JP2016173730A - プログラム、情報処理装置、進捗表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】3Dプリンタの印刷状況を表示できるプログラムを提供すること。
【解決手段】印刷データに基づく材料の積層を繰り返して造形物を造形する積層造形装置50に対し印刷指示を行う情報処理装置20を、前記積層造形装置が材料の積層に用いた前記印刷データの数情報を取得する数情報取得手段41と、前記数情報を用いて前記造形物の造形の進捗情報を作成する進捗情報作成手段43と、前記進捗情報を表示装置に表示する表示手段44と、として機能させるためのプログラム40を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】印刷データに基づく材料の積層を繰り返して造形物を造形する積層造形装置50に対し印刷指示を行う情報処理装置20を、前記積層造形装置が材料の積層に用いた前記印刷データの数情報を取得する数情報取得手段41と、前記数情報を用いて前記造形物の造形の進捗情報を作成する進捗情報作成手段43と、前記進捗情報を表示装置に表示する表示手段44と、として機能させるためのプログラム40を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プログラム、情報処理装置及び進捗表示方法に関する。
情報処理装置のアプリケーションソフトで作成した文書等をユーザが印刷装置に送信することで印刷することが行われている。また、インクを吐出する印刷技術等を応用して、立体物を表すデータをもとに樹脂などを何層にも積み重ねて立体物を造形する3Dプリンタが普及するようになってきた。
ところで、いわゆる用紙への印刷の際、情報処理装置が印刷の進行状況をユーザに通知することが行われる場合がある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、印刷装置から印刷処理の進行状況を示す進行状況情報を受信する受信手段と、前記進行状況情報に基づいて印刷処理の進行状況を前記表示装置に出力する出力手段と、として前記情報処理装置を機能させるプログラムが開示されている。
用紙への印刷の際と同様に、3Dプリンタが立体物を造形している間も情報処理装置が印刷状況を表示できれば便利である。
しかしながら、3Dプリンタを用いた造形中に情報処理装置が印刷状況を表示するには下記の問題があった。説明の便宜上、印刷状況を表示するプログラムを印刷状況表示プログラムと称することにする。
まず、従来の用紙に対する印刷では次のように印刷処理が行われる。1ジョブの印刷データをアプリケーションソフトからプリンタドライバが受け取る。プリンタドライバは1ジョブ内の印刷をページ単位で処理する(例えば、プリンタドライバでのデータ生成処理/印刷データをOS(Operating System)のスプーラーに転送/スプーラーが印刷装置へ印刷データを転送/プリンタが排紙まで完了)。印刷状況表示プログラムは、プリンタドライバの印刷処理を監視し、印刷状況を適宜更新しながら表示させている。
これに対し、現在、一般に入手可能な3Dプリンタ(例えば、樹脂をノズルから吹きかけることで造形する方式)の印刷データは、造形対象の3Dモデルをスライスすることにより作成した2次元のページデータの集合体である。このページデータには主に以下の2種類の形式が存在する。
(A) 1ジョブをnスライス(ページ)で表すデータ形式
(B) 1ジョブを1スライス(ページ)で表すデータ形式
したがって、(B)のデータ形式では1ジョブに1スライスしか含まれないので(1ジョブごとに印刷が完了したものとして印刷状況を表示してしまうので)、用紙への印刷に対応した印刷状況表示プログラムでは進行状況を表示できないという問題がある。また、3Dモデルのスライス数は膨大になることが一般的であるが、(A)のデータ形式においても膨大なスライス数を用いて進捗状況を適切に表示する技術は考案されていないという問題がある。
(A) 1ジョブをnスライス(ページ)で表すデータ形式
(B) 1ジョブを1スライス(ページ)で表すデータ形式
したがって、(B)のデータ形式では1ジョブに1スライスしか含まれないので(1ジョブごとに印刷が完了したものとして印刷状況を表示してしまうので)、用紙への印刷に対応した印刷状況表示プログラムでは進行状況を表示できないという問題がある。また、3Dモデルのスライス数は膨大になることが一般的であるが、(A)のデータ形式においても膨大なスライス数を用いて進捗状況を適切に表示する技術は考案されていないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、3Dプリンタの印刷状況を表示できるプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題に鑑み、印刷データに基づく材料の積層を繰り返して造形物を造形する積層造形装置に対し印刷指示を行う情報処理装置を、前記積層造形装置が材料の積層に用いた前記印刷データの数情報を取得する数情報取得手段と、前記数情報を用いて前記造形物の造形の進捗情報を作成する進捗情報作成手段と、前記進捗情報を表示装置に表示する表示手段と、として機能させるためのプログラムを提供する。
3Dプリンタの印刷状況を表示できるプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例の情報処理装置20により表示される印刷状況の概略を説明する図の一例である。情報処理装置20はプリンタドライバ30と汎用表示プログラム40を実行している。3Dプリンタ50はプリンタドライバ30から送信された3Dモデルの1スライス分の印刷データDに基づいて材料(例えば樹脂)を吐出し、それを繰り返すことで立体物を造形する。
3Dプリンタ50が造形可能な造形物の高さ(以下、上限高さ情報Mhという)は固定である。また、1スライス分で造形される高さである1スライス高さ情報h(積層ピッチ)に関しても、印刷中は一定である場合が多く、情報処理装置20が予め1スライス高さ情報hを保持しておくことができる。
汎用表示プログラム40は、3Dプリンタ50から造形が終了した又は造形中の印刷データDのスライス番号N(数情報の一例)を逐次、取得する。したがって、汎用表示プログラム40は造形物の現在の高さHを以下のようにして計算できる。
造形物の現在の高さH=1スライス高さ情報h×スライス番号N
よって、汎用表示プログラム40はこの造形物の現在の高さHをディスプレイ等に表示できる。図示するように、汎用表示プログラム40は造形物の現在の高さH(図1の符号は602)と上限高さ情報Mh(図1の符号は603)を進捗状況画面601に配置してディスプレイ等に表示する。造形物の現在の高さHは造形物の造形の進捗情報となる。
造形物の現在の高さH=1スライス高さ情報h×スライス番号N
よって、汎用表示プログラム40はこの造形物の現在の高さHをディスプレイ等に表示できる。図示するように、汎用表示プログラム40は造形物の現在の高さH(図1の符号は602)と上限高さ情報Mh(図1の符号は603)を進捗状況画面601に配置してディスプレイ等に表示する。造形物の現在の高さHは造形物の造形の進捗情報となる。
したがって、ユーザは造形がどのくらい終了したかという進捗状況をリアルタイムに把握できる。なお、造形物が上限高さ情報Mhとほぼ同じになるとは限らないが、ユーザは自分の造形物の高さを把握しているので、造形物の現在の高さHが分かれば、造形がどのくらい進捗しているかを把握できる。
このように本実施例の汎用表示プログラム40は1ジョブのデータ形式に関わりなくスライス番号Nを取得できるので、造形の進捗状況をリアルタイムに表示できる。また、造形物の現在の高さHを寸法値で表示できる。
