JP2016171438A - 半導体スイッチ及びスイッチシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化できる半導体スイッチを提供する。【解決手段】実施形態によれば、半導体スイッチは、シリアルインターフェース回路と、ドライブ回路と、スイッチ回路と、多値変換回路と、を備える。前記シリアルインターフェース回路は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。前記ドライブ回路は、前記パラレルデータに基づいて、第1の正電位及び負電位の2値を有する制御信号を生成する。前記スイッチ回路は、前記制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替える。前記多値変換回路は、前記パラレルデータに含まれる制御データを、前記第1の正電位及び前記負電位を含む少なくとも4値を有する多値のパラレル信号に変換する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体スイッチ及びスイッチシステムに関する。
携帯電話機等の携帯端末の高周波回路部においては、送信回路及び受信回路が高周波信号用スイッチ回路を介して共通のアンテナに選択的に接続されるようになっている。従来、このような高周波信号用スイッチ回路のスイッチ素子には、化合物半導体を用いたHEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ)が用いられてきたが、近年の低コスト化及び小型化の要求から、シリコン基板上に形成されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)に置き換わりつつある。
但し、通常のシリコン基板上に形成されたMOSFETでは、ソースあるいはドレイン電極とシリコン基板との間の寄生容量が大きいことと、シリコン基板は半導体であることから、高周波信号の電力損失が大きいといった問題がある。そこで、高周波信号用スイッチ回路をSOI(Silicon On Insulator)基板上に形成する技術が提案されている。
近年、携帯電話機等はマルチモード化及びマルチバンド化が進んでおり、それに伴い高周波スイッチに必要なポート数は10を超えている。ポート数が増えると、必然的に、スイッチの接続状態を制御するのに必要な信号のビット数が増える。例えば、アンテナ端子と10個のRF端子との間の接続状態を切り替えるSP10T(Single-Pole 10-Throw)スイッチにおいては、少なくとも10個の状態が必要であり、制御信号の必要ビット数は4となる。4ビットの制御信号をパラレルに入力する場合、当然4つの端子が必要である。この入力方式を一般にGPIO(General Purpose Input / Output)方式と呼ぶ。
これに対して、シリアルデータ信号をクロック信号に同期させて入力させる方法もある。この入力方式を以後シリアル入力方式と呼ぶことにする。シリアル入力方式であれば、ポート数が増えても、シリアルデータ入力端子は1つだけで良いというメリットがある。そのため、従来の高周波スイッチはGPIO方式が主流であったが、最近ではシリアル入力方式の要求が増えてきた。
また、シリアル入力方式には、高周波スイッチ以外の複数のICを同一のシリアルデータ線で制御することができるというメリットもある。このように1つのシリアルデータ線に複数のICを接続する場合、各ICを識別するためのIDが必要となる。IDの他にも、各種制御情報を格納するためのレジスタが設けられ、一般に、それらレジスタに格納されるデータは双方向に通信される。従って、シリアルインターフェース回路は、比較的大型化する。
そのため、1つの携帯端末内に複数の高周波半導体スイッチが設けられる場合、各高周波半導体スイッチにシリアルインターフェース回路を設けると、高周波半導体スイッチが大型化する。
特開2013−175834号公報
本発明が解決しようとする課題は、小型化できる半導体スイッチ及びスイッチシステムを提供することである。
実施形態によれば、半導体スイッチは、シリアルインターフェース回路と、ドライブ回路と、スイッチ回路と、多値変換回路と、を備える。前記シリアルインターフェース回路は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。前記ドライブ回路は、前記パラレルデータに基づいて、第1の正電位及び負電位の2値を有する制御信号を生成する。前記スイッチ回路は、前記制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替える。前記多値変換回路は、前記パラレルデータに含まれる制御データを、前記第1の正電位及び前記負電位を含む少なくとも4値を有する多値のパラレル信号に変換する。
第1の実施形態に係る高周波モジュールのブロック図である。 図1の第1の半導体スイッチのブロック図である。 図1の第2の半導体スイッチのブロック図である。 図2の第1のスイッチ回路の回路図である。 図2の多値変換回路の一部の構成を示す回路図である。 図5Aの回路に対応する真理値表である。 トライステート・レベルシフタを示す回路図である。 第2の実施形態に係る高周波モジュールのブロック図である。 図7の第1の半導体スイッチのブロック図である。 クロック信号CK2と第2シリアルデータData2の波形図である。 図7の第2の半導体スイッチのブロック図である。 図10のシリアル・パラレル変換回路を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る高周波モジュールのブロック図である。 クロック信号CK3と、第2シリアルデータData3の波形図である。 図12の第2の半導体スイッチのブロック図である。 第4の実施形態に係る高周波モジュールのブロック図である。 信号抽出回路のブロック図である。 第2シリアルデータSig1、リセット信号Reset、クロック信号CK4、及び、第3シリアルデータData4を示す波形図である。 第5の実施形態に係る高周波モジュールのブロック図である。 比較例の高周波モジュールのブロック図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る高周波モジュール(スイッチシステム)1のブロック図である。高周波モジュール1は、携帯電話機等の無線通信機器内に設けられる。図1に示すように、高周波モジュール1は、第1の半導体スイッチ10と、第2の半導体スイッチ20と、フィルタバンク30と、を備える。
