JP2016187140A - ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム - Google Patents

ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016187140A
JP2016187140A JP2015067116A JP2015067116A JP2016187140A JP 2016187140 A JP2016187140 A JP 2016187140A JP 2015067116 A JP2015067116 A JP 2015067116A JP 2015067116 A JP2015067116 A JP 2015067116A JP 2016187140 A JP2016187140 A JP 2016187140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
block
encoding
determination
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015067116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6097326B2 (ja
Inventor
暁経 三反崎
Akinori Misorizaki
暁経 三反崎
隆一 谷田
Ryuichi Tanida
隆一 谷田
正樹 北原
Masaki Kitahara
正樹 北原
淳 清水
Atsushi Shimizu
淳 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2015067116A priority Critical patent/JP6097326B2/ja
Publication of JP2016187140A publication Critical patent/JP2016187140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6097326B2 publication Critical patent/JP6097326B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

【課題】符号化を行う際のコスト算出の処理回数を減らし、演算処理の高速化を図る。
【解決手段】動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズ決定方法であって、参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定ステップS2と、符号化モードがイントラモードである場合に仮決定した符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する判定ステップS3,S4と、条件を満たす場合に、仮決定した符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして符号化対象ブロックのサイズに決定し、符号化モードがイントラモードでなく、条件も満たさない場合は、仮決定した符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定ステップS5,S6とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、動画像符号化装置において、符号化対象のブロックサイズを決定するブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラムに関する。
近年、ブロードバンドサービスの普及に伴い、ネットワークを介して動画像コンテンツを視聴することが容易になり、ネットワーク上のデータの半分以上が動画像データになるとも言われている。この状況において、ネットワーク帯域を有効利用するため、動画像符号化が用いられており、現在では例えばMPEG2やH.264/AVC等の動画像符号化方式が挙げられる。さらに符号化効率を向上させる方式としてH.265/HEVCも挙げられる。HEVC(High Efficiency Video Coding)では符号化効率をH.264の2倍に向上させることが可能な一方で、符号化処理負荷が爆発的に増加する。
この増加の一因としてCU(Coding Unit:符号化対象ユニット)という概念が挙げられる。これまでのH.264ではMB(MacroBlock)という16x16画素単位で符号化処理が行われていた。HEVCでは、LCU(Large CU:最大符号化ユニット)は最大64x64画素、CUはそれ以下(64x64画素〜8x8画素)で可変サイズにできる。HEVCの参照ソフトウェア(HM)ではCUサイズ分(4パターン)、符号化処理を行い、最適なCUサイズを決定している。これに対し、CUサイズを早期に決定し、符号化処理を高速化する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−127891号公報
ところで、特許文献1に記載の従来技術では、4レイヤー分(CUサイズが64x64画素、32x32画素、16x16画素、8x8画素)のコスト算出を行わず、2または3レイヤー分のコスト算出により、最適なCUサイズを決定することができる。
