JP2016177389A - 車両認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車場の環境に関わらず車番等の車両情報を確実に取得ことができる車両認識装置を提供すること。【解決手段】対象車両である自動車VHからの光線LBを反射する反射鏡23bと、反射鏡23bを介して自動車VHを撮影するカメラ23aとを有し、カメラ23aから出力された画像信号に基づいて車両情報を認識する。これにより、カメラ23aの設置場所が制限される場合であっても、カメラ23aを許容される位置に配置して自動車VHの画像を取り込むことができ、車番等の車両情報を確実に取得ことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、車番等の車両情報を認識する車両認識装置に関し、特に駐車場の入出庫口等に設置されるカメラを有する車両認識装置に関する。
車両認識装置として、車両を撮影することによって車番の画像を取得するカメラを有し、得られた画像から車番等を認識するものが公知となっている(特許文献1、2参照)。例えば特許文献2では、個体識別用のカメラが通路を出入口に向かってくる車両に正対するように設置され、このカメラが捉えた画像は記録装置に記録されて車番等の固体識別に利用される。
しかしながら、駐車場の環境によっては、カメラの設置場所が制限され設置が困難になる場合がある。つまり、駐車場の入出場口の周辺が狭い場合、撮影角度、光源確保、遮蔽物の影響等の要因によって、判定対象である車番を含むナンバープレートをカメラ画像として取り込むことができなくなる。また、カメラの位置から車両までが遠い場合、車体が認識できるまで近づくのを待つ必要があり、車番の読み取りが遅れてしまう可能性がある。
特開2009−15478号公報 特開2004−102645号公報
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、駐車場の環境に関わらず車番等の車両情報を確実に取得ことができる車両認識装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両認識装置は、対象車両からの光線を反射する反射鏡と、反射鏡を介して対象車両を撮影するカメラとを有し、カメラから出力された画像信号に基づいて車両情報を認識する。
上記車両認識装置では、カメラが反射鏡を介して対象車両を撮影するので、カメラの設置場所が制限される場合であっても、カメラを許容される位置に配置して対象車両の画像を取り込むことができ、車番等の車両情報を確実に取得ことができる。
本発明の具体的な側面では、上記車両認識装置おいて、反射鏡は、反射に際して光線の発散角を調整することによりカメラによって撮影される画像を拡大する。この場合、車両番号標(ナンバープレート)等の目的とする部分の画像を所望の程度に拡大して検出することができ、反射鏡の存在等によって対象車両までの撮影距離が長くなる場合であっても、車両情報の検出精度を高めることができる。
本発明の別の側面では、カメラは、対象車両を反射鏡を介して間接的に撮影可能であるとともに、対象車両を直接的に撮影可能である。この場合、対象車両を多方面から撮影することができ、検出される車両情報を増やすことができる。
本発明のさらに別の側面では、カメラは、対象車両の走行方向に関する一端側を反射鏡を介して撮影するとともに、対象車両の走行方向に関する他端側を反射鏡を介することなく撮影する。この場合、車番等の認識がより確実なものとなる。
本発明のさらに別の側面では、反射鏡は、可視光線を反射し、カメラは、可視画像を撮影する。この場合、対象車両を可視光線で撮影した可視画像から車番等の車両情報を認識することができる。
本発明のさらに別の側面では、反射鏡は、赤外光線を反射し、カメラは、赤外画像を撮影する。この場合、対象車両を赤外光線で撮影した赤外画像から車番等の車両情報を認識することができる。
本発明のさらに別の側面では、車両情報の認識率の相対的な低下に基づいて反射鏡の不具合を判断する。この場合、反射鏡の劣化、損傷等を監視することができ、車両認識装置の保守が簡便となる。
第1実施形態に係る車両認識装置の適用例を説明する斜視図である。 第1実施形態に係る車両認識装置の適用例を説明する平面図である。 車両認識装置の回路的な構造の一例を概念的に説明するブロック図である。 車両認識装置の動作例を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る車両認識装置の適用例を説明する平面図である。 第3実施形態に係る車両認識装置の適用例を説明する平面図である。 (A)及び(B)は、カメラによって撮影される画像等を概念的に説明する図である。
