JP2016178595A - 受信装置、受信方法、及びプログラム - Google Patents

受信装置、受信方法、及びプログラム Download PDF

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秀樹 鈴木
海彦 鈴木
Umihiko Suzuki
海彦 鈴木
玲子 會田
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玲子 會田
緑 青木
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緑 青木
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Nobuyuki Murashima
伸幸 村島
智夫 西垣
Tomoo Nishigaki
智夫 西垣
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Abstract

【課題】通常の映像よりも高い画質を有する高画質映像が表示されないことをユーザに認識させる。【解決手段】映像処理部は所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成し、判定部は通信で付加データを取得できるか否かを判定し、分離部は放送で基本階層データを取得し、通知処理部は付加データを取得できないとき、付加データの取得に関する通知情報を出力する。【選択図】図9

Description

本発明は、受信装置、受信方法、及びプログラムに関する。
センサー技術や画像処理技術の発展に伴い、HDR(High Dynamic Range;ハイダイナミックレンジ、高ダイナミックレンジ、広帯域ダイナミックレンジとも呼ばれる)映像への関心が高まり、その活用が試みられている。HDR映像とは、通常の映像よりも広い範囲の輝度を有する映像である。これに対し、通常の映像は、LDR(Low Dynamic Range;ローダイナミックレンジ)映像、又はSDR(Standard Dynamic Range;通常ダイナミックレンジ)映像と呼ばれる。例えば、特許文献1には、HDR映像符号化データを入力すると、その中のLDR画像符号化データを復号し、復号したLDR画像データの輝度成分の分布からHDR差分符号化データの復号の要否を判定する画像復号装置について記載されている。当該画像復号装置は、判定の結果が要を示している場合には、HDR差分符号化データを復号し、この復号結果とLDR画像からHDR画像を生成し、判定の結果が否を示している場合には、LDR画像を復号結果として出力する。
他方、近年では超高精細度テレビジョン放送(UHDTV:Ultra High−Definition Television)に関する映像処理技術の研究開発や国際標準化が進められている。UHDTVにおける、映像の高画質化の手段としてHDR映像の採用が検討されている。UHDTVに利用可能な放送波の周波数帯域は限られているため、通常の映像の表示に要する基本レイヤデータ(Base Layer)を放送で伝送し、拡張レイヤデータ(Enhanced Layer)を含んだ付加データを通信で伝送することが検討されている。拡張レイヤデータは、HDR映像の再生に要するデータであり、基本レイヤデータでは表現することができない、より高い画質の成分を表すデータである。
特開2015−19287号公報
しかしながら、受信装置がHDR映像を表示する機能を備えていても、通信伝送路に接続されていない場合には、拡張レイヤデータを含んだ付加データを取得することができない。受信装置が、放送伝送路を介して受信した基本映像データに基づいて通常の映像を表示する場合、HDR映像が表示できないことをユーザは認識できないことがある。ユーザは表示される通常の映像をHDR映像と誤認識しまうために、ひいては、より高い画質を有するHDR映像を視る動機を失うことがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、通常の映像よりも高い画質を有する高画質映像が表示されないことをユーザに認識させることができる受信装置、受信方法、及びプログラムを提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理部と、通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定部と、放送で前記基本階層データを取得する分離部と、前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理部と、を備える受信装置である。
本発明の実施形態によれば、高画質映像が表示できないことをユーザに認識させることができる。
本実施形態に係る放送システムの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るHDR映像の伝送に係るデータを示す図である。 本実施形態において各種信号値で表現される輝度の範囲を説明するための図である。 本実施形態において信号電圧値で表現される輝度の範囲を説明するための図である。 本実施形態に係るMPTのデータ構造を示す図である。 本実施形態に係るロケーション情報のデータ構造を示す図である。 本実施形態に係る映像コンポーネント記述子のデータ構造を示す概略図である。 本実施形態に係る依存関係記述子のデータ構造を示す概略図である。 本実施形態に係る受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る映像処理部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る通知画面の表示例を示す図である。 本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る付加データ判定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る放送システム1は、放送番組を構成するコンテンツを示す番組データを所定の多重化方式(例えば、MMT(Moving Picture Experts Group(MPEG) Media Transport)方式)を用いて伝送するシステムである。コンテンツとは、映像(動画像)、静止画像、音声、テキストなどの放送番組の構成要素であり、受信装置30(後述)により提示される情報である。MMT方式では、個々の構成要素又はその構成要素を示すデータはアセットと呼ばれる。以下では、放送番組を構成するコンテンツとしてHDR映像が含まれ、HDR映像を示す映像データが、複数の階層のデータを含んで構成される場合を例にする。複数の階層のデータには、所定の画質を有する通常の映像を示す基本レイヤ(Base Layer)データと、付加データが含まれる。付加データには、拡張レイヤ(Enhanced Layer)データが含まれる。以下の説明では、所定の画質を有する通常の映像を、基本映像と呼ぶ。付加データについては、後述する。
放送システム1は、第1送信装置10と、第2送信装置20と、受信装置30とを含んで構成される。
