JP2016178809A - デマンド制御方法及びデマンド制御装置 - Google Patents

デマンド制御方法及びデマンド制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に確実に目標電力に一致させることができ、しかも電力調整用負荷として空気調和機を用いる場合は快適性の向上が図れるデマンド制御方法及びデマンド制御装置を提供する。【解決手段】デマンド制御対象負荷に含まれる消費電力が可変の電力調整用負荷の消費電力を設定値となるように制御する。そして、デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力と一致させるために調整しなければならない電力いわゆる調整電力を、デマンド制御対象負荷の実際の使用電力および上記目標電力から求め、求めた調整電力が上記設定値より小さい閾値に達した場合にその調整電力分だけ上記設定値を低減し、上記求めた調整電力が前記設定値に達した場合は電力調整用負荷を停止する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力を超過することなく、できるだけ目標電力に一致させるデマンド制御方法及びデマンド制御装置に関する。
デマンド制御装置は、デマンド制御対象負荷が使用する電力をデマンド時限(30分)終了時に目標電力に一致させるために調整しなければならない電力いわゆる調整電力をデマンド時限内で求め、求めた調整電力が予め定めた遮断電力に達した場合に、制御対象負荷に含まれる電力調整用負荷を停止、または遮断して消費電力から削減する。電力調整用負荷として、空気調和機がよく使用される。遮断電力は、電力調整用負荷の調整可能電力と同じ値に設定される。
調整電力について図7を用いて説明する。デマンド時限内のt2時点で求められる調整電力はFである。この調整電力Fは、t2時点におけるデマンド制御対象負荷の使用電力Cがそのまま維持された場合に予想される30分後のデマンド制御対象負荷の使用電力Gと、t2時点におけるデマンド制御対象負荷の使用電力Cからデマンド時限終了時の目標電力Aを通過する状態で電力が使用された場合に予想される30分後のデマンド制御対象負荷の使用電力Hとの差分である。すなわち、調整電力Fは、現在の使用電力Cからどれだけの電力を調整(削減)すれば、デマンド時限終了時の使用電力が目標電力Aに到達するかを示す量である。Bは、t2時点におけるデマンド制御対象負荷の使用電力Cがそのまま維持された場合に予想されるデマンド時限終了時の使用電力である。Eは遮断電力である。
特開平11-215700号公報 特開平3-15229号公報
上記デマンド制御では、遮断電力が固定である。このため、調整電力が遮断電力に達してその調整電力分が電力調整用負荷の消費電力から削減されると、その後、何らかの原因でデマンド制御対象負荷の使用電力が増加して調整電力が再び遮断電力に達しても、調整電力分を電力調整用負荷の消費電力から削減できない可能性がある。こうなると、使用電力をデマンド時限終了時に目標電力に一致させることができない。
本発明の実施形態の目的は、デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に確実に目標電力に一致させることができ、しかも電力調整用負荷として空気調和機を用いる場合は快適性の向上が図れるデマンド制御方法及びデマンド制御装置を提供することである。
請求項1のデマンド制御方法は、デマンド制御対象負荷に含まれる消費電力が可変の電力調整用負荷の消費電力を設定値となるように制御し、前記デマンド制御対象負荷の使用電力を検出し、前記デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力と一致させるために調整しなければならない電力を、前記検出した使用電力および前記目標電力から求め、求めた調整用の電力が前記設定値より小さい閾値に達した場合にその調整用の電力分だけ前記設定値を低減し、前記求めた調整用の電力が前記設定値に達した場合は前記電力調整用負荷を停止する。
請求項4のデマンド制御装置は、第1制御手段、検出手段、演算手段、および第2制御手段を備える。第1制御手段は、デマンド制御対象負荷に含まれる消費電力が可変の電力調整用負荷の消費電力を設定値となるよう定に制御する。検出手段は、前記デマンド制御対象負荷の使用電力を検出する。演算手段は、前記デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力と一致させるために調整しなければならない電力を、前記検出手段で検出した使用電力および前記目標電力から求める。第2制御手段は、前記演算手段で求めた調整用の電力が前記設定値より小さい閾値に達した場合にその調整用の電力分だけ前記設定値を低減するとともに、前記求めた調整用の電力が前記設定値に達した場合は前記電力調整用負荷を停止する。
