JP2016177568A - 表示装置及び情報表示方法、情報表示プログラム - Google Patents

表示装置及び情報表示方法、情報表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの視界に対応して、湾曲した形状を有する表示パネルに情報を無駄なく表示することができるとともに、当該表示動作に要する消費電力を抑制することができる表示装置及び情報表示方法、情報表示プログラムを提供する。
【解決手段】所定の曲率を有して円弧状に湾曲して延在する表示パネル111を備えた表示装置において、ユーザの目視方向を基準とした特定の範囲(画面表示範囲)の表示領域にのみ情報を表示し、それ以外(画面非表示範囲)の表示領域には情報を表示しない。ここで、ユーザの目視方向は、センサ部により取得される加速度データに基づいて算出される重力加速度方向を基準にして、ユーザにより指定されたタッチ位置の方向に基づいて予め算出された相対角度ψを用いて規定される。
【選択図】図9

Description

本発明は、人体に装着して使用する、いわゆるウェアラブル端末に適用することができる表示装置及び情報表示方法、情報表示プログラムに関する。
近年、人体に装着して運動時や日常生活における各種の生体情報や物理情報を取得したり、有益な情報を提供したりすることができるウェアラブル端末の開発や製品化が盛んに行われている。例えば特許文献1には、腕時計型の外観を有し、利用者の手首に装着して心拍数や移動速度を検出し、それに基づく各種の情報を通知手段や表示部を介して通知する有酸素運動維持装置が開示されている。
このようなウェアラブル端末は、手首や腕等の人体の部位に直接装着して使用されるため、薄型軽量であって、かつ、装着する部位に応じた曲率を有する形状を備えていることが好ましい。例えば特許文献2には、リストバンド型(又は、ブレスレット型)の外観を有し、装着する手首や腕の形状に応じて湾曲して設けられた表示パネルを介して、時刻や計時情報等の各種の情報を提供する携帯機器が開示されている。
特開2007−075201号公報 特開2007−078670号公報
上述したようなリストバンド型のウェアラブル端末においては、表示パネルの表示領域が広い場合には多くの情報を表示することができるが、表示パネルが湾曲して設けられているため、表示領域全体を一方向から一度に見ることができない。すなわち、ユーザの視界の範囲内にある表示領域に表示された情報は良好に視認されるが、視界の範囲外の表示領域に表示された情報は視認することができない。そのため、手首や腕に装着したリストバンド型のウェアラブル端末において、手首や腕の周囲に沿って湾曲して設けられた表示パネルの表示領域全体に情報を常時表示する仕様の場合、消費電力が多くなるばかりではなく、上記のように、ユーザの視界の範囲外の表示領域に表示された情報は、ユーザに視認されないため、情報の表示自体が無駄になるという問題を有している。
そこで、本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、ユーザの視界に対応して、湾曲した形状を有する表示パネルに情報を無駄なく表示することができるとともに、当該表示動作に要する消費電力を抑制することができる表示装置及び情報表示方法、情報表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、
表示領域を有する表示部と、
前記表示部に設けられた入力操作部と、
前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出する位置検出部と、
前記表示領域のうち、前記位置検出部により検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御するとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御する表示制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報表示方法は、
表示領域を有する表示部と、前記表示部に設けられた入力操作部と、を備えた表示装置の情報表示方法であって、
前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出し、
前記表示領域のうち、前記検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御するとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御する、
ことを特徴とする。
本発明に係る情報表示プログラムは、
表示領域を有する表示部と、前記表示部に設けられた入力操作部と、を備えた表示装置の情報表示プログラムであって、
コンピュータに、
前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出させ、
前記表示領域のうち、前記検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御させるとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの視界に対応して、湾曲した形状を有する表示パネルに情報を無駄なく表示することができるとともに、当該表示動作に要する消費電力を抑制することができる。
本発明に係る表示装置の一実施形態を示す概略構成図である。 一実施形態に係る表示装置の、人体への装着例を示す概略図である。 一実施形態に係る表示装置における機能構成を示す概略ブロック図である。 一実施形態に係る情報表示方法に適用される表示装置の座標系とその座標変換を説明するための概略図である。 一実施形態に係る表示装置における情報表示方法に適用されるユーザ目視方向設定処理、及び、画面表示範囲設定処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報表示方法に適用されるユーザ目視方向設定処理を説明するための概略図 一実施形態に係る情報表示方法における画面表示範囲設定処理を説明するための概略図である。 一実施形態に係る表示装置における情報表示方法に適用される画面表示範囲変更処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る情報表示方法における画面表示範囲変更処理を説明するための概略図である。
以下、本発明に係る表示装置及び情報表示方法、情報表示プログラムについて、実施形態を示して詳しく説明する。
<表示装置>
