JP2016180265A - クロスフレームを用いた居室構造及びそのアウターフレーム - Google Patents

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裕一 花田
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Abstract

【課題】強固な構造体によって支持された新たな居室構造を提供する。
【解決手段】アウターフレーム11の内部空間12に居室13が配置される。アウターフレーム11は、2つの矩形フレーム部21が平面視X字状に組み合わされたクロスフレーム構造体22を備える。矩形フレーム部21は、天側パイプ23と、床側パイプ24と、縦パイプ25とを備えた正面視4角形をなす。天側パイプ23の下方に屋根パネル52が支持され、床側パイプ24の上方に床パネル53が支持され、必要に応じて両パネル52、53の間に壁パネル54が配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、屋外に簡易な居室を構築することができる居室構造と、この居室構造に用いるアウターフレームに関するものである。
売店等の居室の外側に、フレームを配置した居室構造としては、特許文献1〜5に示すものなどが知られている。ところが、フレーム構造が複雑であったり、デザインの自由度が小さかったり、設置工事が大がかりであったりするなどの課題を有するものであった。
特許第5317446号公報 特公昭63−37227号公報 実開昭64−36463号公報 特許5552556号公報 特開平6−66036号公報
本発明は、強固な構造体によって支持された新たな居室構造の提供を課題とする。
アウターフレームと居室形成部材とを備えた居室構造に関して、次の提案をなす。
本発明にあっては、アウターフレームは、2つの矩形フレーム部が平面視X字状に組み合わされたクロスフレーム構造体を備えるものである。このように矩形フレーム部を平面視X字状に組み合わせることによって、強固な構造体を提供できる。
なお、本発明においてクロスフレーム構造体とは、複数本のフレームが交差した形状を有する構造体を意味し、その交差は同一平面上に全フレームが配置されているものであっても、上下に異なる位置に各フレームが配置されているものであってもよく、また、中央から複数本のフレームが放射状に伸びているものであってもよい。
前記矩形フレーム部は、天側パイプと、床側パイプと、前記床側パイプの上方に前記天側パイプを支持する縦パイプとを備えた正面視4角形の形状をなし、前記クロスフレーム構造体により外縁が規定される内部空間に、前記居室形成部材によって構成された居室が配置される。前記居室形成部材は、前記アウターフレームによって支持される屋根パネルと床パネルとを備え、前記屋根パネルは、前記天側パイプの下方に支持され、前記床パネルは、前記床側パイプの上方に支持される。従って、特異なクロスフレーム構造体の内側空間に、居室が配置された斬新なデザインの居室構造を提供することができる。また、屋根パネルが天側パイプの下方に支持されるため、壁パネルを設ける場合には、壁パネルをアウターフレームに支持させることも可能であるが、支持させないことも可能である。このように、壁パネルの設置構造に自由度が高く、床パネルを屋根パネルと床パネルとの間に自由に設置することができる。また、壁パネルを用いることなく、側面が全て開放された自由で開放的な居室空間を設けることも可能となる。施工に際しては、クロスフレーム構造体を設置し、屋根パネルと床パネルとを上下に配置するだけで、基本構造が完成するため、簡便な施工が実現する。
本発明の上記の居室構造は、次のように規定することもできる。即ち、アウターフレームは、天側パイプと、床側パイプと、前記床側パイプの上方に前記天側パイプを支持する縦パイプとを備え、前記床側パイプと前記天側パイプとは、それぞれ平面視で放射状に伸びるように組み合わされたものとする。従って、パイプは、放射状に伸びるものであればよく、その本数は4本に限るものではない。そして、居室形成部材は、前記アウターフレームによって支持される屋根パネルと床パネルとを備え、前記屋根パネルは、前記天側パイプの下側に支持され、
前記床パネルは、前記床側フレーム部の上側に支持され、前記居室形成部材の外側に、アウターフレームが露出しているものとすることができる。
また、本発明の居室構造にあっては、複数のパイプを同一平面上で放射状に接続する放射状接続部を用いて、実施することができる。これによって、複数の前記天側パイプを、同一平面上に配置接続することができ、同様に、複数の前記床側パイプを、同一平面上に配置接続することができる。これによって、屋根パネルと床パネルとを、シンプルな構造で安定して支持することができる。
