JP2016167285A - 広告配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】広告を閲覧する閲覧者にとって魅力的な広告宣材を適切に配信することができる広告配信システムを提供する。【解決手段】サーバ102から配信者クライアント106に対して広告の投稿を要求する第1のステップと、要求に応じて配信者クライアント106から投稿された広告を広告主クライアント104に提供する第2のステップと、広告主クライアント104において、提供された広告のうち採用された広告を受け付けて広告主クライアント104からサーバ102に通知する第3のステップと、配信者クライアント106において、配信者クライアント106から動画を受け付ける第4のステップと、サーバ102において、配信者クライアント106から受け付けた動画を配信すると共に、動画を配信する際に所定のタイミングで採用された広告を提供する第5のステップと、を実行する広告配信システム100とする。【選択図】図1
Description
本発明は、広告配信システムに関する。
ソーシャル・ネットワーク・サービス等に広告を出したい企業と、広告の製作を請け負いたいクリエイタとをマッチングさせ、オンラインでバナー画像等の広告宣材の発注・納品が可能なプラットフォームを提供する技術が開示されている(非特許文献1)。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20141201/Cobs_086615.html
従来の広告は、不特定者に配信されるものであり、広告宣材を提供するクリエイタと広告を配信する配信者との間に関係がなく、広告を閲覧する閲覧者にとって魅力的な広告宣材を適切に配信することができておらず、広告配信の効果が不確かであった。
本発明の1つの態様は、配信サーバから配信者クライアントに対して広告の投稿を要求する第1のステップと、前記要求に応じて前記配信者クライアントから投稿された広告を広告主クライアントに提供する第2のステップと、前記広告主クライアントにおいて、前記提供された広告のうち採用された広告を受け付けて前記広告主クライアントから前記配信サーバに通知する第3のステップと、前記配信サーバにおいて、前記配信者クライアントから動画を受け付ける第4のステップと、前記配信サーバにおいて、前記配信者クライアントから受け付けた動画を配信すると共に、前記動画を配信する際に所定のタイミングで前記採用された広告を提供する第5のステップと、を実行することを特徴とする広告配信システムである。
ここで、前記配信者クライアントは、複数であることが好適である。
また、前記第5のステップでは、前記動画の配信前、配信中及び配信終了前のいずれかのタイミングで前記採用された広告を提供することが好適である。
また、前記第5のステップでは、前記配信者クライアントにおいて広告提供の操作を受けて、前記配信サーバは、前記配信者クライアントから当該操作があったこと示す情報を受けつけたタイミングで前記採用された広告を提供することが好適である。
また、前記第5のステップでは、前記配信サーバは、前記動画の閲覧者からの広告の提示の要求を受け付けて、当該要求に応じて前記採用された広告を提供することが好適である。
また、前記第5のステップでは、前記動画の配信終了前に前記採用された広告を提供し、当該広告は閲覧者に対して特定のウェブサイトへアクセスを求めるものであることが好適である。
また、前記第5のステップにおいて提供された広告を閲覧した閲覧者の数に応じて当該広告を投稿した者に対して広告料を支払う第6のステップを備えることが好適である。
本発明によれば、広告を閲覧する閲覧者にとって魅力的な広告宣材を適切に配信することができる。
本発明の実施の形態における広告配信システム100は、図1に示すように、サーバ(配信サーバ)102、広告主クライアント104、配信者クライアント106及び閲覧者クライアント108を含んで構成される。サーバ102、広告主クライアント104、配信者クライアント106及び閲覧者クライアント108は、インターネット等の情報通信網110を介して情報交換可能に接続される。
本実施の形態では、広告主クライアント104からサーバ102に対して広告の依頼が行われ、依頼に応じてサーバ102から配信者クライアント106に対して広告の募集がなされ、配信者クライアント106から提供された広告宣材のうち広告主クライアント104において認証された広告宣材を閲覧者クライアント108へ配信することによって広告の提供が行われる。このとき、配信者クライアント106から広告以外の動画を提供する動画配信サイトを用いて広告の提供が行われる。すなわち、広告宣材を応募した配信者クライアント106と動画及び広告を提供する配信者クライアント106とが一致する。なお、図1では、広告主クライアント104、配信者クライアント106及び閲覧者クライアント108をそれぞれ1つずつ記載したが、それぞれ複数であってもよい。