しかしながら、原理的に最低でも2レイヤー分のコスト算出が必要となり、高速化の観点で十分ではないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、動画像符号化装置において、符号化を行う際のコスト算出の処理回数を減らし、演算処理の高速化を図ることができるブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定し、決定した前記符号化対象ブロックのサイズに基づいて符号化する動画像符号化装置が行うブロックサイズ決定方法であって、参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定ステップと、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップによる判定の結果、前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップによる判定の結果、前記条件を満たす場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定し、決定した前記符号化対象ブロックのサイズに基づいて符号化する動画像符号化装置が行うブロックサイズ決定方法であって、参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定ステップと、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップによる判定の結果、前記符号化モードが前記イントラモードでない場合に、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがインターモードであるか否かを判定する第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップによる判定の結果、前記符号化モードがインターモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第3の判定ステップと、前記第3の判定ステップによる判定の結果、前記条件を満たし、かつ前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでもインターモードでもなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定ステップとを有することを特徴とする。
本発明は、請求項1または請求項2に記載のブロックサイズ決定方法を使用して、HEVC(高効率映像符号化)において符号化対象ユニットのサイズを決定するブロックサイズ決定方法であって、符号化対象の最大符号化ユニットにおいて用いられる量子化パラメータが所定の値より大きい場合は、請求項1に記載のブロックサイズ決定方法により決定された符号化対象ブロックのサイズを前記符号化対象ユニットのサイズとして決定し、前記量子化パラメータが所定の値以下の場合は請求項2に記載のブロックサイズ決定方法により決定された符号化対象ブロックのサイズを前記符号化対象ユニットのサイズとして決定することを特徴とする。
本発明は、動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定装置であって、参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定手段と、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段による判定の結果、前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段による判定の結果、前記条件を満たす場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定装置であって、参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定手段と、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段による判定の結果、前記符号化モードが前記イントラモードでない場合に、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがインターモードであるか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段による判定の結果、前記符号化モードがインターモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第3の判定手段と、前記第3の判定手段による判定の結果、前記条件を満たし、かつ前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでもインターモードでもなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、コンピュータに、前記ブロックサイズ決定方法を実行させるためのブロックサイズ決定プログラムである。
本発明によれば、コスト算出の処理回数を減らすことにより、演算処理の高速化を図ることができるという効果が得られる。
参照ソフトウェア(HM)が実装されているCUサイズ決定を行う処理装置の構成を示すブロック図である。 最適なCU分割の抽出方法を示す説明図である。 図2示すケースにおける最適化後のCU分割例を示す説明図である。 特許文献1の記載の技術を使用して高速化を図った例を示す図である。 本発明の第1実施形態による動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 図5に示すプレ処理部60がCUサイズを決定する処理(プレ処理)の動作を示すフローチャートである。 参照LCUの例を示す説明図である。 第1選択処理の処理動作を示す説明図である。 第1選択処理の処理動作を示す説明図である。 第2実施形態によるCUサイズを決定する処理(プレ処理)の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による動画像符号化装置を説明する。本実施形態は、画像符号化において、符号化対象サイズ(CU)を決定することで、符号化処理の高速化するものである。例えばH.264におけるブロックサイズ決定や、HEVCにおけるCU(Coding Unit)、PU(Prediction Unit)、TU(Transform Unit)の各サイズ決定で用いることができる。以下ではHEVCのCUサイズ決定を例にして説明する。
