JP2016171948A - 液体噴射装置用ノズルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引力を調整するための孔の位置を移動させることができるようにすること。
【解決手段】液体噴射装置用ノズルユニットは、吸引流路部と、可動部材と、ケースとを備える。吸引流路部は、液体を吸引するための吸引流路を備える。可動部材は、吸引流路に通じる孔を備える。ケースは、吸引流路部および可動部材を保持する。可動部材は、ケースに対して移動できるように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体の吸引に関する。
吸引機能を備えたスパーテル(薬さじ)が知られている(特許文献1)。このスパーテルは、中空構造であり、吸引力を調整するための孔が把持部に設けられている。
特開2007−151783号公報
上記先行技術の場合、孔の位置が固定されている。よって、ユーザーは、孔の位置を移動させることができず、使い勝手が良くなかった。このような課題は、スパーテルに限られず、例えば、液体噴射装置についても共通であった。本願発明は、上記を踏まえ、吸引力を調整するための孔の位置を移動させることができるようにすることを解決課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、以下の形態として実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、液体噴射装置用ノズルユニットが提供される。この液体噴射装置用ノズルユニットは;液体を吸引するための吸引流路を備える吸引流路部と;前記吸引流路に通じる孔を備える可動部材と;前記吸引流路部および前記可動部材を保持するケースと、を備え;前記可動部材は、前記ケースに対して移動できるように構成されている。この形態によれば、孔の位置をケースに対して移動させることができる。
(2)上記形態において、前記可動部材の移動は、回転移動を含んでもよい。この形態によれば、孔の位置を、ケースに対して回転移動させることができる。
(3)上記形態において、前記回転移動の中心は、前記ケースの長手方向に平行でもよい。この形態によれば、ユーザーは、ケースを握った手の親指で、回転移動をさせやすくなる。
(4)上記形態において、前記吸引流路部は、外周面が前記回転移動の中心軸として機能してもよい。この形態によれば、孔の位置を、吸引流路部を中心として回転移動させることができる。
(5)上記形態において、前記可動部材の回転方向の位置を安定させる位置決め機構を備えてもよい。この形態によれば、孔の回転方向の位置が安定する。
(6)上記形態において、前記ケースに固定された支持部材を備え;前記可動部材は、前記支持部材に回転可能に支持され;前記可動部材は、前記回転移動の中心との直交方向に突き出した突起と、前記吸引流路部に通じる流路とを備え;前記支持部材は、前記突起に接触する接触部を備え;前記位置決め機構は、前記突起と前記接触部との接触によって実現されてもよい。上記の形態は、例えばこの形態のように実現できる。
(7)上記形態において、前記可動部材の外周面の一部であって、前記孔を塞ぐ指が接触する部位に、凹曲面が設けられていてもよい。この形態によれば、指で孔を塞ぎやすくなる。
(8)上記形態において、前記突起は、前記回転移動の中心に対し、前記凹曲面の反対側に配置されていてもよい。この形態によれば、孔が塞ぎやすくなる。孔を塞ぐために孔の周囲を指で押さえた際に、その力が接触部によって支持される。これによって、回転部材の変形が抑制されて、上記の効果を得ることができる。
(9)上記形態において、前記可動部材の外周面にローレットが設けられていてもよい。この形態によれば、可動部材を回転させやすくなる。
(10)上記形態において、前記可動部材の幅は、15mm以上25mm以下でもよい。この形態によれば、標準的な手の大きさのユーザーにとって使いやすくなる。
(11)上記形態において、前記吸引力は、前記支持部材に接続された吸引チューブを介して、前記吸引流路に作用してもよい。この形態によれば、可動部材を回転させても、吸引チューブから反力を受けなくなる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現できる。例えば、液体噴射装置用アクチュエーターユニットと上記の液体噴射装置用ノズルユニットとを含む液体噴射装置用ハンドピースや、この液体噴射装置用ハンドピースと液体供給装置とを含む液体噴射装置として実現できる。
