JP2016173660A - 情報処理装置、情報処理装置のジョブ処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置のジョブ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Junichi Miyata
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Abstract

【課題】 印刷注文に従ってプリプレス処理されるすべてのジョブの状態が実行可能状態に遷移することを待たずに、プレス処理を開始できるように各ジョブの実行順序を管理する。
【解決手段】
プリプレス処理に従って受信するジョブを処理する情報処理装置において、前記ジョブを受信することに応じて、注文されたジョブ一覧に表示されるいずれかのジョブの処理状態をジョブ待ち状態からジョブ実行可能状態へ遷移させてジョブを管理する。その際、ジョブ一覧に表示されるジョブを実行する順序を特定する属性が指定された場合、指定される前記特定の属性に従い、表示手段に表示されるジョブ一覧でジョブ待ち状態と表示されるジョブと、ジョブ実行可能状態と表示されるジョブとのプレス処理順序を制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置のジョブ処理方法、及びプログラムに関するものである。
従来、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(製本、カタログ、チラシ等)の作成依頼を受注し、該クライアントの所望の出力物(成果物)を作成し、それを該クライアントに納品することでクライアントから報酬を得るPOD市場がある。
このPOD市場では、大量部数や大量ジョブを、大掛かりな装置、システムを用いずに短納期で取り扱えることを目指しており、例えば、デジタル複写機やデジタル複合機等のデジタル画像形成装置を最大限に活用している。
POD市場は、電子データを用いたデジタルプリントを実現する市場であり、従来の印刷業界に比べてコンピュータを利用した管理、制御が浸透してきている。
上記POD市場において、多様な成果物の出力結果を得るために、複数の処理工程(例えば、印刷前処理工程(プリプレス工程)、印刷処理工程(プレス工程)、印刷後処理工程(ポストプレス工程))からなるワークフローを構成し、ワークフローの処理工程に従って処理を進めることにより、効率的に発注者が所望とする印刷物を得ている。このようなワークフローの実現において、各工程ごとに逐次処理が行われる。
例えば、図15に例示するように一般的な工程において、プリプレス作業者はプリプレス工程(PP1〜PP3)を行い、印刷ジョブを生成する。すべてのプリプレス作業者から印刷ジョブが発行されると印刷処理工程の作業者が印刷ジョブを最適な印刷装置に振り分け、印刷工程(P1〜P3)を行う。このような工程毎の逐次処理は並行に処理できていないという点において、時間的に非効率であり、逆になるべくこれらの工程を並行に処理できれば生産コストを向上させることが可能となる。
こういった工程の最適化、スケジューリングを行う技術として、特許文献1では例えばプリプレス工程が自動で行えるケースはプリプレス工程をスケジューリングの対象から外し、印刷工程のスケジューリングから行うといった技術がある。
特開特開2014−194649号公報
上述した従来技術は、プリプレス工程を自動化できる場合にのみ生産性向上を可能とし、校正、レイアウト、画像補正などのプリプレス作業者による作業を必要とするワークフローでは生産性を向上することができない。このようなケースではやはり、プリプレス工程と、印刷工程とが逐次処理となり、全体作業時間が増え、一日の生産コストの低下を招いている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、印刷注文に従ってプリプレス処理されるすべてのジョブの状態が実行可能状態に遷移することを待たずに、プレス処理を開始できるように各ジョブの実行順序を管理できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
