JP2016178623A - 画像表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置から発せられる音を低減する処理を適切且つ効果的に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】本発明の画像表示装置は、撮影装置と、直接接続または記録装置を介して接続された画像表示装置であって、前記撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、前記動画像データの撮影期間にマイクロフォンに入力された音声を表す音声データと、を前記撮影装置または前記記録装置で記録する動画記録処理に関連する記録処理情報を取得する第1取得手段と、前記記録処理情報に基づいて、前記動画記録処理が行われる場合に、前記画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置及びその制御方法に関する。
近年、フィルムカメラの代わりにデジタルビデオカメラを用いた撮影が行われる機会が増している。また、映像制作のワークフローとして、映像制作の各工程(撮影工程、現像工程、編集工程、等)でデジタル画像データを使用するワークフロー(ファイルベースのワークフロー)が用いられる機会が増している。
ファイルベースのワークフローの撮影工程では、RAW画像データ、Log画像データ、等の非圧縮の画像データが、撮影装置(カメラ)から出力される。そして、撮影工程後の現像工程において、カメラから出力された画像データに、“グレーディング”と呼ばれる画像処理が施される。グレーディングは、例えば、画像データに基づく画像を表示する画像表示装置のガンマ特性に応じて画像データの階調値を変更する画像処理、画像データが表す被写体の色を、人間が被写体を見たときに当該人間が知覚する色に近づける画像処理、等である。
従来、現像工程は、撮影工程とは異なる時刻と場所で行われるのが一般的であった。しかしながら、機器の性能向上やサイズダウンに伴い、撮影工程と同じ場所でグレーディングが行われる機会が増している。そして、撮影工程と同じ場所でグレーディング結果である画像を確認する機会も増している。以後、撮影工程と同じ場所で行われるグレーディングを、撮影工程と異なる場所で行われるグレーディングと区別して、“オンセットグレーディング”と記載する。
撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データを記録する場合、動画像データの撮影期間に被写体から発せられた音声を表す音声データも記録するのが一般的である。しかしながら、オンセットグレーディングを行う電子機器(パーソナルコンピュータ、画像表示装置、等)、及び、オンセットグレーディング結果を確認するための電子機器(画像表示装置)は、撮影装置の近傍で使用されることが多い。そのため、上記画像表示装置(オンセットグレーディングを行う画像表示装置、及び、オンセットグレーディング結果を確認するための画像表示装置)の音を雑音として表す音声データが記録されてしまうことがある。
特許文献1には、音声データの記録を行う記録装置が開示されている。特許文献1に開示の記録装置は、音声データの記録開始に伴い、記録装置が有するファンの回転を停止する。しかしながら、記録装置が画像表示装置と一体の装置であるとは限らない。そのため、特許文献1に開示の技術を用いたとしても、音声データの記録を行う記録装置の音しか低減することができず、画像表示装置の音を低減することができないことがある。
特許文献2には、音声データのレベル(音声レベル)を増幅する増幅器を冷却するファンの回転速度を制御する制御装置が開示されている。特許文献2に開示の制御装置は、増幅器が音声レベルを強制的に低減しているミュート期間において、ファンの回転速度を低減する。しかしながら、音声データの記録がミュート期間に行われるとは限らない。そのため、特許文献2に開示の技術を用いたとしても、画像表示装置の音を雑音として表す音声データが記録されてしまうことがある。
特開2007−4872号公報 特開2001−168646号公報
本発明は、画像表示装置から発せられる音を低減する処理を適切且つ効果的に行うことができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
撮影装置と、直接接続または記録装置を介して接続された画像表示装置であって、
前記撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、前記動画像データの撮影期間にマイクロフォンに入力された音声を表す音声データと、を前記撮影装置または前記記録装置で記録する動画記録処理に関連する記録処理情報を取得する第1取得手段と、
前記記録処理情報に基づいて、前記動画記録処理が行われる場合に、前記画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第2の態様は、
撮影装置が被写体を撮影することによって生成された画像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された撮影時刻情報に基づいて、画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減手段と、
を有し、
前記取得手段は、動画像データに関する撮影時刻情報として、前記動画像データのフレーム毎に、そのフレームの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得し、
前記低減手段は、前記取得手段で取得された撮影時刻情報によって表された撮影時刻が、順次更新され、且つ、現在時刻と異なる場合に、前記音低減処理を行う
ことを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第3の態様は、
撮影装置と、直接接続または記録装置を介して接続された画像表示装置の制御方法であって、
前記撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、前記動画像データの撮影期間にマイクロフォンに入力された音声を表す音声データと、を前記撮影装置または前記記録装置で記録する動画記録処理に関連する記録処理情報を取得する取得ステップと、
前記記録処理情報に基づいて、前記動画記録処理が行われる場合に、前記画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第4の態様は、
撮影装置が被写体を撮影することによって生成された画像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された撮影時刻情報に基づいて、画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減ステップと、
を有し、
前記取得ステップでは、動画像データに関する撮影時刻情報として、前記動画像データ
のフレーム毎に、そのフレームの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得し、
前記低減ステップでは、前記取得ステップで取得された撮影時刻情報によって表された撮影時刻が、順次更新され、且つ、現在時刻と異なる場合に、前記音低減処理を行う
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第5の態様は、上述した画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、画像表示装置から発せられる音を低減する処理を適切且つ効果的に行うことができる。
実施例1に係る制御システムの構成例を示す図 実施例1に係る画像表示装置の構成の一例を示すブロック図 実施例1に係る機能制御部の処理の流れの一例を示すフローチャート 実施例2に係る画像表示装置の構成の一例を示すブロック図 実施例2に係る機能制御部の処理の流れの一例を示すフローチャート 実施例3に係る画像表示装置の構成の一例を示すブロック図 実施例3に係る機能制御部の処理の流れの一例を示すフローチャート 実施例4に係る画像表示装置の構成の一例を示すブロック図 実施例4に係る機能制御部の処理の流れの一例を示すフローチャート 実施例5に係る画像表示装置の構成の一例を示すブロック図 実施例5に係る機能制御部の処理の流れの一例を示すフローチャート