液体噴射装置の概略構成図。 ハンドピースの斜視図(装着状態)。 ハンドピースの斜視図(分離状態)。 ノズルユニットを示す斜視図。 ハンドピースを示す断面図。 ジョイント部及びアクチュエーターユニットの拡大断面図(装着状態)。 ジョイント部及びアクチュエーターユニットの拡大断面図(分離状態)。 液体室付近の拡大断面図(装着状態)。 液体室付近の拡大断面図(分離状態)。 液体室側ダイヤフラム及び圧電素子側ダイヤフラムの溶接についての図。 吸引力調整機構を示す斜視図。 吸引力調整機構を示す断面図。 図12に示した13−13断面の端面図。 図12に示した13−13断面の端面図。 図12に示した13−13断面の端面図。 回転部材と支持部材とを示す断面図(変形例1)。 回転部材と支持部材とを示す断面図(変形例2)。 回転部材と支持部材とを示す断面図(変形例3)。 吸引力調整機構を示す斜視図(変形例4)。 スライダーと流路部とが分解された様子を示す斜視図(変形例4)。 吸引力調整機構を示す断面図(変形例4)。 吸引力調整機構を示す断面図(変形例4)。
初めに、図1〜図10を用いて、液体噴射装置20の概略を説明することで、液体の噴射機構および吸引機構について説明する。
図1は、液体噴射装置20の構成を概略的に示す。液体噴射装置20は、医療機関において利用される医療機器であり、患部に対して液体を噴射することによって、患部を切除する機能を有する。
液体噴射装置20は、制御部30と、アクチュエーター用ケーブル31と、ポンプ用ケーブル32、フットスイッチ35と、吸引装置40と、吸引チューブ41と、液体供給装置50と、ハンドピース100(操作部)とを備える。
液体供給装置50は、給水バッグ51と、スパイク針52と、第1〜第5コネクター53a〜53eと、第1〜第4給水チューブ54a〜54dと、ポンプチューブ55と、閉塞検出機構56と、フィルター57とを備える。ハンドピース100は、ノズルユニット200と、アクチュエーターユニット300とを備える。ノズルユニット200は、噴射管205と、吸引管400とを備える。
給水バッグ51は、透明な合成樹脂製であり、内部に液体(具体的には生理食塩水)が充填されている。なお、本願では、水以外の液体が充填されていても、給水バッグ51と呼ぶ。スパイク針52は、第1コネクター53aを介して、第1給水チューブ54aに接続されている。給水バッグ51にスパイク針52が刺されると、給水バッグ51に充填された液体が第1給水チューブ54aに供給可能な状態になる。
第1給水チューブ54aは、第2コネクター53bを介して、ポンプチューブ55に接続されている。ポンプチューブ55は、第3コネクター53cを介して、第2給水チューブ54bに接続されている。チューブポンプ60は、ポンプチューブ55を、ステーターとローターとで挟み込んでいる。チューブポンプ60は、内蔵するモーターの回転によって、複数のローラーを回転させることで、ポンプチューブ55を扱(しご)く。このように扱かれることによって、ポンプチューブ55内の液体は、第1給水チューブ54a側から、第2給水チューブ54b側に送り出される。
閉塞検出機構56は、第2給水チューブ54b内の圧力を測定することで、第1〜第4給水チューブ54a〜54d内の閉塞を検出する。
第2給水チューブ54bは、第4コネクター53dを介して、第3給水チューブ54cに接続されている。第3給水チューブ54cにはフィルター57が接続されている。フィルター57は、液体に含まれる異物を捕集する。
第3給水チューブ54cは、第5コネクター53eを介して、第4給水チューブ54dに接続されている。第4給水チューブ54dは、ハンドピース100に接続されている。第4給水チューブ54dを通じてハンドピース100に供給された液体は、アクチュエーターユニット300の駆動によって、噴射管205の先端に設けられたノズル207から間欠的に噴射される。このように液体が間欠的に噴射されることによって、少ない流量で切除能力が確保できる。
噴射管205及び吸引管400は、噴射管205を内管、吸引管400を外管とする二重管を構成する。吸引チューブ41は、ノズルユニット200に接続されている。吸引装置40は、吸引チューブ41を通じて、吸引管400内を吸引する。この吸引によって、吸引管400の先端付近の液体や切除片などが吸引される。
制御部30は、チューブポンプ60と、アクチュエーターユニット300とを制御する。具体的には、制御部30は、フットスイッチ35が踏まれている間、アクチュエーター用ケーブル31と、ポンプ用ケーブル32とを介して駆動信号を送信する。アクチュエーター用ケーブル31を介して送信された駆動信号は、アクチュエーターユニット300を駆動させる。ポンプ用ケーブル32を介して送信された駆動信号は、チューブポンプ60を駆動させる。よって、ユーザーがフットスイッチ35を踏んでいる間は液体が間欠的に噴射され、ユーザーがフットスイッチ35を踏んでいない間は液体の噴射が停止する。
図2及び図3は、ハンドピース100の斜視図である。 図2は、アクチュエーターユニット300がノズルユニット200に装着された状態(以下「装着状態」という)を示す。図3は、アクチュエーターユニット300とノズルユニット200とが分離された状態(以下「分離状態」という)を示す。