プリプレス処理に従って受信するジョブを処理する情報処理装置であって、前記ジョブを受信することに応じて、注文されたジョブ一覧に表示されるいずれかのジョブの処理状態をジョブ待ち状態からジョブ実行可能状態へ遷移させてジョブを管理する管理手段と、前記ジョブ一覧に表示されるジョブを実行する順序を特定する属性を指定する指定手段と、指定される前記特定の属性に従い、前記表示手段に表示されるジョブ一覧でジョブ待ち状態と表示されるジョブと、ジョブ実行可能状態と表示されるジョブとのプレス処理順序を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷注文に従ってプリプレス処理されるすべてのジョブの状態が実行可能状態に遷移することを待たずに、プレス処理を開始できるように各ジョブの実行順序を管理できる。
印刷システムの構成の一例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を例示した図である。 ジョブ管理アプリケーションのソフトウェア構成を例示する図である。 注文データベースの構造を例示する図である。 表示部が表示するUI画面を示す図である。 表示部が表示するUI画面を示す図である。 表示部が表示するUI画面を示す図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 表示部が表示するUI画面を示す図である。 表示部が表示するUI画面を示す図である。 印刷ジョブの構成を説明する図である。 プリプレス作業を説明する図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す印刷システムの構成の一例を示す図である。
図1において、情報処理装置101は印刷物作成を要求する依頼者が注文処理を行う注文PCであり、依頼者は本PC上で、注文サーバ102に対して注文処理を行う。注文サーバ102はサーバ装置であり、前述した依頼者の注文を受け付けるサーバである。本注文サーバ102で受け付けられた注文は後述する注文情報として注文データベース103に格納される。
情報処理装置105、106はプリプレス用作業PCとして機能する情報処理装置であり、レイアウト、校正作業、印刷設定を含むプリプレス作業を行う作業者が、注文処理の印刷前工程(プリプレス工程)を行う。
情報処理装置107は、後述するジョブ管理のための作業PCとして機能する情報処理装置で、情報処理装置105、106によるプリプレス作業後、本情報処理装置で印刷物を実現するための最適な印刷装置の選択や印刷装置への送信作業が行われる。本例において、印刷装置として印刷装置108及び印刷装置109を例示している。110は後処理装置で、印刷装置108、109からの印刷後、折り加工や断裁加工などの後処理を行う装置である。また、ネットワーク104は各装置を接続し、相互通信を可能とするネットワークである。
図2は、図1に示した情報処理装置107のハードウェア構成を例示した図である。
図2において、情報処理装置107はキーボード232や、マウス233のようなポインティングデバイス、バーコードリーダ234などの入力装置をつなぎ、ディスプレイ(Display)244を連結する。ネットワークインタフェース(NetworkI/F)238は、情報処理装置107をネットワーク104に接続してシステムの他のコンピュータ装置につなげることができる。なお、ネットワーク接続の典型はローカルエリアネットワーク(LAN)、あるいはワイドエリアネットワーク(WAN)である。情報処理装置107は典型的な構成として以下の要素を含む。
情報処理装置107はCPU235、ランダムアクセスメモリ(RAM)やROMから構成されるメモリ236、ビデオインタフェース237を含むI/Oインタフェース、キーボード232やマウス233を備える。さらに、情報処理装置107はバーコードリーダ234のためのI/Oインタフェース243、記憶装置239は典型的にハードディスクドライブ(HDD)240やディスクドライブ241を備える。
なお、図には示されていないが磁気テープドライブなどもまた使用される可能性がある。CD−ROMドライブ242は不揮発性のデータソースとして提供される。後述する本発明のフローチャートで示された手順を実現するジョブ管理プログラムは例えば上記に記述されるような記憶装置を含む可読媒体に格納される。また該プログラムはコンピュータの可読媒体からロードされ、情報処理装置107のCPU235によって実行される。
図3は、図1に示した情報処理装置107上で動作するジョブ管理アプリケーションのソフトウェア構成を例示する図である。
図3において、300は、図2に示した情報処理装置105、106上で動作する不図示のプリプレスアプリケーションで、プリプレス済の注文データを情報処理装置107上のジョブ管理アプリケーション301に送信する。
