JP2016178874A - 蛍の幼虫の飼育方法、及び、飼育装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る蛍の幼虫の飼育方法は、陸地と連続した水中で蛍の幼虫を飼育する蛍の幼虫の飼育方法において、水底に4.75mm以上で128mmよりも小さい粒径の礫を敷設することにより礫底部を形成するとともに、水面から礫底部までの水深を最大15cmとし、礫底部に蛍の幼虫を放流して蛍の幼虫を飼育することを特徴とする。
【選択図】図5
Description
従来、蛍の幼虫を飼育するための水路の底部に直径45〜55mmの玉石を設けるようにしたことが知られている(例えば特許文献1等参照)。
また、ゲンジボタルの幼虫の飼育に好適な水中条件としては、流速が10〜40cm/sであること、底質が砂礫や礫により形成されていること、水面から底質までの水深が10〜40cmの範囲であること等が知られている(例えば非特許文献1等参照)。
本発明は、比較的高さの低い飼育環境で蛍の幼虫を飼育できるようにした蛍の幼虫の飼育方法及び飼育装置を提供することを目的とする。
また、水底に19mm以上で37.5mmよりも小さい粒径の礫を敷設して礫底部を形成したので、礫底部に対する蛍の幼虫の選好性が向上し、かつ、比較的高さの低い飼育環境で蛍の幼虫をより好適に飼育できるようになる。
本発明に係る蛍の幼虫の飼育装置は、陸地と連続した水中で蛍の幼虫を飼育するための蛍の幼虫の飼育装置において、水底に4.75mm以上で128mmよりも小さい粒径の礫を敷設することにより形成された礫底部を備え、水面から礫底部までの水深が最大15cmに形成されたので、比較的高さの低い飼育環境で蛍の幼虫を飼育できるようになる。
即ち、礫底部を形成する礫の大きさの条件を好適に設定することで、水面から礫底部までの水深が最大15cmという比較的高さの低い飼育環境で蛍の幼虫を好適に飼育できることを見出した。
(1)実験方法
横内寸1202mm、縦内寸740mm、深さ内寸192mmの長方形の容器を用い、図1に示すように、当該容器の底面を4分割した各長方形の底面上にそれぞれ異なる粒径群の礫、又は、砂を敷設して4つの異なる底質2;2;2;2を形成し、隣り合う底質2;2同士が所定の間隔aを隔てて離れるように構成し、水深約10cmとなるように容器内に水を満たした実験装置1を作成した。
そして、実験装置1の底面の中央部3に、夕方、100匹のゲンジボタルの幼虫(3〜6齢、体長約18mm〜30mm)を放流した。尚、実験装置1は、底面の中心を通る間隔aの十字を形成する縦路4及び横路5を介して隣り合う底質2;2同士が離れるように構成され、縦路4と横路5とが交わる実験装置1の底面の中央部3に幼虫を放流した。
また、図1に示すように、実験としては、異なる底質2を用いたCASE1、CASE2、CASE3を行った。
CASE1では、図1(a)に示すように、各底質2を設ける位置を異ならせたパターン1;2;3の実験装置1を用いて実験を行った。
即ち、パターン2では、パターン1と比べて、SCによる底質2を設けた位置とLCによる底質2を設けた位置とを異ならせている。また、パターン3では、パターン2と比べて、LGによる底質2を設けた位置とLCによる底質2を設けた位置とを異ならせている。
CASE2でも、図1(a)に示すように、各底質2を設ける位置を異ならせたパターン1;2;3の実験装置1を用いて実験を行った。
即ち、パターン2では、パターン1と比べて、SGによる底質2を設けた位置とLGによる底質2を設けた位置とを異ならせている。また、パターン3では、パターン2と比べて、LGによる底質2を設けた位置とSCによる底質2を設けた位置とを異ならせている。
CASE3でも、図1(c)に示すように、各底質2を設ける位置を異ならせたパターン1;2;3の実験装置1を用いて実験を行った。
即ち、パターン2では、パターン1と比べて、各底質2を設けた位置をすべて異ならせている。また、パターン3では、パターン2と比べて、細礫による底質2を設けた位置以外の底質2を設けた位置を異ならせている。
幼虫を放流してから12時間(一晩経過させる)放置した後に、実験装置1内の各底質2;2;2;2に幼虫が何匹存在したか(移動したか)を計測した。
尚、CASE1では、パターン1の実験装置1で3回実験を行い、パターン2の実験装置1で4回実験を行い、パターン3の実験装置1で3回実験を行った。
