JP2016178265A - 筐体搭載ラック - Google Patents

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Abstract

【課題】 被搭載部材を筐体搭載ラックから降ろすことなく、ケーブル類を装着したままで、被搭載部材の搭載位置を容易に上下に変更できる筐体搭載ラックを提供する。【解決手段】 本発明の筐体搭載ラック10は、複数の第1凹部21が長手方向に形成された長尺の4本の支持部材20と、4本の支持部材20の下面を支持する基台30と、4本の支持部材20の第1凹部21が形成されている面と隣接している前面側に上下可動にそれぞれ固定され、第1凹部21と並列に配置できる第2凹部41がそれぞれ形成された互いに連動する4つの昇降部材40と、第1凹部21および第2凹部41と嵌合できる凸部51が配置され、被搭載部材60に固定される嵌合部材50と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、筐体搭載ラックに関し、特に、内部に被搭載部材が搭載される筐体搭載ラックに関する。
サーバールーム等において、一般的に、計算機やサーバー等の電子機器は1台のラック内にまとめて収容される。このようなラックとして、例えば、EIA規格に準じた19インチラックが標準的に用いられる。そして、ラック内に搭載さているサーバーの搭載位置を上下に変更する場合、サーバーを停止してケーブル類を全て取外した上で、サーバーをラックから一度降ろし、ラックを固定するためのレールを変更後の位置に固定し直した後、サーバーを所望の位置に再度ラックに搭載する。
しかし、ケーブル類を全て取外してサーバーを移動させることは作業性が悪く、さらに、ラックの高さが高い場合や、サーバーの重量が大きい場合は危険を伴う作業となる。そこで、特許文献1には、ケーブル類を装着したままラックから降ろすことなく、ラック内に搭載さているサーバーの搭載位置を上下に変更できる電子機器用ラックが開示されている。
特許文献1には、サーバーを固定する固定金具に、電子機器用ラックへの固定ネジが挿入されるネジ穴と、昇降手段への係止ピンが挿入されるピン穴とを形成することが提案されている。
特許文献1の電子機器用ラックは、サーバーを電子機器用ラックへの搭載時には、固定ネジを固定金具のネジ穴に挿入することでサーバーを電子機器用ラックへ搭載する。一方、サーバーの搭載位置を変更する時は、係止ピンを固定金具のピン穴に挿入すると共に、上述の固定ネジを取り外して、サーバーを昇降手段へ係止させ、昇降手段を昇降させてサーバーを所望の高さに移動する。その後、固定ネジを所望高さに位置する新たなネジ穴に挿入させてサーバーを電子機器用ラックへ再び搭載し、上述の係止ピンを取り外す。
特開2009−147017号公報
特許文献1の電子機器用ラックは、ケーブル類を装着したままでサーバーをラックから引き出すことなくサーバーの搭載位置を上下に変更できるが、サーバーの昇降の際に、複数の固定ネジおよび係止ピンを繰り返し着脱する必要があり、作業に時間がかかる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、被搭載部材を筐体搭載ラックから降ろすことなく、ケーブル類を装着したままで、被搭載部材の搭載位置を容易に上下に変更できる筐体搭載ラックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る筐体搭載ラックは、複数の第1凹部が長手方向に形成された長尺の4本の支持部材と、前記4本の支持部材の下面を支持する基台と、前記4本の支持部材の前記第1凹部が形成されている面と隣接している前面側に上下可動にそれぞれ固定され、前記第1凹部と並列に配置できる第2凹部がそれぞれ形成された互いに連動する4つの昇降部材と、前記第1凹部および前記第2凹部と嵌合できる凸部が配置され、被搭載部材に固定される嵌合部材と、を備える。
上述した本発明の態様によれば、被搭載部材を筐体搭載ラックから降ろすことなく、ケーブル類を装着したままで、被搭載部材の搭載位置を容易に上下に変更できる。
第1の実施形態に係る筐体搭載ラック10の概略正面図である。 第2の実施形態に係る筐体搭載ラック100の部分分解斜視図である。 第2の実施形態に係る筐体搭載ラック100の部分拡大斜視図である。 第2の実施形態に係る筐体固定部400の三面図である。 第2の実施形態に係る筐体搭載ラック100においてサーバーを上方に移動させる時の手順を説明するための図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る筐体搭載ラックの概略正面図を図1に示す。筐体搭載ラック10は、4本の支持部材20、基台30、4つの昇降部材40および4つの嵌合部材50を備える。なお、図1では、便宜上、支持部材20と昇降部材40とを離して図示したが、支持部材20と昇降部材40とは後述する凸部51が第1凹部21−第2凹部41間をスライド移動できる程度に近接させて配置されている。