請求項1のデマンド制御方法によれば、デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に確実に目標電力に一致させることができ、しかも電力調整用負荷として空気調和機を用いる場合は快適性の向上が図れる。
請求項4のデマンド制御装置によれば、デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に確実に目標電力に一致させることができ、しかも電力調整用負荷として空気調和機を用いる場合は快適性の向上が図れる。
第1実施形態のデマンド制御装置のブロック図。 第1実施形態のデマンド制御装置が実行する制御を示すフローチャート。 第1実施形態における調整電力と遮断電力の関係を示す図。 第2実施形態における設定値の低減補正を禁止する時間帯を示す図。 第3実施形態のデマンド制御装置のブロック図。 第3実施形態において電力調整用負荷から除外された空気調和機の空調能力分だけ遮断電力が小さくなる様子を示す図。 従来のデマンド制御を説明するための図。
[1]第1実施形態
図1において、デマンド制御対象負荷1は、例えばオフィスビル等に設置されて電力を消費する負荷であり、電力調整用負荷として用いる複数の負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2d、および非電力調整用負荷である照明機器・エレベータ・給湯機器・オフィス機器等の調整外負荷3a,3b,3c,3dなどを含む。
負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dは、インバータおよびそのインバータの出力により動作する圧縮機を搭載し、後述のデマンド制御装置10によってインバータの出力周波数が制御されることにより空調能力及び消費電力が変化する。
このデマンド制御対象負荷1に電力量計4が接続される。電力量計4は、デマンド制御対象負荷1全体の使用電力に比例する数のパルス信号を出力する。この出力信号がデマンド制御装置10に供給される。
デマンド制御装置10は、電力制御部(第1制御手段)11、電力検出部12、目標電力記憶部13、調整電力演算部(演算手段)14、遮断電力記憶部15、比較判定部(第2制御手段)16、設定値記憶部17、設定値補正部(第2制御手段)18を含む。
電力制御部11は、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの運転・停止を比較判定部16からの指令に応じて制御するとともに、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pの合計値が設定値記憶部17内の設定値Psに一定となるよう負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力(各インバータの出力周波数)を制御する。なお、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力とその消費電力は概ね比例関係にあるため、空調能力、すなわちインバータの出力周波数が決まれば、各負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力は算定可能である。
電力検出部12は、電力量計4から供給されるパルス信号を積算することにより、デマンド制御対象負荷1で時々刻々と消費される使用電力Cをデマンド時限(30分)Δtd内で逐次検出する。ここでいう使用電力Cは、電力会社が500kW高圧受電の場合の電気料金を定めるに当たって使用する30分間平均電力のことである。例えば、デマンド時限Δtd内のt1時点の使用電力Cは、デマンド時限開始時からt1時点までの電力量をWprsとすると、C=Wprs/Δtdである。電力量Wprsは、デマンド時限開始時からt1時点までのパルス信号の積算値をρprs、1パルス信号当たりの電力量重みをwpとすると、Wprs=wp×ρprsである。つまり、C=wp×ρprs/Δtdとなる。
目標電力記憶部13は、デマンド制御の目標電力(デマンド目標値ともいう)Aを記憶する。目標電力Aのデータは、保守作業員やユーザによって目標電力記憶部13に入力される。
