JP2016163226A - 携帯型電子機器用のアクセサリ - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチペンとしての使用とアンテナとしての使用を両立させることが容易であり、しかも紛失しにくい携帯型電子機器用のアクセサリを提供する。
【解決手段】本発明は、筐体にタッチペンにて操作可能な表示画面と、筐体外面にアンテナ入力端子を備えた携帯型電子機器に用いるアクセサリに関する。該アクセサリは、一端部にアンテナ入力端子に着脱可能に装着されるプラグ部を設けた長尺状のアンテナ体と、一端部が該アンテナ体のプラグ部に着脱自在に被さり、他端部にタッチペンのペン先となるペン入力子を設けた第1のキャップ体と、一端部が該第1のキャップ体のペン入力子に被さる第2のキャップ体を備えている。アンテナ体と第2のキャップ体の少なくとも一方に、携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられる紐状体が設けられている。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明は、筐体にタッチペンにて操作可能な表示画面と、筐体外面にアンテナ入力端子を備えた携帯型電子機器に用いるアクセサリに関する。該アクセサリは、一端部にアンテナ入力端子に着脱可能に装着されるプラグ部を設けた長尺状のアンテナ体と、一端部が該アンテナ体のプラグ部に着脱自在に被さり、他端部にタッチペンのペン先となるペン入力子を設けた第1のキャップ体と、一端部が該第1のキャップ体のペン入力子に被さる第2のキャップ体を備えている。アンテナ体と第2のキャップ体の少なくとも一方に、携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられる紐状体が設けられている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、スマートフォンのような携帯型電子機器に用いるアクセサリに関する。
スマートフォンのような携帯型電子機器にあっては、地上デジタル放送の如き、テレビ放送を受信可能なものがある。また、かかる携帯型電子機器にはタッチパネルとして情報を入力することがことができる表示画面を備えたものも一般的である。表示画面には使用者の指の他に、専用のタッチペンでも情報が入力され得る。
特許文献1には、テレビ放送を受信するアンテナ機能を持たせたタッチペンを収容可能な携帯型電子機器が開示されている。これは、携帯型電子機器の筐体にタッチペンが挿入される凹部を設け、該凹部の内面にアンテナ入力端子を設けている。タッチペンの先端部外周面にアンテナ入力端子に接する接触端子を設け、タッチペンが凹部内に挿入された状態で、アンテナ入力端子が接触端子に接して、テレビ放送を受信することができる。つまり、接触端子はタッチペンのペン先よりも内径が大きく形成されている。
特許文献1には、テレビ放送を受信するアンテナ機能を持たせたタッチペンを収容可能な携帯型電子機器が開示されている。これは、携帯型電子機器の筐体にタッチペンが挿入される凹部を設け、該凹部の内面にアンテナ入力端子を設けている。タッチペンの先端部外周面にアンテナ入力端子に接する接触端子を設け、タッチペンが凹部内に挿入された状態で、アンテナ入力端子が接触端子に接して、テレビ放送を受信することができる。つまり、接触端子はタッチペンのペン先よりも内径が大きく形成されている。
携帯型電子機器には音楽聴取用の雄型コネクタであるイヤホンプラグを差し込むことができるものもある。近年このイヤホンプラグのGND部をテレビ放送の受信用に用いる規格が提案されている。つまり、該規格ではイヤホンプラグが差し込まれる雌型コネクタであるジャックをアンテナ入力端子としても用いる。このジャックは、携帯型電子機器の筐体外面に露出しており、しかも小型であるから、特許文献1に開示されたような内径の大きな接触端子を有するタッチペンをそのままジャックに挿入することはできない。逆にタッチペンをジャックに合わせて小径にすると、タッチペンとしての操作性が悪くなる。即ち、かかる規格の下にあっては、特許文献1に開示されたようなタッチペンでは、タッチペンとしての使用とアンテナとしての使用を両立させることが難しい。また、タッチペンを携帯型電子機器から取り外せば、該タッチペンを紛失し易いデメリットがある。
本発明の目的は、タッチペンとしての使用と携帯型電子機器に露出したアンテナ入力端子に装着されるアンテナとしての使用を両立させることが容易であり、しかも紛失しにくい携帯型電子機器用のアクセサリを提供することにある。
