JP2016178376A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】増幅器の立ち上げ時に発生するオーバーシュートの抑制と立ち上がりの高速化を実現する。
【解決手段】時分割多重方式が適用された無線通信装置10において、増幅器14は、進行波(つまり、送信波)を増幅する。そして、電源制御部15は、増幅器14の電源インピーダンスを、送信区間での送信オフパワーから送信オンパワーへの過渡区間に含まれる、第1区間と当該第1区間の次の第2区間とで切り替える。例えば、電源制御部15は、増幅器14の電源ラインとグランドとの間に設けられた可変容量部17の容量値を、第1区間では第1の値に設定し、第2区間では第1の値よりも大きい第2の値に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置に関する。
無線通信システムにおいて、周波数の利用効率を向上させるため、「送信区間」と「受信区間」とが時間的に分けられる時分割多重(TDD:Time Division Duplex)方式が採用される潮流となっている。
時分割多重方式が適用される無線通信装置では、消費電力を抑制するために、増幅器の起動時間を極力少なくする制御が行われる。増幅器の起動時間を短くするための方法として、送信区間において増幅器に対する電源電圧をオフ状態からオン状態への立ち上げる時間を短くして立ち上がりを急峻にする方法、つまり、「送信オフパワー状態」から「送信オンパワー状態」への「過渡区間(Transient period)」を短くする方法が考えられる。
しかしながら、増幅器の急峻な立ち上げは、増幅器からの出力信号(つまり、送信RF信号)に発生する「オーバーシュート」の発生要因となる。この「オーバーシュート」は例えば、不要スプリアスの発生要因となる。
これに対して、増幅器に対する電源電圧をオフ状態からオン状態への立ち上げる時間を長くして立ち上がりをなだらかにする方法、つまり、上記の「過渡区間(Transient period)」を長くする方法を採用すれば、「オーバーシュート」の発生を抑制することができる。
特開2004−297753号公報
しかしながら、上記の「過渡区間(Transient period)」を長くする方法では、消費電力が増加してしまう。すなわち、「送信オンパワー状態」となって送信を開始することができるので、上記の「過渡区間(Transient period)」を長くすると、送信区間において送信を開始していない期間で且つ増幅器に対する電源電圧がオンしている時間が長くなるためである。
従って、増幅器の立ち上げ時に発生するオーバーシュートの抑制及び立ち上がりの高速化の両方を実現する方法が望まれている。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、増幅器の立ち上げ時に発生するオーバーシュートの抑制と立ち上がりの高速化を実現することができる、無線通信装置を提供することを目的とする。
開示の態様では、時分割多重方式が適用された無線通信装置が、増幅器と、制御部とを有する。前記増幅器は、送信波を増幅する。前記制御部は、前記増幅器の電源インピーダンスを、送信区間での送信オフパワーから送信オンパワーへの過渡区間に含まれる、第1区間と前記第1区間の次の第2区間とで切り替える。
開示の態様によれば、増幅器の立ち上げ時に発生するオーバーシュートの抑制と立ち上がりの高速化を実現することができる。
図1は、実施例1の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1の第1の可変容量部及び増幅器の一例を示す図である。 図3は、実施例1の無線通信装置の処理動作の説明に供する図である。 図4は、タイムマスクの一例を示す図である。 図5は、実施例2の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 図6は、実施例2の第2の可変容量部の一例を示す図である。 図7は、実施例3の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 図8は、実施例3の第1の可変容量部及び第2の可変容量部の一例を示す図である。 図9は、電圧定在波比の値の複数の候補と各候補に応じた設定容量値とが対応付けられた、第1の対応テーブルの一例を示す図である。 図10は、実施例4の無線通信装置の一例を示すブロック図である。 図11は、計測温度の値の複数の候補と各候補に応じた設定容量値とが対応付けられた、第2の対応テーブルの一例を示す図である。 図12は、無線通信装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線通信装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する無線通信装置が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[無線通信装置の構成例]