第1送信装置10は、番組データと、放送番組の構成を示す構成情報を多重化した多重化データを生成する。番組データには、基本レイヤデータが含まれ、付加データは含まれない。第1送信装置10は、生成した多重化データを搬送する放送波として放送伝送路11を介して受信装置30に送信する。第1送信装置10は、例えば、放送事業者の放送設備を構成する送信装置である。
放送伝送路11は、各種のデータを一方向的に伝送する伝送路である。放送伝送路11は、放送衛星12を含んで構成される。放送衛星12は、第1送信装置10が送信した放送波を中継し、中継した放送波を受信装置30に送信する中継装置(図示せず)を搭載する。放送伝送路11は、その一部に通信回線、例えば、第1送信装置10から送信アンテナまでの間を有線又は無線で接続する通信ネットワークを含んでもよい。なお、放送伝送路11を介して各種のデータを伝送(送信、受信)することを「放送で伝送(送信、受信)する」呼ぶ。
第2送信装置20は、放送番組の一部を構成する付加データを多重化した多重化データを生成し、生成した多重化データを受信装置30に通信伝送路21を介して送信する。第2送信装置20は、例えば、放送事業者の設備を構成するサーバ装置である。なお、第2送信装置20は、受信装置30から通信伝送路21を介して接続確認信号を受信する場合がある。その場合には、第2送信装置20は、接続確認信号への応答として確認信号を送信元である受信装置30に通信伝送路21を介して送信する。
通信伝送路21は、各種のデータを双方向的に伝送可能な伝送路である。通信伝送路21は、インターネット、公衆無線通信網(PLMN、Public Land Mobile Network)などの広域通信網(WAN、Wide Area Network)を含んで構成される通信ネットワークである。通信伝送路21には、その一部に、構内通信網(LAN、Local Area Network)、専用網を含んでいてもよい。通信伝送路21によるデータの伝送形態は、無線、有線、又はそれらの組み合わせのいずれでもよい。なお、通信伝送路21を介して各種のデータを伝送(送信、受信)することを「通信で伝送(送信、受信)する」呼ぶ。
なお、図1では、説明を簡潔にするため、放送システム1において、第1送信装置10、第2送信装置20及び受信装置30の個数が、それぞれ1個である場合を例にしている。一般には、受信装置30の数は複数である。また、第1送信装置10の個数、第2送信装置20の個数は、それぞれ複数であってもよい。
第1送信装置10と、第2送信装置20とは、同一の放送事業者により管理されることがある。第1送信装置10は基本レイヤデータを放送で、第2送信装置20は付加データを通信で、それぞれ別個のアセットとして送信する。
第1送信装置10が送信する構成情報は、放送番組の構成や構成要素間の関係を示す情報であり、所定の形式を有するデータとして表される。多重化方式としてMMTを用いる場合、構成情報は、例えば、MMT−SI(Service Information)である。MMT−SIには、例えば、アセットのリストなど、放送番組を構成する情報を与えるMPT(MMT Package Table)が含まれる。また、MPTには、アセットのロケーションを示すロケーション情報(MMT_general_location_info)や互いに依存関係にあるアセットを記述する依存関係記述子(Dependency_Descriptor)などが含まれる。
受信装置30は、第1送信装置10から放送伝送路11を介して多重化データを受信し、第2送信装置20から通信伝送路21を介して付加データを受信する。受信装置30は、多重化データに含まれる番組データと、付加データで表される放送番組のコンテンツを提示可能な電子機器である。受信装置30は、例えば、テレビジョン受像機、その他テレビジョン放送の受信機能を備える電子機器である。
受信装置30は、番組データに含まれる基本レイヤデータと、付加データを用いてHDR映像を表示する。受信装置30は、放送伝送路11を介して受信した多重化データから基本レイヤデータを取得し、通信伝送路21を介して付加データを取得する。受信装置30は、付加データを受信する通信部が通信伝送路21に接続されているか否かを判定する。受信装置30は、接続されていないと判定するとき、付加データの取得に関する所定の通知情報を表示する。これにより、受信装置30は、通信伝送路21に接続されていないことにより、基本映像よりも高い画質を有するHDR映像を表示できないことをユーザに通知することができる。通知を受けたユーザには、受信装置30と通信伝送路21との接続を見直す等の対応が促される。この対応が施されることにより、受信装置30は、HDR映像を表示するという表示能力を発揮することができる。また、ユーザは、表示される基本映像をHDR映像と誤認識しなくなるので、基本映像よりも高い画質を有するHDR映像を視る動機を維持することができる。
(HDR映像の伝送)
次に、図2を参照して、HDR映像の伝送に係るデータについて説明する。
図2は、本実施形態に係るHDR映像の伝送に係るデータを示す図である。
HDR映像の伝送に係るデータには、上述した基本レイヤデータと付加データがある。基本レイヤデータと付加データは、それぞれ別個のアセットとして伝送される。図2に示す例では、基本レイヤデータは、アセットAとして放送伝送路11を介して伝送される。基本レイヤデータは、各フレームのHDR映像を、基本映像として表す画素毎の信号値(以下、基本信号値)について所定の映像符号化方式を用いて符号化を行って得られたデータである。HDR映像を表す画素毎の信号値(以下、HDR信号値)のビット数(例えば、12ビット)は、基本信号値のビット数(例えば、10ビット)よりも多い。そのため、基本映像の方が表現可能な輝度の範囲がHDR映像よりも狭く、表現される輝度の量子化誤差が大きい。基本映像で表現可能な輝度の範囲は、例えば、汎用の種々の機種のディスプレイで表現可能な範囲内となるように予め定めておく。
映像符号化方式は、例えば、ISO/IEC 23008 HEVC(International Organization for Standardization/International Electronical Commision 23008 Part2 High Efficiency Video Coding、単にHEVCとも呼ばれる)で規格化された方式である。基本レイヤデータとして、符号化単位毎に得られたデータをMPU(Media Processing Unit)として逐次に伝送される。
付加データは、動的なデータと静的なデータとが含まれる。動的なデータとして、拡張レイヤデータがある。拡張レイヤデータは、HDR映像の輝度を、基本信号値で表現される範囲を超えた輝度を表す画素毎の信号値(以下、差分信号値)について所定の符号化方式を用いて符号化することにより得られたデータである。図3に示す例では、HDR信号値の範囲SH1〜SH2と、その範囲で表される表現可能な輝度の範囲IH1〜IH2が対応付けられている。HDR信号値の範囲SH1〜SH2は、基本映像で表現可能な輝度の範囲IL1〜IL2に対応する信号値の範囲SL1〜SL2と、基本映像で表現できない輝度の範囲IL1〜IH1、IL2〜IH2に対応する信号値の範囲SL2〜SH2、SL1〜SH1とを含む。また、拡張レイヤデータの生成の際に符号化の対象となる画素毎の差分信号値のビット数は、基本信号値のビット数よりも多い。また、差分信号値のビット数は、HDR信号値のビット数と等しい。差分信号値の量子化誤差は、基本信号値による量子化誤差よりも小さくなるので、差分信号値を用いることで表現される輝度の精度を向上させることができる。差分信号値は、例えば、HDR信号値から、基本映像の輝度を表す変換信号値を画素毎に減算して得られる差分値である。変換信号値は、基本信号値を、当該基本信号値が表現する輝度と等しい輝度を表すHDR信号値である。変換信号値は、基本信号値について所定の関数を用いて算出される。その関数は、例えば、基本信号値で表現可能な輝度の範囲IL1〜IL2を表す基本信号値の範囲SL1’〜SL2’を、その輝度の範囲を表すHDR信号値の範囲SL1〜SL2に変換する線形変換である。つまり、拡張レイヤデータは、画素毎の差分信号値について所定の映像符号化方式(例えば、HEVC)を用いて符号化を行って得られたデータである。基本レイヤデータとして、符号化単位毎に得られたデータがMPU(Media Processing Unit)として逐次に伝送される。
