JP2016176279A - トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー - Google Patents

トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー Download PDF

Info

Publication number
JP2016176279A
JP2016176279A JP2015058135A JP2015058135A JP2016176279A JP 2016176279 A JP2016176279 A JP 2016176279A JP 2015058135 A JP2015058135 A JP 2015058135A JP 2015058135 A JP2015058135 A JP 2015058135A JP 2016176279 A JP2016176279 A JP 2016176279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
wall surface
tile
primer
white primer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015058135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6256923B2 (ja
Inventor
▲高▼義 松平
Takayoshi Matsudaira
▲高▼義 松平
智 松平
Satoshi Matsudaira
智 松平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOEI GIKEN KK
Original Assignee
SHOEI GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOEI GIKEN KK filed Critical SHOEI GIKEN KK
Priority to JP2015058135A priority Critical patent/JP6256923B2/ja
Publication of JP2016176279A publication Critical patent/JP2016176279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6256923B2 publication Critical patent/JP6256923B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、トンネル内壁面タイル貼替工事期間中のトンネル内の明るさを維持し、ひいてはトンネル内壁面タイル貼替工事の期間を短縮できるトンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用プライマーの提供を課題とする。
【解決手段】トンネル内壁面をサンダーケレンする荒らし工程、水洗浄する工程、露出したトンネル躯体壁面に白色プライマーを塗布する工程、接着剤を塗布する工程およびタイルを貼付ける工程を含む、一連の連続工程の繰り返しによるトンネル内壁面タイル貼替工法により、上記課題を解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマーに関する。
従来のトンネル内壁面タイル貼替工事では、工事の対象となるトンネル内の片側の壁面側車線を通行止めにして、旧タイルの撤去及び排出するタイルを撤去する工程に従事するグループと、旧タイルが撤去され露出したトンネル躯体壁面を清掃しながらタイルを貼って行くグループとに分かれている。
これらの作業において、旧タイルの撤去能力が500m/日であるのに対し、新しく施工するタイルの貼付け作業は、清掃作業を含め500mの施工面積当たり5日を費やす。
したがって、トンネルが長ければ長いほど、躯体壁面の露出時間は長くなる。例えば従来の2,500mのトンネル内壁面タイル貼替工事の場合、延べ5日で全2,500mの旧タイル撤去工程は終わる。しかしながら、露出したトンネル内躯体壁面への新たなタイルの張付け作業は、2,500mの施工面積当たり全25日の工事期間を要する。
従来のトンネル内壁面タイル張替工法では、旧タイルの撤去後は、トンネル内躯体露出壁面は、トンネル内の照明及び車両のヘッドライトによる光は露出した躯体壁面に吸収され、壁面からの反射光があまり無く、路面も暗く車両が壁面に接触する危険が生じていた。また、旧タイル撤去後の、トンネル内壁面にトンネル内壁面躯体壁面と同系色のプライマー、透明プライマーまたは白色ではないプライマーが塗布された場合にも、トンネル内の照明及び車両のヘッドライトによる光のプライマー塗布表面からの反射光があまり無く、路面も暗く車両が壁面に接触する危険が生じていた。
すなわち、従来のトンネル内壁面タイル貼替工事では、旧タイル撤去後から、新しいタイルが貼付けられるまでは、旧タイルが撤去されたトンネル内は、トンネル内駆体表面の露出期間が長くなり、工事区間が暗く、工事区間の通行車両の接触事故の原因ともなっていた。
