JP2016170532A - コード読取装置、及び、発券機 - Google Patents
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Description
以下の説明では、駅などに設置される発券機が、券媒体又は携帯端末などから二次元コードを読み取るコード読取装置を搭載した運用形態を想定して説明するものとする。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る発券機1を含む検査システム10の構成例を示すブロック図である。
図1が示すように、検査システム10は、発券機1及び券媒体3などを備える。
発券機1は、CPU11、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、表示部16、操作部17、磁気券処理部18、カードリーダライタ19、金額処理部20、コードリーダ21、及び、発行部22などを備える。発券機1は、データバスなどを介してCPU11と、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、表示部16、操作部17、磁気券処理部18、カードリーダライタ19、金額処理部20、コードリーダ21、及び、発行部22とを通信可能に接続する。
なお、発券機1は、上述した構成以外の構成要素を適宜追加しても良いし、特定の構成を除外してもよい。
券媒体3は、発行部22の供給部などが格納するロール紙から構成される。たとえば、券媒体3は、紙、プラスチック、又は、ビニールなどから構成される。また、券媒体3は、感熱シートから構成されてもよい。
また、券媒体3は、発券機1によって発行されたものであってもよいし、他の機器によって発行されたものであってもよい。
図3は、コードリーダ21の構成例を示す図である。
読取可能領域211は、二次元コードを読み取ることができる領域である。即ち、利用者が読取可能領域211に二次元コードが印刷された券媒体などを翳すと、コードリーダ21は、券媒体などから二次元コードを読み取ることができる。
検査領域212は、二次元コードを読み取ることが可能であるかチェックされる領域である。即ち、検査領域212は、二次元コードを備える券媒体などが翳された場合に、適切に二次元コードを読み取ることができるか判定される。
たとえば、CPU11は、最初に、所定の検査領域212(たとえば、検査領域212a)を設定する。当該検査領域212において二次元コードを読み取ること可能であるかチェックすると、CPU11は、次の検査領域212(たとえば、検査領域212b)を設定する。
なお、CPU11が設定する検査領域212の順序は、特定の構成に限定されるものではない。
たとえば、CPU11は、表示部16に、設定した検査領域212の位置を案内表示する。また、CPU11は、表示部16に、さらに二次元コードを印刷した券媒体3を当該検査領域212に翳すように促すメッセージを表示してもよい。
たとえば、CPU11は、各検査領域212のチェック結果をNVM14から取得する。CPU11は、取得したチェック結果に基づいて、各検査領域212と、各検査領域212のチェック結果とを表示部16に表示する。CPU11は、各検査領域212に対するチェック結果をリストとして表示部16に表示してもよい。また、CPU11は、各検査領域212に対するチェック結果をマップとして表示部16に表示してもよい。
また、CPU11は、チェック結果を外部装置へ送信してもよい。
図4は、発券機1の動作例を説明するためのフローチャートである。
最初の検査領域212を設定すると、CPU11は、表示部16などを通じて、設定された検査領域212を係員に報知する(S13)。例えば、CPU11は、設定した検査領域を示す情報を表示部16に表示する。これに応じて、係員は、報知(表示)された検査領域212に券媒体3を翳すものとする。
設定された検査領域212が最後の検査領域212(たとえば、検査領域212o)であると判定すると(S17、YES)、CPU11は、NVM14が格納するチェック結果を報知する(S19)。例えば、CPU11は、チェック結果を示す情報を表示部16に表示する。チェック結果を報知すると、CPU11は、検査(保守)動作を終了する。
また、発券機1は、各検査領域212のチェック結果に基づいて、読み取り動作が正常に動作しているかを判定してもよい。たとえば、発券機1は、各検査領域212で二次元コードを読み取れた場合に、読み取り動作が正常に作動していると判定してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係る発券機1は、各検査領域212に対応する検査シートなどを用いてチェック(保守動作)を行う。第2実施形態に係る発券機1は、図1に示す構成により実現可能である。このため、第2実施形態に係る券売機1の構成については、詳細な説明を省略する。
検査システム10は、さらに検査シート4a乃至4oなどを備える。
検査シートは、所定の検査領域212(たとえば、検査領域212a)に二次元コードを翳すためのシートである。
検査シート4aは、紙、ビニール、又は、プラスチックなどから構成される。
検査シート4aは、コードリーダ21の読取可能領域211とほぼ同一の形状及び大きさに形成される。即ち、検査シート4aは、読取可能領域211に配置した場合に読取可能領域211をほぼ過不足なく覆うことができる。
