方向の個数、Qは画素48の垂直方向の個数である。
信号処理部20は、画像表示パネル30を駆動する画像表示パネル駆動部40と、バックライト50を駆動する光源駆動部60とに接続する。そして、画像信号SRGBを表示用信号SRGBWに変換して、画像表示パネル駆動部40に出力する。表示用信号SRGBWには、第1副画素の表示用信号値X1(p,q)、第2副画素の表示用信号値X2(p,q)、第3副画素の表示用信号値X3(p,q)に加え、第4副画素の表示用信号値X4(p,q)が含まれる。また、信号処理部20は、画像信号SRGBに基づいてバックライト50を分割駆動する制御信号である全光源点灯量SBLを生成し、光源駆動部60に出力する。信号処理部20は、図1に示す表示制御部3及びバックライト制御部5の一実施形態である。
画像表示パネル30は、画素48がP×Q個、2次元の行列状に配列されている。画素48は、第1副画素、第2副画素、第3副画素及び第4副画素を有する。副画素の配列は特に限定されない。また、例えば、第1副画素は赤色、第2副画素は緑色、第3副画素は青色、第4副画素は白色を表示する。各副画素の色はこれに限定されない。画像表示パネル駆動部40は、信号出力回路41と、走査回路42とを備え、表示用信号SRGBWによって画像表示パネル30の表示制御を行う。信号出力回路41と走査回路42とは、それぞれ信号線DTL及び走査線SCLを介して画像表示パネル30の第1副画素、第2副画素、第3副画素及び第4副画素と電気的に接続されている。各副画素は、信号線DTLに接続するとともに、スイッチング素子(例えば、薄膜トランジスタTFT;Thin Film Transistor)を介して走査線SCLに接続する。画像表示パネル駆動部40は、走査回路42によって副画素を選択し、信号出力回路41から順に表示用信号を出力することによって、副画素の動作(光透過率)を制御する。
バックライト50は、画像表示パネル30の背面に配置され、画像表示パネル30に向けて光を照射することで、画像表示パネル30を照明する。また、バックライト50は、表示面の一側面に光源ユニット52を備えている。光源ユニット52は、独立して動作可能な複数の光源を有し、バックライト50の分割駆動制御を可能にしている。光源駆動部60は、信号処理部20から出力される全光源点灯量SBLに基づいて、バックライト50を分割駆動制御する。全光源点灯量SBLは、光源ユニット52を構成する各光源について算出した点灯量をまとめた情報である。
次に、バックライト50について図3を用いて説明する。図3は、第2の実施形態のバックライトの構成例を示す図である。
図3に示すバックライト50は、導光板54と、導光板54の少なくとも一側面を入射面Eとして、この入射面Eに対向する位置に複数の光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6を配列した光源ユニット52と、を備えている。複数の光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6は、同色(例えば、白色)の発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)であり、個々に独立して電流またはデューティ比を制御することができる。光源BLnは、導光板54の一側面に沿って一列に並んでおり、光源BLnが並ぶ方向を光源配列方向LYとしたとき、光源配列方向LYに直交する入光方向LXに向けて、入射面Eから導光板54へ光源BLnの入射光が入光する。また、導光板54へ入射した光は、画像表示パネル30に対向する面から出射する。
図3に示すバックライト50は、導光板54と、導光板54の少なくとも一側面を入射面Eとして、この入射面Eに対向する位置に複数の光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6を配列した光源ユニット52と、を備えている。複数の光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6は、同色(例えば、白色)の発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)であり、個々に独立して電流またはデューティ比を制御することができる。光源BLnは、導光板54の一側面に沿って一列に並んでおり、光源BLnが並ぶ方向を光源配列方向LYとしたとき、光源配列方向LYに直交する入光方向LXに向けて、入射面Eから導光板54へ光源BLnの入射光が入光する。また、導光板54へ入射した光は、画像表示パネル30に対向する面から出射する。
表示装置10では、光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6に応じて導光板54をLX方向に分割した領域をそれぞれブロックB0,B1,B2,B3,B4,B5,B6とし、光源BLnの点灯量を算出する処理単位とする。なお、画像表示パネル30の表示面に対向する導光板54の面をどのように分割するかは、適宜決めることができる。
なお、光源BLnは、配列された位置に応じて導光板54から画像表示パネル30の平面に照射される光の輝度分布が異なる。この光源BLnごとに異なる輝度分布は、光源別の輝度分布情報として予め測定しておく。
光源駆動部60は、信号処理部20から出力される全光源点灯量SBLに基づいて光源BLnに供給する電流またはデューティ比を調整することで、光源BLnの光量を制御し、バックライト50の輝度(光の強度)を制御する。
次に、表示装置10のハードウェア構成について説明する。図4は、第2の実施形態の表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
表示装置10は、制御部100によって装置全体が制御されている。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101を有し、CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102及びROM(Read Only Memory)103と複数の周辺機器が接続されている。
表示装置10は、制御部100によって装置全体が制御されている。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101を有し、CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102及びROM(Read Only Memory)103と複数の周辺機器が接続されている。
CPU101は、制御部100の処理機能を実現するプロセッサである。
RAM102は、制御部100の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。
RAM102は、制御部100の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。
ROM103は、読出し専用の半導体記憶装置で、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、及び書き替えをしない固定データが格納される。また、ROM103の代わり、あるいはROM103に加えて、二次記憶装置としてフラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
バス108に接続されている周辺機器としては、表示用ドライバIC(Integrated Circuit)104、LEDドライバIC105、入力インタフェース106及び通信インタフェース107がある。
表示用ドライバIC104には、画像表示パネル駆動部40が接続されている。表示用ドライバIC104は、画像表示パネル駆動部40に表示用信号SRGBWを出力することによって画像表示パネル30に画像を表示する。
表示用ドライバIC104には、画像表示パネル駆動部40が接続されている。表示用ドライバIC104は、画像表示パネル駆動部40に表示用信号SRGBWを出力することによって画像表示パネル30に画像を表示する。