したがって、従来、7,500m以上のトンネル内壁面タイル貼替工事を要するトンネルでは、トンネル内の照度低下による事故防止の観点から、トンネル内壁面タイル貼替工事の依頼主は、概ね2,500m区間毎にトンネル内の工事区間を分けてトンネル内壁面タイル貼替工事をするように、施工依頼主から指示されていた。
すなわち、例えば、7,500m以上のトンネル内壁面タイル貼替工事を要するトンネルでは、概ね2,500m区間毎にトンネル内の工事区間を分け、全3区間で、通常全75日にも及ぶ長期間のトンネル内壁面タイル貼替工事が必要とされていた。
一方、トンネル内側面のタイル貼替作業において、旧タイル撤去に続き露出したトンネル内躯体壁面のサンダーケレン研磨、それに続く該躯体壁面の汚れ取り水洗浄が十分に行われていないと、前記躯体壁面に塗布し、乾燥したプライマーにタイルを張り付けた際に、塗布したプライマー表面とタイルとの接着強度が弱くなり、タイル剥がれの原因となり得ていた。
また、例えサンダーケレン研磨後の汚れ取り水洗浄が十分に行われていても、洗浄後の躯体壁面、または該壁面に塗布し、乾燥したプライマー表面が、タイルを張付けまでの間に長時間曝露され、トンネル内を通行する車両の排気ガス中の粉塵または通行車両により撥ね上げられた泥または泥水等の付着によるプライマー表面の汚れ、トンネル躯体壁面または塗布したプライマーの色調次第では、プライマー塗布表面に付着した汚れに気付かずにタイルを張り付けた際に、トンネル躯体壁面または塗布したプライマー表面と、タイルに付着した接着剤面との接着強度が弱くなり、タイル剥がれの原因となり得る。
実際に、トンネル内壁面のタイル剥がれが生じていたが、その剥がれ落ちたタイルには、接着剤膜が付着維持されていたことから、トンネル内壁面躯体壁面またはトンネル内壁面躯体に塗布されたプライマー表面と、タイル貼付けに用いられていた接着剤面との間で剥がれが生じていたことが判明した。
本発明は、トンネル内壁面タイル貼替工事期間中のトンネル内の明るさを維持し、ひいてはトンネル内壁面タイル貼替工事の期間を短縮できるトンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用プライマーの提供を課題とする。
また、本発明は、タイルを撤去したトンネル内躯体表面に塗膜表面の拡散反射率が高いプライマーを塗布することにより、該塗膜に付着した埃および汚れはトンネル内でも容易に視認でき、タイル貼付け前に、必要に応じて付着した埃および汚れを水洗浄で落としてから、接着剤塗布およびタイル貼付け工程を可能にするプライマーを提供することにより、タイルのプライマー表面からのタイルの剥がれ落ちを避けることが可能にするプライマーの提供、およびトンネル内壁面タイル貼替工事の期間を短縮できるトンネル内壁面タイル貼替工法の提供を課題とする。
かくして、本発明によれば、トンネル内壁面をサンダーケレンする荒らし工程、水洗浄する工程、露出したトンネル躯体壁面に白色プライマーを塗布する工程、接着剤を塗布する工程およびタイルを貼付ける工程を含む、一連の連続工程の繰り返しによるトンネル内壁面タイル貼替工法が提供される。
また、本発明によれば、前記トンネル内壁面タイル貼替工法が、前記白色プライマーを塗布する工程の後に、不陸調整する工程をさらに含み、タイルを貼付ける工程の後に、目地調整する工程、目地詰めおよび水洗浄する工程をさらに含む前記のトンネル内壁面タイル貼替工法が提供される。
また、本発明によれば、前記トンネル内壁面タイル貼替工法が、前記白色プライマーを塗布する工程により得られたプライマー塗膜表面の汚れの付着度合いに応じて、プライマー塗膜表面を水洗浄する工程をさらに含む前記のトンネル内壁面タイル貼替工法が提供される。
また、本発明によれば、前記白色プライマーが、酸化チタン5〜40重量%を含むトンネル内壁面用白色プライマーが提供される。
また、本発明によれば、前記白色プライマーが、水系または有機溶剤系である前記の白色プライマーが提供される。
さらに本発明によれば、前記白色プライマーが、該プライマー塗布表面の拡散反射率60%以上を示す前記の白色プライマーが提供される。
本発明によれば、既存のタイルがある場合には、トンネル内壁面の旧タイル撤去工程、露出したトンネル躯体表面のサンダーケレン工程、水洗浄工程および特定の白色プライマーをトンネル内壁面躯体表面に塗布することにより、塗布したプライマー塗膜の高い拡散反射率に基づき、トンネル内の照度をある程度維持できることにより、トンネル内壁面タイル貼替工事中におけるトンネル内照度低下による通行車両の接触事故を防ぐことができ、かつ白色プライマーを塗布することにより、長いトンネル内壁面タイル貼替工事を区間別に区切ることなく、トンネル内照度を維持できることにより連続的に工事を行い、結果として、トンネル内壁面タイル貼替工事期間を短縮できる。
また、本発明によれば、タイルを撤去したトンネル内躯体表面に塗布した本発明による白色プライマー塗膜の初期拡散反射率は、60〜90%と反射率が高く、かつ白色であることから、該塗膜に付着した埃および汚れはトンネル内でも容易に視認でき、タイル貼付け前に、必要に応じて付着した埃および汚れを水洗浄で落としてから、接着剤塗布およびタイル貼付け工程を行うことにより、タイルのプライマー表面からのタイルの剥がれ落ちを避けることが可能になる。
