JP2016184096A - 表示装置、表示装置の駆動方法 - Google Patents
表示装置、表示装置の駆動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016184096A JP2016184096A JP2015064453A JP2015064453A JP2016184096A JP 2016184096 A JP2016184096 A JP 2016184096A JP 2015064453 A JP2015064453 A JP 2015064453A JP 2015064453 A JP2015064453 A JP 2015064453A JP 2016184096 A JP2016184096 A JP 2016184096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lines
- frequency
- touch detection
- unit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/0412—Digitisers structurally integrated in a display
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/0416—Control or interface arrangements specially adapted for digitisers
- G06F3/0418—Control or interface arrangements specially adapted for digitisers for error correction or compensation, e.g. based on parallax, calibration or alignment
- G06F3/04184—Synchronisation with the driving of the display or the backlighting unit to avoid interferences generated internally
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
- G06F3/0445—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using two or more layers of sensing electrodes, e.g. using two layers of electrodes separated by a dielectric layer
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/044—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
- G06F3/0446—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a grid-like structure of electrodes in at least two directions, e.g. using row and column electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【課題】本実施形態は、画像の乱れを防止しつつタッチ検出機構の検出感度を可変可能とする。
【解決手段】実施形態ではメモリに画素データが書き込まれる。前記メモリからの画素データに基づく画素信号が、任意の画素に出力される。制御部は、タッチ検出機構の一部を構成する複数の共通電極の走査周波数を、第1の周波数とこの第1の周波数よりも高い第2の周波数とに選択的に切換え、かつ、前記メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは一定ライン数の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインを1つのユニットと定義し、前記第1の周波数のとき前記1つのユニットのライン数を、前記一定ライン数と等しい第1ライン数に設定し、前記第2の周波数のとき前記1つのユニットにおけるライン数を、前記一定ライン数よりも多い第2ライン数に設定する。
【選択図】図7
【解決手段】実施形態ではメモリに画素データが書き込まれる。前記メモリからの画素データに基づく画素信号が、任意の画素に出力される。制御部は、タッチ検出機構の一部を構成する複数の共通電極の走査周波数を、第1の周波数とこの第1の周波数よりも高い第2の周波数とに選択的に切換え、かつ、前記メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは一定ライン数の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインを1つのユニットと定義し、前記第1の周波数のとき前記1つのユニットのライン数を、前記一定ライン数と等しい第1ライン数に設定し、前記第2の周波数のとき前記1つのユニットにおけるライン数を、前記一定ライン数よりも多い第2ライン数に設定する。
【選択図】図7
Description
実施形態は表示装置、表示装置の駆動方法に関する。
スマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ及びノート型パーソナルコンピュータ等の携帯端末が普及している。携帯端末は、液晶或いは有機EL素子などを用いた表示装置を備える。表示装置は、画素データ、コマンドなどを出力するマイクロプロセッサ(ホスト装置と称しても良い)と、前記コマンドを処理し表示パネルを駆動するドライバとを有する。
液晶表示装置では、表示パネルに2次元配列された画素が共通電極と画素電極を備え、該共通電極と該画素電極との間に液晶が挟持されている。パネルドライバ(液晶ドライバと称することもある)は、前記表示パネルの画素に画素信号を書き込むことができる。これにより前記共通電極及び画素電極との間の液晶が制御され、画像が表示される。
通常、表示パネルの画素に画素信号を供給するパネルドライバは、フレームメモリを有する。フレームメモリには外部からの画素データが書き込まれる。フレームメモリから、1水平ライン分の画素データが順次読み出されてアナログ変換されて画素信号となり、この画素信号が表示パネルの画素に供給される。
また表示装置は、タッチ検出機構(タッチパネルと称しても良い)を一体に有する。タッチ検出機構は、表示装置の表示画面に表示されたアイコンや操作ボタンに対して利用者の指或いはペンなどがタッチしたときに応答し、タッチ位置を検出することができる。
最近のタッチ検出機構は、タッチ検出用駆動パルスが前記共通電極に供給されるように構成されている。また、表示装置では、パネルドライバによる画像表示のための動作と、タッチ検出機構によるタッチ検出のための動作とが時分割されている。例えば、1フレームの表示期間の一部にタッチ検出期間が割り当てられている。
上記したように、表示装置は、パネルドライバによる画像表示のための動作と、タッチ検出機構のタッチ検出のための動作とが時分割されて動作する。このため表示期間の一部にタッチ検出期間が割り当てられている。
上記の表示装置の課題として、パネルドライバの価格の低減と小型化を実現したいという要望がある。またタッチ検出機構に関して、その検出感度を可変にしたいという要望が考えられる。しかし、検出感度を可変とするために、タッチ検出期間を変動させた場合、画像が乱れると言う問題が生じる。
上記の表示装置の課題として、パネルドライバの価格の低減と小型化を実現したいという要望がある。またタッチ検出機構に関して、その検出感度を可変にしたいという要望が考えられる。しかし、検出感度を可変とするために、タッチ検出期間を変動させた場合、画像が乱れると言う問題が生じる。
そこで、本実施形態では、画像の乱れを防止しつつ、タッチ検出機構の検出感度を可変とし得る、表示装置、表示装置の駆動方法を提供することを目的とする。
実施形態によれば、複数の走査線と複数の信号線が交差する複数の交差部にそれぞれ画素が配列された表示パネルと、画素データを出力するデータ処理回路と、を備える。そして、前記データ処理回路から出力された前記画素データが書き込まれ、書き込まれた前記画素データが読み出されるメモリと、前記メモリから読み出された画素データに基づく画素信号を、前記信号線を介して任意の前記画素に出力する画素信号出力回路とを備える。さらに、複数の駆動用電極を有し、当該駆動用電極に与えた走査信号に基づく容量変化を検出するタッチ検出機構を備える。ここで、制御部は、前記複数の前記駆動用電極を走査する走査信号の走査周波数を、第1の周波数とこの第1の周波数よりも低い第2の周波数とに選択的に切換え、かつ、前記メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは前記画素データが連続する一定ライン数の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義している。そして、前記第1の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を、前記一定ライン数と等しい第1ライン数に設定し、前記第2の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を前記一定ライン数よりも多い第2ライン数に設定する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、パネルドライバ(液晶ドライバと称しても良い)の価格低減と小型化を実現し、タッチ検出機構の検出感度を調整可能とする。本実施形態によれば、ビデオメモリの容量を低容量化することができる。またタッチ検出周波数を切り替えることができ、タッチ検出感度を可変することができ、タッチ検出性能を向上できる。またこのような利便性を有するとともに、画像表示も乱れることなく安定している。例えば、タッチ検出周波数が変化したとき、画像の乱れがなく安定している。