<用語について>
以下の実施例で用いる用語について説明する。
・3Dモデル…3Dアプリ10が作成する造形対象の立体物である。
・3Dデータ…3Dモデルを表すデータである。
・ページデータ…3Dモデルをスライスして得られる材料の吐出位置を示すデータであり、1枚を意味する場合と3Dモデルの全体分を意味する場合がある。複数のページデータのうちの1つを意味する場合、1ページという場合がある。
・印刷データD…1つ以上のページデータである。印刷データとページデータは厳密に区別しない場合がある。
以下の実施例で用いる用語について説明する。
・3Dモデル…3Dアプリ10が作成する造形対象の立体物である。
・3Dデータ…3Dモデルを表すデータである。
・ページデータ…3Dモデルをスライスして得られる材料の吐出位置を示すデータであり、1枚を意味する場合と3Dモデルの全体分を意味する場合がある。複数のページデータのうちの1つを意味する場合、1ページという場合がある。
・印刷データD…1つ以上のページデータである。印刷データとページデータは厳密に区別しない場合がある。
<構成例>
図2は、印刷システム1の構成例を示す図である。印刷システム1はネットワーク2を介して接続された情報処理装置20と3Dプリンタ50を有する。ネットワーク2は主に社内LANであるが、WAN又はインターネットを含んでいてもよい。また、情報処理装置20と3Dプリンタ50はUSBケーブルなどの専用線を介して接続されていてもよい。ネットワーク2や専用線は全てが有線で構築されていてもよいし、一部又は全てが無線LAN、Bluetooth(登録商標)、などの無線にて構築されていてもよい。
図2は、印刷システム1の構成例を示す図である。印刷システム1はネットワーク2を介して接続された情報処理装置20と3Dプリンタ50を有する。ネットワーク2は主に社内LANであるが、WAN又はインターネットを含んでいてもよい。また、情報処理装置20と3Dプリンタ50はUSBケーブルなどの専用線を介して接続されていてもよい。ネットワーク2や専用線は全てが有線で構築されていてもよいし、一部又は全てが無線LAN、Bluetooth(登録商標)、などの無線にて構築されていてもよい。
情報処理装置20は、主にPC(Personal Computer)であるが、後述する3Dアプリ10、汎用表示プログラム40及びプリンタドライバ30が動作する装置であればよい。情報処理装置20としては、例えば、タブレット型端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、ウェアラブルPC、ゲーム機器、カーナビゲーション端末、電子ホワイトボード、プロジェクタなどがある。
また、情報処理装置20がサーバ90に3Dデータを送信しておき、サーバ90が3Dアプリ10及びプリンタドライバ30を実行し3Dプリンタ50に印刷データDを送信する形態も可能である。この場合、情報処理装置20はファイルとして3Dデータを有していればよいため、3Dアプリ10及びプリンタドライバ30を実行する性能を有していなくてもよい。この場合、サーバ90は3Dプリンタ50から取得したスライス番号Nなどを情報処理装置20に転送し、1スライス高さ情報hや上限高さ情報Mhを情報処理装置20に送信する。情報処理装置20の汎用表示プログラム40は造形物の現在の高さHを算出して表示する。また、サーバ90が進捗状況画面601をHTMLデータなどで作成し情報処理装置20に送信してもよい。
3Dプリンタ50は正式には積層造形装置と呼ばれる。3Dプリンタ50は、3Dアプリ10が作成する3Dデータ(さらに具体的にはプリンタドライバ30が3Dデータから作成する印刷データD)を元に立体物を造形する。3Dアプリ10としては、3DCADや3DCGがある。3Dアプリ10が出力する3DデータのデータフォーマットとしてはSTL(Standard Triangulated Language)が知られているがこれに限られるものではない。3Dプリンタ50は、3Dアプリ10が作成した3Dデータからプリンタドライバ30が作成した印刷データDを設計図として、断面形状を積層していくことで立体物を造形する。3Dプリンタの造形方法としては、主に、液状の樹脂を塗布して紫外線などを照射し少しずつ硬化させていくインクジェット方式、熱で融解した樹脂を少しずつ積み重ねていくFDM方式(Fused Deposition Modeling)、粉末の樹脂に接着剤を吹きつけていく粉末固着方式などの造形方法があるが、本実施例では造形方法は問わない。特に断らなければ樹脂を塗布するものとして説明する。
<<ハードウェア構成>>
(情報処理装置)
図3は、情報処理装置20のハードウェア構成図の一例である。なお、情報処理装置20の構成は図3に示すものに限られない。
(情報処理装置)
図3は、情報処理装置20のハードウェア構成図の一例である。なお、情報処理装置20の構成は図3に示すものに限られない。
情報処理装置20は、CPU501、ROM502、RAM503、HDD(Hard Disk Drive)505、ディスプレイ508、ネットワークI/F509,キーボード511、マウス512、メディアドライブ507、光学ドライブ514、USBI/F515、及び、これらを電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン510を備えている。
CPU501は情報処理装置20全体の動作を制御する。ROM502はIPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶している。RAM503はCPU501のワークエリアとして使用される。HD504は3Dアプリ10、プリンタドライバ30、汎用表示プログラム40、OS(Operating System)及び各種データを記憶する。HDD505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ネットワークI/F509はネットワーク2を利用してデータ通信するためのインタフェースである。キーボード511は文字、数値、各種指示などをユーザが入力するための複数のキーを備えた装置である。マウス512は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などをユーザが入力するための装置である。メディアドライブ507は、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。光学ドライブ514は着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ508はカーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。ディスプレイ508はプロジェクタなどでもよい。USBI/F515はUSBケーブルやUSBメモリ等を接続するインタフェースである。
なお、3Dアプリ10、プリンタドライバ30、及び、汎用表示プログラム40は、記録メディア506やCD−ROM513に記憶された状態で配布されたり、プログラムを配布する配布サーバからダウンロードされることで配布される。
(3Dプリンタ)
図4は、3Dプリンタ50のハードウェア構成図の一例である。なお、3Dプリンタ50の構成は図3に示すものに限られない。
図4は、3Dプリンタ50のハードウェア構成図の一例である。なお、3Dプリンタ50の構成は図3に示すものに限られない。
3Dプリンタ50は、CPU201、RAM202、ROM203、HDD204、操作パネル205、印刷エンジン206、ネットワークI/F207,USBI/F208、及び、これらを電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