従来のトンネル内壁面タイル貼替工法を説明する図である。 トンネル内壁面の旧タイル撤去後に塗布した本発明による白色プライマー表面の経時的汚れの程度を示す試料の採集方法を示す図である。 トンネル内壁面の旧タイル撤去後に塗布した本発明による白色プライマーの経時的汚れの程度を採集位置毎に示す図である。 実施の形態1による本発明による工法1を説明する図である。 実施の形態2、3および4による本発明による工法2、3および4を説明する図である。
トンネル内にタイルが貼られていないトンネル内躯体壁面にタイルを新たに貼る場合は、トンネル内壁面をサンダーケレンする荒らし工程、水洗浄する工程、露出したトンネル躯体壁面に白色プライマーを塗布する工程、接着剤を塗布する工程およびタイルを貼付ける工程を含む、一連の連続工程の繰り返しによる本発明によるトンネル内壁面タイル貼替工法が適用できる。
また、トンネル内壁面に既存のタイルがある場合には、トンネル内壁面タイルを撤去する工程に引き続き、トンネル内壁面をサンダーケレンする荒らし工程以降の前記の本発明によるトンネル内壁面タイル貼替工法が適用できることは、容易に理解されるものである。
本発明で用いられる用語「白色プライマー」における「白色」とは、初期拡散反射率60%以上を有してさえいれば、純白色に限らず、淡赤色、淡黄色、淡青色、淡紫色、アイボリーまたは淡灰色等の色彩を僅かに帯びた白色系をも意味する。
本発明は、トンネル内壁面用プライマーが白色であることを1つの特徴とする。
本発明による白色プライマーに含有される白色顔料としては、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、鉛白、亜鉛華、リトポン等が挙げられるが、屈折率、着色力および特に塗布したプライマー表面の拡散反射率の高さの観点から、酸化チタンが好ましい。
また、本発明による白色プライマーに含まれる酸化チタンの粒径としては、粒径が0.1μm未満の超微粒子では、酸化チタン粒子を使用しても酸化チタンの白色度よりも透明度が高くなり白色プライマー用としては好ましくない。また、粒径2.0μmより大きな粒子径では、酸化チタンの分散性が良好でなく、酸化チタンの使用量に対して得られる拡散反射率の観点から望ましくない。
したがって、プライマー中での分散性、および得られるプライマー塗布面の拡散反射率の高さの観点から、粒径0.1〜2.0μmの酸化チタン粒子が好ましい。
本発明による白色プライマーのポリマー基剤としては、当業者に公知の塗料またはプライマー用の水性基剤または有機溶剤系ポリマー基剤を用いることができる。
しかしながら、本発明による水系白色プライマー基剤には、現場にて使用直前に必要量を調製できる2液混合型のエポキシ樹脂が好ましい。
例えば粘度8,000〜12,000、エポキシ当量190〜205のビスフェノールA型エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂硬化剤として固形分60%、アミン価65〜85(KOHmg/g)の変性ポリアミドアミンが好適に用いられる。
また、市販の水系エポキシ樹脂主剤に酸化チタン粉末を10〜40重量%混入撹拌したものと、透明な市販のエポキシ樹脂硬化剤とを現場で混合して使用することもできる。
なお、エポキシ樹脂の代わりにウレタン樹脂またはアクリル樹脂を用いることもできる。
また、有機溶剤系白色プライマーのポリマー基剤には、現場にて使用直前に必要量を調製できる2液混合型のエポキシ樹脂が好ましく、例えば分子量約50,000で、エポキシ当量7,500〜8,500で常温で固形、または分子量約45,000でエポキシ当量6,700〜8,000で、固形分39〜42%のビスフェノールA型エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂硬化剤として色相5以下、アミン価515〜575(KOHmg/g)、可使時間120分の低粘度グレードのエポキシ樹脂硬化剤、色合2以下、アミン価310〜340(KOHmg/g)、可使時間300分の遅硬化グレードのエポキシ樹脂硬化剤、色合3以下、アミン価225〜275(KOHmg/g)、可使時間360分の可撓性グレードのエポキシ樹脂硬化剤、色合2以下、アミン価235〜265(KOHmg/g)、可使時間300分の変性脂肪族アミングレードのエポキシ樹脂硬化剤等が好適に用いられる。
なお、エポキシ樹脂の代わりにウレタン樹脂またはアクリル樹脂を用いることもできる。
本発明によるトンネル内壁面用白色プライマーは、公知のプライマー用希釈剤を好適に選択して使用し、当業者に公知の方法である刷毛、コテおよびローラー等を用いて、トンネル内壁面躯体表面に塗布できる。
本発明によるトンネル内壁面用白色プライマーは、トンネル内壁面タイル貼替工事のみならず、トンネル内壁面パネル系内装板貼替工事にも使用できることは、本発明による白色プライマーの1つの特徴である。
さらに、本発明によるトンネル内壁面用白色プライマーは、トンネル内壁面タイル貼替工事のみならず、トンネルの建設時においてもトンネル内壁面躯体に塗布できることは、本発明による白色プライマーの1つの特徴である。