本実施形態は、最低でも2レイヤー分のコスト算出をする方式ではなく、最低1レイヤー分のコスト算出により、最適なCUサイズを決定するものであるため、従来手法よりも演算量を削減可能であり、演算処理の高速化を行うことができるものである。
図1は、HEVC標準化団体が配布している参照ソフトウェア(HM)が実装されているCUサイズ決定を行う処理装置の構成を示すブロック図である。まず、CUサイズが64画素x64画素(以下、n画素xn画素をnxn(nは、8、16、32、64)と称する)の場合に対し、64x64コスト算出部10において、RD(Rate Distortion)コストを算出する。
次に、同様に32x32コスト算出部20、16x16コスト算出部30、8x8コスト算出部40において、それぞれのCUサイズレイヤーにおけるRDコストを算出する。32x32のRDコストとは、面積で64x64となるように、32x32サイズのコストを4個分合わせたものである。同様に16x16のRDコストとは16x16サイズのコストを16個合わせたもの、8x8のコストとは8x8サイズのコストを64個合わせたものである。
これらの結果を用い、CUパタン最適化部50は、LCU内の最適なCU分割方法を抽出し、CUサイズを決定して出力する。図2は、最適なCU分割の抽出方法を示す説明図である。まず64x64のCUサイズからRDコストを算出し、次にそのサイズを縦横半分(元の1/4サイズ)32x32にし、それぞれのRDコストを算出する。
RDコストとは発生情報量とフラグ情報を合算したものとする。分割されたユニットの中に記載された数値は発生情報量である。さらに例えば斜線網掛け部分のCU(左下のユニット)を縦横半分(元の1/16サイズ)16x16にし、RDコストを算出する。最後にさらに例えば縦線網掛け部分のCU(左上のユニット)を縦横半分(元の1/64サイズ)8x8にし、RDコストを算出する。
ここで、例えばCUの分割状態を示すフラグ情報がフラグ1個につき10という情報量が必要だとすると、32x32のレイヤーは発生情報量が200+210+300+220=930、フラグ情報が10×4=40となり、合算するとRDコストは970となる。これは64x64のRDコスト(64x64の場合は発生情報量1000、フラグ情報は0のためRDコストは1000)と比較し、小さくなる。この場合はCUを4分割して32x32を選択する方がトータルの情報量を小さくすることができる。
次に、例えば斜線部分で同様に縦線網掛け部分のCUは分割した方がトータルの情報量を小さくでき(RDコスト=80+60+30+50+10×4=260)、縦線網掛け部分のCUはさらに分割した方がトータルの情報量を小さくすることができる(RDコスト=10+10+5+10+10×4=75)。このようにRDコストが小さくなるようなCU分割パタンを抽出する。図3は、図2示すケースにおける最適化後のCU分割例を示す説明図である。図3に示す例では、発生情報量が805となるため、フラグ情報(3×10×4=120)を加えてもRDコストは925となり、分割を行わない場合に比べてRDコストを小さくすることができる。
HMの4レイヤー分のコスト算出が必要な処理に対して、特許文献1の記載の技術を使用して高速化を図った例を説明する。図4は、特許文献1の記載の技術を使用して高速化を図った例を示す図である。まずコスト算出部100において、あるCUサイズレイヤー1のRDコストを算出する。次にコスト算出部200において、別のCUサイズレイヤー2のRDコストを算出する。
これらのRDコストをコスト比較部300において比較する。比較結果により、CUサイズをレイヤー1〜4のいずれかのサイズと決定することができる。HMでは4レイヤー分のコスト算出が必要なのに対し、本手法では最小で2レイヤー分のコスト算出で最適なCUサイズ決定をすることが可能となる。
<第1実施形態>
次に、本発明の第1実施形態による動画像符号化装置を説明する。図5は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号60は、プレ処理を行うことにより、CUサイズを決定するプレ処理部である。符号70は、決定したCUサイズのみ(1レイヤ分のみ)でコスト算出を行うコスト算出部である。HMや従来手法では複数レイヤーのコスト算出をした結果からCUサイズを決定するのに対し、本実施形態ではプレ処理のみでCUサイズを決定し、決定したCUサイズでのみ(1レイヤー分のみ)コスト算出を行う。プレ処理はコスト算出に比べて、処理負荷が非常に低い。
次に、図6を参照して、図5に示すプレ処理部60がCUサイズを決定する処理(プレ処理)の動作を説明する。図6は、図5に示すプレ処理部60がCUサイズを決定する処理(プレ処理)の動作を示すフローチャートである。まず、プレ処理部60は、所定の(ここの説明では、符号化対象フレーム内の符号化対象LCU(以下では対象LCUと称する)と空間的に同一の)参照フレーム内LCU(以下では参照LCUと称する)を参照する(ステップS1)。
次に、プレ処理部60は、参照LCU内の面積比(参照LCU内の占める割合)が最も高いCUサイズを、対象LCUにおけるCUサイズとして仮決定する(ステップS2)。例えば、参照LCU内において、32x32のCUサイズの占める割合が75%、16x16のCUサイズの占める割合が25%の場合、CUサイズとして32x32に仮決定されることになる。また、参照LCU内のCUサイズが全て32x32の場合は、32x32がCUサイズとして仮決定される。また、参照LCU内において、32x32のCUサイズの占める割合が50%、16x16のCUサイズの占める割合が50%の場合、最も高いCUサイズが2つあることになるため、この場合は、CUサイズの大きいサイズである32x32がCUサイズとして仮決定されることになる。