ジョブ管理アプリケーション301は、後述する302〜308で示す各モジュールから構成される。302は制御部であり、ジョブ管理アプリケーション301の処理全体を制御する。以下に示す各モジュールは制御部302の制御の元で実行される。なお、ジョブ管理アプリ301は、ジョブを受信することに応じて、注文されたジョブ一覧に表示されるいずれかのジョブの処理状態をジョブ待ち状態からジョブ実行可能状態へ遷移させてジョブを管理する機能を備える。後述するジョブリスト500上では、ジョブ実行可能状態をステータスとして「準備完了」と表記する。また、ジョブ待ち状態を「未到達」と表記する。
ジョブ受信部303は、プリプレスアプリケーション300から印刷ジョブを受信する。受信した印刷ジョブはジョブ解析部304によって解析され、本解析に基づき、図11で例示するフローチャートの処理が実行される。
305は注文情報制御部で、図1で例示した注文データベース103との通信処理を行う。注文情報解析部306は注文データベース103から取得した注文の解析を行う。307は表示処理部であり、図5で例示するジョブ管理アプリケーションのユーザインタフェースをディスプレイ(Display)244に表示する。308はプリンタ制御部であり、印刷ジョブを印刷装置108や印刷装置109に送信する。
本実施形態では、ジョブ管理アプリケーション301が後述する図6に示すUI画面で指定される特定の属性に従って処理される。具体的には、ディスプレイ244に表示されるジョブ一覧でジョブ待ち状態と表示されるジョブと、ジョブ実行可能状態と表示されるジョブとのプレス処理順序を制御する。
図4は、図1に示した注文情報を格納する注文データベース103の構造を例示する図である。
図4において、401は注文を一意に識別する注文IDが格納される領域である。402は注文の現在のステータスが格納される領域である。403は注文された成果物の数量が格納される領域である。404は最終成果物の形態を特定する商材IDを格納する領域である。405は最終成果物の仕上がりサイズ(例えばA4、B5、B6等)が格納される領域である。406は最終成果物の用紙種別(例えば普通紙、コート紙等)の情報が格納される領域である。407は最終成果物のコンテンツである元データが格納される領域である。
本図では、一例として、データベースの行408で例示する注文は、注文IDが「001」、ステータスは注文がされた直後の状態を示す"注文済"、注文の最終成果物の数量は「1」であることが示される。さらに、データベースの行408で例示する注文は、最終成果物はステープル処理が施された"ステープル左一点"、最終成果物のサイズは「A4」、用紙種別は「A4普通紙」であることが示される。さらに、データベースの行408で例示する注文は、注文のデータ(印刷されるデータ)は"C:¥001.pdf"に格納されていることが示される。
図5A、図5Bは、図3に示したジョブ管理アプリケーション301の表示処理部307が表示するユーザインタフェース(UI)を例示する図である。
図5Aの(a)に示すメイン画面において、500はジョブリストを示しており、現在の注文のリストが表示される領域である。501はジョブリスト500内のジョブが選択されているか否かを示すチェックボックスを表示する領域であり、ジョブ管理アプリケーションの操作者が不図示のマウスやキーボードを使ってジョブを選択することを可能とする。
502は注文を一意に識別する注文IDを表示する領域である。503は注文の現在のステータスを表示する領域である。504は注文の数量を表示する領域である。505は注文の最終形態を示す商材IDを表示する領域である。506は注文の最終仕上がりサイズを表示する領域である。507は印刷用紙を表示する領域である。
508は実際に印刷を行う印刷装置を表示する領域で、ジョブ管理アプリケーションを操作する作業者はコンボボックス511で印刷する印刷装置108〜110のいずれかの印刷装置に変更することができる。
509はジョブリスト内のジョブの表示順が領域501〜508で示す各カラムのどのカラムを基準にソートされているかを示す選択マークで、図5Aの(a)の例では注文IDが選択され、注文IDでジョブリストがソートされていることを示している。
ジョブ管理アプリケーション301を操作する作業者は各領域501〜508で示す任意のカラムをマウス233でクリックすることでソート操作の指示を行うことができる。
511はジョブリストのステータス(領域503)で表示項目のフィルタを行うコンボボックスである。本図のコンボボックス511では、ステータス(領域503の内容によらず、すべてのジョブをリストに表示することを意味する"すべて表示"が選択されている。
