JP2016177675A - 推定装置、推定方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

推定装置、推定方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設の現在の運用状況を低コストで推定可能にする、推定装置、推定方法およびコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】推定装置は、施設の運用状況を表す1または複数の構成要素を含む運用パラメータの1または複数の構成要素の値を決定し、1または複数の運用パラメータを生成する運用パラメータ生成部101と、運用パラメータに基づき、施設のエネルギー消費量をシミュレーションすることにより、運用パラメータに係るエネルギー消費量の推定情報を算出するエネルギーシミュレーション部102と、エネルギー消費量の推定情報と、施設のエネルギー消費量の実績情報に基づき、運用パラメータの評価値を計算するコスト計算部103と、評価値に基づき複数の第1パラメータのうちの1つを選択する最適運用パラメータ選択部104と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、推定装置、推定方法およびコンピュータプログラムに関する。
近年、エネルギーの効率的な使用を目的に様々な取り組みが行われている。ビルなどの施設でも、改正省エネ法への対応、LEED(LeaderShip in Energy and Enviromental Design)認証の取得などを目的として、エネルギーの消費パターンを変える取り組みがなされている。例えば、エネルギー消費の大きい時間帯では空調の設定温度を省エネとなるように変更する、または出社時間を早朝にずらす、冬季は暖房によるエネルギー消費が激しいため残業を行わないといった運用変更などがある。これらの運用変更等により、施設内のエネルギーの消費パターンの分布を変えることができ、電力のピークシフトやコストの削減といった効果を得ることができる。
現在の運用状況と施設のエネルギー消費量との関係を把握することができれば、運用変更や設備変更に伴う省エネなどの効果を、シミュレーションによって迅速かつ正確に計算することができ、効率のよい変更を行うことができる。しかし、現状の運用状況を把握することは、困難である。例えば、ビルでは、各テナントが保有する空調装置の設定温度、または各フロアにおける所定の時間帯の人数などを把握することは難しい。人感センサなどによるセンシングを行うとしても、センサを設置するコストがかかる。一方、ビルのエネルギーに関する履歴や設備の情報などの簡易的な情報のみでエネルギー消費を予測する方法は、シミュレーションによる予測と比べ、正確性を欠く。ゆえに、現状の運用状況を、コストを抑えつつ、高精度に推定することが求められている。
特許3783929号
本発明の実施形態は、施設の現在の運用状況を低コストで推定可能にする。
本発明の一態様としての推定装置は、施設の運用状況を表す1または複数の構成要素を含む第1パラメータの前記1または複数の構成要素の値を決定し、1または複数の前記第1パラメータを生成する第1パラメータ生成部と、前記第1パラメータに基づき、前記施設のエネルギー消費量をシミュレーションすることにより、前記第1パラメータに係るエネルギー消費量の推定情報を算出するエネルギーシミュレーション部と、前記エネルギー消費量の推定情報と、前記施設のエネルギー消費量の実績情報に基づき、前記第1パラメータの評価値を計算するコスト計算部と、前記評価値に基づき複数の前記第1パラメータのうちの1つを選択するパラメータ選択部と、を備える。
第1の実施形態に係る推定装置の概略構成の一例を示すブロック図。 運用情報の一例を示す図。 基本パラメータの一例を示す図。 実績データの一例を示す図。 運用パラメータの一例を示す図。 運用パラメータの生成の一例を示す図。 推定エネルギー情報の一例を示す図。 運用パラメータの順位を示す図。 出力部302の出力の一例を示す図。 第1の実施形態に係る推定装置の処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る推定装置の概略構成の一例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る推定装置の処理のフローチャート。 本発明の一実施形態に係るハードウェア構成の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る推定装置の概略構成の一例を示すブロック図である。第1の実施形態に係る推定装置は、運用情報DB201、基本パラメータDB202、実績情報DB203、運用パラメータ生成部101、エネルギーシミュレーション部102、コスト計算部103、最適運用パラメータ選択部104、入力部301、出力部302、を備える。