図1は、実施例1の無線通信装置の一例を示すブロック図である。図1において、無線通信装置10は、通信制御部11と、DAC(デジタルアナログ変換)部12と、直交変調部13と、増幅器14と、電源制御部15と、電源スイッチ16と、可変容量部17とを有する。また、無線通信装置10には、時分割多重(TDD)方式が適用される。なお、以下では、可変容量部17を「第1の可変容量部」と呼ぶことがある。
通信制御部11は、「設定送信電力」に応じた振幅を有するベースバンド信号(つまり、デジタル信号)を生成し、生成したベースバンド信号をデジタルアナログ変換部12へ出力する。また、通信制御部11は、時分割多重方式における、「送信区間」、「受信区間」、及び、送信区間と受信区間との間の「ギャップ区間」のタイミングを制御する。そして、通信制御部11は、「送信区間」、「受信区間」、及び、「ギャップ区間」の各区間の、開始タイミング及び終了タイミングを示す情報を、電源制御部15へ出力する。なお、通信制御部11から出力されるベースバンド信号(つまり、進行波(送信波))には、I成分信号及びQ成分信号が含まれる。
デジタルアナログ変換部12は、通信制御部11から出力されたベースバンド信号をアナログ信号に変換し、得られたアナログ送信信号を直交変調部13へ出力する。
直交変調部13は、デジタルアナログ変換部12から出力されたアナログ送信信号をアップコンバートし、得られた送信無線信号を増幅器14へ出力する。直交変調部13から出力された送信無線信号は、増幅器14の入力ラインL2を介して、増幅器14に入力される。
増幅器14は、例えば、パワーアンプである。また、増幅器14は、電源スイッチ16と電源ラインL1を介して接続されており、電源ラインL1を介して電源電圧が印加されている。そして、増幅器14は、印加されている電源電圧を用いて、直交変調部13から出力された送信無線信号を増幅し、増幅された送信無線信号をアンテナへ向けて出力する。増幅器14から出力された増幅後の送信無線信号は、増幅器14の出力ラインL3を介してアンテナへ伝送される。
電源スイッチ16は、電源(図示せず)と接続されており、電源制御部15の制御に従って、電源(図示せず)と電源ラインL1との間の電気的な接続状態を、オン状態とオフ状態との間で切り替える。例えば、電源スイッチ16は、送信区間以外では電源(図示せず)と電源ラインL1との間の電気的な接続状態をオフ状態し、送信区間では電源(図示せず)と電源ラインL1との間の電気的な接続状態をオン状態にする。
可変容量部17は、電源制御部15の制御に従って、自身の容量を調整する。図2は、実施例1の第1の可変容量部及び増幅器の一例を示す図である。
図2において、可変容量部17は、電源ラインL1とグランドとの間に設けられたコンデンサ21と、電源ラインL1とグランドとの間に設けられたコンデンサ22とを有する。コンデンサ21とコンデンサ22とは、電源ラインL1に対して並列に設けられている。また、可変容量部17は、コンデンサ22とグランドとの間にスイッチ23を有する。可変容量部17では、電源制御部15からの「第1の切替制御信号」を受け取ると、スイッチ23がオフ状態からオン状態となって、コンデンサ22とグランドとが電気的に接続される。従って、可変容量部17の容量は、第1の切替制御信号を受け取る前よりも受け取った後の方が大きくなる。
電源制御部15は、増幅器14の電源インピーダンスを、送信区間での送信オフパワーから送信オンパワーへの過渡区間に含まれる、「第1区間」と当該第1区間の次の「第2区間」とで切り替える。
例えば、電源制御部15は、上記の「第1の切替制御信号」を用いて、可変容量部17の容量値を、第1区間では「第1の値」に設定し、第2区間では第1の値よりも大きい「第2の値」に設定する。
[無線通信装置の動作例]
以上の構成を有する無線通信装置10の処理動作の一例について説明する。