また、本実施の形態では、広告は動画によって提供されるものとし、広告宣材は広告動画として説明する。ただし、本発明の適用範囲は、広告動画に限定されるものでなく、静止画、音声、文字等の広告宣材を対象としてもよい。
サーバ102は、図2に示すように、処理部10、記憶部12、入力部14、出力部16及び通信部18を含んで構成される。サーバ102は、コンピュータの基本的な要素を備えている。処理部10は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部10は、記憶部12に記憶されているソフトウェアを実行することによって、サーバ102における動画配信サイトの機能を実現する。記憶部12は、半導体メモリやハードディスク等の記憶手段を含む。記憶部12は、処理部10とアクセス可能に接続され、ソフトウェア、その処理に必要なデータ及びデータベース等の情報を記憶する。入力部14は、サーバ102に情報を入力する手段を含む。入力部14は、例えば、サーバ管理者からの入力を受けるキーボードやマウス等を備える。出力部16は、サーバ管理者から入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)等やサーバ102での処理結果を出力する手段を含む。出力部16は、例えば、サーバ管理者に対して画像を呈示するディスプレイを備える。通信部18は、情報通信網110を介して、他の情報通信機器と情報をやり取りするためのインターフェースを含んで構成される。通信部18による通信は有線及び無線を問わない。
広告主クライアント104は、図3に示すように、処理部20、記憶部22、入力部24、出力部26及び通信部28を含んで構成される。広告主クライアント104は、コンピュータの基本的な要素を備えている。処理部20は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部20は、記憶部22に記憶されているソフトウェアを実行することによって、広告主クライアント104における広告依頼、広告選定等の機能を実現する。記憶部22は、半導体メモリやハードディスク等の記憶手段を含む。記憶部22は、処理部20とアクセス可能に接続され、ソフトウェア、その処理に必要なデータ及びデータベース等の情報を記憶する。入力部24は、広告主クライアント104に情報を入力する手段を含む。入力部24は、例えば、広告主からの入力を受けるキーボードやマウス等を備える。出力部26は、広告主から入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)等や広告主クライアント104での処理結果を出力する手段を含む。出力部26は、例えば、広告主に対して動画等の情報を呈示するディスプレイを備える。通信部28は、情報通信網110を介して、他の情報通信機器と情報をやり取りするためのインターフェースを含んで構成される。通信部28による通信は有線及び無線を問わない。
配信者クライアント106は、図4に示すように、処理部30、記憶部32、入力部34、出力部36及び通信部38を含んで構成される。配信者クライアント106は、コンピュータの基本的な要素を備えている。処理部30は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部30は、記憶部32に記憶されているソフトウェアを実行することによって、配信者クライアント106における広告の募集の受付、広告動画の投稿、動画配信等の機能を実現する。記憶部32は、半導体メモリやハードディスク等の記憶手段を含む。記憶部32は、処理部30とアクセス可能に接続され、ソフトウェア、その処理に必要なデータ及びデータベース等の情報を記憶する。入力部34は、配信者クライアント106に情報を入力する手段を含む。入力部34は、例えば、配信者からの入力を受けるキーボードやマウス等を備える。出力部36は、配信者から入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)等や配信者クライアント106での処理結果を出力する手段を含む。出力部36は、例えば、配信者に対して動画等の情報を呈示するディスプレイを備える。通信部38は、情報通信網110を介して、他の情報通信機器と情報をやり取りするためのインターフェースを含んで構成される。通信部38による通信は有線及び無線を問わない。