図13に示すように本コンボボックス511でプリプレスアプリケーションからジョブが到着し、印刷可能であること示す"準備完了"が選択された場合は、1303、1304で示すように該当するステータス1305のジョブのみがジョブリストに表示される。
図5Aの(b)は、図5Aの(a)において、作業者が領域507の用紙カラムをマウス233でクリックしたときに、領域507に対応する用紙情報でジョブリストがソートされた結果を示すUI画面である。用紙の項目でジョブリストがソートされた結果、注文ID502の並びは「002」、「003」、「004」、「001」,「005」,「006」の順になる。
図5Bの(c)は、注文ステータス(領域503)が変化したときのジョブリストを例示するUI画面例である。
図5の(c)において、ステータス515は、プリプレスアプリケーション300から注文ID003で示すジョブがジョブ管理アプリケーション301に送信され、印刷装置3へ送信可能な状態である「準備完了」になったことを示している。準備完了になったジョブは印刷ボタン512を押下することで印刷処理が実行される。印刷後、ステータス515は、ステータス516に示すように「印刷済」となる。
図14の(a)は、図3に示したジョブ管理アプリケーション301がプリプレスアプリケーション300から受け取る印刷ジョブを例示する図である。
図14の(a)において、1401は印刷ジョブを示しており、印刷ジョブは印刷設定を示すジョブチケット1402及び、プリプレス後の印刷データ1403から構成される。また、ジョブチケット1402の構造は、図14の(b)で例示している。
図14の(b)において、1404は注文番号を示していて、本注文番号を参照することによりジョブ管理アプリケーション301は注文データベース103のジョブを特定し、各ジョブのステータス情報を更新可能となる。また1405〜1407は注文情報を実行するための印刷設定(フィニッシング、仕上がりサイズ、印刷用紙)を示している。
図6は、図2に示したディスプレイ244に表示されるUI画面を示す図である。本例は、領域501で一つ以上のジョブが選択され、選択されたジョブリスト中にプリプレス処理が終了していないことを示す「未到達」ステータスのジョブが含まれるときに印刷ボタン512の押下で表示される。以下、ジョブ一覧に表示されるジョブを実行する順序を特定する属性を指定する処理を説明する。
図6において、602〜604は選択可能なラジオボタンコントロール(RBC)で、それぞれ、RBC602が選択された場合、ジョブリストの上から順に印刷装置に送信する。RBC603が選択された場合、プリプレスアプリケーションからジョブを受信した順に送信する。RBC604が選択された場合、現在、ソートされているカラムに依存して送信順序を変更することを示している。
図7は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した情報処理装置107で実行されるジョブ管理アプリケーション301が注文データベース103のステータスを更新する処理例である。なお、各ステップは、情報処理装置107のCPU235が図3に示すモジュールを実行することで実現される。
S1101で、ジョブ管理アプリケーション301は、プリプレスアプリケーション300から図14に例示する印刷ジョブを受信する。
次に、S1102において、受信した印刷ジョブの注文IDで識別される印刷ジョブはプリプレス処理が終了し、印刷装置109への送信処理が可能である。そこで、注文情報制御部305は、注文データベース103の該当ジョブのステータス(領域402)を「注文済」から「準備完了」に更新する。S1103において、注文情報制御部305は、更新したステータス情報で図5で示すジョブリスト500に該当ジョブの情報を更新して、本処理を終了する。
以上のように、図7のフローチャートによれば、印刷作業者はプリプレスジョブが到達するまえに、実行すべきジョブの閲覧を可能とし、対応する印刷装置への送信操作(送信予約)を可能とする。
図8は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図6に示したUI画面において、未到達ジョブの処理に対する送信順序の選択状態で決定される処理例である。なお、各ステップは、情報処理装置107のCPU235が図3に示すモジュールを実行することで実現される。