パワーアンプ(図示せず)から供給される高周波信号RFinは、第1の半導体スイッチ10、フィルタバンク30、及び、第2の半導体スイッチ20をこの順に通過し、アンテナ100に出力される。
第1の半導体スイッチ10は、入力されたクロック信号CK及びシリアルデータDataに基づいて、複数の高周波信号端子RF11〜RF1[n](nは2以上の整数)の中から1つを選択して、RF共通端子RF_COMと接続する。第2の半導体スイッチ20は、第1の半導体スイッチ10から供給される多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・に基づいて、複数の高周波信号端子RF21〜RF2[n]の中から1つを選択して、アンテナ端子ANTと接続する。フィルタバンク30は、それぞれ周波数特性が異なるn個のフィルタ(図示せず)を有する。フィルタバンク30内の各フィルタは、高周波信号端子RF11〜RF1[n]の中の対応するものと、高周波信号端子RF21〜RF2[n]の中の対応するものとの間に接続されている。これにより、RF共通端子RF_COMに供給された高周波信号RFinは、フィルタバンク30内の適切なフィルタを通過して、アンテナ端子ANTに接続されたアンテナ100から送信される。クロック信号CK及びシリアルデータDataは、無線通信機器内のパワーアンプや他の半導体スイッチなど(図示せず)にも供給される。
第1の半導体スイッチ10は、ワンチップ化することが可能だが、複数のチップで構成してもよいし、一部の構成部品をディスクリート部品で構成してもよい。本実施形態では、第1の半導体スイッチ10の全体はSOI基板上に形成されている。SOI基板は、高抵抗であることから、高周波信号が基板側に漏洩する信号ロスを抑制できる。第2の半導体スイッチ20についても第1の半導体スイッチ10と同様に構成できる。
図2は、図1の第1の半導体スイッチ10のブロック図である。図2に示すように、第1の半導体スイッチ10は、電源回路11と、シリアルインターフェース回路12と、デコーダ13と、ドライブ回路14と、高周波スイッチ回路(以下、第1のスイッチ回路と称す)15と、多値変換回路16と、を備える。
図3は、図1の第2の半導体スイッチ20のブロック図である。図3に示すように、第2の半導体スイッチ20は、電源回路21と、2値変換回路22と、デコーダ23と、ドライブ回路24と、高周波スイッチ回路(以下、第2のスイッチ回路と称す)25と、を備える。
まず、第1の半導体スイッチ10について説明する。
電源回路11は、外部電源電位Vdd2に基づいて、第1の正電位Vp、第2の正電位Vd_int及び負電位Vnを生成する。図示は省略するが、電源回路11は、第1の正電位Vpを生成する第1のチャージポンプと、負電位Vnを生成する第2のチャージポンプと、第2の正電位Vd_intを生成する降圧回路と、を有する。第1の正電位Vp及び負電位Vnは、ドライブ回路14及び多値変換回路16に供給される。第2の正電位Vd_intは、デコーダ13、ドライブ回路14及び多値変換回路16に供給される。例えば、外部電源電位Vdd2は2.4V〜3.5Vであり、第1の正電位Vpは3Vであり、第2の正電位Vd_intは1.8Vであり、負電位Vnは−3Vであってもよい。
シリアルインターフェース回路12は、外部電源電位Vdd1(例えば1.8V)が供給され、クロック信号CKに同期して、シリアルデータDataをパラレルデータに変換して内部のレジスタに格納する。シリアルインターフェース回路12は、例えば、8ビットのレジスタを10個程度有しており、これらのレジスタにパラレルデータが書き込まれる。
シリアルインターフェース回路12は、格納されたパラレルデータのうち、第1の半導体スイッチ10の第1のスイッチ回路15を制御するための制御データA11、A12、・・・をデコーダ13に供給し、第2の半導体スイッチ20の第2のスイッチ回路25を制御するための制御データC1、C2、・・・を多値変換回路16に供給する。
シリアルインターフェース回路12に格納されたパラレルデータは、第1及び第2のスイッチ回路15,25用の制御データ以外に、各種制御情報なども含んでいる。シリアルインターフェース回路12は、双方向通信を行うことができ、内部のレジスタに格納された各種制御情報などのデータを読み出して、読み出されたデータをクロック信号CKに同期してシリアルデータDataとして出力することもできる。
デコーダ13は、制御データA11、A12、・・・をデコードして、得られたデコード信号D11〜D1[n]をドライブ回路14に供給する。
クロック信号CK、シリアルデータData、制御データA11、A12、・・・、制御データC1、C2、・・・及びデコード信号D11〜D1[n]は、第2の正電位Vd_int及び基準電位の2値を有する。基準電位は、例えば0Vである。
ドライブ回路14は、デコード信号D11〜D1[n]をレベル変換すると共に単相・差動変換し、得られた制御信号Con11〜Con1[n]、Con11/〜Con1[n]/を第1のスイッチ回路15に供給する。つまり、ドライブ回路14は、シリアルインターフェース回路12に格納されたパラレルデータに基づいて、第1の正電位Vp及び負電位Vnの2値を有する制御信号Con11〜Con1[n]、Con11/〜Con1[n]/を生成する。なお本明細書において、制御信号Con11/は制御信号Con11の論理反転信号を意味しており、他の信号における記号「/」も同様である。
第1のスイッチ回路15は、SPnT(Single-Pole n-Throw)スイッチであり、制御信号Con11〜Con1[n]、Con11/〜Con1[n]/に基づいて複数の高周波信号経路を切り替える。具体的には、第1のスイッチ回路15は、複数の高周波信号端子RF11〜RF1[n]の中から1つを選択して、RF共通端子RF_COMと接続する。RF共通端子RF_COMには高周波信号RFinが供給され、高周波信号端子RF11〜RF1[n]はフィルタバンク30に接続されている。
多値変換回路16は、第2の半導体スイッチ20を制御するための制御データC1、C2、・・・を、第1の正電位Vp、第2の正電位Vd_int、負電位Vn及び基準電位の4値を有する多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・に変換する。多値変換回路16は、多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・を第2の半導体スイッチ20に供給する。
例えば、第2の半導体スイッチ20の第2のスイッチ回路25がSP12Tスイッチである場合(n=12)、4ビットの制御データC1〜C4が必要である。この場合、本実施形態では、制御データC1〜C4を多値のパラレル信号PS1,PS2に変換し、2つの多値のパラレル信号PS1,PS2によって4ビットを表すことができる。
