JP2016187901A - 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェアリソースを効率よく用いて画像処理装置の印刷速度を向上させる。
【解決手段】画像処理装置は、印刷対象データの色種別を取得するデータ色種別取得部と、印刷結果の色種別指定を取得する印刷色種別指定取得部と、前記印刷結果の色種別指定と前記印刷対象データの色種別の少なくともいずれかに応じて、カラーチャンネル数が1である第一中間データまたはカラーチャンネル数が2以上である第二中間データに前記印刷対象データを変換する中間データ生成部と、前記第一中間データまたは前記第二中間データを記憶するバッファと、前記バッファに記憶された前記第一中間データまたは前記第二中間データに基づいて画像を印刷媒体に形成する印刷部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法に関し、特に色数が少ない画像の印刷に関する。
従来、画像処理装置に印刷を実行させる場合、印刷対象データが表す画像がモノクロームである場合であっても、また、印刷結果としてモノクロームの画像を印刷することが指定される場合であっても、R(赤)、G(緑)、B(青)の3つのカラーチャンネルを有する印刷対象データを画像処理装置に入力することが一般的である。また一般に画像処理装置は、3つのカラーチャンネルを有する印刷対象データを取得すると、印刷対象データを処理単位であるバンド毎に圧縮した中間データに変換してバッファに記憶し、印刷の進捗に応じてバンド毎に中間データを伸張して印刷を実行する。
特開2011−23946号公報
しかし、印刷対象データが表す画像がモノクロームである場合も、印刷結果としてモノクロームの画像を印刷することが指定される場合も、印刷の実行に最終的に必要なカラーチャンネル数は一般にはK(黒)チャンネルのみである。最終的に必要なカラーチャンネル数がK(黒)チャンネルのみであれば、3つのカラーチャンネルを有する印刷対象データを3つのカラーチャンネルを有する中間データに圧縮したり、3つのカラーチャンネルを有する中間データをバッファに記憶したり、3つのカラーチャンネルを有する中間データを伸張したりすることは非効率である。
本発明は、ハードウェアリソースを効率よく用いて画像処理装置の印刷速度を向上させることを目的の1つとする。
上記目的を達成するための画像処理装置は、印刷対象データの色種別を取得するデータ色種別取得部と、印刷結果の色種別指定を取得する印刷色種別指定取得部と、前記印刷結果の色種別指定と前記印刷対象データの色種別の少なくともいずれかに応じて、カラーチャンネル数が1である第一中間データまたはカラーチャンネル数が2以上である第二中間データに前記印刷対象データを変換する中間データ生成部と、前記第一中間データまたは前記第二中間データを記憶するバッファと、前記バッファに記憶された前記第一中間データまたは前記第二中間データに基づいて画像を印刷媒体に形成する印刷部と、を備える。
本発明によると、印刷結果の色種別指定と印刷対象データの色種別に応じてカラーチャンネル数を1に減らした中間データに印刷対象データを変換するため、ハードウェアリソースを効率よく用いて画像処理装置の印刷速度を向上させることができる。ここで印刷対象データは、それ自身に基づいて画像を印刷媒体に形成することができるデータであれば良く、データ形式はラスタ形式でもベクタ形式でもよいし、PDL(Page Description Language)等の言語形式でもよい。また色種別は、モノクローム、トゥルーカラー、フルカラー、インデックスカラーといった種目によって分類されても、色相、彩度、明度、色深度といった色空間の特性値によって分類されてもよい。中間データは、少なくとも1つのカラーチャンネルを有するラスタ形式の画像データであって、圧縮されていても、圧縮されていなくとも良いし、ページ毎に分けられたデータでも良いし、バンド毎に分けられたデータでも良いし、オブジェクト毎に分けられたデータでも良い。
なお請求項に記載された各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら各手段の機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
本発明の実施形態にかかるプリンターを示すブロック図。 本発明の実施形態にかかる色変換テーブルを説明するための説明図。 図3Aは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すデータフロー図、図3Bおよび図3Cは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すフローチャート。 図4Aは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すデータフロー図、図4Bおよび図4Cは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すフローチャート。 