[第1実施形態]
図1及び2は、第1実施形態の車両認識装置が適用された駐車場の出庫側装置10の外観を説明する斜視図及び平面図である。図示の出庫側装置10は、精算装置21と、ゲート装置22と、車両認識装置23とを備える。
精算装置21は、詳細な説明は省略するが、駐車券処理部、ディスプレイ、金銭処理装置、通信部、制御回路等を備える。精算装置21は、駐車券を受け取って精算金額を表示し、入金を受け付けて精算が終了した場合は、ゲート装置22に指令を送ってポール22aの一端を上昇させることにより、ゲートを開放する。
ゲート装置22は、回動によって開閉するポール22aと、ポール22aの根元側を支持して開閉動作を行わせる駆動装置22bと、ポール22aの先端側を受け止めるキャッチャー22cとを備える。ゲート装置22は、精算装置21の制御下で動作し、通路PAに進入した認識の対象車両である自動車VHが精算を完了した場合、ポール22aの根元側を支点として先端を上昇させることにより、ポール22aを起立させて自動車(対象車両)VHの通過を許可する。
車両認識装置23は、精算装置21と一体的に構成され、精算装置21の制御下で動作する。車両認識装置23は、カメラ23aと、反射鏡23bと、駆動制御回路23cとを有する。
車両認識装置23において、カメラ23aは、例えば可視画像を撮影することができ、撮影によって得た画像信号を駆動制御回路23cに出力する。カメラ23aは、撮像レンズと、CMOS、CCD等からなるイメージセンサーと、駆動回路とを備えるものであり、このイメージセンサーで検出された可視画像は、例えばデジタル画像信号として駆動制御回路23cに出力される。
なお、カメラ23aは、可視画像に代えて赤外画像を撮影するものとできる。この場合、レンズは赤外線結像用となり、イメージセンサーは、赤外線像検出用となり、内蔵されたイメージセンサーで検出された赤外画像は、例えばデジタル画像信号として駆動制御回路23cに出力される。
なお、自動車VHを撮影する場合、一般的には自動車VHを照明することが望ましい。このため、カメラ23aに付随して不図示の照明装置が設けられており、この照明装置は、照明光を反射鏡23bに投光する。照明光の投光タイミングは、カメラ23aの駆動制御回路23cの動作と同期させることができる。
反射鏡23bは、図示の例では、ゲート装置22のキャッチャー22cに固定されている。反射鏡23bは、自然光又は照明光下に置かれた自動車VHで反射された可視波長域の光線LBをカメラ23aに向けて反射できるように、配置、向き、サイズ等が調整されている。なお、自動車VHによる自然光や照明光の反射は、結像系のミラーのような正反射的又は鏡面反射的なものと異なり、物体色を生じさせる拡散反射と呼ばれるものである。反射鏡23bは、カメラ23aが可視画像を撮影するものである場合、可視光を反射する可視光線用ミラーであり、カメラ23aが赤外画像を撮影するものである場合、赤外光を反射する赤外光線用反射板である。反射鏡23bは、例えば基材の片側に形成された鏡面上にアルミニウム、銀等の金属を蒸着し、必要に応じて光透過性の保護コーティングを施したものである。カメラ23aが赤外画像を撮影するものである場合、鏡面の材料は近赤外〜遠赤外のうち観察波長に対して高い反射率を示す材料を用いる。
反射鏡23bは、反射に際して光線の発散角を調整することにより、カメラ23aによって撮影される画像を拡大する。つまり、反射鏡23bは、拡大型の結像系である。具体的には、反射鏡23bの反射面23dは、凹の球面となっており、自動車VHからの光線LBを反射する際に発散を弱めることにより、カメラ23aによって撮影される自動車VHの画像を拡大する役割を有する。ただし、反射鏡23bによる拡大率が過度に大きくなると、カメラ23aによる撮影領域が狭まって進入してきた自動車VHの位置によっては車両番号標NPを撮影できなくなる可能性がある。よって、反射鏡23bによる拡大率は、反射鏡23bの設置場所、反射鏡のサイズ等に応じて適度に設定される。
なお、反射鏡23bの反射面23dは、平面又は凸面とすることもできる。反射面23dを凸面とした場合、見かけ上の画角が広がってカメラ23aによる撮影領域が広がる。この場合、反射面23dの凸の曲率が過度に大きくならないようにして、カメラ23aに要求される解像度のレベルが高くなって車両番号標NPの文字又は数字が読み取れなくなることを回避する。