図1は、本発明に係る表示装置の一実施形態を示す概略構成図である。ここで、図1(a)は、本実施形態に係る表示装置の外観構成を示す概略斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示した表示装置を矢印D1方向から見た正面図であり、図1(c)は、図1(b)に示した表示装置における側面方向の、IC−IC断面(本明細書においては図1(b)中に示したローマ数字の「1」に対応する記号として便宜的に「I」を用いる。)の構造を示す概略図である。図2は、本実施形態に係る表示装置の、人体への装着例を示す概略図である。なお、図1(a)、(b)及び図2においては図示を明瞭にするために、表示パネル及びタッチパネル部分に、便宜的にハッチングを施して示した。以下、図4、図6においても同様に表示する。
(外観形状/実装構造)
本発明の一実施形態に係る表示装置100は、例えば図1に示すように、湾曲した外観形状を有している。具体的には、表示装置100は、図1(a)、(c)に示すように、略帯状の絶縁性の部材が長手方向に所定の曲率を有して湾曲し、側面側から見て(図1(c)参照)、円弧状又は略C字形状に形成された機器ケース102を備えている。また、機器ケース102の延在方向の両端部(図1(a)、(c)の下方側の端部)は、図示を省略したバックルやアタッチメント等により相互に接続したり、あるいは、巻き込むように変形して近接したり重なり合ったりするように形成されている。このような構造により、機器ケース102の装着空間104が図1(c)に示すように円環状に確定されて、図2に示すように、機器ケース102の内周側の面(内周面;装着空間104側の面)が手首UShに接触又は密着して、表示装置100が手首UShや腕に装着される。ここで、機器ケース102は、ユーザが表示装置100を手首UShに装着して使用した際に、ある程度の変形を許容しつつ、湾曲形状を保持できる程度の剛性や強度を備えるとともに、人体(肌)に接触しても違和感を持たない程度の質感を有していることが好ましい。
このような湾曲形状を有する表示装置100において、機器ケース102には、図1(c)に示すように、大別して、表示パネル111と、タッチパネル121と、回路基板151と、電池171とが収納されている。図1(a)、(c)に示すように、機器ケース102の外周側の面(外周面)には、機器ケース102の長手方向に沿って表示領域が延在するように表示パネル111が設けられ、当該表示パネル111のさらに外側(視野側)には、表示パネル111の表示領域の略全域に対応するようにタッチパネル121が設けられている。また、図1(c)に示すように、表示パネル111及びタッチパネル121の内周側(装着空間104側)には、機器ケース102の長手方向に沿って延在し、演算処理回路や配線等の電子部品を搭載した回路基板151が設けられ、当該回路基板151のさらに内側には、機器ケース102の長手方向に沿って薄型の電池171が設けられている。ここで、機器ケース102に収納される表示パネル111、タッチパネル121、回路基板151、電池171は、それぞれ、機器ケース102の形状に対応した湾曲形状を有しているものであってもよいし、機器ケース102の形状に対応して湾曲する可撓性や変形性を有する部材により形成されているものであってもよい。すなわち、表示パネル111、タッチパネル121、回路基板151、電池171は、機器ケース102の湾曲形状の曲率に対応して、予め所定の曲率で湾曲した形状を有するものであってもよい。あるいは、機器ケース102に収納可能な大きさの平面形状を有するものを用意して、機器ケース102に湾曲させて組み込むものであってもよい。
なお、図1(c)においては、回路基板151や電池171が、表示パネル111やタッチパネル121と同様に、機器ケース102の長手方向に沿って湾曲して延在し、機器ケース102の外周側から内周側を見て、表示パネル111やタッチパネル121と平面的に重なるように設けられた構造を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、表示パネル111の表示領域が機器ケース102の長手方向に沿って延在し、タッチパネル121が表示パネル111の表示領域の略全域に対応するように設けられた構造を有するものであれば、回路基板151や電池171の形状や大きさ、配置は、任意に設定されるものであってもよい。したがって、回路基板151や電池171は、機器ケース102の外周側から内周側を見て、表示パネル111やタッチパネル121と平面的に重ならないように形状や配置が設定されているものであってもよいし、一部のみが平面的に重なるように形状や配置が設定されているものであってもよい。
(機能構成)
図3は、本実施形態に係る表示装置における機能構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る表示装置100は、例えば図3に示すように、大別して、表示部110と、入力操作部120と、センサ部(モーションセンサ)130と、通信部140と、制御部(表示制御部、位置検出部、パラメータ算出部)150と、メモリ部160と、電源供給部170と、を有している。ここで、これらの機能構成のうち、例えばセンサ部130と通信部140と制御部150とメモリ部160とは、同一の回路基板151に搭載されているものであってもよい。
表示部110は、図1、図2に示したように、機器ケース102の長手方向に沿って湾曲して延在するように設けられた表示パネル111を有し、当該表示パネル111に、例えば現在時刻やユーザの動作中や運動中に取得した生体情報や運動情報等の、各種の情報を表示する。特に、本実施形態においては、ユーザに装着された表示装置100の向きや傾きに関わらず、表示パネル111の全表示領域のうち、ユーザが目視している方向(ユーザ目視方向)を基準とする特定の範囲の表示領域にのみ、所望の情報が表示される。ここで、表示部110は、例えば液晶方式や、有機EL等の発光素子方式、電子ペーパー方式等の各種の表示パネルを適用することができる。また、表示パネル111に表示される各種の情報は、カラー表示されるものであってもよいし、モノクロ表示されるものであってもよい。また、各種の情報は、文字情報や静止画像に限らず、動画像であってもよい。
入力操作部120は、図1、図2に示すように、少なくとも上述した表示パネル111の表示領域の全域に対応してユーザの視野側に設けられたタッチパネル121等のソフトウェアキーを有している。入力操作部120は、ユーザが所望する情報を設定したり、当該情報を表示パネル111のユーザの目視方向の表示領域に表示されるように設定したりする操作に用いられる。また、入力操作部120は、図示を省略したが、機器ケース102の外面や側面に設けられた操作ボタン(押しボタンやタッチセンサ等)等のハードウェアキーを有しているものであってもよい。ここで、入力操作部120は、上記のソフトウェアキーに替えてハードウェアキーのみを有しているものであってもよいし、上記のソフトウェアキー及びハードウェアキーの両方を備えているものであってもよい。これらのタッチパネルや操作ボタン等は、例えば表示装置100を起動するための電源操作や、表示装置100における他の動作(例えばセンサ部130や通信部140における動作等)を設定するための操作にも用いられる。