図5Aは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すデータフロー図、図5Bおよび図5Cは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すフローチャート。 図6Aは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すデータフロー図、図6Bおよび図6Cは本発明の実施形態にかかる画像処理方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。尚、各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
1.装置構成
図1に示す本発明の実施例としてのプリンター1は、双方向印刷を行うシリアルインクジェットプリンターである。プリンター1は、送紙モーター32によって印刷媒体Pを搬送する機構と、キャリッジモーター31によってキャリッジ40をプラテンの長手方向に往復動させる機構と、キャリッジ40に搭載された印刷ヘッド47を駆動してインクドットの吐出を行う機構と、制御ユニット10と、操作パネル20を備えている。
キャリッジ40をプラテンの長手方向に往復動させる機構は、プラテンの軸と平行に架設されてキャリッジ40を摺動可能に保持するガイドと、無端ベルトが掛け渡されてキャリッジモーター31によって駆動されるプーリー等から構成されている。
キャリッジ40には、カラーインクとして、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクをそれぞれ収容したインクカートリッジ41〜44が搭載される。以下、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)の階調で色を表すデータ形式をCMY形式といい、赤(R)、緑(G)、青(B)の階調で色を表すデータ形式をRGB形式という。キャリッジ40の下部には印刷部としての印刷ヘッド47が設けられる。印刷ヘッド47には、上述の各色のカラーインクに対応する多数のノズルが形成されている。同一色のカラーインクを吐出するノズルは副走査方向に並ぶ。異なる色のカラーインクを吐出する複数のノズルは副走査方向の1列に並ばない。キャリッジ40にこれらのインクが充填されたインクカートリッジ41〜44を上方から装着すると、各カートリッジから印刷ヘッド47へのインクの供給が可能となる。
各カラーインクは、面積階調によりフルカラーを表現するための色成分を構成する。すなわち、C、M、Y、Kのインクドットが占める面積の割合を異ならせることによりC、M、Y、Kの4つの色成分でフルカラーが表現される。
印刷ヘッド47は、インクドットを吐出する(オン)か、インクドットを吐出しない(オフ)かをノズル毎に制御できるに過ぎないため、後述するハーフトーン処理部154において、CMY形式の階調値はノズル毎にインクドットのオンとオフを示すハーフトーンデータに変換され、印刷ヘッド47はハーフトーンデータに基づいて駆動される。
ここで印刷結果の色種別指定を印刷色種別という。本実施例では、ブラックインクのドットのみで印刷媒体に画像を形成する印刷色種別をモノクロームといい、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクのドットを組み合わせて印刷媒体に画像を形成する印刷色種別をカラーという。
制御ユニット10は、CPU13、フラッシュメモリ・EEPROMなどの不揮発性記憶媒体からなる外部記憶12、揮発性記憶媒体からなる主記憶14、入出力部11、画像処理IC(Integrated Circuit)15、PDL解釈部16を備え、これらがバスで相互に接続されている。制御ユニット10は、外部記憶12に記憶されたプログラムを主記憶14にロードし、CPU13で実行することにより、印刷対象データを入力し、入力された印刷対象データに対する画像処理を実行してハーフトーンデータを生成し、プリンター1の動作全般を制御する。CPU13は、送信装置としてのPC2等の外部機器またはリムーバブルメモリからプリンター1に入力される印刷対象データと印刷結果の色種別指定を取得することにより、データ色種別取得部および印刷色種別取得部としても機能する。
入出力部11は、USB、イーサネット(登録商標)、IrDA、ブルートゥース(登録商標)等の規格に準拠したデータ入力インターフェースを備え、リムーバブルメモリや外部機器から画像データを入力し、外部機器又は操作パネル20から各種の指示を入力することができる。
