JP2016174466A - 太陽光発電システム及びacモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロインバータの点検を容易にする。
【解決手段】ACモジュール2及び太陽光発電システム100は、受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュール20と、太陽電池モジュール20の裏面に取り付けられ、太陽電池モジュール20の出力制御を行うMIC12と、太陽電池モジュール20を建物の屋根上に設置した状態で、MIC12の外観を撮像可能なカメラ25と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、太陽光発電システム及びACモジュールに関する。
近年の再生可能エネルギーへの注目により、太陽光発電システムを一戸建てやマンション等の一般住宅やオフィスビルなどに導入して太陽光発電を行うことが着目されている。
太陽光発電システムにおいて、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池セルを複数個直列に接続して太陽電池モジュールが構成される。複数の太陽電池モジュールはケーブルによって直列又は並列に接続されている。各太陽電池モジュールが発電した電力は、太陽電池モジュールの後段に設けられたPCS(Power Conditioning System)で適切な電力に変換される。
特開2014−522627号公報
近年、PCSに代わって、複数の太陽電池モジュールを個別に制御するマイクロインバータ(MIC)を用いることが提案されている。MICは通常、建物の屋根上に設置された太陽電池モジュールの裏面や太陽電池モジュールを支持する架台に取り付けることが多い。MICは、発火や発煙等の異常が無いかを目視で点検する必要があるが、建物の屋根上という高い位置にあり、しかも太陽電池モジュールに隠れてしまうMICを目視で点検することは容易ではない。
本実施形態は、上述のような問題を鑑みてなされたものであり、マイクロインバータの点検を容易にする、利便性の高い太陽光発電システムとACモジュールを提供することを目的とする。
本実施形態の太陽光発電システムは、受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールの裏面に取り付けられ、前記太陽電池モジュールの出力制御を行うマイクロインバータと、前記マイクロインバータの外観を撮像可能なカメラと、を備える。
また、本実施形態のACモジュールは、受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールの裏面に取り付けられ、前記太陽電池モジュールの出力制御を行うマイクロインバータと、前記マイクロインバータの外観を撮像可能なカメラと、を備える。
第1の実施形態に係る太陽光発電システムの全体構成を示す図である。 (A)は太陽電池モジュールと架台の構成例を示す斜視図であり、(B)は太陽電池モジュールと架台の構成例を示す断面図である。 (A)はACモジュールの構成を示す図であり、(B)はマイクロインバータの外観を示す図である。 カメラによるマイクロインバータの撮像の態様を示す模式図である。 カメラによるマイクロインバータの撮像の態様を示す模式図である。 カメラによるマイクロインバータの撮像の態様を示す模式図である。 (A)は第2の実施形態に係る太陽光発電システムの全体構成を示し、(B)は一部構成を示す図である。 第3の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるマイクロインバータの外観を示す図である。
以下、実施形態に係る太陽光発電システムについて、図面を参照して説明する。
1.第1の実施形態
(1)構成
図1は、第1の実施形態に係る太陽光発電システム100の概略構成図である。本実施形態の太陽光発電システム100は、太陽電池モジュール20を備えたACモジュール2を複数備えたものである。太陽光発電システム100は、ACモジュール2に備えられている太陽電池モジュール20が発電した直流電力を交流電力に変換して宅内の主回路に供給し、あるいは外部の電力系統に逆潮流するシステムである。
太陽電池モジュール20は、太陽電池セル22を縦横に複数個並べて、受光面側をガラス板、反受光面側をバックシート23で挟み込み、周囲をフレームで囲って矩形のパネルとして構成したものである。本明細書では、受光面を表面ともいい、反受光面を裏面ともいう。
太陽電池モジュール20は、受光量を確保するために、太陽光を遮る障害物の少ない場所に設置することが望ましい。そのような設置個所として、建物の屋根、屋上、上部壁面等が考えられる。あるいは、周囲に大きな建造物のない平野等が考えられる。ここでは、建物の屋根Rに設置する例を説明する。
