JP2016187071A - 撮像素子、データ出力方法、および電子機器 - Google Patents

撮像素子、データ出力方法、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】同時に読み出した複数種類のデータを、撮像素子から確実に出力する。
【解決手段】撮像素子11は、複数の画素が配列して構成される画素アレイ部31と、画素アレイ部31から読み出された画素データから構成される動画のデータを外部に出力する出力部27と、動画を構成する画素データの読み出し中に画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶する記憶部24と、記憶部24に記憶された静止画のデータを、動画のデータの出力が終了した後に、出力部27から外部に出力させる制御部22とを備える。
【選択図】図1

Description

本技術は、撮像素子、データ出力方法、および電子機器に関し、特に、同時に読み出した複数種類のデータを撮像素子から確実に出力することができるようにした撮像素子、データ出力方法、および電子機器に関する。
画素の各列に複数本の出力線を設けるとともにそれぞれの出力線にA/D変換器を設け、データの読み出しを高速に行うことができるようにしたCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサがある(特許文献1)。
特許文献1に記載のイメージセンサにおいては、4系統の出力線のうちの2系統に対応する画素を30fpsで読み出し、他の2系統に対応する画素を240fpsで読み出すことが可能になっている。例えば、30fpsの低フレームレートで読み出された画素のデータはプレビュー表示用のデータとして出力され、240fpsの高フレームレートで読み出された画素のデータはオートフォーカス用のデータとして出力される。
特開2013−55589号公報
複数種類のデータをイメージセンサから同時に出力する場合、外部のDSP(Digital Signal Processor)の構成によっては、データの転送レートが高すぎてそれを受け取ることができないことがある。また、イメージセンサ側の出力I/F(Interface)の構成によっても、複数種類のデータを出力できないことがある。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、同時に読み出した複数種類のデータを撮像素子から確実に出力することができるようにするものである。
本技術の一側面の撮像素子は、複数の画素が配列して構成される画素アレイ部と、前記画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを外部に出力する出力部と、前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる制御部とを備える。
前記記憶部を揮発性メモリとすることができる。
前記画素アレイ部には、画素の1列毎に、複数の垂直信号線と複数のAD変換部とを設けることができる。
前記静止画を構成する画素データを、前記動画を構成する画素データの読み出しと同時に、前記動画を構成する画素データの読み出しの対象となる画素と異なる画素から読み出されたデータとすることができる。
前記静止画を構成する画素データを、前記動画を構成する所定のフレームの画素データと同じデータとすることができる。
前記制御部には、前記静止画のデータを、前記画素アレイ部からの読み出し時間と同じ時間で前記記憶部に記憶させ、前記読み出し時間より長い時間で前記記憶部から読み出して出力させることができる。
隣接する複数の画素ユニットに含まれるG画素の画素データを同時に読み出すことを、読み出し対象の画素ユニットを変えて行う読み出し制御部をさらに設けることができる。
前記読み出し制御部には、所定の画像を構成する画素の画素データの読み出しを、読み出し期間毎の、読み出し対象の画素ユニットの数を一定にして行わせることができる。
前記読み出し制御部には、読み出し開始から所定の期間、前記所定の画像を構成する画素データの取り込みに用いられる画素ユニット以外の画素ユニットを前記一定の数の画素ユニットに含めて、画素データの読み出しを行わせることができる。
本技術の一側面においては、複数の画素が配列して構成される画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータが出力部から外部に出力され、前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータが記憶部に記憶される。また、前記記憶部に記憶された前記静止画のデータが、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力される。
本技術によれば、同時に読み出した複数種類のデータを撮像素子から確実に出力することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用した撮像素子の構成例を示すブロック図である。 画素アレイ部を構成する画素の配置の例を示す図である。 画素アクセス部の構成例を示す図である。 第1の出力方式のタイミングチャートを示す図である。 データの流れを示す図である。 第2の出力方式のタイミングチャートを示す図である。 第3の出力方式のタイミングチャートを示す図である。 画素信号の読み出し方式の例を示す図である。 図8の読み出し方式の効果を示す図である。 図8の読み出し方式の効果を示す他の図である。 画素信号の読み出し方式の他の例を示す図である。 時刻t1から時刻t2までの期間の動作を示す図である。 時刻t2から時刻t3までの期間の動作を示す図である。 時刻t3から時刻t4までの期間の動作を示す図である。 時刻t4から時刻t5までの期間の動作を示す図である。 時刻t5から時刻t6までの期間の動作を示す図である。 時刻t6から時刻t7までの期間の動作を示す図である。 撮像素子を有する電子機器の構成例を示すブロック図である。 撮像素子の使用例を示す図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(データの出力方式の例)
2.第2の実施の形態(画素データの読み出し方式の例)
<<1.第1の実施の形態>>
<1−1.撮像素子の構成例>
図1は、本技術を適用した撮像素子の構成例を示すブロック図である。
撮像素子11は、画素アクセス部21、コントローラ22、DRAM I/F23、DRAM24、Data Path25−1,25−2、出力制御回路26、および出力I/F27−1,27−2を有する。記憶部としてのDRAMが撮像素子11の内部に設けられる。
画素アクセス部21は画素アレイ部31を有する。画素アレイ部31の上側(北側)にはカラムADC(AD Converter)32−1N乃至32−4Nが設けられ、下側(南側)にはカラムADC32−1S乃至32−4Sが設けられる。撮像素子11は、南北同時読みが可能な撮像素子である。
画素アレイ部31は、光電変換によって電気信号を出力する複数の画素が2次元に規則的に配列されて構成される。画素アレイ部31は、コントローラ22から供給される制御信号に従って、各画素から電気信号を読み出し、カラムADC32−1N乃至32−4N、およびカラムADC32−1S乃至32−4Sに供給する。
図2は、画素アレイ部31を構成する画素の配置の例を示す図である。
画素アレイ部31の画素は、ベイヤー配列で並ぶ2行2列の4画素で1つの画素ユニットを構成する。画素ユニットを構成する4つの画素はFD(Floating Diffusion)を共有する。あるタイミングでは、FDを共有する4画素のうちの1つの画素から信号が読み出される。
4つの画素で共有するFDには8本の垂直信号線であるVSL1〜8が接続される。4つの画素のうちのいずれかの画素から読み出され、FDに転送された電荷の出力先となる垂直信号線は画素ユニット内で切り替えられる。VSL1〜8は、それぞれ、カラムADC32−1N乃至32−4N、およびカラムADC32−1S乃至32−4Sの8個のカラムADCのうちのいずれかに接続可能とされる。
すなわち、画素アレイ部31には、画素の2列毎(画素ユニット1列毎)に、8本の垂直信号線が設けられるとともに、南北それぞれ4個ずつ、計8個のカラムADCが設けられる。ある1列の画素ユニットに注目すると、画素アレイ部31においては、最大で、異なる画素ユニットの8つの画素から信号を同時に読み出すことが可能になる。画素ユニットの1列に対してさらに多くの垂直信号線を設けることも可能である。
図1の説明に戻り、カラムADC32−1N乃至32−4N、カラムADC32−1S乃至32−4Sは、それぞれ、垂直信号線を介して供給された電気信号のAD変換を行い、各列の画素データをDRAM I/F23に出力する。
図1の例においては、カラムADC32−1Nおよび32−2N、カラムADC32−3Sおよび32−4SによるAD変換によって得られた画素データはDRAM I/F23の端子23Bに供給される。また、カラムADC32−3Nおよび32−4N、カラムADC32−1Sおよび32−2SによるAD変換によって得られた画素データはDRAM I/F23の端子23Aに供給される。
コントローラ22は、画素アクセス部21に制御信号を出力し、各画素からの信号の読み出しを制御する。コントローラ22が出力する制御信号に応じて、読み出しモードが切り替えられる。読み出しモードには、1フレームの静止画を構成する画素の信号を読み出すモードであるモードA、動画の各フレームを構成する画素の信号を読み出すモードであるモードBなどがある。
上述したように1列の画素ユニットに対して8個のカラムACDが設けられることから、コントローラ22は、あるタイミングで読み出した最大8個の画素のデータをそれぞれ独立して処理することができる。コントローラ22は、モードAでの読み出しと、モードBでの読み出しとを画素アクセス部21に同時に行わせることができる。
