JP2016177419A - 商品登録装置、およびその商品登録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】商品登録装置1は、商品の画像を撮像する撮像部27と、撮像部27が撮像した画像から商品の種別、および、この商品に付された値引きシールの情報を認識する認識部211aと、認識部211aが新たに認識した商品に係る値引きシールの認識結果と、過去の同一種別の商品に係る値引き処理との不整合を報知する不整合報知部100とを備える。
【選択図】図3
Description
商品の種別を識別する商品識別部と、
前記商品に付された付票の情報を認識する認識部と、
前記商品識別部が新たに識別した商品に付された付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合を報知する不整合報知部と、
を備えることを特徴とする商品登録装置である。
この商品登録装置1は、商品の売上登録時に、同一商品に係る値引きシール等の有無や、異なる値引き情報などを検出した際に確認処理を行う。この商品登録装置1は、各商品を登録する商品識別装置2と、各取引に係る商品の売上登録と精算とを行うPOS(point of sales system)端末3とを備える。この商品識別装置2は、商品に関する情報を読み取って登録するPOS接続用スキャナである。
商品識別装置2は、横長テーブル状のカウンタ台5の長手方向の中央に設置されている。商品識別装置2は、薄型の矩形状のハウジング51を備える。このハウジング51の正面には、読取窓52を介してカメラ27(図2参照)が配置されている。
POS端末3の上面には、オペレータ(店員)が操作するためのキーボード33が配置されている。このオペレータから見てキーボード33の上部奥側には、情報を表示するディスプレイ321が設けられている。このディスプレイ321の表面には、タッチパネル322(図2参照)が積層されている。ディスプレイ321よりもさらに奥側には、情報を表示する顧客用ディスプレイ34が左右方向に回転可能に設置されている。なお、図1に示す顧客用ディスプレイ34は、図の手前側に向いている。この顧客用ディスプレイ34は、図の奥側に向くように回転させることによって、顧客に向けて情報を表示する。
第1の買物カゴ4Lは、顧客によって持ち込まれたものであり、一つの取引に係る商品が収納される。第2の買物カゴ4Rは、第1の買物カゴ4Lから商品識別装置2を挟んだ位置に載置される。第1の買物カゴ4L内の商品は、商品識別装置2を操作するオペレータにより取り出され、第2の買物カゴ4Rに移動される。この移動過程で、商品が商品識別装置2の読取窓52にかざされる。このとぎ、読取窓52内に配置されたカメラ27(図2参照)は商品を撮像する。
商品登録装置1は、商品識別装置2とPOS端末3とを含んで構成される。
商品識別装置2は、マイクロコンピュータ21と、表示・操作部22と、インタフェース25と、カメラ27と、スピーカ28と、電源29とを含んで構成される。
マイクロコンピュータ21は、CPU(Central Processing Unit)211にROM(Read Only Memory)212とRAM(Random Access Memory)213とがバス接続されて構成されている。ROM212には、CPU211によって実行されるプログラムが記憶される。
CPU211には、表示・操作部22と、インタフェース25と、カメラ27、スピーカ28とが、内部バスや各入出力回路(不図示)を介して接続される。
ディスプレイ221は、CPU211の指示により、オペレータに対する情報を表示する。タッチパネル222は、ディスプレイ221により表示した情報に対する操作の入力を受ける。顧客用ディスプレイ24は、CPU211の指示により、顧客に対する情報を表示する。
キーボード23は、複数の操作キーで構成され、オペレータの操作入力を受け付ける。
インタフェース25は、POS端末3のインタフェース35に接続して、POS端末3との間でデータ送受信を可能にする。
電源29は、この商品識別装置2の各部に電力を供給する。
マイクロコンピュータ31は、情報処理を実行する。このマイクロコンピュータ31は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU311に、ROM312とRAM313とがバス接続されて構成される。CPU311には、ドロワ37と、キーボード33と、ディスプレイ321と、タッチパネル322と、顧客用ディスプレイ34と、HDD36(Hard Disk Drive)とが、内部バスや各入出力回路を介して接続されている。これらは、CPU311による制御を受ける。
キーボード33は、仮締めキー331と、締めキー332と、テンキー333とを含んで構成され、オペレータの操作入力を受け付ける。テンキー333は、0から9までの数字キーと各種演算子キーとで構成される。
プリンタ38は、レシートなどに印字を行う。POS端末3は、CPU311の制御のもとで、各取引の取引内容をレシートに印字する。
電源39は、このPOS端末3の各部に電力を供給する。
商品識別装置2のCPU211は、ROM212に格納されるプログラムを実行することにより、認識部211aと、情報出力部98と、不整合報知部100の各部を具現化する。また、同様に、POS端末3のCPU311は、HDD36に格納されるプログラムを実行することにより、売上登録部991を具現化する。POS端末3のHDD36には更に、特徴量ファイル361が格納される。
具体的には、オペレータが売上登録のために商品を読取窓52に向けると、画像取得部90は、カメラ27によって、この商品の画像を撮影する。物体検出部91は、取り込まれたフレーム画像を二値化して輪郭線を抽出する。次いで物体検出部91は、前回のフレーム画像から抽出された輪郭線と、今回のフレーム画像から抽出された輪郭線とを比較して、この商品である物体を検出する。
類似度演算部93は更に、特徴量ファイル361に記録された各商品(以下、取扱商品という)の商品画像から、当該取扱商品の色合いや表面の凹凸状況などの表面の状態を特徴量として読み取り、撮影した商品の特徴量とそれぞれ比較することで、撮影した商品と特徴量ファイル361に記録された取扱商品との類似度を算出する。ここで類似度とは、特徴量ファイル361に記録されている各商品が想定する商品画像を100%の類似度とした場合に、商品の全部または一部の画像がどの程度まで類似しているかを示すものである。なお、類似度演算部93は、例えば、色合いと表面の凹凸状況との重み付けを変えて類似度を算出してもよい。