太陽電池モジュール20が複数ある場合は、各太陽電池モジュール20を隣接させて配列する。例えば、12枚の太陽電池モジュール20を配置する場合には、図1に示すように、3段×4列で配列することができる。太陽電池モジュール20は屋根Rに架台4を使って固定されている。架台4の構成は様々なものがあるが、例えば、図2(A)に示すように、太陽電池モジュール20の裏面の両端付近を、2本の平行な柱状の支持部材40で支持し、図2(B)に示すように支持部材40を固定金具41で屋根Rに固定する。また、同じ列の太陽電池モジュール20は、同じ支持部材40で支持すると良い。
図3にACモジュール2の概略構成を示している。ACモジュール2は、上述した太陽電池モジュール20と、マイクロインバータ(MIC12)12及びジャンクションボックス13を備えている。ジャンクションボックス13は、太陽電池モジュール20の出力電力を取り出す端子であり、MIC12とケーブルで接続され、太陽電池モジュール20で発電された電力をMIC12に送る。
MIC12は、電力変換機能と最大電力点追従(MPPT:Maximum power point tracking)機能を組み合わせたものとなっている。MIC12は、DC/DC変換器、トランス、整流器及びDC/AC変換器等の電力変換用の部品と、電力変換機能及びMPPT機能を実現する制御装置として、マイクロコントローラ(MCU: micro control unit)を備えている。これらの部品は、図3(B)に示すように、金属の筐体14内部に収容されている。筐体14内部にはエポキシ等の封止材が充填されている。MIC12は、他のACモジュール2のMIC12とケーブルで並列に接続されている。
MIC12はまた、通信装置を備えており、有線又は無線で太陽光発電システム100の遠隔監視装置であるゲートウェイと通信を行う。ゲートウェイは、管理事業者等の操作端末やユーザの操作端末と通信を行う。操作端末からの指示はゲートウェイを介してMIC12に送信され、またMIC12が取得した情報はゲートウェイを介して操作端末に送信される。
MIC12とジャンクションボックス13は、太陽電池モジュール20の裏面のバックシート23に取り付けられている。MIC12とジャンクションボックス13の設置位置は、特定の箇所に限定されないが、例えば、図3(A)に示すように、MIC12を、バックシート23の隅に配置し、太陽電池モジュール20のフレームに挟み込むように設置しても良い。ジャンクションボックス13は、例えば、バックシート23の中心部とMIC12の間に配置する。
本実施形態のACモジュール2は、さらに、図3及び図2(B)に示すように、MIC12の外観を撮像するカメラ25を備えている。このカメラ25を設置することによって、太陽電池モジュール20を屋根Rに設置した状態でも、MIC12に発火や発煙等の異常が無いか点検することができる。
カメラ25の種類は特定のものに限定されないが、太陽電池モジュール20と屋根Rの間の狭いスペースに存在するMIC12を撮像するために、小型のものであると良い。カメラ25の設置位置も、MIC12の外観を撮像できれば良く、特定の場所に限定されない。ここでは、カメラ25をMIC12に取り付け、自身のMIC12ではなく、隣接する太陽電池モジュール20のMIC12を撮像する例を説明する。カメラ25をMIC12に取り付けた場合、カメラ25とMIC12の電源を同じにすることができるため、設備コストを削減することができるが、カメラ25は取り付けられているMIC12を撮像することはできない。そこで、カメラ25のレンズの方向を調節して、隣接する太陽電池モジュール20に取り付けられているMIC12を撮像するように構成した。
図1の配置例では、例えば図4に示すように、各太陽電池モジュール20のMIC12に設けられたカメラ25が、右隣の太陽電池モジュール20のMIC12を撮像すると良い。すなわち、各段の一列目のMIC12に取り付けられたカメラ25は、各段の二列目のMIC12を撮像する。各段の二列目のMIC12に取り付けられたカメラ25は、各段の三列目のMIC12を撮像する。このようにカメラ25を配置することによって、カメラ25は右隣のMIC12だけでなく、自身が設置されているACモジュール2のジャンクションボックス13も撮像することができる。これによって、ジャンクションボックス13についても、発火や発煙等の異常を発見することができる。
なお、各段の一列目のMIC12のみ、隣接するMIC12のカメラ25で撮像することができないため、各段の一列目の太陽電池モジュール20には、それぞれカメラ25をもう一台ずつ取り付けて、MIC12を撮像できるようにすると良い。また、各段の三列目のカメラ25は、右隣のMIC12が存在しないため、それぞれの太陽電池モジュール20に設置されたジャンクションボックス13のみを撮像すると良い。
