JP2016164396A - 媒体移送管、その媒体移送管を利用した地熱発電装置及び地熱発電方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体移送管は、外側に地熱帯へ媒体を移送する媒体注入管と、その媒体注入管の内側に地熱帯の熱によって熱せられた媒体を取り出す媒体取出管とを備え、媒体移送管は、媒体取出管21の外周に媒体の流れる方向を制御する整流部を設け、整流部は、環状に形成された胴体部に媒体の流れる方向を制御する複数の板状の整流片41を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図6
Description
このように構成することによって、前記媒体注入管の内周に沿って前記媒体が遠心力を伴って抵抗なく導入され深部に移送されるので、圧力損失なく移送され加圧ポンプ等の負担を少なくすることができる。また、地熱帯で熱せられた熱水の逆流を複数箇所で防いでいる。更に、整流片の傾斜に沿って螺旋状に媒体を流入させることが可能である。
このように構成することによって、前記媒体注入管の内周に沿って前記媒体が遠心力を伴って抵抗なく導入され深部に移送されるので、圧力損失なく移送され加圧ポンプ等の負担を少なくすることができる。また、地熱帯で熱せられた熱水の逆流を複数箇所で防いでいる。更に、整流片の傾斜に沿って螺旋状に媒体を流入させることが可能である。
このように構成することによって、軽量化が可能であると同時に前記媒体注入管の内周に沿って前記媒体が遠心力を伴って抵抗なく導入され深部に移送されるので、圧力損失なく移送され加圧ポンプ等の負担を少なくすることができる。また、地熱帯で熱せられた熱水の逆流を防いでいる。
このように構成することによって、軽量化が可能であると同時に前記媒体注入管の内周に沿って前記媒体が遠心力を伴って抵抗なく導入され深部に移送されるので、圧力損失なく移送され加圧ポンプ等の負担を少なくすることができる。また、整流部の傾斜に沿って螺旋状に媒体を流入させることが可能である。
このように構成することによって、上方から媒体取出管に整流部を挿入するため施工が容易である。
このように構成することによって、固定具等を必要とせずに上方から媒体取出管に整流部を挿入固定するため施工が容易である。
このように構成することによって、固定具等を必要とせずに上方から媒体取出管に整流部を固定するため施工が容易である。また、軽量化が図られる。
前記媒体移送管は、外側に前記地熱帯へ前記媒体を移送する媒体注入管と、その媒体注入管の内側に前記地熱帯の熱によって熱せられた前記媒体を取り出す媒体取出管とを備え、前記媒体移送管は、前記媒体注入管の内周に溝を螺旋状に形成し前記媒体の流れる方向を制御する整流部を備えた整流部を備えたことを特徴とする。
このように構成することによって、上記の効果に加え流路全体に螺旋状の経路を設ける場合に比較して、軽量化しながら媒体を流入させる方向を制御することが可能である。
第1実施形態にかかる媒体移送管10及び地熱発電装置1が図1乃至図9に示されている。図1は、第1実施形態にかかる本発明の地熱発電装置1の構成を示す概要図である。図2は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の媒体注入管11の接続部分を中心に拡大した斜視図である。図3は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の軸上の断面図である。図4は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の媒体注入管11を接続する接続管12の斜視図である。図5は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の媒体注入管11の図2に示すA−A部分で切断した断面の一部分を示す拡大断面図である。図6は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の媒体取出管21の接続管30を中心に拡大した斜視図である。図7は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の媒体取出管21の接続部分を中心に拡大した正面図である。図8は、第1実施形態にかかる本発明の媒体取出管21の平面の中心を垂直に切断した際の断面図である。図9は、第1実施形態にかかる本発明の媒体移送管10の整流部40の斜視図である。