駆動制御回路23cは、カメラ23aを動作させて画像信号を出力させることができ、画像信号から自動車VHの車両番号標NPの画像を抽出し、抽出された画像から車両情報としての車番を判定することができる。駆動制御回路23cは、このようにして得た車番を精算装置21に出力する。
図3を参照して、車両認識装置23の駆動制御回路23cについて説明する。駆動制御回路23cは、CPU51、画像情報受付部52、記憶装置53、表示装置54、通信部55、バス56、電源59等を備える。
CPU51は、バス56を介して、画像情報受付部52、記憶装置53、表示装置54、及び通信部55との間で相互にデータの授受が可能になっている。記憶装置53は、車両認識装置23を動作させる各種プログラム等を記憶しているプログラム領域を有するプログラム記憶部と、画像情報受付部52からの画像データ、通信部55からのコマンドその他のデータ、CPU51による処理結果等を一時格納するデータ領域を有するデータ記憶部とを備える。表示装置54は、CPU51からの指令信号に基づいて必要な表示を行う。表示装置54は、車両認識装置23の動作状態を可視的に表示し、車両認識装置23の動作状態の診断を可能にする。通信部55は、外部機器、特に精算装置21との通信を可能にしている。通信部55により、CPU51によって画像から抽出された車番が精算装置21に送信される。電源59は、CPU51、カメラ23a等に電力を供給している。電源59は、精算装置21の電源に接続されている。このように、車両認識装置23のうち、カメラ23a及び駆動制御回路23cは、精算装置21から電力の供給を受けており、車両認識装置23との間でデータ通信を行うので、車両認識装置23に隣接して配置することが望ましい。このため、カメラ23a及び駆動制御回路23cは、図1等に示す反射鏡23bやキャッチャー22cの位置ではなく、車両認識装置23に隣接して配置されている。
以下、図4のフローチャート等を参照して、本実施形態の車両認識装置23を用いた車番の検出処理について説明する。まず、CPU10は、画像情報受付部52を介してカメラ23aのフレーム画像に対応する画像情報を取得するとともに、記憶装置53から動体監視用のプログラムを読み出して、フレーム画像の変化として動体監視を行う(ステップS11)。具体的には、連続した又は所定間隔の2コマ以上のフレーム画像について階調等の画素単位の差分を積算した変動量が記憶装置53に保管された所定の閾値を超えたか否かで動体の存在を検出する。
次に、CPU10は、動体が検出されたか否かを確認し(ステップS12)、動体が検出されなければ(ステップS12:N)、上記ステップS11の動体監視の動作を繰り返す。
動体が検出された場合(ステップS12:Y)、CPU10は、記憶装置53から車両番号標(ナンバープレート)の読取用又は文字認識用のプログラムを読み出して、画像からのパターン検出として車両番号標に対応する画像の検出と、車両番号標内の数字や文字の検出つまり車番の検出とを行う(ステップS13)。車両番号標や車番の検出には、パターンマッチング、線分抽出等の公知の手法を用いることができる。なお、車両番号標や車番の検出に際しては、カメラ23aのフレーム画像を反転させることにより、反射鏡23bによる画像の反転を補償することができる。ただし、フレーム画像を敢えて反転させなくても、マッチングのための参照画像を予め反転させておけば、同様の処理が可能である。車両番号標の検出のためのマッチングに際しては、輪郭だけでなく様々な要素に関して特徴点抽出等の処理を行うことができる。その他、画像処理に際しては、コントラスト調整、傾き補正、台形補正、エッジ強調補正等の各種処理を行うことができる。
次に、CPU10は、車両番号標及び車番が検出されたか否かを確認し(ステップS14)、車両番号標及び車番が検出されれば(ステップS14:Y)、車番及び検出時刻を記憶装置53に記録するとともに、検出した車番を通信部55を介して精算装置21に送信する(ステップS15)。
次に、CPU10は、検出動作終了の指示あるか否かを確認し(ステップS16)、指示が確認されなければ(ステップS16:N)、上記ステップS1に戻って検出動作を繰り返す。検出終了の指示があれば(ステップS16:Y)、処理を終了する。検出動作終了の指示は、例えば精算装置21から出力される。
一方、ステップS14で車両番号標及び車番が検出されていないと判断された場合、CPU10は、記憶装置53から車番等の認識率についての監視用のプログラムを読み出して、画車番等の認識率が所定以上に低下したか否かを判断する(ステップS17)。画車番等の認識率が所定以上に低下していない場合、つまり、正常な動作が行われていると判断した場合、検出動作終了の指示あるか否かを確認する(ステップS16)。