柳井啓司,「一般物体認識の現状と今後」,[online]、情報処理学会論文誌,2007年11月15日,Vol.48,No.SIG16、1-24頁,[平成27年3月12日検索],インターネット<URL:http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf>
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”, Computer Vision and Pattern Recognition, 2008. CVPR 2008. IEEE Conference on,[平成27年3月12日検索],インターネット<URL:http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf>
更に、類似度判断部94は、取扱商品との類似度が閾値Ty未満、かつ、閾値Tz以上である場合に、条件Zが満たされたと判定する。
シール情報認識部99は、商品に値引きシールが付されていた場合に、この値引きシールを認識して、値引き情報を認識する。
ジャーナル情報102は、過去に登録した各商品の商品IDと、この商品IDに係る商品に適用した値引き情報とが時系列で記録された履歴である。本実施形態ではジャーナル情報102は、外部装置7に格納されているが、これに限定されず、商品識別装置2やPOS端末3に格納されてもよい。
商品識別装置2は、カウンタ台5に設置されている。商品識別装置2は、薄型の矩形状のハウジング51と、このハウジング51の上部に取り付けられた表示・操作部22と、表示・操作部22の左奥側に裏向きに設置された顧客用ディスプレイ24とを含んで構成される。
このハウジング51の正面には、読取窓52が設けられる。
読取窓52には、照明271とカメラ27(撮像部)とが配置される。認識領域8Mは、カメラ27が物体を撮影し、この物体を検知して商品を特定する領域である。
この商品識別装置2には、認識領域8Mの中において、例えば値引きシールが付された商品がカメラ27に向けてかざされる。すると、商品識別装置2は、カメラ27による商品の撮像画像に基づいて、この商品および値引きシールを認識し、POS端末3に商品登録処理を行わせるものである。なお、商品に付された値引きシールは、カメラ27で撮像される向きで、認識領域8Mにかざされることが望ましい。
本実施形態における商品登録処理は、例えば、オペレータが、第1の買物カゴ4L(図1参照)の商品を読取窓52のカメラ27にかざしたのち、第2の買物カゴ4Rに移動する。この際の、値引きシールが付された商品の登録にかかるものである。このとき、商品に値引きシールが付されていたならば、値引き処理を実行する。前回の取引との不整合が検出された場合には、オペレータに報知して確認を促している。なお、以下では適宜図3、図6〜図9を相互に参照する。
これらステップS10〜ステップS30は、具体的にいうと、オペレータが商品を読取窓52のカメラ27にかざし、商品識別装置2が、この商品である物体の検出に成功するまでの一連の処理である。
なお、本実施形態の認識部211aは、商品画像を認識することにより、この商品の種別を識別しているが、これに限られず、商品に付されたバーコードなどをスキャンして、この商品の種別を識別してもよい。
なお、ステップS50は商品を認識するステップS30と同様にして値引きシールをオブジェクト認識してもよいし、その他の方法で認識してもよい。例えば、値引きシールがバーコードが印刷されている場合は、バーコード認識を行うようにしてもよい。この値引きシールの認識方法は特に限定されない。
値引きシール有りの一連の処理は、商品の種別と値引き情報とがともに認識される場合にあたる。ステップS60にて不整合報知部100は、新たに認識した商品の値引き情報と、過去の同一種別の商品に適用した値引き情報であるジャーナル情報102との間の不整合の有無を判定する。不整合報知部100は、不整合が無いならば(ステップS60→No)、新たに認識した商品の値引きシールに係る値引き情報に従って、この商品を仮登録し(ステップS170)、不整合が有るならば(ステップS60→Yes)、値引きシールの不整合を報知する(ステップS70)。
レコード#1,#2は、この商品に関する履歴であるジャーナル情報102が示されている。その下に、新たに認識した値引きシールの情報がその下に示されている。
ジャーナル情報102aには、商品ID欄1021に紐付けられて、日時欄1022と、商品画像欄1023と、付票内容欄1024とを少なくとも含むようにして履歴情報が記録されている。これらは時系列順に記録されている。そして、各レコードの左端にはレコード番号が付されている。不整合報知部100は、ジャーナル情報102aを参照する際、認識した商品と同一の商品IDを有するレコードを絞り込む。
商品画像欄1023には、この商品を撮影した画像が記録されている。
新たに認識された値引きシールの情報は、「3割引」である場合を考える。これに対して、同一種別の商品の直前の取引履歴であるジャーナル情報102aのレコード#2は、付票内容欄1024に、値引き無しを意味する「NaN」(Not a Number)が記録されている点で相違している。このときも不整合報知部100は、不整合ありと判定する。
オペレータが「値引きシール情報で処理」を選択したならば、商品登録装置1は、値引きシール情報に従って商品仮登録処理を行う(ステップS170)。すなわち情報出力部98は、商品種別と値引きシールの情報とを売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品に値引き情報を反映させて仮登録し、この商品の種別と値引き処理の情報とをジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
オペレータが「ジャーナル情報で処理」を選択したならば、商品登録装置1は、ジャーナル情報102に従って商品仮登録処理を行う(ステップS160)。すなわち情報出力部98は、商品種別とジャーナル情報102の値引き処理の情報とを売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品に値引き情報を反映させて仮登録し、この商品の種別と今回の値引き処理の情報とをジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