調整電力演算部14は、電力検出部12で検出される使用電力C、目標電力記憶部13内の目標電力A、デマンド時限Δtd、デマンド時限開始時からの経過時間tpresを用いる下式(1)の演算により、デマンド制御対象負荷1の使用電力Cをデマンド時限終了時に目標電力Aと一致させるために調整しなければならない電力(調整用の電力)いわゆる調整電力Fを単位時間ごとに求める。
F=Δtd×C/(Δtd−tpres)−Δtd×A/(Δtd−tpres)
=Δtd×(C−A)/(Δtd−tpres)……式(1)
遮断電力記憶部15は、設定値記憶部17に記憶される設定値Psを遮断電力Eとして記憶する。なお、後述するように、設定値記憶部17に記憶される設定値Psは、適時更新されるため、設定値Psが更新されれば、遮断電力記憶部15の遮断電力Eも同じ値に更新記憶される。
比較判定部16は、調整電力演算部14で求められた調整電力Fが予め定めた閾値Iに達した場合に、その調整電力F分の電力低減が必要な旨を設定値補正部18に指示する。
閾値Iは、予め遮断電力記憶部15に記憶される遮断電力Eより小さい値、具体的には、当初の遮断電力Eの40%程度の値が選定される。閾値Iを大きくすると最終的な負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの遮断に至るまでの時間が短くなってしまうため、当初の遮断電力Eの60%未満に設定することが望ましい。好ましくは当初の遮断電力Eの25%〜50%の値を選定すればよい。
また、比較判定部16は、調整電力演算部14で求められた調整電力Fが遮断電力記憶部15内の遮断電力Eに達した場合に、電力制御部11に対し遮断指令(負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dを停止するための指令)を送る。
設定値補正部18は、比較判定部16から調整電力F分の設定値低減指示を受けた場合に、設定値記憶部17内の設定値Psを調整電力F分だけ低減方向に補正してその値(Ps−F)を新たな設定値Psとして設定値記憶部17に更新記憶する。遮断電力記憶部15は、設定値記憶部17に記憶される設定値Psを遮断電力Eとして記憶する。なお、後述するように、設定値記憶部17に記憶される設定値Psは、適時更新されるため、設定値Psが更新されれば、遮断電力記憶部15の遮断電力Eも更新記憶される。
以上の動作が、デマント゛時限ごとに繰り返される。
つぎに、デマンド制御装置10が実行する制御を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
デマンド制御装置10は、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pの合計値が設定値Psに一定となるように、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力(各インバータの出力周波数)を制御する(ステップS1)。また、デマンド制御装置10は、電力量計4から供給されるパルス信号を積算することにより、デマンド制御対象負荷1の使用電力Cをデマンド時限(30分)Δtd内で逐次に検出する(ステップS2)。そして、デマンド制御装置10は、検出した使用電力C、目標電力(デマンド目標電力)A、デマンド時限Δtd、デマンド時限開始時からの経過時間tpを用いる上記式(1)の演算により、調整電力Fを単位時間ごとに求める(ステップS3)。
続いて、デマンド制御装置10は、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの少なくとも1台がサーモオフしていないことを条件に(ステップS4のNO)、上記求めた調整電力Fと遮断電力Eとを比較する(ステップS5)。調整電力Fが遮断電力E未満の場合(ステップS5のNO)、デマンド制御装置10は、調整電力Fが閾値Iに達しているか否かを判定する(ステップS6)。閾値Iは、当初の遮断電力Eに所定比率の40%を掛けた値とする。
調整電力Fが閾値Iに達していない場合(ステップS6のNO)、デマンド制御装置10は、デマンド時限の終了を監視する(ステップS7)。デマンド時限がまだ残っている場合(ステップS7のNO)、デマンド制御装置10は、ステップS1の消費電力一定制御に移行する。