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る画像表示装置及びその制御方法について説明する。本発明は、液晶表示装置、有機EL表示装置、プラズマ表示装置、等のいかなる画像表示装置にも適用可能である。
図1(A)は、本実施例に係る制御システムの構成例を示す図である。図1(A)の制御システムは、例えば、オンセットグレーディングを行う際に使用される。オンセットグレーディングは、撮影工程と同じ場所で行われるグレーディングである。グレーディングは、例えば、画像データに基づく画像を表示する画像表示装置のガンマ特性に応じて画像データの階調値を変更する画像処理、画像データが表す被写体の色を、人間が被写体を見たときに当該人間が知覚する色に近づける画像処理、等である。図1(A)に示すように、本実施例に係る制御システムは、撮影装置101、マイクロフォン102、記録・再生装置103、及び、画像表示装置104を有する。
撮影装置101は、被写体を撮影することによって画像データ(静止画像データや動画像データ)を生成する。
マイクロフォン102は、マイクロフォン102に入力された音声を表す音声データを生成する。例えば、マイクロフォン102には、撮影装置101の撮影期間に被写体から発せられた音声が入力される。マイクロフォン102は、撮影装置101の近傍に配置されることが多い。マイクロフォン102は、撮影装置101と一体の装置であってもよい。
記録・再生装置103は、記録・再生装置103に入力された画像データと音声データの記録を行う記録装置としての機能、及び、記録された画像データと音声データの再生を行う再生装置としての機能を有する。記録・再生装置103は、撮影装置101と一体の
装置であってもよい。
画像表示装置104は、画像表示装置104に入力された画像データに基づく画像を表示する。
撮影装置101の入力端子Bとマイクロフォン102の出力端子Aとは互いに接続されており、マイクロフォン102で生成された音声データは、出力端子Aと入力端子Bを介して撮影装置101に入力される。
撮影装置101の出力端子Cと記録・再生装置103の入力端子Dとは互いに接続されており、撮影装置101で生成された画像データ、及び、撮影装置101に入力された音声データは、出力端子Cと入力端子Dを介して記録・再生装置103に入力される。
撮影装置101は、記録・再生装置103の動作を制御することができる。記録・再生装置103は、撮影装置101からの指示に応じて、記録・再生装置103に入力された画像データと音声データの記録、記録された画像データと音声データの再生、等を行う。記録や再生の指示も、撮影装置101から出力端子Cと入力端子Dを介して記録・再生装置103に入力される。画像データと音声データは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、等の記憶媒体に記録される。上記記憶媒体は、記録・再生装置103に設けられていてもよいし、記録・再生装置103とは別体の装置に設けられていてもよい。
また、撮影装置101は、無線送信部を有しており、無線送信部から無線信号を出力する。無線送信部としては、無線信号を送受信可能な無線LANモジュールを使用することができる。
記録・再生装置103の出力端子Eと画像表示装置104の入力端子Fとは互いに接続されており、記録・再生装置103から出力端子Eと入力端子Fを介して画像表示装置104に画像データが入力される。例えば、記録・再生装置103(記憶媒体)が記憶している画像データの再生が行われた場合には、再生された画像データが画像表示装置104に入力される。そして、それ以外の場合には、記録・再生装置103に入力された画像データが画像表示装置104に入力される。本実施例では、記録・再生装置103が、画像データを含むSDI(Serial Digital Interface)信号を画像表示装置104に出力する例を説明する。なお、記録・再生装置103から画像表示装置104に出力される信号の規格は特に限定されない。
なお、図1(A)では、撮影装置101が、記録・再生装置103を介して、画像表示装置104と接続される構成を例示したが、図1(B)に示すように、撮影装置101が記録・再生装置103の機能を内蔵する場合は、撮影装置101の出力端子Cと画像表示装置104の入力端子Fとが直接接続される構成であってもよい。この場合、撮影装置101が、画像データを記録可能な記録媒体(メモリ)105を含む。記録媒体(メモリ)105は、備え付けのハードディスクであってもよいし、可般型のCF(Compact
Flash)メモリカードや、SD(Secure Digital)メモリカード等であってもよい。
また、図1(C)に示すように、撮影装置101に、記録・再生装置103と画像表示装置104とが接続される構成であってもよい。この場合、撮影装置101の出力端子Cと画像表示装置104の入力端子Fと直接接続され、撮影装置101の出力端子Gと記録・再生装置103の入力端子Dとが接続される。
また、図1(D)に示すように、撮影装置101が、画像表示装置104を介して、記録・再生装置103と接続される構成であってもよい。この場合、撮影装置101の出力端子Cと画像表示装置104の入力端子Fとが接続され、画像表示装置104の出力端子Hと記録・再生装置103の入力端子Dとが接続される。画像表示装置104は、撮影装
置101から入力された画像データを、そのままスルーで記録・再生装置103に出力してもよいし、現像処理や復号処理等を施して記録・再生装置103に出力してもよい。
図2は、画像表示装置104の構成の一例を示すブロック図である。
SDIレシーバ11は、画像表示装置104に入力されたSDI信号をデコードし、デコードされたSDI信号を画像処理部12に出力する。
画像処理部12は、SDIレシーバ11から出力されたSDI信号に含まれている画像データに所定の画像処理を施し、所定の画像処理が施された画像データをパネル制御部13に出力する。所定の画像処理は、例えば、上述したオンセットグレーディングである。パネル制御部13は、画像処理部12から出力された画像データに応じて表示パネル14を駆動する。例えば、パネル制御部13は、画像処理部12から出力された画像データに応じた駆動電圧および駆動タイミングで、表示パネル14の各表示素子を駆動する。
表示パネル14は、画像表示装置104に入力された画像データに基づく画像を表示する。具体的には、表示パネル14は、パネル制御部13によって駆動されることにより、画像処理部12から出力された画像データに応じた画像を画面に表示する。
無線受信部21は、撮影装置101から送信された無線信号を受信する。本実施例では、送信レベル情報と処理情報がパケット内に格納された無線信号が、撮影装置101から送信される。処理情報は、記録処理情報と再生処理情報を含む。そのため、無線受信部21によって、送信レベル情報を取得する処理(第3取得処理)、記録処理情報を取得する処理(第1取得処理)、及び、再生処理情報を取得する処理(第6取得処理)が行われる。送信レベル情報は、撮影装置101が無線信号を送信した際の無線信号のレベル(電力)である送信レベルを表す情報である。
記録処理情報は、撮影装置101が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、動画像データの撮影期間にマイクロフォン112に入力された音声を表す音声データと、を記録する動画記録処理に関連する情報である。例えば、記録処理情報は、動画記録処理の実行状態を示す情報である。具体的には、記録処理情報は、動画記録処理が行われているか否かを示す情報、動画記録処理が開始されたか否かを示す情報、動画記録処理が終了されたか否かを示す情報、等である。また、記録処理情報は、撮影装置101から記録・再生装置103への動画記録処理の開始指示や終了指示を示す情報であってもよいし、撮影装置101内部の記録媒体(メモリ)への動画記録処理の開始指示や終了指示を示す情報であってもよい。