CPU201はHD211に記憶されているプリンタ用プログラムを実行して3Dプリンタ50を統合的に制御する。RAM202は印刷データ等を一時的に記憶する。ROM203は3Dプリンタ50の起動用のプログラムや3Dプリンタ50を制御するための各種データ等があらかじめ不揮発的に記憶している。なお、CPU201、RAM202及びROM203は、画像処理や印刷エンジンの動作を制御する専用のASIC(Application Specif ic Integrated Circuit)により構成されていてもよい。
HD211はプリンタドライバ30や印刷データ、3Dプリンタ50に対する設定などの各種データを記憶する。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD211に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
HD211はプリンタドライバ30や印刷データ、3Dプリンタ50に対する設定などの各種データを記憶する。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD211に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
操作パネル205は、各種情報の表示を行う表示装置(液晶ディスプレイや有機EL ディスプレイなど)とユーザ操作の受付などを行うタッチパネルの機能を備える。また、操作パネル205は固定されたハードキーを有している。印刷エンジン206はCPUからの指示により樹脂を積層して立体物を造形するものであり、印刷エンジン206は樹脂を吐出する印刷ヘッド、印刷ヘッドを搭載するキャリッジ、キャリッジを主走査方向に駆動する(3Dプリンタによっては副走査方向にも駆動する)キャリッジ駆動機構等の各種機構を備える。
ネットワークI/F207はネットワーク2を利用して情報処理装置20とデータ通信するためのインタフェースである。USBI/F208はUSBメモリなどの記憶媒体や外部装置と接続するためのインタフェースである。
<印刷システムの機能構成例>
図5は、情報処理装置20と3Dプリンタ50を含む印刷システム1の機能構成図の一例である。
図5は、情報処理装置20と3Dプリンタ50を含む印刷システム1の機能構成図の一例である。
<<情報処理装置>>
情報処理装置20上では3Dアプリ10、プリンタドライバ30、及び、汎用表示プログラム40が実行される。
情報処理装置20上では3Dアプリ10、プリンタドライバ30、及び、汎用表示プログラム40が実行される。
(3Dアプリ)
3Dアプリ10が有する機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された3Dアプリ10に従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
3Dアプリ10が有する機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された3Dアプリ10に従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
3Dアプリ10は印刷要求部11を有する。印刷要求部11は、情報処理装置20のCPU501によって実現され、ユーザの指示にしたがって、3Dデータ(図5の符号は3D)の印刷指示を出力する。印刷指示される際の3Dデータのデータフォーマットは例えばSTLである。
(プリンタドライバ)
プリンタドライバ30が有する機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたプリンタドライバ30に従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
プリンタドライバ30が有する機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたプリンタドライバ30に従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
また、プリンタドライバ30は、図3に示されているHD504によって構築されるプリンタ情報DB39を有している。まず、プリンタ情報DB39について説明する。
次に、プリンタドライバ30が有する各機能について説明する。3Dプリンタ50はプリンタ通信部31、リペティア部32、スライス部33、及び、プログラム通信部34を有している。
プリンタ通信部31は、図3に示されているCPU501、OS及びネットワークI/F509等によって実現され、3Dプリンタ50と通信する。具体的には3Dデータから変換された印刷データDを3Dプリンタ50に送信する。
リペティア部32は立体物の造形に関し3Dプリンタ50を制御する。具体的には、リペティア部32は、3Dデータにて表された3Dモデルを3Dプリンタ50の仮想空間に配置する。すなわち、3Dモデルの向きを設定する。次に、次述するスライス部33に依頼して、3Dモデルをスライスする。リペティア部32はスライスして得られた3Dモデルの断面形状に基づいて各ページデータ(印刷データD)を作成する。印刷データDはGコードと呼ばれる形式で記述されることが多いが、本実施例では形式を限定しない。リペティア部32は、プリンタ通信部31を介して印刷データDを3Dプリンタ50に送信する。具体的には、3Dプリンタ50と連携しながら印刷データDに基づいて3Dプリンタ50に制御信号(樹脂の吐出位置など)を送信する。
スライス部33は、仮想空間に配置された3Dモデルの下方から1スライス高さ情報hごとの高さで3Dモデルをスライスする。詳細は後述する。
プログラム通信部34は、図3に示されているCPU501によって実現され、所定のAPI(Application Interface)を介して汎用表示プログラム40と通信する。具体的には、プリンタ情報DB39に記憶されたプリンタ情報(上限高さ情報Mh、1スライス高さ情報h)を汎用表示プログラム40に送信する。なお、プログラム通信部34は、3Dアプリ10から印刷指示を受け取ると、汎用表示プログラム40を起動させておく。
(汎用表示プログラム)
汎用表示プログラム40が有する機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された汎用表示プログラム40に従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
汎用表示プログラム40が有する機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された汎用表示プログラム40に従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
汎用表示プログラム40は取得部41、ドライバ通信部42、現在高さ計算部43、及び、進行状況表示部44を有している。
ドライバ通信部42は、図3に示されているCPU501等によって実現され、プリンタドライバ30と通信する。具体的にはプリンタ情報DB39に記憶されたプリンタ情報(上限高さ情報Mh、1スライス高さ情報h)を、APIを介してプリンタドライバ30から取得する。取得するタイミングは、汎用表示プログラム40が起動した直後、汎用表示プログラム40が進捗状況画面601を表示する際などであるが、進捗状況画面601が表示されるまでに取得できればよい。
取得部41は、図3に示されているCPU501及びネットワークI/F509等によって実現され、3Dプリンタ50と通信する。具体的にはスライス番号Nを3Dプリンタ50から取得する。取得部41がスライス番号Nを要求してもよいし、3Dプリンタ50から受動的に通知されてもよい。