図3は、実施例1の無線通信装置の処理動作の説明に供する図である。図4は、タイムマスクの一例を示す図である。また、例えば、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)等の通信規格では、「送信オフパワー状態」及び「送信オンパワー状態」の送信区間におけるタイミング、つまり、「タイムマスク(time mask)」が厳格に規定されている。図4では、送信信号がPRACH(Physical Random Access CHannel)の場合のタイムマスクの一例が示されている。なお、図4に示すように、3GPP LTEの通信規格では、過渡区間(Transient period)の時間長が20マイクロ秒と定められている。
図3の最上段に示すように、受信区間(図3では、「RX」と記載)、ギャップ区間(図3では、「GP」と記載)、送信区間(図3では、「TX」と記載)、ギャップ区間、受信区間の順番で、区間が切り替えられるものとする。
図3の上から3段目に示すように、送信区間が始まると、電源制御部15は、電源スイッチ16をオフ状態からオン状態に切り替える。この切替タイミングから、上記の「過渡区間(Transient period)」が始まる(図3の上から2段目を参照)。
そして、図3の上から4段目に示すように、電源スイッチ16の切替タイミングに所定時間遅れて、増幅器14に送信無線信号が入力される。
また、電源制御部15は、図3の上から5段目に示すように、「過渡区間(Transient period)」に含まれる「第1区間」では、可変容量部17のスイッチ23をオフ状態とし、第1区間の次の「第2区間」では、スイッチ23をオフ状態からオン状態に切り替える。
ここで、増幅器14の電源インピーダンスは、増幅器14の立ち上がりの早さに影響を与える。すなわち、可変容量部17の容量値が第1の値である場合の立ち上がりの早さは、第1の値よりも大きい第2の値である場合の立ち上がりの早さに比べて、早くなる。ただし、可変容量部17の容量値を過渡区間のすべてに亘って第2の値よりも小さい第1の値とした場合、図4に示すように、増幅器14の立ち上がりの早さは早くなるものの、オーバーシュートが発生し易くなる。そこで、上記の通り、「過渡区間(Transient period)」に含まれる「第1区間」では、可変容量部17の容量値を小さく設定する。これにより、第1区間での増幅器14の立ち上がりを早くすることができる。また、第1区間の次の「第2区間」では、可変容量部17の容量値を大きく設定する。これにより、オーバーシュートの発生に主に寄与する「過渡区間」の後半部分における、増幅器14の立ち上がりをなだらかにすることができるので、オーバーシュートの発生を抑制することができる。
次いで、具体的な数値を用いて説明する。増幅器14の電源がVd=50V、増幅器14の回路内部抵抗10Ω、可変容量部17の容量が100pFで固定であるものとする。このとき、Vdが50Vにチャージされるまでの時間は、下記の式(1)を用いると、9nsecとなる。
Vd=V[1−e−(t/CR)] ・・・(1)
ここで、式(1)において、Cは容量値で、Rは抵抗値である。
また、オーバーシュートの発生を抑制するために、可変容量部17の容量が200pFで固定とすると、Vdが50Vにチャージされるまでの時間は、18nsecとなる。
これに対して、無線通信装置10において、コンデンサ21の容量を100pF、コンデンサ22の容量を100Fとし、第1区間を電源スイッチ16がオフ状態からオン状態に切り替えられたタイミングから3nsec後までの区間とし、第2区間を第1区間が終了したタイミングから10nsec後までの区間までとすると、第1区間ではVdが47Vまでチャージされ、第2区間ではVdが47Vから50Vまでチャージされる。すなわち、可変容量部17の容量の切替制御を行うことにより、可変容量部17の容量が200pFで固定された場合に比べて、過渡区間の長さを5nsec(=18−13)短くすることができる。また、第2区間ではVdが47Vから50Vまでに10nsec掛けているので、増幅器14の立ち上がりをなだらかにすることができる。これにより、増幅器14の立ち上げ時に発生するオーバーシュートを抑制することができる。
なお、図3の最下段には、増幅器14から出力される無線信号の状態が模式的に示されている。
以上のように本実施例によれば、時分割多重方式が適用された無線通信装置10において、増幅器14は、進行波(つまり、送信波)を増幅する。そして、電源制御部15は、増幅器14の電源インピーダンスを、送信区間での送信オフパワーから送信オンパワーへの過渡区間に含まれる、第1区間と当該第1区間の次の第2区間とで切り替える。