再生処理情報は、動画記録処理によって記録された動画像データを画像表示装置104に入力する動画再生処理に関連する情報である。例えば、再生処理情報は、動画再生処理の実行状態を示す情報である。具体的には、再生処理情報は、動画再生処理が行われているか否かを示す情報、動画再生処理が開始されたか否かを示す情報、動画再生処理が終了されたか否かを示す情報、等である。また、再生処理情報は、撮影装置101から記録・再生装置103への動画再生処理の開始指示や終了指示を示す情報であってもよいし、撮影装置101内部の記録媒体(メモリ)から画像データを読み出して再生する動画再生処理の開始指示や終了指示を示す情報であってもよい。
なお、第3取得処理、第1取得処理、及び、第6取得処理の少なくともいずれかは、無線受信部21とは異なる機能部によって行われてもよい。送信レベル情報、記録処理情報、及び、再生処理情報の少なくともいずれかは、無線で取得されるのではなく、ケーブルを用いて取得されてもよい。送信レベル情報、記録処理情報、及び、再生処理情報の少なくともいずれかは、ユーザーが画像表示装置104に入力する情報であってもよい。記録処理情報と再生処理情報の少なくとも一方は、記録・再生装置103から取得されてもよい。即ち、記録処理情報と再生処理情報は、撮影装置101から直接取得されてもよいし、撮影装置101から間接的に取得されてもよい。
受信レベル測定部22は、無線受信部21が無線信号を受信した際の無線信号のレベルである受信レベルを測定し、測定結果(受信レベルを表す受信レベル情報)を距離演算部24に出力する。
送信レベル情報取得部23は、無線受信部21で受信された無線信号から送信レベル情報を抽出し、送信レベル情報を距離演算部24に出力する。
距離演算部24は、撮影装置101と画像表示装置104との間の距離を表す距離情報を取得する(第2取得処理)。そして、距離演算部24は、距離情報を機能制御部27に出力する。本実施例では、距離演算部24は、受信レベル情報によって表された受信レベルと、送信レベル情報によって表された送信レベルと、の比に基づいて、距離情報を生成する。具体的には、以下の式1を用いて、無線信号の伝搬距離d[m]が、撮影装置101と画像表示装置104との間の距離として算出される。式1は、フリスの公式である。式1において、λは無線信号の波長[m]であり、Gtは無線信号の送信利得であり、Grは無線信号の受信利得であり、Ptは無線信号の送信レベル[W]であり、Prは無線信号の受信レベル[W]である。波長λ、送信利得Gt、及び、受信利得Grは、無線信号の通信規格に応じて予め定められた固定値である。
d=(λ・(Gt・Gr・Pt)0.5)/(4π(Pr)0.5)・・・(式1)
なお、距離情報の取得方法は、上記方法に限らない。例えば、送信レベル情報を取得せずに、受信レベルのみを変数として用いて距離情報が生成されてもよい。具体的には、送信レベルPtとして所定値を使用して距離dが算出されてもよい。また、受信レベルの大きさが画像表示装置104と撮影装置101との間の距離として使用されてもよい。画像表示装置104と撮影装置101との間の距離がGPS(Global Positioning System)を用いて算出されてもよい。距離情報は、ユーザーが画像表示装置104に入力する情報であってもよい。
処理情報取得部25は、無線受信部21で受信された無線信号から処理情報を抽出し、処理情報を機能制御部27に出力する。
温度センサ26は、画像表示装置104の内部の温度を測定し、測定結果(温度を表す温度情報)を機能制御部27に出力する。
機能制御部27は、距離演算部24から出力された距離情報、処理情報取得部25から出力された処理情報、及び、温度センサ26から出力された温度情報に基づいて、制御信号を生成する。詳細は後述するが、機能制御部27は、必要に応じて、画像表示装置104から発せられる音(モニタ音)を低減する音低減処理を実現する制御信号を生成する。ファン29が回転している場合、ファン29の回転音がモニタ音となる。そこで、本実施例では、機能制御部27は、音低減処理を実現する制御信号として、ファン29の回転速度を低減する処理を実現する制御信号を生成する。機能制御部27は、生成した制御信号をファン制御回路28に出力する。
ファン制御回路28は、機能制御部27から出力された制御信号に応じて、ファン29の回転速度を制御する。
ファン29が回転することによって、画像表示装置104の内部の温度が低減される。
図3は、機能制御部27の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、S101において、機能制御部27が、温度センサ26から温度情報を取得する(S101)。その後、S102に処理が進められる。
S102では、機能制御部27が、S101で取得した温度情報によって表された温度が第1閾値未満であるか否かを判定する。温度が第1閾値未満である場合にはS103に処理が進められ、温度が第1閾値以上である場合にはS114に処理が進められる。第1
閾値としては、例えば、画像表示装置104の故障が生じる可能性が非常に高い温度が使用される。
S114では、機能制御部27が、画像表示装置104の内部の温度が第1閾値以上に上昇しているため、画像表示装置104を強制的にシャットダウンするシャットダウン制御を行う。S114の処理を行うことにより、画像表示装置104の内部の温度が上昇することによって画像表示装置104の故障が生じることを抑制することができる。
S103では、機能制御部27が、距離情報と処理情報に基づくファン制御を行う動作モード(自動ファン制御モード)が設定されているか否かを判定する。自動ファン制御モードが設定されている場合にはS104に処理が進められ、自動ファン制御モードが設定されていない場合にはS113に処理が進められる。
S113では、機能制御部27が、ファン29を所定の回転速度(通常回転速度)で駆動する制御信号を出力する。それにより、ファン29は、通常回転速度で駆動される。S113の処理を行うことにより、画像表示装置104の内部の温度が上昇することを抑制することができ、画像表示装置104の故障が生じることを抑制することができる。
S104では、機能制御部27が、S101で取得した温度情報によって表された温度が第2閾値未満であるか否かを判定する。温度が第2閾値未満である場合にはS108に処理が進められ、温度が第2閾値以上である場合にはS105に処理が進められる。第2閾値としては、例えば、画像表示装置104の故障が生じる可能性が低い温度が使用される。
S105では、機能制御部27が、S101で取得した温度情報によって表された温度が第3閾値未満であるか否かを判定する。温度が第3閾値未満である場合にはS106に処理が進められ、温度が第3閾値以上である場合にはS107に処理が進められる。第3閾値としては、例えば、画像表示装置104の故障が生じる可能性が高い温度が使用される。
第1閾値、第2閾値、及び、第3閾値の大小関係は、“第1閾値>第3閾値>第2閾値”である。第1閾値、第2閾値、及び、第3閾値は、メーカー等によって予め定められた値であってもよいし、ユーザーが変更可能な値であってもよい。
S106では、画像表示装置104の内部の温度が第2閾値以上に上昇しているため、機能制御部27が第1通知処理を行う。第1通知処理では、画像表示装置104の内部の温度を低減するための作業の実行をユーザーに促す通知が行われる。例えば、第1通知処理により、「機内温度が上昇しています。電源をオフしてください。」、「機内温度が上昇しています。画面輝度を下げてください。」、「機内温度が間もなく通常ファン動作開始温度に到達します。」等のメッセージ画像が画面に表示される。その後、S108に処理が進められる。S106の処理を行うことにより、画像表示装置104の内部の温度を低減するための作業の実行をユーザーに促すことができ、画像表示装置104の故障が生じることを抑制することができる。
なお、画像表示以外の方法で通知が行われてもよい。例えば、音声を発することによって通知が行われてもよい。
S107では、画像表示装置104の温度が第3閾値以上に上昇しているため、機能制御部27が第2通知処理を行う。第2通知処理では、通常回転速度でファン29を駆動するファン制御の開始が通知される。例えば、第2通知処理により、「機内温度が規定値を超えたため通常ファン動作を開始します。」といったメッセージ画像が画面に表示される。その後、S113に処理が進められる。S107の処理を行うことにより、ファン29