S701において、ジョブ管理アプリケーション301の起動時、注文情報制御部305が図4に示す注文データベース103を検索し、S702において、注文データベース103から注文情報一覧400を取得する。S703において、S702で、表示処理部307が取得した注文情報一覧408を図5で示すジョブリスト500形式でDisplay244に表示する。
S703において、注文データベース103の注文ステータス(領域402)が、プリプレス処理が終わっていないことを示す「注文済」である場合、ジョブリスト500の領域503のステータスには「未到達」と表示する。
S704では、図5Aの(a)に示すUI画面において、作業者が選択したジョブの中に上記「未到達」のジョブが含まれていた場合に印刷ボタン605が押下されたとき、後述する印刷予約処理を実行して、本処理を終了する。本印刷処理は図6に示したUI画面におけるRBC602,603,604の選択状態によって異なる。
〔第1のジョブ処理例〕
図9は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、情報処理装置107において、作業者が図6のUI画面を表示させた際、作業者がRBC602を選択した「表示リスト順に送信する」に基づく印刷予約処理例である。なお、各ステップは、情報処理装置107のCPU235が図3に示すモジュールを実行することで実現される。
以下、ジョブリスト500が図12のように構成された状態で、図6に示した印刷ボタン605を押下した場合、S801において、制御部302はジョブリスト500内のジョブiを先頭ジョブ(i=0)として決定する。この場合、先頭ジョブはリストの先頭にある第1のジョブ1201となる。次に、S802において、制御部302はジョブiが「未到達」のステータスを持つジョブかどうかを判断する。
図12のジョブリストにおいて、先頭表示される第1のジョブ1201はステータス1208が「準備完了」であり、S804において本ジョブは、プリンタ制御部308を介して印刷装置P2に送信される。なお、本実施形態では、印刷装置P1〜P5がネットワークに接続されているものとして、印刷処理を説明する。
次に、S805で、制御部302は、ジョブカウンタiをインクリメントして、図12に示すジョブリスト500の第2のジョブ1202に移す。そして、S806において、制御部302は、ジョブリスト500で選択されたすべてのジョブの処理が終了しているかどうかを判定する。
S806において、現時点では、制御部302は、ジョブリスト500内のすべてのジョブの処理は終了していないため、S802に戻り、制御部302は、第2のジョブ1202が未到達ジョブかどうかをステータス1208に基づいて判定する。第2のジョブ1202はステータス1208が「未到達」であるので、制御部302は、S803でプリプレスアプリケーション300から本ジョブの受信を待機する。これは、RBC602が選択されているためである。
プリプレスアプリケーション300が本注文のジョブを送信すると、前述したようにジョブのステータス1208は「準備完了」となる。この際、S802において、制御部302は、第2のジョブ1202が未到達ジョブではないと判定し、S804において、制御部302は、プリンタ制御部308を介してジョブ1202を印刷装置P2に送信する。
以下、同様にジョブ1203は次に印刷装置P4に送信され、「未到達」ステータスをもつジョブ1204、ジョブ1205、ジョブ1206はプリプレスが終わると、この順序で各印刷装置P1,P5,P6に送信される。
S806において、ジョブリスト500中のすべてのジョブの送信が終わると印刷予約処理は終了する。
以上のように本例においてはプリプレス作業の終了時刻に依存せず、ジョブリスト500で特定されるいずれかの印刷装置へのジョブの送信順序は図12に示したUI画面で表示されるジョブリスト500で示す順となる。本例では、P2,P3,P4,P1,P5,P6の順に送信される。
これにより、図9のフローチャートによれば、プリプレスジョブが到達する前の印刷ジョブに対して、ジョブリストの順で対応する印刷装置にジョブを送信予約すること可能とする。
〔第2のジョブ処理例〕
図10は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図12に示すジョブリスト500において、図6で「到達順に送信する」のRBC603が選択され、印刷ボタン512が押下された際の処理例である。なお、各ステップは、情報処理装置107のCPU235が図3に示すモジュールを実行することで実現される。本例では、図6に示すUI画面で指定される属性が受信するジョブ順である場合なので、制御部302は、後続のジョブがジョブ実行可能状態であれば、ジョブ待ち状態のジョブの受信を待つことなく、後続のジョブを実行させるようにプレス処理順序を制御する。