センサ部130は、少なくとも3軸加速度センサを有し、ユーザの動作中や運動中の加速度を互いに直交する3軸方向の検出信号として出力する。また、センサ部130は、ユーザの動作中や運動中の角速度や地磁気、重力等の物理情報を、互いに直交する3軸方向の検出信号として出力するセンサや、ユーザの脈拍や体温、血圧等の生体情報、気圧や気温、湿度等の環境情報を取得するセンサを有しているものであってもよい。センサ部130により取得された各種の物理情報や生体情報等の検出信号は、後述するメモリ部160の所定の記憶領域にセンサデータとして保存される。
通信部140は、表示装置100の外部の機器(例えばスマートフォンやタブレット、パーソナルコンピュータ等)やネットワークとの間で、取得したセンサデータや各種信号の送受信を行うインターフェースとして機能する。ここで、通信部140を介して、表示装置100と外部の機器等との間で、センサデータ等を送受信する手法としては、各種の無線通信方式や有線通信方式を適用することができる。特に、無線通信方式の場合には、例えば周知のブルートゥース(Bluetooth(登録商標))やブルートゥースローエナジー(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、NFC(Near field communication)、ワイファイ(Wi-Fi;wireless fidelity(登録商標))等の通信方式を良好に適用することができる。なお、表示装置100は、通信部140に替えて、又は、通信部140に加えて、入出力インターフェース部を有し、例えばメモリカード等のリムーバブル記憶媒体を介して、外部の機器との間でセンサデータ等を受け渡しするものであってもよい。
制御部150は、CPUやMPU等の演算処理回路を有し、所定のプログラムを実行することにより、表示部110における情報の表示動作や、入力操作部120における情報の選択動作や表示範囲の設定動作、センサ部130におけるセンシング動作等の、各種の動作を制御する。なお、表示部110における情報の表示動作や、入力操作部120における情報の表示範囲の設定動作等の制御方法については後述する。
メモリ部160は、センサ部130により取得されたセンサデータや、表示部110に表示される各種の情報、表示部110に情報を表示する際に、ユーザ目視方向を規定するためのパラメータ(相対角度ψ)を保存する。また、メモリ部160は、制御部150により制御される、上記の各種の動作を実行する際に使用又は生成されるデータや情報を保存する。また、メモリ部160は、制御部150で実行されるプログラムを格納するものであってもよい。なお、メモリ部160は、例えばメモリカード等のリムーバブル記憶媒体としての形態を有し、表示装置100に対して着脱可能に設定されているものであってもよい。
電源供給部170は、上述した湾曲形状を有する機器ケース102の長手方向に沿って延在する薄型の電池(バッテリ)171を有し、当該電池から出力される駆動電力を、表示装置100の各構成に供給する。ここで、本実施形態に適用される電池としては、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の、繰り返し充放電が可能な二次電池が適用される。なお、電源供給部170は、上記の二次電池に加え、市販のボタン型電池等の一次電池や、振動や光、熱、電磁波等のエネルギーにより発電する環境発電(エナジーハーベスト)技術による電源等を併用するものであってもよい。
なお、図示を省略したが、本実施形態に係る表示装置100は、図3に示した構成の他に、表示部110に表示される情報や表示装置100の動作状態等を報知するための音響部(例えばスピーカやブザー等)や振動部(例えばバイブレータ等)を備えているものであってもよい。これにより、表示部110の表示や表示装置100の動作状態(特に、異常状態)等に対応して、各種の音声やブザー音、振動を発生させてユーザに報知することができる。
次に、本実施形態に係る示装置における情報表示方法に適用される表示装置の座標系と、ユーザ目視方向との関係について説明する。
図4は、本実施形態に係る情報表示方法に適用される表示装置の座標系とその座標変換を説明するための概略図である。図4(a)は、表示装置の3次元座標系を示す側面図であり、図4(b)は、表示装置の正面図であり、図4(c)は、3次元座標系と極座標系との関係を示す図である。
上述した表示装置100のセンサ部130に設けられる3軸加速度センサにより取得される加速度データは、表示装置100に予め設定された3次元座標系のX、Y、Zの各軸方向の加速度成分として検出される。本実施形態においては、3次元座標系は、例えば図4(b)に示すように、所定の曲率を有して円弧状に湾曲して延在する機器ケース102の幅方向の中心線Lcを通る平面をX−Y平面とする。そして、例えば図4(a)に示すように、X−Y平面(図4(a)の紙面に相当する)上にあって、所定の曲率を有して円弧状に湾曲して延在する機器ケース102の円弧(又は円周)の中心位置を原点Pと規定し、当該原点Pを通り、X−Y平面に垂直な方向(手首UShの延在方向に相当する)の軸をZ軸と規定する。また、原点Pを通り、X−Y平面上にあって、相互に直交する2方向をX軸及びY軸に設定する。ここで、本実施形態においては、図4(a)に示すように、例えば紙面奥方向をZ軸の「+」とし、図面右方向をX軸の「+」とし、図面上方向をY軸の「+」)とする。なお、図4(a)、(b)に示した3次元座標系の原点Pの位置や各軸方向の設定は、本発明の一例を示すものであって、これに限定されるものではない。すなわち、後述する3次元座標系から極座標系への座標変換が正しく行われるものであれば、原点Pの位置や各軸方向を任意に設定するものであってもよい。
次いで、上述した3次元座標を極座標に変換する処理について説明する。この座標変換処理は、後述する情報表示方法におけるユーザ目視方向の設定処理に適用される。