の回転速度が通常回転速度に戻されること、及び、その原因をユーザーが把握可能となる。
S108では、機能制御部27が、処理情報取得部25から処理情報を取得する。その後、S109に処理が進められる。
S109では、機能制御部27が、S108で取得した処理情報に基づいて、動画記録処理または動画再生処理が行われているか否かを判定する。動画記録処理が行われている場合、モニタ音を雑音として表す音声データが記録されてしまうことがある。そして、動画再生処理が行われている場合、再生された動画像データを確認する確認作業をユーザーが行っている可能性が高く、モニタ音が雑音として確認作業に悪影響を及ぼす。一方、動画記録処理と動画再生処理のいずれも行われていない場合には、モニタ音は本実施例に係る制御システムを用いた種々の処理や作業に悪影響を及ぼさないと考えられる。そのため、動画記録処理または動画再生処理が行われている場合にはS110に処理が進められ、動画記録処理と動画再生処理のいずれも行われていない場合にはS113に処理が進められる。
S110では、機能制御部27が、距離演算部24から距離情報を取得する。その後、S111に処理が進められる。
S111では、機能制御部27が、S110で取得した距離情報によって表された距離(撮影装置101と画像表示装置104との間の距離)が第4閾値未満であるか否かを判定する。撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が短い場合、モニタ音が大きい音声データが記録されてしまう。一方、撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が十分に長い場合、モニタ音が無視できる程度に小さい音声データ、または、モニタ音を表さない音声データを記録することができる。そのため、距離が第4閾値未満である場合にはS112に処理が進められ、距離が第4閾値以上である場合にはS113に処理が進められる。第4閾値としては、例えば、モニタ音の大きさが許容範囲内の大きさである音声データを得ることができる距離が使用される。第4閾値は、メーカー等によって予め定められた値であってもよいし、ユーザーが変更可能な値であってもよい。
S112では、機能制御部27が、音低減処理を実現する制御信号を出力する。具体的には、ファン29の駆動を停止する制御信号を出力する。それにより、ファン29の駆動が停止され、モニタ音が処理や作業に悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
なお、音低減処理を実現する制御信号として、ファン29を通常回転速度よりも低い回転速度で駆動する制御信号が使用されてもよい。撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が長いときに距離が短いときに比べて低い回転速度でファン29の回転速度が連続的または段階的に制御されてもよい。
また、S112では、音低減処理を予め定められた期間だけ行うようにして、ファン29の駆動停止または回転速度低下により画像表示装置104の温度が大きく上昇してしまうのを防ぐようにしてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、撮影装置と画像表示装置との間の距離が閾値未満であり、且つ、動画記録処理が行われている場合に、音低減処理が行われる。また、本実施例によれば、動画記録処理が行われている場合にも音低減処理が行われる。それにより、音低減処理を適切且つ効果的に行うことができる。
撮影装置と画像表示装置との間の距離が閾値未満であり、且つ、動画記録処理が行われている場合には、モニタ音が無視できない程度に大きい音声データが記録されてしまう可能性が非常に高い。本実施例によれば、そのような場合に音低減処理を行うことにより、モニタ音が無視できる程度に小さい音声データ、または、モニタ音を表さない音声データを記録することができる。
また、動画再生処理が行われている場合には、モニタ音が上述した確認作業に悪影響を及ぼす可能性が非常に高い。本実施例によれば、そのような場合に音低減処理を行うことにより、モニタ音が確認作業に悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
そして、これら以外の場合には、モニタ音が処理や作業に悪影響を及ぼす可能性は非常に低い。本実施例によれば、そのような場合に音低減処理が省略されるため、無駄な音低減処理の実行を抑制することができる。
なお、本実施例では、画像表示装置の内部の温度が上昇することによって画像表示装置の故障が生じることを抑制するために画像表示装置の内部の温度を考慮したが、画像表示装置の内部の温度は考慮しなくてもよい。例えば、図3のS108以前の処理(S101〜S107とS114の処理)が省略され、図3のS108以降の処理(S108〜S113)が行われてもよい。
なお、本実施例では、撮影装置と画像表示装置との間の距離が閾値未満であり、且つ、動画再生処理が行われている場合に、音低減処理が行われる例を説明したが、これに限らない。モニタ音が上述した確認作業に及ぼす悪影響と、距離情報によって表された距離と、は無関係である。そのため、動画再生処理が行われている場合には、撮影装置と画像表示装置との間の距離に拘らず、音低減処理が行われてもよい。動画再生処理の実行時における音低減処理は省略されてもよい。動画再生処理の実行時における音低減処理が省略されても、“モニタ音が無視できる程度に小さい音声データ、または、モニタ音を表さない音声データを記録することができる”という上記効果を得ることができる。
なお、本実施例では、ファンの回転速度を低減する処理が音低減処理として行われる例を説明したが、これに限らない。例えば、音声を発するスピーカーを画像表示装置が有しており、スピーカーの音量を低減する処理が音低減処理として行われてもよい。ファンの回転速度を低減する処理と、スピーカーの音量を低減する処理と、の両方が音低減処理として行われてもよい。スピーカーは、例えば、撮影装置から記録・再生装置を介して画像表示装置に入力された音声データ、記録・再生装置で再生された音声データ、等の音声データに基づく音声を発する。
なお、自動ファン制御モードが設定されている場合には、図3のS113において、ファンの回転速度が通常回転速度よりも高い回転速度に制御されてもよい。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2に係る画像表示装置及びその制御方法について説明する。
なお、以下では、実施例1と異なる構成や処理について説明し、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
本実施例に係る制御システムの構成は、実施例1(図1(A))と同じである。
本実施例では、撮影装置101は、無線送信部を有しておらず、GPSレシーバ(GPSモジュール)を有する。撮影装置101は、GPSレシーバの受信信号に基づいて、撮影装置101の位置を表すGPS位置情報(第1位置情報;撮影位置情報)を生成する。そして、撮影装置101は、生成した撮影位置情報と、実施例1で述べた記録処理情報と、を記録・再生装置103に出力する。
また、本実施例では、記録・再生装置103は、画像データ、撮影位置情報、及び、記録処理情報を含むSDI信号を、画像表示装置104に出力する。撮影位置情報と記録処理情報は、アンシラリーデータとしてSDI信号に含まれている。
図4は、本実施例に係る画像表示装置104の構成の一例を示すブロック図である。図4において、実施例1(図2)と同じ機能部には実施例1と同じ符号を付し、その説明は省略する。上述したように、本実施例では、画像データ、撮影位置情報、及び、記録処理
情報を含むSDI信号が画像表示装置104に入力される。そのため、本実施例では、SDIレシーバ11によって、記録処理情報を取得する処理(第1取得処理)と、撮影位置情報を取得する処理(第4取得処理)とが行われる。
なお、第1取得処理と第4取得処理の少なくとも一方は、SDIレシーバ11とは異なる機能部によって行われてもよい。記録処理情報は、ユーザーが画像表示装置104に入力する情報であってもよい。記録処理情報と撮影位置情報の少なくとも一方は、撮影装置101から直接取得されてもよい。