本発明の目的は、タッチペンとしての使用と携帯型電子機器に露出したアンテナ入力端子に装着されるアンテナとしての使用を両立させることが容易であり、しかも紛失しにくい携帯型電子機器用のアクセサリを提供することにある。
筐体にタッチペンにて操作可能な表示画面と、筐体外面にアンテナ入力端子を備えた携帯型電子機器に用いるアクセサリであって、
一端部に前記アンテナ入力端子に着脱可能に装着されるプラグ部を設けた長尺状のアンテナ体と、一端部が該アンテナ体のプラグ部に着脱自在に被さり、他端部に前記タッチペンのペン先となるペン入力子を設けた第1のキャップ体と、一端部が該第1のキャップ体の前記ペン入力子に被さる第2のキャップ体を備え、
前記アンテナ体と前記第2のキャップ体の少なくとも一方に、前記携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられる紐状体が設けられている。
一端部に前記アンテナ入力端子に着脱可能に装着されるプラグ部を設けた長尺状のアンテナ体と、一端部が該アンテナ体のプラグ部に着脱自在に被さり、他端部に前記タッチペンのペン先となるペン入力子を設けた第1のキャップ体と、一端部が該第1のキャップ体の前記ペン入力子に被さる第2のキャップ体を備え、
前記アンテナ体と前記第2のキャップ体の少なくとも一方に、前記携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられる紐状体が設けられている。
1.アクセサリをタッチペンとして使用する時は、第2のキャップ体だけを外して、第1のキャップ体のペン入力子を露出させる。第1のキャップ体とアンテナ体とが一体となって、タッチペンとしての機能を発揮する。
アクセサリをアンテナとして使用するときは、第1のキャップ体を外して、プラグ部を露出させ、該プラグ部を携帯型電子機器のアンテナ入力端子に装着する。即ち、第1のキャップ体と第2のキャップ体を選択的に取り外すだけで、タッチペンとしての使用とアンテナとしての使用を容易に切り換え、両立させることが出来る。
2.アンテナ体と第2のキャップ体の少なくとも一方に設けられた紐状体は、携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられるから、アクセサリが不用意に携帯型電子機器又は被覆物から落下等せず、紛失しにくくなる。
アクセサリをアンテナとして使用するときは、第1のキャップ体を外して、プラグ部を露出させ、該プラグ部を携帯型電子機器のアンテナ入力端子に装着する。即ち、第1のキャップ体と第2のキャップ体を選択的に取り外すだけで、タッチペンとしての使用とアンテナとしての使用を容易に切り換え、両立させることが出来る。
2.アンテナ体と第2のキャップ体の少なくとも一方に設けられた紐状体は、携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられるから、アクセサリが不用意に携帯型電子機器又は被覆物から落下等せず、紛失しにくくなる。
以下、本発明の実施形態を、図を用いて詳述する。なお、以下の記載では全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、携帯型電子機器には、スマートフォンの他に、従来から存在する携帯電話やタブレット等があるが、説明の便宜上、ここではスマートフォンを例示する。
更に携帯型電子機器にて受信するテレビ放送として、1つの周波数帯域が13のセグメントに分けられた地上デジタル放送を想定している。該受信するテレビ放送は1セグメントを受信する所謂ワンセグ放送のみならず、13の全てのセグメントを受信する所謂フルセグ放送も含まれる。
更に携帯型電子機器にて受信するテレビ放送として、1つの周波数帯域が13のセグメントに分けられた地上デジタル放送を想定している。該受信するテレビ放送は1セグメントを受信する所謂ワンセグ放送のみならず、13の全てのセグメントを受信する所謂フルセグ放送も含まれる。
図1は、携帯型電子機器5と、本実施形態にかかるアクセサリ1の斜視図である。携帯型電子機器5は筐体50上に、表示画面51を備えており、該表示画面51には種々のアイコン52が表示されている。各アイコン52は周知の如く、携帯型電子機器5に内蔵された各種アプリケーションソフトの用途や機能を図や絵柄で示したものである。使用者は所望のアイコン52を選択して、指又はタッチペンにて該アイコン52に触れることにより、電話、インターネット網を介した情報通信等を行うことが出来、またテレビ放送を受信して視聴することも出来る。即ち、表示画面51は、押圧操作された画面の位置を、画面の内側に配置された電極膜の電圧変化を測定することによって検知する抵抗膜方式の画面である。更に、特定のアイコン52を選択して、タッチペンにて表示画面51上に文字や数字を描くことにより、所望の操作を行うこともできる。