3次元座標から極座標への変換処理は、具体的には、まず、加速度センサにより検出された加速度データを、図4(c)に示すように、3次元座標系のX、Y、Zの各軸方向の加速度成分に基づいて生成される合成ベクトルVとして表し、その始点を原点P(0,0,0)、終点を測定点Q(x,y,z)と設定する。また、この合成ベクトルVの始点から終点までの距離をrと設定し、測定点Q(x,y,z)のX−Y平面に投影した点Qxy(x,y)と原点P(0,0)とを結ぶ線Vxyと、X軸とのなす角をθと設定し、測定点Q(x,y,z)と原点P(0,0,0)とを結ぶ線(すなわち合成ベクトルV)と、XY平面(すなわち、線Vxy)とのなす角をφと設定する。この設定において、3次元座標(直交座標)を極座標に座標変換[(x,y,z)→(r,φ,θ)]する際の計算式は、次式(11)〜(13)のように表すことができる。ここで、0≦r<∞、−(π/2) <φ≦π/2、−π<θ≦πであり、角度表示はラジアンとした。また、x=r・cosφ・cosθ、y=r・cosφ・sinθ、z=r・sinφである。
Figure 2016177568
<情報表示方法>
次に、本実施形態に係る表示装置における情報表示方法について、図面を参照して説明する。ここで、以下に示す情報表示方法の各処理動作は、表示装置100の制御部150において、所定のプログラムを実行することにより実現されるものである。
(ユーザ目視方向設定処理/画面表示範囲設定処理)
図5は、本実施形態に係る表示装置における情報表示方法に適用されるユーザ目視方向設定処理、及び、画面表示範囲設定処理の一例を示すフローチャートである。また、図6は、本実施形態に係る情報表示方法に適用されるユーザ目視方向設定処理を説明するための概略図であり、図7は、本実施形態に係る情報表示方法における画面表示範囲設定処理を説明するための概略図である。
表示装置100における情報表示方法に適用されるユーザ目視方向設定処理及び画面表示範囲設定処理は、まず、図5に示すように、ユーザが表示装置100を身体に装着して、機器ケース102設けられた入力操作部120の電源スイッチ(図示を省略)等をオン操作することにより電源供給部170から駆動電力が供給(電源オン)されて、表示装置100を起動する(ステップS102)。ここで、表示装置100は起動直後の初期状態においては、表示部110の表示パネル111には何も表示されていない非表示状態に設定されている。
表示装置100が起動すると、制御部150は、センサ部130をセンシング動作させることにより、所定のセンサデータを取得し(ステップS104)、当該センサデータに基づいて、表示装置100に対する重力加速度の方向を検知する(ステップS106)。
具体的には、制御部150は、センサ部130に設けられた加速度センサにより3軸方向の加速度データを取得する。ここで、加速度センサにより取得される加速度データは、上述したように、表示装置100に予め設定された3次元座標系のX、Y、Zの各軸方向の加速度成分として検出される(図4参照)。そして、制御部150は、取得された3軸方向の加速度成分に基づいて、例えば図6(a)、(b)に示すように、表示装置100に対する重力加速度の方向を示すベクトル(重力方向ベクトル)Gを算出して、メモリ部160の所定の記憶領域に随時保存する。このような表示装置100に対する重力加速度の方向を検知する動作は、加速度センサのサンプリング周波数に基づいてセンサデータが取得される度に時間的に連続して実行されるものであってもよいし、所定の周期(例えば0.1〜0.5秒)ごとに実行されるものであってもよい。
なお、上記ステップS102、S104においては、表示装置100が電源オフの状態から起動(電源オンの状態に移行)して、センサ部130の加速度センサにより加速度データを取得する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでない。すなわち、表示装置100がスリープ状態から復起して駆動状態に移行するものであってもよい。この場合、表示装置100は、スリープ状態において、例えば制御部150の一部やセンサ部130にのみ最低限の駆動電力を供給して、センサ部130の加速度センサが常時又は定期的に加速度データを取得するように設定されているものであってもよい。そして、ユーザが表示装置100を装着する動作によりセンサ部130が加速度データの変化等を検出した場合に、制御部150全体や他の構成(表示部110や入力操作部120等)が起動するものであってもよい。これによれば、スリープ状態においても加速度センサにより随時加速データが取得されているので、上記のステップS106以降の処理動作を迅速に実行することができる。
次いで、制御部150は、ユーザが表示部110の表示パネル111の視野側に設けられたタッチパネル121の所定の領域を指等で触れた(タッチ操作した)か否かを判定する(ステップS108)。すなわち、ユーザは、図2に示したように、表示装置100を手首UShに装着した状態で、表示装置100の外周面に沿って帯状に延在する表示パネル111の全ての表示領域のうち、図6(a)に示すように、ユーザの視界の範囲に入り、かつ、最も視認しやすい位置(又は、良好に視認できる位置)又はその近傍領域を、当該表示領域の視野側に設けられたタッチパネル121に指で触れることにより指定する。
そして、ユーザが表示領域における目視方向に相当する位置のタッチパネル121にタッチした場合(ステップS108のYes)には、制御部150は、ユーザにより指定されたタッチ位置を検出する(ステップS110)とともに、その時点の重力加速度の方向を決定する(ステップS112)。
具体的には、ユーザが表示領域における目視方向に相当する位置のタッチパネル121にタッチした場合、制御部150は、当該タッチ位置に対応する目視方向を極座標により算出する。すなわち、制御部150は、図6(b)に示すように、原点P及びタッチ位置Ptを通る線VtとX軸とのなす角θt、及び、線VtとX−Y平面とのなす角φtを計算して、メモリ部160の所定の記憶領域に保存する。ここで、図6(b)に示すように、タッチ位置Ptが機器ケース102の幅方向の中心線Lc又はその近傍にある場合には、タッチ位置Ptは中心線Lcを通るX−Y平面上にあるものと推定できるので、角φtは実質的に0になる。
また、ユーザにより目視方向に相当する位置のタッチパネル121がタッチされた時点で、センサ部130の加速度センサにより3次元座標で検知されている重力加速度の方向を、重力方向ベクトルGの方向として決定し、図4(c)に示した座標変換処理を実行して極座標により算出する。すなわち、制御部150は、図6(b)に示すように、原点Pを始点とする重力方向ベクトルGと、そのX−Y平面に投影したベクトル成分Gxyとのなす角φg、及び、ベクトル成分GxyとX軸とのなす角θgを計算して、メモリ部160の所定の記憶領域に保存する。これにより、制御部150は、上記の角θt、φt、θg、φgの関係性に基づいて、重力加速度方向(重力方向ベクトルG)を基準としてタッチ位置Ptの方向(すなわち、ユーザ目視方向)を規定するパラメータとなる相対角度ψを算出して、メモリ部160の所定の記憶領域に保存する。