ステップS17で行われる画車番等の認識率の判断は、動体を監視し始めてから繰り返し行われる車番検出動作を一組として判断する。つまり、ステップS11で最初に動体を検出した後、ステップS12〜S15が複数回繰り返され、かつ、認識された車番が同じである場合は、同一の自動車VHの車両番号標NPの検出が繰り返されているだけであり、車番の認識回数は1回として扱う。同様に、ステップS11で最初に動体を検出した後、車番を認識できないままステップS12〜S14が複数回繰り返されても、車番の認識不可回数は1回として扱う。認識率は、上記のような認識回数を、認識回数及び認識不可回数の和で除したものとなる。なお、上記認識率の計算は単なる一例であり、車番を認識できた時間的な割合で認識率を判断することもできる。
CPU10は、画車番等の認識率が低下している場合、つまり、正常な動作が行われていないと判断した場合、この異常状態を記憶装置53に記録するとともに、これに対応する警告信号を通信部55を介して精算装置21に出力する。CPU10は、表示装置54に異常状態の警告表示を行わせる。このように、画車番等の認識率の低下を利用して反射鏡23bの異常を検知する場合、反射鏡23bにセンサーを組み込む必要が無くなる。
なお、精算装置21では、車両認識装置23から受け取った車番を駐車券に記録された車番等を含む情報と比較して、適正な駐車券が投入されたか否かを判断する。
以上で説明した第1実施形態の車両認識装置23によれば、カメラ23aが反射鏡23bを介して対象車両である自動車VHを撮影するので、カメラ23aの設置場所が制限される場合であっても、カメラ23aを許容される位置に配置して自動車VHの画像を取り込むことができ、車番等の車両情報を確実に取得ことができる。
[第2実施形態]
以下、図5を参照して、第2実施形態に係る車両認識装置について説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態を部分的に変更したものであり、第1実施形態と共通する部分については説明を省略する。
第2実施形態に係る車両認識装置23の場合、カメラ23aや反射鏡23bの設置位置の調整により、自動車VHの走行方向に関する前端側であるフロントの車両番号標NPと、自動車VHの走行方向に関する後端側であるリアの車両番号標NPとを撮影できるようになっている。反射鏡23bは、通路PAにおいてカメラ23aの反対側の近傍に設置された支柱23jに固定されている。フロントの車両番号標NPは、カメラ23aによって直接的に撮影され、リアの車両番号標NPは、カメラ23a及び反射鏡23bによって間接的に撮影される。本実施形態の場合、フロントの車両番号標NPは、直接の光線LB1による非反転画像として取得され、リアの車両番号標NPは、間接の光線LB2による反転画像として取得される。なお、駆動制御回路23cによって行われる車番の読取用又は文字認識用のプログラムは、反転文字にも非反転文字にも対応している。
本実施形態の場合、非反転画像の取得に際してのカメラ23aへの光線LB1の入射方向と、反転画像の取得に際してのカメラ23aへの光線LB2の入射方向とが極めて近く、カメラ23aの視野を比較的狭くしたままとできる。さらに、反射鏡23bによる拡大率を調整することにより、フロントの車両番号標NPのサイズとリアの車両番号標NPのサイズとを略一致させることもでき、文字認識の精度を向上させることが容易になる。
本実施形態の場合、第1及び第2の車番のいずれかが認識されるだけで足り、車番の認識率を高めることができる。また、本実施形態の場合、まずフロントの車両番号標NPが非反転画像として取得されて第1の車番が認識され、次にリアの車両番号標NPが反転画像として取得されて第2の車番が認識される。順次取得された非反転画像及び反転画像から得た第1及び第2の車番が一致する場合、認識された車番の信頼度が高いと言える。
[第3実施形態]
以下、図6を参照して、第3実施形態に係る車両認識装置について説明する。なお、第3実施形態は、第1又は第2実施形態を部分的に変更したものであり、第1又は第2実施形態と共通する部分については説明を省略する。