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPの概略構成を示す斜視図である。図1において、符号PANは、タッチ検出機構一体型の表示パネルである。表示パネルPANとしては、液晶を用いた表示パネル、有機ELを用いた表示パネルがあるが、ここでは液晶を用いた表示パネルを代表して説明する。表示パネルPANは、第1基板SUB1と、第1基板SUB1に対向配置された第2基板SUB2と、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間に形成された液晶層と、を備えている。なお、第1基板SUB1をアレイ基板、第2基板SUB2を対向基板と称しても良い。表示パネルPANを駆動するパネルドライバIC1は、例えば第2基板SUB2上に搭載されている。パネルドライバIC1は、液晶ドライバ、第1のICチップ或いはドライブ回路と称されてもよい。
表示パネルPANは、例えば容量変化検出型のタッチ検出機構SEを一体化している。図1において、表示パネルPANの表示領域(アクティブエリアと称しても良い)DAの面上にタッチ検出機構SEを形成するタッチ検出用電極Sx(タッチ検出素子と称しても良い)Sxが設けられる。タッチ検出用電極Sxは、例えば、透明電極であり、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)などで構成される。なおタッチ検出用電極Sxは表示パネルPANの外部に設けられても内部に設けられてもよい。タッチ検出機構SEは、タッチパネルコントローラIC2(第2のICチップ或いはセンサ回路と称しても良い)により制御される。
また、ホスト装置(外部制御部と称しても良い)HOSが設けられ、ホスト装置HOSはフレキシブル配線基板FPC1、パネルドライバIC1を介して、表示パネルPANに接続され、またフレキシブル配線基板FPC2、タッチパネルコントローラIC2を介してタッチ検出機構SEに接続されている。上記のパネルドライバIC1と、タッチパネルコントローラIC2とは、同一チップであっても良い。例えば、タッチパネルコントローラIC2をパネルドライバIC1と同一チップとして、当該チップを第2基板SUB2・フレキシブル配線基板FRC1・フレキシブル配線基板FRC2のいずれかの上に配置することでフレキシブル配線基板FRC1・フレキシブル配線基板FRC2のいずれかを省いてもよい。
表示パネルPANを照明するバックライトユニットBLは、第1基板SUB1の下側に配置されている。フレキシブル配線基板FPC3は、バックライトユニットBLとホスト装置HOSとを接続している。バックライトユニットBLは、種々の形態のバックライトユニットBLが適用可能であり、光源としては、発光ダイオード(LED)を利用したものや冷陰極管(CCFL)を利用したバックライトユニットBL等がある。ここでは、表示装置DSPの照明具は表示面に対して表示パネルの背面に配置したバックライトユニットBLを示したが、表示面に対して表示パネルの表面に配置したフロントライトでもよい。また、使用される照明具としては、導光板とそのサイドに配置されるLEDや冷陰極線管を用いた照明具でもよく、発光素子を平面的に配列した点状光源を用いた照明具でもよい。しかし、表示装置DSPが、反射型の表示装置或いは表示パネルに有機ELを用いた表示装置の場合、照明具は無くてもよい。
センサ付き表示装置DSPは、その他、2次電池、電源回路などを備えるが図示していない。
図2は、図1の一部である主な回路ブロックを取り出して示す。図3は、表示パネルPANの第1基板SUB1上の一部の等価回路を概略的に示している。図2の破線で囲む部分が、表示領域DAである。第1基板SUB1の非表示領域であって、走査線G1、G2、・・・等が延在する方向(図3参照)に対して交差する方向に沿ってゲート回路GDが構成されている。またゲート回路GDに併設して共通電極駆動回路CDが構成されている。なお、共通電極が走査線に沿って配置される表示装置の場合は、共通電極駆動回路CDは、ゲート回路GDに併設されるが、共通電極が信号線に沿って配置される表示装置の場合は、共通電極駆動回路CDは、パネルドライバIC1と表示領域DAとの間であって、信号線が延在する方向に対して交差する方向に沿って配置される。パネルドライバIC1は第1基板SUB1の非表示領域であって、信号線S1、S2、・・・と交差する方向に沿ってパネルドライバIC1が配置されている。パネルドライバIC1は、ゲート回路GD、共通電極駆動回路CDを制御することができる。またパネルドライバIC1は、ソース増幅器(画素信号出力回路と称しても良い)を含み、このソース増幅器を介して表示パネルPANの画素(表示素子と称しても良い)に画素信号を書き込むことができる。また表示パネルPANは、上記したように画素への書込み期間をセットするとともに、表示期間、タッチ検出期間(タッチ位置検出期間と称しても良い)を設定することができる。
図2は、図1の一部である主な回路ブロックを取り出して示す。図3は、表示パネルPANの第1基板SUB1上の一部の等価回路を概略的に示している。図2の破線で囲む部分が、表示領域DAである。第1基板SUB1の非表示領域であって、走査線G1、G2、・・・等が延在する方向(図3参照)に対して交差する方向に沿ってゲート回路GDが構成されている。またゲート回路GDに併設して共通電極駆動回路CDが構成されている。なお、共通電極が走査線に沿って配置される表示装置の場合は、共通電極駆動回路CDは、ゲート回路GDに併設されるが、共通電極が信号線に沿って配置される表示装置の場合は、共通電極駆動回路CDは、パネルドライバIC1と表示領域DAとの間であって、信号線が延在する方向に対して交差する方向に沿って配置される。パネルドライバIC1は第1基板SUB1の非表示領域であって、信号線S1、S2、・・・と交差する方向に沿ってパネルドライバIC1が配置されている。パネルドライバIC1は、ゲート回路GD、共通電極駆動回路CDを制御することができる。またパネルドライバIC1は、ソース増幅器(画素信号出力回路と称しても良い)を含み、このソース増幅器を介して表示パネルPANの画素(表示素子と称しても良い)に画素信号を書き込むことができる。また表示パネルPANは、上記したように画素への書込み期間をセットするとともに、表示期間、タッチ検出期間(タッチ位置検出期間と称しても良い)を設定することができる。
タッチパネルコントローラIC2は、タッチ検出電極Rxから得られたタッチ検出信号Rxsを処理し、表示面に対するユーザの指の接触位置の座標データを得る。座標データは、ホスト装置HOSに入力される。パネルドライバIC1は、ホスト装置HOSと相互通信を行い、データの要求・受信などを行う。ホスト装置HOSは、パネルドライバIC1に対して映像データ、コマンド、同期信号などを供給することができる。
図3は、表示パネルPANの第1基板SUB1上の一部の等価回路を概略的に示す図である。表示パネルPANは、画像を表示する表示領域DAを備える。なお表示領域は、ダミー画素を含んでも良い。第1基板SUB1において、第1基板SUB1の非表示領域に、ソース選択回路MUP、ゲート回路GD、共通電極駆動回路CD及びアウタリードボンディング(Outer Lead Bonding)のパッド群(以下、OLBパッド群と称する)pG1が形成されている。
パネルドライバIC1は、ソース選択回路MUP、ゲート回路GD、共通電極駆動回路CD及びOLBパッド群pG1に接続されている。全てを図示しないが、パネルドライバIC1とゲート回路GDとはパネル制御信号を出力する制御線で接続されている。パネルドライバIC1は、制御線を介して制御スイッチング素子CSW1に制御信号を与えることができる。ソース選択回路MUPは、出力する赤の画素信号又は緑の画素信号又は青の画素信号に応じて、任意の信号線(赤画素用、緑画素用、青画素用の1つ)を選択し前記赤の画素信号、又は緑の画素信号、又は青の画素信号を出力することができる。なお、ソース選択回路MUPは、ソース増幅器を含むパネルドライバIC1と別体で設けられているが、これに限られず、ソース選択回路MUPと同様の機能をパネルドライバIC1が有してもよい。
表示領域DAにおいて、第1基板SUB1及び第2基板SUB2間(図示せず)には、複数の画素Pxが位置している。複数の画素Pxは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に設けられ、m×n個配置されている(但し、m及びnは正の整数である)。
表示領域DAにおいて、第1基板SUB1には、n本の走査線G(G1〜Gn)、m本の信号線S(S1〜Sm)、共通電極C(C1・・・Cn)などが形成されている。
走査線Gは、第1方向Xに略直線的に延出し、表示領域DAの外側に引き出され、ゲート回路GDに接続されている。走査線Gは、第2方向Yに間隔を置いて並べられている。走査線G(G1、G2、・・・Gn)には、それぞれの走査タイミングで、制御スイッチング素子CSW1を介して走査信号が供給される。
走査線Gは、第1方向Xに略直線的に延出し、表示領域DAの外側に引き出され、ゲート回路GDに接続されている。走査線Gは、第2方向Yに間隔を置いて並べられている。走査線G(G1、G2、・・・Gn)には、それぞれの走査タイミングで、制御スイッチング素子CSW1を介して走査信号が供給される。
信号線Sは、第2方向Yに略直線的に延出し、走査線Gと交差している。信号線Sは、第1方向Xに間隔を置いて並べられている。信号線Sは、表示領域DAの外側に引き出され、ソース選択回路MUPに接続されている。
共通電極C(C1、C2、・・・Cn)は、例えば短冊状であり、第1方向Xに略直線的に延在し、第2方向Yに間隔を置いて並べられている。共通電極は、例えば複数本(例えば3本)毎に束ねられた分割電極であってもよい。なお、先に共通電極駆動回路CDと共通電極との関係で説明したが、共通電極は、第2方向Yに延在している場合もある。
共通電極C(C1、C2、・・・Cn)は、例えば短冊状であり、第1方向Xに略直線的に延在し、第2方向Yに間隔を置いて並べられている。共通電極は、例えば複数本(例えば3本)毎に束ねられた分割電極であってもよい。なお、先に共通電極駆動回路CDと共通電極との関係で説明したが、共通電極は、第2方向Yに延在している場合もある。
