JP2016177068A - 投射型表示装置及び投射型表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、複数の投射型表示装置を用いる場合における誤操作の発生を抑制することが可能な投射型表示装置及び投射型表示システムを提供することである。
【解決手段】 プロジェクターが、リモコンからの信号を受信可能な操作信号受信部204と、リモコンからの情報に基づいてプロジェクターを制御するCPU203と、を備える。そして、CPU203は、プロジェクターがメニュー画像を投射している場合に、リモコンからの信号に基づいてプロジェクターを制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 プロジェクターが、リモコンからの信号を受信可能な操作信号受信部204と、リモコンからの情報に基づいてプロジェクターを制御するCPU203と、を備える。そして、CPU203は、プロジェクターがメニュー画像を投射している場合に、リモコンからの信号に基づいてプロジェクターを制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、投射型表示装置及び投射型表示システムに関する。特に、プロジェクター及びプロジェクションシステムに関する。
近年、プロジェクタ(投射型表示装置)は机上だけではなく、机の下や天井等のユーザーが直接操作しにくい場所に設置されているため、リモートコントローラ(以下、リモコン)からのコードを受信可能なプロジェクターが多く開発されている。
一方、プロジェクターを1台だけ用いるのではなく、複数のプロジェクターからの画像を連結してより大きな画像を表示するマルチ投影が提案されている。
しかしながら、複数のプロジェクターを1台のリモコンで操作する場合、操作したいプロジェクター以外が動作してしまうおそれがある。
このような問題を解決可能な構成として、特許文献1に記載された構成が知られている。
特許文献1では、複数のプロジェクターに互いに異なる番号を付与し、ユーザーがリモコンから発する番号を選択することで、リモコンからの番号と付与された番号とが一致したプロジェクターのみが動作する技術が開示されている。
前述の特許文献1に記載の構成を用いることにより、前述の複数のプロジェクターを1台のリモコンで操作する場合、操作したいプロジェクター以外が動作してしまうことを抑制することが可能となる。
しかしながら、前述の特許文献1に開示された構成では、ユーザーは各プロジェクターに付与された番号を記憶する必要がある。ユーザーが記憶した各プロジェクターに付与されている番号と、実際にプロジェクターへ付与されている番号とが異なる場合、ユーザーが操作したいプロジェクターとは異なるプロジェクターが操作される、すなわち誤操作が起きるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、複数の投射型表示装置を用いる場合における誤操作の発生を抑制することが可能な投射型表示装置及び投射型表示システムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の投射型表示装置は、
被投射面に画像を投射可能な投射型表示装置であって、
信号送信手段からの信号を受信可能な信号受信手段と、
前記信号受信手段からの情報に基づいて前記投射型表示装置を制御可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記投射型表示装置が所定の画像を投射している場合に、前記信号送信手段からの信号に基づいて前記投射型表示装置を制御する、
ことを特徴とする。
被投射面に画像を投射可能な投射型表示装置であって、
信号送信手段からの信号を受信可能な信号受信手段と、
前記信号受信手段からの情報に基づいて前記投射型表示装置を制御可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記投射型表示装置が所定の画像を投射している場合に、前記信号送信手段からの信号に基づいて前記投射型表示装置を制御する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の投射型表示装置を用いる場合における誤操作の発生を抑制することが可能な投射型表示装置及び投射型表示システムを提供することができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、構成部品の相対位置などは、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨で規定されたものではない。
〔第1実施例〕
以下、図1から図3を参照して、本実施例における投射型表示装置(プロジェクター)及び投射型表示システム(プロジェクションシステム)について説明する。