本実施例において、入出力部11から入力される印刷対象データは、赤(R)、緑(G)、青(B)の3つのカラーチャンネルについて階調値を画素毎またはオブジェクト毎に示すデータであるものとする。すなわち、印刷対象データは、R、G、Bの3つのカラーチャンネルについて階調値を画素毎に定めたラスタ形式(RGBラスタ形式)の画像データと、R、G、Bの3つのカラーチャンネルについて階調値を文字、図形等のオブジェクト毎に定めたベクタ形式(RGBベクタ形式)の画像データと、RGBラスタ形式の画像データとRGBベクタ形式の画像データの配置を定めたPDLデータのいずれかであるものとする。ここで印刷対象データの色種別をデータ色種別というものとする。印刷対象データのデータ色種別には、RGB形式で間接的にKの階調を示すモノクロームと、RGB形式でR、G、Bの階調を示すカラーがある。印刷対象データがラスタ形式の画像データである場合、CPU13が印刷対象データのデータ色種別を判定する。印刷対象データがベクタ形式の画像データまたはPDLデータである場合、PDL解釈部16が印刷対象データのデータ色種別を判定する。
外部記憶12には、OS、印刷制御プログラム等の各種のプログラムのほか、色変換テーブル120等の各種のデータテーブルが記憶されている。色変換テーブル120は、RGBの階調値とCMYKの階調値とが予め対応付けた複数のLUT(Look Up Table)で構成される。印刷モードに応じて複数のLUTのいずれか1つが色変換に用いられる。
PDL解釈部16は、プログラムが所定のハードウェア記述言語によって記述されることで設計された集積回路である。PDL解釈部16は、PC2等の外部機器またはリムーバブルメモリからプリンター1に入力される印刷対象データの色種別を判定し、印刷結果の色種別指定を取得することにより、データ色種別取得部および印刷色種別取得部として機能する。またPDL解釈部16は、PDLデータに基づいて画像を描画することにより、中間データ生成部としても機能する。
画像処理IC15は、以下で説明する圧縮部151、伸張部152、色変換部153、ハーフトーン処理部154、ドット処理部155の機能を実現するためのプログラムが所定のハードウェア記述言語によって記述されることで設計された集積回路である。
中間データ生成部として機能する圧縮部151は、中間データを圧縮してバッファとしての主記憶14に記憶させる。圧縮前の中間データは印刷モードに応じてPDL解釈部16、色変換部153のいずれかによって生成されるラスタ形式の画像データである。中間データには、少なくともRGBの3チャンネルに階調値を有する第二中間データと、RまたはKの1チャンネルのみに階調値を有する第一中間データがある。詳細については後述する。なお、中間データの圧縮方式はJPEG、PNG、単純なゼロラン方式など、どのような方式でも良い。
印刷部として機能する伸長部151は、主記憶14から中間データを取得して伸張する。
色変換部153は、色変換テーブル120を参照することでRGBからCMYKへの色変換を行い、中間データ生成部および印刷部として機能する。色変換後の画像データは、CMY形式の各色成分について256段階(0〜255)の階調値を有する。色変換テーブル120は、図2に示すようにデータ色種別と印刷色種別とに応じて選択される複数のLUT(Look Up Table)から構成される。第一テーブル120aはRGBの3チャンネルの階調値をCMYKの4チャンネルの階調値に変換するLUTである。第二テーブル120bはRGBの3チャンネルの階調値をKの1チャンネルの階調値に変換するLUTである。第三テーブル120cはRの1チャンネルの階調値をCMYKの4チャンネルの階調値に変換するLUTである。
印刷部として機能するハーフトーン処理部154は、CMY形式の画像データを入力し、ディザ法または誤差拡散法により、1画素の階調値を1つまたは複数のドットのオンまたはオフを示す値に変換するハーフトーン処理を行う。ハーフトーンデータは、印刷媒体上に形成されるドットの配列順にインクドットのオン又はオフを示すデータである。
印刷部として機能するドット処理部155は、ハーフトーンデータを入力し、ハーフトーンデータをドットの形成順に並び替えてドット形成データを生成し、ドット形成データに基づいて印刷ヘッド47、キャリッジモーター31、送紙モーター32を駆動するための制御信号を出力する。
2.中間データと印刷処理
次に図3から図6を参照しながら中間データと印刷処理について説明する。制御ユニット10は、データ色種別と印刷色種別とに応じてPDL解釈部16、圧縮部151、伸張部152、色変換部153、ハーフトーン処理部154のデータフローを切り換える。本実施例においてデータ色種別と印刷色種別を組み合わせた印刷モードは表1に示す4通りである。
Figure 2016187901
印刷モードは、CPU13またはPDL解釈部16がデータ色種別と印刷色種別を判定して設定する。CPU13またはPDL解釈部16は、PC2等の外部機器が印刷対象データにデータ属性としてデータ色種別を関連付けている場合には、印刷対象データに関連づけられたデータ色種別を取得してカラーであるかモノクロームであるか判定する。印刷対象データにデータ色種別が関連づけられていない場合、CPU13またはPDL解釈部16は、印刷対象データを解析することによりデータ色種別がカラーであるかモノクロームであるかを判定する。具体的には、印刷対象データにおいて1画素または1オブジェクト毎に指定されているRGBの階調値が、いずれの画素またはいずれのオブジェクトについても互いに等しければ、CPU13またはPDL解釈部16はデータ色種別をモノクロームと判定し、等しくなければデータ色種別をカラーと判定する。すなわち、全ての画素と全てのオブジェクトについてR=G=Bであれば、データ色種別はモノクロームと判定され、R=G=Bでなければデータ色種別はカラーと判定される。