ここで、本実施形態においては、制御部150は、図6(a)に示すように、原点P0とユーザが指定した表示領域のタッチ位置Ptとを結ぶ線Vtの延長線上に、ユーザの日常や運動時の動作の中で、手首UShに装着した表示装置100に表示された情報を良好に視認しやすい姿勢にしたときの、ユーザの眼があると推定する。そして、制御部150は、原点Pとユーザの表示領域に対する視点とを結ぶ方向を単一のユーザ目視方向(図6(a)中、一点鎖線で表記)として設定する。なお、このユーザ目視方向は、厳密にはユーザの両眼の間の位置を向いていると想定したもので、実際にユーザが目視したときの両眼からの複数の視線と逆向きの方向と一致している必要はない。
一方、ユーザが表示領域における目視方向に相当する位置のタッチパネル121にタッチしていない場合(ステップS108のNo)には、制御部150は、ステップS104に戻って、センサデータを取得して表示装置100に対する重力加速度の方向を検知する動作を繰り返し実行する。
上記のステップS104〜S112のユーザ目視方向設定処理の後、制御部150は、表示装置100の外周面に沿って帯状に延在するように設けられた表示パネルの全表示領域が非表示状態にあるか否かを判定する(ステップS114)。表示パネルの全表示領域が非表示状態にある場合(ステップS114のYes)には、制御部150は、検出されたタッチ位置Ptを基準にして(又は、中心にして)、表示パネルが湾曲して延在する方向に沿った特定の範囲の表示領域にのみ情報を表示する(ステップS116)。
具体的には、制御部150は、図7に示すように、X−Y平面上の原点Pにおいて、タッチ位置Ptにより設定されるユーザ目視方向を基準にして(又は、中心にして)、円弧状に湾曲して延在する機器ケース102の外周面に沿った方向に、任意の角度範囲内の表示領域をユーザが目視可能であると推定される画面表示範囲として設定し、当該画面表示範囲の角度範囲以外の表示領域を画面非表示範囲として設定する。画面表示範囲を規定する角度範囲は、例えば−π/2〜+π/2や、−π/3〜+π/3のように、ユーザ目視方向を基準にしてプラス方向(+)及びマイナス方向(−)に同一又は同等の角度の範囲を設定するものであってもよいし、例えば−π/2〜+π/3のように、ユーザ目視方向を基準にしてプラス方向(+)及びマイナス方向(−)に異なる角度の範囲を設定するものであってもよい。そして、制御部150は、画面表示範囲として設定された表示領域にのみ情報を表示し、画面非表示範囲として設定された表示領域には情報を表示しない。ここで、表示領域における情報の表示(画面表示)、非表示(画面非表示)の方法は、表示部110に設けられる表示パネル111の仕様に応じた手法が適用される。例えば液晶方式や有機EL等の発光素子方式、電子ペーパー方式等の表示パネル111においては、表示領域への情報の表示自体をオン(表示)、オフ(消去)する手法を適用することができ、また、例えばバックライトを備えた透過型の液晶表示パネルにおいては、表示領域への情報の表示自体はそのままにして、バックライトのみをオン(点灯)、オフ(消灯)する手法を適用することもできる。
一方、表示パネルの全表示領域が非表示状態ではなく、一部の表示領域が画面表示範囲に設定されて表示状態にある場合(ステップS114のNo)には、制御部150は、既定の画面表示範囲に替えて、新たに検出されたタッチ位置Ptを基準とした特定の範囲の表示領域に情報を表示し、それ以外の表示領域を非表示にする(ステップS118)。すなわち、制御部150は、新たに検出されたタッチ位置Ptにより設定されるユーザ目視方向を基準にして、図7に示したように、画面表示範囲及び画面非表示範囲を再設定し、画面表示範囲として設定された表示領域に情報を表示し、画面非表示範囲として設定された表示領域の情報を非表示にする。
なお、図5に示したフローチャートにおいては、上記のステップS114〜S118の画面表示範囲設定処理の後、一連の処理動作を終了するように便宜的に表記したが、本実施形態に係る情報表示方法においては、上記のステップS104に戻って、上述したユーザ目視方向設定処理及び画面表示範囲設定処理を繰り返し実行するものであることが好ましい。これによれば、ユーザのタッチ操作を常時監視して、タッチ位置により設定されるユーザ目視方向に基づいて表示領域に画面表示範囲及び画面非表示範囲が随時設定される。
このように、本実施形態に係る情報表示方法においては、所定の曲率を有して円弧状に湾曲して延在する表示パネル111を備えた表示装置100において、ユーザにより指定されたタッチ位置を基準とした特定の範囲(画面表示範囲)の表示領域にのみ情報が表示され、それ以外(画面非表示範囲)の表示領域には情報が表示されない。ここで、表示装置100に設定された座標系の原点から見てタッチ位置の方向は、ユーザの目視方向に相当するので、ユーザの視界の範囲内にある表示領域にのみ情報が表示されることにより、ユーザは当該情報を良好な状態で視認することができる。また、ユーザの視界の範囲外にある表示領域には情報を表示しないようにすることにより、無駄な表示動作をなくして表示部110における消費電力を抑制することができる。
また、上述した情報表示方法に係る一連の処理動作(ステップS104〜S118)を繰り返し実行することにより、ユーザが表示装置100のタッチパネル121の任意の位置をタッチする操作を常時監視して、タッチ位置により設定されるユーザの目視方向に基づいて表示領域に画面表示範囲及び画面非表示範囲が随時設定される。これにより、ユーザは画面表示範囲に表示された情報を常に良好な状態で視認することができるとともに、画面非表示範囲における表示動作に要する消費電力を抑制することができる。
なお、上述した情報表示方法においては、表示装置100の起動直後の初期状態において表示パネル111に何も表示されていない非表示状態に設定されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、初期状態において、表示パネル111の表示領域の全域に予め設定された情報が表示された状態(全表示状態)に設定されているものであってもよい。この場合、ステップS108以降の処理動作を行うことにより、全表示状態からタッチ位置Ptを基準にした特定の画面表示範囲の表示領域にのみ情報を表示し、それ以外の画面非表示範囲の表示領域に情報を表示しない状態に移行する。