現在高さ計算部43は、図3に示されているCPU501により実現され、スライス番号Nと1スライス高さ情報hから造形物の現在の高さHを計算する。
進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHや上限高さ情報Mhを用いて進捗状況画面601を作成し、ディスプレイ508に表示する。
<<3Dプリンタ>>
3Dプリンタ50が有する機能は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD211からRAM202上に展開されたプリンタ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
3Dプリンタ50が有する機能は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD211からRAM202上に展開されたプリンタ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
3Dプリンタ50は、印刷データ取得部51、造形処理部52及び進行状況通知部53を有している。印刷データ取得部51は、図4に示されているCPU201及びネットワークI/F207などにより実現され、プリンタドライバ30から印刷データDを取得する。
造形処理部52は、図4に示されているCPU201及び印刷エンジン206などにより実現され、プリンタドライバ30から取得した印刷データDにしたがって、吐出位置を決めるモータの駆動信号、樹脂を吐出させる印刷ヘッドの駆動信号を生成したり、樹脂の温度制御、UV光の照射・停止などを制御する。
進行状況通知部53は、図4に示されているCPU201及びネットワークI/F207などにより実現され、造形中のページデータ又は造形が完了したページデータのスライス番号Nを汎用表示プログラム40に通知する。通知のタイミングは、進行状況が変化したタイミング(1ページの造形が完了したタイミング)、定期的なタイミング、又は、汎用表示プログラム40から要求されたタイミングなどであるが、これらに限られるものではない。
<3Dモデルのスライス>
図6は3Dモデルのスライスを模式的に説明する図の一例である。図6のX,Y、Zは3Dプリンタ50の仮想空間の座標である。3Dモデルが仮想空間に配置されることで、3Dモデルの座標が確定する。
図6は3Dモデルのスライスを模式的に説明する図の一例である。図6のX,Y、Zは3Dプリンタ50の仮想空間の座標である。3Dモデルが仮想空間に配置されることで、3Dモデルの座標が確定する。
スライス部33は、上記のように1スライス高さ情報hごとに3DモデルのXY平面の断面形状を抽出する。3Dデータは、3Dモデルの形状を三つの頂点の座標と法線ベクトルにより定義した三角ポリゴンを組み合わせたものであるので、1スライス高さ情報hにおける3DモデルのXY座標を計算で求めることができる。したがって、ある高さZにおける3Dモデルの断面の座標を全て得ることができる。例えば最も低い高さZでは、S1(X1,Y1)、S1(X2,Y2)、S1(X3,Y3)、及び、S1(X4,Y4)を結ぶ断面形状が得られ、この断面形状の内側が樹脂の吐出範囲になる。これにより、1スライス分のページデータが得られる。
スライス部33は1スライス高さ情報hずつZ方向の値を大きくして、同様にページデータを作成する。なお、内部に空洞がある3Dモデルの場合でも、3Dデータでこの空間が表現されていれば、空間のある立体物を造形するページデータが得られる。
<処理の手順>
図7は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。なお、図7では、説明の便宜上、3Dプリンタ50が印刷データDを受信終了した後に印刷処理が行われているが、印刷データDの受信と印刷処理とは部分的に又は全てが並行していてもよい。
S1:プリンタドライバ30のリペティア部32は3Dアプリ10からの印刷開始の指示と共に、3Dアプリ10が作成した3Dデータを取得する。
S2:プリンタドライバ30のリペティア部32はスライス部33に対し3Dデータをスライスさせる。スライス部33は、プリンタ情報DB39から1スライス高さ情報hを読み出し3Dデータをスライスする。リペティア部32はスライスすることで得られる断面形状などに基づき3Dプリンタ50に印刷を行わせるための印刷データDを生成する。プリンタドライバ30が、3Dデータと共に印刷設定(印刷速度や解像度など)を取得した場合は、印刷データDに印刷設定を反映させる。なお、3Dアプリ10が3Dデータをスライスしてもよい。この場合、3Dアプリ10は予め1スライス高さ情報hを保持していてもよいし、プリンタドライバ30から取得してもよい。
S3:プリンタドライバ30のプリンタ通信部31は印刷データDを3Dプリンタ50に送信する。3Dプリンタ50の印刷データ取得部51は印刷データDを取得する。印刷データDは複数のページデータを含むので、一度に送信される必要はなく、順次送信されてもよい。また、具体的には制御信号の形態で送信されてよい。
S4:3Dプリンタ50の印刷データ取得部51は樹脂の残量など印刷できる状態か否かを診断し、印刷可能であれば印刷の開始を情報処理装置20に送信する。
S5:3Dプリンタ50の造形処理部52は造形を開始し、プリンタドライバ30から印刷データDが送信される間、立体物の造形を継続する。
S6:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42はプリンタドライバ30から1スライス高さ情報hと上限高さ情報Mhを取得する。なお、1スライス高さ情報hと上限高さ情報Mhは、図1に示した進捗状況画面601を表示するまでの間に取得すればよい。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとスライス番号Nを汎用表示プログラム40に送信する。造形中のページデータのスライス番号を送信してもよい。
S8:汎用表示プログラム40の取得部41はスライス番号Nを取得する。そして、現在高さ計算部43が1スライス高さ情報hとスライス番号Nから造形物の現在の高さHを計算する。進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHと上限高さ情報Mhを表示する進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
S9:汎用表示プログラム40の取得部41は、3Dプリンタ50から通知される他、定期的なタイミング、ユーザから指示されたタイミングなどでスライス番号Nを取得する。現在高さ計算部43はスライス番号Nを取得するごとに造形物の現在の高さHを計算し、進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHが更新された進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
図7は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。なお、図7では、説明の便宜上、3Dプリンタ50が印刷データDを受信終了した後に印刷処理が行われているが、印刷データDの受信と印刷処理とは部分的に又は全てが並行していてもよい。
S1:プリンタドライバ30のリペティア部32は3Dアプリ10からの印刷開始の指示と共に、3Dアプリ10が作成した3Dデータを取得する。