LEDドライバIC105には、光源ユニット52が接続されている。LEDドライバIC105は、全光源点灯量SBLによって光源ユニット52を駆動し、バックライト50の輝度を制御する。LEDドライバIC105は、光源駆動部60の一実施形態である。
入力インタフェース106には、利用者の指示を入力する入力装置が接続されている。例えば、キーボードや、ポインティングデバイスとして使用されるマウス、タッチパネル等の入力装置が接続される。入力インタフェース106は、入力装置から送られてくる信号をCPU101に送信する。
入力インタフェース106には、利用者の指示を入力する入力装置が接続されている。例えば、キーボードや、ポインティングデバイスとして使用されるマウス、タッチパネル等の入力装置が接続される。入力インタフェース106は、入力装置から送られてくる信号をCPU101に送信する。
通信インタフェース107は、ネットワーク200に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク200を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施形態の処理機能を実現することができる。上記構成は一例であり、構成は適宜変更される。
なお、図2に示した信号処理部20は、制御部100または表示用ドライバIC104によってその処理機能を実現する。
なお、図2に示した信号処理部20は、制御部100または表示用ドライバIC104によってその処理機能を実現する。
表示用ドライバIC104によって実現する場合には、CPU101を介して画像信号SRGBが表示用ドライバIC104に入力される。表示用ドライバIC104は、画像信号SRGBを表示用信号SRGBWに変換し、画像表示パネル30を制御する。また、全光源点灯量SBLを生成し、バス108を介してLEDドライバIC105に出力する。
CPU101によって実現する場合には、表示用ドライバIC104には、CPU101から表示用信号SRGBWが入力される。また、全光源点灯量SBLもCPU101によって生成され、バス108を介してLEDドライバIC105に送られる。
次に、信号処理部20が備える機能構成について説明する。図5は、第2の実施形態の信号処理部の機能構成を示すブロック図である。
信号処理部20は、タイミング生成部21と、表示用信号変換部22と、画像解析部23と、光源データ記憶部24と、仮点灯量算出部25と、点灯量決定部26と、算出順変更部27と、を有する。信号処理部20には、画像出力部11から画像信号SRGBが入力される。画像信号SRGBは、画素48それぞれに対して、その位置で表示する画像の色情報を含んでいる。
信号処理部20は、タイミング生成部21と、表示用信号変換部22と、画像解析部23と、光源データ記憶部24と、仮点灯量算出部25と、点灯量決定部26と、算出順変更部27と、を有する。信号処理部20には、画像出力部11から画像信号SRGBが入力される。画像信号SRGBは、画素48それぞれに対して、その位置で表示する画像の色情報を含んでいる。
タイミング生成部21は、1画像表示フレームごとに画像表示パネル駆動部40と、光源駆動部60との動作タイミングを同期させるための同期信号STMを生成する。生成した同期信号STMは、画像表示パネル駆動部40及び光源駆動部60へ出力する。
表示用信号変換部22は、画像信号SRGBの色情報に基づいて画像信号SRGBを表示用信号SRGBWに変換する変換係数を算出し、変換係数を用いて表示用信号SRGBWに変換する。変換係数は、3原色の色情報からなる画像信号SRGBを、第1、第2、第3及び第4副画素を備えた画像表示パネル30の表示用信号に変換するための係数である。変換係数についての詳細は後述する。また、点灯量決定部26から入力するバックライト50の輝度情報に基づいて表示用信号SRGBWを補正する。
表示用信号変換部22は、画像信号SRGBの色情報に基づいて画像信号SRGBを表示用信号SRGBWに変換する変換係数を算出し、変換係数を用いて表示用信号SRGBWに変換する。変換係数は、3原色の色情報からなる画像信号SRGBを、第1、第2、第3及び第4副画素を備えた画像表示パネル30の表示用信号に変換するための係数である。変換係数についての詳細は後述する。また、点灯量決定部26から入力するバックライト50の輝度情報に基づいて表示用信号SRGBWを補正する。
画像解析部23は、画像表示パネル30の表示面を分割した分割領域ごとに必要なバックライト50の必要輝度を画像信号SRGBに基づいて算出する。以下の説明では、この分割領域をブロックと呼ぶ。どのように表示面を分割してブロックを形成するかは任意である。バックライト50の分割駆動制御では、表示される画像に合わせてバックライト50の輝度を調整する。そこで、画像解析部23では、ブロックに対応する画像信号SRGBを解析し、その画像を表示するための必要輝度を求める。例えば、画像信号SRGBに含まれる第1原色、第2原色及び第3原色の色情報に基づいて画像信号SRGBを表示用信号SRGBWに変換する変換係数を算出し、変換係数に基づいて必要輝度を算出する。
光源データ記憶部24は、信号処理部20において参照される各種情報を記憶する。そのうちの光源別輝度分布情報には、表示面を分割した所定の領域に含まれる画素を代表する代表画素の輝度値が光源ごとにテーブル形式で記録されている。なお、表示面を分割した所定の領域は、変換係数を算出するブロックの領域と同じでなくてもよい。以下では、このようなテーブル形式の光源別輝度分布情報を光源別LUT(ルックアップテーブル;LookUp Table)と呼ぶ。光源別LUTは、表示装置10に固有の情報であるので、事前に作成し、光源データ記憶部24に記憶しておく。光源別LUTは、光源BL0,BL1,・・・,BL6それぞれについて用意する。例えば、表示面をm×nに分割し、光源BLnを所定の点灯量で1灯だけ点灯したときに、各領域の代表画素における輝度値をテーブル形式で記録したものである。個々の画素に対応する輝度値が必要なときは、補間演算を行って算出することができる。また、光源別LUTには、輝度値が輝度ムラ補正に対応するように補正された状態で設定されているとしてもよい。このような光源別LUTを用いることにより、輝度ムラ補正も点灯量の決定と同時に行うことが可能となる。
仮点灯量算出部25は、画像解析部23が算出した必要輝度と、光源別LUTとに基づき、光源ユニット52の各光源BLnの仮点灯量を算出する。例えば、暫定的な仮点灯量を設定し、光源別LUTを用いてその状態におけるブロックの輝度を算出し、得られた輝度と必要輝度とを比較して仮点灯量を補正して算出する。また、必要輝度を満たす仮点灯量を演算により求めてもよい。仮点灯量算出部25は、算出した仮点灯量を点灯量決定部26に出力する。
点灯量決定部26は、算出順変更部27の指示する算出順で光源BLnを順次選択し、光源BLnの点灯量を決定していく。選択した光源BLnの仮点灯量と、他の光源のうち算出順が前の光源の点灯量と、算出順が後の光源の仮点灯量と、光源別LUTとを用いて、選択した光源BLnに対応するブロックの予測輝度を算出する。これは、現時点で算出している点灯量と、仮点灯量とで光源ユニット52を動作させたとしたとき、対象ブロックについて予測される輝度である。点灯量決定部26は、予測輝度が必要輝度より小さいとき、必要輝度と予測輝度との差に応じて仮点灯量を補正する。なお、点灯量決定部26は、予測輝度が必要輝度を満たしていれば、仮点灯量は補正しない。点灯量決定部26は、補正後の仮点灯量が上限値を超えていなければ、仮点灯量を選択した光源BLnの点灯量とする。また、点灯量決定部26は、補正後の仮点灯量が所定の上限値を超えていたときは、点灯量を上限値に設定する。そして、点灯量決定部26は、選択した光源BLnを上限点灯量で点灯したときの予測輝度を算出し、予測輝度と必要輝度との差に応じた輝度を算出順が次以降の光源の仮点灯量で補充する。点灯量決定部26は、このようにして光源ユニット52を構成する光源BL0から光源BL6の全光源点灯量SBLを決定し、光源駆動部60に出力する。