第3実施形態に係る車両認識装置23の場合、出庫側装置10から独立して駐車場内の通路PA周辺に設けられている。また、第3実施形態に係る車両認識装置23の場合、カメラ23aに対して反射鏡23bが通路PAの同一側に配置されている。この結果、非反転画像の取得に際してカメラ23aへの光線LB1の入射方向と、反転画像の取得に際してカメラ23aへの光線LB2の入射方向とが比較的離れ、カメラ23aの視野を比較的広くする必要がある。その一方で、非反転画像の取得に際しての光線LB1の入射方向と、反転画像の取得に際しての光線LB2の入射方向とが完全に分離されるので、画像検出は比較的簡潔なものとなる。すなわち、図7(A)に示すように、カメラ23aのフレーム画像FP中には、反射鏡23bに対応する第1領域A1と、それ以外の第2領域A2とが固定的に存在する。第1領域A1には、反転されたリアの車両番号標NPのリア標識画像IM1が存在し、第2領域A2には、非反転のフロントの車両番号標NPのフロント標識画像IM2が存在する。なお、リア標識画像IM1とフロント標識画像IM2とは、異なる時間においてフレーム画像FP中に存在するが、説明の便宜上同時に表示している。この場合、フレーム画像FPのうち反射鏡23bに対応する第1領域A1については反転処理を施し、第2領域A2については反転させないでそのまま用いるということが可能になる(図7(B)参照)。
なお、上記車両認識装置23において、カメラ23aの架台を可動にし、駆動制御回路23cによってカメラ23aの向きを変更できるようにするならば、光線LB1の入射方向と光線LB2の入射方向とに視野を切り換えることができ、カメラ23aの撮像レンズをあまり広角にする必要がなくなる。
上記第1〜第3実施形態では、車両認識装置23によって車両番号標NPに表記された車番を検出又は認識させたが、車番の認識に際して車両番号標NPの色を抽出することもできる。さらに、車両認識装置23によって車番以外の車両情報、例えば車種等を認識させることもできる。
上記実施形態では、単一の反射鏡23bを用いているが、複数の反射鏡23bを用いて車番認識等を行ってもよい。この場合、複数の反射鏡23bを直列的に配置して光線LBをカメラ23aに導くことで光路の自由度が高まる。一方、複数の反射鏡23bを並列的に配置して光線LBをカメラ23aに導く場合、カメラ23aの視野内又は画角内に複数の反射鏡23bが並ぶが同時並行的に車番等の車両情報を検出ことができ、検出又は認識の信頼度を高めることができる。
上記実施形態では、車両認識装置23を主に出庫側装置10に適用した場合を説明したが、車両認識装置23を入庫側装置に組み込むことができることは言うまでもない。さらに、車両認識装置23を駐車場以外の設備にも組み込むことができる。
上記実施形態では、対象車両が自動車VHであるとしたが、対象車両には、自動二輪等を含めることができる。
さらに、以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
A1…領域、 A2…領域、 FP…フレーム画像、 LB,LB1,LB2…光線、 NP…車両番号標、 PA…通路、 VH…自動車、 10…出庫側装置、 21…精算装置、 22…ゲート装置、 22a…ポール、 22b…駆動装置、 23…車両認識装置、 23a…カメラ、 23b…反射鏡、 23c…駆動制御回路、 23d…反射面、 23j…支柱、 29…電源、 52…画像情報受付部、 59…電源

Claims (7)

  1. 対象車両からの光線を反射する反射鏡と、
    前記反射鏡を介して対象車両を撮影するカメラとを有し、
    前記カメラから出力された画像信号に基づいて車両情報を認識することを特徴とする車両認識装置。
  2. 前記反射鏡は、反射に際して光線の発散角を調整することにより前記カメラによって撮影される画像を拡大する、請求項1に記載の車両認識装置。
  3. 前記カメラは、対象車両を前記反射鏡を介して間接的に撮影可能であるとともに、前記対象車両を直接的に撮影可能である、請求項1及び2のいずれか一項に記載の車両認識装置。
  4. 前記カメラは、対象車両の走行方向に関する一端側を前記反射鏡を介して撮影するとともに、対象車両の走行方向に関する他端側を前記反射鏡を介することなく撮影する、請求項3に記載の車両認識装置。
  5. 前記反射鏡は、可視光線を反射し、前記カメラは、可視画像を撮影する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両認識装置。
  6. 前記反射鏡は、赤外光線を反射し、前記カメラは、赤外画像を撮影する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両認識装置。
  7. 車両情報の認識率の相対的な低下に基づいて前記反射鏡の不具合を判断する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両認識装置。
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