S2:プリンタドライバ30のリペティア部32はスライス部33に対し3Dデータをスライスさせる。スライス部33は、プリンタ情報DB39から1スライス高さ情報hを読み出し3Dデータをスライスする。リペティア部32はスライスすることで得られる断面形状などに基づき3Dプリンタ50に印刷を行わせるための印刷データDを生成する。プリンタドライバ30が、3Dデータと共に印刷設定(印刷速度や解像度など)を取得した場合は、印刷データDに印刷設定を反映させる。なお、3Dアプリ10が3Dデータをスライスしてもよい。この場合、3Dアプリ10は予め1スライス高さ情報hを保持していてもよいし、プリンタドライバ30から取得してもよい。
S3:プリンタドライバ30のプリンタ通信部31は印刷データDを3Dプリンタ50に送信する。3Dプリンタ50の印刷データ取得部51は印刷データDを取得する。印刷データDは複数のページデータを含むので、一度に送信される必要はなく、順次送信されてもよい。また、具体的には制御信号の形態で送信されてよい。
S4:3Dプリンタ50の印刷データ取得部51は樹脂の残量など印刷できる状態か否かを診断し、印刷可能であれば印刷の開始を情報処理装置20に送信する。
S5:3Dプリンタ50の造形処理部52は造形を開始し、プリンタドライバ30から印刷データDが送信される間、立体物の造形を継続する。
S6:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42はプリンタドライバ30から1スライス高さ情報hと上限高さ情報Mhを取得する。なお、1スライス高さ情報hと上限高さ情報Mhは、図1に示した進捗状況画面601を表示するまでの間に取得すればよい。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとスライス番号Nを汎用表示プログラム40に送信する。造形中のページデータのスライス番号を送信してもよい。
S8:汎用表示プログラム40の取得部41はスライス番号Nを取得する。そして、現在高さ計算部43が1スライス高さ情報hとスライス番号Nから造形物の現在の高さHを計算する。進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHと上限高さ情報Mhを表示する進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
S9:汎用表示プログラム40の取得部41は、3Dプリンタ50から通知される他、定期的なタイミング、ユーザから指示されたタイミングなどでスライス番号Nを取得する。現在高さ計算部43はスライス番号Nを取得するごとに造形物の現在の高さHを計算し、進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHが更新された進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
3Dプリンタ50は印刷データDの全てを造形すると印刷の終了をプリンタドライバ30に返し、図7の処理が終了する。
以上説明したように、本実施例の汎用表示プログラム40はスライス番号Nを取得できるので、印刷データのデータ形式に関わりなく印刷の進捗状況をリアルタイムに表示できる。また、造形物の現在の高さHを寸法値で表示できる。また、汎用表示プログラム40は、3Dアプリ10とは通信せずに進捗状況画面601を表示できるので、3Dアプリ10に対し汎用的な進捗状況画面601を表示できる。
なお、本実施例では、1スライス高さ情報hが固定であるかのように説明したが、3Dプリンタ50によっては、ユーザがプリンタドライバ30に1スライス高さ情報hに設定することができる場合がある。ユーザが設定できる1スライス高さ情報hは最小積層ピッチ以上かつ最大積層ピッチ以下であり、入力値はこの範囲内に限って受け付けられる。したがって、1スライス高さ情報hは3Dプリンタ50から取得されるものやプリンタドライバ30が保持するものに限られない。この場合、汎用表示プログラム40は3Dアプリ10からプリンタドライバ30を経由して1スライス高さ情報hを取得する。
<変形例>
続いて、本実施例の汎用表示プログラム40についていくつかの変形例を説明する。
続いて、本実施例の汎用表示プログラム40についていくつかの変形例を説明する。
<<変形例1>>
本実施例では、汎用表示プログラム40がプリンタドライバ30から1スライス高さ情報hを取得したが、汎用表示プログラム40は3Dプリンタ50から1スライス高さ情報hを取得してもよい。
本実施例では、汎用表示プログラム40がプリンタドライバ30から1スライス高さ情報hを取得したが、汎用表示プログラム40は3Dプリンタ50から1スライス高さ情報hを取得してもよい。
図8は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。図8はステップS7が図7と異なるため、主にステップS7について説明する。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとスライス番号Nを汎用表示プログラム40に送信する。進行状況通知部53はスライス番号Nと共に、又は、スライス番号Nとは別に1スライス高さ情報hを汎用表示プログラム40に送信する。これにより、現在高さ計算部43は1スライス高さ情報hとスライス番号Nから造形物の現在の高さHを計算できる。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとスライス番号Nを汎用表示プログラム40に送信する。進行状況通知部53はスライス番号Nと共に、又は、スライス番号Nとは別に1スライス高さ情報hを汎用表示プログラム40に送信する。これにより、現在高さ計算部43は1スライス高さ情報hとスライス番号Nから造形物の現在の高さHを計算できる。
進行状況通知部53は1スライス高さ情報hを1つの造形物が造形されるまでの間に一度だけ送信してもよいし、スライス番号Nと共に繰り返し送信してもよいし、また、スライス番号Nよりも少ない数だけ送信してもよい。
また、3Dプリンタ50は汎用表示プログラム40に直接、1スライス高さ情報hを送信するのでなく、プリンタドライバ30に送信してもよい。汎用表示プログラム40はプリンタドライバ30から1スライス高さ情報hを取得する。
このように、3Dプリンタ50から1スライス高さ情報hを取得する場合、3Dプリンタ50に現在、設定されている1スライス高さ情報hを取得できる(プリンタドライバ30が現在、保持している値が実際の1スライス高さ情報hと異なっている可能性を考慮する必要がない)。また、プリンタドライバ30が1スライス高さ情報hを保持しておく必要がない。
また、上限高さ情報Mhについても同様であり、汎用表示プログラム40は3Dプリンタ50から上限高さ情報Mhを取得してもよい。上限高さ情報Mhについて、3Dプリンタ50は1スライス高さ情報hと共に上限高さ情報Mhを汎用表示プログラム40に送信してもよいし、1スライス高さ情報hとは別に送信してもよい。また、3Dプリンタ50はプリンタドライバ30を経由して上限高さ情報Mhを汎用表示プログラム40に送信してもよい。
<<変形例2>>
また、本実施例の汎用表示プログラム40は3Dモデルの実際の高さ(以下、実際高さhxという)を表示してもよい。3Dモデルの実際高さhxは3Dデータから明らかなので、プリンタドライバ30が仮想空間に配置した3Dモデルから算出できる。この実際高さhxをプリンタドライバ30が汎用表示プログラム40に送信すればよい。
また、本実施例の汎用表示プログラム40は3Dモデルの実際の高さ(以下、実際高さhxという)を表示してもよい。3Dモデルの実際高さhxは3Dデータから明らかなので、プリンタドライバ30が仮想空間に配置した3Dモデルから算出できる。この実際高さhxをプリンタドライバ30が汎用表示プログラム40に送信すればよい。