なお、全ての画素と全てのオブジェクトについてR≒G≒Bであれば、データ色種別をモノクロームと判定してもよい。すなわち、RとGとBの互いの差が所定の閾値以下である場合にデータ色種別をモノクロームと判定しても良い。この場合、間接的に、彩度を色種別として判定し、彩度が閾値より低い画像の色種別をモノクロームと判定することになる。
印刷色種別は、PC2等の外部機器またはプリンター1の操作パネルによって印刷条件の1つとして指定される。すなわち、PC2等の外部機器または操作パネル20がユーザーから印刷色種別の指定を取得し、取得した印刷色種別の指定を印刷対象データに関連づけてプリンター1に入力する。CPU13またはPDL解釈部16は印刷色種別を取得して印刷色種別がカラーであるかモノクロームであるかを判定する。
2.1.印刷モードCC
制御ユニット10はデータ色種別も印刷色種別もカラーであると判定すると、制御ユニット10のデータフローを図3Aに示すように制御し、PDLで構成された印刷対象データに対してプリンター1は図3Bおよび図3Cに示す流れで印刷を実行する。PDLで構成された印刷対象データに対して図3に示す処理が行われる印刷モードをCCという。
PDLで構成された印刷対象データが入力されると、PDL解釈部16はPDLデータを順次登録する(ステップS10、ステップS11)。すなわち、PDL解釈部16は、1ページの先頭から末端まで、受信したPDLデータを順次主記憶14に記憶する。
1ページの先頭から末端までPDLデータを登録すると、PDL解釈部16はPDLデータに基づいて1バンド分のRGBラスタ形式の画像を描画する(S12)。その結果、RGBラスタ形式で1バンド分の中間データが主記憶14に記憶される。なお、制御ユニット10は、印刷対象データがラスタ形式の画像データである場合にはステップS10からステップS12までのPDLに対する処理を実行せずに、1バンド分の印刷対象データを取得して主記憶14に記憶すると、次に述べる圧縮を圧縮部151に実行させる。
1バンド分のRGBラスタ形式の画像データが主記憶14に記憶されると、圧縮部151は圧縮を実行する(ステップS13)。その結果、RGBの3チャンネルの階調値が圧縮された中間データが主記憶14に記憶される。印刷モードCCでは、Rチャンネルの階調値とGチャンネルの階調値とBチャンネルの階調値とが圧縮されて中間データとして主記憶14に記憶される。したがって印刷モードCCでは、圧縮されたRGB形式の画像データは、RGBの3チャンネルのそれぞれに階調値を持つ第二中間データである。
PDL解釈部16は、1ページの先頭から末端まで中間データを圧縮して主記憶14に記憶したか否かをバンド毎に判定し(ステップS14)、PDL解釈部16と圧縮部151は、1ページ分の中間データを圧縮するまでステップS12、S13、S14の処理を繰り返す。ステップS12、S13、S14の処理が繰り返されて1ページ分の中間データが主記憶14に記憶されると、当該ページについて印刷の実行が可能な状態となる。
1ページ分の中間データ主記憶14に記憶された状態になると、伸張部152は主記憶14から1バンド分の中間データを取得して伸張する(ステップS20)。
1バンド分の中間データが伸張されると、色変換部153は1バンド分の中間データを入力し、RGBラスタ形式の中間データを、第一テーブル120aを用いてCMYラスタ形式の画像データに色変換する(ステップS21)。すなわち、色変換部153は1バンド分のRGBラスタ形式の画像データを入力し、Rチャンネルの階調値とGチャンネルの階調値とBチャンネルの階調値とを、第一テーブル120aを用いて、Cチャネルの階調値とMチャンネルの階調値とYチャンネルの階調値とKチャンネルの階調値とに変換する。その結果、色変換部153からCMYKの4チャネルを有する1バンド分の画像データが出力される。
1バンド分の画像データが色変換されると、ハーフトーン処理部154は1バンド分の4チャンネルの階調値に対してハーフトーン処理を実行してハーフトーンデータを生成し、ドット処理部155はハーフトーンデータに基づいてドット形成データを生成して1バンド分の画像を印刷媒体に形成する(ステップS22)。
伸張部152、色変換部153、ハーフトーン処理部154、ドット処理部155は、ステップS20からステップS22の処理を1ページ分の中間データを処理するまで繰り返す(ステップS23)。ステップS20からステップS22の処理が1ページ分の中間データについて終了すると、次の1ページについて印刷の実行が可能な状態になる。
2.2.印刷モードCM
制御ユニット10は、データ色種別をカラー、印刷色種別をモノクロームと判定すると、制御ユニット10のデータフローを図4Aに示すように制御し、PDLで構成された印刷対象データに対して図4Bおよび図4Cに示す流れで印刷を実行する。PDLで構成された印刷対象データに対して図4に示す処理が行われる印刷モードをCMという。