アンシラリーデータ取得部31は、SDIレシーバ11から出力されたSDI信号(デコードされたSDI信号)からアンシラリーデータを抽出し、アンシラリーデータを処理情報取得部32と撮影位置情報取得部33に出力する。
処理情報取得部32は、アンシラリーデータ取得部31から出力されたアンシラリーデータから記録処理情報を抽出し、記録処理情報を機能制御部37に出力する。
撮影位置情報取得部33は、アンシラリーデータ取得部31から出力されたアンシラリーデータから撮影位置情報を抽出し、撮影位置情報を距離演算部36に出力する。
GPSレシーバ34は、3個以上のGPS衛星のそれぞれから、そのGPS衛星の時刻情報を含む信号を受信する。そして、GPSレシーバ34は、各GPS衛星の時刻情報を位置情報演算部35に出力する。
位置情報演算部35は、画像表示装置104の位置を表すGPS位置情報(第2位置情報;表示位置情報)を取得する。具体的には、位置情報演算部35は、GPSレシーバ34から出力された各GPS衛星の時刻情報に基づいて画像表示装置104の位置を算出し、算出した位置を表す表示位置情報を生成する。そして、位置情報演算部35は、表示位置情報を距離演算部36に出力する。なお、表示位置情報の取得方法は特に限定されない。
距離演算部36は、撮影位置情報取得部33から出力された撮影位置情報と、位置情報演算部35から出力された表示位置情報と、に基づいて、距離情報を生成する。具体的には、撮影位置情報によって表わされた位置と、表示位置情報によって表された位置と、の間の距離が、撮影装置101と画像表示装置104との間の距離として算出され、算出された距離を表す距離情報が生成される。距離演算部36は、距離情報を機能制御部37に出力する。なお、撮影装置101の位置が予め決まっている場合には、画像表示装置104の位置のみを変数として用いて、撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が算出されてもよい。
機能制御部37は、処理情報取得部32から出力された記録処理情報と、距離演算部36から出力された距離情報と、に基づいて、制御信号を生成する。詳細は後述するが、機能制御部37は、必要に応じて、モニタ音を低減する音低減処理を実現する制御信号を生成する。モニタスピーカー39から音声が発せられている場合、モニタスピーカー39から発せられた音声がモニタ音となる。そこで、本実施例では、機能制御部37は、音低減処理を実現する制御信号として、モニタスピーカー39の音量を低減する処理を実現する制御信号を生成する。機能制御部37は、生成した制御信号を音量制御回路38に出力する。
音量制御回路38は、機能制御部37から出力された制御信号に応じて、モニタスピーカー39の音量を制御する。
モニタスピーカー39は、例えば、画像表示装置104に入力された動画像データに対応する音声データに基づく音声を発する。画像表示装置104に入力された動画像データに対応する音声データは、例えば、SDIレシーバ11に入力されたSDI信号に含まれ
ている。
図5は、機能制御部37の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、S201において、機能制御部37が、距離情報と記録処理情報に基づく音量制御を行う動作モード(自動音量制御モード)が設定されているか否かを判定する。自動音量制御モードが設定されている場合にはS202に処理が進められ、自動音量制御モードが設定されていない場合にはS207に処理が進められる。
S207では、機能制御部37が、モニタスピーカー39の音量を通常音量(例えば、画像表示装置104を用いて音声付きの動画をユーザーが確認する際にユーザーが設定した音量)に制御する制御信号を出力する。それにより、モニタスピーカー39の音量が通常音量に制御される。
S202では、機能制御部37が、処理情報取得部32から記録処理情報を取得する。その後、S203に処理が進められる。
S203では、機能制御部37が、S202で取得した記録処理情報に基づいて、動画記録処理が行われているか否かを判定する。動画記録処理が行われている場合、モニタスピーカー39から発せられた音声を雑音として表す音声データが記録されてしまうことがある。一方、動画記録処理が行われていない場合には、モニタスピーカー39から発せられた音声は本実施例に係る制御システムを用いた種々の処理や作業に悪影響を及ぼさないと考えられる。そのため、動画記録処理が行われている場合にはS204に処理が進められ、動画記録処理が行われていない場合にはS207に処理が進められる。
実施例1で述べたように、動画再生処理が行われている場合には、再生された動画像データを確認する確認作業をユーザーが行っている可能性が高い。しかしながら、確認作業では、一般的に、再生された音声データ(再生された動画像データに対応する音声データ;再生された動画像データの撮影期間に被写体から発せられた音声を表す音声データ)も確認される。そのため、そのような確認作業に対して、モニタスピーカー39から発せられた音声が悪影響を及ぼすことはない。
なお、再生された音声データを確認せず、再生された動画像データのみを確認する確認作業に対しては、モニタスピーカー39から発せられた音声が雑音として悪影響を及ぼす可能性がある。そのため、そのような確認作業が行われる場合には、S204に処理が進められてもよい。再生された動画像データのみを画像表示装置104に入力する動画再生処理が行われている場合、再生された動画像データのみを確認する確認作業をユーザーが行っている可能性が高い。そのため、画像表示装置104は、再生された動画像データのみを画像表示装置104に入力する動画再生処理が行われているか否かを判定し、当該動画再生処理が行われている場合にS204に処理を進めてもよい。再生された動画像データのみを画像表示装置104に入力する動画再生処理が行われているか否かは、当該動画再生処理が行われているか否かを表す再生処理情報に基づいて判定することができる。再生処理情報は、記録処理情報と同様に、種々の方法で取得することができる。
S204では、機能制御部37が、距離演算部36から距離情報を取得する。その後、S205に処理が進められる。
S205では、機能制御部37が、S204で取得した距離情報によって表された距離(撮影装置101と画像表示装置104との間の距離)が第5閾値未満であるか否かを判定する。撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が短い場合、モニタスピーカー39から発せられた音声が大きい音声データが記録されてしまう。一方、撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が十分に長い場合、モニタスピーカー39から発せられた音声が無視できる程度に小さい音声データ、または、モニタスピーカー39から発せられた音声を表さない音声データを記録することができる。そのため、距離が第5閾値
未満である場合にはS206に処理が進められ、距離が第5閾値以上である場合にはS207に処理が進められる。第5閾値としては、例えば、モニタスピーカー39から発せられた音声の大きさが許容範囲内の大きさである音声データを得ることができる距離が使用される。第5閾値は、メーカー等によって予め定められた値であってもよいし、ユーザーが変更可能な値であってもよい。
S206では、機能制御部37が、音低減処理を実現する制御信号を出力する。具体的には、モニタスピーカー39の音量を0(ミュート)に制御する制御信号を出力する。それにより、モニタスピーカー39の音量が0に制御され、モニタスピーカー39から発せられた音声がマイクロフォン102に入力されることを抑制することができる。
なお、音低減処理を実現する制御信号として、モニタスピーカー39の音量を通常音量よりも低く且つ0よりも高い音量に制御する制御信号が使用されてもよい。撮影装置101と画像表示装置104との間の距離が長いときに距離が短いときに比べて低い音量に、モニタスピーカー39の音量が連続的または段階的に制御されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、撮影装置と画像表示装置との間の距離が閾値未満であり、且つ、動画記録処理が行われている場合に、モニタスピーカーの音量を低減する音低減処理が行われる。それにより、音低減処理を適切且つ効果的に行うことができる。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3に係る画像表示装置及びその制御方法について説明する。