第1の実施形態に係る推定装置は、上記各部の処理により、現在の施設の運用状況を推定する。具体的には、施設が備える空調機器の平均設定温度、施設内または各フロアに存在する人数の時系列変動、または1人当たりの消費電力量の時系列変動などを推定する。
以下、各部について説明する。
運用情報DB201は、運用情報を格納する。運用情報は、運用項目と、想定パターンからなる情報である。
運用項目は、施設内の人数、人の行動、電気設備の設定に関する情報など、施設のエネルギー消費に関係があるものであれば、何でもよい。エネルギーとは、燃料、熱、電力などを想定しているが、その他のエネルギーも含めてもよい。運用項目は、例えば、施設内に存在する人数の時系列変動および施設内のオフィスの勤務時間などは、人が多くいる時間帯により消費電力量が増加するため、施設のエネルギー消費に関係する情報である。また、施設内の空調の平均設定温度も、設定温度の高低により消費電力は変化するため、施設のエネルギー消費に関係する情報である。その他にも、1人当たりの消費電力量、空調装置および照明装置などの電気設備が使用される時間帯なども運用項目となり得る。
想定パターンとは、運用項目が取り得ると想定される値、範囲、または型(パターン)などである。1つの運用項目に、複数の想定パターンが予め定められている。
図2は、運用情報の一例を示す図である。図2(A)は、運用項目と想定パターンの一例を示す。図2(B)は、施設内の人数の変動を示す人数変動パターンという運用項目における、時系列値で表された各想定パターンの一例を示す。
図2(A)において、運用項目が空調設定温度の場合、対応する想定パターンは26、27、28℃の3つであることが示されている。ここでは、想定パターンを3つとしているが、想定パターンは、取り得る値の範囲内で任意に定めてよい。
運用項目が1人当たりの消費電力量の場合、想定パターンは30から300Wの間の範囲で表されている。これは、想定パターンの取り得る値が、30から300Wの間の範囲の任意の値であればよいことを示す。
運用項目が人数変動パターンの場合、想定パターンは、朝集中型、夜集中型、一日均一型の3つのパターンであることが示されている。これらの型は、予め定められているとする。
想定パターンは、1日の平均値、最大値などでもよいし、予め定められた時間帯における取り得る値としてもよい。例えば、勤務時間が8時から17時の場合は、8時から17時の間に取り得る値としてもよい。また、1日の時間を複数の時間帯に分割し、細分化された各時間帯における取り得る値としてもよい。
図2(B)は、1日を1時間ごとに分割した場合の各時間帯における施設内の人数を示している。朝集中型は8:00から12:00までの朝の時間帯に人数が多いと想定されたパターンである。夜集中型は、14時から18時までの夜の時間帯に人数が多いと想定されたパターンである。1日均一型は、朝から夜まで人数の変動が小さいと想定されたパターンである。ここでは、1日を1時間ごとに分割しているが、分割する時間の長さは任意でよく、分割された各時間帯の長さは異なっていてもよい。例えば、日中は1時間ごとに分割するが、夜間は3時間ごとに分割してもよい。また、離散的なデータではなく、正規分布、矩形関数、台形関数、凸関数など連続したデータである関数で表してもよい。
基本パラメータDB202は、基本パラメータを格納する。基本パラメータは、エネルギーシミュレーション部102の処理に必要なパラメータである。基本パラメータには、例えば、気象情報、負荷情報、施設情報などがある。
気象情報は、施設内外の気象状況に関する情報である。例えば、天気、温度、湿度、照度、風量、雨量、積雪量などがある。気象情報は、時間の経過とともに変動する。
負荷情報は、施設が保有するエネルギーを消費する設備に関する情報である。例えば、空調、照明、ボイラーといった設備の種類、設備の定格出力、平均エネルギー消費量、空調の成績係数(COP:Coefficient of Performance)、および通年エネルギー消費効率(APF:Annual Performance Factor)といった仕様情報などがある。
施設情報は、施設に関する情報である。例えば、鉄筋コンクリート造、軽重量鉄骨造などの施設構造、内断熱、外断熱などの設立工法、施設の体積、床面積、外皮表面積、開口部比率といった仕様、施設の熱損失量、熱貫通率、熱抵抗、熱伝導率、熱物性値、表面熱伝達抵抗、および補正熱貫流率といった熱損失に関する数値などがある。
図3は、基本パラメータDB202に格納される基本パラメータの一例を示す図である。図3(A)は、基本パラメータの種類とその値を示す。空調の種類は、ビルマルチおよびパッケージなどがある。ビルマルチは、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、室内機を個別に運転できるものである。パッケージは、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、室内機は個別に運転できないものである。