また、上述した情報表示方法においては、ユーザが表示パネル111の視野側に設けられたタッチパネル121にタッチする際の入力操作の種類について言及しなかったが、本発明はタッチの種類について特に限定するものではない。すなわち、タッチパネル121にタッチする際の入力操作は、タッチパネル121の操作面(又は画面)を軽くたたくように指等で触れるタップ操作や、操作面を長押しするロングタップ操作、操作面に指等を接触させた状態で任意の方向にスライドさせるスワイプ操作等、各種の操作方法を適用することができる。このとき、各入力操作において、タッチパネル121に最初に指等が触れた位置がユーザの目視方向である可能性が高いので、当該タッチ位置を基準とした特定の範囲の表示領域にのみ情報を表示することにより、消費電力を抑制しつつ、ユーザは当該情報を常に良好な状態で視認することができる。
また、上述した情報表示方法においては、表示領域の視野側に設けられたタッチパネル121の任意の位置を一回(すなわち、一箇所)タッチすることにより、当該タッチ位置を基準として表示領域に画面表示範囲を設定する例について述べたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、タッチパネル121の任意の位置を複数回タッチすることにより、当該タッチ位置を基準として表示領域に画面表示範囲を設定するものであってもよい。例えば、タッチパネル121の異なる複数の位置をタッチすることにより、例えば2箇所をタッチした場合には当該2箇所のタッチ位置を境界としてタッチ位置間の表示領域を画面表示範囲に設定するものであってもよいし、例えば4箇所を矩形状にタッチした場合には当該4箇所のタッチ位置を頂点とする矩形状の領域を画面表示範囲に設定するものであってもよい。また、例えば、タッチパネル121の略同一の位置を複数回タッチすることにより、例えば当該タッチ位置を基準として表示領域に設定される画面表示範囲の面積(すなわち、上述した角度範囲)をタッチ回数に応じて順次大きくしたり(例えば±π/4→±π/3→±π/2)、あるいは、小さくしたり(例えば±π/2→±π/3→±π/4)するものであってもよい。
(画面表示範囲変更処理)
図8は、本実施形態に係る表示装置における情報表示方法に適用される画面表示範囲変更処理の一例を示すフローチャートである。ここで、上述した情報表示方法(ユーザ目視方向設定処理及び画面表示範囲設定処理)と同等の処理動作については説明を簡略化する。また、図9は、本実施形態に係る情報表示方法における画面表示範囲変更処理を説明するための概略図である。
次に、表示装置100における情報表示方法に適用される画面表示範囲変更処理は、まず、図8に示すように、ユーザが表示装置100を身体に装着して、表示装置100を起動する(ステップS202)。表示装置100が起動すると、制御部150は、センサ部130に設けられた加速度センサにより3軸方向の加速度データを取得し(ステップS204)、当該加速度データに基づいて、表示装置100に対する重力加速度の方向を検知する(ステップS206)。
次いで、制御部150は、ユーザが表示装置100を装着した手首UShをひねることにより、表示装置100を回転させたか否かを判定する(ステップS108)。ここで、図2、図4に示したように、ユーザの手首UShに表示装置100を装着した状態においては、手首UShの延在方向にZ軸が規定されているので、ユーザが手首UShをひねることにより、表示装置100の表示パネル111がZ軸を中心にしてX−Y平面内で回転することになる。したがって、制御部150は、センサ部130に設けられた加速度センサにより取得される3軸方向の加速度データのうち、X、Yの各軸方向の加速度成分の変化に基づいて、表示装置100が回転したか否かを判定することができる。
なお、本実施形態においては、表示装置100を回転させたか否かを判定する処理動作を実行する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば表示装置100を移動させたか否かを判定する処理動作を実行するものであってもよい。この場合においても、制御部150は、表示装置100の移動時に加速度センサにより取得される3軸方向の加速度データのうち、X−Y平面内における表示パネル111の回転に関連する成分の変化を監視することにより、表示装置100が回転したか否かを判定する。
そして、制御部150は、表示装置100が回転したと判定した場合(ステップS208のYes)には、当該表示装置100の回転に合わせて、表示領域における画面表示範囲を変更する(ステップS210)。
具体的には、例えば図7に示すように、ユーザが、円弧状に湾曲して延在する表示パネル111の一方(図面右方側)の端部111a寄りのタッチ位置Ptにより設定されたユーザ目視方向を基準とした特定の角度範囲(例えば−π/2〜+π/2)内の表示領域に表示される情報を視認していた状態から、図9に示すように、ユーザが手首をひねることにより、表示装置100をX−Y平面内で時計回りに回転させた状態に移行するものとする。なお、このとき表示領域に表示される情報は、表示位置が固定されていて、表示装置100が回転した場合であっても各情報の表示領域上の位置は変わらない。
このような状態の変化に対して、制御部150は、加速度センサにより取得される3軸方向の加速度データに基づいて、表示装置100の回転を検知すると、その時点の重力加速度の方向を極座標により算出する。次いで、制御部150は、図9に示すように、算出された重力加速度の方向を基準にして、上述したユーザ目視方向設定処理(図6参照)において算出されてメモリ部160に保存された相対角度ψを用いて、ユーザ目視方向を再設定する。次いで、制御部150は、再設定されたユーザ目視方向を基準にして、機器ケース102の外周面に沿った方向に、特定の角度範囲(例えば−π/2〜+π/2)内の表示領域を、画面表示範囲として設定して情報を表示し、当該角度範囲外の表示領域を、画面非表示範囲として設定して情報を非表示にする。これにより、例えば図9に示すように、円弧状に湾曲して延在する表示パネル111の他方(図面上方側)の端部111b寄りに再設定されたユーザ目視方向を基準とした特定の角度範囲(画面表示範囲;例えば−π/2〜+π/2)内の表示領域に表示される情報がユーザにより視認される。
一方、表示装置100が回転していない場合(ステップS208のNo)には、制御部150は、ステップS204に戻って、センサデータを取得して表示装置100に対する重力加速度の方向を検知する動作を繰り返し実行する。
なお、図8に示したフローチャートにおいては、上記のステップS208、S210の画面表示範囲変更処理の後、一連の処理動作を終了するように便宜的に表記したが、本実施形態に係る情報表示方法においては、上記のステップS204に戻って、上述した表示装置回転検知処理及び画面表示範囲変更処理を繰り返し実行するものであることが好ましい。これによれば、表示装置100の回転状態を常時監視して、重力加速度方向を基準にして再設定されるユーザ目視方向に基づいて表示領域に画面表示範囲及び画面非表示範囲が随時設定される。