なお、基本信号値で表現可能な輝度の範囲IL1〜IL2によっては、HDR信号値と基本信号との間で量子化精度が等しくてもよい場合がある。その場合には、その範囲内の輝度を表すHDR信号値は基本信号値だけを用いれば再現でき、そのHDR信号値を与える画素について差分信号値は0となる。符号化対象の映像において、差分信号値が0となる画素の割合が所定の割合の閾値(例えば、0.1)よりも低い場合がある。その場合には、拡張レイヤデータとして、差分信号値が0以外の値をとる画素を識別する画素識別情報と、その画素の差分信号値とを所定の符号化方式(例えば、エントロピー符号化)を用いて符号化を行って得られたデータを用いてもよい。また、その場合には、より多くのビット数を有するようにビット数が変更された基本信号値が変換信号値として利用可能となるので、変換テーブル(後述)の伝送が不要となる。これにより、伝送容量が低減される。
静的なデータとして輝度範囲情報、変換テーブル及びマスターディスプレイ情報がある。輝度範囲情報とは、受信装置30の表示部35(後述)において表現可能な輝度の範囲に対応したHDR信号値の範囲を示す情報である。図3に示す例では、それぞれ表現可能な最高輝度Imax、平均輝度Iavgに対応する最高輝度値Smax、平均輝度値Savgが利用可能である。平均輝度値Savgは、最高輝度値Smaxと最低輝度値Sminとの平均値である。従って、平均輝度値Savgに代えて最低輝度値Sminが用いられてもよい。最高輝度値Smax、最低輝度値Sminとして、それぞれ、表示部35の仕様に依存しない標準的な信号値が用いられてもよい。例えば、最高輝度値Smax、最低輝度値Sminとして、所定の白レベルを与える信号値(例えば、12ビットの場合には、3760)、黒レベルを与える信号値(例えば、12ビットの場合には、256)が用いられてもよい。
変換テーブルは、基本信号値と、基本信号値から所定の関数を用いて変換される変換信号値との組を、基本信号値として可能性がある値毎に含むデータである。つまり、基本信号値が10ビットの整数値で表される場合には、変換テーブルには、例えば、0〜1023(0〜210−1)までのそれぞれの値に対応する変換信号値が含まれる。変換テーブルは、受信装置30において基本信号値から変換信号値に変換する際に用いられる。
マスターディスプレイ情報は、マスターディスプレイが表現可能な輝度の範囲IH1〜IH2に対応する信号電圧値の範囲VH1〜VH2を示す情報である(図4(a))。この信号電圧値の範囲VH1〜VH2は、HDR信号値の範囲SH1〜SH2に対応する範囲である(図3)。マスターディスプレイとは、HDR映像の制作に用いられるディスプレイである。マスターディスプレイ情報は、受信装置30において、輝度の範囲IH1〜IH2が表示部(後述)で表現可能な輝度の範囲IH1’〜IH2’となるように信号電圧値をVH1’〜VH2’の範囲内に調整するために用いられる(図4(b))。
なお、付加データのうち静的なデータは、受信装置30が伝送対象の映像を復号する際に少なくとも1回受信されればよい。但し、複数の受信装置30間において、放送番組の視聴開始時点が異なりうる。そこで、第1送信装置10は、所定時間(例えば、1分)毎に静的なデータを含む付加データを送信する。また、伝送対象の映像の区間に応じて、その輝度の範囲は常に変動する。そこで、第1送信装置10は、区間毎の輝度範囲情報及び変換テーブルを含む付加データを受信装置30に送信してもよい。その区間は、フレームよりも長く1つの放送番組よりも短い単位であればよい。その区間は、所定時間(例えば、3分)毎の区間に限られず、例えば、ショット、シーン、のいずれでもよい。ショットとは、停止されることなく撮影又は合成された一連のフレームからなる映像である。シーンとは、1つの場面や話題を表す1つ又は複数のショットを含む区間である。
以上に述べたように、アセットBとして伝送される付加データの利用は、アセットAとして伝送される基本レイヤデータの利用が前提となる。MPTには、アセットBの情報を記述する記述子領域に依存関係記述子を含めておく。依存関係記述子には、依存先のアセットAのアセットIDを記述しておく。アセットAが伝送される放送伝送路11、アセットBが伝送される通信伝送路21は、MPTのロケーション情報により指定される。
(MPT)
次に、本実施形態に係るMPTのデータ構造について説明する。
図5は、本実施形態に係るMPTのデータ構造を示す図である。MPTは、アセットタイプ(asset_type)と、ロケーション情報(MMT_general_location_info)と、アセット記述子領域(asset_descriptors_byte)をアセット毎に含んで構成される。アセットタイプ(asset_type)は、アセットの種類を示す情報である。例えば、アセットタイプとして「hvc1」が記述されるアセットは映像を示し、アセットタイプとして「mp4a」が記述されるアセットは音声を示す。
ロケーション情報は、該当するアセットの伝送経路を示す情報である。アセット記述子領域は、アセットについての情報を記述する記述子を格納する領域である。アセット記述子領域には、例えば、後述する映像コンポーネント記述子(Video_Component_Descriptor)や依存関係記述子(Dependency_Descriptor)が記述される。
(ロケーション情報)
次に、本実施形態に係るロケーション情報について説明する。
図6は、本実施形態に係るロケーション情報のデータ構造を示す図である。ロケーション情報には、ロケーションタイプ(location_type)が含まれる。ロケーションタイプは、ロケーション情報の種類として、伝送経路や伝送方式を示す情報である。例えば、ロケーションタイプとして指定される値が「0x00」である場合は、そのロケーション情報を含むテーブルが伝送されるIPデータフローと同一のIPデータフローのMMTPパケットを示す。つまり、値「0x00」は、放送伝送路11を示す。ロケーションタイプの値が「0x01」である場合は、IPv4データフローのMMTPパケットを示す。つまり、値「0x01」は、通信伝送路21を示し、送信元IPv4(ipv4_src_addr)は、通信伝送路21の起点である第2送信装置20のIPアドレスを示す。ロケーションタイプの値が「0x02」である場合は、IPv6データフローのMMTPパケットを示す。つまり、値「0x02」は、通信伝送路21を示し、送信元IPv6(ipv6_src_addr)は、通信伝送路21の起点である第2送信装置20のIPアドレスを示す。