次に、第2の半導体スイッチ20について説明する。第2の半導体スイッチ20の電源回路21、デコーダ23、ドライブ回路24、及び、第2のスイッチ回路25は、第1の半導体スイッチ10の電源回路11、デコーダ13、ドライブ回路14、及び、第1のスイッチ回路15と同様の機能を有する。以下では第1の半導体スイッチ10との相違点を中心に説明する。
2値変換回路22は、4値を有する多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・を、第1の正電位Vp、第2の正電位Vd_int、負電位Vn及び基準電位に基づいて2値のパラレルデータA21、A22、・・・に変換する。即ち、例えば1つの多値信号PS1は、2つのパラレルデータA21、A22に変換される。
デコーダ23は、パラレルデータA21、A22、・・・をデコードして、得られたデコード信号D21〜D2[n]をドライブ回路24に供給する。
パラレルデータA21、A22、・・・及びデコード信号D21〜D2[n]は、第2の正電位Vdd_int及び基準電位の2値を有する。
ドライブ回路24は、デコード信号D21〜D2[n]をレベル変換すると共に単相・差動変換し、得られた制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/を第2のスイッチ回路25に供給する。即ち、ドライブ回路24は、パラレルデータA21、A22、・・・に基づいて、第1の正電位Vp及び負電位Vnの2値を有する制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/を生成する。
第2のスイッチ回路25は、制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/に基づいて複数の高周波信号経路を切り替える。具体的には、第2のスイッチ回路25は、複数の高周波信号端子RF21〜RF2[n]の中から1つを選択して、アンテナ端子ANTと接続する。高周波信号端子RF21〜RF2[n]はフィルタバンク30に接続され、アンテナ端子ANTはアンテナ100に接続されている。
ここで、比較例の高周波モジュール1Xについて説明する。
図19は、比較例の高周波モジュール1Xのブロック図である。第1の半導体スイッチ10Xのシリアルインターフェース回路12は、2値のパラレル信号であるGPIO制御信号GP1〜GP3を出力する。第2の半導体スイッチ20Xは、GPIO制御信号GP1〜GP3に基づいて複数の高周波信号経路を切り替える。このような構成の長所は、第2の半導体スイッチ20Xがシリアルインターフェース回路12を備えないため、GPIO制御信号GP1〜GP3のビット数が少ない場合には第2の半導体スイッチ20Xを小型化できることである。しかしながら、GPIO制御信号GP1〜GP3のビット数が増加する程、第1の半導体スイッチ10Xの出力端子及び第2の半導体スイッチ20Xの入力端子の数も増加するため、第1及び第2の半導体スイッチ10X,20Xが大型化してしまう。
例えば、第2の半導体スイッチ20Xのスイッチ回路がSP12Tスイッチである場合、4ビットのGPIO制御信号GP1〜GP4を供給するため、第1の半導体スイッチ10Xと第2の半導体スイッチ20Xは4本の信号線で接続される。
これに対して、本実施形態では、4ビットの制御データC1〜C4に基づく多値のパラレル信号PS1,PS2を供給するために2本の信号線を設ければよいため、入力端子、出力端子、入力パッド、出力パッド、及び、これらに接続されるESD保護素子を、比較例よりも減らすことができる。従って、第1及び第2の半導体スイッチ10,20のそれぞれについて、比較例よりもチップサイズを縮小し、小型化できる。
第1のスイッチ回路15の回路構成は特に限定されないが、以下に一例を説明する。第2のスイッチ回路25の回路構成も同様である。
図4は、図2の第1のスイッチ回路15の回路図である。第1のスイッチ回路15は、共通RF端子RF_COMと複数の高周波端子RF11〜RF1[n]のそれぞれとの間に接続された単位スルースイッチ151と、各高周波端子RF11〜RF1[n]と基準電位との間に接続された単位シャントスイッチ152と、を備える。図4では、高周波端子RF11に関する構成のみを示している。
単位スルースイッチ151は、多段直列接続された複数のMOSFETと、各MOSFETのボディとゲートとの間に接続されたPN接合ダイオードと、各MOSFETのゲートに接続された第1抵抗と、各MOSFETのドレインとソースとの間に接続された第2抵抗と、を備える。
単位スルースイッチ151の各MOSFETのゲートには、第1抵抗を介して制御信号Con11が供給される。
単位シャントスイッチ152も単位スルースイッチ151と同様の構成であり、単位シャントスイッチ152の各MOSFETのゲートには、第1抵抗を介して制御信号Con11/が供給される。
第1のスイッチ回路15に用いられるMOSFETはN型であり、その閾値電圧Vthは例えば0V程度である。従って、前述のように、制御信号Con11〜Con1[n]、Con11/〜Con1[n]/のハイレベルは第1の正電位Vp(3V)であり、そのローレベルは負電位Vn(−3V)である。
多値変換回路16の回路構成は特に限定されないが、以下に一例を説明する。
図5Aは、図2の多値変換回路16の一部の構成を示す回路図である。図5Bは、図5Aの回路に対応する真理値表である。
図5Aでは、多値のパラレル信号PS1を出力する回路部分のみを示しているが、多値のパラレル信号PS2等を出力する回路も同様に構成できる。多値変換回路16は、トライステート・レベルシフタ161と、トライステートインバータ162と、を有する。
トライステート・レベルシフタ161とトライステートインバータ162は、それぞれ、セレクタ端子Sがハイレベルの時、入力端子INの信号を反転して出力し、セレクタ端子Sがローレベルの時、出力端子が高インピーダンス状態になる。
従って、図5Bに示すように、制御データC1,C2がハイレベル、制御データC4がローレベルである場合、制御データC3によらず、多値のパラレル信号PS1は負電位Vn(−3V)である。制御データC2がハイレベル、制御データC1,C4がローレベルである場合、制御データC3によらず、多値のパラレル信号PS1は第1の正電位Vp(+3V)である。制御データC3及びC4がハイレベル、制御データC2がローレベルである場合、制御データC1によらず、多値のパラレル信号PS1は基準電位(0V)である。制御データC4がハイレベル、制御データC2,C3がローレベルである場合、制御データC1によらず、多値のパラレル信号PS1は第2の正電位Vd_int(+1.8V)である。