なお、以下では、実施例1,2と異なる構成や処理について説明し、実施例1,2と同様の構成や処理についての説明は省略する。
本実施例に係る制御システムの構成は、実施例1(図1(A))と同じである。
本実施例では、撮影装置101は、撮影によって生成した画像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報を生成し、生成した撮影時刻情報を記録・再生装置103に出力する。そして、記録・再生装置103は、画像データと、当該画像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報と、を含むSDI信号を、画像表示装置104に出力する。撮影時刻情報は、アンシラリーデータとしてSDI信号に含まれている。
本実施例では、処理情報と撮影位置情報は画像表示装置104に入力されない。
図6は、本実施例に係る画像表示装置104の構成の一例を示すブロック図である。図6において、実施例1,2(図2,4)と同じ機能部には実施例1,2と同じ符号を付し、その説明は省略する。上述したように、本実施例では、画像データと撮影時刻情報を含むSDI信号が画像表示装置104に入力される。そのため、本実施例では、SDIレシーバ11によって、撮影時刻情報が取得される。
なお、撮影時刻情報を取得する処理はSDIレシーバ11とは異なる機能部によって行われてもよい。撮影時刻情報は、撮影装置101から直接取得されてもよい。
タイムコード取得部41は、アンシラリーデータ取得部31から出力されたアンシラリーデータから撮影時刻情報(タイムコード)を抽出し、撮影時刻情報を機能制御部43に出力する。
リアルタイムクロック42は、現在時刻を計時し、現在時刻を表す現在時刻情報を生成する。そして、リアルタイムクロック42は、現在時刻情報を機能制御部43に出力する。
機能制御部43は、タイムコード取得部41から出力された撮影時刻情報、リアルタイムクロック42から出力された現在時刻情報、及び、温度センサ26から出力された温度情報に基づいて、制御信号を生成する。詳細は後述するが、機能制御部43は、必要に応
じて、モニタ音を低減する音低減処理を実現する制御信号を生成する。本実施例では、機能制御部43は、音低減処理を実現する制御信号として、ファン29の回転速度を低減する処理を実現する制御信号を生成する。機能制御部43は、生成した制御信号をファン制御回路28に出力する。
図7は、機能制御部43の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
S301〜S307の処理は、実施例1(図3)のS101〜S107の処理と同じである。S312〜S314の処理は、実施例1(図3)のS112〜S114の処理と同じである。但し、本実施例では、自動ファン制御モードは、撮影時刻情報と現在時刻情報に基づくファン制御を行う動作モードである。S304において“温度が第2閾値未満である”と判定された場合には、S308に処理が進められる。また、S306の処理が行われた後、S308に処理が進められる。
S308では、機能制御部43が、タイムコード取得部41から撮影時刻情報を取得し、リアルタイムクロック42から現在時刻情報を取得する。その後、S309に処理が進められる。
S309では、機能制御部43が、S308で取得された撮影時刻情報に基づいて、撮影時刻情報によって表された撮影時刻が順次更新されているか否かを判定する。撮影時刻が順次更新されている場合にはS310に処理が進められ、撮影時刻が順次更新されていない場合にはS313に処理が進められる。
撮影時刻が順次更新されている場合にはS310に処理が進められ、撮影時刻が順次更新されていない場合にはS313に処理が進められることの理由について説明する。
SDIレシーバ11や機能制御部43では、動画像データに関する撮影時刻情報として、当該動画像データのフレーム毎に、そのフレームの撮影時刻を表す撮影時刻情報が取得される。そのため、動画像データに関する撮影時刻情報が取得されている場合、“撮影時刻が順次更新されている”と判定される。そして、動画再生処理が行われている場合、再生された動画像データと、再生された動画像データに関する撮影時刻情報と、が画像表示装置104に入力される。また、動画記録処理が行われている場合、記録対象の動画像データと、記録対象の動画像データに関する撮影時刻情報と、が画像表示装置104に入力されることが多い。そのため、“撮影時刻が順次更新されている”と判定された場合、動画再生処理や動画記録処理が行われている可能性が高い。そして、“撮影時刻が順次更新されていない”と判定された場合、動画再生処理や動画記録処理が行われていない可能性が高い。
以上の理由により、撮影時刻が順次更新されている場合にはS310に処理が進められ、撮影時刻が順次更新されていない場合にはS313に処理が進められる。
S310では、機能制御部43が、S308で取得された撮影時刻情報と現在時刻情報に基づいて、撮影時刻情報によって表された撮影時刻が現在時刻情報によって表された現在時刻と略一致(完全一致を含む)するか否かを判定する。撮影時刻が現在時刻と異なる場合にはS312に処理が進められ、撮影時刻が現在時刻と略一致する場合にはS311に処理が進められる。
撮影時刻が現在時刻と異なる場合にはS312に処理が進められ、撮影時刻が現在時刻と略一致する場合にはS311に処理が進められることの理由について説明する。
動画再生処理が行われている場合、再生された動画像データの撮影時刻は、S310の処理が行われる時刻と異なる。また、動画記録処理が行われている場合、記録対象の動画像データの撮影時刻として、記録対象の動画像データの生成の開始時刻が使用されることが多い。そして、動画記録処理が行われている場合、記録対象の動画像データを生成するために、通常は行われない画像処理が撮影装置101で行われることが多い。このような
画像処理には時間を要するため、記録対象の動画像データの撮影時刻と、S310の処理が行われる時刻と、の間のタイムラグが生じることが多い。そのため、“撮影時刻が現在時刻と異なる”と判定された場合、動画再生処理や動画記録処理が行われている可能性が高い。そして、“撮影時刻が現在時刻と略一致する”と判定された場合、動画再生処理や動画記録処理が行われていない可能性が高く、撮影装置101の状態が自走状態である可能性が高い。自走状態は、例えば、撮影を順次行い、撮影によって生成された画像データを、殆ど処理を施さずに、順次出力する状態である。
以上の理由により、撮影時刻が現在時刻と異なる場合にはS312に処理が進められ、撮影時刻が現在時刻と略一致する場合にはS311に処理が進められる。
S311では、機能制御部43が第3通知処理を行う。第3通知処理では、撮影時刻情報からは動画記録処理や動画再生処理が行われていることを検出することができない旨の通知が行われる。例えば、第3通知処理により、「フリーランモードのタイムコードであるため、自動ファン制御を行いません」等のメッセージ画像が画面に表示される。その後、S313に処理が進められる。
なお、第3通知処理で、通常回転速度でファン29を駆動するファン制御の開始、等が通知されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、画像データの撮影時刻に基づいて音低減処理の実行/非実行が制御される。それにより、音低減処理を適切且つ効果的に行うことができる。具体的には、本実施例によれば、撮影時刻が順次更新され且つ現在時刻と異なる場合に、音低減処理が行われる。撮影時刻が順次更新され且つ現在時刻と異なる場合、動画再生処理や動画記録処理が行われている可能性が高い。従って、本実施例によれば、動画再生処理や動画記録処理が行われている可能性が高い場合に、音低減処理を行うことができる。
<実施例4>
以下、本発明の実施例4に係る画像表示装置及びその制御方法について説明する。
なお、以下では、実施例1〜3と異なる構成や処理について説明し、実施例1〜3と同様の構成や処理についての説明は省略する。