以下、図1から図3を参照して、本実施例における投射型表示装置(プロジェクター)及び投射型表示システム(プロジェクションシステム)について説明する。
図1は、プロジェクションシステムにおける複合投射画面上でのメニュー画像位置移動によるメニュー操作権の切り替え動作を表している。図1に示すように、プロジェクションシステムは複数のプロジェクター101、102、103、104を備え、複数のプロジェクターからの投射画像を結合する、いわゆるマルチプロジェクションシステムである。
なお、プロジェクター101、102、103、104は、スクリーン(被投射面)に画像を投射可能であり、信号送信手段としてのリモートコントローラー(以下、リモコン)からの信号を受信可能な投射型表示装置である。また、図1に示すプロジェクションシステムは、スクリーン(被投射面)に画像を表示可能であり、リモコン(信号送信手段)からの信号を受信可能な複数の投射型表示装置を備える投射型表示システムである。
詳細は以下に述べるが、図1に示すように、本実施例においては、メニュー画像105が表示されている投射領域に画像を投射しているプロジェクターにメニュー操作権が与えられる。これにより、ユーザーは複数のプロジェクターのうちリモコンで制御されるプロジェクターをより直感的に判断することができる。
すなわち、本実施例によれば、ユーザーが操作したいプロジェクターと実際に操作可能になっているプロジェクターとが異なることを抑制し、複数のプロジェクターを用いる場合に誤操作の発生を抑制することができる。
図2は、プロジェクター101、102、103、104の構成を表すブロック図である。
201は通信部であり、通信部に接続された図示しない通信回線を介して外部と通信が可能である。206はOSD(オンスクリーンディスプレイ)制御を行うOSD制御部であり、プロジェクターの状態に応じてメニュー画像を構成し、画像表示部207を介して画面上に表示する。なお、OSDとは本実施例におけるメニュー画像のような設定画面を画面に表示する機能である。
なお、OSD制御部206によって構成されるメニュー画像106は、画像表示部において、図示しないコンテンツ画像に重畳して表示する構成とすることもできる。すなわち、プロジェクターが静止画や動画を投射している状態において、さらにメニュー画像を表示する構成であってもよい。
202はメニュー画像位置移動部であり、自プロジェクターの投射画面上におけるメニュー画像の表示位置を移動する手段を提供する。さらに、自プロジェクターの投射画面領域からさらに外へ移動されようとした場合にはCPU203へ自領域外メニュー移動通知を行う。なお、CPU203はリモコンからの信号に基づいてプロジェクターを制御可能な制御手段である。
204は操作信号受信部であり、図示しないリモコン等による操作信号を受信する。言い換えれば、操作信号受信部204は、リモコン(信号送信手段)からの信号を受信可能な信号受信手段である。
205はメニュー操作権制御部であり、メニュー操作および表示の許可・不許可を制御する。メニュー操作権制御部205によりメニュー操作および表示の許可がされている場合には、操作信号受信部204によって受信した操作信号を処理し、OSD制御部206によるOSD表示を行う。ここでいう操作信号とは、ユーザーが調整したい投射画像の明るさやコントラスト等であり、例えば、ユーザーによるリモコン操作に基づいてメニュー画像中の明るさの項目の数値を変化させる。
なお、図2に示した各ブロックはバスを介してCPUと通信可能なように構成される。
図1において、101、102、103、104はそれぞれ、マルチプロジェクションシステムを構成するプロジェクターであり、外部と通信可能なように通信部201を介して通信回線に接続されている。通信回線としてはネットワークやシリアル回線等の構成が考えられる。
105は、プロジェクター101、102、103、104のそれぞれの投射画面を投射面上で統合してなる、複合投射画面である。複合投射画面上に表示されているメニュー画面106はプロジェクター101のOSD制御部206によって作成されたメニュー画像である。
図1(A)の状態において、メニュー画像106を表示しているプロジェクター101は、メニュー操作権制御手段205によって、メニューの表示および操作が許可されている。一方、プロジェクター102、103、104はメニューの表示および操作が許可されていない。従って、この状態でリモコン等の操作信号をマルチプロジェクションシステムに対して送信すると、メニュー操作が許可されているプロジェクター101のメニューのみを排他的に操作することが可能である。
なお、図1に示すプロジェクションシステムを起動後、リモコンに設けられている所定のボタンを押すとプロジェクター101にメニュー画像が表示されるように、プロジェクションシステムを設定してもよい。