3Dアプリ10がスライスする構成では、次のようにしてプリンタドライバ30が実際高さhxを計算する。(A)のデータ形式の場合、1ジョブのページ数と1スライス高さ情報hを掛けることで実際高さhxを算出できる。また、(B)のデータ形式では、ジョブ数と1スライス高さ情報hを掛けることで実際高さhxを算出できる。いずれの場合も、プリンタドライバは3Dアプリ10から全ての印刷データを受け取るのを待ってから実際高さhxを算出する。
この場合、プリンタドライバ30が全ての印刷データを受け取るまでは時間がかかることが想定されるため、印刷データを全て受け取るまで汎用表示プログラム40は上限高さ情報Mhを用いて進捗状況画面を表示してよい。そして、全ての印刷データを受け取ると、実際高さhxを使用した進捗状況画面を表示してもよい。
図9は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。図9はステップS6が図7と異なるため、主にステップS6について説明する。
S6:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42は1スライス高さ情報hと上限高さ情報Mhだけでなく、実際高さhx(造形の完了した状態の造形物の完了時高さ)をプリンタドライバ30から取得する。
S6:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42は1スライス高さ情報hと上限高さ情報Mhだけでなく、実際高さhx(造形の完了した状態の造形物の完了時高さ)をプリンタドライバ30から取得する。
なお、実際高さhxを取得するタイミングはステップS6のタイミングに限られず、進捗状況画面601を表示するまでの間に表示すればよい。
図10はディスプレイ508に表示された進捗状況画面601の一例を示す図である。図10の進捗状況画面601では、上限高さ情報Mh(符号603)に加え実際高さhx(符号604)が表示されている。
ユーザは3Dモデルの実際高さhxと造形物の現在の高さHを比較して、印刷の進捗を把握することができる。また、3Dアプリ10で表示する3Dモデルと3Dプリンタ50の仮想空間に配置された3Dモデルの向きが変わるような場合に、ユーザは3Dモデルの実際の高さを把握していなくてもよくなる。
本実施例では、スプール番号を取得して進捗状況画面601を表示する汎用表示プログラム40について説明する。
図11は、本実施例の情報処理装置20と3Dプリンタ50を含む印刷システム1の機能構成図の一例である。本実施例において、図5において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。
OSによっては、プリンタドライバ30が作成した印刷データDをスプール部38に記憶させる。プリンタドライバ30のプリンタ通信部31はこのスプール部38が記憶している印刷データDを順次、3Dプリンタ50に送信する。
スプール部38にはスライス番号をカウントする機能がない場合があるものの、上述した「(B)1ジョブで1スライスデータのデータ形式」では、ジョブ番号Jが各印刷データDに振られる。このジョブ番号Jはスライス番号に等しい。スプール部38はジョブ番号J(スライス番号)を管理しており、汎用表示プログラム40は、スプール部38からジョブ番号Jを取得することで、3Dプリンタ50からスライス番号Nを取得しなくても、造形物の現在の高さHを表示できる。
図示するように本実施例のプリンタドライバ30はスプール部38を有している。スプール部38は、図3に示されているCPU501、RAM503及びHD504等によって実現され、リペティア部32が作成した印刷データDをジョブ番号Jと共に保持する。プリンタ通信部31は3Dプリンタ50と通信して、造形の進捗に応じてスプール部38から読み出した印刷データDを3Dプリンタ50に送信する。
また、プログラム通信部34はプリンタ通信部31が3Dプリンタ50に送信したジョブのジョブ番号Jを汎用表示プログラム40に送信する。ジョブ番号Jの送信は、進行状況が変化したタイミング(1ページの造形が完了したタイミング)、定期的なタイミング、又は、汎用表示プログラム40から要求されたタイミングなどであるが、これらに限られるものではない。
図12は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。図12はステップS7,S8が図7と異なるため、主にステップS7、8について説明する。
S7:プリンタドライバ30のプログラム通信部34は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとジョブ番号Jを汎用表示プログラム40に送信する。
S8:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42はジョブ番号Jを取得する。そして、現在高さ計算部43が1スライス高さ情報hとジョブ番号Jから造形物の現在の高さHを計算する。
造形物の現在の高さH=1スライス高さ情報h×ジョブ番号J
進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHと上限高さ情報Mhが含まれる進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
S9:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42は、プリンタドライバ30から通知される他、定期的なタイミング、ユーザから指示されたタイミングなどでジョブ番号Jを取得する。現在高さ計算部43は、ジョブ番号Jを取得するごとに造形物の現在の高さHを計算し、進行状況表示部44は造形物の現在の高さHが更新された進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
S7:プリンタドライバ30のプログラム通信部34は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとジョブ番号Jを汎用表示プログラム40に送信する。
S8:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42はジョブ番号Jを取得する。そして、現在高さ計算部43が1スライス高さ情報hとジョブ番号Jから造形物の現在の高さHを計算する。
造形物の現在の高さH=1スライス高さ情報h×ジョブ番号J
進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHと上限高さ情報Mhが含まれる進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
S9:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42は、プリンタドライバ30から通知される他、定期的なタイミング、ユーザから指示されたタイミングなどでジョブ番号Jを取得する。現在高さ計算部43は、ジョブ番号Jを取得するごとに造形物の現在の高さHを計算し、進行状況表示部44は造形物の現在の高さHが更新された進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
したがって、本実施例によれば、汎用表示プログラム40が3Dプリンタ50からスライス番号Nを取得しなくても、プリンタドライバ30からジョブ番号Jを取得することで造形物の現在の高さHを表示できる。