算出順変更部27は、所定のタイミングで、点灯量決定部26が点灯量を算出する光源BLnの算出順を切替える。これにより、点灯量決定部26において点灯量を算出する光源BLnの算出順が一方向に偏ることを防止する。
光源駆動部60では、全光源点灯量SBLによって光源ユニット52を制御する。また、決定された点灯量に基づくバックライト50の輝度情報を光源別LUTに基づいて算出し、表示用信号変換部22に出力する。表示用信号変換部22では、バックライト50の輝度情報に基づいて表示用信号SRGBWを補正することができる。
算出順変更部27について説明する。図6は、算出順変更部の構成の一例を示す図である。算出順変更部27は、算出順記憶部271と、算出順切替部272と、不揮発性メモリ273と、タイマ274と、を有する。
算出順記憶部271は、点灯量決定の算出順を記憶する記憶部であり、点灯量決定部26から読み出し可能である。例えば、図3に示したように光源BLnが一列に配置される場合は、「BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6」、または、「BL6,BL5,BL4,BL3,BL2,BL1,BL0」が算出順として記憶される。なお、順方向(例えば、BL0からBL6)または逆方向(BL6からBL0)というように、方向を記憶しておくとしてもよい。点灯量決定部26では、算出順記憶部271が記憶する算出順を読み出し、読み出した算出順にしたがって対象の光源BLnを順次決定する。また、算出順記憶部271には、いくつかの算出順パターンを設定したテーブルと、選択する算出順パターンとを記憶しておくとしてもよい。算出順切替部272は、タイマ274からの通知、または、外部指示を入力し、算出順を切替える。外部指示には、例えば、表示装置10の起動、画像表示パネル30のスリープ指示がある。例えば、画像表示パネル30をオンからオフへ切替えるタイミング、または、オフからオンへ切替えるタイミングのいずれかで、算出順を切替える。不揮発性メモリ273は、表示装置10が電源オフの間も情報を保持するメモリである。例えば、算出順切替部272が最後に選択した算出順パターンを記憶する。タイマ274は、予め決められた時間を計測し、所定の時間が経過するごとに算出順切替部272に通知する。
一例として、表示装置10の起動時に算出順を切替える場合について説明する。外部指示として装置の起動を入力した算出順切替部272は、不揮発性メモリ273より最後に用いた算出順パターンを読み出す。そして、算出順記憶部271に記憶する算出順パターンのうち、不揮発性メモリ273から読み出した算出順パターンと異なるパターンを算出順パターンとして用いるように、点灯量決定部26に指示する。例えば、算出順記憶部271の所定の領域に選択する算出順パターンの指示情報を登録しておく。
また、所定の周期で算出順パターンを切替えるときは、タイマ274から通知を受けるごとに、算出順パターンの指示情報を変更する。
なお、不揮発性メモリ273、タイマ274は、必要に応じて実装しなくてもよい。
なお、不揮発性メモリ273、タイマ274は、必要に応じて実装しなくてもよい。
このような構成の表示装置10の動作について説明する。
表示装置10では、画像信号SRGBから表示用信号SRGBWを生成する際に、伸張係数αを変換係数に用いて画素の輝度を向上させる処理を行う。具体的には、画素48に第4の色を出力する第4副画素を備えることによって、表示装置10で再現可能な再現HSV色空間における明度のダイナミックレンジを広げることができる。なお、Hは色相(Hue)、Sは彩度(Saturation)、Vは明度(Value)を表している。すなわち、3原色からなる画像信号SRGBのHSV色空間における明度を再現HSV色空間に伸張する係数が伸張係数αである。これにより、表示用信号SRGBWは、再現HSV色空間に対し、画像信号SRGBを伸張した伸張画像信号として算出することができる。伸張係数αは、例えば、HSV色空間における彩度Sを変数とした明度V(S)と、再現HSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)とを用いて、次の式(1)で表すことができる。
表示装置10では、画像信号SRGBから表示用信号SRGBWを生成する際に、伸張係数αを変換係数に用いて画素の輝度を向上させる処理を行う。具体的には、画素48に第4の色を出力する第4副画素を備えることによって、表示装置10で再現可能な再現HSV色空間における明度のダイナミックレンジを広げることができる。なお、Hは色相(Hue)、Sは彩度(Saturation)、Vは明度(Value)を表している。すなわち、3原色からなる画像信号SRGBのHSV色空間における明度を再現HSV色空間に伸張する係数が伸張係数αである。これにより、表示用信号SRGBWは、再現HSV色空間に対し、画像信号SRGBを伸張した伸張画像信号として算出することができる。伸張係数αは、例えば、HSV色空間における彩度Sを変数とした明度V(S)と、再現HSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)とを用いて、次の式(1)で表すことができる。
α(S)=Vmax(S)/V(S) ・・・(1)
Vmax(S)は、都度、信号処理部20において求められる。表示用信号変換部22では、画像信号SRGBを解析し、伸張係数αを求める。伸張係数αは、画素ごとに算出し、任意の領域の画素について算出した伸張係数αのうちの少なくとも1つに基づき、任意の領域の伸張係数αを決定する。任意の領域は、1画素であっても表示面全体であってもよい。そして、伸張係数αを用いて画像信号SRGBを、再現HSV色空間に対し伸張した表示用信号SRGBWに変換する。なお、変換した表示用信号SRGBWは、対応する領域のバックライト50の輝度に応じて補正する。
Vmax(S)は、都度、信号処理部20において求められる。表示用信号変換部22では、画像信号SRGBを解析し、伸張係数αを求める。伸張係数αは、画素ごとに算出し、任意の領域の画素について算出した伸張係数αのうちの少なくとも1つに基づき、任意の領域の伸張係数αを決定する。任意の領域は、1画素であっても表示面全体であってもよい。そして、伸張係数αを用いて画像信号SRGBを、再現HSV色空間に対し伸張した表示用信号SRGBWに変換する。なお、変換した表示用信号SRGBWは、対応する領域のバックライト50の輝度に応じて補正する。
画像解析部23では、画像信号SRGBをブロックごとに解析し、ブロックの伸張係数αを算出する。ブロックで必要とされる必要輝度は、伸張係数αの逆数である1/αによって算出する。なお、画像解析部23が伸張係数αを算出するブロックと、表示用信号変換部22が伸張係数αを算出する領域とは、一致しなくてもよい。
このように、伸張係数αを用いてバックライト50の分割駆動制御と、画像表示パネル30への画像表示制御と、を行うことにより、バックライト50の輝度を、表示装置10の再現HSV色空間において色再現が可能な最も低い値とすることができる。これにより、表示装置10の電力消費を削減することが可能となる。
仮点灯量算出部25には、画像解析部23が画像信号SRGBを解析して算出した各ブロックの必要輝度1/αが入力する。仮点灯量算出部25では、ブロックごとに算出された必要輝度1/αに基づき、光源BLの仮点灯量を算出する。
仮点灯量算出部25には、画像解析部23が画像信号SRGBを解析して算出した各ブロックの必要輝度1/αが入力する。仮点灯量算出部25では、ブロックごとに算出された必要輝度1/αに基づき、光源BLの仮点灯量を算出する。
図7は、仮点灯量と必要輝度の関係の一例を示す図である。図7は、光源ユニット52の全光源を仮点灯量で点灯したと仮定したときに、バックライト50の領域をLY方向に横断した輝度分布である。図7の水平方向は、それぞれ光源BLnの配置、垂直方向は点灯割合を示す。また、点灯割合100パーセント(%)86は、光源BLnを駆動するピーク電流値に対応する。上限値87は、光源BLnを駆動する際の最大電流値として設定する値であり、光源BLnを駆動する駆動電流のピーク電流値と、画像信号SRGBにおける最大輝度を下回らない値との範囲内で設定される。