このように、本実施形態に係る情報表示方法においては、所定の曲率を有して円弧状に湾曲して延在する表示パネル111の表示領域の全域に表示される情報において、重力加速度方向を基準にして予め算出された相対角度ψを用いてユーザ目視方向を規定し、当該ユーザ目視方向を基準とする画像表示範囲に設定された表示領域の情報を表示し、画面非表示範囲に設定された表示領域の情報を表示しないように制御される。これにより、表示装置100を表示パネル111の延在する方向に回転させた場合であっても、ユーザの目視方向に追従するように、画像表示範囲に設定された表示領域の情報が表示されるので、ユーザは表示パネル111に常に情報が表示されているように認識して、表示パネル111に表示された情報を良好な状態で視認することができる。また、ユーザに視認されない画像非表示範囲に設定された表示領域には情報が表示されないので、無駄な表示動作をなくして消費電力を抑制することができる。
また、上述した情報表示方法に係る一連の処理動作(ステップS204〜S210)を繰り返し実行することにより、表示装置100の回転状態を常時監視して、当該回転状態に応じて表示領域に画面表示範囲及び画面非表示範囲が随時設定されるので、ユーザは画面表示範囲に表示された情報を常に良好な状態で視認することができるとともに、画面非表示範囲における表示動作に要する消費電力を抑制することができる。
なお、上述した情報表示方法においては、表示装置100の回転状態を監視して、当該回転が生じた時点の重力加速度の方向に基づいて、ユーザ目視方向を再設定して画面表示範囲を再設定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、表示装置100の回転角度が所定の閾値以上になった場合に、上述した画面表示範囲変更処理を実行して画面表示範囲を再設定するものであってもよいし、表示装置100の回転が生じた後、静止状態が所定の時間継続した場合に、画面表示範囲を再設定するものであってもよい。
なお、上述した実施形態においては、表示パネル111の視野側に設けられたタッチパネル121の任意の位置にタッチすることによりユーザ目視方向を設定する方法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明に係る表示装置100をウェアラブル端末に適用する場合、タッチパネル121を用いて、上述したユーザ目視方向設定処理だけでなく、他の機能や特定のアプリケーションソフトウェアを実行するための入力操作を行う場合もある。このような場合には、ユーザ目視方向設定処理における入力操作と、他の機能を実行するための入力操作とが混同してしまい、ユーザ目視方向の設定や他の機能を正常に実行できない可能性がある。そこで、このような入力操作の混同を防止するために、例えばユーザ目視方向設定処理に関する動作モードと、他の機能を実行するための動作モードとを備え、ユーザ目視方向設定処理に関する動作モードに設定した場合のみ、タッチパネル121においてユーザ目視方向設定用のタッチ位置の検出が行われるようにしてもよい。また、入力操作の混同を防止するために、例えば表示パネル111の延在方向に沿って、表示領域内の一部(例えば端部)の領域を、ユーザ目視方向設定用の領域としたソフトウェアキーを設けたり、表示パネル111の延在方向に沿って、ユーザ目視方向設定用のハードウェアキーを配置したりして、当該専用キーを用いて入力操作した場合のみ、ユーザ目視方向設定用のタッチ位置の検出が行われるようにしてもよい。また、入力操作の混同を防止するために、例えばタッチパネル121において、タッチ位置をロングタップ操作やフリック操作により長押しすることにより、タッチ位置設定メニューを表示し、当該メニューを選択することにより、ユーザ目視方向設定用のタッチ位置の検出が行われるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、表示装置100に対する重力加速度の方向を検出するためのセンサデータとして、センサ部130に設けられた加速度センサにより取得される3軸方向の加速度データを適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、表示装置100に対する重力加速度の方向を検出することができるものであればよく、例えば角速度センサや重力センサ、地磁気センサ等の他のセンサにより検出されるセンサデータを適用するものであってもよい。ここで、本発明を、ユーザの動作状態を検出する各種のモーションセンサを備えたウェアラブル端末に適用する場合には、上記の重力加速度方向を検出するセンサとして、既存のモーションセンサを用いるものであってもよい。
また、上述した実施形態においては、表示装置として、人体の手首に装着するリストバンド型(又は、ブレスレット型)の機器に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、手首や腕に装着する場合のほか、ユーザが視認可能な位置であって、かつ、所定の曲率を有する部位(人体の部位であってもよいし、人体でなくてもよい)に装着する機器であれば良好に適用することができる。また、本発明は、人体の部位の形状に応じて機器ケース102や表示パネル111、タッチパネル121が、側面方向(図1(c)、図4参照)から見て、所定の曲率を有して連続的に湾曲した円弧状の構造を有する場合に限定されるものではなく、例えば複数の平面状の表示パネルやタッチパネル121が、側面方向から見て多角形状に連結された構造を有するものであってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
表示領域を有する表示部と、
前記表示部に設けられた入力操作部と、
前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出する位置検出部と、
前記表示領域のうち、前記位置検出部により検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御するとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御する表示制御部と、
を備えることを特徴とする表示装置。
[2]
前記表示装置に対する重力加速度方向を基準にして前記特定の範囲を規定するパラメータを算出するパラメータ算出部と、
をさらに備えることを特徴とする[1]に記載の表示装置。
[3]
前記表示装置に対する3軸方向の加速度を検出するセンサ部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記センサ部により検出された加速度データに基づいて算出された前記重力加速度方向を基準にして、前記パラメータを用いて前記特定の範囲を設定することを特徴とする[2]に記載の表示装置。