もちろん、図4に示したのは一例に過ぎない。例えば、MIC12のカメラ25は、右隣でなく、左隣に位置するMIC12を撮像するようにしても良い。また、例えば、図5の矢印で示すように、各MIC12のカメラ25は、右隣に加えて、下方、上方、斜め下、斜め上に位置するMIC12及びジャンクションボックス13を撮像するようにしても良い。また、撮像対象も、MIC12、ジャンクションボックス13に限られず、カメラ25の撮像可能な範囲にあるものを適宜撮像対象として良く、例えば、他のMIC12に取り付けられたカメラ25を撮像しても良い。また、例えば、図6の矢印で示すように、自身が取り付けられた太陽電池モジュール20や、隣接する太陽電池モジュール20の裏面全体を撮像しても良い。カメラ25の撮像対象は、太陽電池モジュール20の設置態様に応じて適宜決定することができる。また、カメラ25の数も、個々のMIC12全てに取り付ける必要は無く、カメラ25の撮像範囲に応じて、適宜増減することができる。
各MIC12においてカメラ25で撮像された画像はゲートウェイを介して管理事業者やユーザの操作端末に送信され、管理事業者やユーザは画像を確認することで、MIC12やジャンクションボックス13に異常が発生していないかを確認することができる。
(2)作用効果
上述したように、本実施形態のACモジュール2及び太陽光発電システム100は、受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュール20と、太陽電池モジュール20の裏面に取り付けられ、太陽電池モジュール20の出力制御を行うMIC12と、MIC12の外観を撮像可能なカメラ25と、を備えている。これによって、MIC12が建物の屋根上という高い位置にあり、しかも太陽電池モジュール20に隠れてしまう状態でも、MIC12の外観を容易に確認することができる。太陽光発電システム100の点検作業の効率を向上させることができるため、利便性が高い。また、カメラ25によって常時MIC12の外観を撮像することができるため、定期点検に囚われず、柔軟に安全確認を行うことができ、柔軟性があり、かつ信頼性の高い太陽光発電システム100を提供することができる。
また、本実施形態では、複数の太陽電池モジュール20が隣接して配列され、MIC12をそれぞれの太陽電池モジュール20の裏面に取り付け、カメラ25を、各MIC12に取り付けている。カメラ25は、取り付けられたMIC12の太陽電池モジュール20と隣接する太陽電池モジュール20に取り付けられたMIC12を撮像する。これによってカメラ25をMIC12の電源を同じにすることができ、設備コストを削減することができる。
2.第2の実施形態
(1)構成
第2の実施形態に係る太陽光発電システム100について、図7を用いて説明する。なお、以降の実施形態では、前述の実施形態とは異なる点のみを説明し、前述の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、ACモジュール2にカメラ25を設置していない。代わりに、架台4に先端にカメラを取り付けたケーブル(以降、カメラ付きケーブル26と称する)を挿入することができるガイド42を設けた。
架台4は、上述したように様々な構成のものがあるが、例えば、太陽電池モジュール20の裏面の両端付近を、2本の平行な支持部材40で支持し、支持部材40を固定金具41で屋根Rに固定している。そして、同じ列の太陽電池モジュール20は、同じ支持部材40で支持している。そのため、図7(A)に示すように、この架台4の支持部材40に沿ってカメラ付きケーブル26を移動させれば、一列の太陽電池モジュール20の裏面を、先端のカメラでまとめて撮像することができる。そこで、図7(B)に示すように、支持部材40にカメラ付きケーブル26を通すことができるガイド42を設けた。
ガイド42の構造は様々なものが考えられる。例えば、支持部材40を角柱で構成している場合には、支持部材40の側面に長手方向の溝を作り、この溝にカメラ付きケーブル26を通すようにしても良い。溝は、例えば、MIC12から離れている方の支持部材40に設けると良い。これによって、一方の支持部材40の側面に設けた溝を通るカメラ付きケーブル26は、他方の支持部材40の近くに設置されたMIC12を撮像することができる。また、MIC12近傍に設けられたジャンクションボックス13も撮像可能となる。
ガイド42となる溝は、ケーブルを挿入し、かつケーブルがぶれずにガイド42内を真っ直ぐに移動することができるように、ケーブルよりも若干大きな幅を持つものであると良い。あるいは、ケーブルがぶれないように、溝の底面にレールを設けて、ケーブルをこのレールに沿って摺動させるようにしても良い。