図6は、トライステート・レベルシフタ161を示す回路図である。トライステート・レベルシフタ161は、インバータINV1〜INV3と、レベルシフタLS1〜LS3と、NAND回路NA1と、PMOSトランジスタQ1と、NMOSトランジスタQ2と、を有する。
インバータINV1,INV3は、第2の正電位Vd_intを高電位電源とし、基準電位を低電位電源としたCMOSインバータである。
インバータINV2は、基準電位を高電位電源とし、負電位Vn(−3V)を低電位電源としたCMOSインバータである。
レベルシフタLS1,LS3は、出力信号のハイレベルを第1の正電位Vp(3V)にレベル変換する。レベルシフタLS1,LS3の出力信号のローレベルは、基準電位である。
レベルシフタLS2は、出力信号のローレベルを負電位Vn(−3V)にレベル変換する。レベルシフタLS2の出力信号のハイレベルは、基準電位である。
セレクタ端子Sがハイレベルの時、トライステート・レベルシフタ161は、反転レベルシフタとして機能する。即ち、ハイレベルが1.8V、ローレベルが0Vの入力端子INの信号を、ハイレベルが3V、ローレベルが−3Vの信号にレベル変換すると共に論理反転し、出力端子OUTから出力する。
一方、セレクタ端子Sがローレベルの時、PMOSトランジスタQ1とNMOSトランジスタQ2の両方がオフ状態となるため、出力端子OUTは高インピーダンスとなる。
以上で説明したように、本実施形態によれば、第2の半導体スイッチ20を制御するための制御データC1、C2、・・・を多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・に変換して、多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・を第2の半導体スイッチ20に供給しているので、第1及び第2の半導体スイッチ10,20の入力端子及び出力端子の数を少なくできる。そのため、第1及び第2の半導体スイッチ10,20を小型化できる。
また、第1及び第2のスイッチ回路15,25を駆動するために用いられる第1の正電位Vp及び負電位Vnを用いて多値化及び2値化するので、多値化及び2値化するための電源回路を第1及び第2の半導体スイッチ10,20に追加する必要がない。
なお、第1の半導体スイッチ10は、多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・により、第2の半導体スイッチ20とは異なる他の半導体スイッチを制御してもよい。このような他の半導体スイッチは、例えば、第1及び第2の半導体スイッチ10,20の高周波信号経路とは異なる高周波信号経路に設けられる。
また、第2の半導体スイッチ20は、第1の半導体スイッチ10によって制御されなくてもよく、例えば、クロック信号CK及びシリアルデータDataが供給されるパワーアンプなどの他の回路が生成した多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・によって制御されてもよい。
また、第2の半導体スイッチ20は、2値変換回路22に替えてシリアルインターフェース回路12及び多値変換回路16を備えてもよく、第1の半導体スイッチ10は、シリアルインターフェース回路12及び多値変換回路16に替えて2値変換回路22を備えてもよい。つまり、クロック信号CK及びシリアルデータDataが第2の半導体スイッチ20に供給され、第2の半導体スイッチ20が多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・を生成して第1の半導体スイッチ10に供給してもよい。
さらに、第1の半導体スイッチ10は、第1の正電位Vp及び負電位Vnを第2の半導体スイッチ20に供給してもよい。これにより、第2の半導体スイッチ20の電源回路21は、第2の正電位Vd_intのみを生成すればよいため、第2の半導体スイッチ20をより小型化できる。
また、多値変換回路16は、制御データC1、C2、・・・を、第1の正電位Vp、第2の正電位Vd_int、負電位Vn及び基準電位を含む少なくとも4値を有する多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・に変換すればよく、5値以上の多値のパラレル信号PS1、PS2、・・・に変換してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の半導体スイッチ10AがシリアルデータData2によって第2の半導体スイッチ20Aを制御する点において、第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7は、第2の実施形態に係る高周波モジュール1Aのブロック図である。高周波モジュール1Aにおいて、第1の半導体スイッチ10A及び第2の半導体スイッチ20Aの内部構成が第1の実施形態と異なる。
図8は、図7の第1の半導体スイッチ10Aのブロック図である。第1の半導体スイッチ10Aは、シリアルインターフェース回路12Aの機能と、多値変換回路16に替えてパラレル・シリアル変換回路17を備える点が、図2と異なる。
シリアルインターフェース回路12Aは、クロック信号CKに同期して、第1シリアルデータDataを第1パラレルデータに変換して内部のレジスタに格納する。シリアルインターフェース回路12Aは、格納された第1パラレルデータのうち、第1のスイッチ回路15を制御するための制御データA11、A12、・・・をデコーダ13に供給し、第2の半導体スイッチ20Aを制御するための制御データC1〜C8をパラレル・シリアル変換回路17に供給する。ここでは、制御データC1〜C8は8ビットである一例について説明する。また、シリアルインターフェース回路12Aは、クロック信号CKに同期した内部クロック信号CK_intをパラレル・シリアル変換回路17に供給する。
パラレル・シリアル変換回路17は、第2のスイッチ回路25を切り替えるための切り替え期間において、制御データC1〜C8を第2シリアルデータData2に変換し、当該第2シリアルデータData2を第2の信号線L2を介して第2の半導体スイッチ20Aに供給する。
また、パラレル・シリアル変換回路17は、切り替え期間において、内部クロック信号CK_intに同期したクロック信号CK2、即ち第2シリアルデータData2に同期したクロック信号CK2を、第1の信号線L1を介して第2の半導体スイッチ20Aに供給する。第2シリアルデータData2は、第1シリアルデータDataと異なり、単方向に出力される。このようなパラレル・シリアル変換回路17の回路規模は、相対的に小さい。