メニュー画像106は、プロジェクター101の投射する画面上を移動可能である。プロジェクター101から他のプロジェクターの投射する画面が存在する領域に移動操作すると、CPU203へ自領域外メニュー移動通知が行われる。CPU203は予め設定された相対画面配置情報に基づき、移動方向に対応するプロジェクターに対し、通信部201を介してメニュー操作権設定通知を行う。メニュー操作権設定通知が完了すると、自プロジェクターのメニュー操作権制御部に対しメニュー操作権不許可を設定させる。
メニュー106を、画面右方向にプロジェクター101の投射画面領域を超えて移動操作すると、プロジェクター102に対してメニュー操作権設定通知が行われる。プロジェクター102はメニュー操作権を獲得すると、図1(B)のようにメニューの排他制御が可能となる。
言い換えれば、CPU203は、複数のプロジェクターのうち、所定の画像を投射しているプロジェクターを、リモコンからの信号に基づいて制御する。この所定の画像とは、本実施例においてはメニュー画像である。
より詳細には、CPU203は、所定の場合に、プロジェクター102をリモコンからの信号に基づいて制御する。この所定の場合とは、リモコンが、メニュー画像(所定の画像)が表示されている投射領域を、第1の投射領域から、第2の投射領域へ変えるように指示する信号を送信した場合である。
なお、リモコンが上記のように所定の信号を送信した場合とは、操作信号受信部204が、リモコンから上記のような所定の信号を受信した場合と言い換えることができる。
また、第1の投射領域とは、プロジェクター101(第1の投射型表示装置)の投射領域であり、第2の投射領域とは、プロジェクター102(第2の投射型表示装置)の投射領域である。
また、本実施例において、リモコンからの、メニュー画像が表示されている投射領域を変えるように指示する信号は、プロジェクター101中の操作信号受信部204が受信する。その後、プロジェクター101中のメニュー画像位置移動部202がメニュー画像をプロジェクター102の投射領域へ移動させる。すなわち、メニュー画像位置移動部202は、OSD制御部206へメニュー画像の位置が移動するようにメニュー画像の表示を変化させる指示する信号を送信するとともに、メニュー画像が第1の投射領域と第2の投射領域との境界を越えたかどうかを判定する。メニュー画像位置移動部202から信号を受信したOSD制御部206は、実際にメニュー画像の表示を行う画像表示部207へメニュー画像が移動しているように見えるように画像表示を行うように指示する。
OSD制御部206及び画像表示部207によるメニュー画像の移動の結果、メニュー画像位置移動部202が、メニュー画像が第1の投射領域と第2の投射領域との境界を越えたと判定した場合、その判定結果をCPU203へ通知する。そして、プロジェクター101のCPU203から通信部201を介してプロジェクター102へ、メニュー画像を表示するように指示する信号が送信され、プロジェクター102は、第2の投射領域にメニュー画像の表示を開始する。
図3は、メニュー位置移動時の、メニュー操作権を持っていたプロジェクターにおける処理フローである。
リモコン等の操作信号によりメニュー位置移動操作が行われると、301において、メニュー位置移動処理が行われる。302において、自プロジェクターの投射画面外へ移動操作が行われたか否かを判別する。ここで、自プロジェクターの投射画面外への移動とは、メニュー表示可能領域の上下左右いずれかの端にメニュー画像表示位置が既にある場合に、さらに画面端方向へ移動操作が行われる操作のことである。302において、自プロジェクターの投射画面外への移動操作が検出されると、予め設定された画面相対位置情報に基づき、自プロジェクターの投射画面外へ移動された方向に存在する他プロジェクターを検索する。304において、他プロジェクターが検索されたと判定された場合は、305において該当プロジェクターに対し、メニュー操作権設定通知を行う。その結果、306において、メニュー操作権設定通知が成功したと判定された場合には、307において自プロジェクターのメニュー操作権を放棄する。
このような動作フローによって、複合投射画面を観察する操作者には、あたかも、複合投射画面上においてメニュー画像を移動させると、移動先のプロジェクターの操作が可能になっているように認識される。
なお、リモコン等によるメニュー位置移動操作は、例えばリモコンに上下左右の矢印ボタンを設け、ユーザーが右方向の矢印を押下したら、現在メニュー画像を投射しているプロジェクターの右隣のプロジェクターの投射領域にメニュー画像を移動させてもよい。