図7では、ブロックごとの必要輝度分布83を一点鎖線で示している。図7に示す例では、ブロックB0,B3,B4,B5,B6については、必要輝度は小さく、ブロックB1,B2では必要輝度は、大きくなっている。例えば、画像表示パネル30の表示画面全体を暗く、一部のみで輝度を高くしたい場合などに、このような必要輝度分布83が得られることがある。
この必要輝度分布83に基づいて、仮点灯量算出部25は、各ブロックに対応する必要輝度を満たすように、各光源BLnの仮点灯量を算出する。輝度分布810は、ブロックB0に対応する光源BL0の仮点灯量によって得られる輝度を示す。光源BL3,BL4,BL5,BL6についても同様の輝度分布を示す。ブロックB1に対応するBL1の仮点灯量に応じた輝度分布811と、ブロックB2に対応するBL2の仮点灯量に応じた輝度分布812とは、他の光源よりも高い輝度であることを示す。各光源BLnの輝度分布は、対応するブロックの範囲外にも拡がりを有しており、バックライト50全体の画面輝度は、各光源BLnの輝度分布を加算したものになる。図7では、画面輝度の分布を合成輝度分布82で示す。
点灯量決定部26では、各光源BLnの仮点灯量と、光源別LUTとから合成輝度を算出し、各ブロックの合成輝度と必要輝度とを比較する。なお、合成輝度は、各光源を仮点灯量で点灯したと仮定したときに得られると予測される予測輝度である。点灯量決定部26では、算出順にしたがって各光源BLnの対応するブロックにおける合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度に満たないブロックに対応する光源BLnの仮点灯量を補正し、点灯量を決定する。図7の例では、算出順は、光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6の順である。
点灯量決定部26では、まず、光源BL0に対応するブロックB0について合成輝度と必要輝度とを比較する。ブロックB0では、合成輝度が必要輝度を上回っているので、仮点灯量を点灯量に設定する。光源BL1に対応するブロックB1では、合成輝度が必要輝度を下回るので、光源BL1の仮点灯量を補正する。
次のブロックB1における処理について、図8を用いて説明する。図8は、光源の点灯量の補正処理を説明する図である。図7と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。点灯量決定部26は、ブロックB1における合成輝度と必要輝度との差の不足輝度に応じて光源BL1の仮点灯量を補正する。補正量は、例えば、光源別LUTを用いて不足輝度を補充する点灯量を求めて算出する。こうして、光源BL1の輝度を最初の仮点灯量による輝度分布811から補正後の輝度分布881に引き上げる。なお、仮点灯量は上限値87を上限とするため、光源BL1の仮点灯量は上限値87に制限する。このとき、不足する輝度は、算出順が次の光源BL2で補充する。点灯量決定部26は、例えば、光源BL1を上限値87で点灯したときの合成輝度を算出し、ブロックBL1において必要輝度を満たす光源BL2の点灯量を算出する。仮点灯量の補正量は、例えば、光源別LUTを用いて求める。こうして、光源BL2の輝度分布を最初の仮点灯量による輝度分布812から補正後の輝度分布882に引き上げる。この補正後の仮点灯量に基づく合成輝度分布821は、必要輝度分布83を上回る。以降のブロックB3,B4,B5,B6については、合成輝度分布821が必要輝度分布83を上回っているので、仮点灯量をそのまま点灯量に設定する。
図8に示したように、光源BL1と光源BL2とでは、算出順が先の光源BL1における仮点灯量が、算出順が後の光源BL2より大きくなる傾向にある。
次に、算出順が逆の場合について説明する。図9は、図8とは逆の算出順で行った光源の点灯量の補正処理を説明する図である。
次に、算出順が逆の場合について説明する。図9は、図8とは逆の算出順で行った光源の点灯量の補正処理を説明する図である。
点灯量決定部26は、算出順にしたがって、光源BL6,BL5,BL4,BL3を順に選択し、補正処理を行う。光源BL6,BL5,BL4,BL3については、合成輝度が必要輝度を上回っているので、仮点灯量を点灯量とする。次の光源BL2に対応するブロックB2では、図7に示したように、合成輝度が必要輝度を満たしていないので、光源BL2の仮点灯量を補正する。点灯量決定部26は、ブロックB2における合成輝度と必要輝度との差に応じた不足輝度に基づき、光源BL2の仮点灯量を補正する。仮点灯量の補正量は、例えば、光源別LUTを用いて、ブロックB2において不足輝度を補充する点灯量を求めて算出する。こうして、光源BL2の輝度を最初の仮点灯量による輝度分布812から補正後の輝度分布884に引き上げる。なお、仮点灯量は上限値87を上限とするため、光源BL2の仮点灯量は上限値87に制限する。このとき、不足する輝度は、算出順が次の光源BL1で補充する。点灯量決定部26は、続けて光源BL1に対応するブロックB1における合成輝度と必要輝度との差に応じて光源BL1の仮点灯量を補正する。仮点灯量の補正量は、例えば、光源別LUTを用いて求める。こうして、光源BL1の輝度を最初の仮点灯量による輝度分布811から補正後の輝度分布883に引き上げる。この補正後の仮点灯量に基づく合成輝度分布822は、必要輝度分布83を上回る。
図8に示したように、光源BL1と光源BL2とでは、算出順が先の光源BL2における仮点灯量が、算出順が後の光源BL1より大きくなる傾向にある。
図8に示したように、光源BL1と光源BL2とでは、算出順が先の光源BL2における仮点灯量が、算出順が後の光源BL1より大きくなる傾向にある。
表示装置10では、算出順変更部27が所定のタイミングで算出順を切替える。算出順変更部27は、例えば、所定のタイミングで、図8に示した算出順と、図9に示した算出順とを切替える。これにより、算出順が先の光源BLnの点灯量が大きくなる傾向にあることに起因する光源BLnの点灯量の偏りを平準化することが可能となる。
次に、点灯量決定処理の手順をフローチャートを用いて説明する。図10は、第2の実施形態の点灯量決定処理の手順を示すフローチャートである。
[ステップS01]点灯量決定部26は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS02]点灯量決定部26は、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。合成輝度は、光源BLnの仮点灯量と、他の光源の仮点灯量または決定した点灯量と、光源別LUTとに基づいて算出する。
[ステップS01]点灯量決定部26は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS02]点灯量決定部26は、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。合成輝度は、光源BLnの仮点灯量と、他の光源の仮点灯量または決定した点灯量と、光源別LUTとに基づいて算出する。
[ステップS03]点灯量決定部26は、算出した光源BLnに対応するブロックの合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を下回っているか否かを判定する。点灯量決定部26は、合成輝度が必要輝度を満たしているときは、処理をステップS05に進め、合成輝度が必要輝度を下回っているときは処理をステップS04に進める。
[ステップS04]点灯量決定部26は、必要輝度と合成輝度との差に応じて、光源BLnが必要輝度を満たす仮点灯量に補正する。
[ステップS05]点灯量決定部26は、光源BLnの仮点灯量が点灯量の上限値を超えているか否かを判定する。点灯量決定部26は、仮点灯量が上限値を超えているときは、処理をステップS06に進め、仮点灯量が上限値を超えていないときは、処理をステップS07に進める。
[ステップS05]点灯量決定部26は、光源BLnの仮点灯量が点灯量の上限値を超えているか否かを判定する。点灯量決定部26は、仮点灯量が上限値を超えているときは、処理をステップS06に進め、仮点灯量が上限値を超えていないときは、処理をステップS07に進める。
