JP2016169099A - エレベーターの保守作業監視装置 - Google Patents

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東田 一夫
Kazuo Higashida
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Abstract

【課題】エレベーターの保守対象機器を保守作業者が点検したかどうか管理会社や保守会社(管制センターでもよい)で把握することができるエレベーターの保守作業監視装置を提供する。
【解決手段】保守作業時に取外し・再取付けすることが想定されるエレベーターの保守点検対象機器に対応した位置に取り付けられた感知装置と、この保守点検対象機器が取り外された信号をこの感知装置から受け記憶し、この保守点検対象機器が取り付けられた信号を前記感知装置から受け記憶する保守作業監視装置を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーターの保守作業監視装置に関する。
エレベーターを保守点検する作業員を監視する例として特許文献1に記載のものがある。特許文献1には、保守作業員が所持しその位置を自動送信可能な携帯端末と、監視センターにおいて前記携帯端末の現在位置を検知する現在位置検知手段と、前記保守作業員の作業スケジュールをそれら作業毎の作業場所及び従事予定時間と共に予め知る作業スケジュール検知手段と、この検知手段により取得した前記保守作業員の作業スケジュールに基づき、前記現在位置検知手段により検知した前記携帯端末の現在位置が前記作業場所と一致しない時間が所定時間超えたとき、前記監視センターから前記携帯端末に、この携帯端末を所持する保守作業員による返答を求める信号を送信する返答要求手段と、この手段による返答要求信号に対して前記携帯端末を所持する保守作業員から返答がない場合に、警告を発する警告手段とを備えることで、保守作業上の何らかのトラブルや保守作業員の異変を監視センターで知ることができるものである。
一方、エレベーターではないが、監視装置の保守点検作業において、保守点検時に監視装置を監視モードから保守モードに切り替え、その後保守点検員が監視装置を監視モードに戻すことを忘れるといった人為的ミスを低減するため、監視装置に保守点検員が所持するUSBメモリを差し込むことで保守モードに切り替わり、保守点検終了後、当該USBメモリを抜くことで監視モードに切り替わり、保守モード開始時と終了時に予定の送信先に電子メールで知らせることが特許文献2に記載されている。
特開2003−67877号公報 特開2009−105515号公報
エレベーターは、様々な機器や制御機器から構成されており、点検項目が多いと保守作業者が保守対象機器の点検をし忘れてしまうことが考えられる。上記特許文献1に記載の技術では、保守作業員が保守作業現場にいるかいないかを把握することは可能であるが、保守対象機器に対して保守、点検を行ったかどうかについては、監視センターで把握することはできない。また、特許文献2に記載の技術では、保守の対象である監視装置を保守作業員が点検したことを管理責任者は知ることができるものの、USBメモリが使用可能な装置でないと監視することができない。
本発明の目的は、エレベーターの保守対象機器を保守作業者が点検したかどうか管理会社や保守会社(管制センターでもよい)で把握することができる装置を提供することにある。
上記目的は、保守作業時に取外し・再取付けすることが想定されるエレベーターの保守点検対象機器に対応した位置に取り付けられた感知装置と、この保守点検対象機器が取り外された信号をこの感知装置から受け記憶し、この保守点検対象機器が取り付けられた信号を前記感知装置から受け記憶する保守作業監視装置を備えることにより達成される。
エレベーターの保守対象機器を保守作業者が点検したかどうか管理会社や保守会社(管制センターでもよい)で把握することができる。
本発明の一実施例である保守作業監視装置のブロック図である。 保守作業監視装置の具体例を示す図である。
エレベーターは様々な機器や制御機器によって構成されているため、安全に運行するためには、それらの機器を定期的に保守点検することが必須である。しかし、保守点検作業の実績は主に保守作業者の報告(作業報告書)により管理されているため、現地で作業する作業者が、いくつもある点検項目からある点検項目が抜けてしまう可能性があり、管理会社や保守会社(管制センター)がその実態を把握することはできない。