例えば、電源制御部15は、増幅器14の電源ラインとグランドとの間に設けられた可変容量部17の容量値を、第1区間では第1の値に設定し、第2区間では第1の値よりも大きい第2の値に設定する。
この無線通信装置10の構成により、第1区間では増幅器14の立ち上がりを早くできる一方、第2区間では増幅器14の立ち上がりをなだらかにすることができるので、増幅器14の立ち上げ時に発生するオーバーシュートを抑制しつつ、増幅器14の立ち上がりを高速化することができる。この結果として、無線通信装置10の通信品質を保ちつつ、消費電力を低減することができる。また、可変容量部17の容量値を第1の値よりも大きい第2の値に固定する場合に比べて、増幅器14の立ち上がりの高速化が図れているので、タイムマスク規格に対するマージンが多くなる。これにより、「送信オフパワー状態」及び「送信オンパワー状態」の送信区間におけるタイミングについての精度の高い調整処理を回避できるので、処理負荷を低減することができる。
[実施例2]
実施例2では、増幅器の出力ラインとグランドとの間にも可変容量部が設けられる。
図5は、実施例2の無線通信装置の一例を示すブロック図である。図5において、無線通信装置110は、電源制御部111と、可変容量部112とを有する。以下では、可変容量部112を、「第2の可変容量部」と呼ぶことがある。
可変容量部112は、電源制御部111の制御に従って、自身の容量を調整する。図6は、実施例2の第2の可変容量部の一例を示す図である。
図6において、可変容量部112は、増幅器14の出力ラインL3とグランドとの間に設けられたコンデンサ121と、出力ラインL3とグランドとの間に設けられたコンデンサ122とを有する。コンデンサ121とコンデンサ122とは、出力ラインL3に対して並列に設けられている。また、可変容量部112は、コンデンサ122とグランドとの間にスイッチ123を有する。可変容量部112では、電源制御部111からの「第2の切替制御信号」を受け取ると、スイッチ123がオフ状態からオン状態となって、コンデンサ122とグランドとが電気的に接続される。従って、可変容量部112の容量は、第2の切替制御信号を受け取る前よりも受け取った後の方が大きくなる。
電源制御部111は、実施例1の電源制御部15と同じ機能を有する。そして、電源制御部111は、さらに、増幅器14の出力段の時定数を、上記の過渡期間に含まれる、第3区間と当該第3区間の次の第4区間とで切り替える。
例えば、電源制御部111は、上記の「第2の切替制御信号」を用いて、可変容量部112の容量値を、第3区間では「第3の値」に設定し、第4区間では第3の値よりも大きい「第4の値」に設定する。
ここで、増幅器14の出力段の時定数は、増幅器14の立ち上がりの早さに影響を与える。すなわち、可変容量部112の容量値が第3の値である場合の立ち上がりの早さは、第3の値よりも大きい第4の値である場合の立ち上がりの早さに比べて、早くなる。ただし、可変容量部112の容量値を過渡区間のすべてに亘って第4の値よりも小さい第3の値とした場合、増幅器14の立ち上がりの早さは早くなるものの、オーバーシュートが発生し易くなる。そこで、上記の通り、「過渡区間(Transient period)」に含まれる「第3区間」では、可変容量部112の容量値を小さく設定する。これにより、第3区間での増幅器14の立ち上がりを早くすることができる。また、第3区間の次の「第4区間」では、可変容量部112の容量値を大きく設定する。これにより、オーバーシュートの発生に主に寄与する「過渡区間」の後半部分における、増幅器14の立ち上がりをなだらかにすることができるので、オーバーシュートの発生を抑制することができる。
以上のように本実施例によれば、時分割多重方式が適用された無線通信装置110において、増幅器14は、進行波(つまり、送信波)を増幅する。そして、電源制御部111は、増幅器14の出力段の時定数を、上記の過渡期間に含まれる、第3区間と当該第3区間の次の第4区間とで切り替える。
例えば、電源制御部111は、増幅器14の出力ラインL3とグランドとの間に設けられた可変容量部112の容量値を、第3区間では第3の値に設定し、第4区間では第3の値よりも大きい第4の値に設定する。