[ステップS06]点灯量決定部26は、点灯量を上限値に設定し、補正フラグをセットし、処理をステップS08に進める。
[ステップS07]点灯量決定部26は、仮点灯量を点灯量に設定する。
[ステップS07]点灯量決定部26は、仮点灯量を点灯量に設定する。
[ステップS08]点灯量決定部26は、全光源の点灯量決定処理が終了したか否かを判定する。点灯量決定部26は、全光源の点灯量が決定したと判定したときは、処理をステップS10に進め、全光源の点灯量が決定していないと判定したときは、処理をステップS09に進める。
[ステップS09]点灯量決定部26は、算出順記憶部271に記憶される算出順に基づき、次の対象の光源を選択し、処理をステップS02に進める。
[ステップS10]点灯量決定部26は、輝度補正処理を行った後、処理を終了する。
[ステップS10]点灯量決定部26は、輝度補正処理を行った後、処理を終了する。
図11は、第2の実施形態の輝度補正処理の手順を示すフローチャートである。
[ステップS101]点灯量決定部26は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS102]点灯量決定部26は、対象の光源BLnに補正フラグがセットされているか否かを判定する。補正フラグがセットされている光源BLnは、点灯量を上限値に制限したために輝度が不足し、他の光源によって不足輝度の補充を行う対象であることを示す。点灯量決定部26は、対象の光源BLnに補正フラグがセットされているときは処理をステップS103に進め、セットされていないときは処理をステップS109に進める。
[ステップS101]点灯量決定部26は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS102]点灯量決定部26は、対象の光源BLnに補正フラグがセットされているか否かを判定する。補正フラグがセットされている光源BLnは、点灯量を上限値に制限したために輝度が不足し、他の光源によって不足輝度の補充を行う対象であることを示す。点灯量決定部26は、対象の光源BLnに補正フラグがセットされているときは処理をステップS103に進め、セットされていないときは処理をステップS109に進める。
[ステップS103]点灯量決定部26は、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。
[ステップS104]点灯量決定部26は、算出した光源BLnに対応するブロックの合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を下回っているか否かを判定する。光源BLnの補正フラグがセットされた後の点灯量決定処理に応じて、対応するブロックの必要輝度が確保された場合を考慮し、判定を行う。点灯量決定部26は、合成輝度が必要輝度を満たしているときは、処理をステップS109に進め、合成輝度が必要輝度を下回っているときは処理をステップS105に進める。
[ステップS104]点灯量決定部26は、算出した光源BLnに対応するブロックの合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を下回っているか否かを判定する。光源BLnの補正フラグがセットされた後の点灯量決定処理に応じて、対応するブロックの必要輝度が確保された場合を考慮し、判定を行う。点灯量決定部26は、合成輝度が必要輝度を満たしているときは、処理をステップS109に進め、合成輝度が必要輝度を下回っているときは処理をステップS105に進める。
[ステップS105]点灯量決定部26は、選択した光源BLnに対応する合成輝度と必要輝度との差に応じた不足輝度を補充する点灯量を算出順の次の次光源について算出し、次光源の点灯量を補正する。次光源は、算出順にしたがって順次進む。例えば、算出順が選択した光源BLnの次の光源BLn+1で補正できなかったときは算出順がその次の光源BLn+2により補正する。点灯量決定部26は、次光源の光源別LUTに基づき、光源BLnに対応するブロックにおいて合成輝度と必要輝度との差を補充する補正点灯量を算出する。
[ステップS106]点灯量決定部26は、補正点灯量と上限値とを比較し、補正点灯量が上限値を超えていないかどうかを判定する。点灯量決定部26は、補正点灯量が上限値を超えていないときは処理をステップS107に進め、補正点灯量が上限値を超えているときは処理をステップS108に進める。
[ステップS107]点灯量決定部26は、点灯量を補正点灯量に更新し、補正フラグをリセットした後、処理をステップS109に進める。
[ステップS108]点灯量決定部26は、点灯量を上限値に設定し、処理をステップS103に進める。
[ステップS108]点灯量決定部26は、点灯量を上限値に設定し、処理をステップS103に進める。
[ステップS109]点灯量決定部26は、全光源について処理が終了したか否かを判定する。なお、算出順が一巡しても補正フラグがセットされている光源が残っていれば、処理は未終了とみなし、算出順を逆順とする。点灯量決定部26は、全光源の点灯量の補正が終了したと判定したときは、処理を終了し、全光源の点灯量が決定していないと判定したときは、処理をステップS110に進める。
[ステップS110]点灯量決定部26は、算出順記憶部271に記憶される算出順に基づき、次の対象の光源を選択し、処理をステップS102に進める。
以上の処理手順により、点灯量決定処理が行われる。
以上の処理手順により、点灯量決定処理が行われる。
このような点灯量決定処理が行われることにより、1灯当たりの点灯量の最大は、上限値に制限される。例えば、仮点灯量を算出した時点では大きな負担がかかっていた光源の点灯量を下げ、算出順が次の光源で輝度を補充することで、1灯当たりの負担を軽減することができる。また、必要輝度は、他の光源の輝度で補うので、画質の劣化が生じることなく、1灯当たりの負担を軽減することができる。
なお、上記の第2の実施形態では、光源ユニット4aの光源がバックライト50の一辺に直列に配置されるとしたが、本発明はこれに限定されない。
なお、上記の第2の実施形態では、光源ユニット4aの光源がバックライト50の一辺に直列に配置されるとしたが、本発明はこれに限定されない。
図12は、第2の実施形態における光源の他の配置例を示す図である。図12に示すバックライト500は、導光板504を挟んで第1の光源ユニット521と、第2の光源ユニット522と、光源駆動部506と、を有する。
第1の光源ユニット521は、導光板504の一辺に、光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6が並ぶ。第2の光源ユニット522は、第1の光源ユニット521と導光板504を挟んで対向する一辺に、光源BL10,BL11,BL12,BL13,BL14,BL15が並ぶ。図12の例では、第1の光源ユニット521の光源BL0と、光源BL1との間に対向する位置に第2の光源ユニット522の光源BL10が配置され、光源BL1と光源BL2との間に対向して光源BL11が配置されている。
第1の光源ユニット521は、導光板504の一辺に、光源BL0,BL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6が並ぶ。第2の光源ユニット522は、第1の光源ユニット521と導光板504を挟んで対向する一辺に、光源BL10,BL11,BL12,BL13,BL14,BL15が並ぶ。図12の例では、第1の光源ユニット521の光源BL0と、光源BL1との間に対向する位置に第2の光源ユニット522の光源BL10が配置され、光源BL1と光源BL2との間に対向して光源BL11が配置されている。
点灯量決定部26は、算出順変更部27が設定する算出順にしたがって第1の光源ユニット521及び第2の光源ユニット522の点灯量を決定する。算出順変更部27の算出順記憶部271には、光源BLnの算出順のパターンが登録されている。例えば、第1の光源ユニット521の光源BLnの点灯量を光源BL0から光源BL6まで順に算出した後、第2の光源ユニット522の光源BLnの点灯量を光源BL10から光源BL15まで順に算出するパターンがある。また、第1の光源ユニット521と、第2の光源ユニット522の光源BLnを交互に選択して点灯量を算出するパターンとしてもよい。例えば、光源BL0、光源BL10、光源BL1、光源BL11と順に点灯量を算出する。