4本の支持部材20は、被搭載部材60を支持する長尺体であり、被搭載部材60と対向する面には複数の第1凹部21が上下方向に形成されている。複数の第1凹部21はそれぞれ、後述する嵌合部材50の凸部51と嵌合する形状に形成されている。
基台30は、4つの支持部材20の下面を支持する。4本の支持部材20、基台30および図1に図示しない天板、化粧板等によって、例えば、EIA規格に準拠したラックマウントタイプの19インチラックを構成する。
4つの昇降部材40はそれぞれ、後述する嵌合部材50の凸部51と嵌合する形状の第2凹部41が形成され、4本の支持部材20の近傍に上下可動に配置されている。昇降部材40は、例えば、4本の支持部材20にそれぞれ歯車を回転自在に装着し、この歯車に昇降部材40を挿入させたチェーンを係止させることにより、4本の支持部材20の近傍において上下可動に配置される。
ここで、4つの昇降部材40は互いに連動して上下動する。例えば、2組の対向している2本の支持部材20間にそれぞれシャフトを配置し、4本の支持部材20間に配置された2本のシャフトに上述の歯車を固定し、さらに、2本のシャフトに連結ベルトを連結させる。これにより、2本のシャフトおよび連結ベルトを介して4つの歯車が連動して回転するようになり、4つの昇降部材40が連動して上下動するようになる。
4つの嵌合部材50は、被搭載部材60の四隅等にそれぞれ固定される。嵌合部材50の外側には第1凹部21および第2凹部41とそれぞれ嵌合できる凸部51が配置されている。凸部51の形状は特に限定されないが、安定的に第1凹部21および第2凹部41に嵌合する形状に形成される。ここで、本実施形態では、被搭載部材60の四隅にそれぞれ固定される4つの嵌合部材50を用いる場合について説明したが、第1凹部21および第2凹部41にそれぞれ嵌合できる4つの凸部51を備えた枠状の1つの嵌合部材等を用いることもできる。
上記のように構成された筐体搭載ラック10に被搭載部材60を搭載する場合は、次のようにする。すなわち、被搭載部材60の四隅等にそれぞれ嵌合部材50を固定する。その状態で、四隅の嵌合部材50の凸部51を4本の支持部材20の第1凹部21内にスライドさせ、凸部51と第1凹部21とを嵌合させる。凸部51が第1凹部21に嵌合されることにより、被搭載部材60が筐体搭載ラック10に搭載される。
一方、被搭載部材60を筐体搭載ラック10内において昇降させる場合は、次のようにする。すなわち、4つの昇降部材40を上下させて、第2凹部41を嵌合部材50の凸部51と嵌合している第1凹部21に並列させる。この状態で、被搭載部材60を前方に押し出し、凸部51を第2凹部41内へスライドさせる。凸部51と第2凹部41とが嵌合したら、この状態で4つの昇降部材40を上下させて、被搭載部材60を所望の高さに移動させる。そして、第2凹部41を移動先の第1凹部21に並列させた状態で、被搭載部材60を後方に押し戻し、嵌合部材50の凸部51を支持部材20の移動先の第1凹部21内へスライドさせる。これにより、被搭載部材60が筐体搭載ラック10内の所望の高さに移動される。
上記のように、本実施形態に係る筐体搭載ラック10は、4本の支持部材20に嵌合部材50の凸部51と嵌合する複数の第1凹部21を形成すると共に、凸部51と嵌合する第2凹部41が形成された4つの昇降部材40を上下可動に4本の支持部材20にそれぞれ配置する。一方、筐体搭載ラック10に搭載される被搭載部材60には、第1凹部21および第2凹部41と嵌合できる凸部51を備えた、嵌合部材50を固定する。
そして、被搭載部材60を筐体搭載ラック10に搭載する場合、被搭載部材60の四隅に固定されている嵌合部材50の凸部51を、4本の支持部材20の第1凹部21にそれぞれ嵌合させる。一方、被搭載部材60を筐体搭載ラック10内において昇降させる場合、被搭載部材60を押し出して、嵌合部材50の凸部51を第1凹部21内から第2凹部41内へスライド移動させた後、昇降部材40を所望の高さまで昇降させる。そして、被搭載部材60が所望の高さまで移動した状態で、被搭載部材60を押し戻して、嵌合部材50の凸部51を第2凹部41から新たな第1凹部21内へスライド移動させ、凸部51を所望の高さの第1凹部21に嵌合させる。
