JP2016174250A - 光通信装置、及び光通信ネットワークシステム - Google Patents

光通信装置、及び光通信ネットワークシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016174250A
JP2016174250A JP2015052655A JP2015052655A JP2016174250A JP 2016174250 A JP2016174250 A JP 2016174250A JP 2015052655 A JP2015052655 A JP 2015052655A JP 2015052655 A JP2015052655 A JP 2015052655A JP 2016174250 A JP2016174250 A JP 2016174250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical communication
subscriber
pon
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015052655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6477072B2 (ja
Inventor
克彦 木村
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2015052655A priority Critical patent/JP6477072B2/ja
Publication of JP2016174250A publication Critical patent/JP2016174250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6477072B2 publication Critical patent/JP6477072B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】実装スペースを削減すると共に、コスト・消費電力を低減することを目的とする。
【解決手段】複数の加入者側装置と予め定めた上位装置とを光通信によって接続する複数のPON(PON#1、PON#2)と、加入者側装置から上位ネットワークへ情報を送信する際にPON毎に異なる送信許可時間帯を割り当てるDBA処理部30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、IEEE(Institute of Electrical and Electric Engineers)やITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)で規定されたPON(Passive Optical Network)システム等で用いられる光通信装置及び光通信ネットワークシステムに関する。
PON(Passive Optical Network) は局舎に設置されるOLT(Optical Line Terminal)とユーザ宅内に設置されるONU(Optical Network Unit)、及び局舎からユーザまで敷設された光ファイバと、光ファイバを分岐する光スプリッタにて構成される。ここで、一般的なPONの構成を図4に示す。
OLT112は光ファイバ118及び光スプリッタ116を介してONU114と接続され、光スプリッタ116が設置されることにより1つのOLT112に複数のONU114が接続されるネットワーク形態となる。
OLT112は、ONU114からの信号を上位のネットワーク120へ転送、逆に上位のネットワーク120からの信号をONU114への転送する機能を各々有する。また、PON区間やONU114の制御監視機能を有する。OLT112は、これらの機能を実行するために、上位ネットワークインタフェース(IF)124、フレーム制御部126、光送受信部128、受信バッファ部130、送信バッファ部132、及びDBA(Dynamic Bandwidth Allocation)処理部134等を有する。
一方、ONU114は、OLT112からの信号をユーザ端末へ転送、ユーザ端末からの信号をOLT112へ転送する機能を有する。
PON区間の下り通信(OLT112からONU114への通信)は、TDM (Time Division Multiplexing)により、各ONU114への信号が時間的に重ならないように多重化している。また、PON区間の上り通信(ONU114からOLT112への通信)は、光スプリッタ116で合波するため、各ONU114からの上り信号が光スプリッタ116にて衝突しないように制御することが必要である。そこで、特許文献1にも記載されているようにOLT112から各ONU114に対して送信許可を通知し、各ONU114からの上り信号を時間的に分離するTDMA (Time Division Multiple Access)により衝突しないよう制御を行っている。この上り通信衝突回避の手順を図5に示す。
図5に示すように、OLT112では送信許可を示す「GATE」(図5に示す「G」)と呼ばれる制御フレームをOLT112のDBA処理部134から各ONU114へ送る。GATEフレームには、ONU114に対するデータ送信開始時刻と送信データ量、つまりいつの時点からどれだけの上り信号を送ってよいという情報が収容されており、ONU114はその指示に従って上り信号の送信を行っている。最初のGATEフレームは「REPORT」(図5に示す「R」)と呼ばれる制御フレームの送信開始時刻のみ記載されており、データに関する情報は含まれないが、2回目以降のGATEフレームにはREPORTフレーム、データフレーム(図5に示す「D」)の送信開始時刻と送信データ量が含まれる。