本実施例では、エレベーターを構成する機器であって、保守点検の対象となる機器に対してこの機器が取り外されたことを検知する感知器をこの機器が取り付けられる個所に取り付け、この機器が保守作業者によって取り外されて、再び取り付けられたことを検出する。そして、この信号を入力して、該当機器が点検されたことを判断し記憶する監視装置を設ける。特に、この機器は保守作業時に取外し・再取付けすることが想定される所定の部品などである。
なお、本明細書においては、保守作業として、点検作業、手入れ作業、修理作業、部品交換作業、全交換作業を含むものとする。また、それぞれの作業を混同して用いる場合もある。
また、エレベーターを駆動制御する制御盤内の部品を点検する場合、点検時に主電源を遮断して点検作業を行うため、主電源から監視装置に給電することはできないため、別途、主電源とは独立した電源を設け、この電源から給電するようにした。
以下、図1を用いて本発明の一実施例を説明する。図1は、保守作業監視装置のブロック図である。保守作業監視装置4は、制御装置4a、入力装置4b及び通信装置4cを備えている。また、制御装置4aには、図示しないCPU、メモリが備えられており、時間を掲示する時計4dを有する。この保守作業監視装置4は、エレベーターの主電源とは独立した電源5を有している。この電源5は、エレベータの主電源と接続されており、保守点検を行っていないエレベーターの通常運転時に充電される2次電池である。
2a、2b、2c、2dは、保守点検対象となるエレベーターの機器(制御機器)である。これらは、保守点検時にこれらが取り付けられている場所から取り外されて保守点検が行われ、必要とあらば新しい機器と交換されて再び元の位置に、保守作業員によって取り付けられるものである。
3a、3b、3c、3dは、保守点検対象機器2a、2b、2c、2dが取り付けられる、例えば壁面に取り付けられ、保守点検対象機器2a、2b、2c、2dが取り付け場所から取り外されると信号を保守作業監視装置4に送信し、再び取り付けられるとその旨を保守作業監視装置4に送信する感知装置である。なお、電源が必要な場合は、保守作業監視装置4を介して電源5から給電される。
例えば、保守点検対象機器が2aであるとして説明する。保守作業者が保守点検対象機器2aを取り外すと、感知装置3aがこれを感知し、保守作業監視装置4の入力装置4bに信号を送信する。入力装置4bは、感知装置3aから信号が入った旨を制御装置4aに送信する。制御装置4aでは、保守点検対象機器2aが保守作業に入ったフラグを立てるとともにその時刻を時計4dから入力し、記憶する。つぎに、保守点検対象機器2aが元の場所に取り付けられると、信号が感知装置3aから入力装置4bに送られ、入力装置4bは、保守点検対象機器2aの保守作業が終了した旨の信号を制御装置4aに送出する。制御装置4aは保守点検対象機器2aが保守作業中であるフラグを下すとともに時計4dからその時刻を取得して記憶する。そして、制御装置4aは、保守点検対象機器2aの保守作業が始まった時刻と終了した時刻を通信装置4cを介して管制センターに送信する。
これを受けた管制センターでは、センター員が、本日の作業メニューに当該保守点検対象機器2aが保守作業の対象となっているかを確認し、この機器に対して保守作業が行われたことを確認する。
次に、図2を用いて具体的な保守作業監視について説明する。図2に示す例は、保守点検対象機器として、エレベーターの制御盤1の中に取り付けられた電磁接触器2の保守作業である。電磁接触器2は、エレベーターの主電動機に給電する回路の開閉を行うものである。内部に電気的接点があるため、保守作業員は電磁接触機2を制御盤1から取り外して接点の清掃作業や部品の交換、新品への交換などの作業を行って、元の場所に取り付ける作業を行う。
そして、感知装置3は、この電磁接触器2と制御盤1の内壁面間に挟まれるように制御盤1の内壁面に取り付けられている。感知装置3からの信号は常に監査装置4に送信されており、保守作業監視装置4は、前述したように感知装置3から受信した信号と、受信した時間を管理する。また監査装置4と感知装置3は、エレベーターの主電源から独立した独自の電源装置5にて動作しているため、エレベーターの主電源が切断された場合も機能することができる。