この無線通信装置110の構成により、第3区間では増幅器14の立ち上がりを早くできる一方、第4区間では増幅器14の立ち上がりをなだらかにすることができるので、増幅器14の立ち上げ時に発生するオーバーシュートを抑制しつつ、増幅器14の立ち上がりを高速化することができる。この結果として、無線通信装置110の通信品質を保ちつつ、消費電力を低減することができる。また、可変容量部112の容量値を第3の値よりも大きい第4の値に固定する場合に比べて、増幅器14の立ち上がりの高速化が図れているので、タイムマスク規格に対するマージンが大きくなる。これにより、「送信オフパワー状態」及び「送信オンパワー状態」の送信区間におけるタイミングついての精度の高い調整処理を回避できるので、処理負荷を低減することができる。
なお、上記の第1区間と第3区間は同じ区間であってもよいし、異なる区間であってもよい。また、上記の第2区間と第4区間は同じ区間であってもよいし、異なる区間であってもよい。
また、以上の説明では、実施例2の無線通信装置110が上記の過渡区間において可変容量部17及び可変容量部112の両方の容量値を切り替えることを前提に説明を行ったが、これに限定されない。実施例2の無線通信装置110の構成を、例えば、実施例2の無線通信装置110が可変容量部17を備えず、上記の過渡区間において可変容量部112の容量値を切り替える構成としてもよい。この構成によっても、増幅器14の立ち上げ時に発生するオーバーシュートの抑制と立ち上がりの高速化を実現することができる。
また、オーバーシュートは送信電力が小さいほど発生しにくく、送信電力が大きいほど発生し易い。従って、設定送信電力の範囲に応じて、次の様な制御が行われてもよい。例えば、設定送信電力が20dBm未満、つまり「小レベル」の場合、無線通信装置110において電源制御部111は、可変容量部17及び可変容量部112のいずれの容量値も切り替えない。すなわち、設定送信電力が「小レベル」の場合、無線通信装置110において電源制御部111は、スイッチ23及びスイッチ123を常にオフ状態とする。また、設定送信電力が20dBm以上で30dBm未満、つまり「中レベル」の場合、無線通信装置110において電源制御部111は、可変容量部17の容量値を切り替える一方、可変容量部112の容量値を切り替えない。すなわち、設定送信電力が「中レベル」の場合、無線通信装置110において電源制御部111は、スイッチ23をオフ状態とオン状態の間で切り替える一方、スイッチ123を常にオフ状態とする。また、設定送信電力が30dBm以上、つまり「大レベル」の場合、無線通信装置110において電源制御部111は、可変容量部17及び可変容量部112の両方の容量値を切り替える。すなわち、設定送信電力が「中レベル」の場合、無線通信装置110において電源制御部111は、スイッチ23をオフ状態とオン状態の間で切り替えるとともに、スイッチ123をオフ状態とオン状態の間で切り替える。
[実施例3]
ところで、例えば、無線通信装置の通信中にアンテナが何かに接触した場合、又は、アンテナケーブルが外れてしまった場合、増幅器の立ち上がり特性に変化が生じる可能性がある。そこで、実施例3では、進行波(つまり、送信波)と当該進行波がアンテナで反射された反射波との比である「定在波比」の値に基づいて、上記の「第2の値」が変更される。さらに、「定在波比」の値に基づいて、上記の「第4の値」が変更されてもよい。以下では、「定在波比」に基づいて、上記の「第2の値」及び「第4の値」の両方が変更される実施例について説明する。すなわち、実施例3の無線通信装置の構成は、実施例2の無線通信装置110の基本構成を含んでいることを前提に説明する。また、上記の第1区間と第3区間が同じ区間であり、上記の第2区間と第4区間が同じ区間であることを前提として説明する。
図7は、実施例3の無線通信装置の一例を示すブロック図である。図7において、無線通信装置210は、電源制御部211と、可変容量部212,213と、サーキュレータ214と、ダウンコンバータ215と、ADC216と、定在波比算出部217とを有する。
サーキュレータ214は、増幅器14の出力ラインL3、アンテナ、及びダウンコンバータ215のそれぞれと接続される。また、サーキュレータ214は、信号が入力される端子に応じた端子から信号を出力する。すなわち、サーキュレータ214は、信号の振り分け制御を行う。具体的には、増幅器14から出力された信号は、アンテナへ出力される。また、アンテナの側から増幅器14方向へ向かって入力された信号は、ダウンコンバータ215、つまり、フィードバック経路へ出力される。