閲覧者クライアント108は、図5に示すように、処理部40、記憶部42、入力部44、出力部46及び通信部48を含んで構成される。閲覧者クライアント108は、コンピュータの基本的な要素を備えている。処理部40は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部40は、記憶部42に記憶されているソフトウェアを実行することによって、閲覧者クライアント108における動画(広告)の閲覧、動画に対するレスポンス等の機能を実現する。記憶部42は、半導体メモリやハードディスク等の記憶手段を含む。記憶部42は、処理部40とアクセス可能に接続され、ソフトウェア、その処理に必要なデータ及びデータベース等の情報を記憶する。入力部44は、閲覧者クライアント108に情報を入力する手段を含む。入力部44は、例えば、閲覧者からの入力を受けるキーボードやマウス等を備える。出力部46は、閲覧者から入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)等や閲覧者クライアント108での処理結果を出力する手段を含む。出力部46は、例えば、閲覧者に対して動画等の情報を呈示するディスプレイを備える。通信部48は、情報通信網110を介して、他の情報通信機器と情報をやり取りするためのインターフェースを含んで構成される。通信部48による通信は有線及び無線を問わない。
以下、図6のフローチャートを参照して、本実施の形態における広告配信処理について説明する。
ステップS10では、広告主から広告の依頼が行われる。広告主は、広告主クライアント104からサーバ102へ必要とする広告を作成するために必要な情報と共に広告出稿の依頼要求を送信する。広告主は、広告主クライアント104から広告依頼用のウェブサイトにアクセスすることによって、新たな広告案件を依頼するための情報を入力するためのフォームがサーバ102から広告主クライアント104へ送信される。広告主は、広告主クライアント104の入力部24を用いて、新たな広告案件を依頼するための情報を入力する。これによって、広告主クライアント104からサーバ102へ新たな広告案件を依頼するための情報が送信される。サーバ102は、広告主クライアント104から送信された情報を広告案件データベースとして記憶部12に記憶させる。
新たな広告案件を依頼するための情報は、図7に示すように、案件を特定するための識別情報(案件名、案件番号等の案件に固有の情報)、広告主を特定するための識別情報(クライアント名、クライアント番号等のクライアントに固有の情報)、広告の対象となる商品やサービス、広告動画の希望再生時間、希望する広告対象者の範囲(年齢層、性別等)、広告料の支払い用の銀行口座番号等の情報を含むことが好適である。
ステップS12では、広告の募集が行われる。サーバ102は、広告主クライアント104から広告作成の依頼を受けると、配信者クライアント106に対して広告の募集を行う。サーバ102は、記憶部12に記憶されている配信者データベースを参照し、既にサーバ102に登録されている配信者に対して新たな広告の依頼があったことを示す情報及び広告の作成に必要な情報を送信する。配信者データベースには、図8に示すように、配信者を識別するための識別子(配信者名、配信者番号等)、配信者の動画投稿のサイトのアカウント情報、配信者の銀行口座番号等が予め登録されている。広告の募集の対象となる配信者クライアント106は単数であってもよいし、複数であってもよい。
広告の作成に必要な情報は、ステップS10において広告主から入力された情報を含んでもよい。例えば、広告の作成に必要な情報は、案件を特定するための識別情報(案件名、案件番号等の案件に固有の情報)、広告主を特定するための識別情報(クライアント名、クライアント番号等のクライアントに固有の情報)、広告の対象となる商品やサービス、広告動画の希望再生時間、希望する広告対象者の範囲(年齢層、性別等)、等の情報を含むことが好適である。配信者クライアント106では、広告の依頼及び広告の作成に必要な情報を受けると、それらの情報を配信者クライアント106のユーザである配信者に提示する。
また、サーバ102は、配信者クライアント106のユーザである配信者に対して、広告動画を撮影及び編集するためのツールを提供するようにしてもよい。例えば、サーバ102は、当該ツールの機能を有するアプリケーションを配信者クライアント106へ送信したり、当該ツールの機能を有するウェブサイトを配信者クライアント106に提供するようにしたりすればよい。また、当該ツールでは、著作権処理された音楽・画像・映像等を広告に使用するパーツとして提供するようにしてもよい。
ステップS14では、広告動画が配信者から投稿される。配信者は、配信者クライアント106からサーバ102へ投稿しようとする広告動画及び投稿に必要な情報を送信する。サーバ102は、広告動画及び投稿に必要な情報を受けると、図9に示すように、固有の広告識別番号を割り振ると共に、当該広告識別番号に投稿に必要な情報及び広告動画を関連付けて記憶部12の広告宣材データベースに登録する。なお、複数の配信者から広告動画の投稿を受け付けてもよい。
投稿に必要な情報は、案件を特定するための識別情報(案件名、案件番号等の案件に固有の情報)、広告主を特定するための識別情報(クライアント名、クライアント番号等のクライアントに固有の情報)、広告を配信する期間、広告動画を配信する動画配信サイトからアクセス可能とするリンク情報(URL、画像等)、配信者を識別するための識別子(配信者名、配信者番号等)等を含む。また、広告宣材データベースには、広告配信の効果を示す評価ポイントも登録される。評価ポイントについては後述する。