(映像コンポーネント記述子)
次に、本実施形態に係る映像コンポーネント記述子について説明する。
図7は、本実施形態に係る映像コンポーネント記述子のデータ構造を示す概略図である。映像コンポーネント記述子は、映像コンポーネント記述子は、映像コンポーネントに関するパラメータや説明を示す記述子。映像コンポーネント記述子には、未使用パラメータ(reserved)と、コンポーネント記述(text_char)とを含む。本実施形態では、未使用パラメータ(reserved)と、コンポーネント記述(text_char)のいずれかに画質を示す情報としてレイヤ識別値が記述される。レイヤ識別値は、映像データのレイヤとして拡張レイヤデータ又は基本レイヤデータを識別するための識別値である。例えば、アセットAについて基本レイヤデータを示すレイヤ識別値「00」が記述され、アセットBについて拡張レイヤデータを示すレイヤ識別値「01」が記述される。なお、通常の画質に係るレイヤ識別値(例えば、アセットAが基本レイヤデータの場合)については、記述が省略されてもよい。
(依存関係記述子)
次に、依存関係記述子について説明する。依存関係記述子は、依存関係にあるアセットのアセットIDを示す記述子である。つまり、依存関係記述子により、アセット間の依存関係が表される。
図8は、本実施形態に係る依存関係記述子のデータ構造を示す概略図である。依存関係記述子は、依存アセット数(num_dependencies)と、アセットID形式(asset_id_scheme)と、アセットID長(asset_id_length)と、アセットIDバイト(asset_id_byte)とを含む。
依存アセット数は、この記述子が挿入されるアセットと相補的な関係にあるアセットの数を示す。本実施形態において、基本レイヤデータに係るアセットAについて、依存関係記述子が設定される。アセットAは、付加データに係るアセットBと相補的な関係を有するため、依存アセット数の値として「1」が記述される。アセットID形式は、相補的なアセットのアセットIDの形式を示す。アセットID長は、相補的なアセットのアセットIDバイトの長さをバイト単位で示す。
アセットIDバイトは、相補的なアセットのアセットIDを示す。本実施形態では、アセットAに関するアセットIDバイトには、アセットBのアセットIDが記述される。
(受信装置の構成)
次に、受信装置30の構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る受信装置30の構成の一例を示すブロック図である。
受信装置30は、放送受信部31と、通信部32と、拡声部34と、表示部35と、記憶部36と、制御部37と、を含んで構成される。
放送受信部31は、放送伝送路11を介して第2送信装置20からの多重化データを搬送する放送波を受信する。放送受信部31は、例えば、チューナである。放送受信部31は、放送伝送路11を介して受信した放送波による受信信号を制御部37に出力する。
通信部32は、通信伝送路21に接続する他の装置との間で各種のデータを送受信する。通信部32は、例えば、通信インタフェースである。通信部32は、通信伝送路21を介して受信した受信信号を制御部37に出力し、制御部37から入力された送信信号を通信伝送路21に送出する。
拡声部34は、制御部37から入力される音声信号に基づく音声を再生する。拡声部34は、例えば、スピーカを含んで構成される。
表示部35は、制御部37から取得した映像信号が示す映像を表示する。表示部35は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−luminescence)ディスプレイなどのディスプレイである。
記憶部36は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read−only Memory)などの記憶媒体を含んで構成される。記憶媒体として、その他に不揮発メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などを含んでもよい。により構成される。記憶部36は、制御部37が実行する処理を記述した各種のプログラムや、それらの処理に用いられる各種のデータや、処理によって生成される各種のデータを記憶する。例えば、記憶部36は、放送番組の映像を示す映像信号や、通知画面を示す映像信号を記憶する。
制御部37は、受信装置30の動作を制御する。制御部37は、復調部371と、分離部372と、音声処理部373と、表示処理部374と、を含んで構成される。また、表示処理部374は、映像処理部375と、接続判定部376と、付加データ判定部377と、通知処理部378と、を含んで構成される。制御部37は、各種の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスと、上述した記憶媒体を含んで構成される。制御部37は、予め記憶媒体に記憶しておいた制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムに記述される指令で指示される処理を実行してもよい。この実行により、制御部37は、復調部371と、分離部372と、音声処理部373と、表示処理部374の機能を実現する。
復調部371は、放送受信部31から入力された受信信号を所定の復調方式(例えば、QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)を用いて復調する。復調部371において用いられる復調方式は、第1送信装置10で用いられた変調方式に対応する復調方式である。復調部371は、復調により得られた多重化データを分離部372に出力する。
分離部372には、放送で伝送された多重化データが復調部371から入力される。分離部372は、放送で伝送された多重化データから構成情報を抽出し、抽出した構成情報に基づいてアセット毎の要素データに分離する。要素データとして、放送番組を構成する音声の音声データ及び基本レイヤデータが分離されることで、基本レイヤデータが取得される。分離部372は、分離した音声データを音声処理部373に出力し、基本レイヤデータを映像処理部375に出力する。分離部372は、抽出した構成情報を付加データ判定部377に出力する。
また、分離部372には、通信で伝送された多重化データが通信部32から入力される。分離部は、通信で伝送された多重化データから、構成情報に基づいてアセット毎の要素データに分離する。ここで、要素データとして拡張レイヤデータを含んだ付加データが取得される。分離部372は、取得した付加データを映像処理部375に出力する。
音声処理部373は、分離部372から入力された音声データについて所定の復号方式を用いて復号する。復号方式は、例えば、MPEG−4 Audioである。音声処理部373は、復号により取得された音声信号を拡声部34に出力する。これにより、音声処理部373は、放送番組の音声を再生させることができる。
表示処理部374は、表示部35への放送番組の映像の表示や、各種の通知に関する処理を行う。この通知には、通信部32による通信伝送路21との接続状態をユーザに報知するための通知を含む。