全てのフレームに対して、図6に示す処理を施した場合、LCU内のCUサイズは、1種類となるはずであるが、図6に示す処理を施すか否かは、選択可能であるため、参照LCU内が複数種類のCUサイズになっている場合もある。この場合に、参照LCU内の面積比(参照LCU内の占める割合)が最も高いCUサイズを選択してその選択したCUサイズに仮決定する。
次に、プレ処理部60は、参照LCU内で面積比(LCU内の占める割合)が最も高い符号化モードがイントラか否かを判定し(ステップS3)、参照LCU内の面積比が最も高い符号化モードがイントラモード以外の場合はステップS2で仮決定したCUサイズを最終的なCUサイズとして、処理を終了する(ステップS6)。仮決定されたCUサイズが、32x32であれば、最終的なCUサイズは、32x32となる。
一方、参照LCU内の面積比が最も高い符号化モードがイントラモードの場合(ステップS3でYes)、プレ処理部60は、以下のいずれか1つの条件分岐を行う(ステップS4)。いずれの条件でも同様の効果を奏する。
(a)対象CUにおいて、アクティビティが低い、かつ静止領域である。
(b)参照フレームのレイヤーが所定値以下である。
ここでアクティビティとは、例えば輝度の分散値を意味する。また、レイヤーとは階層構造GOP(Group Of Picture)における階層を意味し、Iピクチャがレイヤー0、Pピクチャがレイヤー1などとなる。なお、条件(a)、(b)のうち複数の条件を”かつ”あるいは”または”で組み合わせた条件にて条件分岐を行ってもよい。
上記条件分岐における条件を満たす場合(ステップS4でYes)、プレ処理部60は、以下の(A)、(B)のうち、いずれか1つの処理を行い、ステップS2で仮決定したCUサイズを変更する(ステップS5)。いずれの処理でも同様の効果を奏する。
(A)仮決定CUサイズが32x32の場合は、64x64に拡大する(仮決定CUサイズが8x8、16x16の場合は適用なし)。
(B)仮決定CUサイズより1サイズ大きくする(仮決定CUサイズが8x8、16x16、32x32全ての場合に適用)。
ここで、1サイズ大きくするとは、仮決定のCUサイズが8x8であれば16x16に、仮決定のCUサイズが16x16であれば32x32にすることである。
一方、上記条件分岐(ステップS4)における条件を満たさない場合、プレ処理部60は、ステップS2で仮決定したCUサイズを最終的なCUサイズとして、処理を終了する(ステップS6)。
コスト算出部70は、図6に示すプレ処理部60の処理動作を行った後に決定したCUサイズのみ(1レイヤー分のみ)でコスト算出を行う。図6に示す処理動作を行った場合、LCU内は、1種類のCUサイズのみとなるので、コスト算出の処理が1回で済むことになる。
このように、画像符号化におけるユニットサイズを決定する際に、所定の事前処理(プレ処理)を行うことにより、従来は複数回必要であったユニットサイズ決定に必要なコスト算出処理の回数を1回とすることが可能となり、この結果符号化演算量を抑制することができる。
前述した説明では、対象LCUと空間的に同一の参照フレーム内LCUを所定の参照LCUとしたが、図7に示す通り、この他に、参照LCU選択処理を行い、空間的に同一の参照フレーム内LCUとその周辺の複数LCUを候補とし、この中から第1の選択処理により選択されるLCU、対象LCUと空間的に同一の参照フレーム内LCUにおける動きベクトルを加味し、第2の選択処理により選択されるLCUとしても、同様の効果を奏する。
ここで、第1の選択処理について図8を参照して説明する。例えば、空間的に同一の参照フレーム内LCUと、その周辺8個(合計9個)のLCUを参照LCU候補とする。この場合、この9つのLCU候補の中で最もCU数が少ないLCU、ここではCU数が13の(斜線網掛け部分)LCUを所定の参照LCUとして選択し、前述した処理と同様に(a)、(b)の条件分岐を行う。
なお、第1の選択処理の参照LCU候補として、空間的に同一の参照フレーム内LCUと、その周辺LCUをあげたが、参照フレーム内のLCU全体、対象LCUと同一スライスとなる参照フレーム内のLCU全体、対象LCUと同一LCUラインとなる参照フレーム内のLCU全体を候補としても同様の効果を奏する。
また同様に、第2の選択処理について図9を用いて説明する。例えば、対象LCUサイズが64x64、空間的に同一の参照フレーム内LCUにおける動きベクトルが(48、−50)だったとする。この場合は、動きベクトルを加味し、空間的に同一の参照フレーム内LCUを(48、−50)移動した場所に最も近い右下のLCU(実線で示すLCU)を参照LCUとして選択し、前述した処理と同様に(a)、(b)の条件分岐を行う。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態による動画像符号化装置を説明する。第2実施形態における構成は図5に示す構成と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。第2実施形態による動画像符号化装置が第1実施形態による動画像符号化装置と異なる点は、プレ処理の処理動作の一部が異なる点である。図10は、第2実施形態によるCUサイズを決定する処理(プレ処理)の動作を示すフローチャートである。
図10を参照して、本実施形態におけるCUサイズ決定処理(プレ処理)の動作を説明する。まず、プレ処理部60は、参照先フレームの所定の参照LCUを参照し(ステップS11)、参照LCU内の面積比が最も高いCUサイズを、対象LCUにおけるCUサイズとして仮決定する(ステップS12)。
次に、プレ処理部60は、LCU内で面積比が最も高い符号化モードがイントラであるか否かを判定する(ステップS13)。この結果、参照LCU内の面積比が最も高い符号化モードがイントラモードの場合は、後述の(C)、(D)の処理を行い、仮決定CUサイズを変更し、CUサイズを決定する(ステップS16)。