なお、本実施例では「(B)1ジョブ・1スライスデータのデータ形式」を例に説明したが、「(A)1ジョブ・nスライスデータのデータ形式」の場合も、プリンタ通信部31などが送信したページデータの数をカウントする機能を有すれば同様に造形物の現在の高さHを表示できる。ただし、この場合、造形が終わる毎にプリンタドライバ30が3Dプリンタ50にページデータを送信するページデータの送信態様であることが好ましい。
本実施例では、スライス番号ではなく1スライス分の印刷終了を検出して進捗状況画面601を表示する印刷システム1について説明する。
図13は、本実施例の情報処理装置20と3Dプリンタ50を含む印刷システム1の機能構成図の一例である。本実施例において、図5において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。
本実施例の汎用表示プログラム40はカウント部45を有している。カウント部45は、図3に示されているCPU501等によって実現され、取得部41が3Dプリンタ50から1ページ分の印刷終了の通知Peを受けた回数をカウントする。印刷終了の通知Peを受けた回数に1を加えた回数が、現在、3Dプリンタ50が印刷しているスライス番号である。本実施例では印刷終了の通知Peを受けた回数又は1を加えた回数を特に区別しないで現在印刷ページ数kという。
現在高さ計算部43は、現在印刷ページ数kと1スライス高さ情報hから造形物の現在の高さHを計算する。
図14は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。図14はステップS7,S7-2及びS8が図7と異なるため、主にステップS7,S7-2及びS8について説明する。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、1ページデータの造形が完了すると印刷終了の通知Peを汎用表示プログラム40に送信する。
S7-2:汎用表示プログラム40の取得部41は印刷終了を取得する。これにより、カウント部45が現在印刷ページ数kをカウントする。
S8:現在高さ計算部43は1スライス高さ情報hと現在印刷ページ数kから造形物の現在の高さHを計算する。進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHと上限高さ情報Mhが含まれる進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、1ページデータの造形が完了すると印刷終了の通知Peを汎用表示プログラム40に送信する。
S7-2:汎用表示プログラム40の取得部41は印刷終了を取得する。これにより、カウント部45が現在印刷ページ数kをカウントする。
S8:現在高さ計算部43は1スライス高さ情報hと現在印刷ページ数kから造形物の現在の高さHを計算する。進行状況表示部44は、造形物の現在の高さHと上限高さ情報Mhが含まれる進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
汎用表示プログラム40は、印刷終了を取得するごとに、造形物の現在の高さHが更新された進捗状況画面601をディスプレイ508に表示する。
したがって、本実施例によれば、スライス番号Nの代わりに1ページデータの印刷終了を汎用表示プログラム40が取得しても造形物の現在の高さHを表示できる。
なお、本実施例では、汎用表示プログラム40が3Dプリンタ50から直接、印刷終了の通知Peを取得したが、汎用表示プログラム40はプリンタドライバ30を経由して印刷終了の通知Peを取得してもよい。この場合、汎用表示プログラム40は3Dプリンタ50との通信が不要になるので、3Dプリンタ50に対する独立性を高めることができる。
本実施例では、造形の進捗として印刷完了までの残り時間Tを表示する印刷システム1について説明する。
図15は、本実施例の情報処理装置20と3Dプリンタ50を含む印刷システム1の機能構成図の一例である。本実施例において、図5において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。
本実施例のドライバ通信部42はプリンタドライバ30から総スライスデータ数Gnを取得する。総スライスデータ数Gnは、実際高さhxを1スライス高さ情報hで割ることで求められ、総印刷データ数である。そして、汎用表示プログラム40の取得部41は、スライス番号Nだけでなく1ページデータの印刷に要する時間hsを3Dプリンタ50から取得する。
また、本実施例では、汎用表示プログラム40が残り時間計算部46を有している。残り時間計算部46は、図3に示されているCPU501等によって実現され、印刷完了までの残り時間Tを算出する。残り時間Tの算出方法は以下のとおりである。
残りスライス数A=総スライスデータ数−最新のスライス番号N
残り時間T=残りスライス数A×1ページデータの印刷に要する時間hs
図16は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。図16はステップS6,S7が図7と異なるため、主にステップS6,S7について説明する。
S6:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42はプリンタドライバ30から1スライス高さ情報h、上限高さ情報Mh及び総スライスデータ数Gnを取得する。なお、これらを同時に取得する必要はない。また、総スライスデータ数Gnは、進捗状況画面601を表示するまでの間に表示すればよい。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとスライス番号N及び1ページデータの印刷に要する時間hs(時間情報)を汎用表示プログラム40に送信する。進行状況通知部53はスライス番号Nと共に、又は、スライス番号Nとは別に1ページデータの印刷に要する時間hsを汎用表示プログラム40に送信する。これにより、残り時間計算部46は残り時間Tを計算できる。
残りスライス数A=総スライスデータ数−最新のスライス番号N
残り時間T=残りスライス数A×1ページデータの印刷に要する時間hs
図16は、情報処理装置20が進捗状況画面601を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。図16はステップS6,S7が図7と異なるため、主にステップS6,S7について説明する。
S6:汎用表示プログラム40のドライバ通信部42はプリンタドライバ30から1スライス高さ情報h、上限高さ情報Mh及び総スライスデータ数Gnを取得する。なお、これらを同時に取得する必要はない。また、総スライスデータ数Gnは、進捗状況画面601を表示するまでの間に表示すればよい。
S7:3Dプリンタ50の進行状況通知部53は、少なくとも1ページデータの造形が完了するとスライス番号N及び1ページデータの印刷に要する時間hs(時間情報)を汎用表示プログラム40に送信する。進行状況通知部53はスライス番号Nと共に、又は、スライス番号Nとは別に1ページデータの印刷に要する時間hsを汎用表示プログラム40に送信する。これにより、残り時間計算部46は残り時間Tを計算できる。
なお、3Dプリンタ50は汎用表示プログラム40に直接、1ページデータの印刷に要する時間hsを送信するのでなく、プリンタドライバ30に送信してもよい。汎用表示プログラム40はプリンタドライバ30から1ページデータの印刷に要する時間hsを取得する。
図17は、ディスプレイ508に表示された進捗状況画面601の一例を示す図である。図17の進捗状況画面601では、印刷完了までの残り時間T(符号は605)が表示されている。したがって、ユーザは印刷完了までどのくらいの時間が必要かを把握できる。