表示処理部374の映像処理部375は、基本レイヤデータを復号して基本映像データを生成する。付加データが入力されない場合には、映像処理部375は、生成した基本映像データに基づく映像信号を表示部35に出力する。付加データが入力される場合には、映像処理部375は、付加データに含まれる拡張レイヤデータを復号して差分信号値からなる差分映像データを生成する。映像処理部375は、差分映像データと基本映像データに基づいてHDR映像データを生成し、HDR映像データに基づく映像信号を表示部35に出力する。これにより、映像処理部375は、放送番組の映像として基本映像又はHDR映像を表示させることができる。なお、映像処理部375の構成については、後述する。
表示処理部374の接続判定部376は、通信部32から付加データを搬送する受信信号を取得できるか否かを判定する。接続判定部376は、例えば、通信伝送路21を通信部32に接続確認信号を介して第2送信装置20に送信させ、その後、所定のタイムアウト期間(例えば、90秒)内に、その応答として第2送信装置20からの確認信号を受信できるか否かを判定する。接続判定部376は、その確認信号を受信できる場合、受信信号を取得できると判定し、受信できない場合、受信信号を取得できないと判定する。接続判定部376は、判定した取得状態を示す取得状態情報を通知処理部378に出力する。なお、接続判定部376は、通信伝送路21におけるデータの伝送の阻害要因として、例えば、通信部32と通信伝送路21との物理的な接続の有無、設定不良を特定し、特定した阻害要因を示す要因情報を取得状態情報に含めてもよい。
表示処理部374の付加データ判定部377は、分離部372から入力された構成情報に基づいて、放送番組のアセットとして、拡張レイヤデータを含んだ付加データのアセットが含まれているか否かを判定する。以下の説明では、この処理を付加データ判定処理と呼ぶ。付加データ判定部377は、構成情報としてMPTのアセット記述子領域に記述された情報に基づいて基本レイヤデータのアセットAと付加データのアセットBを検出する。付加データ判定部377は、アセットの種類が映像であり、アセット間の関係の情報として依存元のアセットID及び伝送経路を示す情報として放送伝送路11が指定されているアセットを、基本レイヤデータのアセットAとして検出する。また、付加データ判定部377は、依存元のアセットIDについて、アセットの種類が映像であり、伝送経路を示す情報として通信伝送路21が指定され、及び画質を示す情報として拡張レイヤデータを示すレイヤ識別値、が指定されるアセットを付加データのアセットBとして検出する。付加データ判定部377は、放送番組のアセットとして通信で伝送される拡張レイヤデータを含んだ付加データのアセットBを有することを示す付加データ判定情報を通知処理部378に出力する。
表示処理部374の通知処理部378には、付加データ判定部377から付加データ判定情報と、接続判定部376から取得状態情報が入力される。通知処理部378は、付加データ判定情報と取得状態情報に基づいて、放送番組のアセットとして通信で伝送される付加データが含まれるのに対し、通信で付加データを搬送する受信信号を取得できないことを判定する。この場合、通知処理部378は、予め記憶部36に記憶させた通知画面データを読み取る。通知画面データは、通知画面を示す画像データである。通知画面には、例えば、ネットワークに接続されていないことを示すメッセージが含まれてもよい。通知処理部378は、読み取った通知画面データを表す映像信号を表示部35に出力する。これにより、通知処理部378は、通知画面を通知情報として表示部35に表示させることができる。通知画面の表示例については、後述する。
(映像処理部の構成)
次に、本実施形態に係る映像処理部375の構成について説明する。
図10は、本実施形態に係る映像処理部375の構成を示すブロック図である。
映像処理部375は、基本レイヤ復号部3751、拡張レイヤ復号部3752、切替部3753、変換部3754、加算部3755、信号値調整部3756及び出力制御部3757を含んで構成される。
基本レイヤ復号部3751は、分離部372から入力された基本レイヤデータについて所定の復号方式を用いて復号し、画素毎の基本信号値を示す基本映像データを生成する。復号方式は、基本レイヤデータの符号化に用いられた符号化方式に対応する復号方式(例えば、HEVC)である。基本レイヤ復号部3751は、生成した基本映像データを切替部3753に出力する。
拡張レイヤ復号部3752は、分離部372から入力された付加データから拡張レイヤデータを抽出し、抽出した拡張レイヤデータについて所定の復号方式を用いて復号し、画素毎の差分信号値を示す差分映像データを生成する。復号方式は、拡張レイヤ符号化に用いられた符号化方式に対応する復号方式(例えば、HEVC、エントロピー復号)である。拡張レイヤ復号部3752は、生成した差分映像データを加算部3755に出力する。
切替部3753は、分離部372からの付加データの入力の有無に応じて、基本レイヤ復号部3751から入力された基本映像データの出力先を制御する。付加データが入力される場合には、切替部3753は、基本映像データを変換部3754に出力し、付加データが入力されない場合には、基本映像データを表示部35に出力する。
変換部3754は、分離部372から入力された付加データから変換テーブルを抽出し、抽出した変換テーブルを自部に設定する。変換テーブルは、上述したように、基本信号値毎に変換信号値を対応付けてなるセットを表すデータである。変換部3754は、設定した変換テーブルから、切替部3753から入力される基本映像データが示す画素毎の基本信号値に対応する変換信号値を特定する。変換部3754は、画素毎に特定した変換信号値を示す変換映像データを生成し、生成した変換映像データを加算部3755に出力する。この変換により得られた変換信号値のビット数は、基本信号値のビット数よりも多く、HDR信号値のビット数と等しい。また、得られた変換信号値で表現される輝度の範囲は、基本信号値で表現される輝度の範囲と等しい。
加算部3755は、拡張レイヤ復号部3752から入力された差分映像データが示す差分信号値と、変換部3754から入力された変換映像データが示す変換信号値を画素毎に加算する。加算部3755は、加算により得られた画素毎のHDR信号値を有するHDR映像データを生成する。加算部3755は、生成したHDR映像データを信号値調整部3756に出力する。
信号値調整部3756は、分離部372から入力された付加データから輝度範囲情報を抽出し、抽出した輝度範囲情報を自部に設定する。輝度範囲情報は、上述したように、表示部35で表現可能な映像の輝度の範囲を示す情報として、例えば、最高輝度値Smaxと平均輝度値Savgもしくは最低輝度値Sminを示す情報である。最高輝度値Smaxと平均輝度値Savgが与えられる場合には、信号値調整部3756は、最高輝度値Smaxと平均輝度値Savgとから最低輝度値Sminを算出する。信号値調整部3756は、HDR信号値の範囲が、最低輝度値Sminから最高輝度値Smaxの範囲を超える場合には、その範囲内の値をとるようにHDR信号値を調整する。HDR信号値の調整に用いられる写像は、例えば、上述した所定の区間毎のHDR信号値の最小値から最大値の範囲から、最低輝度値Sminから最高輝度値Smaxの範囲を与える線形変換である。信号値調整部3756は、調整された画素毎のHDR信号値を示すHDR映像データを出力制御部3757に出力する。この構成により、HDR信号値の範囲が表示部35で表現可能な映像の輝度を与える信号値の範囲に収まるので、表示部35の性能を十分に活用した輝度の表現が可能になる。