また、OSD制御部206及び画像表示部207によるメニュー画像の移動は第1の投射領域から第2の投射領域へ徐々に移動させても良い。さらに、メニュー画像の移動の指示があった場合に、第1の投射領域の中心に表示されているメニュー画像の表示を瞬時に停止し、その直後に、第2の投射領域の中心にメニュー画像を表示させてもよい。すなわち、メニュー画像移動部202、OSD制御部206、画像表示部207を合わせてメニュー画像移動手段ともいえる。
また、本実施例において、プロジェクター101が、プロジェクター101以外の複数のプロジェクターと通信可能であってもよい。さらに、この構成において、リモコンからの信号は全てプロジェクター101が受信し、メニュー画像がプロジェクター101の投射領域以外に表示されている場合には、プロジェクター101がリモコンからの操作信号を所定のプロジェクターに送信してもよい。すなわち、プロジェクター101をマスタープロジェクターとし、プロジェクター101以外のプロジェクター102、103、104をスレーブプロジェクターとしてもよい。
〔第2実施例〕
以下、図4を参照して、本発明の第2実施例による、複合投射画面上におけるメニュー画像位置移動によるメニュー操作権切り替え動作を制御装置により実現する構成について説明する。
以下、図4を参照して、本発明の第2実施例による、複合投射画面上におけるメニュー画像位置移動によるメニュー操作権切り替え動作を制御装置により実現する構成について説明する。
プロジェクター101、102、103、104は、制御装置としてのコンピュータ401と通信可能なようにネットワークに接続されている。すなわち、本実施例における投射型表示システムは、複数のプロジェクターと通信可能であるコンピュータ401(制御装置)を備える。
投射型表示システムがコンピュータ401を備えることにより、プロジェクター101、102、103、104内で行う処理の一部をコンピュータ401が代わりに行うことができる。これにより、プロジェクター101、102、103、104の負担を低減することが可能となる。
尚、図4では有線のネットワークを図示しているが、プロジェクターとコンピュータ401が通信可能であれば、有線・無線を問わず様々な通信手段によりシステムを構成することができる。
コンピュータ401には、予め複合投射画面を構成する個々のプロジェクター情報と、それぞれのプロジェクターの相対位置関係が登録されている。
プロジェクター101のメニュー画像位置の移動操作がなされると、移動情報が通信手段を介してプロジェクター101からコンピュータ401に送信される。
コンピュータ側では、前記移動情報を元に、個々のプロジェクターの境界を越えて移動操作がなされていると判断した場合には、予め登録されたプロジェクターの相対位置関係に基づきメニュー操作権を切り替える。
具体的には、プロジェクター101のメニュー画像106を右方向に、プロジェクターの投射画面境界を越えた移動情報を受け取ると、コンピュータ401は、プロジェクター101に対し、通信手段を介してメニュー操作権放棄を通知する。
その後、コンピュータ401が保持する相対位置関係情報に基づき、プロジェクター102に対し、通信手段を介してメニュー操作権設定を通知する。
なお、本実施例においては、リモコンからの信号をコンピュータ401が受信しても良い。すなわち、制御装置としてのコンピュータ401が信号受信手段を備えていても良い。
〔第3実施例〕
以下、図5、図6を参照して、本発明の第3実施例による、複合投射画面上におけるメニュー画像位置移動によるメニュー操作権切り替え動作を行った際の、アクティブメニュー項目保持に関する動作を説明する。
以下、図5、図6を参照して、本発明の第3実施例による、複合投射画面上におけるメニュー画像位置移動によるメニュー操作権切り替え動作を行った際の、アクティブメニュー項目保持に関する動作を説明する。
図5(A)は、106に相当し、予めメニュー操作権が設定されていたプロジェクターが表示するメニュー画面である。図5(B)は、107に相当し、メニュー移動操作がなされ、メニュー操作権が切り替えられた後のプロジェクターが表示するメニュー画面である。
図5(A)と図5(B)は、互いにメニュー項目の並び順が異なっているが、互いに同じ並び順であっても良い。
図6は、本実施例におけるプロジェクターの構成を示している。208はアクティブメニュー項目情報管理部であり、現在メニューでアクティブになっている項目に関する情報を保持する。ここで、アクティブになっている項目に関する情報は、メニュー行番号等ではなく、メニュー構成に依存しない情報が好ましい。すなわち、「Brightness」項目がアクティブになっている場合は、その機能を示す情報である。そうすることにより、互いにメニュー構成の異なるプロジェクターを用いてマルチプロジェクションシステムを構成した場合も、アクティブメニュー項目保持動作を実現することができる。