アクチュエーターユニット300は、ノズルユニット200に対して着脱できるように構成されている。アクチュエーターユニット300がノズルユニット200に対して装着されて、アクチュエーターユニット300とノズルユニット200とが一体となることで、ハンドピース100として機能する。
ノズルユニット200は、内部に液体が流れるので、手術毎に交換される。さらに、液体供給装置50に含まれる構成要素のうち、内部に液体が流れるもの(給水バッグ51、第1〜第4給水チューブ54a〜54d、ポンプチューブ55等)は、手術毎に交換される。アクチュエーターユニット300は、液体に触れないので、滅菌処理や洗浄処理を施すことにより複数回の手術で使用できる。
ノズルユニット200は、先述した噴射管205と吸引管400とに加え、ハンドピースケース210と、ジョイント部250と、吸引力調整機構500とを備える。ハンドピースケース210は、ユーザーに把持されるグリップとしての機能と、流路を内部に保持する機能とを有する。この流路とは、先述したように、噴射される液体および吸引される液体が流れる流路のことである。
吸引力調整機構500は、ハンドピース100に設けられており、孔522を備える。孔522の開口面積が変化すると、吸引管400による吸引力が変化する(図5と共に詳述)。ジョイント部250は、ノズルユニット200に対してアクチュエーターユニット300を着脱するための部位である。
アクチュエーターユニット300は、連結部310と駆動部350とを備える。連結部310は、アクチュエーター用ケーブル31と駆動部350とを、機械的および電気的に連結している。駆動部350は、液体を間欠的に噴射するための駆動力を発生する。
図4は、ノズルユニット200を示す斜視図である。図4は、吸引管400がハンドピースケース210から取り外された状態を示す。ハンドピース100は、吸引管400が取り外された状態で使用されてもよい。吸引管400が取り外された状態では、吸引管400を用いた吸引はできないものの、噴射管205からの液体の噴射はできる。
吸引管400は、凸部410を備える。凸部410は、吸引管400をハンドピースケース210に装着するための部位である。
ハンドピースケース210には、図1と共に説明したように、第4給水チューブ54dが接続されている。なお、図2及び図3は、視線の関係で、第4給水チューブ54dを示していない。
図5は、ハンドピース100を示す断面図である。第4給水チューブ54dは、ハンドピースケース210内部でU字状に屈曲し、入口流路241に接続されている。入口流路241は、液体室240(図8、図9参照)を介して、噴射管205に通じている。
入口流路241の流路径は、噴射管205の流路径よりも小さい。このため、液体室240内の圧力が変動しても(後述)、液体室240内の液体が入口流路241に逆流することが抑制される。
ハンドピースケース210は、先端に凹部211を備える。吸引管400の装着は、凸部410が凹部211に嵌合することで実現される。装着された吸引管400は、吸引流路部230に通じている。吸引流路部230は、吸引力調整機構500を介して、吸引チューブ41に接続されている。
ユーザーは、孔522を利用して、吸引管400による吸引力の調整ができる。具体的には、孔522が開放されている面積を小さくすれば、孔522から流入する空気の流量も小さくなるので、吸引管400を介して吸引される流体(空気や液体等)の流量が大きくなる。つまり、吸引管400による吸引力が大きくなる。逆に、孔522が開放されている面積を大きくすれば、孔522から流入する空気の流量も大きくなるので、吸引管400による吸引力が小さくなる。通常、ユーザーは、孔522の開放面積の調整を、親指によって孔522を塞ぐ面積を調整することによって実現する。孔522が全く覆われていない状態では、吸引管400による吸引力が微小になるように、又は吸引力が全く作用しないように、孔522の形状が設計されている。本実施形態においては、吸引管400の流路面積が孔522の開口面積より大きいものの、吸引管400の長さを孔522の長さよりも長くすることで吸引管400の流路抵抗を孔522の流路抵抗よりも大きくしている。こうすることで孔522が全く覆われていない場合に、吸引管400による吸引力を微小とすることができる。
図5に示すように、ハンドピースケース210に対して長手方向が定義される。長手方向とは、図5に示した断面内に含まれる方向であって、所定の姿勢の際の水平方向である。所定の姿勢とは、ユーザーが手の平を上に向けてから、その手でハンドピース100を握った際の姿勢である。本実施形態における長手方向は、吸引流路部230の流路方向と一致する。吸引流路部230の流路方向とは、吸引流路部230が吸引力調整機構500と接触している部位における吸引流路部230内の流れの方向である。
図6及び図7は、ジョイント部250及びアクチュエーターユニット300付近を拡大して示す断面図である。図6は、装着状態を示す。図7は、分離状態を示す。