印刷領域41aは、二次元コードが印刷される。二次元コードは、第1実施形態の券媒体3に印刷される二次元コードと同様である。
図6は、検査シート4aと異なる検査シート4bの構成例を示す。
図6が示すように、検査シート4bは、印刷領域41bを備える。
印刷領域41bは、検査領域212bに対応する位置にある。
図7は、検査端末5の外観構成例を示す。
図7は、検査端末5の表示部51が検査シート4aと同様な二次元コードを表示した例を示す。
図8が示すように、表示部51は、表示領域51bを備える。表示領域51bは、コードリーダ21で読取り可能な二次元コードを表示する。表示領域51bは、検査領域212bに対応する位置にある。即ち、検査端末5の表示部51の表示画面を読取可能領域211に向けてセットすると、検査領域212bには、表示領域51bの二次元バーコードが提示される。
検査端末5は、係員の操作に応じて検査シート4と同様なものを表示してもよい。また、検査端末5は、所定の間隔で順々に異なる位置に二次元コードが配置される検査シート4と同様なものを表示するようにしてもよい。
NVM14は、検査シートテーブルなどを格納する。
図9は、検査シートテーブルの構成例を示す。
検査シートテーブルは、設定された検査領域212に対して検査に用いる検査シート4を示す。図9が示すように、検査シートテーブルは、検査領域212(212a、212b、…、212o)と検査シート4(4a、4b、…、4o)とを対応付けて格納する。検査シートは、各検査領域212に対応する位置に二次元コードを備える検査シートである。図9が示す検査シートテーブルは、検査領域212a乃至212oがそれぞれ検査シート4a乃至4oに対応することを示す。
図10は、発券機1の動作例を説明するためのフローチャートである。
ここで、図10が示すは、図4が示すS11、12、14乃至19と同様な動作で実現できるので、詳細な説明を省略するものとする。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
図11は、実施形態に係る検査システム10の構成例を示す図である。
第3実施形態に係る発券機1は、二次元コードを読めた券媒体3の位置を取得する構成を有する。図11に示す第3実施形態に係る発券機1´については、図1に示す発券機1と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、発券機1´は、カメラ23が券媒体3を撮影するための照明などを備えてもよい。
CPU11は、券媒体3から二次元コードを読み取ることができたか判定する機能を有する(判定部)。
また、CPU11は、二次元コードの読み取ることができた場合、表示部16などに読取に成功したことを示すメッセージを表示してもよい。
CPU11は、撮影された画像から読取可能領域211条での券媒体3の位置を判定する。たとえば、CPU11は、パターンマッチングなどを用いて画像上での券媒体3の位置を取得し、画像上の位置から読取可能領域211上の位置を算出してもよい。
ここでは、係員が、発券機1’が読取可能領域211内で券媒体3から二次元コードを読み取ることができるかチェックするものとする。また、係員は、券媒体3の印刷面をコードリーダ21に向けた状態で、券媒体3を読取可能領域211内で移動させるものとする。
図12が示すように、係員は、券媒体3を読取可能領域211の左上にセットし、右に移動させる。係員は、券媒体3を右に移動させた後、左下に移動させ、再び右に移動させる。
なお、係員が券媒体3を移動させる経路は、特定の構成に限定されるものではない。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。
第4実施形態に係る検査システム10は、発券機1を複数個備える点、及び、試刷紙を用いる点で第1実施形態の検査システム10と異なる。したがって、その他の点については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図14が示すように、検査システム10は、発券機1a並びに1b、及び、試刷紙6などを備える。
発券機1a及び1bは、第1実施形態の発券機1と同様であるので詳細な説明を省略する。なお、発券機1aは、CPU11a、ROM12a、RAM13a、NVM14a、通信部15a、表示部16a、操作部17a、磁気券処理部18a、カードリーダライタ19a、金額処理部20a、コードリーダ21a、及び、発行部22aなどを備えものとする。発券機1bは、CPU11b、ROM12b、RAM13b、NVM14b、通信部15b、表示部16b、操作部17b、磁気券処理部18b、カードリーダライタ19b、金額処理部20b、コードリーダ21b、及び、発行部22bなどを備えるものとする。
また、通信部15(15a及び15b)は、さらに他の発券機1などとの通信を行う。
試刷紙6は、券情報として試刷紙情報が印刷される。試刷紙情報は、発行日、発行日時、及び/又は、券番号などを備える。試刷紙情報は、通常の券媒体3の券情報であってもよいし、チェック用の所定の情報であってもよい。
試刷紙6は、発行部22の供給部などが格納するロール紙から構成される。たとえば、試刷紙6は、紙、プラスチック、又は、ビニールなどから構成される。また、試刷紙6は、感熱シートから構成されてもよい。
CPU11は、発行部22を用いて、試刷紙6を発行する機能を有する。