本発明において用いられている用語「旧タイルを撤去する工程」とは、例えば、電動サンダーを用いて旧タイルをトンネル内壁面から剥がし撤去する工程を意味する(以下、単に旧タイルの撤去工程ともいう)。
本発明において用いられている用語「サンダーケレンする荒らし工程」とは、例えば、カップサンダーを用いて旧タイルをトンネル内壁面から剥がし撤去して露出したトンネル内駆体表面の荒らし工程を意味する(以下、単にサンダーケレン荒らし工程ともいう)。なお、当該荒らし工程の後には、通常「水洗浄する工程」が続く(以下、単に水洗浄工程ともいう)。
本発明において用いられる用語「白色プライマーを塗布する工程」とは、上記のトンネル内壁表面をサンダーケレンする荒らし工程および水洗浄工程の後に露出したトンネル駆体表面に、白色プライマーを塗布する工程を意味する(以下、単に白色プライマー塗布工程ともいう)。
本発明において用いられる用語「プライマー塗膜表面を水洗浄する工程」とは、白色プライマー塗布工程とトンネル内壁面へのタイルを張り付ける工程との間に日があき、プライマー塗膜表面が暴露されている期間にトンネル内通行車両による排気ガスまたは跳ね等によりプライマー塗膜表面が汚れ、この汚れが視認できる場合、接着剤を塗布する工程の前に必要に応じてプライマー塗膜表面に付着した埃および汚れを除去する目的でプライマー塗膜表面を水洗浄する工程を意味する(以下、単にプライマー塗膜表面の水洗浄工程ともいう)。
本発明において用いられる用語「不陸調整する工程」とは、プライマー塗膜表面の凸凹を削ったり、接着剤で不陸を調整して滑らかにする工程を意味する(以下、単に不陸調整工程ともいう)。
本発明において用いられる用語「接着剤を塗布する工程」とは、不陸調整したトンネル躯体のプライマー塗布膜表面にタイルを貼付けるために、スポット状にまたは全面に接着剤を塗布する工程を意味する(以下、単に接着剤塗布工程ともいう)。
本発明において用いられる用語「タイルを貼付ける工程」とは、トンネル内躯体の接着剤塗布面にタイルを貼付ける工程を意味する(以下、単にタイル貼付け工程ともいう)。
本発明において用いられる用語「目地調製する工程」とは、通常、タイル貼付け工程と同時に行われ、タイルを貼付けながら、次に貼るタイルとの間、すなわち目地の間隔を調整する工程を意味する(以下、単に目地調製工程ともいう)。
上記の不陸調整工程〜目地調整工程は連続して一連の工程として行われる。
本発明において用いられる用語「目地詰めする工程」とは、樹脂、セメント系またはモルタルを、貼付けたタイル間の目地のくぼみに目地詰めする工程を意味し、通常目地詰めする工程に続いてタイルおよび目地を水で洗浄する工程が一連の工程として行われる(以下、単に目地詰め工程および水洗浄工程ともいう)。
前記の従来のトンネル内壁面タイル貼替工法を図1に示す。
従来の工法によれば、例えば2,500mのトンネル内壁面タイル貼替工事の場合、延べ5日で全2,500mの旧タイル撤去工程は終わる。しかしながら、露出したトンネル内躯体壁面500m当たり、サンダーケレン荒らし工程および水洗浄工程による汚れ取りに1日を要し、プライマー塗布工程に1日を要し、不陸調整、接着剤塗布、タイル貼付けおよび目地調整工程ならびに目地詰めおよび水洗浄工程に合計3日を要する。
すなわち、2,500mのトンネル内壁面タイル貼替に要する全25日間の工事期間中、トンネル内躯体表面の露出期間は24日間に亘り、そのうち3日間トンネル躯体の最大露出面積は2,000mとなる。
実施の形態1
図4は、本発明の実施の形態1に係る2,500mのトンネル内壁面タイル貼替工法1を示す図である。
本実施の形態1の工法1では、旧タイル撤去工程、露出したトンネル躯体表面のサンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程の後に、本発明による白色プライマー塗布したものであり、白色プライマー塗膜表面が、初期拡散反射率60〜90%を有するので、前記の白色プライマーが塗布された箇所は、トンネル躯体表面が露出していないものと見做している。
本実施の形態1では、旧タイルの撤去を1日当たり500mの処理速度で、連続5日間で、全2,500mの旧タイルを撤去する。
タイル貼り工程を、2グループに分け、1グループは、露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程および白色プライマー塗布工程を担当し、もう1グループは、プライマー塗膜表面の汚れに応じてプライマー塗膜表面の水洗浄工程を経て、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程を担当する。
上記の露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程、白色プライマー塗布工程は、500mの処理に1日を要し、任意のプライマー塗膜表面の水洗浄工程、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程は、167mの処理に1日を要する。