筐体50の外面下端部には、テレビ放送受信用のアンテナ入力端子53が設けられ、本実施形態では該アンテナ入力端子53には音楽聴取用のイヤホンプラグをも接続することができる。なお、スマートフォンである携帯型電子機器5は電話機能もあるので、通話用のスピーカやマイクも備えているが、これらは周知の構成であるから、図示を省く。また、前記の電話、インターネット網を介した情報通信等を行う場合は、後記の如く、筐体50に内蔵された無線通信アンテナを用いる。更に、アンテナ入力端子53の位置は、筐体50の外面下端部に限定されず、筐体50の外面に露出した位置であればよい。更に、筐体50には受信したテレビ放送内の音声信号を発するスピーカ54が設けられている。スピーカ54の場所は、図示の位置に限定されない。
アクセサリ1は長尺状であって一端部にストラップである紐状体10が設けられている。この紐状体10を筐体50に取り付けることにより、アクセサリ1が携帯型電子機器5から離れて不用意に紛失することを防いでいる。
アクセサリ1は長尺状であって一端部にストラップである紐状体10が設けられている。この紐状体10を筐体50に取り付けることにより、アクセサリ1が携帯型電子機器5から離れて不用意に紛失することを防いでいる。
図2は、アンテナ入力端子53に接続されるイヤホンプラグ6の拡大図である。かかるイヤホンプラグ6は国際規格であるCTIA規格(Cellular Telecommunications Internet Association)又はOMTP規格(Open Mobile Terminal Platform)に基づいて設けられ、先端側から奥部に向けて4つの極60が形成されている。CTIA規格では先端部の極60から順に左音声、右音声、GND、マイクに対応した極となっている。OMTP規格では先端部から3番目と4番目の極60とがCTIA規格とは逆になっている。つまり、CTIA規格では先端部から3番目の極60、OMTP規格では4番目の極60が夫々GNDである。
近年CTIA規格、OMTP規格ともこのイヤホンプラグ6のGNDである極60をテレビ放送の受信用に用いる内容が提案されている。つまり、テレビ放送の受信用アンテナにイヤホンプラグ6を設けて、該イヤホンプラグ6をアンテナ入力端子53に挿入すれば、携帯型電子機器5は該受信用アンテナを介してテレビ放送を受信することができる。本実施形態では前記のアクセサリ1にアンテナとしての機能を持たせている。
この詳細は、後記するが、本実施形態ではCTIA規格に準拠して、先端部から3番目の極60をGNDとしたイヤホンプラグ6を例示する。
近年CTIA規格、OMTP規格ともこのイヤホンプラグ6のGNDである極60をテレビ放送の受信用に用いる内容が提案されている。つまり、テレビ放送の受信用アンテナにイヤホンプラグ6を設けて、該イヤホンプラグ6をアンテナ入力端子53に挿入すれば、携帯型電子機器5は該受信用アンテナを介してテレビ放送を受信することができる。本実施形態では前記のアクセサリ1にアンテナとしての機能を持たせている。
この詳細は、後記するが、本実施形態ではCTIA規格に準拠して、先端部から3番目の極60をGNDとしたイヤホンプラグ6を例示する。
図3(a)は、アクセサリ1の全体図であり、アクセサリ1を図1に示す状態とは上下逆向きに示している。図3(b)は図3(a)に示すアクセサリ1の分解正面図である。アクセサリ1は、一端部にアンテナ入力端子53に着脱可能に装着されるプラグ部21を設けた長尺状のアンテナ体2と、一端部がプラグ部21に着脱自在に被さり、他端部にタッチペンのペン先となるペン入力子30を設けた第1のキャップ体3と、一端部が該第1のキャップ体3のペン入力子30に被さる第2のキャップ体を備えて構成される。アンテナ体2のプラグ部21は、前記のイヤホンプラグ6を備えている。第2のキャップ体4の他端部に紐状体10が設けられる。
アンテナ体2は、電波を受信する長尺状のアンテナ部20をプラグ部21に対して回動可能に取り付けて構成される。アンテナ部20はその周面が金属等から形成された剛体であって、第1のキャップ体3がプラグ部21に被さった状態で、タッチペンの把持部を構成する。これにより、アンテナ体2と第1のキャップ体3とが一体となった状態にて、タッチペンとして持ちやすくなる。