たとえば、CPU11は、試刷紙6に印刷する試刷紙情報を設定する(設定部)。たとえば、NVM14が予め試刷紙情報を格納し、CPU11は、NVM14から試刷紙情報を取得してもよい。また、CPU11は、操作部17を通じて試刷紙情報の入力を受け付けてもよい。
たとえば、CPU11は、通信部15を通じて他の発券機1へ試刷紙6に印刷するために設定した試刷紙情報を送信する。
また、CPU11は、試刷紙情報を送信した他の発券機1を報知してもよい(報知部)。例えば、CPU11は、表示部16に試刷紙情報を送信した他の発券機1を示す情報を表示する。
まず、発券機1aが試刷紙6を発行する動作について説明する。
発券機1aのCPU11aは、試刷紙6の発行が開始されたか判定する(S51)。たとえば、CPU11は、操作部17などを通じて係員から試刷紙6の発行を開始する宣言する操作を受け付けたか判定する。試刷紙6の発行が開始されていないと判定すると(S51、NO)、CPU11aは、S51に戻る。
二次元コードを生成すると、CPU11aは、発行部22を用いて、試刷紙情報と二次元コードとを印刷した試刷紙6を発行する(S54)。試刷紙6を発行すると、CPU11aは、動作を終了する。
図17は、発券機1aが試刷紙6を読み取る動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、係員は、発券機1aが発行した試刷紙6を発券機1aのコードリーダ21aに翳すものとする。
ここでは、発券機1aは、試刷紙6を発行するために設定した試刷紙情報を発券機1bに送信するものとする。また、係員は、試刷紙6を発券機1bのコードリーダ21bに翳すものとする。
したがって、検査システムの発券機は、容易に保守点検することができる。
Claims (13)
- 所定の読取可能領域においてコードを読み取る読取部と、
前記読取可能領域に検査領域を設定する設定部と、
前記設定部が設定した前記検査領域において前記読取部が前記コードを読み取れるか判定する判定部と、
前記判定部が判定した結果を報知する第1報知部と、
を備えるコード読取装置。 - 前記設定部は、前記読取可能領域に複数の検査領域を設定する、
前記請求項1に記載のコード読取装置。 - 前記設定部が設定した検査領域を報知する第2報知部を備える、
前記請求項2に記載のコード読取装置。 - 各検査領域に対応する検査シートを示す情報を記憶する記憶部を有し、
前記設定部が1つの検査領域を設定するごとに、設定した検査領域に対応する検査シートを報知する第3報知部を備える、
前記請求項2又は3に記載のコード読取装置。 - 所定の読取可能領域において媒体上のコードを読み取る読取部と、
前記読取部が前記媒体上のコードを読み取ったか判定する判定部と、
前記判定部が前記媒体上のコードを読み取ったと判定した場合に、前記媒体の位置を取得する位置取得部と、
前記位置取得部が取得した前記媒体の前記位置を報知する報知部と、
を備えるコード読取装置。 - 前記読取部は、所定の間隔でコードを読み取る、
前記請求項5に記載のコード読取装置。 - 前記媒体を撮影する撮影部を備え、
前記位置取得部は、前記撮影部が撮影した画像に基づいて前記媒体の位置を判定する、
前記請求項5又は6に記載のコード読取装置。 - 前記コードは、二次元コードである、
前記請求項1乃至7の何れか1項に記載のコード読取装置。 - 他の発券機と通信する通信部と、
券情報を設定する設定部と、
前記設定部が設定した前記券情報を示すコードを印刷した券媒体を発行する発行部と、
前記発行部が発行した前記券媒体から前記コードを読み取る読取部と、
前記読取部により読み取った前記コードが示す券情報と、前記設定部が設定した前記券情報とが一致するか判定する第1判定部と、
前記第1判定部が一致しないと判定した場合に、前記通信部を通じて前記他の発券機に前記設定部が設定した前記券情報を送信する送信処理部と、
を備える発券機。 - 前記読取部は、他の発券機が発行した券媒体からコードを読み取り、
前記通信部を通じて前記他の発券機から券情報を受信する受信処理部と、
前記受信処理部が受信した前記券情報と、前記読取部により前記他の発券機が発行した前記券媒体から読み取った前記コードが示す券情報とが一致するか判定する第2判定部と、
前記第2判定部が判定した結果を報知する第1報知部と、
を備える、
前記請求項9に記載の発券機。 - 前記送信処理部が前記券情報を送信した前記他の発券機を報知する第2報知部を備える、
前記請求項9又は10に記載の発券機。 - 前記券媒体は、試刷紙である、
前記請求項9乃至11の何れか1項に記載の発券機。 - 前記コードは、二次元コードである、
前記請求項9乃至12の何れか1項に記載の発券機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0935970A (ja) * | 1995-07-25 | 1997-02-07 | Tokimec Inc | コイルの自己診断装置 |
JP2013191018A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Omron Corp | 印刷読取システム、改札システム、媒体発行端末、および、印刷読取方法 |
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- 2015-03-11 JP JP2015048704A patent/JP6615469B2/ja active Active
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