蒸気タービン80に供給される蒸気は、熱水を減圧沸騰させて蒸気発生器60で生成される。生成した蒸気は、熱水と共に汽水分離器70に送られる。汽水分離器70は、熱水と、発生した蒸気を分離させて、蒸気を蒸気タービン80に供給する。
この整流片41は、特に地熱帯Sに設けられ、加圧された温水を矢印に(逆時計回りに)沿って導くことによって、加圧された温水を螺旋状に旋回しながら下降させ、圧力損出が生じないように最下部まで温水を導いている。また、整流片41は、地熱帯Sで熱せられた熱水の逆流を複数の整流片41により防いでいる。更に、整流片41は、媒体取出管21の軸中心を偏らせない機能として振れ止めとなる機能を備えている。以下の実施例においても整流片41は同様な作用効果を奏している。
第2実施形態にかかる媒体移送管10が図10乃至図13及び図22に示されている。図10は、第2実施形態にかかる本発明の媒体移送管110の媒体取出管121の接続部分を中心に拡大した斜視図である。図11は、第2実施形態にかかる本発明の媒体移送管110の軸上の断面図である。図12は、第2実施形態にかかる本発明の媒体移送管110の媒体取出管121の接続部分を中心に拡大した正面図である。図13は、第2実施形態にかかる本発明の媒体移送管110の整流部50の斜視図である。図22は、第2実施形態にかかる本発明の図12の整流部50の整流片51のZ−Z断面図である。
第1実施形態と同様の構成を示す箇所は、第1実施形態と同様の符号を付して表してあり、構成は第1実施形態と同様な個所の説明は省略する。
図22(B)は、整流片51の別例としての図12に示す整流片51のZ−Zの断面図である。整流片51の整流先端54は、流下する温水の抵抗を緩和して下流に導くため飛行機の羽根のように先端が膨らみ下流が絞られている。この整流先端53は、渦流や乱流を低減している。また直線上に絞られているが、片側に湾曲して飛行機の翼のように構成しても良い。図22の構造は、以下の実施形態に適用することができる。
第3実施形態にかかる整流部250が図14及び図15に示されている。図14は、第3実施形態にかかる本発明の媒体移送管210の整流部250の斜視図である。図15は、第3実施形態にかかる本発明の媒体移送管210の整流部250の一部分の拡大図であり、図14に示されるCの点を拡大した側面図である。
第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成を示す箇所は、第1実施形態及び第2実施形態と同様の符号を付して表してあり、構成は第1実施形態と同様な個所の説明は省略する。
そして、これら整流片251は、特に地熱帯Sに設けられ、加圧された温水を整流片251に沿って導くことによって、加圧された温水を螺旋状に旋回しながら下降させ、圧力損出が生じないように最下部まで温水を導いている。また、整流片251は、地熱帯Sで熱せられた熱水の逆流を複数箇所で防いでいる。
第4実施形態にかかる媒体移送管310が図16乃至図19に示されている。図16は、第4実施形態にかかる本発明の媒体移送管310の軸上の断面図である。図17は、第4実施形態にかかる本発明の媒体移送管310の媒体注入管311を斜め上方から見た斜視図である。図18は、第4実施形態にかかる本発明の媒体移送管310の媒体取出管321の斜視図である。図19は、第4実施形態にかかる本発明の媒体移送管310の媒体注入管311を垂直方向に切断し、媒体取出管321を表した斜視図である。
第1実施形態乃至第3実施形態と同様の構成を示す箇所は、第1実施形態乃至第3実施形態と同様の符号を付して表してあり、構成は第1実施形態と同様な個所の説明は省略する。
この螺旋の角度は第1実施形態と同様に正面から見て、媒体注入管311の中心軸との垂線となす角度は、略45度から75度が最適で、60度が最も良い角度である。
螺旋溝345の個数や形状は、特に限定されず、軸上の周囲全体に渡って凹凸となるように設けても良い。