駆動部350は、ハウジング351と、固定部材353と、圧電素子360と、可動板361とを備える。ハウジング351は、円筒状の部材である。可動板361は、ピストン362と、駆動側ダイヤフラム364とを含む。
圧電素子360は、積層型圧電素子である。圧電素子360は、伸縮する方向がハウジング351の長手方向に沿うように、ハウジング351内に配置されている。本実施形態における圧電素子360は、ほぼ正四角柱形状であり、3.5mm四方で、高さが18mmである。
固定部材353は、ハウジング351の一端に固定されている。圧電素子360は、固定部材353に接着剤によって固定されている。
駆動側ダイヤフラム364の素材は、金属であり、具体的にはステンレス鋼であり、さらに具体的にはSUS304又はSUS316Lである。駆動側ダイヤフラム364は、圧電素子360のプリロード(後述)を実施するために厚めに形成される(例えば300μm)。また、圧電素子360が金属製で、且つ厚めに形成されているので、ピストン362に押された際に、滑らかに湾曲する。このため、装着状態において、液体室側ダイヤフラム260も滑らかに変形させることができる。
駆動側ダイヤフラム364は、ハウジング351の他端を覆うように配置され、ハウジング351に溶接によって固定されている。
ピストン362は、圧電素子360の一端に接着剤によって固定されていると共に、駆動側ダイヤフラム364に接触するように配置されている。ピストン362は、異なる径の円柱が、同心円として積層したような形状をしている。小さい径の方が、駆動側ダイヤフラム364と接触している。このため、駆動側ダイヤフラム364は、端の方が押されず、溶接箇所には大きな力が作用しないようになっている。ピストン362及び駆動側ダイヤフラム364は、接着剤等によって固定されてはおらず、接触しているのみである。
ハウジング351の外周には、雄ネジ部351aが設けられている。分離状態から装着状態への移行は、雄ネジ部351aを、ジョイント部250に設けられた雌ネジ部253に締め付けることで実現される。
連結部310は、第1ケース311と、第2ケース312と、第3ケース313と、保持部材314と、金属板315と、第1ネジ316と、第2ネジ317と、第3ネジ318とを備える。なお金属板315は中継基板315と言い換えることもできる。
第1ケース311は、第1ネジ316によって、固定部材353に固定されている。第2ケース312は、第2ネジ317と第3ネジ318とによって、第1ケース311に固定されている。2枚の金属板315は、第1ケース311内に挿入(収容)されている。
保持部材314は、アクチュエーター用ケーブル31の端部付近に加締められることによって固定されている。第3ケース313は、第2ケース312と保持部材314とを連結するための部材である。第3ケース313は、保持部材314の外径が膨らんだ部位を引っ掛けた状態で、第2ケース312に固定されている。
アクチュエーター用ケーブル31は、上記のように固定された状態で、2枚の金属板315と導通するように接続される。金属板315は、圧電素子360の正極、負極それぞれに、配線(図示しない)によって接続される。
圧電素子360は、アクチュエーター用ケーブル31、金属板315及び上記の配線を介して入力される駆動信号に応じて伸縮する。圧電素子360が伸縮すると、ピストン362が圧電素子360の長手方向に振動する。ピストン362が振動すると、駆動側ダイヤフラム364は、この振動に追従して変形する。
圧電素子360は、伸縮を適切に実施するために、プリロードされた状態で組み付けられている。プリロードされた状態とは、圧電素子360が駆動側ダイヤフラム364に向けて押しつけられ、圧電素子360が伸縮方向に圧縮された状態のことである。プリロードの荷重は、圧電素子360の最大発生力の10〜50%であり、具体的には40〜200Nである。このため、圧電素子360に駆動信号が入力されていない状態においても、駆動側ダイヤフラム364は、ピストン362を介して、圧電素子360から力を受ける。駆動側ダイヤフラム364が金属製で、液体室側ダイヤフラム260よりも厚く形成されているのは、プリロードを保持するためである。
上記のように駆動側ダイヤフラム364が変形しているため、駆動側ダイヤフラム364は、ピストン362と接着されていなくても、圧電素子360の収縮に追従して変形できる。
図8及び図9は、液体室240付近を拡大して示す断面図である。図8は、装着状態を示す。図9は、分離状態を示す。
ジョイント部250の内部には、液体室240が設けられている。液体室240は、窪み244に、液体室側ダイヤフラム260が覆い被さることで形成される。窪み244は、ジョイント部250において、薄く円形状に窪んだ部位である。液体室側ダイヤフラム260は、圧電素子360の伸縮に応じて変形しやすいように、駆動側ダイヤフラム364よりも薄く形成される(例えば50〜100μm)。液体室側ダイヤフラム260は、直径が13〜15mmであり、ジョイント部250に溶接によって固定されている。溶接位置は、図9に示される溶接Y1として示されている。液体室側ダイヤフラム260の素材は、金属であり、具体的にはステンレス鋼であり、さらに具体的にはSUS304又はSUS316Lである。