調整電力Fが閾値Iに達している場合(ステップS6のYES)、デマンド制御装置10は、設定値Ps(当初の遮断電力Eと同じ)を調整電力F(閾値Iと同じ;当初の遮断電力Eの40%の値)分だけ低減する(ステップS9)。そして、デマンド制御装置10は、低減後の設定値Ps(当初の遮断電力Eの60%の値に減る)を新たな遮断電力Eとして定め(ステップS10)、デマンド時限の終了を監視する(ステップS7)。デマンド時限がまだ残っている場合(ステップS7のNO)、デマンド制御装置10は、ステップS1の消費電力一定制御に移行する。
ステップS1の消費電力一定制御では、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pの合計値が新たな設定値Psに一定制御される。新たな設定値Psは調整電力F分を低減した値なので、結果として、調整電力F分が負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pから低減される。
ステップS1からの処理が繰り返されて、調整電力Fが再び閾値Iに達した場合(ステップS6のYES)、デマンド制御装置10は、設定値Ps(当初の遮断電力Eの60%の値に減っている)を調整電力F(当初の遮断電力Eの40%の値)分だけ低減する(ステップS9)。そして、デマンド制御装置10は、低減後の設定値Ps(当初の遮断電力Eの20%の値に減る)を新たな遮断電力Eとして定め(ステップS10)、デマンド時限の終了を監視する(ステップS7)。デマンド時限がまだ残っている場合(ステップS7のNO)、デマンド制御装置10は、ステップS1の消費電力一定制御に移行する。
これ以降の処理で使用する遮断電力Eは、当初の遮断電力Eの20%の値に減っており、閾値I(当初の遮断電力Eの40%の値)よりも小さい。したがって、以後のステップS6の判定結果はNOとなり、ステップS9,S10の処理は実行されない。
その後、デマンド時限が終了した場合(ステップS7のYES)、デマンド制御装置10は、次のデマンド時限に備えるべく設定値Psおよび遮断電力Eを初期の値に戻し(ステップS8)、ステップS1の消費電力一定制御に移行する。
なお、上記ステップS5の判定において、調整電力Fが遮断電力Eに達した場合(ステップS5のYES)、デマンド制御装置10は、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの運転を全て停止し(ステップS11)、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力を零とする。そして、デマンド制御装置10は、デマンド時限の終了を監視する(ステップS12)。デマンド時限が終了すると(ステップS12のYES)、デマンド制御装置10は、ステップS1の消費電力一定制御に戻る。
調整電力F分が負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pから削減されると、その後の負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの調整可能電力が減少することになるが、その減少分だけ遮断電力E(新たな設定値Ps)も減少するので、同じデマンド時限内でデマンド制御対象負荷1の使用電力Cが増加してその時点で求まる調整電力Fが遮断電力Eに達する状況となっても、その調整電力F分を負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pから削減することができる。よって、デマンド制御対象負荷1の使用電力Cをデマンド時限終了時に目標電力Aに確実に一致させることができる。信頼性の高いデマンド制御が可能となる。
なお、上述の実施形態では、比較判定部16における閾値Iの設定を、当初の遮断電力Eに所定比率の40%を掛けた値で設定した。このため、設定値Psの変更は2回まで可能としている。ここで、閾値Iの設定を、当初の遮断電力Eに50%を掛けた値に設定すると設定値Psの変更は1回限りとなる。
また、比較判定部16における閾値Iの設定を、その時点の遮断電力E(=設定値Ps)に所定比率(≦100%)、例えば、50%を掛けた値に選定することも考えられる。この場合、設定値Ps=遮断電力Eの変更を何度も実行することができる。しかしながら、遮断電力Eを変更するたびに設定値Ps及び閾値I(=E×50%)が小さくなり、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力一定制御が困難になるため、一般的に設定値の変更は、多くとも3回程度までが限度と考えられる。
調整電力Fと遮断電力Eの関係を図3を用いて説明する。