また、広告動画をサーバ102に直接送信するのではなく特定のウェブサイトやユーチューブ(登録商標)にアップロードするようにしてもよい。この場合、投稿に必要な情報には、広告動画をアップロードしたウェブサイトのURLやユーチューブ(登録商標)のID(youtube_id)を付加する。広告宣材データベースには、広告動画に代えて、付加されたURLやIDが投稿に必要な情報に関連付けて登録される。
ステップS16では、広告主に対して投稿された広告動画が提供される。サーバ102は、広告宣材データベースを参照して、ステップS10において依頼を受け付けた案件を特定するための識別情報(案件名、案件番号等の案件に固有の情報)に関連付けて登録されている広告動画を当該広告動画の広告識別番号と共にステップS10における広告主の広告主クライアント104へ送信する。なお、サーバ102は、ステップS10において依頼を受け付けた案件に関連付けて登録されている広告動画が複数あればすべての広告動画を送信する。
また、広告動画のデータの代わりに広告動画をアップロードしたウェブサイト等のアクセス先の情報が登録されている場合には、そのアクセス先を示す情報を当該広告動画の広告識別番号と共にステップS10における広告主の広告主クライアント104へ送信してもよい。
ステップS18では、採用された広告動画の選択が行われる。広告主は、ステップS16において広告主クライアント104に送信された広告動画を閲覧及び確認し、採用する広告動画を選択する。広告主クライアント104は、選択された広告動画の広告識別番号(以下、採用広告識別番号という)をサーバ102へ送信する。
例えば、広告主クライアント104は、ステップS16において受信した広告動画のすべてをリストとして出力部26に表示させ、入力部24を用いて広告主よってリストから選択された広告動画を再生して出力部26に表示させることによって広告主に内容を確認させる。広告動画の代わりに広告動画をアップロードしたウェブサイト等のアクセス先の情報である場合には、選択された広告動画がアップロードされているウェブサイト等にアクセスして広告動画を再生して出力部26に表示させる。そして、入力部24を用いて広告主が採用したいと考える広告動画をリストから選択させる。
ステップS20では、採用された広告動画を投稿した配信者へ採用の通知が行われる。サーバ102は、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースを参照して、ステップS18において広告主クライアント104から採用広告識別番号を受信し、その採用広告識別番号に関連付けて登録されている配信者を抽出する。サーバ102は、抽出された配信者の配信者クライアント106に対して、採用広告識別番号と共に当該配信者が投稿した広告動画が採用されたことを示す情報を送信する。
ステップS22では、配信者から広告の配信の最終的な許可及び設定が行われる。ステップS20において配信者クライアント106に送信された広告動画が採用されたことを示す情報を確認した配信者は、配信者クライアント106の入力部34を用いて当該広告動画の使用を許可する。配信者クライアント106は、配信者からの許可の入力を受けると、配信者を識別するための識別子(配信者名、配信者番号等、以下、採用配信者識別子という)及び採用広告識別番号と共に当該広告動画の配信が許可されたことを示す情報をサーバ102へ送信する。
ステップS24では、広告動画の配信が行われる。サーバ102は、記憶部12に記憶されている配信者データベースを参照して、ステップS22において受信された採用配信者識別子に関連付けられている配信者の動画投稿のサイトのアカウント情報を読み出す。また、サーバ102は、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースを参照して、ステップS22において受信された採用広告識別番号に関連付けられている広告動画を読み出す。そして、サーバ102は、読み出された配信者の動画投稿のサイトのアカウント情報で特定される動画配信サイトにおいて読み出された広告動画の配信処理を行う。
ここで、広告動画は、配信者の動画投稿のサイトにおいて当該配信者が提供する広告以外の動画と併せて配信されることが好適である。例えば、当該配信者が動画投稿のサイトにおいて提供するリアルタイムの動画と併せて配信されることが好適である。サーバ102は、採用配信者識別子で特定される配信者から広告以外の動画のアップロードを受け付け、当該配信者の動画投稿のサイトにおいてアップロードされた広告以外の動画を配信する。それと共に、配信者が提供する広告以外の動画の配信前(配信の冒頭)、配信中及び配信終了後の少なくとも1つのタイミングで広告動画を配信する。