いま、保守点検のため保守作業員がエレベーターの主電源を切断すると、エレベーターは全ての動作を停止するが、電源装置5は動作しているため、感知装置3と監査装置4は機能が継続している。ここで、作業員が電磁接触器2を、例えば、新品の電磁接触器2に交換するため取外すと、感知装置3は、電磁接触器2が制御盤1から離れたことを感知する。そしてその感知信号は監査装置4に送信される。監査装置4は、受信した信号と、受信した時間を監査装置内に保管する。
次に作業員が、新品の電磁接触器2を制御盤1の元の位置に取り付けると、感知装置3は、電磁接触器2と制御盤1間に挟まれたことを感知する。そしてその感知信号は保守作業監視装置4に送信され、保守作業監視装置4は、受信した信号と、受信した時間を内部のメモリに保管する。
保守作業監視装置4にて記憶された情報は、前述の通り、自動で管制センターに送信してもよいし、管制センターの管理者からの要求により任意に取り出すことが可能である。
感知装置3の一例として、マイクロスイッチが挙げられる。上記の制御盤1の例では、制御盤1内の電磁接触器2が取り付けられる位置の制御盤1内壁面に、アクチュエータ−部が電磁接触器2に向き、電磁接触器2が取り付けられた時、電磁接触器2の筺体背面がマイクロスイッチのアクチュエータ−を押圧するように取り付けられる。入力装置4b内に設けられた電源及びシャント抵抗が保守点検対象機器毎に設けられており、この電源、シャント抵抗及びマイクロスイッチにより閉回路が形成されるよう接続される。マイクロスイッチの接続端子はノーマルオン端子である。保守作業以外では電磁接触器2によってマイクロスイッチは押圧される状態となっており、この時は前記閉回路には電流が流れない。そして、保守作業が始まると、閉回路が形成されるためシャント抵抗に電圧が掛かる。この電圧を電圧センサ(入力装置4b内)で検知すると、この閉回路の電圧センサが検知したことを持って(電圧センサと保守点検作業対象機器は対応している)、保守点検作業対象機器の例えば2aが保守作業に入ったことがわかる。この電圧センサの出力が制御装置4aに送られ、制御装置4aでは前述の処理が行われる。
また、他の感知装置3として、リードスイッチやホール素子が挙げられるが、いずれも磁石でオンオフされるため、保守点検対象機器が磁石の影響を受けない機器であること、交換された時も製造時から磁石を装備していることが必要である。
これにより、当日行なわれた作業の内容を作業者の報告書に寄らずに確認できるため、万が一、保守作業をし忘れた機器があったとしても、管制センターから作業員に対してその場で指示することができ、若しくは再び現場に戻って貰うよう指示することができるので早期に保守作業が必要な機器の保守を行うことができる。また、保守作業者自身も作業内容を監視されているという意識から作業がより丁寧になるため、結果として作業品質を向上させることができる。
1…制御盤、2…電磁接触器、3…感知装置、4…保守作業監視装置、5…電源装置

Claims (2)

  1. 保守作業時に取外し・再取付けすることが想定されるエレベーターの保守点検対象機器に対応した位置に取り付けられた感知装置と、この保守点検対象機器が取り外された信号をこの感知装置から受け記憶し、この保守点検対象機器が取り付けられた信号を前記感知装置から受け記憶する保守作業監視装置を備えたエレベーターの保守作業監視装置。
  2. 請求項1において、前記保守作業監視装置はエレベーターの主電源が遮断されても電力を供給可能な電源から電力を供給されるエレベーターの保守作業監視装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019073606A1 (ja) * 2017-10-13 2019-04-18 三菱電機株式会社 エレベーターのリニューアル方法
EP3524559A3 (en) * 2017-12-15 2019-11-20 Otis Elevator Company Maintenance monitoring of passenger carrying system
CN115448119A (zh) * 2022-08-19 2022-12-09 杭州优迈科技有限公司 电梯维保监测方法和装置

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