出力制御部3757は、分離部372から入力された付加データからマスターディスプレイ情報を抽出し、自部に設定する。マスターディスプレイ情報は、上述したように、マスターディスプレイが表現可能な輝度の範囲IH1〜IH2に対応する信号電圧値の範囲VH1〜VH2を示す情報である。これらの輝度の範囲IH1〜IH2は、HDR信号値SH1〜SH2に対応する。出力制御部3757は、記憶部36に予め記憶しておいた個別ディスプレイ情報を読み出す。個別ディスプレイ情報は、表示部35が表現可能な輝度の範囲IH1’〜IH2’に対応する信号電圧値の範囲VH1’〜VH2’を示す情報である。つまり、個別ディスプレイ情報は、表示部35の仕様に依存する情報である。
出力制御部3757は、信号値調整部3756から入力されたHDR映像データが示す画素毎のHDR信号値を出力信号に変換する変換部(図示せず)と、出力信号の出力電圧値をマスターディスプレイ情報と個別ディスプレイ情報に基づいて調整する電圧値調整部(図示せず)を備える。変換部は、画素毎のHDR信号値として範囲SH1〜SH2内の信号値からマスターディスプレイ情報が示す範囲VH1〜VH2内の出力電圧値に画素毎に変換する。
電圧値調整部は、変換部において変換された出力信号の出力電圧値を、個別ディスプレイ情報が示す範囲VH1’〜VH2’内の出力電圧値に画素毎に変換する。この電圧値の変換は、例えば、マスターディスプレイ情報が示す信号電圧値の範囲VH1〜VH2を信号電圧値の範囲VH1’〜VH2’に変換する線形変換である。電圧値調整部は、調整した出力電圧値を有する電気信号を画像信号として表示部35に出力する。この構成により、出力電圧値の範囲が表示部35で表現可能な映像の輝度を与える出力電圧値の範囲に収まるので、表示部35の性能を十分に活用した輝度の表現が可能になる。
なお、拡張レイヤ復号部3752において拡張レイヤデータを復号した情報として、各符号化単位内における差分信号値が0以外の値をとる画素を識別する画素識別情報と、その画素の差分信号値を表す情報が得られることがある。その場合、拡張レイヤ復号部3752は、画素識別情報が示す画素毎に、得られた差分信号値を与え、それ以外の画素にそれぞれ差分信号値として0を与えることにより、差分映像データを生成する。また、その場合、変換デーブルは、付加データには含まれない。そこで、変換部3754は、切替部3753から入力される基本映像データが示す画素毎の基本信号値のビット数を、所定の変換信号値のビット数に変更する。変換部3754は、ビット数を変更した基本信号値を変換信号値として定め、定めた変換信号値を示す変換映像データを生成する。
また、付加データに上述した区間毎に新たな変換テーブルが含まれる場合には、変換部3754は、その変換テーブルを設定し、基本信号値から変換信号値への変換に用いてもよい。付加データに上述した区間毎に新たな輝度範囲情報が含まれる場合には、信号値調整部3756は、その輝度範囲情報を設定し、HDR信号値の変換に用いてもよい。
(通知画面の表示例)
次に、本実施形態に係る通知画面の表示例について説明する。
図11は、本実施形態に係る通知画面の表示例を示す図である。図11に示す例では、表示部35に表示される通知画面には、メッセージMgとして、「ネットワークに接続してください」との文言が含まれる。このメッセージMgは、HDR映像の表示に要する付加データが通信で取得できないために、HDR映像が表示されないことをユーザに認識させることができる。また、その対策としてネットワークの接続の確認を促すことができる。
なお、通知画面には、ネットワークを介して付加データを取得できればより高い画質の映像を表示できることを示すメッセージ、ネットワークを介して付加データを取得できない要因を示すメッセージが含まれてもよい。付加データを取得できない要因として、接続判定部376から入力される取得状態情報が用いられてもよい。
また、基本映像が表示されているときには、何ら通知画面が表示されないと、HDR映像が表示できないことをユーザが認識できないことがある。通知処理部378は、通知画面を示す映像信号と、映像処理部375からの映像信号とを合成し、合成して得られる映像信号を表示部35に出力してもよい。その場合には、表示部35には、基本映像に通知画面が重ねられて表示されるので、ユーザはHDR映像が表示できないことを容易に認識することができる。ユーザには、より高い画質を有するHDR映像を視る動機が与えられる。
なお、接続判定部376が付加データを取得できないと判定された期間において、通知処理部378は、常に表示部35に通知画面を表示させなくてもよい。通知処理部378は、例えば、その期間内の予め定められたタイミングにおいて通知画面データを表示部35に出力することにより、通知画面を表示させてもよい。そのタイミングは、例えば、次の(1)〜(3)のいずれかの時点から所定期間(例えば、15秒間)内である。(1)受信装置30の電源投入後にHDR映像が提供される放送番組の受信が開始されるとき、(2)その放送番組の放送時間が終了し次のHDR映像が提供される放送番組が開始されるとき、(3)受信チャンネルの切り換えによりHDR映像が提供される放送番組が変更されるときである。なお、この通知情報は、メッセージ以外の態様で表されてもよい。例えば、通知情報はネットワークに接続できない旨を示すアイコン画像でもよい。また、通知情報は、例えば、受信装置30の筐体に備えられたLED(Light Emitting Diode)の発光や点滅などにより表されてもよい。また、通知情報は、例えば、拡声部34から音声を再生することにより表されてもよい。また、通知は、例えば、放送番組の表示とは別途、受信装置30の機能や放送番組を案内するためのメニュー画面などにおけるお知らせ(お知らせメニュー)に含めて表されてもよい。
(受信処理)
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図12は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)放送受信部31は、放送伝送路11を介して伝送される放送波を受信する。分離部372は、受信した放送波による受信信号を復調して得られる多重化データから構成情報と基本レイヤデータを含む要素データに分離する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)付加データ判定部377は、構成情報からMPTを検出する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)付加データ判定部377は、付加データ判定処理を行うことにより放送番組のアセットとして、拡張レイヤデータを含む付加データのアセットの有無を判定する。あると判定されたとき(ステップS103 YES)、ステップS104に進み、ないと判定されたとき(ステップS103 NO)、図12に示す処理を終了する。