一方、参照LCU内の面積比が最も高い符号化モードがイントラでない場合(ステップS13でNo)、プレ処理部60は、LCU内で面積比が最も高い符号化モードがインターであるか否かを判定する(ステップS14)。この結果、参照LCU内の面積比が最も高い符号化モードがイントラ、インター符号化以外(Skipモードまたはマージモード)の場合(ステップS14でNo)、プレ処理部60は、ステップS12で仮決定したCUサイズを最終的なCUサイズとして、処理を終了する(ステップS17)。
一方、参照LCU内の面積比が最も高い符号化モードがインターモードの場合(ステップS14でYes)、プレ処理部60は、以下の(c)〜(e)いずれかの1つの条件分岐を行う。いずれの条件も同様の効果を奏する。
(c)対象CUにおいて、アクティビティが低い、かつ静止領域である。
(d)参照LCU内の全CUにおいて動きベクトルが小さい。
(e)参照フレームのレイヤーが所定値以下である。
なお、条件(c)〜(e)のうち複数の条件を”かつ”あるいは”または”で組み合わせた条件にて条件分岐を行ってもよい。
上記条件分岐における条件を満たす場合(ステップS15でYes)、プレ処理部60は、以下の(C)、(D)のいずれかの処理を行い、ステップS12で仮決定したCUサイズを変更する(ステップS16)。
(C)仮決定CUサイズが32x32の場合は、64x64に拡大する(仮決定CUサイズが8x8、16x16の場合は適用なし)。
(D)仮決定CUサイズより1サイズ大きくする(仮決定CUサイズが8x8、16x16、32x32全ての場合に適用)。
一方、上記条件分岐における条件を満たさない場合、プレ処理部60は、ステップS12で仮決定したCUサイズを最終的なCUサイズとして、処理を終了する(ステップS17)。
コスト算出部70は、図10に示すプレ処理部60の処理動作を行った後に決定したCUサイズのみ(1レイヤー分のみ)でコスト算出を行う。図10に示す処理動作を行った場合、LCU内は、1種類のCUサイズのみとなるので、コスト算出の処理が1回で済むことになる。
このように、画像符号化におけるユニットサイズを決定する際に、所定の事前処理(プレ処理)を行うことにより、従来は複数回必要であったユニットサイズ決定に必要なコスト算出処理の回数を1回とすることが可能となり、この結果符号化演算量を抑制することができる。
なお、前述した説明において、仮決定したCUサイズを「最終CUサイズとする」を、「参照LCU内における最大CUサイズを最終CUサイズとする」とする場合も同様の効果を奏する。
また、前述した第1実施形態、第2実施形態を組み合わせることや、対象LCUにおいて用いられる量子化パラメータQPが高い場合は第1実施形態を、QPが低い場合は第2実施形態を適用することなどが可能であり、同様の効果を奏する。
以上説明したように、画像符号化におけるユニットサイズを決定する際に、所定の事前処理を行うことにより、従来は複数回必要であったユニットサイズ決定に必要なコスト算出処理の回数を1回とすることが可能となり、この結果符号化演算量を抑制することができる。
この構成によれば、画像符号化における符号化対象サイズを決定することで、符号化処理の高速化を図ることができる。また、前述した処理を行うことにより、H.264におけるブロックサイズ決定や、H.265/HEVCにおけるCU(Coding Unit)、PU(Prediction Unit)、TU(Transform Unit)の各サイズ決定の際に高速に処理することができる。
前述した実施形態における動画像符号化装置の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
コスト算出の処理回数を減らし、演算処理の高速化を図ることが不可欠な用途にも適用できる。
60・・・プレ処理部、70・・・コスト算出部

Claims (6)

  1. 動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定し、決定した前記符号化対象ブロックのサイズに基づいて符号化する動画像符号化装置が行うブロックサイズ決定方法であって、
    参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定ステップと、
    前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップによる判定の結果、前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップによる判定の結果、前記条件を満たす場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定ステップと
    を有することを特徴とするブロックサイズ決定方法。
  2. 動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定し、決定した前記符号化対象ブロックのサイズに基づいて符号化する動画像符号化装置が行うブロックサイズ決定方法であって、
    参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定ステップと、
    前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップによる判定の結果、前記符号化モードが前記イントラモードでない場合に、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがインターモードであるか否かを判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップによる判定の結果、前記符号化モードがインターモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第3の判定ステップと、