図3(B)は、気象情報に関する基本パラメータの一例である。1時間ごとの施設外の気温と天気の情報が表されている。気象情報のように、時間によって変化するものは、時間帯ごとの情報にしてもよい。
実績情報DB203は、実際に施設が使用したエネルギーに関する情報(実績データ)を格納する。実績データは、例えば、実際に施設で使用をされた電気、燃料、水の量、および設備の使用時間など、エネルギーに関する情報であればよい。図4は、1時間ごとの時系列で表された複数日分の実績データの一例を示す図である。図4では、1時間単位のデータを示しているが、日単位、月単位、所定の日数分の平均などでもよい。
運用パラメータ生成部101は、運用情報に基づき、運用パラメータを生成する。運用パラメータは、エネルギーシミュレーション部102の処理に必要なパラメータの1つである。運用パラメータは、1または複数の運用項目を構成要素とし、当該構成要素の値は、想定パターンに基づく。
図5は、生成した運用パラメータの一例を示す図である。図5で示した運用パラメータの構成要素は、図2で示した運用項目から選択された空調設定温度と人数変動パターンの2つである。構成要素とする運用項目は、予め定めておいてもよいし、ユーザに入力部301を介して指定させてもよい。図5では、運用パラメータの構成要素を2つとしているが、構成要素の数は1つ以上であれば任意の値でよい。
構成要素の値、つまり生成に用いる想定パターンは、全てを用いてもよいし、予め定められた一部を用いてもよいし、ユーザに入力部301を介して指定させてもよい。運用パラメータ生成部101は、運用パラメータの全ての構成要素の値が完全に一致する運用パラメータを生成しないように、各運用パラメータの構成要素の値を定める。図5では、構成要素1の値は、28℃と26℃の2つとし、構成要素2の値は朝集中型と、夜集中型と、1日均一型の3つとしたときの、全ての組み合わせを列挙している。
しかし、想定パターンの数が多くなると、組合せによってできる運用パラメータの数は非常に多くなる。また、想定パターンが範囲で示されている場合は、当該範囲内から値を決定する必要がある。生成される運用パラメータの数を抑えながら、よりよい運用パラメータを生成するため、構成要素の値を、運用パラメータ生成部101に決めさせてもよい。例えば、想定パターンが範囲の場合、運用パラメータ生成部101は、当該範囲内という条件の下、より良い結果を得ることができる値を探索する。
図6は、運用パラメータの生成の一例を示す図である。図6(A)は、運用パラメータ生成部101が生成した運用パラメータの一覧である。図6(B)は、縦軸(X軸)が設定温度、横軸(Y軸)が1人当たりの消費電力、高さ軸(Z軸)が評価値の3次元図であり、生成された運用パラメータがプロットされている。
図6(A)に示された運用パラメータの構成要素は、設定温度と、1人当たりの消費電力の2つである。想定パターンは、設定温度が15℃から35℃の範囲、1人当たりの消費電力が100から250Wの範囲である。なお、1番目の運用パラメータを初期パラメータSとし、n(nは正の整数)番目の運用パラメータをSと表す。
運用パラメータ生成部101が生成した最初の運用パラメータSの各構成要素の値は設定温度が20.0℃、1人あたりの消費電力が200Wである。また、後述するコスト計算部の処理によって、パラメータSの評価値が200.3と算出されたとする。運用パラメータ生成部101は、新たなパラメータSの各構成要素の値を決定する。例えば、この評価値を下げるように新たなパラメータSの各構成要素の値を決定する。具体例として、運用パラメータSの構成要素の値を、想定パターンの範囲内でランダムに増減させて、運用パラメータSの構成要素の値を決定する。コスト計算部が算出した新たな運用パラメータSの評価値は180.3と、Sに比べ減少したとする。運用パラメータ生成部101は、評価値が減少したという結果に基づき、次の運用パラメータSの構成要素の値を決定していく。なお、構成要素の値をどのように動かせば評価値が減少するか定かでない場合も当然あり、その場合は、ランダムに動かすなど任意の方法で値を決定すればよい。
運用パラメータ生成部101は、評価値に基づき、探索を繰り返すことで、運用パラメータの構成要素の最適値(もしくは準最適値)を得る。繰り返しは、予め定められた回数、または評価値が予め定められた閾値以下になるまで繰り返せばよい。
運用パラメータ生成部101は、勾配法、GA(Genetic Algorithm)法、SA(Simulated Annealing)法、滑降シンプレックス法などの最適化アルゴリズムを用いてもよい。これらのアルゴリズムを用いることで、少ない試行回数で、より正確により早く最適値(もしくは準最適値)を求めることができる可能性がある。