(ステップS104)付加データ判定部377は、MPTにおいて当該アセットに係るロケーション情報(MMT_general_location_info)に記述されているロケーションタイプ(location_type)に記述された値に基づき、当該アセットが通信で伝送されるアセットであるか否かを判定する。記述された値が「0x00」である場合には、放送で伝送されるアセットであると判定され、記述された値が「0x01」又は「0x02」である場合には、通信で伝送されるアセットであると判定される。通信で伝送されるアセットであると判定される場合には(ステップS104 YES)、ステップS105に進む、通信で伝送されるアセットではないと判定されたとき(ステップS104 NO)、図12に示す処理を終了する。
(ステップS105)接続判定部376は、通信部32から通信伝送路21を介して受信された受信信号を取得できるか否かを判定する。取得できると判定するとき(ステップS105 YES)、図12に示す処理を終了する。取得できないと判定するとき(ステップS105 NO)、ステップS106に進む。
(ステップS106)通知処理部378は、記憶部36に記憶させた通知画面データを読み取り、読み取った通知画面データを表す映像信号を表示部35に出力することにより、通知画面を表示させる。その後、図12に示す処理を終了する。
(付加データ判定処理)
次に、本実施形態に係る付加データ判定処理について説明する。
図13は、本実施形態に係る付加データ判定処理を示すフローチャートである。
(ステップS201)付加データ判定部377は、放送番組を構成する各アセットについて、依存関係記述子がMPTの記述に含まれている映像のアセットの有無を判定する。映像のアセットは、アセットタイプ(asset_type)として映像を示す「hvc1」が記述されていることをもって検出される。MPTにおいてこれらの記述子が格納されているアセットがある場合(ステップS201 YES)、ステップS202に進む。MPTにおいて、これらの記述子がMPTに格納されているアセットがない場合(ステップS201 NO)、ステップS207に進む。
(ステップS202)付加データ判定部377は、依存関係記述子が記述されているアセットについて、アセットIDバイト(asset_id_byte)に記述されている相補的アセットのアセットIDを取得する。その後、ステップS203に進む。
(ステップS203)付加データ判定部377は、取得したアセットIDで指定される相補的アセットについてアセットタイプ(asset_type)を参照し、当該アセットが映像のアセットであるか否かを判定する。映像のアセットであると判定されるとき(ステップS203 YES)、ステップS204に進む。映像のアセットではないと判定されるとき(ステップS203 NO)、ステップS207に進む。
(ステップS204)付加データ判定部377は、相補的アセットのアセット記述子領域に映像コンポーネント記述子(Video_Component_Descriptor)が記述されているか否かを判定する。記述されていると判定されるとき(ステップS204 YES)、ステップS205に進む。記述されていないと判定されるとき(ステップS204 NO)、ステップS207に進む。
(ステップS205)付加データ判定部377は、映像コンポーネント記述子の未使用パラメータ(reserved)又はコンポーネント記述(text_char)においてに記述されたレイヤ識別値を読み取る。付加データ判定部377は、読み取ったレイヤ識別値が、拡張レイヤデータを示すレイヤ識別値が記述されているか否かを判定する。記述されていると判定されるとき(ステップS205 YES)、ステップS206に進む。記述されていないと判定されるとき(ステップS205 NO)、ステップS207に進む。
(ステップS206)付加データ判定部377は、拡張レイヤデータを含んだ付加データのアセットがあると判定し、その相補的アセットを、その付加データのアセットと判定する。その後、図13に示す処理を終了する。
(ステップS207)付加データ判定部377は、拡張レイヤデータを含んだ付加データのアセットがないと判定する。その後、図13に示す処理を終了する。
なお、上述では、映像の画質を示す情報としてレイヤ識別値に基づいて、付加データのアセットを判定する場合を例にしたが、これには限られない。例えば、レイヤ識別値に代えて、画素毎のビット数を示すビット数識別値が用いられてもよい。付加データに係るアセットについては、映像コンポーネント記述子に、差分信号値のビット数を示すビット数識別値が記述される。上述したように、差分信号値のビット数は、基本信号値のビット数よりも大きく、HDR信号値のビット数と等しい。そこで、付加データ判定部377は、映像データのアセットのうち、差分信号値のビット数を示すビット数識別値が映像コンポーネント記述子に記述されたアセットを、付加データのアセットと判定する。
以上に説明したように、本実施形態に係る受信装置30は、所定の画質を有する基本映像を示す基本レイヤデータと、少なくとも1階層の拡張レイヤデータを含む付加データとを用いて基本映像の画質よりも高い画質のHDR映像を示す映像データを生成する映像処理部375を備える。また、受信装置30は、通信で付加データを取得できるか否かを判定する接続判定部376と、放送で受信した受信信号による多重化データから基本レイヤデータを取得する分離部372を備える。また、受信装置30は、付加データを取得できないとき、付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理部378を備える。
この構成により、HDR映像の生成に要する付加データの取得に関する通知情報が表示されるので、ユーザにHDR映像が表示されないことを認識させることができる。また、この構成により、ユーザに対してHDR映像を視聴するための措置、例えば、通信伝送路21との接続の確認、各種設定の確認などを促すことができる。
受信装置30は、放送番組のアセットとアセット間の関係を示す構成情報に基づいて、放送番組のアセットに付加データのアセットが含まれているか否かを判定する付加データ判定部377を備える。
この構成により、伝送経路が通信であるアセットについて、放送で伝送された構成情報が示す基本階層レイヤデータのアセットとの関係に基づいて、付加データのアセットの有無を判定することができる。
また、上述した構成情報は、アセットの伝送経路を示す経路情報と、アセットに係る画質に関する画質情報を含み、付加データ判定部377、経路情報と画質情報に基づいて拡張レイヤデータを特定する。
この構成により、さらにアセットの伝送経路として通信伝送路21が特定され、画質として基本階層レイヤデータと異なる画質に関するアセットであることが特定されるので、通信で伝送される付加データのアセットを確実に判定することができる。
また、上述した画質情報は、基本映像よりも高い画質を有するHDR映像の生成に要する拡張レイヤデータを識別するレイヤ識別値である。
この構成により、放送番組を構成するアセットから、HDR映像の生成に要する拡張レイヤデータを含んだ付加データに係るアセットが容易に特定される。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、放送システム1がメディアトランスポート方式としてMMT方式を用いる例について説明したが、これには限られない。放送システム1は、例えば、MPEG−2 TS(Transport Stream)方式やRTP(Real−time Transport Protocol)をメディアトランスポート方式として用いてもよい。メディアトランスポート方式として、MPEG−2 TS方式を用いる場合には、構成情報として、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)が用いられる。