図4に示されるとおり、本発明による工法1による2,500mのトンネル内壁面タイル貼替に要する全25日間の工事期間中、トンネル内躯体表面の露出期間は21日であり、そのうち2日間トンネル躯体の最大露出面積は2,000mとなる。
また、作業日数は、全25日間のうち、実働日は25日である。
実施の形態2
図5の左欄は、本発明の実施の形態2に係る2,500mのトンネル内壁面タイル貼替工法2を示す図である。
本実施の形態2の工法2では、旧タイル撤去工程、露出したトンネル躯体表面のサンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程の後に、本発明による白色プライマー塗布したものであり、白色プライマー塗膜表面が、初期拡散反射率60〜90%を有するので、前記の白色プライマーが塗布された箇所は、トンネル躯体表面が露出していないものと見做している。
本実施の形態2では、旧タイルの撤去を1日当たり500mの処理速度で、連続5日間で、全2,500mの旧タイルを撤去する。
タイル貼り工程を、2グループに分け、1グループは、露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程および白色プライマー塗布工程を担当し、もう1グループは、プライマー塗布膜表面の汚れぐらいに応じたプライマー塗膜表面の水洗浄工程、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程を連続して担当する。
上記の露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程、白色プライマー塗布工程は、500mの処理に1日を要し、プライマー塗布膜表面の汚れぐらいに応じたプライマー塗膜表面の水洗浄工程、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程は、167mの処理に1日を要する。
図5の左欄に示されるとおり、本発明による工法2による2,500mのトンネル内壁面タイル貼替に要する全17日間の工事期間中、トンネル内躯体表面の露出期間は9日であり、そのうち1日間トンネル躯体の最大露出面積は1,500mとなる。
また、作業日数は、全17日間である。
実施の形態3
図5の中央の欄は、本発明の実施の形態3に係る2,500mのトンネル内壁面タイル貼替工法3を示す図である。
本実施の形態3の工法3では、旧タイル撤去工程、露出したトンネル躯体表面のサンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程の後に、本発明による白色プライマー塗布したものであり、白色プライマー塗膜表面が、初期拡散反射率60〜90%を有するので、前記の白色プライマーが塗布された箇所は、トンネル躯体表面が露出していないものと見做している。
本実施の形態3では、旧タイルの撤去を1日当たり500mの処理速度で、連続5日間で、全2,500mの旧タイルを撤去する。
タイル貼り工程を、2グループに分け、1グループは、露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程および白色プライマー塗布工程を担当し、もう1グループは、プライマー塗布膜表面の汚れぐらいに応じたプライマー塗膜表面の水洗浄工程、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程を連続して担当する。
上記の露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程および白色プライマー塗布工程を作業開始2日目から、1日で500mを処理し、任意のプライマー塗膜表面の水洗浄工程、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程を、作業開始2日目から、1日で167mを処理する。
図5の中央の欄に本発明による工法3の全処理工程およびそれに要した日数ならびに躯体露出面積を示すが、トンネル内躯体露出面積の最大は500mで5日間である。
また、作業日数は、全17日である。
実施の形態4
図5の右欄は、本発明の実施の形態4に係る2,500mのトンネル内壁面タイル貼替工法4を示す図である。
本実施の形態4の工法4では、旧タイル撤去工程、露出したトンネル躯体表面のサンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程の後に、本発明による白色プライマー塗布したものであり、白色プライマー塗膜表面が、初期拡散反射率60〜90%を有するので、前記の白色プライマーが塗布された箇所は、トンネル躯体表面が露出していないものと見做している。
本実施の形態4では、トンネル内壁面タイル貼替工程を2グループに分けて行う。
すなわち、1グループは、旧タイルの撤去を1日当たり500mの処理速度で行い、翌日は、露出したトンネル躯体壁面の、サンダーケレン荒らし工程、水洗浄工程および白色プライマー塗布工程を1日当たり500mの処理速度で、1日おきに交互に連続10日間で、全2,500mの旧タイル撤去およびプライマー塗布を行う。