例えば、モードAで読み出される静止画は、奇数行の画素ユニットから読み出された画素データにより構成される。また、モードBで読み出される動画の各フレームは、偶数行の画素ユニットから読み出された画素データにより構成される。同時に読み出された画素データにより構成される静止画と動画は、それぞれ撮像素子11の外部に出力される。
また、コントローラ22が出力する制御信号に応じて、画素信号の読み出しレートが切り替えられる。同時に読み出したそれぞれの画素のデータを独立して処理することが可能であるから、コントローラ22は、動画の各フレームと静止画の1フレームをそれぞれ異なるレートで読み出すことができる。
このように、撮像素子11においては、複数種類の画像を同時に読み出し、出力することが可能とされる。また、それぞれの画像のフレームレートを変えることが可能とされる。
また、コントローラ22は、DRAM I/F23を制御し、画素アクセス部21から読み出された画素データの出力先を切り替える。画素データの出力先については後述する。
DRAM I/F23は、コントローラ22による制御に従って、画素アクセス部21から読み出された画素データを、DRAM24、Data Path25−1、またはData Path25−2に出力する。DRAM I/F23は、画素データの出力先を制御する制御部として機能する。
DRAM24は、DRAM I/F23から供給されたデータを記憶する。この例においてはDRAM24が撮像素子11に設けられるものとしているが、他の種類の不揮発性のメモリが設けられるようにしてもよいし、フラッシュメモリなどの不揮発性のメモリが設けられるようにしてもよい。
Data Path25−1とData Path25−2は信号線であり、DRAM I/F23から供給された画素データを出力制御回路26に出力する。
出力制御回路26は、Data Path25−1とData Path25−2から供給された画素データを並び変えることによって各フレームの画像を生成する。また、出力制御回路26は、生成した画像データに対して所定の信号処理を施し、信号処理を施して得られた画像データを出力I/F27−1または出力I/F27−2に出力する。撮像素子11は、2系統のデータを出力可能な撮像素子である。
図3は、画素アクセス部21の構成例を示す図である。
図3には、画素アレイ部31に含まれる所定の1列の画素ユニットである画素ユニットU1乃至U10と、画素ユニットU1乃至U10から読み出された画素信号を処理する構成が示されている。実際には、画素ユニットの1列はさらに多くの画素ユニットから構成される。画素ユニットの他の列に対しても同様の構成が設けられる。
図3の例においては、画素ユニットU1のFDはVSL1に接続され、画素ユニットU2乃至U9のFDはそれぞれVSL8乃至VSL1に接続される。画素ユニットU10のFDはVSL8に接続される。各画素ユニットのFDとVSLの接続関係は適宜切り替えられる。
選択部51Nは、VSL1乃至VSL8から供給された画素信号の出力先となる端子を切り替える。端子a1乃至a4はそれぞれコンパレータ53−1N乃至53−4Nに接続される。
DAC(Digital Analog Converter)52Nは、例えばランプ(Ramp)信号のような、初期値から最終値まで一定の傾きでレベルが変化する期間を有するアナログの参照信号を生成する。DAC52Nは、生成した参照信号をコンパレータ53−1N乃至53−4Nに供給する。
コンパレータ53−1Nは、端子a1から供給された電気信号と、DAC52Nから供給された参照信号とを比較し、比較結果をカウンタ54−1Nに出力する。
カウンタ54−1Nは、端子a1から供給された電気信号と、参照信号とのレベルが一致するまでの、参照信号のレベルの変化に要する時間をカウントすることで電気信号のAD変換等を行う。カウンタ54−1Nは、AD変換等の結果として得られる画素データを出力する。
コンパレータ53−2N乃至53−4Nも同様に、それぞれ、端子a2乃至a4から供給された電気信号と、DAC52Nから供給された参照信号とを比較し、比較結果を出力する。
カウンタ54−2Nは、コンパレータ53−2Nから供給された比較結果に基づいて、端子a2から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
カウンタ54−3Nは、コンパレータ53−3Nから供給された比較結果に基づいて、端子a3から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
カウンタ54−4Nは、コンパレータ53−4Nから供給された比較結果に基づいて、端子a4から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
例えば、コンパレータ53−1Nとカウンタ54−1N、コンパレータ53−3Nとカウンタ54−3Nを用いて、それぞれ異なる画素ユニットのR画素から読み出された信号のAD変換が行われる。また、コンパレータ53−2Nとカウンタ54−2N、コンパレータ53−4Nとカウンタ54−4Nを用いて、それぞれ異なる画素ユニットのB画素から読み出された信号のAD変換が行われる。
例えば、コンパレータ53−1Nとカウンタ54−1Nが図1のカラムADC32−1Nに対応し、コンパレータ53−2Nとカウンタ54−2NがカラムADC32−2Nに対応する。また、コンパレータ53−1Nとカウンタ54−1NがカラムADC32−3Nに対応し、コンパレータ53−4Nとカウンタ54−4NがカラムADC32−4Nに対応する。
画素アレイ部31の下側にも同様の構成が設けられる。すなわち、選択部51Sは、VSL1乃至VSL8から供給された画素信号の出力先となる端子を切り替える。端子b1乃至b4はそれぞれコンパレータ53−1S乃至53−4Sに接続される。
DAC52Sは、参照信号を生成し、コンパレータ53−1S乃至53−4Sに供給する。なお、DAC52NとDAC52Sを1個のDACで兼用することができる。
コンパレータ53−1S乃至53−4Sは、それぞれ、端子b1乃至b4から供給された電気信号と、DAC52Sから供給された参照信号とを比較し、比較結果を出力する。
カウンタ54−1Sは、コンパレータ53−1Sから供給された比較結果に基づいて、端子b1から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
カウンタ54−2Sは、コンパレータ53−2Sから供給された比較結果に基づいて、端子b2から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
カウンタ54−3Sは、コンパレータ53−3Sから供給された比較結果に基づいて、端子b3から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
カウンタ54−4Sは、コンパレータ53−4Sから供給された比較結果に基づいて、端子b4から供給された電気信号のAD変換等を行い、画素データを出力する。
例えば、コンパレータ53−1Sとカウンタ54−1S、コンパレータ53−3Sとカウンタ54−3Sを用いて、それぞれ異なる画素ユニットのGr画素から読み出された信号のAD変換が行われる。また、コンパレータ53−2Sとカウンタ54−2S、コンパレータ53−4Sとカウンタ54−4Sを用いて、それぞれ異なる画素ユニットのGb画素から読み出された信号のAD変換が行われる。
例えば、コンパレータ53−1Sとカウンタ54−1Sが図1のカラムADC32−1Sに対応し、コンパレータ53−2Sとカウンタ54−2SがカラムADC32−2Sに対応する。また、コンパレータ53−3Sとカウンタ54−3SがカラムADC32−3Sに対応し、コンパレータ53−4Sとカウンタ54−4SがカラムADC32−4Sに対応する。
<1−2.画素データの出力方式について>
次に、以上のような構成を有する撮像素子11におけるデータの出力方式について説明する。
上述したように、撮像素子11には2つの出力I/Fが設けられており、2系統のデータを同時に出力することが可能になっているが、外部に設けられるDSPが、その仕様上、2系統のデータを受信できない場合がある。複数種類のデータである動画と静止画を、2つの出力I/Fのうちの1つを用いて1系統のデータとして出力する方式について説明する。
・第1の出力方式
図4は、第1の出力方式のタイミングチャートを示す図である。
第1の出力方式は、記録用の動画の撮影中に静止画の撮影を行う場合の出力方式である。動画は、画素アレイ部31の画素のうち、動画の取り込み用に割り当てられた画素を用いて撮影される。また、静止画は、それとは異なる画素を用いて撮影される。上述したように、撮像素子11においては、それぞれの画素から読み出した画素信号を独立して処理することが可能である。
以下、適宜、動画の取り込み用に割り当てられた画素をMain画素といい、静止画の取り込み用に割り当てられた画素をSub画素という。例えば、Main画素は、奇数行の画素ユニットの画素であり、Sub画素は、偶数行の画素ユニットの画素である。
時刻t1において、コントローラ22は、フレームレートを例えば60fpsとして、モードAによる、4フレームの静止画の読み出しと、モードBによる動画の読み出しとを指示する制御信号を画素アクセス部21に出力する。また、コントローラ22は、DRAM I/F23に出力するキャプチャ信号のレベルをLレベルからHレベルに切り替え、静止画のキャプチャを指示する。
画素アクセス部21は、コントローラ22から制御信号が供給されることに応じて、斜線L1で示すように動画の1フレーム目を読み出すとともに、斜線L11で示すように静止画の1フレーム目を読み出す。
斜線L1は、その前の期間Tの間に露光が行われることによってMain画素に蓄積された電荷に応じた画素信号が上から順に行単位で読み出されることを示す。同様に、斜線L11は、その前の期間Tの間に露光が行われることによってSub画素に蓄積された電荷に応じた画素信号が上から順に行単位で読み出されることを示す。
斜線L1のタイミングでMain画素から読み出された動画の1フレーム目のデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。