ONU114は、REPORTフレームによりONU114のバッファに蓄積されている送信待ちのデータ量をOLT112に送信する。
各ONU114の蓄積データ量から、それぞれのONU114に割り当てるべき上り帯域(ONU114の上り送信開始時刻と送信量)を算出する。
OLT112は、算出した値をGATEフレームにREPORTフレーム、データフレームの送信開始時刻と送信データ量情報として収容し送信する。
ONU114は、受信したGATEフレームで指定されたREPORT送信開始時刻に次回のDBA周期での帯域割当のために、再度バッファに蓄積している上りデータの量を通知する。また上りデータを送信する。
なお、DBA周期(帯域制御の周期)とは、OLT112がONU114に対し帯域を割り当てるための各ONU114の蓄積データ量を収集し演算するための周期である。ある周期における割り当て帯域の演算結果は次のDBA周期にGATEフレームへ挿入しONU114へ通知することで反映される。
特開2010−252062号公報
しかしながら、特許文献1のようなPONの構成では、ONU114の加入数の増加と共に、PONを増設する必要があるが、実装スペースの増加や、コスト・消費電力の増加が懸念される。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、実装スペースを削減すると共に、コスト・消費電力を低減することを目的とする。
本発明に係る光通信装置は、複数の加入者側装置と予め定めた上位装置とを光通信によって接続する複数の接続部と、前記接続部の夫々に、前記加入者側装置から前記上位装置へ情報の送信を許可する送信許可時間帯を割り当てる割当部と、を備え、前記割当部は、前記接続部毎にそれぞれ異なる前記送信許可時間帯を割り当てることを特徴とする。
また、本発明に係る光通信ネットワークシステムは、上記に記載の光通信装置と、前記光通信装置に対して情報の送受信を行う複数の加入者側装置と、前記光通信装置と前記複数の加入者側装置との間に設けられ、前記光通信装置及び前記複数の加入者側装置の各々と光ファイバを介して接続された光スプリッタと、を備えている。
本発明によれば、実装スペースを削減すると共に、コスト・消費電力を低減することができる。
本実施形態に係る光通信ネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る光通信ネットワークシステムにおけるPON毎の帯域の割当演算の処理の手順を示すタイムチャートである。 第2実施形態に係る光通信ネットワークシステムにおけるPON毎の帯域の割当演算の処理の手順を示すタイムチャートである。 一般的なPONの構成を示す図である。 TDMAによる上り通信衝突回避の手順を示すタイムチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る光通信ネットワークシステムの概略構成を示す図である。
(第1実施形態)
本実施形態に係る光通信ネットワークシステム10は、OLT12、ONU14、光スプリッタ16、及び光ファイバ18を有する。
OLT12は、本発明の光通信装置に相当し、局舎内に設置され、ONU14は、本発明の加入者側装置に相当し、ユーザ宅内に設置される。OLT12とONU14との間には、光スプリッタ16が設けられている。光スプリッタ16は、光信号の分岐及び結合を行うデバイスであり、OLT12と光スプリッタ16、光スプリッタ16とONU14との間が各々光ファイバ18によって接続されている。
すなわち、OLT12は、光ファイバ18及び光スプリッタ16を介して複数のONU14と接続されており、光スプリッタ16により、1つのOLT12と複数のONU14とが接続されている。なお、光スプリッタ16に接続されるONU14は複数に限るものではなく、1以上のONU14が接続される。
ONU14は、OLT12からの光信号を電気信号に変換すると共に、ユーザの端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)からの電気信号を光信号に変換してOLT12へ転送する役割を有する。OLT12は、ONU14からの光信号の上位装置(例えば、インターネット等)へ転送する役割、上位装置からの信号のONU14へ転送する役割、及びPON区間やONU14の制御監視をする役割を有する。
ところで、PONシステムにおけるOLT10のPONインタフェースボードには、単一のPONが収容されるのが一般的であるが、本実施形態では、収容効率の向上や省電力化を図るために、複数のPONを収容している。なお、以下では、2つのPON(PON#1、PON#2)を収容した例を示す。
本実施形態に係る光通信ネットワークシステム10におけるOLT12は、上位ネットワークインタフェース(IF)部20A、20B、フレーム制御部22A、22B、光送受信部24A、24B、受信バッファ部26A、26B、及び送信バッファ部28A、28Bを各々PON(PON#1、PON#2)毎に備えている。また、複数のPONに対して1つのDBA処理部30を備えている。上位ネットワークインタフェース(IF)部20A、20B、フレーム制御部22A、22B、光送受信部24A、24B、受信バッファ部26A、26B、及び送信バッファ部28A、28Bは、本発明の接続部に相当する。一方、DBA処理部30は、本発明の割当部に相当する。
上位ネットワークIF部20A、20Bは、本発明の上位装置接続部に相当し、上位装置としての上位ネットワークに対して信号の送受信を行う。具体的には、上位ネットワークIF部20A、20Bは、上位ネットワークからの信号を終端、またはフレーム制御部22A、22Bからの信号を上位ネットワークのフォーマットに変換し信号を送信する。