もう1グループは、プライマー塗布膜表面の汚れぐらいに応じたプライマー塗膜表面の水洗浄工程、不陸調整工程、接着剤塗布工程、タイルの貼付け工程、目地調整工程、目地詰めおよび水洗浄工程を1日当たり167mの処理速度で、作業開始3日目から15日間連続して行う。
図5の右欄に本発明による工法4の全処理工程およびそれに要した日数ならびに躯体露出面積を示すが、トンネル内躯体露出面積の最大は500mで5日間である。
また、作業日数は、全17日間である。
以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、以下の記載内容に限定されるものではない。
実施例1
水系白色プライマーの製造
ビスフェノールA型液状エポキシ樹脂(商品名:jER(登録商標)W2801、三菱化学社製)48.5重量部、変性エポキシ樹脂10重量部、ネオデカン酸グリシジルエステル7重量部および酸化チタン(商品名:CR−50、石原産業社製)20重量部をリョウビ社製パワーミキサPM850で分散・乳化して、水系白色プライマー主剤10kgを得た。
硬化剤としてアイカ工業株式会社製のジョリエースJA−100Bを用いた。
実施例2
有機溶剤系白色プライマーの製造
固形エポキシ樹脂(商品名:DER661E−EK75、ダウ・ケミカル社製、メチルエチルケトン希釈、固形分75%、エポキシ当量490)69重量部、酸化チタン(商品名:CR−50、石原産業社製)15重量部、n−ブタノール5重量部、酢酸ブチル10重量部、イソプロピルアルコール2重量部およびメチルシクロヘキサン2重量部をリョウビ社製パワーミキサPM850で分散・乳化して、有機溶剤系白色プライマー主剤10kgを得た。
硬化剤としてアイカ工業株式会社製のジョリエースJE−10Bを用いた。
実施例3
トンネル内壁面躯体における白色プライマー塗膜表面の埃および汚れの評価
トンネル入り口から約500mの位置において、図2に示すように、トンネル躯体表面に幅約1m高さ約1〜1.5mの範囲内に、実施例1による水系白色プライマーを塗布した塗膜試料を両面テープで垂直方向に固定放置し、当該試料の下段、中段および上段に対して、試料設置後2日目、4日目、6日目、8日目および15日目に、透明テープをプライマー塗面に貼付けてプライマー塗布面上に付着した埃および汚れを採集し、このテープを白色紙に貼付けて、日本電色工業株式会社製のハンディ型分光色彩計NR−11でそれぞれ測定した。
上記の方法に従って、プライマー塗膜表面に付着していた透明テープを白色紙に、採集日および位置毎にまとめて図3に示す。
図3から明らかなように、特に下段のプライマー塗膜表面に付着した埃および汚れが著しく、試験開始後2日目から既にプライマー塗膜表面に付着した埃および汚れが観察され、それらの量は日を経るとともに、増加していることが明確に示された。
一方で、タイルを撤去したトンネル内躯体表面に塗布した本発明により白色プライマー塗膜の初期拡散反射率は、60%以上と反射率が高く、かつ白色であることから、該塗膜に付着した埃および汚れはトンネル内でも容易に視認できることから、タイル貼付け前に、必要に応じて付着した埃および汚れを水洗浄で落としてから、接着剤塗布およびタイル貼付け工程を行うことにより、タイルのプライマー表面からのタイルの剥がれ落ちを避けることが可能になることが判明した。
実施例4
トンネル内のプライマー塗膜表面に付着した埃および汚れの8日目の上段、中断および下段における拡散反射率を以下の表に示す。
なお、トンネル内旧タイルまたは旧パネルを撤去したトンネル内躯体表面の拡散反射率は10%で、該躯体表面のサンダーケレン荒らし工程および水洗浄工程後のトンネル躯体表面の拡散反射率は、概ね50%であった。
本発明によれば、トンネル内壁面の旧タイル撤去工程、露出したトンネル躯体表面のサンダーケレン工程、水洗浄工程および特定の白色プライマーをトンネル内壁面躯体表面に塗布することにより、塗布したプライマー塗膜の高い拡散反射率に基づき、トンネル内の照度をある程度維持できることにより、トンネル内壁面タイル貼替工事中におけるトンネル内照度低下による通行車両の接触事故を防ぐことができ、かつ白色プライマーを塗布することにより、長いトンネル内壁面タイル貼替工事を区間別に区切ることなく、トンネル内照度を維持できることにより連続的に工事を行い、結果として、工期が短縮できるトンネル内壁面タイル貼替工法として利用できる。

Claims (6)

  1. トンネル内壁面をサンダーケレンする荒らし工程、水洗浄する工程、露出したトンネル躯体壁面に白色プライマーを塗布する工程、接着剤を塗布する工程およびタイルを貼付ける工程を含む、一連の連続工程の繰り返しによるトンネル内壁面タイル貼替工法。
  2. 前記トンネル内壁面タイル貼替工法が、前記白色プライマーを塗布する工程の後に、不陸調整する工程をさらに含み、タイルを貼付ける工程の後に、目地調整する工程、目地詰めおよび水洗浄する工程をさらに含む請求項1に記載のトンネル内壁面タイル貼替工法。
  3. 前記トンネル内壁面タイル貼替工法が、前記白色プライマーを塗布する工程により得られたプライマー塗膜表面の汚れの付着度合いに応じて、プライマー塗膜表面を水洗浄する工程をさらに含む請求項1または2に記載のトンネル内壁面タイル貼替工法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の白色プライマーが、酸化チタン5〜40重量%を含むトンネル内壁面用白色プライマー。