そして、これら螺旋溝345は、特に地熱帯Sに設けられ、加圧された温水を螺旋溝345に沿って導くことによって、加圧された温水を螺旋状に旋回しながら下降させ、圧力損出が生じないように最下部まで温水を導いている。また、螺旋溝345は、地熱帯Sで熱せられた熱水の逆流を複数箇所で防いでいる。
そして、これら螺旋棒343は、特に地熱帯Sに設けられ、加圧された温水を螺旋棒343に沿って導くことによって、加圧された温水を螺旋状に旋回しながら下降させ、圧力損出が生じないように最下部まで温水を導いている。
第5実施形態にかかる媒体移送管410が図20及び図21に示されている。図20は、第5実施形態にかかる本発明の媒体移送管410の媒体注入管411を垂直方向に切断し、接続環446を表した斜視図である。図21は、第5実施形態にかかる本発明の整流部440を表した斜視図である。
第1実施形態乃至第4実施形態と同様の構成を示す箇所は、第1実施形態乃至第4実施形態と同様の符号を付して表してあり、構成は第1実施形態と同様な個所の説明は省略する。
媒体注入管410と同軸上に環状の接続管412を設けている。接続管412は、内周に媒体注入管411のネジ溝425と螺合する螺合溝414が形成されている。接続管412は、上下に媒体注入管411を連結している。
図1を参照して発電方法を説明すると、200℃前後の熱を地中で得るためにボーリングにより開けられた穴の深度は、地中700mから1500m程度まで達している。
この地中には、媒体移送管10が埋設されており、媒体移送管10は、地中と接する外側に媒体注入管11が連結されて地中深くまで達している。また、媒体注入管11は、媒体注入管11の内側に媒体取出管21が連結されて媒体注入管11の底部まで達している。これら媒体移送管10を地熱帯Sから得られる熱を吸収する熱交換器として利用し、媒体を蒸発させて蒸気タービンを介して発電を行っている。以下に発電する方法について詳述する。
また、汽水分離器70は、蒸気にならずに残った水が温度157℃の還元水として、圧力0.57Mpaで循環サービスタンク5に移送され貯留される。また、蒸気タービン80からの103℃蒸気は、復水器90で冷却水91によって再び温度80℃の温水へ凝縮される。この温水は、低圧循環ポンプ7によって圧力0.47Mpaで循環サービスタンク5へ移送される。
尚、この深度は地熱帯Sの熱源の温度に左右され、特に限定されるものではない。また、発電量も移送する熱水の量を調整することで、1MW等やそれ以上の出力を得ることも可能である。
尚、媒体取出管321の外周に、媒体注入管311の螺旋溝345と同様な螺旋状の螺旋溝を形成しても良い。その際、螺旋溝同士が対面するように設けると良い。そうすることによって、螺旋に沿って温水が導入されやすくなり加圧された温水を螺旋状に旋回しながら下降させ、圧力損出が生じないように最下部まで温水を導くことができる。
尚、ここで媒体とは、熱水、温水、蒸気、不活性ガス又はバイナリー発電で利用される水より沸点が低い媒体(水とアンモニアの混合物等)が考えられる。
尚、本実施例では、整流部の機能として媒体注入管の媒体を流下させる構造で説明したが、整流部は媒体取出管から媒体を取り出す際の上昇流を制御することにも使用することが可能である。特に螺旋棒や螺旋溝を媒体取出管の内周に設けることも考えられる。
整流部は、媒体取出管の近傍に設置することで、圧力損失することなく媒体取出管への導入を容易にする事が可能となる。螺旋回転しながら媒体取出管への導入を補助することができる。
7…低圧循環ポンプ、10・110・210・310・410…媒体移送管、
11・111・311・411…媒体注入管、
12・30・112・130・230・412…接続管、13・113…フィン、
14・31・231・414…螺合溝、15…溶接塊、16A・16B…被膜層、
21・121・321・421…媒体取出管、25・425…ネジ溝、
40・50・250・440…整流部、41・51・251…整流片、
42・52…胴体部としてのリング部、53・54…整流先端、
43・343・443…整流部としての螺旋棒、44…支持棒、
60…蒸気発生器、70…汽水分離器、80…蒸気タービン、81…発電モータ、
82…送電設備、90…復水器、91…冷却水、233…導入部、
345…整流部としての螺旋溝、446…接続リング、