次に、値引きシール無しの一連の処理を説明する。この場合は、商品の種別が識別されたが、値引きシールなどによる値引き情報が認識されない場合にあたる。
なお、不整合報知部100により不整合が有ると判定する場合は、商品の認識に成功し、かつ値引きシールの認識に失敗し、ジャーナル情報102の同一種別の商品の取引履歴には値引き処理の情報があり不整合が発生する場合である。つまり、ジャーナル情報102における過去の同一種別の商品の取引履歴には、値引き処理の情報が格納されているが、新たに認識した同一種別の商品には値引きシールが認識されず相違する場合である。
図8は、過誤により商品に値引きシールが付け忘れられている場合のジャーナル情報の例を示している。
新たに認識された商品には値引きシールが認識されていない。これに対して、ジャーナル情報102cに基づく前回に認識した同一種別の商品は、「30円引」の値引き処理を行って登録された旨が記録されている。この場合不整合報知部100は、不整合ありと判定する。
オペレータが「再スキャン」を選択したならば、商品登録装置1は、ステップS10に戻り再度この商品の画像をキャプチャする。「値引きシールなしで処理」を選択したならば、商品登録装置1は、値引き無しで商品仮登録処理を行う(ステップS150)。すなわち情報出力部98は、商品種別を売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品を仮登録し、この商品の種別をジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
オペレータが「ジャーナル情報で処理」を選択したならば、商品登録装置1は、ジャーナル情報102に従って商品仮登録処理を行う(ステップS160)。すなわち情報出力部98は、商品種別とジャーナル情報102の値引き情報とを売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品に値引き情報を反映させて仮登録し、この商品の種別と値引き情報とをジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
図9(a)は、ステップS70にて不整合報知部100がディスプレイ221に表示する報知画面800の例である。
この報知画面800には、カメラ27が新たに撮像した商品画像が今回枠801の中に表示され、ジャーナル情報102の商品画像欄1023に格納された過去の画像が前回枠802の中に表示される。
この報知画面800では、今回枠801の中の画像には、値引きシールが付されていない商品が撮像されている。その一方で、前回枠802の中の商品画像には、「3割引」と記載された値引きシール804が併せて撮像されている。
また、今回枠801、および前回枠802の撮像画像の下方には、「前回はシール付きで登録されています!」との報知メッセージ808が表示されている。報知メッセージ808は、オペレータに対して不整合の内容を示して注意を促すメッセージである。
なお、この例に限られず、確認ボタン810に、「前回と同じ『3割引』で処理」と表示させてもよい。これによりオペレータは、過去の同一種別の商品に係る値引き処理結果を知ることができ、この選択肢が適切か否かを判断可能となる。
商品登録装置1は、ある商品に値引きシールが貼られていることを認識して値引き処理したら、次に同一種別の商品を認識(識別)してその商品に値引きシールが認識できない場合に、その旨を示す注意文を報知して店員に注意を促す。更に商品登録装置1は、ある商品に値引きシールが貼られておらず値引き処理しなかったら、次に同一種別の商品を認識(識別)してその商品に値引きシールが認識された場合にも、その旨を示す注意文を報知して店員に注意を促す。これにより、過誤によるシールの貼り間違いや、悪意によるシールの貼り替えやシールの剥がしを検知して、店員に注意を促すことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
(a) 商品の特定方法は、オブジェクト認識に限定されない。例えば、読取窓にバーコードスキャナやバーコードリーダなどを組み込んで、商品に印刷されたバーコードなどを読み取って商品を特定してもよい。
(b) 上記実施形態の不整合報知部100は、直前のジャーナル情報102に記録された履歴を参照している。しかしこれには特に限定されない。つまり、直前から所定回数前までのジャーナル情報102の履歴を参照してもよい。
(c) 値引きシールに代えて、例えばボーナスポイントが付与される旨のポイント還元シールを商品に貼り付け、このシールの不整合を検知してもよく、また単なる価格シールであってもよい。
(d) 不整合報知部100による不整合の報知は、オペレータが認識可能であればよく、報知方法は、画面表示による報知に限られず、音声、振動などでもよい。
(e) 上記実施形態の不整合報知部100は、新たに認識した値引き情報とジャーナル情報102に記録された履歴との不整合を検知すると、これを報知すると共にオペレータに選択肢を提示している。しかし、これに限られず、単に報知したのちにデフォルトの処理を行うようにしてもよい。
〔付記〕
<請求項1>
商品の種別を識別する商品識別部と、
前記商品に付された付票の情報を認識する認識部と、
前記商品識別部が新たに識別した商品に付された付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合を報知する不整合報知部と、
を備えることを特徴とする商品登録装置。
<請求項2>
前記商品識別部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品の種別を識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。
<請求項3>
前記商品識別部は、商品に付されたコード情報により当該商品の種別を識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。
<請求項4>