エネルギーシミュレーション部102は、基本パラメータと運用パラメータとに基づき、エネルギー消費量を予測する。予測値は、推定エネルギー情報と称する。用いるシミュレータは、米国エネルギー省が公開しているEnergy Plusなどの既存のシミュレータ、シミュレーションモデルを縮退し簡単な物理モデルを表現するモデル、物理特性を利用せずパラメータとエネルギー消費量の数理的関係のみに着目する回帰モデルなどの他のモデルを用いてもよい。
図7は、1時間ごとの時系列で表された複数日分の推定エネルギー情報の一例を示す図である。図7の推定エネルギー情報は、実績データ同様に、1時間ごとに分割された時間帯における数値を示しているが、時間帯の長さは任意に定めてよい。また、1時間単位のデータではなく、日単位、月単位、予め定めた日数分でまとめたデータ、または平均などのデータでもよい。
コスト計算部103は、運用パラメータを評価する値である評価値を計算する。評価値は、推定エネルギー情報および消費電力量の実測値に基づき、求めることができる。例えば、二乗誤差、絶対誤差、MAXノルムなどを用いることができる。
次式は、評価値を二乗誤差で表したものである。時刻t(tは正の実数)における消費電力量の実測値をx、時刻tにおける推定エネルギー情報をyとする。Tは時刻の集合であり、T={t,t,t,・・・・tmax}(maxは1以上の整数)を意味する。
Figure 2016177675
最適運用パラメータ選択部104は、コスト計算部103が算出した評価値に基づき、評価値が最小である運用パラメータを最適とする。また、最適運用パラメータ選択部104は、最適な運用パラメータだけを結果として返すだけでなく、評価値に基づき、運用パラメータの順位をつけてもよい。
図8は、最適運用パラメータ選択部104が算出した、運用パラメータの順位を示す図である。各運用パラメータの評価値が表されている。評価値の小さい順に順位がつけられている。ランク1が最適な運用パラメータである。
なお、運用パラメータ生成部101、エネルギーシュミレーション部102、コスト計算部103、最適運用パラメータ選択部104の機能は、数理計画問題を解くことのできるソフトウェアである数理計画ソルバーによって実現できる。数理計画ソルバーには、例えば、IBM社のILOG CPLEX(登録商標)などがある。
数理計画ソルバーを用いる場合は、次式を数理計画ソルバーに与えることによって、最適(もしくは準最適)となる運用パラメータを求めることができる。
Figure 2016177675
数式1同様、xは時刻tにおける消費電力量の実測値、yは時刻tにおける推定エネルギー情報、Tは時刻の集合であり、T={t,t,t,・・・・tmax}を意味する。また、zは運用パラメータ、Zは運用パラメータの集合であり、Z={z,z,z,・・・・zmax}を意味する。f(z)は、運用パラメータzに対し、推定エネルギー情報yを求める関数である。f(z)は、シミュレータに相当する。
上記「min」は、「min」の右側の式(目的関数)を最小化することを意味する。上記「s.t.」は、「s.t.」の右側の式が、目的関数の制約条件であることを意味する。つまり、各運用パラメータzに対し、f(z)により算出された{y,y,y,・・・・ymax}を目的関数に代入し、目的関数が最小となるzを求めることになる。
入力部301は、ユーザからの入力情報を受け付け、運用情報DB201、基本パラメータDB202、実績情報DB203のそれぞれに対し、格納する情報を送る。なお、ユーザによる入力ではなく、図示しないエネルギー測定システムなどの他のシステムからの入力であってもよい。
出力部302は、得られた最適な運用パラメータ、最適な運用パラメータによる推定エネルギー情報、推定エネルギー情報と実際の測定値との比較図などの情報を出力する。出力される情報は、画像として表示されてもよいし、電子ファイルとして保存されてもよい。
図9は、出力部302の出力の一例を示す図である。図9の実線のグラフは実績データ、破線のグラフは最適な運用パラメータに基づく推定エネルギー情報によるものである。また、シミュレーションに用いられた基本パラメータと、運用パラメータの基となった運用情報が出力されている。これらの情報は、単独で表示されても、組み合わされて表示されてもよい。また、ここでは、グラフを用いているが、図8のような順位表を出力してもよい。
次に、第1の実施形態に係る推定装置の処理について説明する。図10は、第1の実施形態に係る推定装置の処理のフローチャートである。このフローチャートでは、運用パラメータ生成部101が、運用パラメータの構成要素の値を決定する場合を想定する。本フローの開始のタイミングは、任意でよい。あらかじめ定められたタイミングで自動的に開始されてもよいし、入力部301から処理の開始を指示してもよい。