ダウンコンバータ215は、アンテナからサーキュレータ214を介して受け取った無線信号をダウンコンバートし、得られた信号をADC216へ出力する。
ADC216は、ダウンコンバータ215から出力された信号にアナログデジタル変換を施し、得られたデジタル信号を定在波比算出部217へ出力する。
定在波比算出部217は、ADC216から出力された信号の電力値を積分することにより、「反射波の電力値」を算出する。また、定在波比算出部217は、通信制御部11から「進行波の電力値(つまり、設定送信電力)」に関する情報を受け取る。そして、定在波比算出部217は、「進行波の電力値」と、「反射波の電力値」とを用いて、電圧定在波比(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)を算出する。電圧定在波比は、例えば、「進行波の電力値」と「反射波の電力値」との比である。
可変容量部212は、実施例1及び実施例2の可変容量部17と同様に、電源制御部211の制御に従って、上記の第1区間と第2区間とで、自身の容量を変更する。さらに、可変容量部212は、電源制御部211の制御に従って、自身の容量を、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比に応じた容量に変更する。
可変容量部213は、実施例2の可変容量部112と同様に、電源制御部211の制御に従って、上記の第3区間と第4区間とで、自身の容量を変更する。さらに、可変容量部213は、電源制御部211の制御に従って、自身の容量を、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比に応じた容量に変更する。
図8は、実施例3の第1の可変容量部及び第2の可変容量部の一例を示す図である。図8において、可変容量部212は、可変容量コンデンサ232を有する。また、可変容量部213は、可変容量コンデンサ242を有する。可変容量コンデンサ232は、電源制御部211からの「第1の容量値設定信号」を受け取ると、自身の容量を「第1の容量値設定信号」の示す容量値に調整する。また、可変容量コンデンサ242は、電源制御部211からの「第2の容量値設定信号」を受け取ると、自身の容量を「第2の容量値設定信号」の示す容量値に調整する。
電源制御部211は、実施例1及び実施例2と同様に、増幅器14の電源インピーダンスを、第1区間と当該第1区間の次の第2区間とで切り替える。また、電源制御部211は、実施例2と同様に、増幅器14の出力段の時定数を、上記の過渡期間に含まれる、第3区間と当該第3区間の次の第4区間とで切り替える。
さらに、電源制御部211は、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比の値に基づいて、上記の「第2の値」を変更する。すなわち、電源制御部211は、上記の「第1の容量値設定信号」を用いて、可変容量コンデンサ232の容量値を変更する。さらに、電源制御部211は、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比の値に基づいて、上記の「第4の値」を変更する。すなわち、電源制御部211は、上記の「第2の容量値設定信号」を用いて、可変容量コンデンサ242の容量値を変更する。
図9は、電圧定在波比の値の複数の候補と各候補に応じた設定容量値とが対応付けられた、第1の対応テーブルの一例を示す図である。図9に示す第1の対応テーブルにおいて、a1はコンデンサ21の容量値を示し、a2は可変容量コンデンサ232の設定容量値を示し、b1はコンデンサ121の容量値を示し、b2は可変容量コンデンサ242の設定容量値を示す。
例えば、電源制御部211は、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比が1:1である場合、上記の「第2の値」を200pFにし、上記の「第4の値」を5pFにする。そして、例えば、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比が1:4になった場合、電源制御部211は、上記の「第2の値」を300pFに変更し、上記の「第4の値」を8pFに変更する。なお、図9に示した第1の対応テーブルには、電圧定在波比が1:6となった場合、異常状態と見なされて、通信がオフされることが示されている。