本実施例に係る制御システムの構成は、実施例1(図1(A))と同じである。本実施例では、実施例3と同様に、画像データと撮影時刻情報を含むSDI信号が、画像表示装置104に入力される。
図8は、本実施例に係る画像表示装置104の構成の一例を示すブロック図である。図8において、実施例1〜3(図2,4,6)と同じ機能部には実施例1〜3と同じ符号を付し、その説明は省略する。
機能制御部51は、タイムコード取得部41から出力された撮影時刻情報と、リアルタイムクロック42から出力された現在時刻情報と、に基づいて、制御信号を生成する。詳細は後述するが、機能制御部51は、必要に応じて、モニタ音を低減する音低減処理を実現する制御信号を生成する。本実施例では、機能制御部51は、音低減処理を実現する制御信号として、モニタスピーカー39の音量を低減する処理を実現する制御信号を生成する。機能制御部51は、生成した制御信号を音量制御回路38に出力する。
図9は、機能制御部51の処理の流れの一例を示すフローチャートである。内部制御フロー図である。
まず、S401において、機能制御部51が、撮影時刻情報と現在時刻情報に基づく音量制御を行う動作モード(自動音量制御モード)が設定されているか否かを判定する。自動音量制御モードが設定されている場合にはS402に処理が進められ、自動音量制御モ
ードが設定されていない場合にはS407に処理が進められる。
S407では、機能制御部51が、モニタスピーカー39の音量を通常音量に制御する制御信号を出力する。それにより、モニタスピーカー39の音量が通常音量に制御される。
S402では、機能制御部51が、タイムコード取得部41から撮影時刻情報を取得し、リアルタイムクロック42から現在時刻情報を取得する。その後、S403に処理が進められる。
S403では、機能制御部51が、S402で取得された撮影時刻情報に基づいて、撮影時刻情報によって表された撮影時刻が順次更新されているか否かを判定する。撮影時刻が順次更新されている場合にはS404に処理が進められ、撮影時刻が順次更新されていない場合にはS407に処理が進められる。
S404では、機能制御部51が、S402で取得された撮影時刻情報と現在時刻情報に基づいて、撮影時刻情報によって表された撮影時刻が現在時刻情報によって表された現在時刻と略一致(完全一致を含む)するか否かを判定する。撮影時刻が現在時刻と異なる場合にはS406に処理が進められ、撮影時刻が現在時刻と略一致する場合にはS405に処理が進められる。
S405では、機能制御部51が第3通知処理を行う。例えば、第3通知処理により、「フリーランモードのタイムコードであるため、自動音量制御を行いません」等のメッセージ画像が画面に表示される。その後、S407に処理が進められる。
なお、第3通知処理で、モニタスピーカー39の音量を通常音量に制御する音量制御の開始、等が通知されてもよい。
S406では、機能制御部51が、音低減処理を実現する制御信号を出力する。具体的には、モニタスピーカー39の音量を0(ミュート)に制御する制御信号を出力する。それにより、モニタスピーカー39の音量が0に制御され、モニタスピーカー39から発せられた音声がマイクロフォン102に入力されることを抑制することができる。
以上述べたように、本実施例によれば、画像データの撮影時刻に基づいて音低減処理の実行/非実行が制御される。それにより、音低減処理を適切且つ効果的に行うことができる。
<実施例5>
以下、本発明の実施例5に係る画像表示装置及びその制御方法について説明する。
なお、以下では、実施例1〜4と異なる構成や処理について説明し、実施例1〜4と同様の構成や処理についての説明は省略する。
本実施例に係る制御システムの構成は、実施例1(図1(A))と同じである。
本実施例では、撮影装置101は、記録処理情報と再生処理情報がメタデータとして付加(重畳)された画像データを出力し、画像表示装置104は、画像データからメタデータを抽出することにより、記録処理情報と再生処理情報を取得する。
具体的には、撮影装置101は、画像データ、記録処理情報、及び、再生処理情報を記録・再生装置103に出力する。このとき、記録処理情報と再生処理情報はメタデータとして画像データに重畳されていてもいなくてもよく、記録処理情報と再生処理情報を、画像データとは別経路で無線信号で送受信してもよい。
記録・再生装置103は、画像データ、記録処理情報、及び、再生処理情報を含むSDI信号を、画像表示装置104に出力する。
記録処理情報と再生処理情報は、アンシラリーデータとしてSDI信号に含まれている。「画像データを含むSDI信号のアンシラリーデータ」は、「画像データに重畳されたメタデータ」と言える。そして、画像表示装置104は、アンシラリーデータから記録処理情報と再生処理情報を抽出する。
図10は、画像表示装置104の構成の一例を示すブロック図である。図10において、実施例1〜4(図2,4,6,8)と同じ機能部には実施例1〜4と同じ符号を付し、その説明は省略する。上述したように、本実施例では、画像データと記録処理情報を含むSDI信号が画像表示装置104に入力される。そのため、本実施例では、SDIレシーバ11によって、記録処理情報を取得する処理(第1取得処理)が行われる。
アンシラリーデータ取得部61は、SDIレシーバ11から出力されたSDI信号(デコードされたSDI信号)からアンシラリーデータを抽出し、アンシラリーデータを処理情報取得部62に出力する。
処理情報取得部62は、アンシラリーデータ取得部61から出力されたアンシラリーデータから記録処理情報および再生処理情報を抽出し、機能制御部63に出力する。
なお、記録処理情報と再生処理情報は互いに異なる方法で取得されてもよい。
機能制御部63は、処理情報取得部62から出力された処理情報、及び、温度センサ26から出力された温度情報に基づいて、制御信号を生成する。詳細は後述するが、機能制御部63は、必要に応じて、モニタ音を低減する音低減処理を実現する制御信号を生成する。本実施例では、機能制御部63は、音低減処理を実現する制御信号として、ファン29の回転速度を低減する処理を実現する制御信号を生成する。機能制御部63は、生成した制御信号をファン制御回路28に出力する。
図11は、機能制御部63の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
S401〜S409の処理は、実施例1(図3)のS101〜S109の処理と同じであり、S413の処理は、実施例1のS113の処理と同じであり、S414の処理は、実施例1のS114の処理と同じである。本実施例では、自動ファン制御モードは、処理情報に基づくファン制御を行う動作モードである。本実施例では、S409において“動画記録処理または動画再生処理が行われている”と判断された場合に、S412の処理が行われる。S412の処理は、実施例1のS112の処理と同じである。
以上述べたように、本実施例によれば、動画記録処理が行われている場合に、音低減処理が行われる。また、本実施例によれば、動画再生処理が行われている場合にも、音低減処理が行われる。それにより、音低減処理を適切且つ効果的に行うことができる。
本実施例の効果についてより詳細に説明する。
オンセットグレーディングでは撮影装置と画像表示装置との間の距離は短い可能性が非常に高いため、動画記録処理が行われている場合には、モニタ音が無視できない程度に大きい音声データが記録されてしまう可能性が非常に高い。本実施例によれば、そのような場合に音低減処理を行うことにより、モニタ音が無視できる程度に小さい音声データ、または、モニタ音を表さない音声データを記録することができる。
また、動画再生処理が行われている場合には、モニタ音が実施例1で述べた確認作業に悪影響を及ぼす可能性が非常に高い。本実施例によれば、そのような場合に音低減処理を行うことにより、モニタ音が確認作業に悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
そして、これら以外の場合には、モニタ音が処理や作業に悪影響を及ぼす可能性は非常に低い。本実施例によれば、そのような場合に音低減処理が省略されるため、無駄な音低減処理の実行を抑制することができる。