また、本発明は、複数のパイプを備えたアウターフレームであって、前記アウターフレームは、2つの矩形フレーム部が平面視X字状に組み合わされたクロスフレーム構造体を備え、前記矩形フレーム部は、天側パイプと、床側パイプと、前記床側パイプの上方に前記天側パイプを支持する縦パイプとを備えた正面視4角形の形状をなし、前記クロスフレーム構造体により外縁が規定される内部空間に、居室形成部材によって構成される居室を配置することができ、前記アウターフレームは、前記居室の屋根を構成する屋根パネルを支持する屋根支持部と、前記居室の床を構成する床パネルを支持する床支持部とを備え、前記屋根支持部は、前記屋根パネルを前記天側パイプの下方に配置した状態で支持するものであり、前記床支持部は、前記床パネルを前記床フレーム部の上方に配置した状態で支持するものであることを特徴とするものを提供するものである。
本発明は、アウターフレームを構成するパイプが、平面視X字状若しくは放射状に組み合わされたクロスフレーム構造体を備えるものであり、強固な構造体を提供できる。
また、本発明は、特異なクロスフレーム構造体の内側空間に、居室が配置された斬新なデザインの居室構造を提供することができる。
また、屋根パネルが天側パイプの下方に支持されるため、屋根パネルと床パネルとの間の設計の自由度が高い居室構造を提供することができるものである。
さらにまた、本発明の居室構造の施工に際しては、クロスフレーム構造体を設置し、屋根パネルと床パネルとを上下に配置するだけで、基本構造が完成するため、簡便な施工が実現する。
本発明は、上記の種々の効果を選択的に発揮する新たなクロスフレーム構造体を用いた居室構造を提供することができたものである。
また、本発明は、クロスフレーム構造体を用いた居室構造を構成することができる斬新なアウターフレームを提供するものである。
本発明の実施の形態に係る居室構造を示す概念図。 (A)同居室構造のアウターフレームの斜視図、(B)同居室構造の居室形成部材の斜視図、(C)同居室構造の斜視図。 (A)同居室構造のアウターフレームの斜視図、(B)同居室構造の居室形成部材の変形例の斜視図、(C)同居室構造の変形例の斜視図。 (A)同アウターフレームの天側の梁伏図、(B)同アウターフレームの床側の梁伏図。 (A)同アウターフレームの正面及び背面図であって左半分は正面、右半分は背面を示す、(B)同アウターフレームの側面図。 (A)同アウターフレームの天側の放射状接続部の平面図、(B)同アウターフレームの床側の放射状接続部の平面図、(C)同アウターフレームの床側の放射状接続部の正面図。 (A)同アウターフレームの縦パイプの平面図、(B)同アウターフレームの縦パイプの変形例を示す平面図。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
(全体構造)
この実施の形態に係る居室構造は、図1に示すように、アウターフレーム11によって外縁が規定される内部空間12に、居室13が配置されたものである。アウターフレーム11は、2つの矩形フレーム部21を平面視X字状に組み合わせた形状に構成されたクロスフレーム構造体22を構成する。居室13は居室形成部材51によって構成され、居室形成部材51は図2及び図3に示すように、屋根パネル52と床パネル53とを備えるものであり、さらに必要に応じて図3に示すような壁パネル54が用いられる。
この居室構造は、主として屋外に設置される小規模の建築物を構成するものであり、具体的な用途としては、売店、喫煙場、詰め所、駅やバス停留所などの待合室、海水浴場やプールの更衣室、トイレ、などを例示することができる。また、設置場所は特に限定はなく、駅構内などの大規模な室内空間に設置することもできる。
(アウターフレームについて)
アウターフレーム11を構成するクロスフレーム構造体22は、2つの矩形フレーム部21を組み合わせたものとして理解される。各矩形フレーム部21は、上側に配置される天側パイプ23と、下側に配置される床側パイプ24とが左右の縦パイプ25で接続されたもので正面視長方形をなす。この長方形の矩形フレーム部21が平面視X字状に組み合わされることによって、略立方体形状の内部空間12が規定される。
なお、図2、図3に示すように、天側パイプ23同士の間を補強フレーム28で結んだり、床側パイプ24同士の間を補強フレーム28で結んだりして、その強度を高めてもよい。これらの補強フレーム28は、平面視矩形を構成するように配置することもでき、他の形態に配置することもできるし、補強フレーム28を用いずに実施することもできる。また、図1に示すように、天側パイプ23の下方に屋根パネルを支持するための屋根支持部43を設けることもできる。