例えば、図10(a)のタイムチャートに示すように、配信者が自身の動画投稿サイトにおいて配信する広告以外の動画の配信開始前にステップS22において設定された広告動画を配信する。また、図10(b)のタイムチャートに示すように、配信者が自身の動画投稿サイトにおいて配信する広告以外の動画の配信の途中にステップS22において設定された広告動画を配信する。また、図10(c)のタイムチャートに示すように、配信者が自身の動画投稿サイトにおいて配信する広告以外の動画の配信終了後にステップS22において設定された広告動画を配信する。どのタイミングで広告動画を配信するかは、広告主からの指示によって設定されるものとしてもよいし、配信者が設定できるようにしてもよいし、自動で設定されるようにしてもよい。
なお、配信者が広告動画以外の動画を配信する時期は、ステップS14において配信者が広告を配信する期間として指定した期間とされる。サーバ102は、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースを参照して、採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けられている広告を配信する期間を読み出し、その期間(広告以外の動画の配信期間)の前、途中及び後の少なくとも1つのタイミングで広告動画を配信すればよい。
閲覧者は、閲覧者クライアント108から当該動画投稿サイトにアクセスすることによって、配信者が配信する広告以外の動画及び広告動画を閲覧することができる。図11は、動画配信サイトの表示の例を示す。
動画投稿サイトのページ200の動画表示領域50には、配信者が配信する広告以外の動画がアップロードされるが、当該動画の配信前、配信中及び配信終了後の少なくとも1つのタイミングにおいて広告動画が挿入されて表示される。
なお、動画投稿サイトのページ200内に配信中の動画が広告であることを示す情報を表示させる警告領域52を設け、広告動画が配信されている期間は「これはCMです」等の配信中の動画が広告であることを示す情報を表示させることが好適である。これにより、閲覧者は、動画表示領域50に現在表示されている動画が広告であるか否かを明確かつ容易に把握することができる。
また、動画投稿サイトのページ200内に次に広告が配信されるまでの時間を表示させる時間表示領域54を設け、次に広告が配信されるまでの時間を表示させてもよい。サーバ102は、動画投稿サイトを閲覧中の閲覧者クライアント108に対して次に広告が配信される時刻を送信する。広告が配信されるまでの時刻は、広告を配信する期間(広告以外の動画の配信期間)と広告動画を配信するタイミングとの関係に基づいて算出することができる。閲覧者クライアント108は、サーバ102から次に広告が配信される時刻を受信すると、現在の時刻との差を残り時間として「CMまであと**秒です」等の情報を時間表示領域54に表示させる。これにより、閲覧者は、動画表示領域50に次に広告動画が表示されるまでの時間を容易に把握することができる。
また、動画投稿サイトのページ200内に広告タイミング指定領域56を設け、閲覧者による広告提供を希望する操作を受け付けるようにしてもよい。閲覧者クライアント108は、入力部44を用いて閲覧者によって広告タイミング指定領域56を選択(クリック)されると、広告提供のための操作を行われたことを示す情報をサーバ102へ送信する。サーバ102は、広告提供のための操作を行われたことを示す情報を受けると、当該情報の送信元の閲覧者クライアント108に対して広告動画を送信する。これによって、情報の送信元の閲覧者クライアント108に対して閲覧者が選択した任意のタイミングで広告動画が配信され表示される。
また、動画投稿サイトのページ200内に、配信される広告動画に関連するサイトや動画にアクセスするためのリンク情報を表示させるリンク表示領域58を設けてもよい。サーバ102は、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースを参照して、採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けられている動画配信サイトからアクセス可能とするリンク情報(URL、画像等)を読み出し、動画を閲覧中の閲覧者クライアント108に送信する。閲覧者クライアント108は、リンク情報を受けると、リンク表示領域58にリンク情報を表示させる。これにより、閲覧者は、動画投稿サイトを閲覧中に配信された広告動画をみて広告の対象となった商品に興味が生じた際にリンク表示領域58に表示されたリンク情報を選択することによってその商品に関するサイト(販売サイト)や画像等の情報にアクセスすることが容易となる。
リンク情報の表示期間は、特に限定されるものではなく、広告動画の表示と同時であってもよいし、広告動画以外の動画の配信前、配信途中、配信後及び広告動画の配信中等の任意の期間であってよい。また、リンク情報は、動画の配信開始前又は終了時に動画表示領域50内に表示するようにしてもよい。
ステップS26では、広告配信の効果が測定される。広告配信の効果は、広告動画へのアクセス数(トータル閲覧者数、ユニーク閲覧者数)、広告動画の閲覧回数、広告動画の閲覧時間、リンク情報へのアクセス回数及び閲覧者から評価ポイント等が挙げられる。これらの広告配信の効果は、図9に示すように、採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに登録される。