なお、1ページデータの印刷に要する時間hsは過去の実測値なので、将来の1ページデータの印刷に要する時間と同じであるとは限らない。このため、残り時間計算部46は過去の1ページデータの印刷に要する時間hsを平均した値を1ページデータの印刷に要する時間hsとして、残り時間Tを算出してもよい。
あるいは、各ページデータの断面形状の面積と1ページデータの印刷に要する時間hsを比較して単位面積あたりの印刷に要する時間を算出することも有効である。印刷が終わっていない残りのページデータの断面形状の面積の合計を単位面積あたりの印刷に要する時間で割れば、残り時間Tを算出できる。
また、残り時間Tに加え、又は、残り時間Tの代わりに残りスライス数Aを表示してもよい。図18は、ディスプレイ508に表示された進捗状況画面601の一例を示す図である。図18の進捗状況画面601では、印刷完了までの残りページ数(符号は606)が表示されている。残りスライス数Aは一様に減少するので(増加することはないので)ユーザが違和感を感じることを低減できる。
<最後>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
以上の実施例で示した図5などの構成例は、情報処理装置20及び3Dプリンタ50の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。例えば、プリンタドライバ30と汎用表示プログラム40が一体でもよく、プリンタドライバ30に汎用表示プログラム40の機能の一部が含まれていたり、汎用表示プログラム40にプリンタドライバ30の機能の一部が含まれていたりしてもよい。
また、処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。情報処理装置20及び3Dプリンタ50の処理は、処理内容に応じてさらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
また、3Dプリンタ50が一度に複数の立体物を造形する機能を備える場合、それぞれの立体物について造形物の現在の高さHや残り時間Tを表示することができる。
1 印刷システム
20 情報処理装置
30 プリンタドライバ
40 汎用表示プログラム
41 取得部
42 ドライバ通信部
43 現在高さ計算部
44 進行状況表示部
45 カウント部
46 時間計算部
50 3Dプリンタ
20 情報処理装置
30 プリンタドライバ
40 汎用表示プログラム
41 取得部
42 ドライバ通信部
43 現在高さ計算部
44 進行状況表示部
45 カウント部
46 時間計算部
50 3Dプリンタ
Claims (10)
- 印刷データに基づく材料の積層を繰り返して造形物を造形する積層造形装置に対し印刷指示を行う情報処理装置を、
前記積層造形装置が材料の積層に用いた前記印刷データの数情報を取得する数情報取得手段と、
前記数情報を用いて前記造形物の造形の進捗情報を作成する進捗情報作成手段と、
前記進捗情報を表示装置に表示する表示手段と、
として機能させるためのプログラム。 - 前記情報処理装置をさらに、前記積層造形装置の積層ピッチを取得する積層ピッチ取得手段として機能させ、
前記数情報取得手段は前記積層造形装置から前記数情報を取得し、
前記進捗情報作成手段は、前記数情報と前記積層ピッチを用いて前記進捗情報として前記造形物の現在高さ情報を算出し、
前記表示手段は、前記表示装置に前記現在高さ情報を表示する請求項1に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置をさらに、前記積層造形装置の積層ピッチを取得する積層ピッチ取得手段として機能させ、
前記数情報取得手段は前記数情報として1つの前記印刷データに基づく積層が終了した旨の情報を前記積層造形装置から取得し、
前記情報処理装置をさらに、前記積層が終了した旨の情報を前記数情報取得手段が取得した回数をカウントするカウント手段として機能させ、
前記進捗情報作成手段は、前記回数と前記積層ピッチを用いて前記進捗情報として前記造形物の現在高さ情報を算出し、
前記表示手段は、前記表示装置に前記現在高さ情報を表示する請求項1に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置をさらに、前記積層造形装置の積層ピッチを取得する積層ピッチ取得手段として機能させ、
前記数情報取得手段は、前記情報処理装置が前記積層造形装置に送信した前記印刷データのデータ数を管理する数管理手段から前記データ数を前記数情報として取得し、
前記進捗情報作成手段は、前記データ数と前記積層ピッチを用いて前記進捗情報として前記造形物の現在高さ情報を算出し、
前記表示手段は、前記表示装置に前記現在高さ情報を表示する請求項1に記載のプログラム。 - 前記積層ピッチ取得手段は、前記積層造形装置が造形できる上限高さ情報を取得し、
前記表示手段は前記現在高さ情報と前記上限高さ情報を前記表示装置に表示する請求項2〜4いずれか1項に記載のプログラム。 - 前記積層ピッチ取得手段は、造形の完了した状態の前記造形物の完了時高さ情報を取得し、
前記表示手段は前記現在高さ情報、前記上限高さ情報及び前記完了時高さ情報を前記表示装置に表示する請求項5に記載のプログラム。 - 前記情報処理装置をさらに、前記造形物を造形するために必要な総印刷データ数を取得する総印刷データ数取得手段として機能させ、
前記数情報取得手段は前記積層造形装置から前記数情報及び1つの前記印刷データに基づく積層に要した時間情報を取得し、
前記進捗情報作成手段は、前記総印刷データ数、前記数情報及び前記時間情報を用いて、前記進捗情報として前記造形物の残りの造形に要する残り時間情報を算出し、
前記表示手段は、前記表示装置に前記残り時間情報を表示する請求項1〜6いずれか1項に記載のプログラム。 - 前記進捗情報作成手段は、前記総印刷データ数及び前記数情報を用いて前記進捗情報として前記造形物の残りの造形に用いられる残りの前記印刷データのデータ数を算出し、
前記表示手段は、前記表示装置に前記残りの前記印刷データのデータ数を表示する請求項7に記載のプログラム。 - 印刷データに基づく材料の積層を繰り返して造形物を造形する積層造形装置に対し印刷指示を行う情報処理装置であって、
前記積層造形装置が材料の積層に用いた前記印刷データの数情報を取得する数情報取得手段と、
前記数情報を用いて前記造形物の造形の進捗情報を作成する進捗情報作成手段と、
前記進捗情報を表示装置に表示する表示手段と、
を有する情報処理装置。 - 印刷データに基づく材料の積層を繰り返して造形物を造形する積層造形装置に対し印刷指示を行う情報処理装置によって行われる進捗表示方法であって、
数情報取得手段が、前記積層造形装置が材料の積層に用いた前記印刷データの数情報を取得するステップと、
進捗情報作成手段が、前記数情報を用いて前記造形物の造形の進捗情報を作成するステップと、
表示手段が、前記進捗情報を表示装置に表示するステップと、
を有する進捗表示方法。
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JP2015053360A JP2016173730A (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | プログラム、情報処理装置、進捗表示方法 |
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Publications (1)
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2015
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