以上のように本実施例によれば、無線通信装置210において、電源制御部211は、定在波比算出部217で算出された電圧定在波比の値に応じて、上記の「第2の値」を変更する。また、電源制御部211が定在波比算出部217で算出された電圧定在波比の値に応じて上記の「第4の値」をさらに変更してもよい。
この無線通信装置210の構成により、アンテナ周辺の状態が変化することで増幅器14の立ち上がり特性に変化が生じた場合でも、その変化に応じた値に上記の「第2の値」(及び「第4の値」)を変更することができる。これにより、増幅器14の立ち上がり特性と上記の「第2の値」(及び「第4の値」)とのミスマッチを回避できるので、無線通信装置210の通信品質の劣化を回避することができる。
[実施例4]
ところで、増幅器の周辺温度が変化した場合、増幅器の立ち上がり特性に変化が生じる可能性がある。そこで、実施例3では、「測定温度」の値に基づいて、上記の「第2の値」が変更される。さらに、「測定温度」の値に基づいて、上記の「第4の値」が変更されてもよい。以下では、「測定温度」の値に基づいて、上記の「第2の値」及び「第4の値」の両方が変更される実施例について説明する。すなわち、実施例4の無線通信装置の構成は、実施例2の無線通信装置110の基本構成を含んでいることを前提に説明する。また、上記の第1区間と第3区間が同じ区間であり、上記の第2区間と第4区間が同じ区間であることを前提として説明する。
図10は、実施例4の無線通信装置の一例を示すブロック図である。図10において、無線通信装置310は、電源制御部311と、温度計測部312とを有する。
温度計測部312は、無線通信装置310の装置内温度を計測し、計測した装置内温度を示す情報を電源制御部311へ出力する。
電源制御部311は、実施例1及び実施例2と同様に、増幅器14の電源インピーダンスを、第1区間と当該第1区間の次の第2区間とで切り替える。また、電源制御部311は、実施例2と同様に、増幅器14の出力段の時定数を、上記の過渡期間に含まれる、第3区間と当該第3区間の次の第4区間とで切り替える。
さらに、電源制御部311は、温度計測部312で計測された温度に基づいて、上記の「第2の値」を変更する。すなわち、電源制御部311は、上記の「第1の容量値設定信号」を用いて、可変容量コンデンサ232の容量値を変更する。さらに、電源制御部211は、温度計測部312で計測された温度に応じて、上記の「第4の値」を変更する。すなわち、電源制御部311は、上記の「第2の容量値設定信号」を用いて、可変容量コンデンサ242の容量値を変更する。
図11は、計測温度の値の複数の候補と各候補に応じた設定容量値とが対応付けられた、第2の対応テーブルの一例を示す図である。図11に示す第2の対応テーブルにおいて、a1はコンデンサ21の容量値を示し、a2は可変容量コンデンサ232の設定容量値を示し、b1はコンデンサ121の容量値を示し、b2は可変容量コンデンサ242の設定容量値を示す。
例えば、電源制御部311は、温度計測部312で計測された温度が25℃である場合、上記の「第2の値」を200pFにし、上記の「第4の値」を5pFにする。そして、例えば、温度計測部312で計測された温度が60℃になった場合、電源制御部311は、上記の「第2の値」を300pFに変更し、上記の「第4の値」を5pFのままにする。なお、図11に示した第2の対応テーブルには、計測温度が90℃となった場合、異常状態と見なされて、通信がオフされることが示されている。
以上のように本実施例によれば、無線通信装置310において、電源制御部311は、温度計測部312で計測された温度の値に応じて、上記の「第2の値」を変更する。また、電源制御部311が温度計測部312で計測された温度の値に応じて上記の「第4の値」をさらに変更してもよい。
この無線通信装置310の構成により、増幅器14の周辺温度が変化することで増幅器14の立ち上がり特性に変化が生じた場合でも、その変化に応じた値に上記の「第2の値」(及び「第4の値」)を変更することができる。これにより、増幅器14の立ち上がり特性と上記の「第2の値」(及び「第4の値」)とのミスマッチを回避できるので、無線通信装置310の通信品質の劣化を回避することができる。
[他の実施例]