前記認識部は、商品に付された付票のコード情報により当該付票の情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
<請求項5>
前記認識部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品に付された付票の情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
<請求項6>
画像を表示する表示部をさらに備え、
前記不整合報知部は、前記表示部の表示により不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の商品登録装置。
<請求項7>
前記不整合報知部は、前記表示部に、新たに識別した商品を撮像した画像および過去の同一種別の商品を撮像した画像を表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6に記載の商品登録装置。
<請求項8>
前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果とは相違するならば、新たに認識した付票の情報と過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果情報とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
<請求項9>
前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果が付票無しならば、新たに認識した付票の情報と、過去の同一種別の商品は付票無しで処理した旨を前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
<請求項10>
前記不整合報知部は、新たに識別した商品の画像から付票を認識せず、かつ過去の同一種別の商品は付票有りで処理したならば、新たに識別した商品には付票が付されていない旨と、過去の同一種別の商品は付票有りで処理した旨とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
<請求項11>
商品識別部が商品の種別を識別するステップと、
認識部が、前記商品に付された付票の情報を認識するステップと、
不整合報知部が、前記商品識別部が新たに識別した商品に係る付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の認識結果との不整合を報知するステップと、
を実行することを特徴とする商品登録方法。
100 不整合報知部
102 ジャーナル情報
2 商品識別装置
211a 認識部
22 表示・操作部
27 カメラ (撮像部)
98 情報出力部
99 シール情報認識部
Claims (11)
- 商品の種別を識別する商品識別部と、
前記商品に付された付票の情報を認識する認識部と、
前記商品識別部が新たに識別した商品に付された付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合を報知する不整合報知部と、
を備えることを特徴とする商品登録装置。 - 前記商品識別部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品の種別を識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。 - 前記商品識別部は、商品に付されたコード情報により当該商品の種別を識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。 - 前記認識部は、商品に付された付票のコード情報により当該付票の情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。 - 前記認識部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品に付された付票の情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。 - 画像を表示する表示部をさらに備え、
前記不整合報知部は、前記表示部の表示により不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の商品登録装置。 - 前記不整合報知部は、前記表示部に、新たに識別した商品を撮像した画像および過去の同一種別の商品を撮像した画像を表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6に記載の商品登録装置。 - 前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果とは相違するならば、新たに認識した付票の情報と過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果情報とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。 - 前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果が付票無しならば、新たに認識した付票の情報と、過去の同一種別の商品は付票無しで処理した旨を前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。 - 前記不整合報知部は、新たに識別した商品の画像から付票を認識せず、かつ過去の同一種別の商品は付票有りで処理したならば、新たに識別した商品には付票が付されていない旨と、過去の同一種別の商品は付票有りで処理した旨とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。 - 商品識別部が商品の種別を識別するステップと、
認識部が、前記商品に付された付票の情報を認識するステップと、
不整合報知部が、前記商品識別部が新たに識別した商品に係る付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の認識結果との不整合を報知するステップと、
を実行することを特徴とする商品登録方法。
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