デマンド時限内のt1時点で求められる調整電力Fは、t1時点におけるデマンド制御対象負荷1の使用電力Cがそのまま維持された場合に予想される30分後のデマンド制御対象負荷1の使用電力Gと、t1時点におけるデマンド制御対象負荷1の使用電力Cからデマンド時限終了時の目標電力Aを通過する状態で電力が使用された場合に予想される30分後のデマンド制御対象負荷1の使用電力Hとの差分である。すなわち、調整電力Fは、現在のデマンド制御対象負荷1の使用電力Cからどれだけの電力を調整(削減)すれば、デマンド時限終了時の使用電力が目標電力Aに到達するかを示す量である。Bは、t1時点におけるデマンド制御対象負荷1の使用電力Cがそのまま維持された場合に予想されるデマンド時限終了時のデマンド制御対象負荷1の使用電力である。E1は、デマンド時限開始時の初期の遮断電力を示す。E2は、補正された設定値Psに応じて更新される遮断電力を示す。
t1時点で求められる調整電力Fが閾値Iに達している場合、その調整電力F分だけ設定値Psが低減される。この設定値Psの低減により、調整電力F分が負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pから削減される。この電力調整に伴い、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dに対して調整可能な電力は、初期の遮断電力E1と調整電力Fとの差分(=E1−F)となる。この差分がその後の遮断電力E2として使用される。
したがって、同じデマンド時限内のt1時点以降にデマンド制御対象負荷1の使用電力が増加してその時点で求まる調整電力Fが遮断電力E2に達する状況となっても、その調整電力F分を負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pから削減することができる。よって、デマンド制御対象負荷1の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力Aに確実一致させることができ、信頼性の高いデマンド制御が可能となる。
しかも、調整電力Fが遮断電力Eより小さい閾値Iに達する時点で電力調整を行うので、調整電力Fが遮断電力Eに達し難くなり、ひいては負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dが停止に至る事態をできるだけ少なくすることができる。つまり、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調をできるだけ止めずに継続することができ、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dによって空調される室内空間の快適性が向上する。
なお、消費電力一定制御においては、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの消費電力Pの合計値が、常に設定値記憶部17内の設定値Psに合致するように負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力(各インバータの出力周波数)を制御しなければならない。この際の各負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dに対する電力の配分は、各負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dに均分しても良いし、各々の負荷調整用空調機に何らかの重みづけを行ない、その重みづけに応じて按分しても良い。
[2]第2実施形態
調整電力Fは、図4に示すようにt1時点からt2時点の間で使用電力が変化しない場合でも、式(1)に示されるようにデマンド時限Δtdとデマンド時限開始時からの経過時間tpresとの差(=Δtd−tpres)が零に近くなるほど、すなわちデマンド時限Δtdが残り少なくなればなるほど、急激に増加する。したがって、デマンド時限の終了間際での電力調整では、少しの誤差や演算遅れで、デマンド制御対象負荷1の使用電力が目標電力Aを超過する可能性が大きくなる。
そこで、第2実施形態では、設定値補正部18が、比較判定部16からの設定値低減指示に応じた設定値Psの低減補正を、デマンド時限終了時までの残り時間が図4に示す一定時間Δtx以上の場合のみ実行(許容)する。すなわち、設定値Psの低減補正を、デマンド時限終了時までの残り時間が一定時間Δtx以上の場合に許容し、デマンド時限終了時までの残り時間が一定時間Δtx内に入った段階で禁止する。