運用パラメータ生成部101は、運用情報DB201から必要とする運用情報を取得し、1番目の運用パラメータを生成する(S101)。Sの各構成要素の値は、想定パターンの中からランダムに選んでもよいし、想定パターンの期待値または重みづけ等に従って選んでもよいし、予め定めておいてもよい。
エネルギーシミュレーション部102は、運用パラメータ生成部101から運用パラメータSを、基本パラメータDB202から必要とする基本パラメータを取得し、シミュレーションを行い、シミュレーションの結果である推定エネルギー情報を生成する(S102)。
コスト計算部103は、エネルギーシミュレーション部102から推定エネルギー情報を、実績情報DB203から電力実績情報を取得し、当該電力実績情報と推定エネルギー情報とに基づき、評価値を計算する(S103)。
運用パラメータ生成部101は、コスト計算部103の評価値に基づき、各構成要素の値を変更し、新たな次のパラメータSn+1を作成する(S104)。
このステップS102からS104の処理が、Nmax(Nmaxは予め定められた正の整数)回行われる。なお、一定の条件を満たした場合は、ループをNmax回繰り返さずに、終了させてもよい。例えば、コスト計算部103が算出した評価値が、予め定めた閾値以下などの条件がある。
最適運用パラメータ選択部104は、コスト計算部103から全ての運用パラメータの評価値を取得し、評価値が最小である運用パラメータを最適な運用パラメータと決定する(S105)。なお、最適運用パラメータ選択部104が最適な運用パラメータのみを算出し、運用パラメータの順位をつけなくともよい場合は、S105の処理は、S102からS104の処理同様、当該ループに含めてもよい。具体的には、最適運用パラメータ選択部104は、算出された運用パラメータの評価値と、現状の最小評価値を比較し、現状最小評価値よりも小さい場合は、最小評価値を更新する。
出力部302は、最適運用パラメータ選択部104からの最適な運用パラメータと、当該運用パラメータに係る運用情報などを受取り、出力する(S105)。以上が、第1の実施形態におけるフローチャートである。
なお、本フローチャートでは、運用パラメータ生成部101は、運用パラメータの生成の都度、当該運用パラメータのコスト評価値を取得し、次の運用パラメータを生成した。しかし、構成要素の値として用いる想定パターンが予め定められている場合は、運用パラメータ生成部101は、全ての運用パラメータを生成した後で、全ての運用パラメータをエネルギーシミュレーション部に送ってもよい。
以上のように、第1の実施形態によれば、現在の運用状況をセンサ等で調査せずとも、.あるいは一部のセンサデータを利用するだけで、予め定めた複数の想定パターンから最も確からしい想定パターンを推定することができる。これにより、現状の運用状況を低コストで把握することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と重複する説明は省略する。図11は、第2の実施形態に係る推定装置の概略構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態は、第1の実施形態の構成に対し、運用情報生成部105が追加されている。
運用情報生成部105は、運用情報を新たに生成する。生成された運用情報は、運用情報DB201に送られ、格納される。格納された運用情報は、第1の実施形態での運用情報と同様に扱われる。
生成に用いる情報は、施設に関する情報である。例えば、施設の用途、規模、大きさ、1日に当該施設を利用する総人数などがある。施設の用途がオフィスビルである場合は、1人あたりのエネルギー消費量および時間帯におけるエネルギー消費量の変動は、他のオフィスビルと類似する可能性が高い。また、施設の大きさやビルの利用総人数は、施設のエネルギー総消費量が、同程度の施設と類似する可能性が高い。
運用情報生成部105は、生成に用いる情報を、入力部301から受け取ってもよいし、基本パラメータDB202から取得してもよい。
生成方法は、例えば、予め定められたフォーマットを用意し、入力情報に基づき、フォーマットに入力する値を自動的に決定し、運用情報の想定パターンを生成してもよい。例えば、1日に当該施設を利用する総人数が入力された場合、正規分布と乱数を用いて、各時間帯における施設内の人数を想定することが考えられる。また、施設の用途が飲食店の場合、12時から13時の時間帯と、18時から19時の時間帯とがピークである分布を生成し、施設内の人数を想定することが考えられる。
また、他の施設のデータを活用してもよい。例えば、施設の規模または利用人数等の入力値に応じ、同程度の規模の施設または利用状況が類似する施設を算出し、当該施設のデータを活用してもよい。利用するデータの値はそのままでもよいし、乱数などを用いて、または規模の割合を積算するなどして、加工してもよい。また類似する複数の施設のデータの平均値を利用してもよい。
他の施設のデータは、運用情報生成部105、実績情報DB203、または図示しない別のデータベースが保持しておいてもよいし、他のシステムから入力部を介して取得してもよい。