図9は、クロック信号CK2と第2シリアルデータData2の波形図である。
切り替え期間(時刻t1〜t2)以外では、クロック信号CK2及び第2シリアルデータData2はローレベルである。
切り替え期間の開始時(時刻t1)において、クロック信号CK2がローレベルの時に、第2シリアルデータData2にスタートフラグ(Start flag)が生成される。スタートフラグは、パルスである。
スタートフラグが生成された後、クロック信号CK2にクロックパルスが生成されると共に、クロック信号CK2に同期して第2シリアルデータData2に制御データC1〜C8が順次生成される。最終ビットの制御データC8が生成されると、クロック信号CK2のクロックパルスの生成は終了される。
図10は、図7の第2の半導体スイッチ20Aのブロック図である。図10に示すように、第2の半導体スイッチ20Aは、2値変換回路22に替えてシリアル・パラレル変換回路26を備える点が、図6と異なる。
シリアル・パラレル変換回路26は、クロック信号CK2に同期して、第2シリアルデータData2を第2パラレルデータA21、A22、・・・に変換する。
第2のスイッチ回路25は、第1の実施形態と同様に、第2パラレルデータA21、A22、・・・に基づいて複数の高周波信号経路を切り替える。
図11は、図10のシリアル・パラレル変換回路26を示すブロック図である。シリアル・パラレル変換回路26は、スタート検出回路261と、カウンタ262と、シフトレジスタ263と、スイッチ制御信号用レジスタ264と、を有する。
スタート検出回路261は、クロック信号CK2がローレベルの時に第2シリアルデータData2にスタートフラグを検出すると、リセット信号REによりカウンタ262をリセットする。
カウンタ262は、8ビットカウンタであり、クロック信号CK2のクロックパルスをカウントする。カウンタは、8ビットまでカウントすると、クロック信号CK2の最後のクロックパルスの立ち下がりエッジに同期してラッチ信号SLを出力する。
シフトレジスタ263は、縦続接続された複数のDタイプフリップフロップ(DFF)を有し、クロック信号CK2に同期して、第2シリアルデータData2を順次シフトする。
スイッチ制御信号用レジスタ264は、複数のDタイプフリップフロップ(DFF)を有し、カウンタ262からのラッチ信号SLにより、シフトレジスタ263の複数のDタイプフリップフロップの出力データをラッチする。スイッチ制御信号用レジスタ264の複数のDタイプフリップフロップの出力データは、第2パラレルデータA21、A22、・・・である。
図9に示すように、シフトレジスタ263がクロック信号CK2の立ち上がりエッジに同期して第2シリアルデータData2をラッチするよう、クロック信号CK2及び第2シリアルデータData2は生成されている。
このようなシリアル・パラレル変換回路26の回路規模も、相対的に小さい。
以上で説明したように、本実施形態によれば、第2の半導体スイッチ20Aを制御するための制御データC1〜C8を第2シリアルデータData2に変換して第2の半導体スイッチ20Aに供給するようにしているので、第2シリアルデータData2とクロック信号CK2とを伝送する2本の信号線を設ければよい。そのため、3ビット以上の制御データを供給する必要がある場合に、入力端子、出力端子、入力パッド、出力パッド、及び、これらに接続されるESD保護素子を、前述した比較例よりも減らすことができる。従って、第1及び第2の半導体スイッチ10A,20Aのそれぞれについて、比較例よりもチップサイズを縮小し、小型化できる。
なお、第1の半導体スイッチ10Aは、第1及び第2の信号線L1,L2とは異なる2本の電源供給ラインを用いて、第1の正電位Vp及び負電位Vnを第2の半導体スイッチ20Aに供給してもよい。これにより、第2の半導体スイッチ20Aの電源回路21は第2の正電位Vd_intのみを生成すればよいため、第2の半導体スイッチ20Aをより小型化できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1及び第2の信号線L1,L2を用いて第1の半導体スイッチ10Bから第2の半導体スイッチ20Bに電源を供給する点において、第2の実施形態と異なる。以下では、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図12は、第3の実施形態に係る高周波モジュール1Bのブロック図である。高周波モジュール1Bにおいて、第1の半導体スイッチ10B及び第2の半導体スイッチ20Bの内部構成が第2の実施形態と異なる。
第1の半導体スイッチ10Bにおいては、パラレル・シリアル変換回路17Bの機能が第2の実施形態と異なる。
図13は、クロック信号CK3と、第2シリアルデータData3の波形図である。図13に示すように、第2のスイッチ回路25を切り替えるための切り替え期間(時刻t11〜t12)以外では、クロック信号CK3は第1の正電位(第1の電位)Vpであり、第2シリアルデータData3は負電位(第2の電位)Vnである。
つまり、パラレル・シリアル変換回路17Bは、切り替え期間(時刻t11〜t12)以外では、第1の信号線L1に第1の正電位Vpを供給し、第2の信号線L2に負電位Vnを供給する。
パラレル・シリアル変換回路17Bは、切り替え期間の開始時(時刻t11)には、クロック信号CK3が第1の正電位Vp3の時に、第2シリアルデータData3にスタートフラグ(Start flag)を生成する。スタートフラグは、第2の正電位Vdd_intのパルスである。
スタートフラグが生成された後、クロック信号CK3にクロックパルスが生成されると共に、クロック信号CK3に同期して、第2シリアルデータData3に制御データC1〜C8が順次生成される。最終ビットのデータC8が生成された後、切り替え信号送信の完了の合図となるエンドフラグ(End Flag)が生成されると共に、クロック信号の生成が終了される。エンドフラグは、ハイレベルである。この切り替え期間においては、クロック信号CK3と第2シリアルデータData3のローレベルは0Vであり、ハイレベルは第2の正電位Vd_intである。
エンドフラグが生成された後、時刻t12において、再び、クロック信号CK3は第1の正電位Vp3になり、第2シリアルデータData3は負電位Vnになる。
図14は、図12の第2の半導体スイッチ20Bのブロック図である。図14に示すように、第2の半導体スイッチ20Bは、電源回路21に替えて降圧型レギュレータ21Bを備え、バッファ27と、PMOSトランジスタ(スイッチ素子)28と、をさらに備える点が、図10と異なる。また、シリアル・パラレル変換回路26Bの機能も、図10と異なる。