共通電極C(C1、C2、・・・Cn)は、表示領域DAの外側に引き出され、共通電極駆動回路CDに接続されている。なお、走査線G、信号線S及び共通電極Cは、必ずしも直線的に延出していなくても良く、それらの一部が屈曲していてもよい。
ゲート回路GDは、n個の制御スイッチング素子CSW1を備える。n個の制御スイッチング素子CSW1は、それぞれ選択的にオン又はオフされて、対応する画素Pxへの画像信号の書込み許可又は書込み禁止を制御することができる。また、n個の制御スイッチング素子CSW1は、例えば非常時(特異制御動作の時)に一斉にオンされて、全画素Pxに例えば黒レベルの画像信号の書込みを許可することもできる。
画素信号は、選択されている走査線に接続されている画素群に信号線を選択する選択回路を介して一斉に書き込まれる。
図4は、図3に示した画素Pxを示す等価回路図である。画素Pxは、画素スイッチング素子PSW、透明な画素電極PE、透明な共通電極C等を備えている。画素スイッチング素子PSWは、例えばTFT(薄膜トランジスタ)で形成されている。画素スイッチング素子PSWは、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。画素スイッチング素子PSWは、トップゲート型TFTあるいはボトムゲート型TFTのいずれであっても良い。また、画素スイッチング素子PSWの半導体層は、例えば、ポリシリコンによって形成されているが、アモルファスシリコンによって形成されていても良い。
図4は、図3に示した画素Pxを示す等価回路図である。画素Pxは、画素スイッチング素子PSW、透明な画素電極PE、透明な共通電極C等を備えている。画素スイッチング素子PSWは、例えばTFT(薄膜トランジスタ)で形成されている。画素スイッチング素子PSWは、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。画素スイッチング素子PSWは、トップゲート型TFTあるいはボトムゲート型TFTのいずれであっても良い。また、画素スイッチング素子PSWの半導体層は、例えば、ポリシリコンによって形成されているが、アモルファスシリコンによって形成されていても良い。
画素電極PEは、画素スイッチング素子PSWに電気的に接続されている。画素電極PEは、絶縁膜を介して共通電極Cと対向している。共通電極C、絶縁膜及び画素電極PEは、保持容量CSを形成している。保持容量CSに画素信号が書き込まれると、その電圧に応じて画素電極PEと共通電極Cとの間の液晶LQの光空間変調が実現される。
図5Aは、上記したタッチ検出機構SEの基本動作を説明するための図である。図5Aはミューチュアル(相互容量)検出方式のタッチ検出機構SEを示す。複数のタッチ検出用電極Sxとして、第2基板SUB2に例えば第2方向Yにストライプ状に形成されるタッチ検出電極Rxと、第1基板SUB1に形成される駆動電極Txと、が形成されている。複数のタッチ検出電極Rxと駆動電極Txとは、交差する関係である。この駆動電極Txは、表示期間中には共通電極Cとして利用される。
即ち、後述するタッチ検出期間WDTに、共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)が順次高周波パルスの駆動信号(走査信号、或いはタッチ検出駆動信号と称しても良い)Txs1,Txs2,Txs3,・・・・により駆動される。この走査期間において、例えば指などの被検知物が近接しているタッチ検出素子Rxからは、他のタッチ検出素子Rxからの出力に比べて、レベルの低いタッチ検出信号Rxsが検出される。これは、指が近接しているタッチ検出電極Rxと共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)との間に生じている第1容量に加えて、当該タッチ検出電極Rxと指との間にも第2容量が発生しているからである。他のタッチ検出電極Rxと共通電極との間には、指による第2容量が生じておらず、第1容量のみである。
上記の共通電極C(C1,C2,C3・・・)の駆動タイミングと、レベルの低い検出信号Rxsを出力したタッチ検出電極Rxの位置とから、前記指の座標位置を判定することができる。図5Bは共通電極と画素電極と検出電極と位置関係を説明するために、表示装置の一部分を断面し、簡略化して示す構成説明図である。図5Bは、図3の走査線G1と、信号線S1,S2の付近を示している。画素の第1基板SUB1と、第2基板SUB2との間に液晶層LQが位置する。第1基板SUB1は、ガラス基板SUBG1の液晶層LQ側に走査線G1が形成されている。さらに走査線G1は、絶縁層11により覆われ、この絶縁層11の液晶層LQ側に信号線S1,S2が形成されている。信号線S1,S2は絶縁層12により覆われている。絶縁層12の液晶層LQ側に共通電極C1が形成されている。さらにこの共通電極C1の液晶層LQ側に絶縁層13を挟んで、画素電極PE1,PE2が形成され、そして、画素電極PE1,PE2等は、配向膜14にて覆われている。なお絶縁層11,12に跨って形成されているトランジスタTFT1は、信号線S1と画素電極PE1間を走査線G1からのタイミングパルスで導通状態、非導通状態に制御する。またトランジスタTFT2は、信号線S2と画素電極PE2間を走査線G1からのタイミングパルスで導通状態、非導通状態に制御する。図5Bでは、トランジスタTFT1,TFT2は、半導体層で形成されるものであるが、スイッチ形状として模式的に示している。
他方、第2基板SUB2を構成するガラス基板SUBG2は、液晶層LQとは反対側の面にタッチ検出電極Rxが形成され、保護層21により覆われている。ガラス基板SUBG2の液晶層LQ側には、カラーフィルタCF1,CF2がそれぞれ画素電極PE1,PE2に対応して形成されている。カラーフィルタCF1,CF2の間には、不要な光の漏れを防止するために遮光膜(ブラックマトリックスと称される)22が形成されている。そして、カラーフィルタCF1,CF2及び遮光膜22の液晶層LQ側には、オーバーコート層23が形成され、このオーバーコート層23の液晶層LQ側には、配向膜24が形成されている。なお、カラーフィルタCFはガラス基板SUBG1上に形成されてもよい。
図6は、共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)が駆動信号Txs1,Txs2,Txs3,・・・・により駆動されるときのタイミングチャートを示している。図6に示すように、1フレーム期間内が複数の表示期間DWT(画素信号SigXの書き込み期間も含む)に分割されており、表示期間DWTと表示期間DWTの間に、タッチ検出期間TDT(この期間は、非表示期間TDTと称しても良い)が設定されている。タッチ検出期間TDTでは、共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)が駆動信号Txs1,Txs2,Txs3,・・・・(図5Aに示した)により駆動される。
他方、第2基板SUB2を構成するガラス基板SUBG2は、液晶層LQとは反対側の面にタッチ検出電極Rxが形成され、保護層21により覆われている。ガラス基板SUBG2の液晶層LQ側には、カラーフィルタCF1,CF2がそれぞれ画素電極PE1,PE2に対応して形成されている。カラーフィルタCF1,CF2の間には、不要な光の漏れを防止するために遮光膜(ブラックマトリックスと称される)22が形成されている。そして、カラーフィルタCF1,CF2及び遮光膜22の液晶層LQ側には、オーバーコート層23が形成され、このオーバーコート層23の液晶層LQ側には、配向膜24が形成されている。なお、カラーフィルタCFはガラス基板SUBG1上に形成されてもよい。
図6は、共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)が駆動信号Txs1,Txs2,Txs3,・・・・により駆動されるときのタイミングチャートを示している。図6に示すように、1フレーム期間内が複数の表示期間DWT(画素信号SigXの書き込み期間も含む)に分割されており、表示期間DWTと表示期間DWTの間に、タッチ検出期間TDT(この期間は、非表示期間TDTと称しても良い)が設定されている。タッチ検出期間TDTでは、共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)が駆動信号Txs1,Txs2,Txs3,・・・・(図5Aに示した)により駆動される。
共通電極C(C1,C2,C3,・・・・)が駆動信号Txs1,Txs2,Txs3,・・・・により駆動されたとき、表示面にユーザの指などが近接していた場合、指の位置に対応するタッチ検出電極Rxからレベルの低い検出信号Rxsが出力される。図6に示すように表示期間DWTとタッチ検出期間TDTは、1フレーム内の複数個所に分散している。つまり表示期間DWTとタッチ検出期間TDTは、1フレーム内で時分割されている。タッチ検出機構SEの基本構成及び動作は、上記した通りである。
図7は、図1の一部である主な回路ブロックを取り出して示し、さらにパネルドライバIC1の内部を示す図である。ホスト装置HOSから画素データ及び同期信号などが出力される。画素データ及び同期信号は、インターフェース回路701にて受け取られる。
インターフェース回路701で受け取られた画素データは、データ処理回路702に入力されて表示パネルPANによる表示に適合するようにデータの補間処理及び又は合成処理などが施される。タイミング生成回路712は、垂直同期信号及び又は水平同期信号を受け取る。タイミング生成回路712は、位相制御回路を含み、内部発振器711のクロック(内部クロック)位相と外部の同期信号の位相との関係を所定の関係に制御して維持する。そしてタイミング生成回路712は、内部クロックに基づいて、内部の水平同期パルス及び内部垂直同期パルスを生成する。
内部水平同期パルス、内部垂直同期パルス、及び駆動用の各種タイミングパルスは、LCD駆動回路713、タッチパネル駆動回路715に入力される。またタイミング生成回路712は、インターフェース回路701、データ処理回路702、ビデオメモリ703、表示用ラインデータラッチ回路704、ソース増幅器705のそれぞれに対してタイミングパルスを生成して供給している。これにより、パネルドライバIC1内部の各ブロックが統一されて制御される。したがって、タイミング生成回路712は、パネルドライバIC1内の制御部と称することもできる。