出力制御回路26に供給された動画の1フレーム目のデータは、図4の最下段の時間軸上の斜線L31に示すように、例えば出力I/F27−1から、外部のDSPに出力される。斜線L31は、動画の1フレーム目のデータが、読み出された順に例えば出力I/F27−1から出力されることを示す。
一方、斜線L11のタイミングでSub画素から読み出された静止画の1フレーム目のデータも、読み出された順にDRAM I/F23に出力される。
DRAM I/F23は、キャプチャ信号がHレベルに切り替わることに応じて、斜線L21で示すように静止画の1フレーム目のデータをDRAM24に記憶させる。斜線L21は、静止画の1フレーム目のデータが、読み出された順にDRAM24に記憶されることを示す。この例においては、1フレームの静止画の記憶は1/60s(秒)の時間内に行われる。
時刻t2において、画素アクセス部21は、斜線L2で示すように動画の2フレーム目を読み出すとともに、斜線L12で示すように静止画の2フレーム目を読み出す。
斜線L2のタイミングでMain画素から読み出された動画の2フレーム目のデータは、1フレーム目のデータと同様に、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された動画の2フレーム目のデータは、斜線L32に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
一方、斜線L12のタイミングでSub画素から読み出された静止画の2フレーム目のデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、破棄される。この例においては、静止画の2フレーム目についてはDRAM24に保存されない。
時刻t3において、画素アクセス部21は、斜線L3で示すように動画の3フレーム目を読み出すとともに、斜線L13で示すように静止画の3フレーム目を読み出す。
斜線L3のタイミングでMain画素から読み出された動画の3フレーム目のデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された動画の3フレーム目のデータは、斜線L33に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
一方、斜線L13のタイミングでSub画素から読み出された静止画の3フレーム目のデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力される。
DRAM I/F23は、キャプチャ信号がHレベルに切り替わることに応じて、斜線L22で示すように静止画の3フレーム目のデータをDRAM24に記憶させる。このとき、DRAM24には、静止画の1フレーム目のデータに続けて3フレーム目のデータが記憶される。
時刻t4において、画素アクセス部21は、斜線L4で示すように動画の4フレーム目を読み出すとともに、斜線L14で示すように静止画の4フレーム目を読み出す。
斜線L4のタイミングでMain画素から読み出された動画の4フレーム目のデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された動画の4フレーム目のデータは、斜線L34に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
一方、斜線L14のタイミングでSub画素から読み出された静止画の4フレーム目のデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、破棄される。
以上の処理により、動画の1フレーム目乃至4フレーム目が1つの出力I/Fを用いて外部のDSPに出力され、記録される。
動画の記録を終了する場合、コントローラ22は、画素アクセス部21に制御信号を出力し、モードAでの静止画の読み出しとモードBで動画の読み出しを終了させる。
動画の読み出しが終了した後、時刻t7において、DRAM I/F23は、斜線L23で示すように、DRAM24に記憶させておいた静止画の1フレーム目のデータを読み出す。斜線L23は、静止画の1フレーム目のデータが、書き込まれた順にDRAM24から読み出されることを示す。
斜線L23のタイミングでDRAM24から読み出された静止画の1フレーム目のデータは、読み出された順に、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された静止画の1フレーム目のデータは、斜線L35に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。1フレームの静止画の読み出しと出力は例えば1/30sの時間内に行われる。
この例においては、静止画の出力が、動画の出力に用いられた出力I/Fと同じ出力I/Fを用いて行われる。
また、時刻t9において、DRAM I/F23は、斜線L24で示すように、DRAM24に記憶させておいた静止画の3フレーム目のデータを読み出す。斜線L24は、静止画の3フレーム目のデータが、書き込まれた順にDRAM24から読み出されることを示す。
斜線L24のタイミングでDRAM24から読み出された静止画の3フレーム目のデータは、読み出された順に、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された静止画の3フレーム目のデータは、斜線L36に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
このように、DRAM24は、動画の撮影中に撮影した静止画を、動画の撮影が終了するまで保存しておくことに用いられる。
図5は、データの流れを示す図である。
画素アクセス部21から読み出された動画の各フレームのデータは、矢印A1で示すように、動画の撮影を終了するまでの間、例えば出力I/F27−1から出力される。
また、動画の撮影中に画素アクセス部21から読み出された静止画のデータは、矢印A2で示すようにDRAM24に出力され、記憶される。動画の撮影が終了したとき、DRAM24に記憶された静止画のデータは、矢印A3で示すようにDRAM24から読み出され、例えば出力I/F27−1から出力される。
以上の処理により、コントローラ22は、記録用の動画と、動画の撮影中に撮影した静止画とを1つの出力I/Fを用いて外部のDSPに出力することができる。また、コントローラ22は、DRAM24を用いることにより、例えば1/60sの時間で画素アクセス部21から読み出した静止画を1/30sの時間で出力するといったように、データの転送レートをDSPの処理能力などに応じて切り替えることができる。
・第2の出力方式
図6は、第2の出力方式のタイミングチャートを示す図である。
第2の出力方式は、モニタリング用(ライブビュー表示用)の動画の撮影中に、モニタリング用の動画の所定のフレームを静止画として保存しておき、動画の撮影終了後に、保存しておいた静止画を出力する方式である。モニタリング用の動画を構成する各フレームは、画素アレイ部31の所定の画素を用いて撮影される。
時刻t11において画素アレイ部31のリセットが行われる。時刻t12乃至t18において、画素アクセス部21は、コントローラ22から制御信号が供給されることに応じて、動画を構成する7フレームを、例えば120fpsのフレームレートで連続して読み出す。各フレームのデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。
出力制御回路26に供給された動画の各フレームのデータは、図6の最下段の時間軸上の斜線L61乃至L67に示すように、例えば出力I/F27−1から外部のDSPに出力される。所定のフレームのデータを例えばDRAM I/F23において破棄することにより、出力するフレームを間引くことも可能である。
一方、DRAM I/F23は、キャプチャ信号がHレベルに切り替わることに応じて、斜線L51,L52、L53で示す各タイミングで、動画の1フレーム目、4フレーム目、および7フレーム目のデータを、それぞれ静止画のデータとしてDRAM24に記憶させる。
時刻t12から時刻t19までの間に出力I/F27−1から出力された動画の7フレームのうちの3フレームのデータが、静止画のデータとしてDRAM24に記憶されることになる。この例においては、1フレームの静止画の記憶は、画素アクセス部21からの読み出しレートと同じ例えば1/120sの時間内に行われる。
モニタリング用の動画の出力を終了する場合、コントローラ22は、制御信号を画素アクセス部21に出力し、モードBで動画の読み出しを終了させる。
動画の読み出しが終了した後、時刻t23において、DRAM I/F23は、斜線L54で示すように、DRAM24に記憶させておいた静止画の1フレーム目のデータを読み出す。
斜線L54のタイミングでDRAM24から読み出された静止画の1フレーム目のデータは、読み出された順に、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された静止画の1フレーム目のデータは、斜線L68に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。1フレームの静止画の読み出しと出力は例えば1/30秒の時間内に行われる。
時刻t27において、DRAM I/F23は、斜線L55で示すように、DRAM24に記憶させておいた静止画の2フレーム目(動画の4フレーム目)のデータを読み出す。斜線L55のタイミングでDRAM24から読み出された静止画の2フレーム目のデータは、読み出された順に、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された静止画の2フレーム目のデータは、斜線L69に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
その後、DRAM24に記憶させておいた静止画の3フレーム目(動画の7フレーム目)のデータについても、同様にしてDRAM24から読み出され、出力I/F27−1から出力される。