シリアル・パラレル変換回路26Bは、第2の実施形態の機能に加え、ハイレベル又はローレベルのVp遮断信号SVpを出力する。
バッファ27は、外部電源電位Vdd2を電源として動作し、Vp遮断信号SVpのハイレベルの信号レベルを外部電源電位Vdd2に変換して、PMOSトランジスタ28のゲートに供給する。Vp遮断信号SVpのローレベルは、基準電位である。
PMOSトランジスタ28のソースは、第1の信号線L1に接続され、ドレインはドライブ回路24に接続されている。PMOSトランジスタ28は、切り替え期間において第1の信号線L1とドライブ回路24との間の電流経路を遮断し、切り替え期間以外において第1の信号線L1とドライブ回路24との間の電流経路を導通させる。
第2の信号線L2は、ドライブ回路24に接続されている。
ドライブ回路24は、第1及び第2の信号線L1,L2を介して第1の正電位Vp及び負電位Vnが供給され、第2パラレルデータA21、A22、・・・に基づいて、第1の正電位Vp及び負電位Vnの2値を有する制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/を生成する。
そのため、第2の半導体スイッチ20Bは、第1の正電位Vp及び負電位Vnを生成する電源回路を備えていない。降圧型レギュレータ21Bは、外部電源電位Vdd2を降圧して第2の正電位Vd_intを生成する。
外部電源電位Vdd2の最小値をVdd2_minとすると、PMOSトランジスタ28の閾値Vthは、
|Vth|>Vp−Vdd2_min
に設定される。例えば、Vp=3V、Vdd2_min=2.4Vの場合、|Vth|>0.6Vに設定される。
このように閾値Vthが設定されることにより、外部電源電位Vdd2が最小値Vdd2_minになっている場合であっても、Vp遮断信号SVpがハイレベルの時、PMOSトランジスタ28はオフ状態となり、ドライブ回路24には第1の正電位Vpが供給されない。これにより、切り替え期間においてドライブ回路24が不要な動作を行い難いようにできる。
一方、Vp遮断信号SVpがローレベルの時、PMOSトランジスタ28はオン状態となり、ドライブ回路24に第1の正電位Vpが供給される。
次に、シリアル・パラレル変換回路26Bの動作について、図13を参照しながら説明する。例えば、シリアル・パラレル変換回路26Bの基本的な構成は図11と同様であり、更に、Vp遮断信号SVpを生成する回路、及び、エンドフラグを格納するエンドフラグ格納用レジスタを有してもよい(図示せず)。
(1)クロック信号CK3が第1の正電位Vpであり、且つ、第2シリアルデータData3が負電位Vnの時(時刻t11まで)
第2パラレルデータA21、A22、・・・は、先の切り替え動作の際にラッチされたデータである。また、Vp遮断信号SVpは0Vである。
よって、この時、ドライブ回路24には、第1の正電位Vpと負電位Vnが共に供給され、且つ、先の切り替え動作で確定したデコード信号D21、D22、・・・が入力されている。ドライブ回路24は、制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/を生成している。第2のスイッチ回路25は、この制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/に基づいて高周波信号経路を選択している。
(2)クロック信号CK3が第1の正電位Vpであり、且つ、第2シリアルデータData3からスタートフラグが検出された時(時刻t11)
Vp遮断信号SVpはハイレベルとなり、ドライブ回路24への第1の正電位Vpの供給は遮断される。
また、シリアル・パラレル変換回路26B内のカウンタとエンドフラグ格納用レジスタがリセットされる。
(3)クロック信号CK3にクロックパルスが発生し、第2シリアルデータData3として制御データC1〜C8が入力された時
シリアル・パラレル変換回路26B内のシフトレジスタに、制御データC1〜C8が順次格納される。
(4)エンドフラグを認識した時
シリアル・パラレル変換回路26Bにおいて、シフトレジスタの各ビットの制御データC1〜C8が制御信号格納用レジスタにラッチされると同時に、Vp遮断信号SVpが0Vになる。よって、PMOSトランジスタ28はオン状態となり、ドライブ回路24に第1の正電位Vpが供給される。これにより、第2のスイッチ回路25の高周波信号経路は、新たな制御信号Con21〜Con2[n]、Con21/〜Con2[n]/に基づいて切り替わる。
以上で説明したように、本実施形態によれば、第1の半導体スイッチ10Bから第2の半導体スイッチ20Bに第1の正電位Vp及び負電位Vnを供給しているので、第2の半導体スイッチ20Bは、第1の正電位Vp及び負電位Vnを生成する必要がない。そのため、第2の半導体スイッチ20Bを第2の実施形態より小型化できる。
また、第1の正電位Vp及び負電位Vnは、第1及び第2の信号線L1,L2を用いて供給される。そのため、第2の実施形態において第1の正電位Vp及び負電位Vnを第1及び第2の信号線L1,L2以外の2本の電源供給ラインを用いて供給する場合と比較しても、入力端子と出力端子の数を減らすことができ、第1及び第2の半導体スイッチ10B,20Bを小型化できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、第1の半導体スイッチ10Cが多値シリアルデータによって第2の半導体スイッチ20Cを制御する点において、第2の実施形態と異なる。以下では、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図15は、第4の実施形態に係る高周波モジュール1Cのブロック図である。高周波モジュール1Cにおいて、第1の半導体スイッチ10C及び第2の半導体スイッチ20Cの内部構成が第2の実施形態と異なる。
第1の半導体スイッチ10Cにおいては、パラレル・シリアル変換回路17Cの機能が第2の実施形態と異なる。パラレル・シリアル変換回路17Cは、第1パラレルデータに含まれる第2の半導体スイッチ20Cを制御するための制御データC1,C2,・・・を、第2シリアルデータSig1に変換し、第2の半導体スイッチ20Cに送信する。つまり、パラレル・シリアル変換回路17Cは、4値シリアルデータ送信回路として機能する。
第2シリアルデータSig1は、第1の正電位Vp、第2の正電位Vd_int、負電位Vn及び基準電位の4値を有する。第2シリアルデータSig1は、リセット信号Resetと、クロック信号CK4と、クロック信号CK4に同期した第3シリアルデータData4と、を含む。