PDLで構成された印刷対象データが入力されると、PDL解釈部16はPDLデータを順次登録し、1ページの先頭から末端までPDLデータを登録すると、PDL解釈部16は登録したPDLデータに基づいて1バンド分のRGBラスタ形式の画像を描画する(ステップS10,S11、S12)。なお、制御ユニット10は、印刷対象データがラスタ形式の画像データである場合にはステップS10からステップS12までのPDLデータに対する処理に代えて、印刷対象データを取得しながら主記憶14に記憶する。
1バンド分のRGBラスタ形式の画像データが描画されると、色変換部153は第二テーブル120bを用いてRGBの3チャンネルの階調値をKの1チャンネルの階調値に変換する(ステップS21b)。すなわち色変換部153は、画素毎に、1バンド分のRGBラスタ形式の画像データを入力し、Rチャンネルの階調値とGチャンネルの階調値とBチャンネルの階調値とを、第二テーブル120bを用いてKチャンネルの階調値に変換する。その結果、色変換部153からKチャネルのみを有する1バンド分の画像データが出力される。
1バンド分のKチャネルの階調値を有するラスタ形式の画像データが色変換部153から出力されると、圧縮部151はその画像データを入力し、圧縮して主記憶14に記憶する(ステップS13)。その結果、Kの1チャンネルの階調値が圧縮された中間データが主記憶14に記憶される。すなわち印刷モードCMでは、Kチャンネルの階調値が圧縮された第一中間データがバッファとしての主記憶14に記憶される。
1ページ分の中間データが主記憶14に記憶された後に、当該1ページの印刷の実行が可能な状態になると、伸張部152は主記憶14から1バンド分の中間データを取得して伸張し(ステップS20)、伸張した1バンド分のKチャンネルの階調値をハーフトーン処理部154に入力する。ハーフトーン処理部154は1バンド分のKチャンネルの階調値に対してハーフトーン処理を実行してハーフトーンデータを生成し、ドット処理部155はハーフトーンデータに基づいてドット形成データを生成して1バンド分の画像を印刷媒体に形成する(ステップS22)。すなわち、印刷モードCMでは、中間データを伸張した後ではなく中間データを圧縮する前にRGBチャンネルからKチャンネルへの色変換が実行される。
2.3.印刷モードMC
制御ユニット10は、データ色種別をモノクローム、印刷色種別をカラーと判定すると、制御ユニット10のデータフローを図5Aに示すように制御し、PDLで構成された印刷対象データに対して図5Bおよび図5Cに示す流れで印刷を実行する。
PDLで構成された印刷対象データが入力されると、PDL解釈部16はPDLデータを順次登録し、1ページの先頭から末端までPDLデータを登録すると(ステップS10,S11)、登録したPDLデータに基づいて1バンド分のRチャンネルの画像を描画する(S12b)。印刷対象データはRGB形式であるが、データ色種別がモノクロームであるため、PDLによって記述されるオブジェクトの階調値はR=G=Bとみなしてよい。そこでPDL解釈部16は、Rチャンネルの階調値を抽出し、抽出したRチャンネルの階調値をKチャンネルの階調値とみなして画像を描画すればよい。なお、印刷対象データがRGBラスタ形式の画像データである場合、制御ユニット10は、ステップS10から12の処理を実行せずに、印刷対象データからRチャンネルを抽出して圧縮部151に入力する。
1バンド分のKチャンネルの画像が描画されると、圧縮部151はその画像データを入力し、圧縮して主記憶14に記憶する(ステップS13)。その結果、Rの1チャンネルの階調値が圧縮された第一中間データが主記憶14に記憶される。
1ページ分の中間データが主記憶14に記憶され、当該1ページの印刷の実行が可能な状態になると、伸張部152は主記憶14から1バンド分の中間データを取得して伸張し(ステップS20)、伸張した1バンド分のRチャンネルの階調値を色変換部153に入力する。
色変換部153は1バンド分の中間データを入力すると、RGBラスタ形式の中間データを、第一テーブル120aを用いてCMYラスタ形式の画像データに色変換する(ステップS21)。すなわち、印刷モードMCでは、中間データを伸張した後にRチャンネルからCMYKチャンネルへの色変換が実行される。色変換部153は1バンド分のRGBラスタ形式の画像データを入力すると、Rチャンネルの階調値を、第三テーブル120cを用いてCチャネルの階調値とMチャンネルの階調値とYチャンネルの階調値と、Kチャンネルの階調値とに変換する。その結果、色変換部153からCMYKの4チャネルを有する1バンド分の画像データが出力される。なお、Rチャンネルの階調値を、第三テーブル120cを用いてCチャネルの階調値とMチャンネルの階調値とYチャンネルの階調値とKチャンネルの階調値とに変換するにあたって第一テーブル120aを用いても良い。第一テーブル120aを用いて色変換する場合、第一テーブル120aのインデックス値としてRGBの3チャンネルの階調値が必要となるが、R=G=Bとして第二中間データのカラーチャネルを伸張後に増やせばよい。