なお、本実施例では、画像表示装置の内部の温度が上昇することによって画像表示装置の故障が生じることを抑制するために画像表示装置の内部の温度を考慮したが、画像表示装置の内部の温度は考慮しなくてもよい。例えば、図11のS408以前の処理(S401〜S407とS414の処理)が省略され、図11のS408以降の処理(S408、S409、S412、及び、S413の処理)が行われてもよい。他の実施例においても同様である。
なお、本実施例では、ファンの回転速度を低減する処理が音低減処理として行われる例を説明したが、これに限らない。例えば、音声を発するスピーカーを画像表示装置が有しており、スピーカーの音量を低減する処理が音低減処理として行われてもよい。ファンの回転速度を低減する処理と、スピーカーの音量を低減する処理と、の両方が音低減処理として行われてもよい。他の実施例においても同様である。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
11:SDIレシーバ 21:無線受信部 24,36:距離演算部
25,32:処理情報取得部 27,37,43,51:機能制御部
28:ファン制御回路 38:音量制御回路 41:タイムコード取得部

Claims (16)

  1. 撮影装置と、直接接続または記録装置を介して接続された画像表示装置であって、
    前記撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、前記動画像データの撮影期間にマイクロフォンに入力された音声を表す音声データと、を前記撮影装置または前記記録装置で記録する動画記録処理に関連する記録処理情報を取得する第1取得手段と、
    前記記録処理情報に基づいて、前記動画記録処理が行われる場合に、前記画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記記録処理情報は、前記動画像データに付加されるメタデータである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記記録処理情報は、SDI(Serial Digital Interface)信号に含まれるアンシラリーデータである
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記第1取得手段は、前記記録処理情報を前記撮影装置から取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記撮影装置と前記画像表示装置との間の距離を表す距離情報を取得する第2取得手段をさらに有し、
    前記低減手段は、前記距離情報と前記記録処理情報に基づいて、
    前記距離が閾値以上であり、且つ、前記動画記録処理が行われる場合に、前記音低減処理を行わず、
    前記距離が閾値未満であり、且つ、前記動画記録処理が行われる場合に、前記音低減処理を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記撮影装置から送信された無線信号を受信する受信手段をさらに有し、
    前記第2取得手段は、前記受信手段が前記無線信号を受信した際の前記無線信号のレベルである受信レベルに基づいて、前記距離情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記撮影装置が前記無線信号を送信した際の前記無線信号のレベルである送信レベルを表す送信レベル情報を取得する第3取得手段をさらに有し、
    前記第2取得手段は、前記受信レベルと前記送信レベルの比に基づいて、前記距離情報を生成する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記撮影装置の位置を表す第1位置情報を取得する第4取得手段と、
    前記画像表示装置の位置を表す第2位置情報を取得する第5取得手段と、
    をさらに有し、
    前記第2取得手段は、前記第1位置情報と第2位置情報に基づいて、前記距離情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  9. 前記画像表示装置に入力された画像データに基づく画像を表示する表示パネルと、
    前記動画記録処理によって記録された動画像データを前記画像表示装置に入力する動画
    再生処理に関連する再生処理情報を取得する第6取得手段と、
    をさらに有し、
    前記低減手段は、前記再生処理情報に基づいて、前記動画再生処理が行われる場合にも、前記音低減処理を行う
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記記録処理情報は、前記撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、前記動画像データの撮影期間にマイクロフォンに入力された音声を表す音声データと、を前記記録装置で記録する動画記録処理の開始指示を示す情報である
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  11. 撮影装置が被写体を撮影することによって生成された画像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された撮影時刻情報に基づいて、画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減手段と、
    を有し、
    前記取得手段は、動画像データに関する撮影時刻情報として、前記動画像データのフレーム毎に、そのフレームの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得し、
    前記低減手段は、前記取得手段で取得された撮影時刻情報によって表された撮影時刻が、順次更新され、且つ、現在時刻と異なる場合に、前記音低減処理を行う
    ことを特徴とする画像表示装置。
  12. 前記画像表示装置の内部の温度を低減するためのファンをさらに有し、
    前記音低減処理は、前記ファンの回転速度を低減する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  13. 前記画像表示装置の内部の温度を低減するためのファンをさらに有し、
    前記音低減処理は、前記ファンの回転を停止する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  14. 音声を発するスピーカーをさらに有し、
    前記音低減処理は、前記スピーカーの音量を低減する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  15. 撮影装置と、直接接続または記録装置を介して接続された画像表示装置の制御方法であって、
    前記撮影装置が被写体を撮影することによって生成された動画像データと、前記動画像データの撮影期間にマイクロフォンに入力された音声を表す音声データと、を前記撮影装置または前記記録装置で記録する動画記録処理に関連する記録処理情報を取得する取得ステップと、
    前記記録処理情報に基づいて、前記動画記録処理が行われる場合に、前記画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減ステップと、
    を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  16. 撮影装置が被写体を撮影することによって生成された画像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された撮影時刻情報に基づいて、画像表示装置から発せられる音を低減する音低減処理を行う低減ステップと、
    を有し、
    前記取得ステップでは、動画像データに関する撮影時刻情報として、前記動画像データ
    のフレーム毎に、そのフレームの撮影時刻を表す撮影時刻情報を取得し、
    前記低減ステップでは、前記取得ステップで取得された撮影時刻情報によって表された撮影時刻が、順次更新され、且つ、現在時刻と異なる場合に、前記音低減処理を行う
    ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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