データ処理回路702から出力される画素データは、表示用ラインデータラッチ回路704にラッチされる。表示用ラインデータラッチ回路704にラッチされた画素データは、ソース増幅器705でアナログ変換され、画素信号となり、次にガンマ補正されて、表示パネルに供給される。これらの画素信号は、信号線S1〜S1080を介してゲートが開いている画素に書き込まれる。
LCD駆動回路713は、タイミング生成回路712からのタイミング信号に基づいて、ソース選択回路(図示せず)、ゲート回路(図示せず)を制御し、画素信号を書き込むラインを指定することができる。タッチパネル駆動回路715は、図5A、図6で示した駆動信号Txsを、割り当てられた時間に、共通電極C(C1,C2,・・・)に供給する。これによりタッチ検出信号Rxsがタッチ検出電極Rxから出力される。
タッチ検出信号Rxsは、タッチパネルコントローラIC2に入力される。タッチパネルコントローラIC2は、駆動信号Txsの駆動タイミングとタッチ検出信号Rxsの検出タイミングとの時間的関連性に基づき、タッチ位置を判定する。タッチ位置の検出結果は、ホスト装置HOSに入力される。ホスト装置HOSはタッチ位置を判定した後、判定結果に基づき次に設定されているプログラミング動作を実行する。
タッチパネルコントローラIC2は、タッチ検出周波数の切り替え信号(条件信号と称してもよい)をタイミング生成回路712に与えることができる。タッチパネルコントローラIC2は、例えば、通常動作時において、所定レベルのタッチ検出信号Rxsが得られない場合は、例えば、タッチ検出周波数を120Hzとする切り替え信号をタイミング生成回路712に与える。ここでこのタッチ検出周波数は、1フレーム(60Hz)の期間に表示面(タッチ操作面)を走査する周波数である。そして、何らかのノイズ(タッチ検出信号Rxs)が検出されたとき、タッチパネルコントローラIC2は、タッチ検出周波数の切り替え信号をタイミング生成回路712に与える。この切り替え信号に応答して、タッチパネルコントローラIC2は、タッチパネル駆動回路715を制御し、タッチ検出周波数を60Hzに設定する。これによりタッチ検出時間を長くすることができ、タッチ検出感度を上げることができる。一定時間、タッチ検出信号が入力しない場合、タッチパネルコントローラIC2は、タイミング生成回路712を通じて、タッチ検出周波数を120Hzとすることができる。このように本装置は、タッチ検出周波数が条件に応じて切り替わることがある。
図8は、タッチ検出周波数が60Hzのときのビデオメモリ703のメモリ空間(メモリに設定されているバンク)の書き込み読み出しタイミングチャートである。図8において、Wは書き込みを意味し、Rは読み出しを意味する。Unn,Un1,Un2,・・・はそれぞれ、ユニットであり、画素データ連続しているデータのまとまりである。垂直同期信号Vsyncに同期して画素データが1ユニット毎にビデオメモリ703の各バンクB1,B2,B2,B4に書き込まれる様子と、書き込まれたユニットが書くバンクB1,B2,B2,B4から読み出される様子が示されている。
ここで本実施形態では、ビデオメモリ703のアドレス空間を管理するために、上記の例えば4つのバンクを設定している。アドレス空間は、例えばタイミング生成回路712で生成される書き込みアドレス及び読み出しアドレスにより管理される。1つのバンクのデータ容量は、画素データの連続する複数ラインLN0分に相当する。つまり表示部の水平ラインのLN0本に書き込まれる画素データが、1バンクとなる。
さらに先の1ユニットと、1ユニット内のライン数に関して説明する。タッチ検出周波数が例えば60Hzであることは、図5Aに示している共通電極C(C1,C2,C3・・・)が(1/60)秒(1フレーム期間)で1回走査されることである。タッチ検出期間と表示期間は、図6で示したように、1フレーム期間内で時分割されている。図5Aに示す第1の共通電極C1が例えば駆動信号Txs1で駆動され、次の第2の共通電極C2が駆動信号Txs2で駆動されるまでの時間は、表示期間を含む時間に対応する。また1つの共通電極がタッチ駆動信号で駆動されている時間が、タッチ検出期間に相当する。従って、表示期間は、共通電極C(C1,C2,C3・・・)の数と1フレーム分の時間により決まり、且つ該時間間隔(表示期間)により、1ユニットに含まれるライン数も決まる。
図8に戻り説明する。垂直同期信号Vsyncに同期して画素データが1ユニット毎にビデオメモリ703に書き込まれる。今、1ユニットのライン数をLN1とする。また、ビデオメモリ703のアドレス空間は4つのバンクB1,B2,B3,B4が利用されることで管理されているものとする。そして、このときの1ユニットのライン数LN1は、先の1バンクのライン数LN0の2倍である(LN1=2×LN0)ものとする。上記の設定に基づきビデオメモリ703のアドレス空間である4つのバンクB1,B2,B3,B4に対する書き込み動作と読出し動作について説明する。なお1ユニットが、LN0の2倍のライン数としたが、n倍であってもよい(nは2以上の正の整数)。
先頭のユニットUn1は、前半がバンクB1に書き込まれ、後半がバンクB2に書き込まれる。ユニットUn1の前半がバンクB1に書き込まれているとき、バンクB3のデータが読み出される。バンクB3から読み出されるデータは、ユニットUn1の前のユニットUnの前半のデータある。ユニットUn1の後半がバンクB2に書き込まれているとき、バンクB4のデータが読み出される。バンクB4から読み出されるデータは、ユニットUn1の前のユニットUnの後半のデータである。
ユニットUn1の次のユニットUn2は、前半がバンクB3に書き込まれ、後半がB4に書き込まれる。ユニットUn2の前半がバンクB3に書き込まれているとき、バンクB1のデータが読み出される。バンクB1から読み出されるデータは、ユニットUn1の前半のデータある。ユニットUn2の後半がバンクB4に書き込まれているとき、バンクB2のデータが読み出される。バンクB2から読み出されるデータは、ユニットUn1の後半のデータである。以下同様な繰り返しにより、ビデオメモリ703に対する画素データの書き込み及び読み出しが実行される。
図9は、タッチ検出周波数が120Hzのときのタイミングチャートを示している。このときは、タッチ検出周波数を120Hzに切り替えるために、1ユニットに含まれるライン数LN2が、図8の場合に比べて(1/2)にされる。これにより、ユニットとユニットとの境目(ユニット間)の数を図8の場合に比べて2倍にすることができ、タッチ検出周波数を120Hzに設定することができる。このときの1ユニットのライン数LN2は、先の1バンクのライン数LN0と同数である。即ち、他方の条件(タッチ検出周波数が120Hz)のときは、LN2=LN0となる。
垂直同期信号Vsyncに同期して画素データが1ユニット毎にビデオメモリ703に書き込まれる。このとき、1ユニットのライン数LN2=(LN1/2)=LH0である。この設定に基づいて、ビデオメモリ703のアドレス空間である4つのバンクB1,B2,B3,B4に対する書き込み動作と、読出し動作について説明する。
先頭のユニットUn1は、バンクB1に書き込まれ、ユニットUn1がバンクB1に書き込まれているとき、バンクB3のデータが読み出される。次のユニットUn2は、バンクB2に書き込まれ、ユニットUn2がバンクB2に書き込まれているとき、バンクB4のデータが読み出される。
バンクB4から読み出されるデータは、ユニットUn1の前のユニットUnnのデータであり、バンクB3から読み出されるデータは、ユニットUnnの前のユニットUn(n-1)のデータである。
さらに次のユニットUn3は、バンクB3に書き込まれ、ユニットUn3がバンクB3に書き込まれているとき、バンクB1のデータが読み出される。次のユニットUn4は、バンクB4に書き込まれ、ユニットUn4がバンクB4に書き込まれているとき、バンクB2のデータが読み出される。以下同様な繰り返しにより、ビデオメモリ703に対する画素データの書き込み及び読み出しが実行される。
さらに次のユニットUn3は、バンクB3に書き込まれ、ユニットUn3がバンクB3に書き込まれているとき、バンクB1のデータが読み出される。次のユニットUn4は、バンクB4に書き込まれ、ユニットUn4がバンクB4に書き込まれているとき、バンクB2のデータが読み出される。以下同様な繰り返しにより、ビデオメモリ703に対する画素データの書き込み及び読み出しが実行される。
上記のように本装置は、処理するユニットが大小に切り替わる装置である。ユニットが書き込まれ、また読み出されるビデオメモリ703は、複数のバンクが設定されている。そして1つのバンクのデータ容量は、最小ユニットのデータ量と同じデータ容量に設定している。このために、ユニットの大きさが変化してもデータの欠落なくビデオメモリからデータを読み出すことができる。これにより、ビデオメモリとしては1フレーム分の容量をもつ必要はなく、1フレーム容量よりも少ない容量の小規模のメモリでよい。また、次に説明するように、ユニットの大きさが変化しても、画像の乱れを生じることがなく、タッチ検出周波数を切り替えることができる。
図10は実施例においてタッチ検出周波数が60Hzのとき、表示パネルPANのスクリーン上で、タッチ検出位置TDPが変化する様子と表示画像DIMがスキャン表示される様子を示すタイミングチャートである。タッチ検出位置TDPは、スクリーンの上の領域から下の領域まで移動し、この移動を繰り返す(この繰り返し周波数は60Hzである)。表示画像DIMは、1フレームが1スキャンされることで、フレーム全体の画像が表示される(スキャン周波数は60Hzである)。なお、図10では、1フレームが走査される場合、検出電極及び又は走査ライン1、2、3、4、5、6、7、8、・・・・がこの順番で順次走査されるように説明しているが走査順番は、これに限定されるものではない。例えば、走査ライン1、3、2、4、6、5、8、7・・・のように、異なる順番で走査されてもよい。