なお、上述した実施形態では、HDR映像の符号化データが、基本レイヤデータと1階層の拡張レイヤデータを含む場合を例にしたが、これには限られない。HDR映像の符号化データは、2階層以上の拡張レイヤデータが含まれてもよい。その場合には、受信装置30の映像処理部375は、基本レイヤデータと、ある階層以下の拡張レイヤデータに基づいて、その階層に応じた品質の映像を再生できればよい。また、階層間で伝送経路が異なってもよい。
なお、HDR映像の符号化データを構成する各階層の符号化データは、階層符号化により生成されてもよい。その場合には、映像処理部375は、階層符号化に対応した階層復号を行う。
また、上述した実施形態では、画質として画素毎の輝度の範囲やその精度を扱ったが、輝度に代えて、又は輝度とともに色(例えば、原色)毎の明度に適用してもよい。これにより、濃淡のみならず色彩の範囲についても階層化がなされる。
なお、上述した実施形態において、付加データにおいて輝度範囲情報、マスターディスプレイ情報のいずれか又は両方が省略されてもよい。輝度範囲情報が省略される場合には、信号値調整部3756が省略可能である。マスターディスプレイ情報が省略される場合には、出力制御部3757が省略可能である。
なお、上述した各実施形態における受信装置30の一部、例えば、制御部37及びその一部などをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、受信装置30に内蔵されたコンピュータシステムであって、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における受信装置30の一部、又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。受信装置30の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
なお、本発明は、以下の実施形態によっても実施することができる。
(1)所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理部と、通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定部と、放送で前記基本階層データを取得する分離部と、前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理部と、を備える受信装置。
(2)放送番組の構成要素と構成要素間の関係を示す構成情報に基づいて、前記構成要素として前記付加データが含まれているか否かを判定する判定部、を備える(1)の受信装置。
(3)前記構成情報は、前記構成要素の伝送経路を示す経路情報と、前記構成要素に係る画質に関する画質情報を含み、前記判定部は、前記経路情報と前記画質情報に基づいて前記付加データを特定する(2)の受信装置。
(4)前記画質情報は、前記高画質映像を示す映像データの生成に用いられる拡張階層データの識別情報である(3)の受信装置。
(5)受信装置の受信方法において、所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理過程と、通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定過程と、放送で前記付加データを取得する分離過程と、前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理過程と、を有する受信方法。
(6)受信装置のコンピュータに、所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理手順、通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定手順、放送で前記基本階層データを取得する分離手順、前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理手順、を実行させるためのプログラム。
1…放送システム、10…第1送信装置、11…放送伝送路、12…放送衛星、20…第2送信装置、21…通信伝送路、30…受信装置、31…放送受信部、32…通信部、34…拡声部、35…表示部、36…記憶部、37…制御部、371…復調部、372…分離部、373…音声処理部、374…表示処理部、375…映像処理部、376…接続判定部、377…付加データ判定部、378…通知処理部

Claims (6)

  1. 所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理部と、
    通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定部と、
    放送で前記基本階層データを取得する分離部と、
    前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理部と、
    を備える受信装置。
  2. 放送番組の構成要素と構成要素間の関係を示す構成情報に基づいて、前記構成要素として前記付加データが含まれているか否かを判定する判定部、
    を備える請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記構成情報は、前記構成要素の伝送経路を示す経路情報と、前記構成要素に係る画質に関する画質情報を含み、
    前記判定部は、前記経路情報と前記画質情報に基づいて前記付加データを特定する請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記画質情報は、前記高画質映像を示す映像データの生成に用いられる拡張階層データの識別情報である請求項3に記載の受信装置。
  5. 受信装置の受信方法において、
    所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理過程と、
    通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定過程と、
    放送で前記付加データを取得する分離過程と、
    前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理過程と、
    を有する受信方法。
  6. 受信装置のコンピュータに、
    所定の画質を有する映像を示す基本階層データと、付加データを用いて前記所定の画質よりも高い画質を有する高画質映像を示す映像データを生成する映像処理手順、
    通信で前記付加データを取得できるか否かを判定する判定手順、
    放送で前記基本階層データを取得する分離手順、
    前記付加データを取得できないとき、前記付加データの取得に関する通知情報を出力する通知処理手順、
    を実行させるためのプログラム。
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