図13は、光源の他の配置例における仮点灯量と必要輝度の関係の一例を示す図である。図7と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。図13は、例えば、第1の光源ユニット521と、第2の光源ユニット522との間の中間地点において検出される輝度分布を示している。
この必要輝度分布831に基づいて仮点灯量算出部25は、各光源BLnの仮点灯量を算出する。輝度分布810は、光源BL0を仮点灯量で点灯したときに得られる輝度分布を示している。光源BL3,BL4,BL5,BL6についても同様の輝度分布が得られる。ブロックB1に対応する光源BL1の仮点灯量に応じた輝度分布811と、ブロックB2に対応する光源BL2の仮点灯量に応じた輝度分布812とは、他の光源よりも高い輝度分布となっている。また、光源BL10を仮点灯量で点灯したときに得られる輝度分布850、光源BL11を仮点灯量に応じて点灯したときの輝度分布851というように、第2の光源ユニット522の他の光源BL12,BL13,BL14,BL15についても同様に仮点灯量が算出される。各光源BLnの輝度分布は、対応するブロックの範囲外にも拡がりを有しており、バックライト50全体の画面輝度は、各光源BLnの輝度分布を加算したものになる。図13では、画面輝度を合成輝度分布823で示している。
点灯量決定部26では、各光源BLnの仮点灯量と、光源別LUTとから合成輝度を算出し、各ブロックの合成輝度と必要輝度とを比較する。点灯量決定部26では、算出順にしたがって各光源BLnの対応するブロックにおける合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度に満たないブロックに対応する光源BLnの仮点灯量を補正し、点灯量を決定する。図13の例では、算出順は、光源BL0,BL10,BL1,BL11,BL2,BL12,BL3,BL13,BL4,BL14,BL5,BL15,BL6の順である。
このような光源配置の場合も、算出順変更部27が設定する算出順にしたがって光源の点灯量を決定する。また、算出順は、算出順変更部27が所定のタイミングで変更する。これにより、このような光源配置の場合でも、点灯量の偏りを低減することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、図2及び図3に示す第2の実施形態と同様のハードウェア構成を有する。第3の実施形態は、光源の点灯量の補正処理を用いて、光源が故障したときの影響を低減するものである。
第3の実施形態は、図2及び図3に示す第2の実施形態と同様のハードウェア構成を有する。第3の実施形態は、光源の点灯量の補正処理を用いて、光源が故障したときの影響を低減するものである。
図14は、第3の実施形態の信号処理部の機能構成を示すブロック図である。図5に示す第2の実施形態と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
第3の実施形態は、第2の実施形態の構成と、信号処理部20aと、光源駆動部60aとが異なる。
第3の実施形態は、第2の実施形態の構成と、信号処理部20aと、光源駆動部60aとが異なる。
信号処理部20aは、タイミング生成部21と、表示用信号変換部22と、画像解析部23と、光源データ記憶部24と、仮点灯量算出部25と、算出順変更部27と、点灯量決定部28と、を有する。第2の実施形態の信号処理部20とは、点灯量決定部28が異なる。光源駆動部60aは、点灯量決定部28の決定した光源BLnの点灯量に基づき、光源BLnを駆動する。また、光源駆動部60aは、光源BLnの動作状態を監視し、光源BLnの故障を検出したときは、故障情報として点灯量決定部28に通知する。光源駆動部60aは、光源の故障を検出する故障検出部の一実施形態である。
点灯量決定部28は、算出順変更部27の指示する算出順で光源BLnを順次選択し、光源BLnの点灯量を決定していく。算出順は、算出順変更部27が所定のタイミングで変更する。点灯量決定部28は、光源駆動部60aから光源BLnの故障情報を取得したときは、故障の通知を受けた光源BLnの点灯量を0とみなし、故障を検出した以外の光源BLnを算出順にしたがって順次選択する。以下において、故障光源をEBLnと表記する。また、点灯量の上限値を緩和し、上限値を大きくする。これは、点灯量0の故障光源EBLnの輝度を他の光源BLnで補充する際、通常時の上限値では補充しきれない場合を想定した処理である。上限値は、光源の数など、表示装置10が有する構成に応じて適切な値があるため、例えば、算出順変更部27が有する不揮発性メモリ273のように、書き換え可能なメモリに保存することが好ましい。
点灯量決定部28は、選択した光源BLnの仮点灯量と、他の光源BLnのうち算出順が前の光源BLnの点灯量と、算出順が後の光源BLnの仮点灯量と、光源別LUTとを用いて、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。合成輝度が必要輝度より小さいとき、必要輝度と予測輝度との差に応じて仮点灯量を補正する。なお、点灯量決定部28は、予測輝度が必要輝度を満たしていれば、仮点灯量は補正しない。点灯量決定部28は、補正後の仮点灯量が上限値を超えていなければ、仮点灯量を選択した光源BLnの点灯量とする。また、点灯量決定部28は、補正後の仮点灯量が所定の上限値を超えていたときは、点灯量を上限値に設定する。そして、点灯量決定部28は、選択した光源BLnを上限点灯量で点灯したときの合成輝度を算出し、合成輝度と必要輝度との差に応じた輝度を算出順が次以降の光源の仮点灯量で補充する。点灯量決定部28は、このようにして光源ユニット52を構成する光源BL0からBL6の全光源点灯量SBLを決定し、光源駆動部60aに出力する。
図15は、第3の実施形態の仮点灯量と必要輝度の関係の一例を示す図である。図7と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
図15に示す必要輝度分布93を満たすように、仮点灯量算出部25は、各光源BLnの仮点灯量を算出する。図15には、仮点灯量算出部25が算出したブロックB0に対応する光源BL0の仮点灯量で光源BL0を点灯したときに得られる輝度分布910を示している。光源BL3,BL4,BL5,BL6についても同様の輝度分布が得られる。同様に、仮点灯量算出部25は、ブロックB2に対応する光源BL2の仮点灯量に応じた輝度分布912と、ブロックB1に対応する光源BL1によってブロックB1,B2の必要輝度を満たす仮点灯量を算出する。ここで、光源駆動部60aから光源BL1の故障情報が点灯量決定部28に入力したとする。点灯量決定部28は、光源BL1を故障光源EBL1とし、その点灯量を0とみなす。図15には、点灯量を0とみなしたときの故障光源EBL1の輝度分布991を示す。バックライト50全体の画面輝度は、各光源BLnの輝度分布を加算したものになる。図15に示す合成輝度分布92は、ブロックB1に対応する部分の輝度が落ち込み、ブロックB1,B2において必要輝度分布93が満たされなくなる。
図15に示す必要輝度分布93を満たすように、仮点灯量算出部25は、各光源BLnの仮点灯量を算出する。図15には、仮点灯量算出部25が算出したブロックB0に対応する光源BL0の仮点灯量で光源BL0を点灯したときに得られる輝度分布910を示している。光源BL3,BL4,BL5,BL6についても同様の輝度分布が得られる。同様に、仮点灯量算出部25は、ブロックB2に対応する光源BL2の仮点灯量に応じた輝度分布912と、ブロックB1に対応する光源BL1によってブロックB1,B2の必要輝度を満たす仮点灯量を算出する。ここで、光源駆動部60aから光源BL1の故障情報が点灯量決定部28に入力したとする。点灯量決定部28は、光源BL1を故障光源EBL1とし、その点灯量を0とみなす。図15には、点灯量を0とみなしたときの故障光源EBL1の輝度分布991を示す。バックライト50全体の画面輝度は、各光源BLnの輝度分布を加算したものになる。図15に示す合成輝度分布92は、ブロックB1に対応する部分の輝度が落ち込み、ブロックB1,B2において必要輝度分布93が満たされなくなる。