広告動画へアクセスしたトータル閲覧者数は、サーバ102を介してステップS24で提供された動画配信サイトにアクセスした閲覧者クライアント108ののべ数である。サーバ102は、ステップS24において動画配信サイトにアクセスがある毎にその回数をカウントし、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録する。
ユニーク閲覧者数は、サーバ102を介してステップS24で提供された動画配信サイトにアクセスした閲覧者クライアント108の数である。重複して複数回閲覧した閲覧者はカウントしない。サーバ102は、ステップS24において動画配信サイトに新たな閲覧者がアクセスする毎にその回数をカウントし、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録する。
広告動画の閲覧回数は、サーバ102を介してステップS24で提供された動画配信サイトにおいて広告動画が配信されたのべ回数である。サーバ102は、ステップS24において動画配信サイトにおいて広告動画が配信される毎に配信対象となる閲覧者クライアント108に対してレスポンス要求を行い、閲覧者クライアント108からサーバ102へレスポンスが返信されるとその回数をカウントし、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録する。
広告動画の閲覧時間は、サーバ102を介してステップS24で提供された動画配信サイトにおいて広告動画が配信されたのべ時間である。サーバ102は、ステップS24において動画配信サイトにおいて広告動画が配信される毎にその時間を積算し、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録する。
リンク情報へのアクセス回数は、ステップS24で提供された動画配信サイトにおいてリンク表示領域58が設けられている場合にそこに表示されるリンク情報へアクセスされたのべ回数である。サーバ102は、ステップS24において動画配信サイトにおいてリンク情報へアクセスが行われる毎にその回数を積算し、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録する。
閲覧者から評価ポイントは、閲覧者自体が広告動画を評価して与えたポイントである。例えば、動画投稿サイトのページ200内に評価ポイント付与領域60を設け、評価ポイント付与領域60を選択(クリック)する毎に評価ポイントが付与されるようにすればよい。閲覧者クライアント108は、評価ポイント付与領域60を選択(クリック)されるとサーバ102へ評価ポイントが付与されたことを示す情報を送信する。サーバ102は、評価ポイントが付与されたことを示す情報を受信すると、評価ポイントを積算し、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースに採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録する。
また、評価ポイントの付与の方法は、これに限定されるものではなく、様々な方法を採用することができる。例えば、1回の操作で付与できる評価ポイントを閲覧者が指定できるようにしてもよい。また、付与した評価ポイントに応じて、評価ポイントを付与した閲覧者に課金を行うようにしてもよい。
なお、評価ポイントは、広告動画へのアクセス数(トータル閲覧者数、ユニーク閲覧者数)、広告動画の閲覧回数、広告動画の閲覧時間、リンク情報へのアクセス回数及び閲覧者からの評価ポイントの少なくとも1つに基づいて付与されればよい。複数のパラメータを組み合わせる場合、それぞれのパラメータに適宜重み付けをして加算する等、適宜評価方法を採用すればよい。
ステップS28では、広告配信の効果に応じて広告料の支払いが行われる。サーバ102は、ステップS26において測定された広告配信の効果に応じて、当該広告動画を提供した配信者に対して広告料の支払い処理を行う。サーバ102は、記憶部12に記憶されている広告宣材データベースを参照して、採用配信者識別子及び採用広告識別番号に関連付けて登録されている広告配信の効果の評価ポイントを読み出す。さらに、サーバ102は、記憶部12に記憶されている配信者データベースを参照して、採用配信者識別子に関連付けて登録されている配信者の銀行口座番号を読み出し、読み出された評価ポイントに応じた広告料を当該銀行口座番号で特定される銀行口座に振り込む処理を行う。
また、支払われた広告料を広告主から徴収する処理を行ってもよい。サーバ102は、記憶部12に記憶されている広告案件データベースを参照し、採用広告識別子に関連付けられている広告主の広告料の支払い用の銀行口座番号を読み出す。そして、サーバ102は、評価ポイントに応じて支払われた広告料に相当する額を当該銀行口座番号で特定される銀行口座から徴収する。