1バンド分の画像データが色変換されると、ハーフトーン処理部154は1バンド分の4チャンネルの階調値に対してハーフトーン処理を実行してハーフトーンデータを生成し、ドット処理部155はハーフトーンデータに基づいてドット形成データを生成して1バンド分のモノクローム画像を印刷媒体に形成する(ステップS22)。
2.4.印刷モードMM
制御ユニット10は、データ色種別および印刷色種別をモノクロームと判定すると、制御ユニット10のデータフローを図6Aに示すように制御し、PDLで構成された印刷対象データに対して図6Bおよび図6Cに示す流れで印刷を実行する。
印刷モードMMにおいて1ページ分の中間データを圧縮して主記憶14に記憶する処理は、印刷モードCMと同じである。主記憶14に記憶される中間データは、印刷モードCMと同様にRの1チャンネルを有する画像データ、すなわち第二中間データである。1ページ分の中間データが主記憶14に記憶されて印刷の実行が可能な状態になると、伸張部152は主記憶14から1バンド分の中間データを取得して伸張するが(ステップS20)、制御ユニット10は中間データを色変換することなく、伸張した1バンド分のKチャンネルの階調値をハーフトーン処理部154に入力する。ハーフトーン処理部154は1バンド分のKチャンネルの階調値に対してハーフトーン処理を実行してハーフトーンデータを生成し、ドット処理部155はハーフトーンデータに基づいてドット形成データを生成して1バンド分の画像を印刷媒体に形成する(ステップS22)。すなわち、印刷モードCMでは、中間データを伸張した後にも、中間データを圧縮する前にも、色変換が実行されない。
3.効果
以上説明したように、本実施例のプリンター1によると、データ色種別も印刷色種別もカラーである場合を除いて、中間データとして保存されるのはRまたはKの1チャンネルのみを有するラスタ画像データである。すなわちデータ色種別、印刷色種別の少なくともいずれかがモノクロームである限り、圧縮前の中間データのデータサイズは3分の1となる。データ色種別、印刷色種別の少なくともいずれかがモノクロームである場合には、中間データを圧縮する際のデータ処理量も、中間データを伸張する際のデータ処理量も、主記憶14に中間データを記憶しておくために必要な容量も、データ色種別も印刷色種別もカラーである場合に比べて3分の1相当になる。すなわち本実施例によると、ハードウェアリソースを効率よく用いてプリンター1の印刷速度を向上させることができる。
4.応用例
上記実施例では、印刷される画像の全ての色を1つのカラーチャンネルで表現可能な場合にカラーチャンネル数が1である第一中間データを生成することによってハードウェアリソースの利用効率を高める画像処理方法について説明した。この方法は、本質的には印刷される画像の色数が中間データの1つのカラーチャンネルの色深度よりも少ない場合であれば、モノクロームに限らず適用することができる。以下、データ色種別又は印刷色種別がインデックスカラーである場合に本発明を適用する応用例を説明する。
インデックスカラーとは、インデックス値によって指定される予め決められた色である。インデックス値のビット数によってインデックスカラーで指定できる色数が決まるが、一般的にインデックスカラーといえば8ビットのインデックス値によって指定できる256色をいう。したがって、色数が256以下である場合には、色種別をインデックスカラーと判定してもよい。
送信側と受信側とでインデックス値に対応する色を規格化しておけば、インデックス値によって任意の色を指定することができる。インデックス値と色の対応関係は、予め規格化しておいても良いし、印刷対象データを送信する毎に規格化しても良い。インデックス値と色の対応関係を予め規格化しておく場合には、送信側から受信側に当該対応関係を通知する必要はない。印刷対象データを送信する毎にインデックス値と色の対応関係を規格化する場合には、インデックス値に対応する色をRGB形式、CMY形式などで定義するデータテーブルを印刷対象データに関連づけて送信する必要がある。受信側では、規格化されたインデックス値と色の対応関係に基づいてインデックス値を予め決められたRGB形式又はCMY形式の階調値に変換する。
データ色種別がインデックスカラーであることは、印刷対象データをプリンター1に入力する外部機器またはユーザーが指定することができる。データ色種別がこのように指定される場合には、PDL解釈部16またはCPU13は指定されたデータ色種別を取得して、データ色種別がインデックスカラーであることを判定する。また、印刷対象データをPDL解釈部16またはCPU13で解析することによりデータ色種別がインデックスカラーであることを判定しても良い。
また印刷色種別がインデックスカラーであることを、印刷対象データをプリンター1に入力する外部機器またはユーザーが指定するようにしてもよい。この場合、インデックスカラーのデータ色種別が指定されていなくても、データ色種別をインデックスカラーとみなせばよい。