    前記第3の判定ステップによる判定の結果、前記条件を満たし、かつ前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでもインターモードでもなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定ステップと
    を有することを特徴とするブロックサイズ決定方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のブロックサイズ決定方法を使用して、HEVC(高効率映像符号化)において符号化対象ユニットのサイズを決定するブロックサイズ決定方法であって、
    符号化対象の最大符号化ユニットにおいて用いられる量子化パラメータが所定の値より大きい場合は、請求項1に記載のブロックサイズ決定方法により決定された符号化対象ブロックのサイズを前記符号化対象ユニットのサイズとして決定し、前記量子化パラメータが所定の値以下の場合は請求項2に記載のブロックサイズ決定方法により決定された符号化対象ブロックのサイズを前記符号化対象ユニットのサイズとして決定することを特徴とするブロックサイズ決定方法。
  4. 動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定装置であって、
    参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定手段と、
    前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段による判定の結果、前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段による判定の結果、前記条件を満たす場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定手段と
    を備えることを特徴とするブロックサイズ決定装置。
  5. 動画像を符号化する際の符号化対象ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定装置であって、
    参照先フレームの最大符号化ブロックを参照して、該最大符号化ブロック内に占める割合が最大のブロックのサイズに前記符号化対象ブロックのサイズを仮決定する仮決定手段と、
    前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがイントラモードであるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段による判定の結果、前記符号化モードが前記イントラモードでない場合に、前記最大符号化ブロック内に占める割合が最大の符号化モードがインターモードであるか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段による判定の結果、前記符号化モードがインターモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくすることができる条件を満たすか否かを判定する第3の判定手段と、
    前記第3の判定手段による判定の結果、前記条件を満たし、かつ前記符号化モードがイントラモードである場合に、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズを1サイズ大きくして前記符号化対象ブロックのサイズに決定し、前記符号化モードがイントラモードでもインターモードでもなく、前記条件も満たさない場合は、仮決定した前記符号化対象ブロックのサイズに決定するブロックサイズ決定手段と
    を備えることを特徴とするブロックサイズ決定装置。
  6. コンピュータに、請求項1から3のいずれか1項に記載のブロックサイズ決定方法を実行させるためのブロックサイズ決定プログラム。
JP2015067116A 2015-03-27 2015-03-27 ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム Active JP6097326B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015067116A JP6097326B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015067116A JP6097326B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016187140A true JP2016187140A (ja) 2016-10-27
JP6097326B2 JP6097326B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=57202666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015067116A Active JP6097326B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6097326B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7450078B1 (ja) 2023-02-15 2024-03-14 Nttイノベーティブデバイス株式会社 映像符号化装置、および、映像符号化方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136454A (ja) * 2004-07-12 2010-06-17 Sony Corp 復号方法、復号装置およびそのプログラム並びに記録媒体