F…表面、S…地熱帯、Y…中心軸。
Claims (16)
- 地熱帯の熱によって熱せられた媒体を蒸気化することによって発電する地熱発電装置に使用され、前記媒体を移送する媒体移送管であって、
前記媒体移送管は、外側に地熱帯へ前記媒体を移送する媒体注入管と、その媒体注入管の内側に前記地熱帯の熱によって熱せられた前記媒体を取り出す媒体取出管とを備え、
前記媒体移送管は、前記媒体取出管の外周に前記媒体の流れる方向を制御する整流部を設け、
前記整流部は、環状に形成された胴体部に前記媒体の流れる方向を制御する複数の板状の整流片を設けたことを特徴とする媒体移送管。 - 前記整流部は、前記媒体取出管の中心軸との垂線に対して45度から75度の間の傾斜を形成した前記整流片を備えたことを特徴とする請求項1記載の媒体移送管。
- 前記整流部は、前記媒体取出管の中心軸との垂線に対して60度の傾斜を形成した前記整流片を備えたことを特徴とする請求項2記載の媒体移送管。
- 環状のリング部を上下に配置し、そのリング部同士の間は空間を設け、前記リング部同士を前記整流片で接続固定した前記胴体部を備えたことを特徴とする請求項1記載の媒体移送管。
- 前記媒体取出管の外周に沿って棒を螺旋状に巻き付け形成した前記整流部を備えたことを特徴とする請求項1記載の媒体移送管。
- 前記媒体取出管の外径よりも大きな内径を設け、上方から前記媒体注入管に挿入可能に形成した前記胴体部を設けたことを特徴とする請求項1記載の媒体移送管。
- 前記媒体取出管同士を繋ぐ接続管を設け、前記胴体部は、前記接続管の外径よりも小さく形成した前記内径を備えたことを特徴とする請求項6記載の媒体移送管。
- 前記胴体部は、前記媒体取出管同士を接続する螺合溝を備えたことを特徴とする請求項1記載の媒体移送管。
- 地熱帯の熱によって熱せられた媒体を蒸気化することによって発電する地熱発電装置に使用され、前記媒体を移送する媒体移送管であって、
前記媒体移送管は、外側に前記地熱帯へ前記媒体を移送する媒体注入管と、その媒体注入管の内側に前記地熱帯の熱によって熱せられた前記媒体を取り出す媒体取出管とを備え、
前記媒体移送管は、前記媒体取出管の外周に棒を螺旋状に巻き付け形成し前記媒体が流れる方向を制御する整流部を備えたことを特徴とする媒体移送管。 - 地熱帯の熱によって熱せられた媒体を蒸気化することによって発電する地熱発電装置に使用され、前記媒体を移送する媒体移送管であって、
前記媒体移送管は、外側に前記地熱帯へ前記媒体を移送する媒体注入管と、その媒体注入管の内側に前記地熱帯の熱によって熱せられた前記媒体を取り出す媒体取出管とを備え、
前記媒体移送管は、前記媒体注入管の内周に溝を螺旋状に形成し前記媒体の流れる方向を制御する整流部を備えたことを特徴とする媒体移送管。 - 前記媒体注入管の外周に沿って棒を螺旋状に巻き付け形成し前記媒体の流れる方向を制御する整流部を備えたことを特徴とする請求項10記載の媒体移送管。
- 前記溝と前記棒とは対面して螺旋状を形成することを特徴とする請求項11記載の媒体移送管。
- 地熱帯の熱によって熱せられた媒体を蒸気化することによって発電する地熱発電装置に使用され、前記媒体を移送する媒体移送管であって、
前記媒体移送管は、外側に前記地熱帯へ前記媒体を移送する媒体注入管と、その媒体注入管の内側に前記地熱帯の熱によって熱せられた前記媒体を取り出す媒体取出管とを備え、
前記媒体移送管は、前記媒体注入管の内周に棒を螺旋状に巻き付け形成し前記媒体の流れる方向を制御する整流部を備えたことを特徴とする媒体移送管。 - 前記棒は、先端に接続された環状の接続リングが前記媒体注入管同士の接続管に固定されることを特徴とする請求項13記載の媒体移送管。
- 請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の前記媒体移送管を利用して前記媒体を蒸気化して発電することを特徴とする地熱発電装置。
- 請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の前記媒体移送管を利用して前記媒体を蒸気化して発電することを特徴とする地熱発電方法。
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