アクティブになっているメニュー項目は、メニュー画像上では511のように他のメニュー項目とは区別して表示され、その項目が操作可能であることを示すこともできる。例えば、511においてリモコンにより右ボタン押下を行うと、Brightnessの設定値をプラス側に操作することが可能である。
アクティブメニュー項目情報管理部208は、アクティブメニュー項目が切り替えられた場合、または、メニュー操作権が切り替えられた場合に、通信部201を介してシステムを構成する他のプロジェクターにアクティブメニュー項目情報を通知する。
前記アクティブメニュー項目情報を受信したプロジェクターは、自プロジェクターのアクティブメニュー項目情報管理部における情報を更新しておく。
メニュー操作権を、図5(A)のメニュー画像を投射するプロジェクターから、図5(B)のメニュー画像を投射するプロジェクターに切り替える。すると、アクティブメニュー項目情報管理部208の情報を元に、対応するメニュー項目(ここではBrightness)をアクティブにする。
すなわち、本実施例で示す投射型表示システムにおいては、所定の画像は、複数のプロジェクターのうち、所定の画像を投射している所定のプロジェクターの複数の状態を示すメニュー画像である。なお、複数の状態とは、リモコンからの信号に基づいて調整可能であり、具体的には、図5(A)及び(B)に示す、「Brightness」や「Contrast」等である。
そして、リモコンは、複数の状態のうち調整対象となった所定の状態に関する信号を、操作信号受信部204へ送信可能である。なお、調整対象となった所定の状態とは、上記のアクティブメニュー項目であり、より具体的には、ユーザーが調整したいと考えて選択した項目である。本実施例において、調整対象となった所定の状態とは、「Brightness」である。
さらに、投射型表示システムは、複数の状態のうち、調整対象となった所定の状態を記憶する記憶手段と、をさらに備える。
そして、投射型表示システムは、所定の場合に、記憶手段による記憶結果に基づいて、第1の投射領域でのメニュー画像において調整対象となった所定の状態と同様の状態を、第2の投射領域でのメニュー画像においても調整対象とする。ここでいう所定の場合とは、メニュー画像が第1の投射領域から第2の投射領域に移動した場合である。また、記憶手段による記憶結果とは、メニュー画像が第1の投射領域に表示されている場合における記憶手段による記憶結果を示す。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
〔他の実施形態〕
前述の各実施例においては、プロジェクター101〜104のうち所定の1台のプロジェクターを制御する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、プロジェクター102の投射領域(第2の投射領域)にメニュー画像107が表示されている状態を考える。この状態において、リモコンからメニュー画像107をさらに右側あるいは上側に移動させる信号が発せられた場合、メニュー画像を複合投射領域105全体に表示してもよい。あるいは、メニュー画像を各投射領域に一つずつ表示してもよい。
前述の各実施例においては、プロジェクター101〜104のうち所定の1台のプロジェクターを制御する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、プロジェクター102の投射領域(第2の投射領域)にメニュー画像107が表示されている状態を考える。この状態において、リモコンからメニュー画像107をさらに右側あるいは上側に移動させる信号が発せられた場合、メニュー画像を複合投射領域105全体に表示してもよい。あるいは、メニュー画像を各投射領域に一つずつ表示してもよい。
これらの状態においては、リモコンからの信号に基づいてプロジェクター101〜104を同様に調整可能となる。
また、前述の各実施例において、メニュー画像を所定の画像としたが、これに限らず、例えば、メニュー画像ではなく丸印などであってもよい。これにより、メニュー画像に表示されている明るさやコントラスト等以外のズーム比などを調整したい場合であっても、誤動作の発生を抑制することが可能となる。
101、102、103、104 プロジェクター(投射型表示装置)
106、107 メニュー画像(所定の画像)
203 CPU(制御手段)
204 操作信号受信部(信号受信手段)
106、107 メニュー画像(所定の画像)
203 CPU(制御手段)
204 操作信号受信部(信号受信手段)
Claims (10)
- 被投射面に画像を投射可能な投射型表示装置であって、
信号送信手段からの信号を受信可能な信号受信手段と、
前記信号受信手段からの情報に基づいて前記投射型表示装置を制御可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記投射型表示装置が所定の画像を投射している場合に、前記信号送信手段からの信号に基づいて前記投射型表示装置を制御する、