図11は実施例においてタッチ検出周波数が120Hzのとき、表示パネルのスクリーン上で、タッチ検出位置TDPが変化する様子と表示画像がスキャン表示される様子を示すタイミングチャートである。タッチ検出位置TDPは、スクリーンの上の領域から下の領域まで1フレーム期間に2回で移動し、この操作を繰り返す(この繰り返し周波数は120Hzである)。一方、表示画像DIMは、1フレームが1スキャンされることで、フレーム全体の画像が表示される(スキャン周波数は60Hzである)。なお、図11に示した動作においても、図10の場合と同様に、検出電極及び又は走査ラインの走査順番は、走査ライン1、2、3、4、5、6、7、8、・・・・の順番に限定されるものではない。例えば、走査ライン1、3、2、4、6、5、8、7・・・のように、異なる順番で走査されてもよい。
図12は、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化したときの画素データと、ビデオメモリの画像書込み読出し状況と、表示画像DIMの様子を示している。また、表示の垂直同期を得るためのゲートスタートパルスが示されている。本実施形態では、画素データが1ユニット毎にビデオメモリ703に書き込まれる。ユニットの大きさは、タッチ検出周波数が60Hzの場合と120Hzの場合とで大から小に切り替わる。このとき、ビデオメモリ703のアドレス空間は、4つのバンクB1,B2,B3,B4で管理されている。また、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化したときも1つのバンクのライン数(データ容量)LN0が変わることなく管理されている。
このために、本実施形態では、タッチ検出周波数が切り替わったときにフレームの開始位相が変化しない。このためにタッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化したとき、画像DIMの表示状態も安定している。つまり周波数の変化時点で、画像DIMの欠落がなく安定して表示される。
この効果を理解するために、次に図13、図14を参照して上記した1ユニットのライン数と1バンクのライン数との関係が異なる例を比較例として説明する。例えば、1バンクのライン数が変化する場合について説明する。
図13は、ビデオメモリのバンク数が2であり、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化することに応じて、1バンクデータのライン数も変化する例を示している。入力画素データの1ユニットは、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化することに応じて、大きいユニットとから小さいユニットに変化する。このことは、先の図8、図9で説明した内容と代わりない。
図13は、ビデオメモリのバンク数が2であり、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化することに応じて、1バンクデータのライン数も変化する例を示している。入力画素データの1ユニットは、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化することに応じて、大きいユニットとから小さいユニットに変化する。このことは、先の図8、図9で説明した内容と代わりない。
図13の例は、1バンクのバンクデータ容量(ライン数)が、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化することに応じて、大から小に変化する。以下時点t1から以降のメモリ制御動作を説明する。画素データIm−1は、バンクB2に書き込まれる。このときバンクB1のデータが読み出されて表示される。次に画素データIm−2(この画素データは、前半に四角、後半に丸の図形を含むものとする)が、バンクB1に書き込まれる。このときはバンクB2のデータが読み出されて表示される。
画素データIm−2がバンクB1に書き込まれた後、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化したとする(Vsync3の位置)。すると、1ユニットも小ユニットに切り替わり、画素データIm−3が入力する。この画素データIm−3は、バンクB2に書き込まれる。
同時にバンクB1のデータが読み出される。現在のフレームは、1ユニットも小ユニットに切り替わり、この小ユニットに同期して動作している。つまり表示用のゲートスタートパルスは、60Hzのときよりも先行してスタートする。このために、バンクB1のデータは、書き込まれたデータの前半の半分が読み出される。つまり、出力画素データは、画素データIm−2の前半の四角の図形の分だけが読み出され、丸の図形を表示することができなくなる。したがって、1バンクのバンクデータ容量(ライン数)が、タッチ検出周波数が60Hzから120Hzに変化することに応じて、大から小に変化すると、切り替わり時に画像の表示不足が生じることになる。
図14は、実際に画素データに基づく画像の例を示している。タッチ検出周波数が水平同期信号Vsync3で、60Hzから120Hzに変化している。そして、垂直同期信号Vsync1-Vsync3までを示している。入力画素データと、データ処理回路から画素データを読み出しビデオメモリに書き込む経過と、ビデオメモリから画素データを読み出す経過と、表示部で画像が表示される経過を示している。
この動作においては、データ処理回路からビデオメモリに書き込まれる1ユニットは、大から小に切り替えられる。これにより、水平同期信号Vsync3の前と後で、1ユニットの画素データのライン数が1/2に変化する。したがって、ビデオメモリに対して書き込み読み出しする1ユニットの大きさが大から小に切り替わる。
この場合、次のフレームの1ユニット(小)が、1ユニット(大)の書き込みタイミングより、先行してビデオメモリに書き込まれる。この結果、図13で説明したように、前のフレームの画像の後半(図では右側)の一部が表示しきれない問題がある。図14では、フレーム1401の後半で、表示画像の一部が欠落する。
これに対して、図7〜図12で説明した実施形態によると、上記した問題はなく、安定した表示が得られる。
図15は、更に他の実施形態である。先の実施形態は、ビデオメモリ703を管理するバンク数が4の場合であるが、図15の実施形態は、バンク数が3つの場合を示している。図15において、第1のバンクB1、第2のバンクB2及び第3のバンクB3は、それぞれユニット(大)に対して、次のような書き込み読み出し制御される。図15のユニットU1、U2とこれらのユニットを処理するバンクを代表して説明する。
図15は、更に他の実施形態である。先の実施形態は、ビデオメモリ703を管理するバンク数が4の場合であるが、図15の実施形態は、バンク数が3つの場合を示している。図15において、第1のバンクB1、第2のバンクB2及び第3のバンクB3は、それぞれユニット(大)に対して、次のような書き込み読み出し制御される。図15のユニットU1、U2とこれらのユニットを処理するバンクを代表して説明する。
第1のバンクB1では、1ユニットU1(大)の前半で読出し(R)、後半で書き込み(W)、次の1ユニットU2(大)の前半でデータ保持状態、後半で読み出し(R)が実行され、この実行を1サイクルとし、続くユニットに対しても該書き込み読み出しを繰り返している。
第2のバンクB2では、1ユニットU1(大)の前半でデータ保持状態、後半で読み出し(R)、次の1ユニットU2(大)の前半で書き込み(W)、後半で保持状態が実行され、この実行を1サイクルとし、続くユニットに対しても該書き込み読み出しを繰り返している。
第3のバンクB3では、1ユニットU1(大)の前半で書き込み(W)、後半でデータ保持状態、次の1ユニットU2(大)の前半で読出し(R)、後半で書込み(W)が実行され、この実行を1サイクルとし、続くユニットに対しても該書き込み読み出しを繰り返している。
ここで、垂直同期信号Vsync3の時点で、ユニット(小)U1に切り替わり、続いてユニット(小)U2、U3,U4、・・・が処理されるものとする。
ビデオメモリに割り当てられた複数のバンクであって、1つのバンクは画素データが連続する一定ライン数はLN0である。またビデオメモリに連続して書き込む画素データの複数ラインのまとまりである1つのユニットは、タッチ検出周波数の切り替えに応じて、大或いは小に切り替えられる。
ビデオメモリに割り当てられた複数のバンクであって、1つのバンクは画素データが連続する一定ライン数はLN0である。またビデオメモリに連続して書き込む画素データの複数ラインのまとまりである1つのユニットは、タッチ検出周波数の切り替えに応じて、大或いは小に切り替えられる。
そして、60Hzのタッチ検出周波数が採用される場合は、1つのユニットにおけるライン数(LN1)を、前記一定ライン数(LN0)のn倍のライン数(LNx1=LN1=LN0×n)に切り替えている(nは2以上の整数)。また120Hzのタッチ検出周波数が採用される場合は、1つのユニットにおけるライン数(LN2)を、前記一定ライン数(LN0)と等しいライン数(LNx2=LN2=LN0)に切り替えている。
なお、1つのユニットにおけるライン数(LN1)が、一定ライン数(LN0)のn倍である場合は次のような定義づけを行うことができる。即ち、
(i)低い周波数動作の場合に、高い周波数動作の場合に合わせたバンクの一定ライン数(LN0)で、1ユニット分のライン数を書き込むためには、n個のバンクが必要である、かつ、
(ii) 1ユニットを書き込み終わった後に少なくとも書き込んだユニットのバンクの内の1つのバンクから読出している間に、次のユニットの書き込みを行う必要がある、
(iii)このために、最低限必要なバンク数は、n+1となる(2段階切換えの場合)。
なお、1つのユニットにおけるライン数(LN1)が、一定ライン数(LN0)のn倍である場合は次のような定義づけを行うことができる。即ち、
(i)低い周波数動作の場合に、高い周波数動作の場合に合わせたバンクの一定ライン数(LN0)で、1ユニット分のライン数を書き込むためには、n個のバンクが必要である、かつ、
(ii) 1ユニットを書き込み終わった後に少なくとも書き込んだユニットのバンクの内の1つのバンクから読出している間に、次のユニットの書き込みを行う必要がある、