上記の構成とすることにより、本実施形態に係る筐体搭載ラック10は、被搭載部材60を筐体搭載ラック10から降ろすことなく、被搭載部材60を前後にスライドさせるだけで、ケーブル類を装着したままで、被搭載部材60を昇降部材40−支持部材20間を容易に移動させることができる。そして、被搭載部材60が搭載された昇降部材40を昇降させることによって、被搭載部材60の搭載高さを容易に変更できる。従って、被搭載部材60の高さ変更作業を短時間で安全に実施することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る筐体搭載ラックの部分分解斜視図を図2に示す。筐体搭載ラック100は、ラック部200、昇降部300および図2に図示しない筐体固定部400から成る。
ラック部200は、内部に複数のサーバー等の電子機器が搭載される箱体である。ラック部200として、例えば、EIA規格に準拠したラックマウントタイプの19インチラックを適用することができる。ラック部200は、ラック本体210および4つのラック側固定部220を備える。
ラック本体210は、基台、天板、化粧板等から成る箱体であり、その内部の四隅には支柱がそれぞれ立設されている。図2では、便宜上、化粧板の一部のみを図示した。
4つのラック側固定部220は、図示しないラック本体210の4本の支柱にそれぞれ固定された長尺体である。4つのラック側固定部220の筐体搭載ラック100に搭載されるサーバー等の電子機器の筐体と対向する面にはそれぞれ、後述する筐体固定部400の凸部421と嵌合できる複数の凹部221が上下方向に形成されている。本実施形態では、凹部221を、レール状(逆四角錐台型)の凸部421と嵌合する形状に形成した。
昇降部300は、4本のシャフト311−314、8つの歯車321−328、2つの固定部材331、332、連結ベルト340、4本のチェーン351−354、4つの昇降時支持部361−364、および、ハンドル370を備える。
4本のシャフト311−314はその両端が、ラック本体210の図示しない支柱に固定されている。具体的には、図2において、前後に対向している左側の2本の支柱間の上方および下方にシャフト311、313が固定され、前後に対向している右側の2本の支柱間の上方および下方にシャフト312、314が固定されている。
8つの歯車321−328は、4本のシャフト311−314の図2の手前側と奥側とにそれぞれ固定されている。例えば、歯車321はシャフト311の手前側端部に固定され、歯車322はシャフト311の奥側端部に固定されている。これにより、後述するハンドル370によってシャフト311が回転した時、歯車321、歯車322が連動して回転する。
固定部材331はシャフト311の歯車322の手前に固定され、固定部材332はシャフト312の歯車324の手前に固定されている。そして、固定部材331および固定部材332に連結ベルト340が8の字状に連結されている。これにより、ハンドル370によってシャフト311が回転した時、その回転力が固定部材331、連結ベルト340および固定部材332を介してシャフト312に伝達され、歯車323、歯車324に伝達される。すなわち、ハンドル370によってシャフト311が回転した時、歯車321−324が連動して回転する。
4本のチェーン351−354は、歯車321−324にそれぞれ固定されている。これにより、ハンドル370によって歯車321が回転した時、その回転がチェーン351が回転し、歯車325が回転する。また、上述のように、歯車321に伴って歯車322−324が回転することから、チェーン352−354が回転し、歯車326−328が回転する。
昇降時支持部361−364は、チェーン351−354内の同じ高さ位置にそれぞれ配置されている。昇降時支持部361−364は、チェーン351−354の回転に伴って、筐体搭載ラック100を上下動する。昇降時支持部361−364にはそれぞれ、筐体固定部400の凸部421と嵌合できる複数の凹部361a−364aが形成されている。昇降時支持部361の斜視図を図3に示す。図3に示すように、本実施形態に係る昇降時支持部361には、筐体固定部400の凸部421と嵌合できる3つの凹部361aが形成されている。本実施形態では、凹部361aをラック側固定部220に形成されている凹部221と同じ形状に形成した。なお、昇降時支持部362−364も昇降時支持部361と同様に構成されている。