S901において、制御部302は、ジョブリスト500内のジョブiを先頭ジョブ(i=0)として決定する。先頭ジョブは、図12に示すジョブリスト表示の先頭にある第1のジョブ1201となる。
次に、S902において、制御部302は、ジョブカウンタiが「未到達」のステータスではなく、印刷装置P2に送信する前のジョブかどうかを判断する。図12のジョブリスト500において、第1のジョブ1201はステータス1208が「準備完了」であり、S903において、本ジョブを印刷装置P2に送信する。次に、S904で、ジョブカウンタiをインクリメントして(i++)、第2のジョブ1202に移り、S905において、制御部302は、ジョブリスト500で選択されたすべてのジョブの処理が終了しているかどうかを判定する。
S905において、最初はすべてのジョブの処理を終了していないと制御部302が判断するためS902に戻り、制御部302は、第2のジョブ1202が到達済かどうかを判定する。第2のジョブ1202はステータス1208が「未到達」であるので、S911において、次のジョブ1203に移る。
一方、S902において、次のジョブ1203のステータス1208は「準備完了」である、すなわち、到達済みであり、S903において、当該ジョブは印刷装置P4に送信される。以下同様にS905において全選択ジョブの処理を行ったとき、準備完了ステータスであった、第1のジョブ1201,第3のジョブ1203が印刷装置P2.P4に送信されている。
次に、S906において、第2のジョブ1202、第4のジョブ1204、第5のジョブ1205、第6のジョブ1206が未送信であり、制御部302は、S907において、プリプレスアプリケーション300からのジョブの受信を待機する。
次に、S908で、プリプレスアプリケーション300からジョブを受信した場合、制御部302は、S909で、受信したジョブはジョブリスト500で選択されたジョブかどうかを判定する。ここで、選択されたジョブであると制御部302が判断した場合S910において、本ジョブをジョブリストで特定される印刷装置に送信する。
一方、S906において、図12で示したジョブリスト500すべてのジョブが対応するいずれかの印刷装置に送信されたと判断されたら、本処理を終了する。これにより、図10のフローチャートによれば、プリプレスジョブが到達する前のジョブに対してプリプレスジョブが到達した順に対応する印刷装置に送信することを可能とする。
以上のように本例においてはプリプレスアプリケーション300から投入された順に未到達のジョブが対応する印刷装置に送信されることになる。これにより、従来のような逐次処理に代えて、プリプレス工程と、プレス工程とを並行させて処理させることができる。
〔第3のジョブ処理例〕
図11は、本実施形態を示す装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図12に示すジョブリスト500において、図6で「選択カラムの項目で送信する」に対応するRBC604が選択され、印刷ボタン605が押下された場合の印刷予約処理例である。なお、各ステップは、情報処理装置107のCPU235が図3に示すモジュールを実行することで実現される。
図10に示した処理において、ジョブリスト500が図12のように表示された状態で、作業者が印刷ボタン512を押下すると、本処理を開始する。そして、S1000において、制御部302は、選択カラムを取得する。図12において、選択カラムは、選択マーク1207で示すように「用紙」となっている。
次に、S1001において、制御部302は、同じ用紙情報をもつジョブでグループ化し、数の大きい順にグループとする。図12で例示したジョブリストの場合、"A4普通紙"である第1のジョブ1201〜第3のジョブ1203が第1グループ、"B5普通紙"であるジョブ1204、1205が第2グループ、"B6普通紙"であるジョブ1206が第3グループとなる。
S1002において、制御部302は、最初の処理グループを決定し、本例では"A4普通紙"である第1グループとなる。S1003で、選択された第1グループの処理は図9に示したフローチャートと同様になる。つまり、第1のジョブ1201〜第3のジョブ1203が選択されたジョブとして、「準備完了」ステータスをもつジョブが対応する印刷装置に送信される。また、「未到達」のステータス1208をもつジョブはプリプレスが終わって到達した順に印刷装置P3にジョブを送信する。