(iii)このために、最低限必要なバンク数は、n+1となる(2段階切換えの場合)。
上記の実施形態においても、画素データの表示欠落はなく60Hzのタッチ検出周波数から120Hzのタッチ検出周波数に移行することができる。即ち、ユニットU2の画素データは、矢印150Aで示すように、フレームの最後で欠落することなく表示される。
上記した実施形態によると、ビデオメモリの容量は、フレームメモリよりは小さい容量のメモリでよい。またタッチ検出周波数は、60Hzから120Hz、120Hzから60Hzに切り替え可能である。このようなタッチ検出周波数の切り替えがあっても、表示画像の一部欠落などが生じることはない。
上記した実施形態では、説明を分かり易くするために、タッチ検出のための走査周波数が、60Hz又は120Hzに切り替えられるとして説明した。しかし、この実施形態に限定されるものではなく、タッチ検出のための走査周波数の制約はなく、60Hz以下でもよいし、60〜120Hzの間でも120Hz以上でもよい。また、切替数も2段階に限らず、2以上の多段階に切り替えられてもよい。例えば、45Hz又は90Hzに切り替えられてもよい。また、45Hz,60Hz,90Hz,120Hzと多段階に切り替えられても良い。
上記した実施形態では、説明を分かり易くするために、タッチ検出のための走査周波数が、60Hz又は120Hzに切り替えられるとして説明した。しかし、この実施形態に限定されるものではなく、タッチ検出のための走査周波数の制約はなく、60Hz以下でもよいし、60〜120Hzの間でも120Hz以上でもよい。また、切替数も2段階に限らず、2以上の多段階に切り替えられてもよい。例えば、45Hz又は90Hzに切り替えられてもよい。また、45Hz,60Hz,90Hz,120Hzと多段階に切り替えられても良い。
この場合、大ユニットのライン数を分割することにより、タッチ検出のための走査周波数を増加することができる。例えば、タッチ検出周波数45Hzのときの最大ユニットのライン数をW1とする。タッチ検出周波数45Hzを60Hzに切り替える場合は、ユニットのライン数を(W1×(45/60))とすればよい。またタッチ検出周波数45Hzを90Hzに切り替える場合は、ユニットのライン数を(W1×(45/90))とすればよい。さらに、タッチ検出周波数を120Hzに切り替える場合は、ユニットのライン数を(W1×(45/120))とすればよい。ここで小数点以下のライン数が生じる場合があるが、小数点以下のライン数のユニットは、フレームの最後又はフレームの最初に切捨て処理する。また、制御部により管理するバンク数を可変としてもよい。ただし、先に説明した60Hzと120Hzのように、高い周波数がn倍で、周波数の切替が2段階であれば、低い周波数の場合の1ユニットのライン数が高い周波数の場合のn倍とするだけでよいのでライン数の選択を楽に計算でき、処理も容易である。
次に、切り替わるタッチ検出周波数が整数倍以外の場合(2段階の場合)の例を以下にまとめて記載することにする。
(1)周波数Aが周波数Bに切り替わるものとし、周波数B=b/a周波数Aとした場合 (b/a>0、b,a:整数)、周波数Aの場合の1ユニットのライン数nとすると、
周波数Bの場合の1ユニットのライン数mは、m=n×a/b=na/b(n>m)であり、
この場合、nとmの最大公約数cを1バンクの定数として、
バンク数q=(n/c)+1(q:整数)となる。
具体的な数値例を示すと、
例)周波数45が周波数60(4/3倍にする場合)切り替わるものとし、
周波数45の際の表示ライン数を80とすると、周波数60の場合の表示ライン数は、
60(=80×(45/60))となる、
表示ライン数60と80を満たすには、60と80の最大公約数である20を書き込むバンクがライン数80の場合をカバーするようにバンク数(80/20)+1=5以上あれば良い。
次に、切り替わるタッチ検出周波数が整数倍以外の場合(2段階の場合)の例を以下にまとめて記載することにする。
(1)周波数Aが周波数Bに切り替わるものとし、周波数B=b/a周波数Aとした場合 (b/a>0、b,a:整数)、周波数Aの場合の1ユニットのライン数nとすると、
周波数Bの場合の1ユニットのライン数mは、m=n×a/b=na/b(n>m)であり、
この場合、nとmの最大公約数cを1バンクの定数として、
バンク数q=(n/c)+1(q:整数)となる。
具体的な数値例を示すと、
例)周波数45が周波数60(4/3倍にする場合)切り替わるものとし、
周波数45の際の表示ライン数を80とすると、周波数60の場合の表示ライン数は、
60(=80×(45/60))となる、
表示ライン数60と80を満たすには、60と80の最大公約数である20を書き込むバンクがライン数80の場合をカバーするようにバンク数(80/20)+1=5以上あれば良い。
上記した実施形態において、タッチ検出機構SEは、共通電極(駆動電極Tx)とこの電極に対向するタッチ検出電極Rxを有する構成を説明した。しかしこの種のタッチ検出機構に限らず、タッチ検出機構の構成はセルフ検出型の構成であってもよい。
図16に、セルフ検出型のタッチ検出機構の一例を示す。セルフ検出型のタッチ検出機構は、タッチ検出用電極Sxを2次元に配列し、それぞれにリード線を設けている。タッチ検出用電極Sxは、例えば、透明電極であり、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)などで構成される。図16の例は、例えばx行×n列の複数のタッチ検出用電極Sxを例えば第2基板に設けており、表示期間中は共通電極Cとして利用されてもよい。このタッチ検出用電極Sxは表示パネルPANの外部に設けられても内部に設けられてもよい。各タッチ検出用電極Sxには、リード線を介して、周期的な充電と放電が繰り替えされる。放電が終了した時点で、各タッチ検出用電極Sxの出力信号 Sxsa1−Sxsan、Sxsb1−Sxsbn、Sxsc1−Sxscn、・・・・の電位が測定される。これにより、例えば、一点鎖線の丸印の位置のタッチ検出用電極Sxに、ユーザの指が近接していたとすると、対応する出力信号 Sxsa1の電位が他の電極の電位よりも低い値で検出される。これにより、タッチパネルコントローラIC2は、タッチ位置を判断することができる。図17A−図17Dは、セルフ検出型のタッチ検出機構の動作原理を説明する図である。
図16に、セルフ検出型のタッチ検出機構の一例を示す。セルフ検出型のタッチ検出機構は、タッチ検出用電極Sxを2次元に配列し、それぞれにリード線を設けている。タッチ検出用電極Sxは、例えば、透明電極であり、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)などで構成される。図16の例は、例えばx行×n列の複数のタッチ検出用電極Sxを例えば第2基板に設けており、表示期間中は共通電極Cとして利用されてもよい。このタッチ検出用電極Sxは表示パネルPANの外部に設けられても内部に設けられてもよい。各タッチ検出用電極Sxには、リード線を介して、周期的な充電と放電が繰り替えされる。放電が終了した時点で、各タッチ検出用電極Sxの出力信号 Sxsa1−Sxsan、Sxsb1−Sxsbn、Sxsc1−Sxscn、・・・・の電位が測定される。これにより、例えば、一点鎖線の丸印の位置のタッチ検出用電極Sxに、ユーザの指が近接していたとすると、対応する出力信号 Sxsa1の電位が他の電極の電位よりも低い値で検出される。これにより、タッチパネルコントローラIC2は、タッチ位置を判断することができる。図17A−図17Dは、セルフ検出型のタッチ検出機構の動作原理を説明する図である。
図17A及び図17Bは、表示パネルの上面面に、利用者の指が接触も近接もしていない状態を示している。このため、タッチ検出用電極Sxと指との間の静電容量Cx2は生じていない。図17Aは、制御スイッチSWcにより電源Vddとタッチ検出用電極Sxが接続された状態を示す。図17Bは、制御スイッチSWcにより、電源Vddとタッチ検出電極Rx間がオフされ、タッチ検出用電極SxがコンデンサCcpに接続された状態を示す。図17Aの状態で、容量Cx1は充電され、図17Bの状態で、容量Cx1は放電される。ここで、容量Cx1が充電されることとは、タッチ検出用電極Sxに対して一定の書込み信号が書込まれることである。また、容量Cx1が放電されることとは、タッチ検出用電極Sxに生じた静電容量の変化を示す信号を読み出することである。
図17Cは、利用者の指がタッチ検出電極Rxに接触又は近接している状態を示している。よって、タッチ検出用電極Sxと指との間に静電容量Cx2が生じている。図17Cは、制御スイッチSWcにより電源Vddと検出用電極Sxが接続された状態を示す。図17Dは、制御スイッチSWcにより、電源Vddとタッチ検出用電極Sx間がオフされ、タッチ検出用電極SxがコンデンサCcpに接続された状態を示す。
図17Cの状態で、容量Cx1は充電され、図17Dの状態で、容量Cx1は放電される。
ここで、図17Bに示す放電時の容量Ccpの電圧変化特性に対して、図17Dに示す放電時の容量Ccpの電圧変化特性は、容量Cx2が存在するために、明らかに異なる。したがって、セルフ検出方式では、容量Ccpの電圧変化特性が、容量Cx2の有り無しにより、異なることを利用して、入力位置情報(例えば、操作入力の有無)を判断している。
ここで、図17Bに示す放電時の容量Ccpの電圧変化特性に対して、図17Dに示す放電時の容量Ccpの電圧変化特性は、容量Cx2が存在するために、明らかに異なる。したがって、セルフ検出方式では、容量Ccpの電圧変化特性が、容量Cx2の有り無しにより、異なることを利用して、入力位置情報(例えば、操作入力の有無)を判断している。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、説明した実施形態においては、メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは画素データが連続する一定ライン数(LN0)の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義している。そして制御部は、一方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN2)を、前記一定ライン数(LN0)と等しいライン数(LNx2)に設定し、他方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN1)を前記一定ライン数(LN0)よりも多いライン数(LNx1)に設定する。即ち、タッチ検出機構の検出電極からの検出信号が入力するタッチパネルコントローラが、ノイズ検出したときを、一方の条件としている。また、タッチパネルコントローラが、一定時間ノイズ検出をしないときを、他方の条件としている。しかし、1つのユニットのライン数を切換える条件としては、種々の条件が存在する。例えば、画像コンテンツに応じて条件が変化する場合、表示装置の使用環境に応じて条件が変化する、ユーザによる意識的な切り替えに基づき条件が変化する場合などがある。