この構成により、デマンド制御対象負荷1の使用電力がデマンド時限終了時に目標電力Aを超過する不具合を解消することができる。
他の構成および作用は第1実施形態と同じである。
[3]第3実施形態
第3実施形態のデマンド制御装置10は、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調温度(室内温度)を取得し、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dのうち、空調温度が予め定めた限度値(冷房時室温上限値Tac・暖房時室温下限値Tah)に達した負荷調整用空気調和機を電力調整用負荷から除外する。
具体的には、デマンド制御装置10は、図5に示すように、第1実施形態または第2実施形態の構成に加えて、室温取得部21、適用外負荷判定部22、温度記憶部23、設定値按分部24、設定値記憶部25a,25b,25c,25dを含む。
室温取得部21は、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの室内温度センサが検知する室内温度Ta1,Ta2,Ta3,Ta4を取得する。
適用外負荷判定部22は、室温取得部21で取得された室内温度Ta1,Ta2,Ta3,Ta4と温度記憶部23に記憶されている室内温度限度値(冷房時室温上限値Tac・暖房時室温下限値Tah)とを比較し、室内温度Ta1,Ta2,Ta3,Ta4のいずれかが室内温度限度値に達した場合に、その室内温度限度値に達した室内温度に対応する負荷調整用空気調和機を電力調整用負荷から除外するべくその旨の指示を電力制御部11,設定値補正部18,設定値按分部24に送る。
設定値按分部24は、設定値記憶部17内の設定値Psをその設定値Psが更新記憶されるごとに取込み、この取込み時、適用外負荷判定部22から除外指示を受けているかどうかを確認し、除外指示を受けていない場合は上記取込んだ設定値Psを全ての負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力(出力馬力)に応じて按分し、按分して得られる各設定値を設定値記憶部25a,25b,25c,25dに更新記憶する。また、設定値按分部24は、除外指示を受けている場合、除外対象の負荷調整用空気調和機を除く残りの負荷調整用空気調和機の空調能力に応じて上記取込んだ設定値Psを按分し、按分して得られる各設定値を対応する各設定値記憶部に更新記憶する。
例えば、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力(出力馬力)が“2.5HP”“2.5HP”“5.0HP”“10.0HP”で、設定値記憶部17に設定値Ps“40kW”が更新記憶されたとき、この時点で適用外負荷判定部22から除外指示を受けていなければ、設定値按分部24は、設定値記憶部17内の設定値Ps(40kW)を全ての負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dのそれぞれの空調能力に応じて下記のように設定値Ps1,Ps2,Ps3,Ps4に按分し、これら設定値Ps1,Ps2,Ps3,Ps4を設定値記憶部25a,25b,25c,25dに更新記憶する。
Ps1=40×2.5÷(2.5+2.5+5.0+10.0)=5.0kW
Ps2=40×2.5÷(2.5+2.5+5.0+10.0)=5.0kW
Ps3=40×5.0÷(2.5+2.5+5.0+10.0)=10.0kW
Ps4=40×10.0÷(2.5+2.5+5.0+10.0)=20.0kW
電力制御部11は、適用外負荷判定部22から除外指示を受けていないので、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dのそれぞれの消費電力P1,P2,P3,P4が設定値記憶部25a,25b,25c,25d内の設定値Ps1,Ps2,Ps3,Ps4にそれぞれ一定となるよう、負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dの空調能力(各インバータの出力周波数)を制御する。電力調整用負荷の全消費電力は、40kWとなる。
この状態で、適用外負荷判定部22から例えば負荷調整用空気調和機2bの除外が指示された場合、電力制御部11は、負荷調整用空気調和機2bを除く負荷調整用空気調和機2a,2c,2dのそれぞれの消費電力P1,P3,P4が設定値記憶部25a,25c,25d内の設定値Ps1,Ps3,Ps4にそれぞれ一定となるよう、負荷調整用空気調和機2a,2c,2dの空調能力を制御する。電力調整用負荷の全消費電力は、35kW(=5.0kW+10.0kW+20.0kW)となる。