また、CASE2では、パターン1の実験装置1で3回実験を行い、パターン2の実験装置1で4回実験を行い、パターン3の実験装置1で3回実験を行った。
また、CASE3では、パターン1、パターン2、パターン3の実験装置1でそれぞれ5回実験を行った。
CASE1での実験結果、即ち、B、LC、SC、LGで形成された各底質2;2;2;2にそれぞれ存在した幼虫の計測数(合計)及び存在割合、CASE2での実験結果、即ち、SC、LG、SG、中礫で形成された各底質2;2;2;2にそれぞれ存在した幼虫の計測数(合計)及び存在割合、CASE3での実験結果、即ち、中礫、細礫、粗中砂、中細砂で形成された各底質2;2;2;2にそれぞれ存在した幼虫の計測数(合計)及び存在割合を、図3の表で示した。図3の各数値表示欄における、上段の数値は幼虫の計測数(合計)、下段の数値は幼虫の存在割合(%)である。
尚、CASE1の実験においては合計1000匹を放流したが、実験後には967匹しか計測されず、33匹は行方不明となり、CASE2の実験においては合計1000匹を放流したが、実験後には927匹しか計測されず、73匹は行方不明となった。また、CASE3の実験においては合計1500匹を放流したが、実験後には1485匹しか計測されず、15匹は行方不明となった。
尚、当該分布指数は以下のように求めた。まず、「CASE2」のSCから中礫の幼虫数のデータを、SGが1.0となるように換算する(すなわち、規格化する)。次に、SCとLGについての、「CASE1」と「CASE2」との比をもとに、BからLGについて規格化する。同様に、中礫についての、「CASE3」と「CASE2」の幼虫数の比をもとに、中礫から中細砂について規格化する。以上のように、SGが1.0となるように全データを規格化した。
また、LG(37.5mm以上で53mmよりも小さい粒径の粗礫)を敷設して形成された底質2としての礫底部、SC(53mm以上で128mmよりも小さい粒径の粗礫)を敷設して形成された底質2としての礫底部であっても、図4に示す分布指数は、0.5以上であり、LGやSCを敷設して形成された底質2としての礫底部であってもゲンジボタルの幼虫の飼育に適していることが分かった。
即ち、当該底質条件検証実験の結果から、ゲンジボタルの幼虫を飼育する際の礫底部としては、19mm以上で37.5mmよりも小さい粒径の粗礫(SG)を敷設して形成した礫底部が最も好ましく、4.75mm以上で19mmよりも小さい粒径の中礫を敷設して形成した礫底部でも好ましいことがわかり、さらには、LGやSCを敷設して形成した礫底部であってもよいことが判明した。
つまり、4.75mm以上で128mmよりも小さい粒径の礫を敷設して礫底部を形成すれば、ゲンジボタルの幼虫の飼育に適した水中環境を構築できることが分かった。
従来、非特許文献1等には、ゲンジボタルの幼虫の飼育に好適な水中条件は、水面から底質までの水深が10〜40cmの範囲であることが開示されているが、上述した底質条件検証実験から判明したゲンジボタルの幼虫の飼育に好適な底質条件、即ち、底質を4.75mm以上で19mmよりも小さい粒径の礫(中礫)を敷設して形成した礫底部とした場合において、水面から底質までの水深が10cm未満の場合に、幼虫を好適に飼育できるかどうかについては、未知であった。
そこで、底質を4.75mm以上で19mmよりも小さい粒径の礫(中礫)を敷設して形成した礫底部とした場合において、水面から底質までの水深が10cm未満であっても、幼虫を好適に飼育できる可能性が高いことを水深条件検証実験にて確認した。
(1)実験方法
図5に示すように、横内寸1200mm、縦内寸740mm、深さ内寸200mmの長方形の容器を用い、当該容器の底面に4.75mm以上で19mmよりも小さい粒径の礫(中礫)を敷設して礫底部20を形成するとともに、容器内に水を満たした実験装置10を用意する。そして、図5(b)に示すように、実験装置10の下面15と床(設置面)14との間に角材13を設置して、実験装置10がθ=8.5°傾いた状態に維持されるように設定し、実験装置10の右縁側が水面から礫底部20までの最も深い水深15cmになるようにした。
そして、傾いた状態に維持された実験装置10の浸水範囲WA内の礫底部20の中央部12に、夕方、100匹のゲンジボタルの幼虫X(以下、単に幼虫という)を放流した。尚、幼虫は、3〜6齢、体長約18mm〜30mmの大きさの幼虫を放流した。