次に、第2の実施形態に係る推定装置の処理について説明する。図12は、第2の実施形態に係る推定装置の処理のフローチャートである。第1の実施形態に係る推定装置の処理の前に、運用情報生成部の処理が、挿入されている。
運用情報生成部は、運用情報を生成する(S201)。実行するタイミングは、生成に必要な情報を基本パラメータDB202から取得する場合は、任意でよい。入力部301から受け取る場合は、受け取ったタイミングで実施すればよい。生成された運用情報は、運用情報DB201に送られ、格納される(S202)。
以降の処理は、第1の実施形態と同様である。
以上のように、第2の実施形態によれば、施設の基本的な情報から、複雑な運用情報を生成することができる。そのため、ユーザが施設に応じた運用情報を作成する負担を減らすことができる。また、類似する施設のデータを用いることで、運用情報の精度を高め、運用パラメータ作成の時間を短縮することができる。
また、上記に説明した実施形態における各処理は、ソフトウェア(プログラム)によって実現することが可能である。よって、上記に説明した実施形態における推定装置は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用い、コンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することが可能である。
図13は、本発明の一実施形態に係る推定装置を実現したハードウェア構成の一例を示すブロック図である。推定装置は、プロセッサ401、主記憶装置402、補助記憶装置403、通信装置404、デバイスインタフェース405、入力装置406、出力装置407を備え、これらがバス408を介して接続された、コンピュータ装置として実現できる。
プロセッサ401が、補助記憶装置403からプログラムを読み出して、主記憶装置402に展開して、実行することで、運用パラメータ生成部101、エネルギーシミュレーション部102、コスト計算部103、最適運用パラメータ選択部104、運用情報生成部105の機能を実現することができる。
本実施形態の推定装置は、当該推定装置で実行されるプログラムをコンピュータ装置に予めインストールすることで実現してもよいし、プログラムをCD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して配布して、コンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。
ネットワークインタフェース404は、通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。入力部301、出力部302などと通信にて接続される場合は、このネットワークインタフェース404にて実現してもよい。ここではネットワークインタフェースを1つのみ示しているが、複数のネットワークインタフェースが搭載されていてもよい。
デバイスインタフェース405は、外部記憶媒体501などの機器に接続するインタフェースである。外部記憶媒体501は、HDD、CD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−R、SAN(Storage area network)等の任意の記録媒体でよい。運用情報DB201、基本パラメータDB202、実績情報DB203は、外部記憶媒体501としてデバイスインタフェース405に接続されてもよい。
出力装置406は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等の表示ディスプレイからなり、出力部302の機能を実現する。
入力装置407は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイスを備え、入力部301の機能を実現する。入力部301からの入力デバイスの操作による操作信号はプロセッサ401に出力する。入力装置407または出力装置406は、外部からデバイスインタフェース405に接続されてもよい。
主記憶装置402は、プロセッサ401が実行する命令、および各種データ等を一時的に記憶するメモリ装置であり、DRAM等の揮発性メモリでも、MRAM等の不揮発性メモリでもよい。補助記憶装置403は、プログラムやデータ等を永続的に記憶する記憶装置であり、例えば、HDDまたはSSD等がある。運用情報DB201、基本パラメータDB202、実績情報DB203などが保持するデータは、主記憶装置402、補助記憶装置403または外部記憶媒体に保存される。
なお、上述の構成に、各種DBおよび出力部の情報を印刷するためのプリンタを追加してもよい。また、必要に応じて、推定装置の構成は変更してもよい。
上記に、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101 運用パラメータ生成部