ガイド42の構成や設置位置は上述のものに限られず、太陽電池モジュールの設置態様に応じて適宜決定することができる。例えば、ガイド42を、支持部材40とは別体の部材として構成し、さらにMIC12に近い方の支持部材40に設置しても良い。具体的には、ガイド42を上面が開口した凹状の部材として構成し、MIC12に近い方の支持部材40に取り付ける。カメラ付きケーブル26をこの凹上の部材に挿通させると、上面の開口を介して、MIC12とMIC12の近傍にあるジャンクションボックス13を撮像することができる。
ガイド42に挿入するカメラ付きケーブル26は、特定のものに限定されないが、例えば、医療等において使用される内視鏡を応用して、ケーブルの先端にCCDを取り付けたものを使用することができる。
(2)作用効果
上述したように、本実施形態では、カメラを常時設置する代わりに、太陽電池モジュール20を支持し、建物の屋根R等の設置個所に固定される架台4に、カメラ付きケーブル26を挿入可能なガイド42を設けた。これによって、カメラの設置コストを削減すると同時に、点検時には容易にカメラ付きケーブル26を太陽電池モジュール20の裏面に設置されたMIC12に近づけて撮像することができ、高い利便性を提供することができる。
また、ガイド42を、太陽電池モジュール20の裏面を支持する支持部材40に設けられた溝とし、溝にケーブルが摺動可能なレールを設けても良い。支持部材40に溝を設けることによって、別途ガイド42を設置する必要がなく、経済的である。また、溝にレールを設けることによって、ケーブルがぶれずに溝内を移動するため、操作性が良い。
3.第3の実施形態
第3の実施形態に係る太陽光発電システム100について、図8を用いて説明する。第3の実施形態は、MIC12のバリエーションを示すものであり、第1及び第2の実施形態のいずれにも適用可能である。第1の実施形態で説明したように、MIC12は通常、金属の筐体14で覆われている。そのため、カメラでMIC12の外観を撮像することによって、発火や発煙等の異常を確認することはできるが、筐体14内部の異常を確認することができない。そこで、本実施形態ではMIC12の内部の異常を確認することができる種々の態様を説明する。
(1)図8に示すように、MIC12の電子回路を透明な封止材で覆い、透明な筐体14に収容することで、内部の異常も確認することができる。筐体14は、例えば、アクリル等の透明材料で構成することができる。内部の封止材としては、シリコーンやフッ素系材料等の透明な材料を用いることができる。
MIC12全体を透明な封止材で覆わなくても良い。内部の異常の点検には、MIC12の内部の一部を確認できれば良いため、例えば筐体14内部の半分をエポキシ系等の透明でない材料で多い、残り半分をシリコーンやフッ素系材料等の透明に透明な材料で覆っても良い。また、例えば、点検に重要な箇所のみを透明にしても良い。例えば、MIC12を構成する端子台等の接続部や、パワーデバイス、コンデンサ等の点検対象となる部品周辺のみを、シリコーン、フッ素系材料等の透明になる素材でコーティングしても良い。
(2)MIC12の外部接続端子やケーブルを、熱による変色が視認しやすい色の塗料でコーティングしても良い。あるいは、温度変化により変色する塗料でコーティングしても良い。これによって、カメラ25やカメラ付ケーブル26でMIC12の外部接続端子やケーブルを撮像したときに、内部の異常も発見することができる。
(3)筐体14を透明でない金属で構成した場合に、内部を確認することができる穴を設けても良い。また、穴に広角レンズを取り付けて、内部をより広範囲に視認できるようにしても良い。この場合は、内部の封止材はシリコーンやフッ素系材料等の透明な材料を用いると良い。
(4)筐体14にMIC12内部の温度を示すサーモラベルを付しても良い。サーモラベルの変化によって、MIC12内部に異常が発生しているかどうかを確認することができる。
(5)MIC12や、第1実施形態のMIC12に取り付けたカメラ25に、熱感知又は煙感知式のセンサを内蔵しても良い。さらに、これらのセンサが異常を検出した際に発光するLEDライト等の発光装置を設置しても良い。LEDライトの発光はカメラ25からも確認できるが、屋根下から肉眼で確認することもできるため、より簡易に異常の発生を確認することができる。なお、肉眼でLEDライトの発光を確認する場合には、太陽電池モジュール20ごとに、MIC12の設置位置あるいはLEDライトの設置位置をずらしても良い。これによって、どのMIC12に異常が発生しているのか、肉眼で容易に視認可能となる。なお、上述した構成は、MIC12だけでなくジャンクションボックス13にも適用可能である。
4.その他の実施形態