100匹の幼虫を放流した後、二晩経過させた翌日の午前中から、幼虫が礫底部20のどの位置に存在したか(移動したか)を確認した。なお、図5(b)に示すように、実験装置10の右側が低くなるように傾斜させた場合において、実験装置10の水面から礫底部20までの水深を基準として礫底部20を区切った。即ち、図5(a)に示すように、実験装置10の左縁側の水深0cmの位置から右縁側の水深15cmまでの間に位置する礫底部20を、図5(a)に示すように、水深1.5cm間隔で区切ることで10等分して10の計測区画11;11…として設定し、各計測区画11;11…毎に存在した幼虫の数を計測した。
図6に実験結果を表で示し、図7に実験結果をグラフで示した。
尚、試験1;試験2の結果は、同じ日に同じ条件(2014年11月10日の午後4時に幼虫を放流して2014年11月12日の午前9時30分から計測を開始した)で実験した結果であり、試験3;試験4は試験1;試験2の実施日とは異なる同じ日に同じ条件(2014年11月18日の午後4時に幼虫を放流して2014年11月20日の午前9時15分から計測を開始した)で実験した結果である。
即ち、底質が4.75mm以上で19mmよりも小さい粒径の礫(中礫)を敷設して形成された礫底部20である場合においては、従来、非特許文献1等で、ゲンジボタルの幼虫の飼育に適さない水中条件とされてきた、水面から底質までの水深が10cm未満の領域であったとしても、従来、非特許文献1等で、ゲンジボタルの幼虫の飼育に好適な水中条件とされてきた、水面から底質までの水深が10cm以上水深13.5cm未満の領域と同等に、幼虫を好適に飼育できる可能性があることが証明された。
即ち、底質が4.75mm以上で19mmよりも小さい粒径の礫(中礫)を敷設して形成された礫底部20である場合には、水面から底質までの水深が10cm未満であっても、幼虫を好適に飼育できる可能性があることがわかった。
尚、その他、ゲンジボタルの幼虫の生育に好適な既知の水中条件としては、流速、水温、水素イオン濃度、溶存酸素濃度、電気伝導率、濁度等の条件があり、これら条件を適切に設定するとともに、水中に餌となるカワニナを定着させることが必要となる。
また、水面から礫底部までの水深を最大15cmとすれば、水路の形成が容易となる。また、水槽等の飼育装置内でホタルビオトープを創生するような場合、水深を浅くできるため、小型の水槽等の飼育装置を使用してホタルビオトープを創生できるようになり、ホタルビオトープの創生に必要なスペースを小さくできて、省スペース化が図れるようになる。
よって、ゲンジボタルの幼虫が水中から上陸するための陸地と連続した水中でゲンジボタルの幼虫を飼育する際に、水底に19mm以上で37.5mmよりも小さい粒径の粗礫(SG)を敷設することにより礫底部を形成するとともに、水面から礫底部20までの水深を最大15cmとすることで、礫底部に対するゲンジボタルの幼虫の選好性が向上し、かつ、比較的高さの低い飼育環境でゲンジボタルの幼虫をより好適に飼育できる飼育方法及び飼育装置を実現できると考えられる。
従って、ゲンジボタルの幼虫が水中から上陸するための陸地と連続した水中でゲンジボタルの幼虫を飼育する際に、水底に4.75mm以上で128mmよりも小さい粒径の礫を敷設することにより礫底部を形成するとともに、水面から礫底部までの水深を最大15cmとすることで、比較的高さの低い飼育環境でゲンジボタルの幼虫を飼育できる飼育方法及び飼育装置を実現できると考えられる。
Claims (3)
- 陸地と連続した水中で蛍の幼虫を飼育する蛍の幼虫の飼育方法において、
水底に4.75mm以上で128mmよりも小さい粒径の礫を敷設することにより礫底部を形成するとともに、水面から礫底部までの水深を最大15cmとし、礫底部に蛍の幼虫を放流して蛍の幼虫を飼育することを特徴とする蛍の幼虫の飼育方法。 - 水底に19mm以上で37.5mmよりも小さい粒径の礫を敷設して礫底部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の蛍の幼虫の飼育方法。
- 陸地と連続した水中で蛍の幼虫を飼育するための蛍の幼虫の飼育装置において、
水底に4.75mm以上で128mmよりも小さい粒径の礫を敷設することにより形成された礫底部を備え、水面から礫底部までの水深が最大15cmに形成されたことを特徴とする蛍の幼虫の飼育装置。
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