[4]
前記表示制御部は、前記センサ部により検出された加速度データに基づいて、前記表示装置の回転の有無を検知し、前記表示装置の回転を検知した場合には、前記センサ部により検出された加速度データに基づいて加速度方向を再度算出し、算出された前記重力加速度方向を基準にして、前記パラメータを用いて前記特定の範囲を再度設定することを特徴とする[3]に記載の表示装置。
[5]
前記表示装置は、前記ユーザの人体に装着されるウェアラブル端末に搭載され、
前記センサ部は、前記ユーザの動作状態を検出するモーションセンサを有し、
前記表示制御部は、前記モーションセンサにより検出された前記ユーザの動作状態に基づいて、前記特定の範囲の設定、及び、前記表示領域における前記情報の表示、非表示を制御することを特徴とする[3]又は[4]に記載の表示装置。
[6]
前記表示制御部は、
前記位置検出部により検出された前記指定位置を、前記ユーザが目視しているユーザ目視方向とし、
前記特定の範囲は、前記表示領域のうち、前記指定位置に基づいてユーザが目視可能であると推定される範囲であることを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の表示装置。
[7]
表示領域を有する表示部と、前記表示部に設けられた入力操作部と、を備えた表示装置の情報表示方法であって、
前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出し、
前記表示領域のうち、前記検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御するとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御する、
ことを特徴とする情報表示方法。
[8]
表示領域を有する表示部と、前記表示部に設けられた入力操作部と、を備えた表示装置の情報表示プログラムであって、
コンピュータに、
前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出させ、
前記表示領域のうち、前記検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御させるとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御させる、
ことを特徴とする情報表示プログラム。
100 表示装置
102 機器ケース
110 表示部
111 表示パネル
120 入力操作部
121 タッチパネル
130 センサ部
150 制御部
160 メモリ部
USh 手首

Claims (8)

  1. 表示領域を有する表示部と、
    前記表示部に設けられた入力操作部と、
    前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出する位置検出部と、
    前記表示領域のうち、前記位置検出部により検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御するとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示装置に対する重力加速度方向を基準にして前記特定の範囲を規定するパラメータを算出するパラメータ算出部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示装置に対する3軸方向の加速度を検出するセンサ部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記センサ部により検出された加速度データに基づいて算出された前記重力加速度方向を基準にして、前記パラメータを用いて前記特定の範囲を設定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記センサ部により検出された加速度データに基づいて、前記表示装置の回転の有無を検知し、前記表示装置の回転を検知した場合には、前記センサ部により検出された加速度データに基づいて加速度方向を再度算出し、算出された前記重力加速度方向を基準にして、前記パラメータを用いて前記特定の範囲を再度設定することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示装置は、前記ユーザの人体に装着されるウェアラブル端末に搭載され、
    前記センサ部は、前記ユーザの動作状態を検出するモーションセンサを有し、
    前記表示制御部は、前記モーションセンサにより検出された前記ユーザの動作状態に基づいて、前記特定の範囲の設定、及び、前記表示領域における前記情報の表示、非表示を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、
    前記位置検出部により検出された前記指定位置を、前記ユーザが目視しているユーザ目視方向とし、
    前記特定の範囲は、前記表示領域のうち、前記指定位置に基づいてユーザが目視可能であると推定される範囲であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 表示領域を有する表示部と、前記表示部に設けられた入力操作部と、を備えた表示装置の情報表示方法であって、
    前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出し、
    前記表示領域のうち、前記検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御するとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御する、
    ことを特徴とする情報表示方法。
  8. 表示領域を有する表示部と、前記表示部に設けられた入力操作部と、を備えた表示装置の情報表示プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記表示領域のうち、ユーザが前記入力操作部により指定した指定位置を検出させ、
    前記表示領域のうち、前記検出された前記指定位置を基準とした特定の範囲に情報を表示するよう前記表示部を制御させるとともに、前記特定の範囲以外の前記表示領域に情報を表示しないよう前記表示部を制御させる、
    ことを特徴とする情報表示プログラム。
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