次に、S1004において、全グループが終了していないので、グループカウンタiをインクリメントして、S1003へ戻る。そして、S1003で、図12に示すジョブリスト500の第2グループに対する印刷予約処理を開始する。同様に、第4のジョブ1204,第5のジョブ1205でプリプレス処理が終了した順に印刷装置P1,P5に送信される。同様に第3グループの処理を終了すると、S1006で、制御部302は、全グループの処理が終了したと判定し、送信処理を終了する。
これにより、図11のフローチャートによれば、印刷作業者が所望のカラムを選択することで、該カラムで同項目のジョブグループ内でプリプレスジョブが到達した順に対応する印刷装置に送信することを可能とする。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
302 制御部
303 受信部
304 ジョブ解析部
305 注文情報制御部
306 注文情報解析部
307 表示部である。
308 プリンタ制御部

Claims (8)

  1. プリプレス処理に従って受信するジョブを処理する情報処理装置であって、
    前記ジョブを受信することに応じて、注文されたジョブ一覧に表示されるいずれかのジョブの処理状態をジョブ待ち状態からジョブ実行可能状態へ遷移させてジョブを管理する管理手段と、
    前記ジョブ一覧に表示されるジョブを実行する順序を特定する属性を指定する指定手段と、
    指定される前記特定の属性に従い、表示手段に表示されるジョブ一覧でジョブ待ち状態と表示されるジョブと、ジョブ実行可能状態と表示されるジョブとのプレス処理順序を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記指定手段が指定する特定の属性は、表示されるジョブ順、受信するジョブ順、前記ジョブ一覧に表示される項目であって、選択される項目でソートされた順のいずれかを指定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記指定手段が指定する属性が表示されるジョブ順である場合、前記制御手段は、後続のジョブがジョブ実行可能状態であっても、ジョブ待ち状態のジョブを受信するまで後続のジョブを実行させないようにプレス処理順序を制御することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記指定手段が指定する属性が受信するジョブ順である場合、前記制御手段は、後続のジョブがジョブ実行可能状態であれば、ジョブ待ち状態のジョブの受信を待つことなく、後続のジョブを実行させるようにプレス処理順序を制御することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記指定手段が指定する属性が選択される項目でソートされた順である場合、前記制御手段は、ソートされた次のグループのジョブがジョブ実行可能状態であっても、先に実行すべきグループのジョブの処理を終了するまで、後続のグループのジョブを実行させないようにプレス処理順序を制御することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 処理順序が決定された各ジョブをプレス処理するデバイスに送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. プリプレス処理に従って受信するジョブを処理する情報処理装置のジョブ処理方法であって、
    前記ジョブを受信することに応じて、注文されたジョブ一覧に表示されるいずれかのジョブの処理状態をジョブ待ち状態からジョブ実行可能状態へ遷移させてジョブを管理する管理工程と、
    前記ジョブ一覧に表示されるジョブを実行する順序を特定する属性を指定する指定工程と、
    指定される前記特定の属性に従い、表示手段に表示されるジョブ一覧でジョブ待ち状態と表示されるジョブと、ジョブ実行可能状態と表示されるジョブとのプレス処理順序を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置のジョブ処理方法。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置のジョブ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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