  5. 前記白色プライマーが、水系または有機溶剤系プライマーである請求項4に記載のトンネル内壁面用白色プライマー。
  6. 前記白色プライマーが、該プライマー塗膜表面の拡散反射率60%以上を示す請求項4または5に記載のトンネル内壁面用白色プライマー。
JP2015058135A 2015-03-20 2015-03-20 トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー Active JP6256923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015058135A JP6256923B2 (ja) 2015-03-20 2015-03-20 トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015058135A JP6256923B2 (ja) 2015-03-20 2015-03-20 トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016176279A true JP2016176279A (ja) 2016-10-06
JP6256923B2 JP6256923B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=57068942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015058135A Active JP6256923B2 (ja) 2015-03-20 2015-03-20 トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6256923B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017004551T5 (de) 2016-09-09 2019-06-13 Denso Corporation Schaltbereichssteuerungsvorrichtung

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744528A1 (en) * 1995-05-25 1996-11-27 Super Canali Di Morelli Alvaro Prefabricated panels for lining road tunnels
JPH108895A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Takiron Co Ltd トンネル内壁用の無機質化粧板
JP2004132065A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Tdk Corp 電波吸収用タイルとその取り付け方法および設計方法、電波吸収用パネル、電波吸収構造物、トンネル内装板ならびに不要電波反射抑制方法
JP2006051465A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 除塵装置、有機系燃料のガス化システムおよび液体燃料製造システム
JP2006291593A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Eco System:Kk トンネルの内壁およびトンネルの内壁の改修方法
JP2007051465A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート構造体の施工方法
JP2009235839A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 West Nippon Expressway Co Ltd トンネル内装板
JP2013002249A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Dyflex Corp 地下構造物の防水工法
JP2013023592A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Auto Kagaku Kogyo Kk プライマー組成物、並びに当該プライマー組成物を用いたシーリング材の施工方法および防水材の施工方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744528A1 (en) * 1995-05-25 1996-11-27 Super Canali Di Morelli Alvaro Prefabricated panels for lining road tunnels
JPH108895A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Takiron Co Ltd トンネル内壁用の無機質化粧板