以上の処理により、コントローラ22は、モニタリング用の動画と、動画の撮影中に撮影した静止画とを1つの出力I/Fを用いて外部のDSPに出力することができる。通常、モニタリング用の動画の撮影中に静止画の撮影を行った場合、その瞬間、モニタリング用の動画の出力が途切れるためにモニタの表示はブラックアウトしてしまうが、そのようなことを防ぐことが可能になる。
・第3の出力方式
図7は、第3の出力方式のタイミングチャートを示す図である。
第3の出力方式は、第2の出力方式と同様に、モニタリング用の動画の撮影中に、モニタリング用の動画の所定のフレームを静止画として保存しておき、動画の撮影終了後に、保存しておいた静止画を出力する方式である。図7の例においては、モニタリング用の動画を構成する7フレームの全てが静止画として保存される。
動画の各フレームの読み出しについては上述したものと同様である。すなわち、時刻t12乃至t18において、画素アクセス部21は、動画を構成する7フレームを例えば120fpsのフレームレートで連続して読み出す。各フレームのデータは、読み出された順にDRAM I/F23に出力され、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。
出力制御回路26に供給された動画の各フレームのデータは、図7の最下段の時間軸上の斜線L91乃至L97に示すように、例えば出力I/F27−1から外部のDSPに出力される。
一方、DRAM I/F23は、キャプチャ信号がHレベルに切り替わることに応じて、斜線L71乃至L77で示す各タイミングで、動画の1フレーム目乃至7フレーム目のデータを、それぞれ静止画のデータとしてDRAM24に記憶させる。
時刻t12から時刻t19までの間に出力I/F27−1から出力された動画の7フレームと同じデータが静止画のデータとしてDRAM24に記憶されることになる。
動画の読み出しが終了した後、時刻t23において、DRAM I/F23は、斜線L78で示すように、DRAM24に記憶させておいた静止画の1フレーム目のデータを読み出す。
斜線L78のタイミングでDRAM24から読み出された静止画の1フレーム目のデータは、読み出された順に、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された静止画の1フレーム目のデータは、斜線L98に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
時刻t27において、DRAM I/F23は、斜線L79で示すように、DRAM24に記憶させておいた静止画の2フレーム目のデータを読み出す。斜線L79のタイミングでDRAM24から読み出された静止画の2フレーム目のデータは、読み出された順に、Data Path25−1またはData Path25−2を介して、出力制御回路26に供給される。出力制御回路26に供給された静止画の2フレーム目のデータは、斜線L99に示すように例えば出力I/F27−1から出力される。
その後、DRAM24に記憶させておいた静止画の3フレーム目乃至7フレーム目のデータについても、同様にしてDRAM24から読み出され、順次、出力I/F27−1から出力される。
以上の処理によっても、コントローラ22は、モニタリング用の動画と、動画の撮影中に撮影した静止画とを1つの出力I/Fを用いて外部のDSPに出力することができる。また、コントローラ22は、モニタリング用の動画の撮影中のブラックアウトを防ぐことが可能になる。
以上においては、出力I/F27−1のみを用いて動画と静止画の出力を行うものとしたが、当然、出力I/F27−2のみを用いて行うことも可能である。また、動画については出力I/F27−1から出力し、静止画については、動画の出力が終了した後、出力I/F27−2から出力することも可能である。
<<2.第2の実施の形態>>
上述したように、画素アレイ部31を構成する1列の画素ユニットには8本のVSLと8個のカラムADCが設けられており、最大で、異なる画素ユニットの8つの画素から信号を同時に読み出すことが可能である。次に、画素信号の読み出し方式について説明する。
・第1の読み出し方式
図8は、画素信号の読み出し方式の例を示す図である。
図8に示す画素ユニットU#1乃至U#16から画素信号を読み出す場合について説明する。画素ユニットU#1乃至U#16は同じ列の画素ユニットである。
時刻t1から時刻t2までの間においては、以下の2画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#1のR画素
(2)画素ユニットU#2のR画素
時刻t2から時刻t3までの間においては、以下の4画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#1のGr画素
(2)画素ユニットU#2のGr画素
(3)画素ユニットU#3のR画素
(4)画素ユニットU#4のR画素
時刻t3から時刻t4までの間においては、以下の6画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#1のGb画素
(2)画素ユニットU#2のGb画素
(3)画素ユニットU#3のGr画素
(4)画素ユニットU#4のGr画素
(5)画素ユニットU#5のR画素
(6)画素ユニットU#6のR画素
時刻t4から時刻t9までの間、同時に読み出すことが可能な最大の画素数である8画素を対象として画素信号の読み出しが行われる。
時刻t4から時刻t5までの間においては、以下の8画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#1のB画素
(2)画素ユニットU#2のB画素
(3)画素ユニットU#3のGb画素
(4)画素ユニットU#4のGb画素
(5)画素ユニットU#5のGr画素
(6)画素ユニットU#6のGr画素
(7)画素ユニットU#7のR画素
(8)画素ユニットU#8のR画素
時刻t5から時刻t6までの間においては、以下の8画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#3のB画素
(2)画素ユニットU#4のB画素
(3)画素ユニットU#5のGb画素
(4)画素ユニットU#6のGb画素
(5)画素ユニットU#7のGr画素
(6)画素ユニットU#8のGr画素
(7)画素ユニットU#9のR画素
(8)画素ユニットU#10のR画素
時刻t6から時刻t7までの間においては、以下の8画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#5のB画素
(2)画素ユニットU#6のB画素
(3)画素ユニットU#7のGb画素
(4)画素ユニットU#8のGb画素
(5)画素ユニットU#9のGr画素
(6)画素ユニットU#10のGr画素
(7)画素ユニットU#11のR画素
(8)画素ユニットU#12のR画素
時刻t7から時刻t8までの間においては、以下の8画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#7のB画素
(2)画素ユニットU#8のB画素
(3)画素ユニットU#9のGb画素
(4)画素ユニットU#10のGb画素
(5)画素ユニットU#11のGr画素
(6)画素ユニットU#12のGr画素
(7)画素ユニットU#13のR画素
(8)画素ユニットU#14のR画素
時刻t8から時刻t9までの間においては、以下の8画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#9のB画素
(2)画素ユニットU#10のB画素
(3)画素ユニットU#11のGb画素
(4)画素ユニットU#12のGb画素
(5)画素ユニットU#13のGr画素
(6)画素ユニットU#14のGr画素
(7)画素ユニットU#15のR画素
(8)画素ユニットU#16のR画素
時刻t9から時刻t10までの間においては、以下の6画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#11のB画素
(2)画素ユニットU#12のB画素
(3)画素ユニットU#13のGb画素
(4)画素ユニットU#14のGb画素
(5)画素ユニットU#15のGr画素
(6)画素ユニットU#16のGr画素
時刻t10から時刻t11までの間においては、以下の4画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#13のB画素
(2)画素ユニットU#14のB画素
(3)画素ユニットU#15のGb画素
(4)画素ユニットU#16のGb画素
時刻t11から時刻t12までの間においては、以下の2画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#15のB画素
(2)画素ユニットU#16のB画素
このように、撮像素子11においては、各時刻に、連続して並ぶ4つの画素ユニットのG画素から画素信号が読み出される。すなわち、最大で8個の画素ユニットから1画素ずつ、計8画素の信号を読み出すことが可能とされるが、そのうちの4画素が、連続して並ぶ4つの画素ユニットのG画素となる。
連続して並ぶ4つの画素ユニットのG画素を時間差なく読み出すことを、G画素の読み出しの対象とする4つの画素ユニットを順次変えて行うことにより、ブロック状のノイズが生じてしまうのを防ぐことができる。
G画素は画像全体の輝度に大きく影響を与えることから、例えば図9に示すように連続して並ぶ画素ユニットのG画素を時間差を設けて読み出した場合、ブロック状のノイズによって、画像全体として見たときにギザギザ感が生じてしまう。8画素を同時に読み出す場合においても、例えば図10に示すように、隣接する画素ユニットのG画素を、同時ではなく、時間差を設けて読み出すとした場合、ブロック状のノイズが生じてしまう。