負荷調整用空気調和機2bの除外指示は、電力制御部11だけでなく、設定値補正部18も受ける。設定値補正部18は、電力制御部11の空調能力制御に合せるように、設定値記憶部25a,25b,25c,25d内の設定値Ps1,Ps2,Ps3,Ps4のうち、負荷調整用空気調和機2b用の設定値Ps2を除く残りの設定値Ps1(5.0kW),Ps3(10.0kW),Ps4(20.0kW)を選定し、選定した設定値Ps1,Ps3,Ps4の合計値を新たな設定値Ps(35.0kW)として設定値記憶部17に更新記憶する。
この設定値Psの更新記憶に伴い、その設定値記憶部17内の設定値Ps(35.0kW)が新たな遮断電力Eとして遮断電力記憶部15に更新記憶される。この遮断電力Eは、図6に示すように、それまで記憶されていた遮断電力Eよりも、設定値Ps2(5.0kW)に相当する空調能力分だけ小さくなる。
なお、この設定値Psの更新記憶に際し、負荷調整用空気調和機2bの除外指示がまだ解除されていない場合、設定値按分部24は、設定値記憶部17内の新たな設定値Ps(35.0kW)を、負荷調整用空気調和機2bを除く3台の負荷調整用空気調和機2a,2c,2dのそれぞれの空調能力に応じて下記のように設定値Ps1,Ps3,Ps4に按分し、これら設定値Ps1,Ps3,Ps4を設定値記憶部25a,25c,25dに更新記憶する。ただし、この場合、更新記憶される設定値Ps1,Ps3,Ps4は、更新前と同じ値となる。
Ps1=35×2.5÷(2.5+5.0+10.0)=5.0kW
Ps3=35×5.0÷(2.5+5.0+10.0)=10.0kW
Ps4=35×10.0÷(2.5+5.0+10.0)=20.0kW
この場合、電力制御部11は、更新前と同じく、負荷調整用空気調和機2bを除く負荷調整用空気調和機2a,2c,2dのそれぞれの消費電力P1,P3,P4が設定値記憶部25a,25c,25d内の設定値Ps1,Ps3,Ps4にそれぞれ一定となるよう、負荷調整用空気調和機2a,2c,2dの空調能力を制御する。電力調整用負荷の全消費電力は、更新前と同じ35kW(=5.0kW+10.0kW+20.0kW)となる。
この状態で負荷調整用空気調和機2bの除外指示が解除されると、電力制御部11は、全ての負荷調整用空気調和機2a,2b,2c,2dのそれぞれの消費電力P1,P2,P3,P4が設定値記憶部25a,25b,25c,25d内の設定値Ps1,Ps2,Ps3,Ps4にそれぞれ一定となるよう、負荷調整用空気調和機2a,2c,2dの空調能力を制御する。電力調整用負荷の全消費電力は、40kW(=5.0kW+5.0kW+10.0kW+20.0kW)に復帰する。
負荷調整用空気調和機2bの除外指示は、電力制御部11だけでなく、設定値補正部18も受ける。設定値補正部18は、電力制御部11の空調能力制御に合せるように、設定値記憶部25a,25b,25c,25d内の設定値Ps1(5.0kW),設定値Ps2(5.0kW),Ps3(10.0kW),Ps4(20.0kW)を全て選定し、これら設定値Ps1,Ps2,Ps3,Ps4の合計値を新たな設定値Ps(40.0kW)として設定値記憶部17に更新記憶する。
この設定値Psの更新記憶に伴い、その設定値記憶部17内の設定値Ps(40.0kW)が新たな遮断電力Eとして遮断電力記憶部15に更新記憶される。
作用を説明する。
例えば負荷調整用空気調和機2bの冷房運転によって空調される部屋の室内温度Ta2が周囲の環境変化などの影響により上昇して冷房時室温上限値Tacを超えた場合、その負荷調整用空気調和機2bが電力調整用負荷から除外される。そして、負荷調整用空気調和機2bを除く負荷調整用空気調和機2a,2c,2dの消費電力P1,P3,P4が設定値記憶部25a,25c,25d内の設定値Ps1,Ps3,Ps4にそれぞれ一定となるよう、負荷調整用空気調和機2a,2c,2dの空調能力が制御される。
電力調整用負荷から除外された負荷調整用空気調和機2bは、空調能力の一定制御から解放されるので、室内温度Ta2を冷房時室温上限値Tacより低い目標温度に至らせるべく十分な冷房能力を発揮する。これにより、負荷調整用空気調和機2bによって冷房される室内空間の快適性を確保することができる。