ハンドル370は、シャフト311の手前側に固定されている。ユーザーがハンドル370を回転させることによってシャフト311が回転し、上述したように、4つの昇降時支持部361−364が筐体搭載ラック100を同じ高さで上下動する。ここで、ハンドル370は、シャフト311の手前側に固定される必要はなく、シャフト311の奥側や、シャフト312−314の手前側または奥側等に配置することもできる。
筐体固定部400は、板金等を折り曲げ加工する等によってL字型に形成された金具部品であり、サーバー等の電子機器を筐体搭載ラック100に搭載する時に、該筐体の四隅に固定される。筐体固定部400の三面図を図4に示す。図3、図4において、筐体固定部400は、筐体固定面410および嵌合面420から成る。
筐体固定面410には、筐体搭載ラック100に搭載される電子機器の筐体への固定に使用されるネジ穴411−413が形成されている。
嵌合面420には、ラック側固定部220の凹部221および昇降時支持部361−364の凹部361a−364aに嵌合できる凸部421が配置されている。本実施形態においては、凸部421をレール状(逆四角錐台型)に形成した。凸部421をラック側固定部220の凹部221または昇降時支持部361−364の凹部361a−364aに嵌合させることにより、筐体固定部400に固定されている電子機器がラック部200または昇降部300に搭載される。
上記のように構成された筐体搭載ラック100において、サーバー等の電子機器を筐体搭載ラック100のラック部200に搭載する場合、以下のようにする。すなわち、電子機器の筐体の四隅の角部にそれぞれ筐体固定部400を嵌め込む。そして、ネジ穴411−413を介して電子機器の筐体の四隅の角部にそれぞれ筐体固定部400をネジ止めする。その状態で、ラック部200の前面側(または背面側)から筐体固定部400の凸部421をラック側固定部220の所望高さに位置する凹部221内にスライドさせる。凸部421がラック側固定部220の凹部221内に嵌合されることにより、電子機器がラック部200内に搭載される。
一方、サーバー等の電子機器を筐体搭載ラック100内において昇降させる場合、以下のようにする。すなわち、ハンドル370を回して昇降対象の電子機器の高さに昇降時支持部361−364を移動させる。そして、昇降時支持部361−364の凹部361a−364aの高さと電子機器が搭載されているラック部200の凹部221の高さが一致したところで、ハンドル370をロックする。この状態で、電子機器を前方に押し出し、筐体固定部400の凸部421を昇降時支持部361−364の凹部361a−364a内にスライド移動させる。筐体固定部400の凸部421が完全に昇降時支持部361−364の凹部361a−364a内にスライドされ、電子機器が昇降部300に搭載されたら、ハンドル370のロックを解除し、ハンドル370を回して電子機器を所望の高さまで昇降する。
そして、昇降時支持部361−364の凹部361a−364aが、所望高さのラック部200の凹部221と並列になったところで、ハンドル370をロックする。この状態で、電子機器を後方に押し戻し、筐体固定部400の凸部421を所望高さのラック部200の凹部221内にスライドさせる。これにより、電子機器が筐体搭載ラック100内の所望の高さに移動される。
なお、昇降の際に電子機器等の自重により、電子機器が昇降部300に支持されたまま落下することを防ぐためにウォームギア等を用いることもできる。
次に、図5を用いて、具体的な例について説明する。例えば、上から3番目に配置されているサーバー(以下、移動対象サーバーと記載する。)を上方に移動し、上から3番目に配置されているサーバーと4番目に配置されているサーバーとの間に新たなサーバーを配置する場合の手順について説明する。
この場合、ハンドル370を回して移動対象サーバーの高さに昇降時支持部361−364を移動させる。そして、昇降時支持部361−364の凹部361a−364aの高さと移動対象サーバーが搭載されているラック部200の凹部221の高さが一致したところで、ハンドル370をロックする。
この状態で、図5(a)に示すように、移動対象サーバーを前方側に引き出し、移動対象サーバーの四隅に固定されている筐体固定部400の凸部421を、昇降時支持部361−364の凹部361a−364a内にスライドさせる。
筐体固定部400の凸部421が完全に昇降時支持部361−364の凹部361a−364a内にスライドされ、移動対象サーバーが昇降部300に搭載されたら、ハンドル370のロックを解除する。そして、図5(b)に示すように、ハンドル370を回して、3番目と4番目のサーバーの間に新たなサーバーを配置できる高さ(すなわち、上から2番目に配置されているサーバーに接する高さ)まで移動対象サーバーを昇降する。