(i)画像コンテンツに応じて条件が変化する場合とは、例えば、ゲームコンテンツなどで、タッチ操作が頻繁に必要でありタッチ検出が重要なシーンの場合と、タッチ操作が比較的間延びしてゆっくりと行われるようなシーンの場合とがある。
(ii)表示装置の使用状況に応じて条件が変化する場合とは、例えば、振動が強くて振動周波数が高い使用環境と、振動が弱くて振動周波数も低い使用環境とが、頻繁に変化するような場合がある。
(iii)また、ユーザが意識的にタッチ検出感度を切換えて表示装置を使用する場合もある。さらにまた、他の条件としては、バックライトの輝度の切替や立体表示装置におけるトラッキングを反映したバリア部の開口位置の切替を所定の周波数に応じて行うようにして、当該バックライト輝度やバリア部の開口位置の切替の頻度を変更することで表示期間に書き込むライン数が変動するようにしても良い。
したがって、タイミング生成回路として動作する制御部は、メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは画素データが連続する一定ライン数(LN0)の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義し、一方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN2)を、前記一定ライン数(LN0)と等しいライン数(LNx2)に設定し、他方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN1)を前記一定ライン数(LN0)よりも多いライン数(LNx1)に設定すると称しても良い。また、前記制御部は、前記一方の条件又は他方の条件に応じて、前記複数の共通電極に対する走査周波数を切り替えるものである。
例えば、説明した実施形態においては、メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは画素データが連続する一定ライン数(LN0)の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義している。そして制御部は、一方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN2)を、前記一定ライン数(LN0)と等しいライン数(LNx2)に設定し、他方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN1)を前記一定ライン数(LN0)よりも多いライン数(LNx1)に設定する。即ち、タッチ検出機構の検出電極からの検出信号が入力するタッチパネルコントローラが、ノイズ検出したときを、一方の条件としている。また、タッチパネルコントローラが、一定時間ノイズ検出をしないときを、他方の条件としている。しかし、1つのユニットのライン数を切換える条件としては、種々の条件が存在する。例えば、画像コンテンツに応じて条件が変化する場合、表示装置の使用環境に応じて条件が変化する、ユーザによる意識的な切り替えに基づき条件が変化する場合などがある。
(i)画像コンテンツに応じて条件が変化する場合とは、例えば、ゲームコンテンツなどで、タッチ操作が頻繁に必要でありタッチ検出が重要なシーンの場合と、タッチ操作が比較的間延びしてゆっくりと行われるようなシーンの場合とがある。
(ii)表示装置の使用状況に応じて条件が変化する場合とは、例えば、振動が強くて振動周波数が高い使用環境と、振動が弱くて振動周波数も低い使用環境とが、頻繁に変化するような場合がある。
(iii)また、ユーザが意識的にタッチ検出感度を切換えて表示装置を使用する場合もある。さらにまた、他の条件としては、バックライトの輝度の切替や立体表示装置におけるトラッキングを反映したバリア部の開口位置の切替を所定の周波数に応じて行うようにして、当該バックライト輝度やバリア部の開口位置の切替の頻度を変更することで表示期間に書き込むライン数が変動するようにしても良い。
したがって、タイミング生成回路として動作する制御部は、メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは画素データが連続する一定ライン数(LN0)の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義し、一方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN2)を、前記一定ライン数(LN0)と等しいライン数(LNx2)に設定し、他方の条件に応じて、前記1つのユニットにおけるライン数(LN1)を前記一定ライン数(LN0)よりも多いライン数(LNx1)に設定すると称しても良い。また、前記制御部は、前記一方の条件又は他方の条件に応じて、前記複数の共通電極に対する走査周波数を切り替えるものである。
SUB1・・・第1基板、SUB2・・・第2基板、IC1・・・パネルドライバ、LCD・・・表示パネル、DA・・・表示領域、SE・・・タッチ検出機構、IC2・・・タッチパネルコントローラ、HOS・・・ホスト装置、BL・・・バックライトユニット、GD・・・ゲート回路、CD・・・共通電極駆動回路、Px・・・画素、走査線・・・G(G1〜Gn)、信号線・・・S(S1〜Sm)、共通電極・・・C(C1,C2,C3・・・Cn)、CSW1・・・スイッチング素子、PSW・・・画素スイッチング素子、PE・・・画素電極、LQ・・・液晶、Txs1,Txs2,・・・駆動信号、Rx・・・タッチ検出電極、Rxs・・・検出信号、DWT・・・表示期間、TDT・・・タッチ検出期間、701・・・インターフェース回路、702・・・データ処理回路、711・・・内部発振器、712・・・タイミング生成回路、713・・・CD駆動回路。
Claims (10)
- 複数の走査線と複数の信号線が交差する複数の交差部にそれぞれ画素が配列された表示パネルと、
画素データを出力するデータ処理回路と、
前記データ処理回路から出力された前記画素データが書き込まれ、書き込まれた前記画素データが読み出されるメモリと、
前記メモリから読み出された画素データに基づく画素信号を、前記信号線を介して任意の前記画素に出力する画素信号出力回路と、
複数の駆動用電極を有し、当該駆動用電極に与えた走査信号に基づく容量変化を検出するタッチ検出機構と、
前記複数の前記駆動用電極を走査する走査信号の走査周波数を、第1の周波数とこの第1の周波数よりも低い第2の周波数とに選択的に切換え、かつ、前記メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは前記画素データが連続する一定ライン数の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義し、
前記第1の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を、前記一定ライン数と等しい第1ライン数に設定し、
前記第2の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を前記一定ライン数よりも多い第2ライン数に設定する制御部と、
を備える表示装置。 - 前記制御部は、前記第1の周波数が、前記第2の周波数のn(nは2以上の正の整数)倍の周波数となるように設定している、請求項1記載の表示装置。
- 前記制御部は、第1の周波数が第2の周波数のn倍であるとき、第2の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を前記一定ライン数のn倍の第2ライン数に設定する、請求項2記載の表示装置。
- 前記複数のバンクの数は、n+1以上である請求項2記載の表示装置。
- 前記複数のバンクの数は、4又は3の何れかである請求項1記載の表示装置。
- 前記タッチ検出用電極からの検出信号が入力するタッチパネルコントローラが、ノイズ検出したとき、前記制御部は、前記走査信号の周波数を前記第1の周波数から前記第2の周波数に切換える、
請求項1記載の表示装置。 - 前記タッチ検用出電極からの検出信号が入力するタッチパネルコントローラが一定時間ノイズ検出をしないとき、前記制御部は、前記走査信号の周波数を前記第2の周波数から前記第1の周波数に切換える、
請求項1記載の表示装置。 - 前記表示パネルの内部に分割して配置されており前記画素の一要素を形成する複数の共通電極と、を有し、
前記複数の前記駆動用電極は、前記複数の前記共通電極である、請求項1記載の表示装置。 - さらに、前記表示パネルの前記画素を駆動する第1の駆動回路と、前記タッチ検出機構の前記駆動用電極を駆動する第2の駆動回路と、を有し、
前記複数の前記駆動用電極は、前記複数の前記共通電極であり、
前記第1の駆動回路は、1フレーム期間の複数の表示期間に前記共通電極に共通電圧を供給し、前記第2の駆動回路は前記1フレーム期間の前記表示期間と前記表示期間との間のタッチ検出期間に前記共通電極に対してタッチ検出用駆動信号を供給する、
請求項1記載の表示装置。 - 複数の走査線と複数の信号線が交差する複数の交差部にそれぞれ画素が配列された表示パネルと、画素データを出力するデータ処理回路と、前記データ処理回路から出力された前記画素データが書き込まれ、書き込まれた前記画素データが読み出されるメモリと、前記メモリから読み出された画素データに基づく画素信号を、前記信号線を介して任意の前記画素に出力する画素信号出力回路と、前記表示パネルの内部に分割して配置されており前記画素の一要素を形成する複数の共通電極と、複数の駆動用電極と複数のタッチ検出電極を有するタッチ検出機構と、制御部と、を有する表示装置の駆動方法であって、