第2の半導体スイッチ20Cは、第2の実施形態の構成に加え、信号抽出回路(4値シリアルデータ受信回路)27を更に備える。また、シリアル・パラレル変換回路26Cの機能が第2の実施形態と異なる。
信号抽出回路27は、第1の正電位Vp、第2の正電位Vd_int、負電位Vn及び基準電位に基づいて、第2シリアルデータSig1からリセット信号Resetと、クロック信号CK4と、第3シリアルデータData4とを抽出する。リセット信号Reset、クロック信号CK4、及び、第3シリアルデータData4は、第2の正電位Vdd_intと基準電位の2値を有する。
図16は、信号抽出回路27のブロック図である。図16に示すように、信号抽出回路27は、データ抽出回路271と、クロック抽出回路272と、リセット信号抽出回路273と、を有する。
データ抽出回路271には、電源電位として第1の正電位Vpと第2の正電位Vdd_intとが供給されている。データ抽出回路271は、第2シリアルデータSig1から第3シリアルデータData4を抽出する。
クロック抽出回路272には、電源電位として第2の正電位Vdd_intが供給されている。クロック抽出回路272は、第2シリアルデータSig1からクロック信号CK4を抽出する。
リセット信号抽出回路273には、電源電位として負電位Vnと第2の正電位Vdd_intとが供給されている。リセット信号抽出回路273は、第2シリアルデータSig1からリセット信号Resetを抽出する。
図17は、第2シリアルデータSig1、リセット信号Reset、クロック信号CK4、及び、第3シリアルデータData4を示す波形図である。
第2シリアルデータSig1は、第1の正電位Vpのパルスと、第2の正電位Vd_intのパルスと、負電位Vnのパルスと、を含むRTZ(Return to Zero)信号である。
まず、時刻t21において、第2シリアルデータSig1に負電位のパルスが現れる。
抽出されたリセット信号Resetは、第2シリアルデータSig1の負電位のパルスに対応したリセットパルスを有する。つまり、リセット信号Resetは、時刻t21から負電位のパルスに対応した期間内でハイレベルになる。
次に、時刻t22において第2シリアルデータSig1に第1の正電位Vpのパルスが現れ、時刻t23において第2の正電位Vd_intのパルスが現れる。時刻t24以降も同様に、第2シリアルデータSig1に第1の正電位Vpのパルス又は第2の正電位Vd_intのパルスが周期的に現れる。
抽出されたクロック信号CK4は、第1の正電位Vpのパルス及び第2の正電位Vd_intのパルスに対応するクロックパルスを有する。従って、クロック信号CK4は、時刻t22から第1の正電位Vpのパルスに対応した期間内でハイレベルになり、時刻t23から第2の正電位Vd_intのパルスに対応した期間内でハイレベルになり、時刻t24以降も同様である。
抽出された第3シリアルデータData4は、第1の正電位Vpのパルスに対応する、第1の正電位Vpのパルスより遅延しているパルスを有する。
従って、第3シリアルデータData4は、時刻t22の後、第1の正電位Vpのパルスに対応した期間内でハイレベルになり、その後はローレベルであり、時刻t24の後、第1の正電位Vpのパルスに対応した期間内でハイレベルになり、以降も同様である。つまり、第3シリアルデータData4は、第2の正電位Vd_intのパルスに対応した期間ではローレベルである。
図15に戻り、信号抽出回路27からのリセット信号Reset、第3シリアルデータData4及びクロック信号CK4は、シリアル・パラレル変換回路26Cに入力さる。シリアル・パラレル変換回路26Cは、リセット信号Resetによりリセットされた後、クロック信号CK4に同期して第3シリアルデータData4を第2パラレルデータA21、A22、・・・に変換する。
前述のように、第3シリアルデータData4のパルスは遅延しているので、シリアル・パラレル変換回路26Cは、クロック信号CK4の立ち下がりエッジで第3シリアルデータData4をラッチできる。
第2の実施形態と同様に、第2のスイッチ回路25は、第2パラレルデータA21、A22、・・・に基づいて複数の高周波信号経路を切り替える。
このように本実施形態では、制御データC1,C2,・・・のビット数によらず、第1の半導体スイッチ10Cと第2の半導体スイッチ20Cとの間の信号線の数は、1本である。
これに対して、比較例では、制御データが3ビットの場合、信号線の数は3本であり、制御データのビット数の増加に応じて信号線の数も増加する。
従って、本実施形態によれば、第2の半導体スイッチ20を制御するための制御データC1,C2,・・・のビット数が増える程、高周波モジュール1Cのサイズを比較例より小型化できる度合いが向上する。
また、2本の第1及び第2の信号線L1,L2が必要な第2の実施形態よりも、高周波モジュール1Cのサイズを小型化できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、第1の半導体スイッチ10Dから第2の半導体スイッチ20Dに電源が供給される点において、第4の実施形態と異なる。以下では、第4の実施形態との相違点を中心に説明する。
図18は、第5の実施形態に係る高周波モジュール1Dのブロック図である。高周波モジュール1Dにおいて、第1の半導体スイッチ10D及び第2の半導体スイッチ20Dの内部構成が第4の実施形態と異なる。具体的には、第1の半導体スイッチ10Dの電源回路11は、第1の正電位Vp及び負電位Vnを生成すると共に、2本の電源供給ラインを用いて、第1の正電位Vp及び負電位Vnを第2の半導体スイッチ20Dに供給する。
本実施形態によれば、第2の半導体スイッチ20Dは、第1の正電位Vp及び負電位Vnを生成する必要がない。そのため、第2の半導体スイッチ20Dの構成を簡略化できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A〜1D 高周波モジュール(スイッチシステム)
10,10A〜10D 第1の半導体スイッチ
11 電源回路
12,12A シリアルインターフェース回路
13 デコーダ
14 ドライブ回路
15 高周波スイッチ回路(第1のスイッチ回路)
16 多値変換回路
17,17B,17C パラレル・シリアル変換回路
20,20A〜20D 第2の半導体スイッチ
21 電源回路
21B 降圧型レギュレータ
22 2値変換回路
23 デコーダ
24 ドライブ回路
25 高周波スイッチ回路(第2のスイッチ回路)
26,26B,26C シリアル・パラレル変換回路
27 信号抽出回路
30 フィルタバンク

Claims (12)