JP2004132065A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Tdk Corp 電波吸収用タイルとその取り付け方法および設計方法、電波吸収用パネル、電波吸収構造物、トンネル内装板ならびに不要電波反射抑制方法
JP2006051465A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 除塵装置、有機系燃料のガス化システムおよび液体燃料製造システム
JP2006291593A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Eco System:Kk トンネルの内壁およびトンネルの内壁の改修方法
JP2007051465A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート構造体の施工方法
JP2009235839A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 West Nippon Expressway Co Ltd トンネル内装板
JP2013002249A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Dyflex Corp 地下構造物の防水工法
JP2013023592A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Auto Kagaku Kogyo Kk プライマー組成物、並びに当該プライマー組成物を用いたシーリング材の施工方法および防水材の施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017004551T5 (de) 2016-09-09 2019-06-13 Denso Corporation Schaltbereichssteuerungsvorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP6256923B2 (ja) 2018-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4833587B2 (ja) 遮熱塗料組成物及びその塗膜を有する構築物
JP5589267B2 (ja) 自己浄化コーティング組成物
WO2003102091A1 (fr) Materiau de revetement photocatalytique, materiau composite catalytique et procede de production correspondant. compositions de revetement aqueuses autonettoyantes et element autonettoyant
JP5379413B2 (ja) コンクリートの補修方法
KR101534154B1 (ko) 상온 경화형 차선도색 조성물 및 이를 이용한 차선 시공방법
JP6256923B2 (ja) トンネル内壁面タイル貼替工法およびそれに用いるトンネル内壁面用白色プライマー
US20200056078A1 (en) Joint sealing compound and tool for the treatment thereof and set and illuminating means
JP5564186B2 (ja) 塗装方法
JP2007204768A (ja) 鋼構造物の耐食性・高耐久性塗膜剥離剤
JP2003342526A (ja) 自己浄化性水性塗料組成物、及び自己浄化性部材
WO2019037805A1 (de) Fugenmasse, verwendung der fugenmasse und verfahren zum verfugen
JP2006045447A (ja) 遮熱塗料組成物及び塗装構築物
CN109252666A (zh) 一种地坪施工工艺
JP2006063106A (ja) 鋼構造物の塗膜剥離剤及び剥離方法
JP2009051987A (ja) レンガ用補修材
JP5069634B2 (ja) カルシウム系無機質基材着色用塗布液
JP2008208708A (ja) 壁面構造体
CN106479299A (zh) 一种新型混凝土快速表面修复剂及施工方法
CA3088901A1 (en) Method for priming silicone surfaces
KR102521617B1 (ko) 주차장의 구도막 친환경 재생 시공 방법
CN111234591A (zh) 一种水性地坪用腻子及其制备工艺
JP2001020490A (ja) 陶磁器タイル面の改修方法
JP4731824B2 (ja) 下地調整塗材
JP2007120281A (ja) 壁面構造体
JP2573130B2 (ja) タイル施工面の抗菌塗装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6256923

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250