ことを特徴とする投射型表示装置。 - 前記投射型表示装置は、前記信号送信手段からの信号に基づいて、前記投射型表示装置と異なる投射型表示装置に前記所定の画像を表示させるように指示する信号を送信可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。 - 前記信号送信手段はリモートコントローラーであって、
前記所定の画像はメニュー画像である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の投射型表示装置。 - 被投射面に画像を投射可能な複数の投射型表示装置を備える投射型表示システムであって、
信号送信手段からの信号を受信可能な信号受信手段と、
前記信号受信手段からの情報に基づいて前記複数の投射型表示装置を制御可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記複数の投射型表示装置のうち、所定の画像を投射している投射型表示装置を、前記信号送信手段からの信号に基づいて制御する、
ことを特徴とする投射型表示システム。 - 前記複数の投射型表示装置は、前記第1の投射領域に画像を投射する第1の投射型表示装置と、前記第2の投射領域に画像を投射する第2の投射型表示装置を備え、
前記信号送信手段は、前記第1の投射領域に前記所定の画像が表示されている場合に、前記所定の画像が表示されている投射領域を前記第1の投射領域から前記第2の投射領域へ変わるように指示する信号を送信可能であって、
前記制御手段は、前記信号受信手段が前記信号送信手段から前記所定の画像が表示されている投射領域を前記第1の投射領域から前記第2の投射領域へ変えるように指示する信号を受信した場合に、前記第2の投射型表示装置を前記信号送信手段に基づいて制御する、
ことを特徴とする請求項4に記載の投射型表示システム。 - 前記所定の画像は、前記複数の投射型表示装置のうち、前記所定の画像を投射している
所定の投射型表示装置の複数の状態を示すメニュー画像であり、
前記複数の状態は、前記信号送信手段からの信号に基づいて調整可能であり、
前記信号受信手段は前記信号送信手段から、前記複数の状態のうち調整対象となった所定の状態に関する信号を受信可能であって、
前記複数の状態のうち、前記調整対象となった所定の状態を記憶する記憶手段と、をさらに備え、
前記メニュー画像が前記第1の投射領域から前記第2の投射領域に移動した場合に、前記メニュー画像が前記第1の投射領域に表示されている場合における前記記憶手段による記憶結果に基づいて、前記第1の投射領域での前記メニュー画像において調整対象となった所定の状態と同様の状態を、前記第2の投射領域での前記メニュー画像においても調整対象とする、
ことを特徴とする請求項4または5に記載の投射型表示システム。 - 前記複数の投射型表示装置の複数の状態は、前記複数の投射型表示装置が投射する画像の明るさとコントラストのうち少なくとも一方を含み、
前記信号受信手段は前記信号送信手段から、前記明るさと前記コントラストのうち、少なくとも一方を変化させる信号を受信可能である、
ことを特徴とする請求項6に記載の投射型表示システム。 - 前記第1の投射型表示装置は、前記複数の投射型表示装置と通信可能である、
こと特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の投射型表示システム。 - 前記複数の投射型表示装置と通信可能である制御装置をさらに備える、
ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の投射型表示システム。 - 前記信号送信手段は、リモートコントローラーである、
ことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか一項に記載の投射型表示システム。
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JP2020068447A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | セイコーエプソン株式会社 | マルチプロジェクションシステム、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 |
WO2021100208A1 (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | マクセル株式会社 | 投射型映像表示装置 |
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