図8に示すように、液体室側ダイヤフラム260及び駆動側ダイヤフラム364は、装着状態において接触する。このため、先述したように駆動側ダイヤフラム364が変形すると、液体室側ダイヤフラム260も同様に変形する。
駆動側ダイヤフラム364が変形すると、液体室240の容積が変動する。この変動によって、液体室240内に満たされた液体の圧力が変動する。液体室240内の圧力が低下した際には、入口流路241から液体が液体室240に流入する。液体室240内の圧力が上昇した際には、液体が液体室240から噴射管205に流出する。噴射管205に流出した液体は、噴射管205の先端から噴射される。液体室240内の圧力が上昇するのは間欠的なので、噴射管205からの液体の噴射は間欠的に実施される。
上記のように、液体室側ダイヤフラム260及び駆動側ダイヤフラム364は、一体となって変形する。つまり、液体室側ダイヤフラム260及び可動板361は、一体となって変形する。図8に示された符号460は、このように一体となって変形する液体室側ダイヤフラム260と可動板361とを合わせた合成ダイヤフラム460を示す。合成ダイヤフラム460は、装着状態において、1つのダイヤフラムと捉えることができる。
図10は、液体室側ダイヤフラム260及び駆動側ダイヤフラム364の溶接について説明するための図である。ハウジング351には、図10に示すように面取り351bが設けられている。面取り351bは、液体室側ダイヤフラム260を固定する溶接Y1とハウジング351とが干渉しないように設けられている。
図10に示すように、ハウジング351の先端は、駆動側ダイヤフラム364の先端よりも寸法Cだけ引っ込んでいる。この結果、装着状態において、液体室側ダイヤフラム260とハウジング351との間にクリアランスが発生する。駆動側ダイヤフラム364を固定する溶接Y2の溶接痕が、このクリアランスに位置するように、溶接を実施することで、溶接Y2と液体室側ダイヤフラム260との干渉が回避されている。
図10に示された符号255は、他の形態において設けられる逃がし部255を示す。本実施形態では、図8,図9等に示すように、逃がし部255は設けられていない。逃がし部255は、ジョイント部250の内周において、壁が内部に向かってえぐれた部位である。逃がし部255を設けることによって、雌ネジ部253の加工が容易になる。
以下、吸引力調整機構500について説明する。
図11は、吸引力調整機構500を示す斜視図である。図12は、吸引力調整機構500を示す断面図であり、吸引チューブ41と、吸引流路部230とが接続された状態を示す。
吸引力調整機構500は、回転部材520(可動部材)と、支持部材540と、Oリング560とを備える。支持部材540は、ハンドピースケース210に固定されている。回転部材520は、支持部材540に回転可能に支持されている。Oリング560は、回転部材520と支持部材540との隙間に配置されている。
回転部材520は、孔522と、操作面524と、第1嵌合孔525aと、第2嵌合孔525bと、ローレット526と、張り出し部527と、突起528と、流路529とを備える。支持部材540は、継手541と、回転軸545と、貫通孔546と、接触部548とを備える。
第1嵌合孔525aは、回転軸545に嵌合している。第2嵌合孔525bは、吸引流路部230に嵌合している。吸引流路部230は、貫通孔546を貫通しているので、貫通孔546に支持されている。吸引流路部230の流路方向は、回転軸545と同軸に配置されている。これらの構成によって、回転部材520が回転可能に支持されている。なお、回転部材520が回転しても、吸引流路部230は回転しない。よって、回転部材520が回転する際に、第2嵌合孔525bは、吸引流路部230と擦れあう。
操作面524は、親指によって孔522を塞ぎやすいように設けられた滑らかな凹曲面である。ローレット526は、回転部材520を親指によって回転させやすいように設けられた複数の凹凸で構成された部位である。流路529は、吸引流路部230内と吸引チューブ41内とを接続するための流路である。
継手541は、吸引チューブ41を接続するための中空の突起である。継手541が支持部材540に設けられているため、回転部材520が回転しても、継手541に接続された吸引チューブ41がトルクを受けることはない。このため、回転部材520の回転を吸引チューブ41によって阻害されたり、吸引チューブ41に連れ回って回転部材520が意図せず回転したりすることが無い。