図10の例えば画素ユニットU#1乃至U#8に注目すると、画素ユニットU#2,U#4,U#6,U#8のG画素の読み出しタイミングは、隣接する奇数行の画素ユニットU#1,U#3,U#5,U#7のG画素の読み出しタイミングと時間差がある。また、読み出しの対象となる8個の画素ユニットが時刻t5において大きく切り替わることから、画素ユニットU#1乃至U#8と画素ユニットU#9乃至U#16の境界を中心としてノイズが生じてしまう。
・第2の読み出し方式
図11は、画素信号の読み出し方式の他の例を示す図である。
図8に示す読み出し方式の場合、時刻t4までは、各時刻に読み出す画素の数が変化する。すなわち、時刻t1から時刻t2までの間に読み出す画素の数は2画素であり、時刻t2から時刻t3までの間に読み出す画素の数は4画素である。また、時刻t3から時刻t4までの間に読み出す画素の数は6画素であり、時刻t4から時刻t5までの間に読み出す画素の数は8画素である。
読み出す画素の数に応じて、駆動させるカラムADC等の数が変化する場合、撮像素子11の消費電力が変化することになり、画質を劣化させることがある。図11に示す読み出し方式は、読み出す画素の数が8画素として常に一定の方式である。
図11の画素ユニットU#31乃至U#36は、画素ユニットU#1の上に並ぶ同じ列の画素ユニットである。例えば、画素ユニットU#31乃至U#36は、画像の1フレームを構成する画素の取り込みに用いられる画素ユニットではない。
時刻t1から時刻t2までの間においては、図8を参照して説明した画素ユニットU#1のR画素と画素ユニットU#2のR画素の他に、以下の6画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#31のB画素
(2)画素ユニットU#32のB画素
(3)画素ユニットU#33のGb画素
(4)画素ユニットU#34のGb画素
(5)画素ユニットU#35のGr画素
(6)画素ユニットU#36のGr画素
時刻t2から時刻t3までの間においては、画素ユニットU#1のGr画素、画素ユニットU#2のGr画素、画素ユニットU#3のR画素、および画素ユニットU#4のR画素の他に、以下の4画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#33のB画素
(2)画素ユニットU#34のB画素
(3)画素ユニットU#35のGb画素
(4)画素ユニットU#36のGb画素
時刻t3から時刻t4までの間においては、画素ユニットU#1のGb画素、画素ユニットU#2のGb画素、画素ユニットU#3のGr画素、画素ユニットU#4のGr画素、画素ユニットU#5のR画素、および画素ユニットU#6のR画素の他に、以下の2画素を対象として画素信号が読み出される。
(1)画素ユニットU#35のB画素
(2)画素ユニットU#36のB画素
時刻t4以降の読み出しは、図8を参照して説明したものと同じである。
このように、図11の読み出し方式においては、画像の1フレームを構成する画素データの取り込みに用いられる画素ユニット以外の画素ユニットを含めて、常に8画素を対象として読み出しが行われる。画素ユニットU#31乃至U#36から読み出された画素信号は、例えばカラムADCに供給されずに破棄される。矢印A11で示す時刻t1から時刻t4までの期間は、いわば数合わせのための画素を含めて8画素の読み出しが行われる期間であり、本来的な読み出しの前の助走期間となる。
このように、読み出す画素の数を常に8画素とし、8個のカラムADCを駆動させ続けることにより、消費電力の変化を抑え、画質が劣化するのを防ぐことが可能になる。
数合わせのための画素は、有効画角外のダミー画素であってもよいし、助走期間用の物理画素であってもよい。なお、助走期間において、数合わせのための画素に対するアクセスは、負のアドレスを指定することによって行われる。
図12乃至図17を参照して、図11の読み出し方式を実現する各部の動作について説明する。説明の便宜上、図12乃至図17には画素ユニットU1乃至U10を示している。
図12は、助走期間である時刻t1から時刻t2までの期間の動作を示す図である。
この場合、画素ユニットU8の出力先はVSL2となり、画素ユニットU9の出力先はVSL1となる。画素ユニットU8と画素ユニットU9からは、太枠で囲んで示すように、それぞれR画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL1と端子a1を接続し、画素ユニットU9のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Nに供給する。コンパレータ53−1N、カウンタ54−1Nにおいては、画素ユニットU9のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL2と端子a3を接続し、画素ユニットU8のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Nに供給する。コンパレータ53−3N、カウンタ54−3Nにおいては、画素ユニットU8のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
図12に示すように、画素ユニットU2はVSL8に接続され、画素ユニットU3はVSL7に接続される。また、画素ユニットU4はVSL6に接続され、画素ユニットU5はVSL5に接続される。画素ユニットU6はVSL4に接続され、画素ユニットU7はVSL3に接続される。画素ユニットU2乃至U7は、画素信号をカラムADCに供給しないダミーリードに接続される。
例えば、画素ユニットU2と画素ユニットU3からはB画素が読み出され、画素ユニットU4と画素ユニットU5からはGb画素が読み出される。画素ユニットU6と画素ユニットU7からはGr画素が読み出される。
コンパレータ53−1Nとカウンタ54−1N、コンパレータ53−3Nとカウンタ54−3N以外のコンパレータとカウンタにおいても、画素信号が実際に供給される場合の動作と同じ動作が行われる。
これにより、時刻t1から時刻t2までの期間においては、2個のR画素からの画素データの読み出しと、数合わせのための6個の画素からの画素データの読み出しが行われる。
図13は、助走期間である時刻t2から時刻t3までの期間の動作を示す図である。
この場合、画素ユニットU6の出力先はVSL4となり、画素ユニットU7の出力先はVSL3となる。また、画素ユニットU8の出力先はVSL2となり、画素ユニットU9の出力先はVSL1となる。
画素ユニットU6と画素ユニットU7からは、太枠で囲んで示すように、それぞれR画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL3と端子a1を接続し、画素ユニットU7のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Nに供給する。コンパレータ53−1N、カウンタ54−1Nにおいては、画素ユニットU7のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL4と端子a3を接続し、画素ユニットU6のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Nに供給する。コンパレータ53−3N、カウンタ54−3Nにおいては、画素ユニットU6のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
一方、画素ユニットU8と画素ユニットU9からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGr画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL1と端子b1を接続し、画素ユニットU9のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Sに供給する。コンパレータ53−1S、カウンタ54−1Sにおいては、画素ユニットU9のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL2と端子b3を接続し、画素ユニットU8のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Sに供給する。コンパレータ53−3S、カウンタ54−3Sにおいては、画素ユニットU8のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
図13に示すように、画素ユニットU2はVSL8に接続され、画素ユニットU3はVSL7に接続される。また、画素ユニットU4はVSL6に接続され、画素ユニットU5はVSL5に接続される。画素ユニットU2乃至U5はダミーリードに接続される。
例えば、画素ユニットU2と画素ユニットU3からはB画素が読み出され、画素ユニットU4と画素ユニットU5からはGb画素が読み出される。
コンパレータ53−1Nとカウンタ54−1N、コンパレータ53−3Nとカウンタ54−3N、コンパレータ53−1Sとカウンタ54−1S、コンパレータ53−3Sとカウンタ54−3S以外のコンパレータとカウンタにおいても、画素信号が実際に供給される場合の動作と同じ動作が行われる。
これにより、時刻t2から時刻t3までの期間においては、2個のR画素と2個のGr画素からの画素データの読み出しと、数合わせのための4個の画素からの画素データの読み出しが行われる。
図14は、助走期間である時刻t3から時刻t4までの期間の動作を示す図である。
この場合、画素ユニットU4の出力先はVSL6となり、画素ユニットU5の出力先はVSL5となる。また、画素ユニットU6の出力先はVSL4となり、画素ユニットU7の出力先はVSL3となる。画素ユニットU8の出力先はVSL2となり、画素ユニットU9の出力先はVSL1となる。