(天側パイプについて)
次に、図4〜図7を参照して、より具体的なフレームの構造の一例について説明する。
図4(A)に示すように、天側の構造は、4本の天側パイプ23が放射状接続部31で接続されているもであり、平面視で略X字状をなす。各天側パイプ23は、鋼管製などの丸いパイプであり、一端が放射状接続部31に接続され、他端が縦パイプ25に接続されている。なお、各図中のSはパイプの接続箇所を示す。
放射状接続部31は、図6(A)に示すように、中央部材32と、中央部材32から放射状に伸びる4本の主アーム33を備える。中央部材32と主アーム33とは溶接などで予め一体に形成してもよく、別体のものをボルトなどで固定するようにしてもよい。また、主アーム33同士の間の角度を調整可能としておくこともできる。
なお、放射状接続部31を用いずに、天側パイプ23として、1本の長いパイプの中間位置に、2本の短いパイプを溶接などで接続してX字状を構成するようにしてもよく、2本の長いパイプ同士を上下に配置して交差させることでX字状を構成するようにしてもよいが、部品の共通化を図ると共に同一平面上に各天側パイプ23を配置することができる点で、図示のものが有利である。
(縦パイプについて)
図5(A)(B)に示すように、縦パイプ25は、直線上の縦部分の上下にコーナー部26を配置した全体が略コ字状の鋼管製のパイプであり、その上端は水平に伸ばされて、先端が前記天側パイプ23に接続される。コーナー部26の下端も水平に伸ばされて、先端が次に説明する床側パイプ24に接続される。
なお、部品の共通化を図る観点などから、縦パイプ25の直線部分と、コーナー部26とを別部品で構成することもできる。また、コーナー部26を天側パイプ23と一体に形成するようにし、縦パイプ25を直線部分のみで構成するようにしてもよい。
(床側パイプについて)
図4(B)に示すように、床側の構造は、4本の床側パイプ24が放射状接続部31で接続されたものであり、平面視で略X字状をなす。各床側パイプ24は、鋼管製などのパイプであり、一端が放射状接続部31に接続され、他端が縦パイプ25に接続されている。
放射状接続部31は、図6(B)に示すように、中央部材32と、中央部材32から放射状に伸びる4本の主アーム33を備える。中央部材32と主アーム33との間の溶接などの接続手段は前述の天側パイプ23の場合の放射状接続部31と同様である。また、放射状接続部31を用いずに、実施することができる点でも前述の天側パイプ23の場合と同様である。
天側と相違する点は、補強パイプ27を配置することで、6本のパイプが中央から伸びる形態とした点である。これは、荷重がかかる床を強固に支持するために設けられたものであり、図1〜図3に示すように、省略して実施することもできる。逆に、補強パイプ27の数を増やして4本にするなど、その本数の増減も可能である。さらに、補強パイプ27を天側パイプ23側にも配置して、強度アップを図ってもよい。
図6(B)の例では、2本の主アーム33の間に補助受け部材35を渡して、補助受け部材35に固定腕34を溶接などで固定したものであるが、固定腕34を中央部材32に直接固定するものであってもよい。
補強パイプ27は、床側に設ければ足り、その先端には縦パイプ25や天側パイプ23を接続する必要はないが、補強パイプ27に接続される縦パイプ25や天側パイプ23を付加して実施することを妨げるものではない。この例では、図4(B)に示すように、各床側パイプ24間を補強フレーム28で結んでおり、この補強フレーム28に補強パイプ27の先端が接続されている。
この床側パイプ24の下側には、脚部41が配置されることで設置面から空間を隔てて床側パイプ24が配置されるようにすることが望ましく、脚部41の下端には接地面積を大きくするためにベースプレート42を配置して実施することも望ましい(図5、図7参照)。また図6(C)に示すように、脚部41は、中央部材32にも設けることができる。
以上のアウターフレーム11を構成する各部は、丸パイプや角パイプやチャンネル材などを適宜選択して用いることができるが、クロスフレーム構造体22を構成する天側パイプ23、床側パイプ24及び縦パイプ25には、鋼管製の丸パイプを用いることが強度面で最も好ましい。また、補強パイプ27、補強フレーム28及び屋根支持部43には、鋼管製の角パイプを用いることが、屋根パネル52や床パネル53の取り付けの観点から好ましい。
(居室について)