フレーム制御部22A、22Bは、本発明の制御部に相当し、上位ネットワークとONU14との通信を制御する。具体的には、上位ネットワークから入力されたフレームデータに制御フレームを挿入する、または光送受信部24A、24Bからの信号から制御フレームを抜き出す。
光送受信部24A、24Bは、電気信号を光信号に変換してONU14へ光信号を送信し、ONU14からの光信号を受信して電気信号に変換する。すなわち、光送受信部24A、24Bは、フレーム制御部22A、22Bからの信号を光信号に変換してONU14へ送信する、またはONU14からの光信号を電気信号に変換してフレーム制御部22A、22Bへ送信する。
受信バッファ部26A、26Bは、フレーム制御部22A、22Bにて抜き出された制御フレームを一時的に蓄積してDBA処理部30へ渡す。
送信バッファ部28A、28Bは、DBA処理部30からの制御フレームをフレーム制御部22A、22Bにてデータフレームと多重するために一時的に蓄積する。
そして、DBA処理部30は、複数のPONで共用し、GATEフレーム、REPORTフレームの処理、及び帯域演算処理を行う。また、DB A処理部30は、ONU14からの上り送信の衝突が発生しないようPON毎にそれぞれ異なる送信許可時間帯を割り当てる処理を行う。
ここで、上述のように構成された本実施形態に係る光通信ネットワークシステム10における、PON毎の帯域の割当演算の処理の手順について説明する。図2は、第1実施形態に係る光通信ネットワークシステム10におけるPON毎の帯域の割当演算の処理の手順を示すタイムチャートである。
まず、第1ステップとして、OLT12は、DBA処理部30から全てのONU14に対してGATEフレーム(図2に示す「G」)を順次送信する。このGATEフレームには、REPORTフレーム(図2に示す「R」)、及びデータフレーム(図2に示す「D」)の送信開始時刻と送信データ量が含まれる。この時刻情報はOLT12側で順次受信できるようにしている。またこれらの情報は、前のDBA周期にて演算された結果を元に生成される。図2では、PON#1のGATEフレームの送信後に、PON#2のGATEフレームの送信を行った例を示す。
第2ステップとして、GATEフレームを受信した各ONU14は、それまでに蓄積されたデータ量の情報を指定された時刻にREPORTフレームとして送信する。また同様に、データフレームを指定された時刻に送信する。
第3ステップとして、一方のPON(PON#1)の配下の全てのONU14からREPORTフレームを受信した時点で、DBA処理部30では、割り当て帯域を求めるための演算が開始される。
また、第4ステップとして、他方のPON(PON#2)の配下の全てのONU14からREPORTフレームを受信した時点で、演算を開始したいが、まだ一方のPON(PON#1)にて演算処理が実施されているため、待ち状態となる。一方のPON(PON#1)の演算が終了した後から演算が開始される。
そして、第5ステップとして、双方のPONの演算が終了したところでひとつのDBA周期を終了し、次のDBA周期へと移行する。
この手順を順次繰り返すことで、各ONU14からの上りデータが衝突しないようOLT12によって制御が行われる。
このように、複数のPONを収容して、各ONU14からの上りデータが衝突しないように制御することで、OLT12に対するONU14の加入数を増加させることができる。また、PONインタフェースボードを収容するスロット数が限られた数であっても、複数のPONを収容できるため、OLT12に対するONU14の加入数を増加させることができる。
また、DBA処理部30を複数のPONで共用することにより、実装スペース削減や、コスト・消費電力の低減を図ることができる。
なお、上記手順では、GATEフレーム送信、REPORTフレーム受信、DBA演算はそれぞれDBA処理部30がひとつであり、同一処理を同時に実施できないためそれぞれ順次行う処理となっている。
(第2実施形態)
第1実施形態のように、PONインタフェースボードに複数のPONを収容し、DBA処理部30を共有する場合、上述のようにPON毎の帯域割り当て演算は順次処理となる。そのため、従来(図5)のように単独で処理する場合よりもトータルの演算時間がおおよそ倍となってしまう。また、ONU14は、REPORTフレームを送信してから次のDBA周期のGATEフレームで割り当てられた送信可能時間までデータを蓄積しておかなければならず、メモリの増大と遅延が大きくなってしまう課題がある。
そこで、第2実施形態では、送信許可時間帯を割り当てるためのフレーム信号(GATEフレームとREPORTフレーム)の送受信をPON毎に区切って行い、フレーム信号の送受信を行っている間に、別のPON送信許可時間帯を演算するようになっている。なお、第2実施形態に係る光通信ネットワークシステム10は、第1実施形態と同様の構成とされているため、詳細な説明は省略する。
続いて、第2実施形態に係る光通信ネットワークシステム10における、PON毎の帯域の割当演算の処理の手順について説明する。図3は、第2実施形態に係る光通信ネットワークシステム10におけるPON毎の帯域の割当演算の処理の手順を示すタイムチャートである。
第1実施形態では、OLT12の各PONの配下の全てのONU14に対して、GATEフレームを送信し、その応答であるREPORTフレームを全て受信した後に、それぞれのPONのDBA演算を順次実施する例を示した。つまりDBA周期はGATEフレームを送信してからREPORTフレームを受信するまでの時間と各PONのDBA演算時間を合わせた分だけ必要であった。