  1. シリアルデータをパラレルデータに変換するシリアルインターフェース回路と、
    前記パラレルデータに基づいて、第1の正電位及び負電位の2値を有する制御信号を生成するドライブ回路と、
    前記制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替えるスイッチ回路と、
    前記パラレルデータに含まれる制御データを、前記第1の正電位及び前記負電位を含む少なくとも4値を有する多値のパラレル信号に変換する多値変換回路と、
    を備える半導体スイッチ。
  2. 前記シリアルデータ及び前記パラレルデータは、第2の正電位及び基準電位の2値を有し、
    前記多値変換回路は、前記制御データを、前記第1の正電位、前記第2の正電位、前記負電位及び前記基準電位を含む少なくとも4値を有する前記多値のパラレル信号に変換する、請求項1に記載の半導体スイッチ。
  3. 第1の正電位及び負電位を含む少なくとも4値を有する多値のパラレル信号を、2値のパラレルデータに変換する2値変換回路と、
    前記パラレルデータに基づいて、前記第1の正電位及び前記負電位の2値を有する制御信号を生成するドライブ回路と、
    前記制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替えるスイッチ回路と、
    を備える半導体スイッチ。
  4. 前記2値変換回路は、前記第1の正電位、第2の正電位、前記負電位及び基準電位を含む少なくとも4値を有する多値のパラレル信号を、前記第2の正電位及び前記基準電位の2値を有する前記パラレルデータに変換する、請求項3に記載の半導体スイッチ。
  5. 第1の半導体スイッチと、
    第2の半導体スイッチと、を備え、
    前記第1の半導体スイッチは、
    第1シリアルデータを第1パラレルデータに変換するシリアルインターフェース回路と、
    前記第1パラレルデータに基づいて複数の信号経路を切り替える第1のスイッチ回路と、
    前記第1パラレルデータに含まれる前記第2の半導体スイッチを制御するための制御データを、第2シリアルデータに変換し、当該第2シリアルデータを前記第2の半導体スイッチに供給するパラレル・シリアル変換回路と、を有し、
    前記第2の半導体スイッチは、前記第2シリアルデータに基づいて複数の信号経路を切り替える第2のスイッチ回路を有する、スイッチシステム。
  6. 前記パラレル・シリアル変換回路は、前記第2のスイッチ回路を切り替えるための切り替え期間において、前記第2シリアルデータに同期したクロック信号を第1の信号線を介して前記第2の半導体スイッチに供給し、前記第2シリアルデータを第2の信号線を介して前記第2の半導体スイッチに供給し、
    前記パラレル・シリアル変換回路は、前記切り替え期間以外には、前記第1の信号線に第1の電位を供給し、前記第2の信号線に第2の電位を供給し、
    前記第2の半導体スイッチは、
    前記クロック信号に同期して前記第2シリアルデータを第2パラレルデータに変換するシリアル・パラレル変換回路と、
    前記第1及び第2の信号線を介して前記第1の電位及び前記第2の電位が供給され、前記第2パラレルデータに基づいて前記第1の電位及び前記第2の電位の2値を有する制御信号を生成するドライブ回路と、を有し、
    前記第2のスイッチ回路は、前記制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替える、請求項5に記載のスイッチシステム。
  7. 前記第2の半導体スイッチは、前記切り替え期間において前記第1の信号線と前記ドライブ回路との間の電流経路を遮断し、前記切り替え期間以外において前記第1の信号線と前記ドライブ回路との間の電流経路を導通させるスイッチ素子を有する、請求項6に記載のスイッチシステム。
  8. 前記第1の半導体スイッチは、前記第1パラレルデータに基づいて、第1の正電位及び負電位の2値を有する第1制御信号を生成する第1のドライブ回路を有し、
    前記第1のスイッチ回路は、前記第1制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替え、
    前記第1シリアルデータ及び前記第1パラレルデータは、第2の正電位及び基準電位の2値を有し、
    前記パラレル・シリアル変換回路は、前記制御データを、前記第1の正電位、前記第2の正電位、前記負電位及び前記基準電位を含む少なくとも4値を有する前記第2シリアルデータに変換する、請求項5に記載のスイッチシステム。
  9. 前記第2シリアルデータは、リセット信号と、クロック信号と、前記クロック信号に同期した第3シリアルデータと、を含み、
    前記第2の半導体スイッチは、
    前記第1の正電位、前記第2の正電位、前記負電位及び前記基準電位に基づいて、前記第2シリアルデータから前記リセット信号と、前記クロック信号と、前記第3シリアルデータとを抽出する信号抽出回路と、
    前記リセット信号によりリセットされた後、前記クロック信号に同期して前記第3シリアルデータを第2パラレルデータに変換するシリアル・パラレル変換回路と、
    前記第2パラレルデータに基づいて、前記第1の正電位及び前記負電位の2値を有する第2制御信号を生成する第2のドライブ回路と、を有し、
    前記第2のスイッチ回路は、前記第2制御信号に基づいて複数の信号経路を切り替える、請求項8に記載のスイッチシステム。
  10. 前記第2シリアルデータは、前記第1の正電位のパルスと、前記第2の正電位のパルスと、前記負電位のパルスと、を含むRTZ(Return to Zero)信号であり、
    前記リセット信号は、前記負電位のパルスに対応するリセットパルスを有し、
    前記クロック信号は、前記第1の正電位のパルス及び前記第2の正電位のパルスに対応するクロックパルスを有し、
    前記第3シリアルデータは、前記第1の正電位のパルス又は前記第2の正電位のパルスに対応するパルスを有する、請求項9に記載のスイッチシステム。
  11. 前記第3シリアルデータのパルスは、前記第1の正電位のパルス又は前記第2の正電位のパルスより遅延している、請求項9又は請求項10に記載のスイッチシステム。
  12. 前記第1の半導体スイッチは、前記第1の正電位及び前記負電位を生成すると共に、前記第1の正電位及び前記負電位を前記第2の半導体スイッチに供給する電源回路を有する、請求項8から請求項11の何れかに記載のスイッチシステム。
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