突起528及び接触部548は、回転部材520の回転位置を安定させるための機構を構成する。(図13,図14,図15と共に後述)。張り出し部527についても図13,図14,図15と共に後述する。
図13,図14,図15は、図12に示した13−13断面の端面図である。この断面は、長手方向と、吸引流路部230の流路方向とのそれぞれに直交する。突起528は、先端が丸みを帯びており、操作面524と対向するように配置されている。
接触部548は、山と谷とが交互に設けられている。山の頂点は、同じ円弧上に配置されている。図13,図14,図15に示すように、突起528が接触部548の2つの斜面に接触している状態では、回転部材520の回転位置が安定する。
ユーザーは、親指によって回転部材520を回転させることができる。ユーザーが回転部材520にトルクを負荷すると、回転部材520と支持部材540とが弾性変形する。そして突起528が接触部548の山を乗り越えると、突起528は、隣の斜面間に移動する。
ユーザーは、突起528が隣の斜面間に移動すると、回転部材520に触れている指を介して、クリック感を覚える。クリック感とは、回転部材520が別の回転位置に移行した感覚のことである。さらに、回転部材520の回転に伴って音が発生する。ユーザーは、この音によってもクリック感を覚える。
上記のクリック感の強さは、挿入深さに依存する。挿入深さとは、回転部材520の回転における半径方向の距離であって、接触部548の山頂の位置から、突起528と斜面との接触位置までの距離である。実施形態における挿入深さは、図13に示すように、深さD1に設定されている。
張り出し部527は、回転部材520と支持部材540との隙間を狭くするために設けられている。張り出し部527は、回転における半径方向に張り出した部位である。
図13に示された幅Wは、回転部材520の幅を表す。幅Wは、孔522の貫通方向および流路529の流路方向に直交する方向の回転部材520の全幅である。流路529の流路方向は、吸引流路部230の流路方向に一致している。本実施形態における幅Wは、15mm以上25mm以下に設定されており、標準的な手の大きさのユーザーにとって使いやすくなっている。
本実施形態によれば、ユーザーは、孔522の回転位置を変更できる。よって、ユーザーは、自身の指にフィットする位置に孔522の回転位置を調整したり、手術の状況に応じて孔522の回転位置を調整したりできる。
さらに、回転部材520の回転中心が、長手方向および吸引流路部230の流路方向と一致しているので、ユーザーは、親指で回転部材520を回転させやすい。
変形例1を説明する。図16は、回転部材520と支持部材540aとを示す断面図である。支持部材540aは、実施形態の支持部材540の代わりに用いられる。支持部材540aは、接触部548aを備える。接触部548aは、挿入深さが深さD2である。深さD2は、実施形態の深さD1よりも浅い。さらに、接触部548aの山は、なだらかな形状に設計されている。これらの特徴によって、実施形態よりも、回転部材520が回転しやすくなっていると共に、クリック感が抑制されている。
変形例2を説明する。図17は、回転部材520と支持部材540bとを示す断面図である。支持部材540bは、支持部材540や支持部材540aの代わりに用いられる。支持部材540bは、接触部548bを備える。接触部548bは、円周の内周面として構成されている。つまり、支持部材540や支持部材540aとは異なり、山と谷とによる構造を有しない。
接触部548bは、突起528との摩擦によって、回転部材520の回転位置を決める。このため、挿入深さがゼロであると表現することもできる。この特徴によって、無段階で回転位置が調整できると共に、クリック感が生じない。
変形例3を説明する。図18は、回転部材520c(可動部材)と支持部材540cとを示す断面図である。回転部材520cは、実施形態の回転部材520の代わりに用いられる。支持部材540cは、実施形態の支持部材540の代わりに用いられる。
回転部材520cは、突起528cを備える。支持部材540cは、接触部548cを備える。突起528c及び接触部548cは、実施形態の突起528及び接触部548と同様な構造を有する。
突起528cは、回転部材520cの端部に形成されている。これに合わせて、接触部548cは、支持部材540cの端部に形成されている。このため、支持部材540cは、吸引流路部230を直接的には支持しない構造になっている。この結果、回転部材520の吸引流路部230側は、突起528cが接触部548cに接触することよって支持される。
このような支持構造であると、ローレット526に力を掛けて回転部材520を回転させる際に、突起528cが接触部548cに押しつけられやすくなる。この結果、回転部材520cの回転位置の安定性が高まり、且つ、クリック感も安定する。
変形例4を説明する。図19は、吸引力調整機構600を示す斜視図である。吸引力調整機構600は、実施形態の吸引力調整機構500の代わりに用いられる。吸引力調整機構600は、スライダー620(可動部材)と、流路部材640とを備える。