画素ユニットU4と画素ユニットU5からは、太枠で囲んで示すように、それぞれR画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL5と端子a1を接続し、画素ユニットU5のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Nに供給する。コンパレータ53−1N、カウンタ54−1Nにおいては、画素ユニットU5のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL6と端子a3を接続し、画素ユニットU4のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Nに供給する。コンパレータ53−3N、カウンタ54−3Nにおいては、画素ユニットU4のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
一方、画素ユニットU6と画素ユニットU7からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGr画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL3と端子b1を接続し、画素ユニットU7のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Sに供給する。コンパレータ53−1S、カウンタ54−1Sにおいては、画素ユニットU7のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL4と端子b3を接続し、画素ユニットU6のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Sに供給する。コンパレータ53−3S、カウンタ54−3Sにおいては、画素ユニットU6のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU8と画素ユニットU9からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGb画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL1と端子b2を接続し、画素ユニットU9のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Sに供給する。コンパレータ53−2S、カウンタ54−2Sにおいては、画素ユニットU9のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL2と端子b4を接続し、画素ユニットU8のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Sに供給する。コンパレータ53−4S、カウンタ54−4Sにおいては、画素ユニットU8のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
図14に示すように、画素ユニットU2はVSL8に接続され、画素ユニットU3はVSL7に接続される。画素ユニットU2と画素ユニットU3はダミーリードに接続される。
例えば、画素ユニットU2と画素ユニットU3からはB画素が読み出される。
コンパレータ53−3Nとカウンタ54−3N、コンパレータ53−4Nとカウンタ54−4Nにおいても、画素信号が実際に供給される場合の動作と同じ動作が行われる。
これにより、時刻t3から時刻t4までの期間においては、2個のR画素、2個のGr画素、および2個のGb画素からの画素データの読み出しと、数合わせのための2個の画素からの画素データの読み出しが行われる。読み出しの対象となる2個のGr画素と2個のGb画素は、連続する4つの画素ユニットの画素である。
図15は、時刻t4から時刻t5までの期間の動作を示す図である。
この場合、画素ユニットU2の出力先はVSL8となり、画素ユニットU3の出力先はVSL7となる。また、画素ユニットU4の出力先はVSL6となり、画素ユニットU5の出力先はVSL5となる。画素ユニットU6の出力先はVSL4となり、画素ユニットU7の出力先はVSL3となる。画素ユニットU8の出力先はVSL2となり、画素ユニットU9の出力先はVSL1となる。
画素ユニットU2と画素ユニットU3からは、太枠で囲んで示すように、それぞれR画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL7と端子a1を接続し、画素ユニットU3のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Nに供給する。コンパレータ53−1N、カウンタ54−1Nにおいては、画素ユニットU3のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL8と端子a3を接続し、画素ユニットU2のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Nに供給する。コンパレータ53−3N、カウンタ54−3Nにおいては、画素ユニットU2のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
一方、画素ユニットU4と画素ユニットU5からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGr画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL5と端子b1を接続し、画素ユニットU5のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Sに供給する。コンパレータ53−1S、カウンタ54−1Sにおいては、画素ユニットU5のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL6と端子b3を接続し、画素ユニットU4のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Sに供給する。コンパレータ53−3S、カウンタ54−3Sにおいては、画素ユニットU4のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU6と画素ユニットU7からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGb画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL3と端子b2を接続し、画素ユニットU7のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Sに供給する。コンパレータ53−2S、カウンタ54−2Sにおいては、画素ユニットU7のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL4と端子b4を接続し、画素ユニットU6のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Sに供給する。コンパレータ53−4S、カウンタ54−4Sにおいては、画素ユニットU6のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU8と画素ユニットU9からは、太枠で囲んで示すように、それぞれB画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL1と端子a2を接続し、画素ユニットU9のB画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Nに供給する。コンパレータ53−2N、カウンタ54−2Nにおいては、画素ユニットU9のB画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL2と端子a4を接続し、画素ユニットU8のB画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Nに供給する。コンパレータ53−4N、カウンタ54−4Nにおいては、画素ユニットU8のB画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
これにより、時刻t4から時刻t5までの期間においては、2個のR画素、2個のGr画素、2個のGb画素、および2個のB画素からの画素データの読み出しが行われる。読み出しの対象となる2個のGr画素と2個のGb画素は、連続する4つの画素ユニットの画素である。
図16は、時刻t5から時刻t6までの期間の動作を示す図である。
この場合、画素ユニットU3の出力先はVSL2となり、画素ユニットU4の出力先はVSL1となる。また、画素ユニットU5の出力先はVSL8となり、画素ユニットU6の出力先はVSL7となる。画素ユニットU7の出力先はVSL6となり、画素ユニットU8の出力先はVSL5となる。画素ユニットU9の出力先はVSL4となり、画素ユニットU10の出力先はVSL3となる。
画素ユニットU3と画素ユニットU4からは、太枠で囲んで示すように、それぞれR画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL1と端子a1を接続し、画素ユニットU4のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Nに供給する。コンパレータ53−1N、カウンタ54−1Nにおいては、画素ユニットU4のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL2と端子a3を接続し、画素ユニットU3のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Nに供給する。コンパレータ53−3N、カウンタ54−3Nにおいては、画素ユニットU3のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