102 エネルギーシミュレーション部
103 コスト計算部
104 最適運用パラメータ選択部
105 運用情報生成部
201 運用情報DB
202 基本パラメータDB
203 実績情報DB
301 入力部
302 出力部
401 プロセッサ
402 主記憶装置
403 補助記憶装置
404 ネットワークインタフェース
405 デバイスインタフェース
406 入力装置
407 出力装置
408 バス
501 外部記憶媒体

Claims (10)

  1. 施設の運用状況を表す1または複数の構成要素を含む第1パラメータの前記1または複数の構成要素の値を決定し、1または複数の前記第1パラメータを生成する第1パラメータ生成部と、
    前記第1パラメータに基づき、前記施設のエネルギー消費量をシミュレーションすることにより、前記第1パラメータに係るエネルギー消費量の推定情報を算出するエネルギーシミュレーション部と、
    前記エネルギー消費量の推定情報と、前記施設のエネルギー消費量の実績情報に基づき、前記第1パラメータの評価値を計算するコスト計算部と、
    前記評価値に基づき複数の前記第1パラメータのうちの1つを選択するパラメータ選択部と、
    を備えた推定装置。
  2. 前記構成要素のうちの1つは、1日の時間を一定または異なる長さで分割した各時間帯における値を表す
    請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記構成要素のうちの1つは、少なくとも前記施設内に存在する人数または前記施設が保有する設備の状態を表す
    請求項1ないし2のいずれか一項に記載の推定装置。
  4. 前記エネルギーシミュレーション部は、前記施設の基本情報を表す第2パラメータをさらに用いて、前記施設のエネルギー消費量のシミュレーションを行う
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載の推定装置。
  5. 前記基本情報は、気象情報、前記施設の構造に関する情報、前記施設が保有する設備に関する情報のうち少なくとも1つを含む
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の推定装置。
  6. 前記構成要素毎に、前記構成要素の値を決定するための条件が設定されており、
    前記第1パラメータ生成部は、前記条件に基づいて前記構成要素の値を決定する
    請求項1ないし5のいずれか一項に記載の推定装置。
  7. 前記施設に関する情報に基づき、構成要素と、前記構成要素の値を決定するための条件を生成する運用情報生成部をさらに備え、
    前記第1パラメータは、前記運用情報生成部により生成された前記構成要素を含む
    をさらに備える請求項1ないし6のいずれか一項に記載の推定装置。
  8. 前記パラメータ選択部により選択した第1パラメータに基づき、前記施設の推定運用状況を表す情報を出力する
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載の推定装置。
  9. 施設の運用状況を表す1または複数の構成要素を含む第1パラメータの前記1または複数の構成要素の値を決定し、1または複数の前記第1パラメータを生成する第1パラメータ生成ステップと、
    前記第1パラメータに基づき、前記施設のエネルギー消費量をシミュレーションすることにより、前記第1パラメータに係るエネルギー消費量の推定情報を算出するエネルギーシミュレーションステップと、
    前記エネルギー消費量の推定情報と、前記施設のエネルギー消費量の実績情報に基づき、前記第1パラメータの評価値を計算するコスト計算ステップと、
    前記評価値に基づき複数の前記第1パラメータのうちの1つを選択するパラメータ選択ステップと、
    をコンピュータが実行する推定方法。
  10. 施設の運用状況を表す1または複数の構成要素を含む第1パラメータの前記1または複数の構成要素の値を決定し、1または複数の前記第1パラメータを生成する第1パラメータ生成ステップと、
    前記第1パラメータに基づき、前記施設のエネルギー消費量をシミュレーションすることにより、前記第1パラメータに係るエネルギー消費量の推定情報を算出するエネルギーシミュレーションステップと、
    前記エネルギー消費量の推定情報と、前記施設のエネルギー消費量の実績情報に基づき、前記第1パラメータの評価値を計算するコスト計算ステップと、
    前記評価値に基づき複数の前記第1パラメータのうちの1つを選択するパラメータ選択ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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