なお、広告動画が採用された際に採用された広告動画を提供する配信者の配信へ承認が必要でない場合にはステップS20及びS22における処理はスキップしてもよい。
以上のように、本実施の形態における広告配信システム100によれば、動画配信サイトにおいて動画を配信している配信者が提供する広告動画を当該配信者自身の動画配信サイトにおいて配信することができる。一般的に、動画を閲覧する閲覧者は、自身の好みにあった動画を提供してくれる配信者の動画配信サイトにて動画を閲覧することが多く、その動画配信サイトにおいて当該配信者が作成又は提供する広告動画もまた閲覧者の好みにあったものとなる可能性が高い。したがって、広告を閲覧する閲覧者にとって魅力的な広告宣材を適切に配信することができ、広告配信の効果が向上する。
また、広告動画の配信者にとっては、広告動画を配信した効果に応じて広告収入を得ることができ、自身の動画配信サイトにおけるさらなる動画及び広告動画の配信を行うインセンティブを与えることができる。
10 処理部、12 記憶部、14 入力部、16 出力部、18 通信部、20 処理部、22 記憶部、24 入力部、26 出力部、28 通信部、30 処理部、32 記憶部、34 入力部、36 出力部、38 通信部、40 処理部、42 記憶部、44 入力部、46 出力部、48 通信部、50 動画表示領域、52 警告領域、54 時間表示領域、56 広告タイミング指定領域、58 リンク表示領域、60 評価ポイント付与領域、100 広告配信システム、102 サーバ、104 広告主クライアント、106 配信者クライアント、108 閲覧者クライアント、110 情報通信網、200 ページ。
Claims (7)
- 配信サーバから配信者クライアントに対して広告の投稿を要求する第1のステップと、
前記要求に応じて前記配信者クライアントから投稿された広告を広告主クライアントに提供する第2のステップと、
前記広告主クライアントにおいて、前記提供された広告のうち採用された広告を受け付けて前記広告主クライアントから前記配信サーバに通知する第3のステップと、
前記配信サーバにおいて、前記配信者クライアントから動画を受け付ける第4のステップと、
前記配信サーバにおいて、前記配信者クライアントから受け付けた動画を配信すると共に、前記動画を配信する際に所定のタイミングで前記採用された広告を提供する第5のステップと、
を実行することを特徴とする広告配信システム。 - 請求項1に記載の広告配信システムであって、
前記配信者クライアントは、複数であることを特徴とする広告配信システム。 - 請求項1又は2に記載の広告配信システムであって、
前記第5のステップでは、前記動画の配信前、配信中及び配信終了前のいずれかのタイミングで前記採用された広告を提供することを特徴とする広告配信システム。 - 請求項1又は2に記載の広告配信システムであって、
前記第5のステップでは、前記配信者クライアントにおいて広告提供の操作を受けて、前記配信サーバは、前記配信者クライアントから当該操作があったこと示す情報を受けつけたタイミングで前記採用された広告を提供することを特徴とする広告配信システム。 - 請求項1又は2に記載の広告配信システムであって、
前記第5のステップでは、前記配信サーバは、前記動画の閲覧者からの広告の提示の要求を受け付けて、当該要求に応じて前記採用された広告を提供することを特徴とする広告配信システム。 - 請求項1又は2に記載の広告配信システムであって、
前記第5のステップでは、前記動画の配信終了前に前記採用された広告を提供し、当該広告は閲覧者に対して特定のウェブサイトへアクセスを求めるものであることを特徴とする広告配信システム。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の広告配信システムであって、
前記第5のステップにおいて提供された広告を閲覧した閲覧者の数に応じて当該広告を投稿した者に対して広告料を支払う第6のステップを備えることを特徴とする広告配信システム。
Priority Applications (1)
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JP2016083547A JP2016167285A (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 広告配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016083547A JP2016167285A (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 広告配信システム |
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2016
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