実施例1から実施例4で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1から実施例4の無線通信装置は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図12は、無線通信装置のハードウェア構成例を示す図である。図12に示すように、無線通信装置400は、プロセッサ401と、メモリ402と、電圧供給回路403と、RF回路404と、温度センサ405とを有する。プロセッサ401の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ402の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1から実施例4の無線通信装置で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムをプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、通信制御部11と、電源制御部15,111,211,311と、定在波比算出部217とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ402に記録され、各プログラムがプロセッサ401で実行されてもよい。ADC部12と、直交変調部13と、増幅器14と、可変容量部112,213と、サーキュレータ214と、ダウンコンバータ215と、ADC216とは、RF回路404によって実現される。また、電源スイッチ16と、可変容量部17,212とは、電圧供給回路403によって実現される。また、温度計測部312は、温度センサ405によって実現される。
なお、ここでは、実施例1から実施例4の無線通信装置で行われる各種処理機能が1つのプロセッサ401によって実行されるものとしたが、これに限定されるものではなく、複数のプロセッサによって実行されてもよい。
10,110,210,310 無線通信装置
11 通信制御部
12 デジタルアナログ変換部
13 直交変調部
14 増幅器
15,111,211,311 電源制御部
16 電源スイッチ
17,112,212,213 可変容量部
21,22,121,122 コンデンサ
23,123 スイッチ
214 サーキュレータ
215 ダウンコンバータ
217 定在波比算出部
232,242 可変容量コンデンサ
312 温度計測部

Claims (6)

  1. 時分割多重方式が適用された無線通信装置であって、
    送信波を増幅する増幅器と、
    前記増幅器の電源インピーダンスを、送信区間での送信オフパワーから送信オンパワーへの過渡区間に含まれる、第1区間と前記第1区間の次の第2区間とで切り替える制御部と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記増幅器の電源ラインとグランドとの間に設けられた第1の可変容量部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記第1の可変容量部の容量値を、前記第1区間では第1の値に設定し、前記第2区間では前記第1の値よりも大きい第2の値に設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記送信波と前記送信波がアンテナで反射された反射波との比である定在波比を算出する算出部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記算出された定在波比の値に応じて、前記第2の値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 自装置内の温度を測定する測定部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記測定された温度に応じて、前記第2の値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、前記増幅器の出力段の時定数を、前記過渡区間に含まれる、第3区間と前記第3区間の次の第4区間とで切り替える、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記増幅器の出力ラインとグランドとの間に設けられた第2の可変容量部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記第2の可変容量部の容量値を、前記第3区間では第3の値に設定し、前記第4区間では前記第3の値よりも大きい第4の値に設定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
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