居室13は、上述のアウターフレーム11により規定される内部空間12に配置される。この居室13を構成する居室形成部材51は、屋根パネル52と床パネル53とを含む種々のものを採用することができる。この例では、屋根パネル52と床パネル53とは同一形状(長方形)をなしているが、異なる形状のものを採用することもできる。また、内部空間12から、屋根パネル52又は床パネル53の一部分や他の居室形成部材51が、はみ出すことを排除するものではない。
(屋根パネル52について)
屋根パネル52は、1枚のプレート状の部材として実施することができるが、屋根と天井との2つの部材を用いることもできることは、一般の居室と同様である。
屋根パネル52の取り付け構造としては、図2及び図3に示すように、屋根パネル52を天側パイプ23の下側に直接固定することもできるが、図4(A)及び図5に示す例では、天側パイプ23の下方に、屋根支持部43を介して屋根パネル52が取り付けられる。図4(A)に示すように、屋根支持部43は、平面視4角形をなすフレームによって構成され、その下面に屋根パネル52をボルト等で固定することが施工性や雨仕舞の観点から好ましいが、屋根支持部43の構成は屋根パネル52を天側パイプ23の下方に配置して取り付けるできることを条件に種々変更して実施することができる。また屋根支持部43の素材や構造は適宜変更することができるが、4角形の各辺を角パイプやチャンネル材で形成するものを例示し得る。この屋根支持部43は、吊り下げ部44によって天側パイプ23に吊り下げられる形態で固定されている。なお、屋根パネル52は、屋根支持部43の上側に固定することできる。また、屋根用のプレートを屋根支持部43の上側に配置し、天井用のプレートを屋根支持部43の下側に配置することもできる。
また、図5(A)(B)に示すように、水勾配を考慮して、前後いずれか一方の吊り下げ部44を長くし、他方を短くすることで、屋根支持部43を傾斜させておくことも好ましい。
なお、この例では、吊り下げ部44を縦パイプ25の上側のコーナー部26に取り付けたが、天側パイプ23に取り付けるようにしてもよい。即ち、屋根パネル52や屋根支持部43は、天側パイプ23の下方に配置されるが、屋根パネル52や屋根支持部43を直接支持するのは、天側パイプ23であってもよく、縦パイプ25であってもよい。屋根パネル52の素材は、金属、合成樹脂、キャンバス地などの布など主事の素材用いることがきる。屋外に用いる場合には防水性が必要であるが、室内空間に配置する場合には、防水性は必須ではないなど、設置する条件や求められるデザインなどに応じて種々変更することができる。いずれの場合にも、構造物としての強度は、アウターフレーム11によって主として確保されると共に、屋根パネル52が天側パイプ23の下方に配置されるため、居室13の内部空間をデザインする上でアウターフレーム11を考慮する必要がなくなり、屋根パネル52の設計の自由度を高めることができる。
(床パネルについて)
床パネル53は、1枚又は複数枚のプレート状の部材として実施することができ、床としての強度を有するものであればその素材や形状や構造は種々変更して実施することができる。
床パネル53は、床側パイプ24及び床側パイプ24と同一平面上に配置される補強パイプ27の上に直接載置すればよい。言い換えれば、床側パイプ24及び補強パイプ27の上面が床支持部を構成するものとなるが、床パネル53と床側パイプ24との間にスペーサ等を介在させるようにしてもよい。
(壁パネルについて)
本発明は、図2に示すように、屋根パネル52と床パネル53で居室13を構成するものとして実施することができるが、図3に示すように、必要に応じて壁パネル54を用いることもできる。例えば、開放的な雰囲気を演出する売店や、簡単なバス停として利用する場合には、壁パネル54を用いずに実施することができるし、逆に厳しい気候の地域では全周面に壁パネル54を設けて密閉性を高めるようにしてもよい。また、屋根パネル52及び床パネル53の半分の面積のみに壁パネル54を設けるようにしてもよく、居室の用途や求められる機能やデザインに応じて種々変更することができる。
また、出入り口のドアや窓なども必要に応じて設けることができ、全面ガラス張りの壁パネル54を採用することもできる。本発明では、屋根パネル52は天側パイプ23の下側にて、天側パイプ23又は縦パイプ25によって支持されているため、床パネル53によって屋根パネル52を支える必要がない。従って、床パネル53の設計の自由度は極めて高いものであり、床パネル53の天地を屋根パネル52と床パネル53との双方に固定することもできるが、何れか一方のみに支持させるようにしてもよい。
なお、壁パネル54を屋根パネル52に固定する場合には、屋根パネル52の下面に壁パネル54の上端面を当接させるようにし、壁パネル54を床パネル53に固定する場合には、壁パネル54の下部内面に床パネル53の端面を当接させるようにする方が雨仕舞の点で好ましい。