データ色種別がインデックスカラーであって、印刷色種別がカラー又はインデックスカラーである場合、圧縮部151は、画素毎にインデックス値を保持する1つのカラーチャンネルを有する画像データを第一中間データとして圧縮して主記憶14に記憶すればよい。印刷実行時には、伸張部152が主記憶から第一中間データを取得して伸張し、色変換部153が規格に従ってインデックス値をCMY形式の階調値に変換すればよい。インデックス値に対応する色がRGB形式で定義されている場合には、色変換部153は規格に従って第一中間データをRGB形式の画像データに変換した後に、第一テーブル120aを用いてRGB形式の画像データをCMY形式の画像データに変換すればよい。
なお、印刷色種別がモノクロームである場合、インデックス値を保持する1つのカラーチャネルを有する画像データを第一中間データとして圧縮して主記憶14に記憶しても良いし、インデックス値をRGB形式の階調値に変換した後に、第二テーブル120bを用いてRGBの階調値をKの階調値に変換し、Kのカラーチャンネルを有する画像データを第一中間データとして圧縮して主記憶14に記憶してもよい。
5.他の実施形態
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
印刷対象データの形式はRGB形式に限定されず、複数のカラーチャンネルの値で色を指定する形式であればよく、CMY形式でもよいし、HLSやHSV等、その他の形式でも良い。また第二中間データのカラーチャネル数は2でも4以上でも良い。例えば6色のインクを吐出するプリンターにおいて、色変換により6チャンネルを有する第二中間データを生成してバッファに記憶しても良い。
また中間データは、圧縮しないでバッファに記憶しても良い。本発明によると、中間データを圧縮しない場合であっても、中間データを一時的に記憶しておくために必要な記憶容量を減らすことができる。なお、中間データを記憶するバッファとして主記憶14よりも高速なメモリを制御ユニット10内に設けても良い。
モノクロームは、いずれか1つの色成分の階調によって全ての色を表現する色種別であって、Kの階調に限らず、例えばCMYKのいずれか1チャンネルで全ての色を表現する色種別であってもよい。すなわち、黒のモノクロームに限らず、シアンのモノクローム、マゼンタのモノクローム、イエローのモノクロームといった色種別を設けてもよい。したがって第一中間データのカラーチャンネルは、KまたはKとみなしたRに限らず、C、M、Yなどでもよい。
また印刷モードは、印刷ジョブ毎に切り替えても良いし、ページ毎に切り替えても良いし、バンド毎に切り替えても良い。また、印刷対象データをプリンター1に送信するPC2等の送信装置においてデータ色種別の判定を行っても良い。またデータ色種別の判定は、ページ毎に行っても良いし、バンド毎に行っても良い。例えば、PC2からプリンター1に印刷対象データをバンド毎に送信するプリンタードライバーが、送信前に印刷対象データをバンド毎に解析して色種別を判定し、バンド毎に色種別を関連づけて印刷対象データをプリンター1に送信しても良い。
また本発明は、シリアルインクジェットプリンターのみならず、加法混色によって色を表現するプリンターであれば、ラインインクジェットプリンターにも適用できるし、ページプリンター(レーザープリンター)にも、サーマルプリンターにも適用できる。
1…プリンター、2…PC、10…制御ユニット、11…入出力部、12…外部記憶、13…CPU、14…主記憶、15…画像処理IC、16…PDL解釈部、20…操作パネル、31…キャリッジモーター、32…送紙モーター、40…キャリッジ、41-44…インクカートリッジ、47…印刷ヘッド、120…色変換テーブル、120a…第一テーブル、120b…第二テーブル、120c…第三テーブル、151…圧縮部、152…伸張部、152…伸張部、153…色変換部、154…ハーフトーン処理部、155…ドット処理部、P…印刷媒体

Claims (12)

  1. 印刷対象データを取得し、前記印刷対象データに基づいて印刷を実行する画像処理装置であって、
    前記印刷対象データの色種別を取得するデータ色種別取得部と、
    印刷結果の色種別指定を取得する印刷色種別指定取得部と、
    前記印刷結果の色種別指定と前記印刷対象データの色種別の少なくともいずれかに応じて、カラーチャンネル数が1である第一中間データまたはカラーチャンネル数が2以上である第二中間データに前記印刷対象データを変換する中間データ生成部と、
    前記第一中間データまたは前記第二中間データを記憶するバッファと、
    前記バッファに記憶された前記第一中間データまたは前記第二中間データに基づいて画像を印刷媒体に形成する印刷部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記中間データ生成部は、前記印刷対象データの色種別がモノクロームである場合、前記印刷結果の色種別指定にかかわらず前記第一中間データに前記印刷対象データを変換し、前記印刷結果の色種別指定も前記印刷対象データの色種別もモノクロームでない場合、前記第二中間データに前記印刷対象データを変換する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記中間データ生成部は、前記印刷結果の色種別指定がモノクロームである場合、前記印刷対象データの色種別に関わらず前記第一中間データに前記印刷対象データを変換する、