一方、画素ユニットU5と画素ユニットU6からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGr画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL7と端子b1を接続し、画素ユニットU6のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Sに供給する。コンパレータ53−1S、カウンタ54−1Sにおいては、画素ユニットU6のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL8と端子b3を接続し、画素ユニットU5のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Sに供給する。コンパレータ53−3S、カウンタ54−3Sにおいては、画素ユニットU5のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU7と画素ユニットU8からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGb画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL5と端子b2を接続し、画素ユニットU8のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Sに供給する。コンパレータ53−2S、カウンタ54−2Sにおいては、画素ユニットU8のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL6と端子b4を接続し、画素ユニットU7のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Sに供給する。コンパレータ53−4S、カウンタ54−4Sにおいては、画素ユニットU7のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU9と画素ユニットU10からは、太枠で囲んで示すように、それぞれB画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL3と端子a2を接続し、画素ユニットU10のB画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Nに供給する。コンパレータ53−2N、カウンタ54−2Nにおいては、画素ユニットU10のB画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL4と端子a4を接続し、画素ユニットU9のB画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Nに供給する。コンパレータ53−4N、カウンタ54−4Nにおいては、画素ユニットU9のB画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
これにより、時刻t5から時刻t6までの期間においては、2個のR画素、2個のGr画素、2個のGb画素、および2個のB画素からの画素データの読み出しが行われる。読み出しの対象となる2個のGr画素と2個のGb画素は、連続する4つの画素ユニットの画素である。
図17は、時刻t6から時刻t7までの期間の動作を示す図である。
この場合、画素ユニットU1の出力先はVSL4となり、画素ユニットU2の出力先はVSL3となる。また、画素ユニットU3の出力先はVSL2となり、画素ユニットU4の出力先はVSL1となる。また、画素ユニットU5の出力先はVSL8となり、画素ユニットU6の出力先はVSL7となる。画素ユニットU7の出力先はVSL6となり、画素ユニットU8の出力先はVSL5となる。
画素ユニットU1と画素ユニットU2からは、太枠で囲んで示すように、それぞれR画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL3と端子a1を接続し、画素ユニットU2のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Nに供給する。コンパレータ53−1N、カウンタ54−1Nにおいては、画素ユニットU2のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL4と端子a3を接続し、画素ユニットU1のR画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Nに供給する。コンパレータ53−3N、カウンタ54−3Nにおいては、画素ユニットU1のR画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
一方、画素ユニットU3と画素ユニットU4からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGr画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL1と端子b1を接続し、画素ユニットU4のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−1Sに供給する。コンパレータ53−1S、カウンタ54−1Sにおいては、画素ユニットU4のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL2と端子b3を接続し、画素ユニットU3のGr画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−3Sに供給する。コンパレータ53−3S、カウンタ54−3Sにおいては、画素ユニットU3のGr画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU5と画素ユニットU6からは、太枠で囲んで示すように、それぞれGb画素の画素信号が読み出される。
選択部51Sは、VSL7と端子b2を接続し、画素ユニットU6のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Sに供給する。コンパレータ53−2S、カウンタ54−2Sにおいては、画素ユニットU6のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Sは、VSL8と端子b4を接続し、画素ユニットU5のGb画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Sに供給する。コンパレータ53−4S、カウンタ54−4Sにおいては、画素ユニットU5のGb画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
画素ユニットU7と画素ユニットU8からは、太枠で囲んで示すように、それぞれB画素の画素信号が読み出される。
選択部51Nは、VSL5と端子a2を接続し、画素ユニットU8のB画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−2Nに供給する。コンパレータ53−2N、カウンタ54−2Nにおいては、画素ユニットU8のB画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
また、選択部51Nは、VSL6と端子a4を接続し、画素ユニットU7のB画素から読み出された画素信号をコンパレータ53−4Nに供給する。コンパレータ53−4N、カウンタ54−4Nにおいては、画素ユニットU7のB画素から読み出された画素信号のAD変換が行われる。
これにより、時刻t6から時刻t7までの期間においては、2個のR画素、2個のGr画素、2個のGb画素、および2個のB画素からの画素データの読み出しが行われる。読み出しの対象となる2個のGr画素と2個のGb画素は、連続する4つの画素ユニットの画素である。
以上のように、撮像素子11においては、連続して並ぶ8個の画素ユニットを対象として画素信号の読み出しが助走期間を含む各時刻に行われる。また、8個の画素ユニットのうちの4個の画素ユニットからは、2個のGr画素と2個のGb画素の読み出しが行われる。
これにより、画素アクセス部21の消費電力の変化を抑えつつ、ブロック状のノイズが発生するのを防ぐことが可能になる。
<変形例>
以上においては、画素アクセス部21から最大8画素から画素データを読み出すことができるものとしたが、VSLとカラムADCをさらに設け、8画素以上の画素から画素データを同時に読み出すことができるようにしてもよい。この場合においても、連続する4個の画素ユニットからはそれぞれG画素の画素データの読み出しが行われる。
・電子機器に適用した例
撮像素子11は、光学レンズ系等を有するカメラモジュール、撮像機能を有する携帯端末装置(例えばスマートフォンやタブレット型端末)、又は画像読取部に撮像素子を用いる複写機など、撮像素子を有する電子機器全般に搭載可能である。
図18は、撮像素子を有する電子機器の構成例を示すブロック図である。
図18の電子機器300は、例えば、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像素子や、スマートフォンやタブレット型端末等の携帯端末装置などの電子機器である。
電子機器300は、撮像素子11、DSP回路301、フレームメモリ302、表示部303、記録部304、操作部305、及び、電源部306から構成される。DSP回路301、フレームメモリ302、表示部303、記録部304、操作部305、及び、電源部306は、バスライン307を介して相互に接続されている。
撮像素子11は、光学レンズ系(不図示)を介して被写体からの入射光(像光)を取り込んで、撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素データを出力する。
DSP回路301は、撮像素子11から供給される信号を処理するカメラ信号処理回路である。フレームメモリ302は、DSP回路301により処理された画像データを、フレーム単位で一時的に保持する。