(1)本発明のいくつかの複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
(2)上述の実施形態では、複数のACモジュール2を備えた太陽光発電システム100を例に挙げて説明したが、ACモジュール2は単数であっても良い。その場合は、カメラ25はMIC12ではなくバックシート23のMIC12を撮像可能な位置に取り付けると良い。複数のACモジュール2を用いた場合でも、その数や配置態様は上述の例に限られない。カメラ25の数や設置位置は、ACモジュール2の数や配置態様に応じて適宜決定することができる。例えば、カメラ25のレンズを可動にして、一つのカメラ25で複数のMIC12を撮像しても良い。
(3)上述の実施形態では、ACモジュール2を建物の屋根Rに設置する例を説明したが、設置場所はこれに限られない。建物の屋上や上部壁面に設けても良い。あるいは、周囲に大きな建造物のない平野に設けても良い。
2 ACモジュール
4 架台
12 マイクロインバータ(MIC)
13 ジャンクションボックス
14 筐体
20 太陽電池モジュール
22 太陽電池セル
23 バックシート
25 カメラ
26 カメラ付ケーブル
40 支持部材
41 固定金具
42 ガイド
100 太陽光発電システム
R 屋根

Claims (11)

  1. 受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールの裏面に取り付けられ、前記太陽電池モジュールの出力制御を行うマイクロインバータと、
    前記マイクロインバータの外観を撮像可能なカメラと、を備えた太陽光発電システム。
  2. 前記太陽電池モジュールが複数隣接して配列され、前記マイクロインバータは複数の前記太陽電池モジュールのそれぞれの裏面に取り付けられ、
    前記カメラは各マイクロインバータに取り付けられ、当該マイクロインバータが取り付けられた太陽電池モジュールと隣接する太陽電池モジュールのマイクロインバータを撮像する請求項1記載の太陽光発電システム。
  3. 受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールの裏面に取り付けられ、前記太陽電池モジュールの出力制御を行うマイクロインバータと、
    前記太陽電池モジュールを支持して設置個所に固定する架台と、
    前記架台に設けられ、先端に前記マイクロインバータを撮像するカメラを備えたケーブルを挿入可能なガイドと、を備えた太陽光発電システム。
  4. 前記ガイドは、前記太陽電池モジュールの裏面を支持する支持部材に設けられた溝と、当該溝に設けられ、前記ケーブルが摺動可能なレールを有する請求項3記載の太陽光発電システム。
  5. 前記マイクロインバータは、電子回路を透明な封止材で覆って透明な筐体に収容した構成である請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽光発電システム。
  6. 前記マイクロインバータの外部接続端子又はケーブルを、熱により変色が視認しやすい色の塗料でコーティングした請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽光発電システム。
  7. 前記マイクロインバータの外部接続端子又はケーブルを、熱により変色する塗料でコーティングした請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽光発電システム。
  8. 前記マイクロインバータは、電子回路を金属筐体に収容した構成であり、前記金属筐体には、内部を視認可能な穴が設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽光発電システム。
  9. 前記マイクロインバータに内部の温度を示すサーモラベルを筐体に付した請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽光発電システム。
  10. 前記マイクロインバータは、内部の異常を検出するセンサと、前記センサが異常を検出した際に発光する発光装置を備えている請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽光発電システム。
  11. 受光面と裏面とを有するパネル状の太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールの裏面に取り付けられ、前記太陽電池モジュールの出力制御を行うマイクロインバータと、
    前記マイクロインバータの外観を撮像可能なカメラと、を備えるACモジュール。

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