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記中間データ生成部は、
    前記印刷対象データの色種別がモノクロームである場合、前記印刷結果の色種別指定に関わらず、前記印刷対象データから1つのカラーチャンネルを抽出し、抽出した前記1つのカラーチャンネルを圧縮することにより前記第一中間データを生成し、
    前記印刷対象データの色種別がモノクロームでなく、前記印刷結果の色種別指定がモノクロームである場合、色変換テーブルを用いて前記印刷対象データの複数のカラーチャンネルを1つのカラーチャンネルに変換し、変換した前記1つのカラーチャンネルを圧縮することにより前記第一中間データを生成し、
    前記印刷対象データの色種別も前記印刷結果の色種別指定もモノクロームでない場合、前記印刷対象データの複数のカラーチャンネルを圧縮することにより前記第二中間データを生成する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記データ色種別取得部は、前記印刷対象データのデータ属性に基づいて前記印刷対象データの色種別を判定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記中間データ生成部は、PDLで構成された前記印刷対象データを画像データである前記第一中間データまたは前記第二中間データに変換する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記データ色種別取得部は、前記印刷対象データに基づいて前記印刷対象データの色種別を判定する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記データ色種別取得部は、前記印刷対象データの色種別として彩度を判定する、
    請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記中間データ生成部は、前記印刷対象データの彩度が所定の閾値以下である場合、前記印刷結果の色種別指定にかかわらず前記第一中間データに前記印刷対象データを変換し、前記印刷結果の色種別指定がモノクロームではなく前記印刷対象データの彩度が前記閾値を越える場合、前記第二中間データに前記印刷対象データを変換する、
    請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記データ色種別取得部は、前記印刷対象データの色種別として色数を判定し、
    前記中間データ生成部は、前記印刷結果の色種別指定がモノクロームではなく前記印刷対象データの色数が256以下である場合、インデックスカラーのインデックス値を示す前記第一中間データに前記印刷対象データを変換する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 印刷対象データを送信する送信装置と、前記印刷対象データに基づいて印刷を実行する画像処理装置とを含む画像処理システムであって、
    前記印刷対象データの色種別を取得するデータ色種別取得部と、
    印刷結果の色種別指定を取得する印刷色種別指定取得部と、
    前記印刷結果の色種別指定と前記印刷対象データの色種別の少なくともいずれかに応じて、カラーチャンネル数が1である第一中間データまたはカラーチャンネル数が2以上である第二中間データに前記印刷対象データを変換する中間データ生成部と、
    前記第一中間データまたは前記第二中間データを記憶するバッファと、
    前記バッファに記憶された前記第一中間データまたは前記第二中間データに基づいて画像を印刷媒体に形成する印刷部と、
    を備える画像処理システム。
  12. 印刷対象データを取得し、前記印刷対象データに基づいて印刷を実行する画像処理方法であって、
    前記印刷対象データの色種別を取得するステップと、
    印刷結果の色種別指定を取得するステップと、
    前記印刷結果の色種別指定と前記印刷対象データの色種別の少なくともいずれかに応じて、カラーチャンネル数が1である第一中間データまたはカラーチャンネル数が2以上である第二中間データに前記印刷対象データを変換するステップと、
    前記第一中間データまたは前記第二中間データをバッファに記憶するステップと、
    前記バッファに記憶された前記第一中間データまたは前記第二中間データに基づいて画像を印刷媒体に形成するステップと、
    を含む画像処理方法。
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