前記複数の前記駆動用電極を走査する走査信号の走査周波数を、第1の周波数とこの第1の周波数よりも低い第2の周波数とに選択的に切換え、かつ、前記メモリに複数のバンクを割り当て、1つのバンクは前記画素データが連続する一定ライン数の容量であり、前記メモリに連続して書き込む前記画素データの複数ラインのまとまりを1つのユニットと定義し、
前記第1の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を、前記一定ライン数と等しい第1ライン数に設定し、
前記第2の周波数のとき、前記1つのユニットにおけるライン数を前記一定ライン数よりも多い第2ライン数に設定する、
表示装置の駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015064453A JP2016184096A (ja) | 2015-03-26 | 2015-03-26 | 表示装置、表示装置の駆動方法 |
US15/078,992 US10013103B2 (en) | 2015-03-26 | 2016-03-23 | Display device and method of driving the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015064453A JP2016184096A (ja) | 2015-03-26 | 2015-03-26 | 表示装置、表示装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016184096A true JP2016184096A (ja) | 2016-10-20 |
Family
ID=56975408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015064453A Pending JP2016184096A (ja) | 2015-03-26 | 2015-03-26 | 表示装置、表示装置の駆動方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10013103B2 (ja) |
JP (1) | JP2016184096A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017054508A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 入出力パネル、入出力装置、情報処理装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10001882B2 (en) * | 2015-12-02 | 2018-06-19 | Rapt Ip Limited | Vibrated waveguide surface for optical touch detection |
JP6518203B2 (ja) * | 2016-02-26 | 2019-05-22 | 株式会社ジャパンディスプレイ | タッチ検出装置及びタッチ検出方法 |
CN106354317B (zh) * | 2016-08-30 | 2024-04-16 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种触控显示面板及显示装置 |
KR20220017330A (ko) * | 2020-08-04 | 2022-02-11 | 삼성전자주식회사 | 터치 기능을 제어하는 전자 장치 및 방법 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2673386B2 (ja) * | 1990-09-29 | 1997-11-05 | シャープ株式会社 | 映像表示装置 |
JP3803122B2 (ja) * | 1995-05-02 | 2006-08-02 | 松下電器産業株式会社 | 画像メモリ装置および動きベクトル検出回路 |
JP5407731B2 (ja) * | 2009-10-14 | 2014-02-05 | 日本電気株式会社 | 電子機器、および、プログラム |
JP5455126B2 (ja) * | 2010-04-28 | 2014-03-26 | 株式会社ジャパンディスプレイ | タッチ検出機能付き表示装置、駆動方法、および電子機器 |
JP5722573B2 (ja) | 2010-08-24 | 2015-05-20 | 株式会社ジャパンディスプレイ | タッチ検出機能付き表示装置 |
KR101761580B1 (ko) * | 2010-09-08 | 2017-07-27 | 엘지디스플레이 주식회사 | 터치 센서를 갖는 표시 장치 |
US20120262930A1 (en) * | 2011-04-01 | 2012-10-18 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Apparatus for enhancing light source intensity |
JP5661015B2 (ja) | 2011-09-30 | 2015-01-28 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置、表示方法および電子機器 |
US9766734B2 (en) * | 2013-02-20 | 2017-09-19 | Nvidia Corporation | Synchronized touch input recognition |
JP2014182454A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Fujitsu Ltd | 表示装置および表示装置の制御方法 |
TWI588689B (zh) * | 2013-05-28 | 2017-06-21 | 敦泰電子股份有限公司 | 具有低雜訊和分時多工的嵌入式多點觸控面板系統及其驅動方法 |
JP6479625B2 (ja) * | 2015-10-13 | 2019-03-06 | 株式会社ジャパンディスプレイ | タッチ検出機能付き表示装置 |
-
2015
- 2015-03-26 JP JP2015064453A patent/JP2016184096A/ja active Pending
-
2016
- 2016-03-23 US US15/078,992 patent/US10013103B2/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017054508A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 入出力パネル、入出力装置、情報処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10013103B2 (en) | 2018-07-03 |
US20160283029A1 (en) | 2016-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI412981B (zh) | 顯示面版、顯示元件以及其觸控與近接感測方法 | |
US10175791B2 (en) | Display device with integrated touch screen | |
CN104133601B (zh) | 触摸屏显示装置 | |
US9830025B2 (en) | Integrated touch display device for displaying image and performing touch sensing through time-divisional multiplexing | |
JP4920245B2 (ja) | 感知素子を内装した液晶表示装置 | |
CN109388277B (zh) | 显示装置 | |
US10739884B2 (en) | Display device having touch detection function and method | |
KR101319340B1 (ko) | 액정표시장치 | |
US9785276B2 (en) | Capacitive in-cell touch panel and display device | |
JP6840554B2 (ja) | 検出装置及び表示装置 | |
US20180095576A1 (en) | Display device and method | |
JP2016184096A (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法 | |
CN104007869A (zh) | 具有集成式触摸屏的显示装置 | |
JP2013254168A (ja) | 液晶表示装置 | |
CN103425367A (zh) | 电容感应触控方法 | |
JP2016224728A (ja) | センサ付き表示装置 | |
JP2008198180A (ja) | 表示装置及びその駆動方法 | |
US9984645B2 (en) | Display device and control method | |
KR100930497B1 (ko) | 터치 패널 | |
CN103116429A (zh) | 面向in-cell技术的扫描方法、装置、控制器和电子设备 | |
WO2022193694A1 (zh) | 触控显示驱动装置、方法及触控显示装置 | |
US10345971B2 (en) | Display device | |
US10838548B2 (en) | Display device with touch panel | |
KR20180079610A (ko) | 표시장치 및 그의 구동방법 | |
JP6781316B2 (ja) | 表示装置 |