そして、移動対象サーバーが所望の高さまで移動し、昇降時支持部361−364の凹部361a−364aが、所望高さのラック部200の凹部221と並列になったところで、ハンドル370をロックする。この状態で、図5(c)に示すように、移動対象サーバーを後方に押し込み、移動対象サーバーの四隅に固定されている筐体固定部400の凸部421をラック部200の所望高さの凹部221内にスライドさせる。
これにより、移動対象サーバーが筐体搭載ラック100内の上から2番目に配置されているサーバーに接する高さに移動される。そして、移動対象サーバーが上方に移動されることによって、上から3番目に配置されているサーバーと4番目に配置されているサーバーとの間にできた空間に、新たなサーバーが搭載される。
以上のように、本実施形態に係る筐体搭載ラック100は、4つのラック側固定部220の前側近傍にそれぞれ、筐体固定部400の凸部421と嵌合する凹部361a−364aを有する昇降時支持部361−364を昇降可能に配置した。そして、電子機器を搭載する場合は、電子機器の四隅に固定されている筐体固定部400を4つのラック側固定部220に支持させ、一方、電子機器を昇降させる場合は、筐体固定部400をスライド移動させることによって、昇降時支持部361−364に支持させる。
上記構成とすることで、電子機器を前後にスライドさせるだけで、電子機器を停止させることなくケーブル類を装着したままで、電子機器の搭載位置を筐体搭載ラック100内で上下に再調整することができる。電子機器の取り外しおよび再搭載が不要であることから、作業を少人数で且つ安全に実施することができる。また、ハンドル370を回すことによって電子機器を昇降させるため、高所への搭載位置変更でも、安全かつ迅速に作業を行う事ができる。
本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
10 筐体搭載ラック
20 支持部材
21 第1凹部
30 基台
40 昇降部材
41 第2凹部
50 嵌合部材
51 凸部
60 被搭載部材
100 筐体搭載ラック
200 ラック部
210 ラック本体
220 ラック側固定部
221 凹部
300 昇降部
311−314 シャフト
321−328 歯車
331、332 固定部材
340 連結ベルト
351−354 チェーン
361−364 昇降時支持部
361a−364a 凹部
370 ハンドル
400 筐体固定部
410 筐体固定面
411−413 ネジ穴
420 嵌合面
421 凸部

Claims (5)

  1. 複数の第1凹部が長手方向に形成された長尺の4本の支持部材と、
    前記4本の支持部材の下面を支持する基台と、
    前記4本の支持部材の前記第1凹部が形成されている面と隣接している前面側に上下可動にそれぞれ固定され、前記第1凹部と並列に配置できる第2凹部がそれぞれ形成された互いに連動する4つの昇降部材と、
    前記第1凹部および前記第2凹部と嵌合できる凸部が配置され、被搭載部材に固定される嵌合部材と、
    を備える筐体搭載ラック。
  2. 前記4つの昇降部材はそれぞれ、
    前記支持部材に回転自在に固定された歯車と、
    前記歯車の外周に係止されたチェーンと、
    前記第2凹部を備え、前記チェーンの間に挿入された昇降部と、
    を備え、
    1つの前記歯車を回転させる回転手段と、
    前記歯車の回転を他の3つの前記歯車に伝達する伝達手段と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の筐体搭載ラック。
  3. 前記伝達手段は、対向している2組の前記支持部材の間に互いにそれぞれ配置された2本のシャフトと、前記2本のシャフトに係止された連結ベルトとを含む、請求項2に記載の筐体搭載ラック。
  4. 前記被搭載部材の四隅に固定される4つの前記嵌合部材を備え、
    前記嵌合部材は、
    筐体と固定される固定面と、
    前記凸部が配置された嵌合面と、
    がL字型に接続された金具部材である、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の筐体搭載ラック。
  5. 前記凸部は、逆四角錐台型に形成される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の筐体搭載ラック。
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