(施工)
施工に際しては、アウターフレーム11を構成する各部材を現地で組み立てることもできるが、半組立状態までを工場内で行っておくようにしてもよい。次に、組み立てられたアウターフレーム11に対して、屋根パネル52と床パネル53とを取り付ける。最後に、屋根パネル52と床パネル53との間に、壁パネル54を配置固定すればよい。
なお、屋根パネル52と床パネル53との間に壁パネル54を固定した完成状態の居室13を、アウターフレーム11の内部空間12に搬入することを妨げるものではない。
11 アウターフレーム
12 内部空間
13 居室
21 矩形フレーム部
22 クロスフレーム構造体
23 天側パイプ
24 床側パイプ
25 縦パイプ
26 コーナー部
27 補強パイプ
28 補強フレーム
31 放射状接続部
32 中央部材
33 主アーム
34 固定腕
35 補助受け部材
41 脚部
42 ベースプレート
43 屋根支持部
44 吊り下げ部
51 居室形成部材
52 屋根パネル
53 床パネル
54 壁パネル

Claims (5)

  1. アウターフレームと居室形成部材とを備え、
    前記アウターフレームは、2つの矩形フレーム部が平面視X字状に組み合わされたクロスフレーム構造体を備え、
    前記矩形フレーム部は、天側パイプと、床側パイプと、前記床側パイプの上方に前記天側パイプを支持する縦パイプとを備えた正面視4角形の形状をなし、
    前記クロスフレーム構造体により外縁が規定される内部空間に、前記居室形成部材によって構成された居室が配置され、
    前記居室形成部材は、前記アウターフレームによって支持される屋根パネルと床パネルとを備え、
    前記屋根パネルは、前記天側パイプの下方に支持され、
    前記床パネルは、前記床側パイプの上方に支持されていることを特徴とするクロスフレームを用いた居室構造。
  2. アウターフレームと居室形成部材とを備え、
    アウターフレームは、天側パイプと、床側パイプと、前記床側パイプの上方に前記天側パイプを支持する縦パイプとを備え、
    前記床側パイプと前記天側パイプとは、それぞれ平面視で放射状に伸びるように組み合わされ、
    前記居室形成部材は、前記アウターフレームによって支持される屋根パネルと床パネルとを備え、
    前記屋根パネルは、前記天側パイプの下方に支持され、
    前記床パネルは、前記床側パイプの上方に支持され、
    前記居室形成部材の外側に、アウターフレームが露出していることを特徴とするクロスフレームを用いた居室構造。
  3. 前記アウターフレームは、複数のパイプを同一平面上で放射状に接続する放射状接続部を備え、
    前記放射状接続部は、前記アウターフレームの平面視中央にて、天側と床側との上下に2つが配置され、
    複数の前記天側パイプが天側の前記放射状接続部によって、同一平面上に配置接続され、
    複数の前記床側パイプが床側の前記放射状接続部によって、同一平面上に配置接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロスフレームを用いた居室構造。
  4. 前記居室形成部材は、前記屋根パネルと前記床パネルとの間に配置された壁パネルを有し、
    前記壁パネルは前記屋根パネルと前記床パネルとの少なくとも何れか一方に支持され、前記アウターフレームに支持されていないことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のクロスフレームを用いた居室構造。
  5. 複数のパイプを備えたアウターフレームであって、
    前記アウターフレームは、2つの矩形フレーム部が平面視X字状に組み合わされたクロスフレーム構造体を備え、
    前記矩形フレーム部は、天側パイプと、床側パイプと、前記床側パイプの上方に前記天側パイプを支持する縦パイプとを備えた正面視4角形の形状をなし、
    前記クロスフレーム構造体により外縁が規定される内部空間に、居室形成部材によって構成される居室を配置することができ、
    前記アウターフレームは、前記居室の屋根を構成する屋根パネルを支持する屋根支持部と、前記居室の床を構成する床パネルを支持する床支持部とを備え、
    前記屋根支持部は、前記屋根パネルを前記天側パイプの下方に配置した状態で支持するものであり、
    前記床支持部は、前記床パネルを前記床側パイプの上方に配置した状態で支持するものであることを特徴とするクロスフレームを用いた居室構造用のアウターフレーム。
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