これに対して、第2実施形態では、GATEフレームとREPORTフレームの送受信は、PON毎に区切って実施し、それらのフレームの送受信を実施している間に別のPONのDBA演算を実施する。これにより、DBA周期は、図3に示すように、各PONのGATEフレームを送信してからREPORTフレームを受信するまでの時間とDBA演算時間だけとなり短縮可能となる。詳細の手順を以下に示す。
まず、第1ステップとして、一方のPON(PON#1)のOLT12では、ONU14へREPORTフレーム(図3に示す「R」)、及びデータフレーム(図3に示す「D」)の送信許可を示すGATEフレーム(図3に示す「G」)をOLT12のDBA処理部30から送信バッファ部28Aへ転送する。そして転送されたGATEフレームは、フレーム制御部22Aにて上位ネットワークIF部20Aからのデータフレームと多重され、光送受信部24Aで光に変換されONU14へ送信される。
第2ステップとして、第1ステップで光送受信部24Aから送信されたGATEフレームを受け取ったONU14は、記載されたREPORT送信開始時刻情報に従って、それまでに蓄積した上りデータ量をREPORTフレームに記載してOLT12へ送信する。また、データ送信開始時刻と送信データ量に従って、それまでにONU14のバッファに蓄積された送信待ちの上りデータを送信する。OLT12は、送られて来たREPORTフレームを光送受信部24Aにて電気信号に変換した後、フレーム制御部22Aにて抜き出し、受信バッファ部26Aに蓄積する。
第3ステップとして、DBA処理部30では、一方のPON(PON#1)のREPORTフレーム受信をトリガに、他方のPON(PON#2)にてONU14へのGATEフレームをOLT12のDBA処理部30から送信バッファ部28Bへ転送する。転送されたGATEフレームは、フレーム制御部22Bにて上位ネットワークIF部20Bからのデータフレームと多重され、光送受信部24Bで光に変換されてONU14へ送信される。ここで、本実施形態では、一方のPON(PON#1)のREPORTフレームの受信(図3の「R処理」)と、他方のPON(PON#2)のGATEフレームの送信(図3の「G処理」)とを同時期に行う。なお、図3では、一方のPON(PON#1)のREPORTフレームの処理(図3のR処理)と、他方のPON(PON#2)のGATEフレームの処理(図3のG処理)とを同時期に行うので、重なって行われているように示すが、厳密には同時に処理できないので重なってはいない。例えば、何れか一方を全て処理した後他方を全て処理する。或いは、R処理とG処理とを交互に処理してもよい。或いは、G処理を優先して処理してバッファが溢れる前まではR処理を待機してもよい。或いは、必要となるまではR処理を待機してもよい。これらの何れかにより、処理時間の短縮が可能となる。
その後、第4ステップとして、DBA処理部30は、第2ステップで受信したREPORTフレームを受信バッファ部26Aから読み出し、その中に記載された各ONU14のバッファに蓄積されている送信待ちのデータ量から、それぞれのONU14に割り当てるべき上り帯域(ONU14の上り送信開始時刻と送信量)を算出する。
また、第5ステップとして、他方のPON(PON#2)では、第3ステップのGATEフレームを受け取ったONU14が記載されたREPORTフレームの送信開始時刻情報に従ってそれまでに蓄積した上りデータ量をREPORTフレームに記載しOLT12へ送信する。また、データ送信開始時刻と送信データ量に従って今までONU14のバッファに蓄積されている送信待ちの上りデータを送信する。OLT12は、各ONU14からのREPORTフレームを光送受信部24Bにて電気信号に変換した後、フレーム制御部22Bにて抜き出し、受信バッファ部26Bに蓄積する。
次に、第6ステップとして、一方のPON(PON#1)では、新たなDBA周期の開始をトリガに上記にて算出した各ONU14に割り当てるべき上り帯域情報を盛り込んだGATEフレームをOLT12のDBA処理部30から送信バッファ部28Aへ転送する。そして、転送されたGATEフレームはフレーム制御部22Aにて上位ネットワークIF部20Aからのデータフレームと多重され、光送受信部24Aで光に変換されONU14へ送信される。
その後、第7ステップとして、DBA処理部30は第5ステップで受信したREPORTフレームを受信バッファ部26Bから読み出し、その中に記載された各ONU14のバッファに蓄積されている送信待ちのデータ量から、それぞれのONU14に割り当てるべき上り帯域(ONU14の上り送信開始時刻と送信量)を算出する。
第8ステップとして、第6ステップでGATEフレームを受け取ったONU14は、記載されたREPORTフレームの送信開始時刻情報に従って、それまでに蓄積した上りデータ量をREPORTフレームに記載してOLT12へ送信する。また、データ送信開始時刻と送信データ量に従ってそれまでONU14のバッファに蓄積されている送信待ちの上りデータを送信する。OLT12は、各ONU14からのREPORTフレームを光送受信部24Aにて電気信号に変換した後、フレーム制御部22Aにて抜き出し、受信バッファ部26Aに蓄積する。
第9ステップとして、他方のPON(PON#2)では、新たなDBA周期の開始をトリガに上記にて算出した各ONU14に割り当てるべき上り帯域情報を盛り込んだGATEフレームをOLT12のDBA処理部30から送信バッファ部28Bへ転送する。そして、転送されたGATEフレームは、フレーム制御部22Bにて上位ネットワークIF部20Bより送られて来るデータフレームと多重し、光送受信部24BよりONU14へ送信される。以降、第4ステップから第9ステップを繰り返す。