また、例えば負荷調整用空気調和機2cの暖房運転によって空調される部屋の室内温度Ta3が周囲の環境変化などの影響により下降して暖房時室温下限値Tahを下回った場合、その負荷調整用空気調和機2cが電力調整用負荷から除外される。そして、負荷調整用空気調和機2cを除く負荷調整用空気調和機2a,2b,2dの消費電力P1,P2,P4が設定値記憶部25a,25b,25d内の設定値Ps1,Ps2,Ps4にそれぞれ一定となるよう、負荷調整用空気調和機2a,2b,2dの空調能力が制御される。
電力調整用負荷から除外された負荷調整用空気調和機2cは、空調能力の一定制御から解放されるので、室内温度Ta3を暖房時室温下限値Tahより高い目標温度に至らせるべく十分な暖房能力を発揮する。これにより、負荷調整用空気調和機2cによって暖房される室内空間の快適性を確保することができる。
[4]変形例
上記各実施形態では、電力調整用負荷が空気調和機である場合を例に説明したが、消費電力の調整が可能なものであれば、空気調和機に限らず他の機器を用いてもよい。
その他、上記実施形態および変形は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態や変形は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明の実施形態は、電力の受給を受ける建物や工場等での利用が可能である。
1…デマンド制御対象、2a,2b,2c,2d…負荷調整用空気調和機(電力調整用負荷)、3a,3b,3c,3d…調整外負荷(非電力調整用負荷)、4…電力量計、10…デマンド制御装置、11…電力制御部(第1制御手段)、12…電力検出部(検出手段)、13…目標電力記憶部、14…調整電力演算部、15…遮断電力記憶部、16…比較判定部(第2制御手段)、17…設定値記憶部、18…設定値補正部(第2制御手段)、21…室温取得部、22…適用外負荷判定部、23…温度記憶部、24…設定値按分部、25a,25b,25c,25d…設定値記憶部

Claims (6)

  1. デマンド制御対象負荷に含まれる消費電力が可変の電力調整用負荷の消費電力を設定値となるように制御し、
    前記デマンド制御対象負荷の使用電力を検出し、
    前記デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力と一致させるために調整しなければならない電力を、前記検出した使用電力および前記目標電力から求め、
    前記求めた調整用の電力が前記設定値より小さい閾値に達した場合にその調整用の電力分だけ前記設定値を低減し、
    前記求めた調整用の電力が前記設定値に達した場合は前記電力調整用負荷を停止する、
    ことを特徴とするデマンド制御方法。
  2. 前記設定値の低減を前記デマンド時限終了時までの残り時間が一定時間以上の場合のみ実行する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデマンド制御方法。
  3. 前記電力調整用負荷は、複数の空気調和機であり、
    前記各空気調和機のうち、空調温度が予め定めた限度値に達した空気調和機を前記電力調整用負荷から除外する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデマンド制御方法。
  4. デマンド制御対象負荷に含まれる消費電力が可変の電力調整用負荷の消費電力を設定値になるように制御する第1制御手段と、
    前記デマンド制御対象負荷の使用電力を検出する検出手段と、
    前記デマンド制御対象負荷の使用電力をデマンド時限終了時に目標電力と一致させるために調整しなければならない電力を、前記検出手段で検出した使用電力および前記目標電力から求める演算手段と、
    前記演算手段で求めた調整用の電力が前記設定値より小さい閾値に達した場合にその調整用の電力分だけ前記設定値を低減するとともに、前記求めた調整用の電力が前記設定値に達した場合は前記電力調整用負荷を停止する第2制御手段と、
    を備えることを特徴とするデマンド制御装置。
  5. 前記第2制御手段は、前記設定値の低減を前記デマンド時限終了時までの残り時間が一定時間以上の場合のみ実行する、
    ことを特徴とする請求項4記載のデマンド制御装置。
  6. 前記電力調整用負荷は、複数の空気調和機であり、
    前記第1制御手段は、前記各空気調和機のうち、空調温度が予め定めた限度値に達した空気調和機を前記電力調整用負荷から除外する、
    ことを特徴とする請求項4または請求項5記載のデマンド制御装置。
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