表示部303は、例えば、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル等のパネル型表示装置からなり、撮像素子11で撮像された動画又は静止画を表示する。記録部304は、撮像素子11で撮像された動画又は静止画の画像データを、半導体メモリやハードディスク等の記録媒体に記録する。
操作部305は、ユーザによる操作に従い、電子機器300が有する各種の機能についての操作指令を発する。電源部306は、電源を各部に供給する。
図19は、撮像素子11の使用例を示す図である。
撮像素子11は、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングする様々なケースに使用することができる。すなわち、図19に示すように、上述した、鑑賞の用に供される画像を撮影する鑑賞の分野だけでなく、例えば、交通の分野、家電の分野、医療やヘルスケアの分野、セキュリティの分野、美容の分野、スポーツの分野、又は、農業の分野において用いられる装置でも、撮像素子11を使用することができる。
具体的には、上述したように、鑑賞の分野において、例えば、デジタルカメラやスマートフォン、カメラ機能付きの携帯電話機等の、鑑賞の用に供される画像を撮影するための装置(例えば図18の電子機器300)で、撮像素子11を使用することができる。
交通の分野において、例えば、自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。
家電の分野において、例えば、ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、テレビ受像機や冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。また、医療やヘルスケアの分野において、例えば、内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。
セキュリティの分野において、例えば、防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。また、美容の分野において、例えば、肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。
スポーツの分野において、例えば、スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラブルカメラ等の、スポーツの用に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。また、農業の分野において、例えば、畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置で、撮像素子11を使用することができる。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
・構成の組み合わせ例
本技術は、以下のような構成をとることもできる。
(1)
複数の画素が配列して構成される画素アレイ部と、
前記画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを外部に出力する出力部と、
前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる制御部と
を備える撮像素子。
(2)
前記記憶部は揮発性メモリである
前記(1)に記載の撮像素子。
(3)
前記画素アレイ部は、画素の1列毎に、複数の垂直信号線と複数のAD変換部とを有する
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(4)
前記静止画を構成する画素データは、前記動画を構成する画素データの読み出しと同時に、前記動画を構成する画素データの読み出しの対象となる画素と異なる画素から読み出されたデータである
前記(3)に記載の撮像素子。
(5)
前記静止画を構成する画素データは、前記動画を構成する所定のフレームの画素データと同じデータである
前記(1)、(2)、または(3)に記載の撮像素子。
(6)
前記制御部は、前記静止画のデータを、前記画素アレイ部からの読み出し時間と同じ時間で前記記憶部に記憶させ、前記読み出し時間より長い時間で前記記憶部から読み出して出力させる
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の撮像素子。
(7)
隣接する複数の画素ユニットに含まれるG画素の画素データを同時に読み出すことを、読み出し対象の画素ユニットを変えて行う読み出し制御部をさらに備える
前記(3)に記載の撮像素子。
(8)
前記読み出し制御部は、所定の画像を構成する画素の画素データの読み出しを、読み出し期間毎の、読み出し対象の画素ユニットの数を一定にして行う
前記(7)に記載の撮像素子。
(9)
前記読み出し制御部は、読み出し開始から所定の期間、前記所定の画像を構成する画素データの取り込みに用いられる画素ユニット以外の画素ユニットを前記一定の数の画素ユニットに含めて、画素データの読み出しを行う
前記(8)に記載の撮像素子。
(10)
複数の画素が配列して構成される画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを出力部から外部に出力し、
前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる
ステップを含む、撮像素子のデータ出力方法。
(11)
レンズを含む光学部と、
前記光学部を介して入射された光を受光する、
複数の画素が配列して構成される画素アレイ部と、
前記画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを外部に出力する出力部と、
前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる制御部と
を有する撮像素子と、
前記撮像素子から出力された画素データを処理する信号処理部と
を備える電子機器。
11 撮像素子, 21 画素アクセス部, 22 コントローラ, 23 DRAM I/F, 24 DRAM, 25−1,25−2 Data Path, 26 出力制御回路, 27−1,27−2 出力I/F

Claims (11)

  1. 複数の画素が配列して構成される画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを外部に出力する出力部と、
    前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる制御部と
    を備える撮像素子。
  2. 前記記憶部は揮発性メモリである
    請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記画素アレイ部は、画素の1列毎に、複数の垂直信号線と複数のAD変換部とを有する
    請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記静止画を構成する画素データは、前記動画を構成する画素データの読み出しと同時に、前記動画を構成する画素データの読み出しの対象となる画素と異なる画素から読み出されたデータである
    請求項3に記載の撮像素子。
  5. 前記静止画を構成する画素データは、前記動画を構成する所定のフレームの画素データと同じデータである
    請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記制御部は、前記静止画のデータを、前記画素アレイ部からの読み出し時間と同じ時間で前記記憶部に記憶させ、前記読み出し時間より長い時間で前記記憶部から読み出して出力させる
    請求項1に記載の撮像素子。
  7. 隣接する複数の画素ユニットに含まれるG画素の画素データを同時に読み出すことを、読み出し対象の画素ユニットを変えて行う読み出し制御部をさらに備える
    請求項3に記載の撮像素子。
  8. 前記読み出し制御部は、所定の画像を構成する画素の画素データの読み出しを、読み出し期間毎の、読み出し対象の画素ユニットの数を一定にして行う
    請求項7に記載の撮像素子。
  9. 前記読み出し制御部は、読み出し開始から所定の期間、前記所定の画像を構成する画素データの取り込みに用いられる画素ユニット以外の画素ユニットを前記一定の数の画素ユニットに含めて、画素データの読み出しを行う
    請求項8に記載の撮像素子。
  10. 複数の画素が配列して構成される画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを出力部から外部に出力し、
    前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる
    ステップを含む、撮像素子のデータ出力方法。
  11. レンズを含む光学部と、
    前記光学部を介して入射された光を受光する、
    複数の画素が配列して構成される画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部から読み出された画素データから構成される動画のデータを外部に出力する出力部と、
    前記動画を構成する画素データの読み出し中に前記画素アレイ部から読み出された画素データからなる静止画のデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記静止画のデータを、前記動画のデータの出力が終了した後に、前記出力部から外部に出力させる制御部と
    を有する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力された画素データを処理する信号処理部と
    を備える電子機器。
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