以上のように、本実施形態によれば、複数のPONを収容するOLT12においてDBA処理部30を共有し、GATEフレームとREPORTフレームの送受信をPON毎に区切って実施する。また、それらのフレームの送受信を実施している間に別のPONのDBA演算を実施することで、第1実施形態よりもDBA周期の短縮が可能となり、データ遅延の短縮が期待できる。
なお、上記の実施形態では、OLT12のPONインタフェースボードに、2つのPONを収容した例を説明したが、PONは2つに限るものではなく、3つ以上のPONを単一のPONインタフェースボードに収容してもよい。
また、上記の実施形態におけるOLT12の各部の処理は、ハードウエアで行う処理としてもよいし、プログラムを実行することで行われるソフトエアで行う処理としてもよいし、双方を組み合わせた処理としてもよい。
さらに、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 光通信ネットワークシステム
12 OLT
14 ONU
16 光スプリッタ
18 光ファイバ
20A、20B 上位ネットワークIF
22A、22B フレーム制御部
24A、24B 光送受信部
26A、26B 受信バッファ部
28A、28B 送信バッファ部
30 DBA処理部

Claims (5)

  1. 複数の加入者側装置と予め定めた上位装置とを光通信によって接続する複数の接続部と、
    前記接続部の夫々に、前記加入者側装置から前記上位装置へ情報の送信を許可する送信許可時間帯を割り当てる割当部と、
    を備え、
    前記割当部は、前記接続部毎にそれぞれ異なる前記送信許可時間帯を割り当てることを特徴とする光通信装置。
  2. 前記複数の接続部は、
    前記上位装置に対して信号の送受信を行う上位装置接続部と、
    前記加入者側装置と前記上位装置接続部との間に設けられ、前記上位装置から受信した信号を光信号に変換して前記加入者側装置へ送信し、前記加入者側装置から光信号を受信して電気信号に変換して前記上位装置接続部へ出力する光送受信部と、
    前記光送受信部及び前記上位装置接続部に各々接続され、前記上位装置と前記加入者側装置との通信を制御する制御部と、
    を各々有する請求項1に記載の光通信装置。
  3. 前記割当部は、前記送信許可時間帯を割り当てるためのフレーム信号の送受信を前記接続部毎に区切って行い、前記フレーム信号の送受信を行っている間に、別の前記接続部の前記送信許可時間帯を演算する請求項1又は請求項2に記載の光通信装置。
  4. 前記割当部は、前記フレーム信号として前記送信許可時間帯を通知するための第1フレーム信号を前記加入者側装置へ送信し、前記第1フレーム信号に対応する第2フレーム信号を前記加入者側装置から受信したときに、別の前記接続部における前記第1フレーム信号の前記加入者側装置への送信を行う請求項3に記載の光通信装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の光通信装置と、
    前記光通信装置に対して情報の送受信を行う複数の加入者側装置と、
    前記光通信装置と前記複数の加入者側装置との間に設けられ、前記光通信装置及び前記複数の加入者側装置の各々と光ファイバを介して接続された光スプリッタと、
    を備えた光通信ネットワークシステム。
JP2015052655A 2015-03-16 2015-03-16 光通信装置、及び光通信ネットワークシステム Active JP6477072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015052655A JP6477072B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 光通信装置、及び光通信ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015052655A JP6477072B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 光通信装置、及び光通信ネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016174250A true JP2016174250A (ja) 2016-09-29
JP6477072B2 JP6477072B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=57009200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015052655A Active JP6477072B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 光通信装置、及び光通信ネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6477072B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004253881A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 局側集線装置
JP2009152914A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hitachi Communication Technologies Ltd ネットワークシステム及びolt