WO2010070818A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 株式会社日立製作所 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像復号化装置および動画像復号化方法
WO2013172074A1 (ja) * 2012-05-15 2013-11-21 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014195279A (ja) * 2014-05-07 2014-10-09 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandte Forschung E V 平面間予測

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136454A (ja) * 2004-07-12 2010-06-17 Sony Corp 復号方法、復号装置およびそのプログラム並びに記録媒体
WO2010070818A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 株式会社日立製作所 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像復号化装置および動画像復号化方法
WO2013172074A1 (ja) * 2012-05-15 2013-11-21 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014195279A (ja) * 2014-05-07 2014-10-09 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandte Forschung E V 平面間予測

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7450078B1 (ja) 2023-02-15 2024-03-14 Nttイノベーティブデバイス株式会社 映像符号化装置、および、映像符号化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6097326B2 (ja) 2017-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110024392B (zh) 用于视频译码的低复杂度符号预测
US20220353499A1 (en) Intra-prediction mode-based image processing method and device therefor
TWI666926B (zh) 使用樹結構的塊分割
US11044473B2 (en) Adaptive loop filtering classification in video coding
CN107277539B (zh) 减少用于上下文自适应熵解码中的行缓存的方法及装置
JP2019198101A (ja) インタ予測方法及びその装置
JP2019531025A (ja) 画像符号化/復号方法、装置及びビットストリームを記憶した記録媒体
US10652570B2 (en) Moving image encoding device, moving image encoding method, and recording medium for recording moving image encoding program
KR102327942B1 (ko) 코딩 유닛 분할 결정 방법 및 디바이스, 컴퓨팅 디바이스 및 판독 가능한 저장 매체
WO2015012253A1 (ja) 画像符号化装置及び方法、及び画像符号化プログラム
US20200228831A1 (en) Intra prediction mode based image processing method, and apparatus therefor
CN103975599A (zh) 图像编码以及解码方法、装置、程序
KR20210134556A (ko) 인트라 예측 기반의 영상 부호화 또는 복호화 장치 및 방법
JP6213580B2 (ja) 映像符号化装置、映像符号化方法およびプログラム
JP6097326B2 (ja) ブロックサイズ決定方法、ブロックサイズ決定装置及びブロックサイズ決定プログラム
JP2014204208A (ja) 予測モード決定方法、動画像符号化装置、及び予測モード決定プログラム
JP5939251B2 (ja) 動画像符号化方法及び動画像符号化装置並びにプログラム
JP2015165644A (ja) 動画像符号化装置及び動画像符号化方法
US11962801B2 (en) Image decoding device, image decoding method, and program
CN110249630B (zh) 去块效应滤波装置、方法和存储介质
US10743009B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US20240223806A1 (en) Image decoding device, image decoding method, and program
JP6492847B2 (ja) 映像符号化システム、映像符号化回路および映像符号化方法
KR20160094498A (ko) 고속 병렬처리를 위한 차등 부호화 방법 및 장치
WO2016142977A1 (ja) 映像符号化装置、映像符号化方法および映像符号化プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6097326

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150