点灯量決定部28が、光源BL0から順に処理を行うとして説明する。点灯量決定部28は、光源BL0に対応するブロックB0における必要輝度と、全光源の仮点灯量に基づいて算出した合成輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を満たしているので、仮点灯量を点灯量とする。なお、図15に示す合成輝度分布92は、光源BL1の点灯量0が反映されている。全光源の仮点灯量で合成輝度を算出した場合、ブロックB0においては、合成輝度分布92よりも高い輝度分布になる。点灯量決定部28は、次の算出順の光源BL1は故障しているので、点灯量を0にし、上限値97を緩和する。点灯量決定部28は、次の光源BL2に対応するブロックB2における必要輝度と合成輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を下回っていることを検出し、仮点灯量を補正する。
図16は、第3の実施形態の光源の点灯量の補正処理を説明する図である。図15と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。上限値97は、緩和上限値97aに緩和されている。点灯量決定部28は、必要輝度と合成輝度との差を補充する点灯量を光源BL2の仮点灯量に加算して補正する。図16の例では、仮点灯量が緩和上限値97aを超えたので、緩和上限値97aを点灯量として決定する。輝度分布992は、光源BL2が決定した点灯量で点灯したときの輝度を示す。点灯量決定部28は、次の算出順の光源BL3では、光源BL2を緩和上限値97aで制限したことによる不足輝度分を補充するように光源BL3の仮点灯量を補正し、点灯量とする。輝度分布993は、補正後の点灯量で光源BL3を点灯したときの輝度を示す。点灯量決定部28は、光源BL6まで処理を行った時点では、まだブロックB1における合成輝度が必要輝度を満たしていないので、算出順の逆順に処理を行う。点灯量決定部28は、光源BL1は故障しているので、算出順が次の光源BL0においてブロックB1における必要輝度と合成輝度との差に応じた不足輝度を補充する点灯量を算出する。図16の例では、点灯量決定部28は、ブロックB1における輝度が必要輝度を越えるまで、ブロックB0の光源BL0の点灯量を増加する。輝度分布994は、光源BL0が補正後の点灯量で点灯したときの輝度を示す。このような処理により、合成輝度分布921が得られる。
このように、点灯量決定部28によれば、光源の故障による輝度不足の緩和を図ることができる。点灯量決定部28の処理手順をフローチャートを用いて説明する。
このように、点灯量決定部28によれば、光源の故障による輝度不足の緩和を図ることができる。点灯量決定部28の処理手順をフローチャートを用いて説明する。
図17は、第3の実施形態の点灯量決定処理の手順を示すフローチャートである。
[ステップS21]点灯量決定部28は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS21]点灯量決定部28は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS22]点灯量決定部28は、光源駆動部60aから取得する故障情報に基づき、対象の光源BLnが正常であるか否かを判定する。点灯量決定部28は、対象の光源BLnが正常であると判定したときは処理をステップS23に進め、故障していると判定したときは処理をステップS29に進める。
[ステップS23]点灯量決定部28は、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。合成輝度は、光源BLnの仮点灯量と、他の光源の仮点灯量または決定した点灯量と、光源別LUTとに基づいて算出する。
[ステップS24]点灯量決定部28は、算出した光源BLnに対応するブロックの合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を下回っているか否かを判定する。点灯量決定部28は、合成輝度が必要輝度を満たしているときは、処理をステップS26に進め、合成輝度が必要輝度を下回っているときは処理をステップS25に進める。
[ステップS25]点灯量決定部28は、必要輝度と合成輝度との差に応じて、光源BLnが必要輝度を満たす仮点灯量に補正する。
[ステップS26]点灯量決定部28は、光源BLnの仮点灯量が点灯量の上限値を超えているか否かを判定する。点灯量決定部28は、仮点灯量が上限値を超えているときは、処理をステップS27に進め、仮点灯量が上限値を超えていないときは、処理をステップS28に進める。
[ステップS26]点灯量決定部28は、光源BLnの仮点灯量が点灯量の上限値を超えているか否かを判定する。点灯量決定部28は、仮点灯量が上限値を超えているときは、処理をステップS27に進め、仮点灯量が上限値を超えていないときは、処理をステップS28に進める。
[ステップS27]点灯量決定部28は、点灯量を上限値に設定し、補正フラグをセットし、処理をステップS30に進める。
[ステップS28]点灯量決定部28は、仮点灯量を点灯量に設定する。
[ステップS29]点灯量決定部28は、故障している光源BLnの点灯量を0にするとともに、補正フラグをセットする。
[ステップS28]点灯量決定部28は、仮点灯量を点灯量に設定する。
[ステップS29]点灯量決定部28は、故障している光源BLnの点灯量を0にするとともに、補正フラグをセットする。
[ステップS30]点灯量決定部28は、全光源の点灯量決定処理が終了したか否かを判定する。点灯量決定部28は、全光源の点灯量が決定したと判定したときは、処理をステップS32に進め、全光源の点灯量が決定していないと判定したときは、処理をステップS31に進める。
[ステップS31]点灯量決定部28は、算出順記憶部271に記憶される算出順に基づき、次の対象の光源を選択し、処理をステップS22に進める。
[ステップS32]点灯量決定部28は、輝度補正処理を行った後、処理を終了する。
[ステップS32]点灯量決定部28は、輝度補正処理を行った後、処理を終了する。
図18は、第3の実施形態の輝度補正処理の手順を示すフローチャートである。
[ステップS301]点灯量決定部28は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS301]点灯量決定部28は、算出順記憶部271に記憶される算出順を読み出し、読み出した算出順に基づいて複数の光源から対象の光源BLnを選択する。
[ステップS302]点灯量決定部28は、対象の光源BLnに補正フラグがセットされているか否かを判定する。点灯量決定部28は、対象の光源BLnに補正フラグがセットされているときは処理をステップS303に進め、セットされていないときは処理をステップS311に進める。
[ステップS303]点灯量決定部28は、対象の光源BLnが故障しているか否かを判定し、故障していると判定したときは処理をステップS304に進め、故障していると判定しなかったときは処理をステップS305に進める。
[ステップS304]点灯量決定部28は、対象の光源BLnが故障しているときは、点灯量の上限値を緩和し、上限値の値を大きくする。
[ステップS305]点灯量決定部28は、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。
[ステップS305]点灯量決定部28は、選択した光源BLnに対応するブロックの合成輝度を算出する。
[ステップS306]点灯量決定部28は、算出した光源BLnに対応するブロックの合成輝度と必要輝度とを比較し、合成輝度が必要輝度を下回っているか否かを判定する。点灯量決定部28は、合成輝度が必要輝度を満たしているときは、処理をステップS311に進め、合成輝度が必要輝度を下回っているときは処理をステップS307に進める。