US20090190606A1 (en) * 2008-01-25 2009-07-30 Sungkyunkwan University Foundation For Corporate Collaboration System and method for polling in ethernet passive optical network
JP2013187759A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 局側装置、ponシステム及び帯域割当方法
JP2014011490A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 帯域割り当て方法及び通信装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004253881A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 局側集線装置
JP2009152914A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hitachi Communication Technologies Ltd ネットワークシステム及びolt
US20090190606A1 (en) * 2008-01-25 2009-07-30 Sungkyunkwan University Foundation For Corporate Collaboration System and method for polling in ethernet passive optical network
JP2013187759A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 局側装置、ponシステム及び帯域割当方法
JP2014011490A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 帯域割り当て方法及び通信装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
王 寛 他: "EPON上位集線におけるオーバヘッド重畳手法の提案", 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 第113巻,第390号, JPN6018035856, 16 January 2014 (2014-01-16), pages 45 - 50 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6477072B2 (ja) 2019-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5651548B2 (ja) 局側装置、光ネットワークシステム
JP4879327B2 (ja) 通信装置、子局装置および帯域割当方法
CN101515894B (zh) 带宽分配方法、光线路终端机、订户站及通信系统
KR101283751B1 (ko) 마스터 스테이션 장치 및 그랜트 할당 방법
JP6590017B2 (ja) 局側装置及び局側装置制御プログラム
JP5723632B2 (ja) 動的帯域割当方法及び受動光ネットワーク通信システム
EP3247129A1 (en) Optical communication device and optical communication method
JP5725226B1 (ja) 動的波長割当制御方法及び局側装置
EP3355523A1 (en) Relay transmission system, relay transmission method, and relay transmission device
JP5879776B2 (ja) 局側装置、光通信ネットワーク、及び電源制御方法
JP2016174250A (ja) 光通信装置、及び光通信ネットワークシステム
JP5618820B2 (ja) Ponシステム
JP7072358B2 (ja) 光通信装置、光通信方法、光通信プログラム、及び光通信システム
JP2014183344A (ja) 加入者側装置登録方法
JP6148140B2 (ja) 局側終端装置及び加入者側終端装置
JP5290917B2 (ja) 光通信システム及び光通信方法
JP5767372B2 (ja) Ponシステム
JP6992596B2 (ja) 局側装置、加入者側装置、光アクセスネットワーク及び帯域割当方法
JP2013175836A (ja) 光端局装置、光通信システム、並びに、動的帯域割当装置及びプログラム
JP2004289469A (ja) Ponシステムにおける帯域割り当て方法及び親局
JP5466321B2 (ja) 光通信システム及び光通信方法
KR20180115902A (ko) 이더넷 수동 광 가입자 네트워크에서 사용되는 복수의 파장들의 사용이 예약된 시간에 기초하여 데이터 메시지를 전송할 때 사용할 적어도 하나의 파장을 결정하는 방법
JPWO2021001971A1 (ja) 局側装置、光通信システムおよび帯域割当方法
JP2012089937A (ja) 制御フレーム処理回路
JP2017011333A (ja) 伝送システム及び伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6477072

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150