図20は、スライダー620と、流路部材640とが分解された様子を示す斜視図である。図21及び図22は、吸引力調整機構600を示す断面図である。詳しくは後述するように、図21及び図22は、スライダー620の位置が互いに異なる。
流路部材640は、継手641と、貫通部642と、座繰り部643と、流路部材用嵌合孔645と、流路649とを備える。継手641は、実施形態の継手541と同様に、吸引チューブ41との接続のための部位である。流路部材用嵌合孔645は、実施形態の第2嵌合孔525bと同様に、吸引流路部230を保持するための孔である。流路649は、実施形態の流路529と同様に、吸引流路部230と吸引チューブ41とを繋ぐための流路である。
座繰り部643は、流路649を構成する管壁の一部に、座繰り加工が施されて形成されたような平面である。但し、実際には、座繰り加工によって形成された訳ではなく、流路部材640全体が型成形や3Dプリンティング等によって形成された結果、座繰り部643も形成されている。座繰り部643は、流路529の管壁を貫通している。この貫通によって、貫通部642が形成される。
スライダー620は、孔622と、封止面625とを備える。封止面625は、円筒の内周面として形成されている。封止面625内に流路部材640が挿入されると、流路部材640に配置されたOリング661とOリング662とによって、流路部材640の外周面と封止面625との隙間が封止される。
図19,図21,図22に示すように、流路部材640は、吸引力調整機構600として組み付けられる際に、貫通部642が孔622に通じるようにスライダー620内に挿入される。このような関係によって、実施形態と同様に、孔622を親指で塞ぐことによって吸引力の調整ができる。
図21,図22に示すように、スライダー620は、流路部材640の流路方向に沿って移動させることができる。図21は、流路部材用嵌合孔645側に寄せた状態、つまり、吸引流路部230側に寄せた状態を示す。図22は、継手641側に寄せた状態、つまり、吸引チューブ41側に寄せた状態を示す。さらに、スライダー620は、流路部材640の円周方向に沿って回転移動させることもできる。変形例4によれば、孔622の位置を、回転移動だけでなく並進移動させることができる。
本発明は、本明細書の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下のものが例示される。
ノズルユニットとアクチュエーターユニットとが一体に構成されていてもよい。このように一体となって構成されたものを、ノズルユニットと捉えてもよいし、ハンドピースと捉えてもよい。この構成では、ダイヤフラムは1枚でもよい。
噴射する液体は、純水でもよいし薬液でもよい。
液体噴射装置は、医療機器以外に利用されてもよい。
例えば、液体噴射装置は、噴射した液体によって汚れを除去する洗浄装置に利用されてもよいし、噴射した液体によって線などを描く描画装置に利用されてもよい。
実施形態においては、吸引力調整のための孔がユーザーの親指によって塞がれることを想定した構成を採用したが、ユーザーは、実施形態と同一の構成において、他の指を用いて孔を塞いでもよい。或いは、上記の孔がユーザーの他の指によって塞がれることを想定した構成を採用してもよい。この他、孔が塞がれる面積を、他の部材を介して調整してもよい。他の部材とは、例えば、孔の開口部を覆うように設けられたカバー等が考えられる。
実施形態においてはアクチュエーターとして圧電素子を用いる構成を採用したが、光メーザーを用いて液体を噴射する構成や、ポンプ等により液体を加圧し、液体を噴射する構成を採用してもよい。光メーザーを用いて液体を噴射する構成とは、光メーザーを液体に照射して液体中に気泡を発生させ、この気泡の発生によって引き起こされる液体の圧力上昇を利用する構成である。
実施形態においては間欠的に液体を噴射する構成を採用したが、連続的に液体を噴射する機能を備えた構成を採用してもよい。例えば、間欠的な噴射と連続的な噴射とを使い分けることができる構成でもよい。実施形態のハードウエア構成を利用して連続的な噴射を実施するために、アクチュエーターの駆動を停止または低下させた状態でチューブポンプのみを駆動させてもよい。この構成の場合、間欠的な噴射を切除のために実施し、連続的な噴射を洗浄のために実施してもよい。
或いは、連続的な噴射のみが実施できる構成でもよい。この構成の場合、連続的な噴射によって切除を実施してもよい。
20…液体噴射装置
30…制御部
31…アクチュエーター用ケーブル
32…ポンプ用ケーブル
35…フットスイッチ
40…吸引装置
41…吸引チューブ
50…液体供給装置
51…給水バッグ
52…スパイク針
53a…第1コネクター
53b…第2コネクター
53c…第3コネクター
53d…第4コネクター