[ステップS307]点灯量決定部28は、選択した光源BLnに対応する合成輝度と必要輝度との差に応じた輝度を補充する点灯量を算出順の次の次光源について算出し、次光源の仮点灯量を補正する。次光源は、算出順にしたがって順次進む。例えば、算出順が選択した光源BLnの次の光源BLn+1で補正できなかったときは算出順がその次の光源BLn+2により補正する。点灯量決定部28は、次光源の光源別LUTに基づき、光源BLnに対応するブロックにおいて合成輝度と必要輝度との差を補充する補正点灯量を算出する。
[ステップS308]点灯量決定部28は、補正点灯量と上限値とを比較し、補正点灯量が上限値を超えていないかどうかを判定する。点灯量決定部28は、補正点灯量が上限値を超えていないときは処理をステップS309に進め、補正点灯量が上限値を超えているときは処理をステップS310に進める。
[ステップS309]点灯量決定部28は、点灯量を補正点灯量に更新し、補正フラグと上限値の緩和をリセットした後、処理をステップS311に進める。
[ステップS310]点灯量決定部28は、点灯量を上限値に設定し、処理をステップS305に進める。
[ステップS310]点灯量決定部28は、点灯量を上限値に設定し、処理をステップS305に進める。
[ステップS311]点灯量決定部28は、全光源について処理が終了したか否かを判定する。なお、算出順が一巡しても補正フラグがセットされている光源が残っていれば、処理は未終了とみなし、算出順を逆順とする。点灯量決定部28は、全光源の点灯量の補正が終了したと判定したときは、処理を終了し、全光源の点灯量が決定していないと判定したときは、処理をステップS312に進める。
[ステップS312]点灯量決定部28は、算出順記憶部271に記憶される算出順に基づき、次の対象の光源を選択し、処理をステップS302に進める。
以上の処理手順により、第3の実施形態における点灯量決定処理が行われる。第3の実施形態では、故障した光源の点灯量を0とみなし、正常な他の光源で故障した光源による不足輝度を補充するので、光源の故障による輝度不足を緩和することができる。
以上の処理手順により、第3の実施形態における点灯量決定処理が行われる。第3の実施形態では、故障した光源の点灯量を0とみなし、正常な他の光源で故障した光源による不足輝度を補充するので、光源の故障による輝度不足を緩和することができる。
なお、第3の実施形態では、光源BLnを導光板54の一辺に配列するとしたが、他の光源配置においても適用できる。例えば、図12に示す光源配列において、検出した故障光源による不足輝度を隣接する光源及び対辺に配置される光源によって補充する構成とすることが可能である。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、表示装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現することもできる。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1・・・表示装置、 2・・・画像表示パネル、 3・・・表示制御部、 4・・・バックライト、 4a・・・光源ユニット、 5・・・バックライト制御部、 5a・・・記憶部(輝度分布情報)、 5b・・・必要輝度算出、 5c・・・仮点灯量算出、 5d・・・点灯量決定、 6・・・光源駆動部、 7・・・算出順変更部、 10・・・表示装置、 11・・・画像出力部、 20・・・信号処理部、 21・・・タイミング生成部、 22・・・表示用信号変換部、 23・・・画像解析部、 24・・・光源データ記憶部、 25・・・仮点灯量算出部、 26・・・点灯量決定部、 27・・・算出順変更部、 30・・・画像表示パネル、 40・・・画像表示パネル駆動部、 41・・・信号出力回路、 42・・・走査回路、 50・・・バックライト、 52・・・光源ユニット、 60・・・光源駆動部
Claims (9)
- 画像表示パネルと、
それぞれ独立して駆動する複数の光源が配列され、前記画像表示パネルを照明するバックライトと、
画像信号に基づく分割領域ごとの必要輝度と、予め記憶する前記バックライトの輝度分布情報と、に基づいて前記必要輝度に応じた前記複数の光源それぞれの仮点灯量を算出し、所定の算出順にしたがって前記複数の光源を順に選択し、前記複数の光源の仮点灯量または前記算出順が前の光源について算出した点灯量と、前記輝度分布情報とに基づき、選択した光源の予測輝度を算出し、前記予測輝度が前記必要輝度を満たさないときは、前記選択した光源の仮点灯量と前記輝度分布情報とに基づき、前記選択した光源について前記必要輝度を満たす点灯量を算出する、バックライト制御部と、
所定のタイミングで前記算出順を変更する算出順変更部と、
を有する表示装置。 - 前記バックライト制御部は、
前記選択した光源について算出した前記点灯量が所定の上限値を超えていたときは、前記選択した光源の点灯量を上限点灯量とし、前記選択した光源を前記上限点灯量で点灯したときの予測輝度と前記必要輝度との差を前記算出順が次以降の前記光源の点灯量で補充する、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記算出順変更部は、
前記複数の光源の点灯量を算出する算出順を異ならせた複数の算出順パターンを記憶する記憶部と、
所定の切替条件の成立を検出し、前記バックライト制御部が使用している前記算出順パターンを、前記記憶部に記憶する他の算出順パターンに切替える算出順切替部と、
を有する請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記算出順切替部は、
前記記憶部に前記所定の切替条件を記憶しておき、前記表示装置の動作状態を検出し、検出した前記動作状態と前記所定の切替条件とを照合し、一致しているときに前記バックライト制御部が使用する前記算出順パターンを切替える、
請求項3に記載の表示装置。 - 前記所定の切替条件は、前記画像表示パネルをオンからオフするタイミング、または、前記画像表示パネルをオフからオンするタイミング、のうちのいずれかである、
請求項4に記載の表示装置。 - 画像表示パネルと、
それぞれ独立して駆動する複数の光源が配列され、前記画像表示パネルを照明するバックライトと、
前記複数の光源それぞれの故障を検出する故障検出部と、
画像信号に基づく分割領域ごとの必要輝度と、予め記憶する前記バックライトの輝度分布情報と、に基づいて前記必要輝度に応じた前記複数の光源それぞれの仮点灯量を算出し、所定の算出順にしたがって前記複数の光源を順に選択し、前記故障検出部が選択した光源の故障を検出したときは、前記選択した光源の点灯量を0とみなし、前記選択した光源の故障を検出しなかったときは、前記複数の光源の仮点灯量または前記算出順が前の光源について算出した点灯量と、前記輝度分布情報とに基づき、前記選択した光源の予測輝度を算出し、前記予測輝度が前記必要輝度を満たさないときは、前記選択した光源の仮点灯量と前記輝度分布情報とに基づき、前記選択した光源について前記必要輝度を満たす点灯量を算出する、バックライト制御部と、
を有する表示装置。 - 前記バックライト制御部は、
前記選択した光源について算出した前記点灯量が所定の上限値を超えていたときは、前記選択した光源の点灯量を上限点灯量とし、前記上限点灯量による予測輝度と前記必要輝度との差を前記算出順が次以降の前記光源の点灯量で補充し、
前記選択した光源の点灯量を0とみなしたときは、前記上限値を前記上限値より大きい第2上限値に切替える、
請求項6に記載の表示装置。 - 前記バックライト制御部は、
前記第2上限値を書き換え可能な記憶部に記憶しておき、必要に応じて前記第2上限値に書き換える、
請求項7に記載の表示装置。 - 所定のタイミングで前記算出順を変更する算出順変更部を有する、
請求項6乃至8のいずれか1項に記載の表示装置。
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