53e…第5コネクター
54a…第1給水チューブ
54b…第2給水チューブ
54c…第3給水チューブ
54d…第4給水チューブ
55…ポンプチューブ
56…閉塞検出機構
57…フィルター
60…チューブポンプ
100…ハンドピース
200…ノズルユニット
205…噴射管
207…ノズル
210…ハンドピースケース
211…凹部
230…吸引流路部
240…液体室
241…入口流路
244…窪み
250…ジョイント部
253…雌ネジ部
255…逃がし部
260…液体室側ダイヤフラム
300…アクチュエーターユニット
310…連結部
311…第1ケース
312…第2ケース
313…第3ケース
314…保持部材
315…金属板
316…第1ネジ
317…第2ネジ
318…第3ネジ
350…駆動部
351…ハウジング
351a…雄ネジ部
353…固定部材
360…圧電素子
361…可動板
362…ピストン
364…圧電素子側ダイヤフラム
400…吸引管
410…凸部
460…合成ダイヤフラム
500…吸引力調整機構
520…回転部材
520c…回転部材
522…孔
524…操作面
525a…第1嵌合孔
525b…第2嵌合孔
526…ローレット
527…張り出し部
528…突起
528c…突起
529…流路
540…支持部材
540a…支持部材
540b…支持部材
540c…支持部材
541…継手
545…回転軸
546…貫通孔
548…接触部
548a…接触部
548b…接触部
548c…接触部
560…Oリング
600…吸引力調整機構
620…スライダー
622…孔
625…封止面
640…流路部材
641…継手
642…貫通部
643…座繰り部部
645…流路部材用嵌合孔
649…流路
661…Oリング
662…Oリング

Claims (11)

  1. 液体を吸引するための吸引流路を備える吸引流路部と、
    前記吸引流路に通じる孔を備える可動部材と、
    前記吸引流路部および前記可動部材を保持するケースと、を備え、
    前記可動部材は、前記ケースに対して移動できるように構成されている
    液体噴射装置用ノズルユニット。
  2. 前記可動部材の移動は、回転移動を含む
    請求項1に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  3. 前記回転移動の中心は、前記ケースの長手方向に平行である
    請求項2に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  4. 前記吸引流路部は、外周面が前記回転移動の中心軸として機能する
    請求項2又は請求項3に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  5. 前記可動部材の回転方向の位置を安定させる位置決め機構を備える
    請求項2から請求項4までの何れか一項に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  6. 前記ケースに固定された支持部材を備え、
    前記可動部材は、前記支持部材に回転可能に支持され、
    前記可動部材は、前記回転移動の中心との直交方向に突き出した突起と、前記吸引流路部に通じる流路とを備え、
    前記支持部材は、前記突起に接触する接触部を備え、
    前記位置決め機構は、前記突起と前記接触部との接触によって実現される
    請求項5に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  7. 前記可動部材の外周面の一部であって、前記孔を塞ぐ指が接触する部位に、凹曲面が設けられている
    請求項6に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  8. 前記突起は、前記回転移動の中心に対し、前記凹曲面の反対側に配置されている
    請求項7に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  9. 前記可動部材の外周面にローレットが設けられている
    請求項6から請求項8までの何れか一項に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  10. 前記可動部材の幅は、15mm以上25mm以下である
    請求項6から請求項9までの何れか一項に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
  11. 前記液体を吸引するための吸引力は、前記支持部材に接続された吸引チューブを介して、前記吸引流路に作用する
    請求項6から請求項10までの何れか一項に記載の液体噴射装置用ノズルユニット。
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