ペン入力子30はタッチペンとして使用されるときに、表示画面51に接触する部分である。ペン入力子30は表示画面51を押圧した際に、該表示画面51を傷付けないように、シリコン等から形成される。
ペン入力子30はタッチペンとして使用されるときに、表示画面51に接触する部分である。ペン入力子30は表示画面51を押圧した際に、該表示画面51を傷付けないように、シリコン等から形成される。
(アクセサリの使用形態)
アクセサリ1をタッチペンとして使用する時は、アンテナ体2に第1のキャップ体3を被せ、第2のキャップ体4を外して、第1のキャップ体3のペン入力子30を露出させる。前記の如く、第1のキャップ体3とアンテナ体2とが一体となって、タッチペンとしての機能を発揮する。アンテナ体2が長尺状であるので使用者にとっては把持し易い。このとき、第2のキャップ体4の紐状体10を携帯型電子機器5の筐体50に取り付けておけば、該第2のキャップ体4を紛失する虞はない。
アクセサリ1をテレビ放送受信用のアンテナとして使用するときは、第1のキャップ体3を外して、プラグ部21を露出させ、該プラグ部21のイヤホンプラグ6を携帯型電子機器5のアンテナ入力端子53に挿入する。使用者がテレビ視聴用のアイコン52を操作し、テレビ放送を受信する旨を表示画面51から入力すれば、携帯型電子機器5はアンテナ体2を介してテレビ放送を受信することができる。このとき、第1のキャップ体3と第2のキャップ体4とが結合した状態で、第2のキャップ体4の紐状体10を携帯型電子機器5の筐体50に取り付けておけば、該第1のキャップ体3と第2のキャップ体4を紛失する虞はない。
アクセサリ1をタッチペンとして使用する時は、アンテナ体2に第1のキャップ体3を被せ、第2のキャップ体4を外して、第1のキャップ体3のペン入力子30を露出させる。前記の如く、第1のキャップ体3とアンテナ体2とが一体となって、タッチペンとしての機能を発揮する。アンテナ体2が長尺状であるので使用者にとっては把持し易い。このとき、第2のキャップ体4の紐状体10を携帯型電子機器5の筐体50に取り付けておけば、該第2のキャップ体4を紛失する虞はない。
アクセサリ1をテレビ放送受信用のアンテナとして使用するときは、第1のキャップ体3を外して、プラグ部21を露出させ、該プラグ部21のイヤホンプラグ6を携帯型電子機器5のアンテナ入力端子53に挿入する。使用者がテレビ視聴用のアイコン52を操作し、テレビ放送を受信する旨を表示画面51から入力すれば、携帯型電子機器5はアンテナ体2を介してテレビ放送を受信することができる。このとき、第1のキャップ体3と第2のキャップ体4とが結合した状態で、第2のキャップ体4の紐状体10を携帯型電子機器5の筐体50に取り付けておけば、該第1のキャップ体3と第2のキャップ体4を紛失する虞はない。
図4(a)は、アンテナ部20の断面図である。アンテナ部20は最も外側に位置する収納筒22の内側に、複数の金属製の円筒体24を同心円状に組み合わせて、伸縮可能に構成された多段式アンテナ23を備えて構成される。最も内側の円筒体24の先端部には、アンテナ体2の使用者が摘むことができる摘み26が設けられている。
円筒体24が収納筒22に収納された待機状態から、使用者が摘み26を引き出せば、図4(b)に示すように、円筒体24が収納筒22から順に引き出され、多段式アンテナ23が伸長した状態となる。尚、最も外側の円筒体24には収納筒22から引き出され過ぎて、該収納筒22から抜け出ることを防ぐストッパ(図示せず)が設けられている。また、図4(a)、(b)では、円筒体24は2つしか設けられていないが、3つ以上であってもよい。
多段式アンテナ23を伸長した状態から待機状態に戻すには、摘み26を収納筒22に向けて押し込み、複数の円筒体24を収納筒22内に収納する。
円筒体24が収納筒22に収納された待機状態から、使用者が摘み26を引き出せば、図4(b)に示すように、円筒体24が収納筒22から順に引き出され、多段式アンテナ23が伸長した状態となる。尚、最も外側の円筒体24には収納筒22から引き出され過ぎて、該収納筒22から抜け出ることを防ぐストッパ(図示せず)が設けられている。また、図4(a)、(b)では、円筒体24は2つしか設けられていないが、3つ以上であってもよい。
多段式アンテナ23を伸長した状態から待機状態に戻すには、摘み26を収納筒22に向けて押し込み、複数の円筒体24を収納筒22内に収納する。
前記の如く、アンテナ体2はアンテナ部20をプラグ部21に対して回動可能に取り付けて構成される。従って、プラグ部21をアンテナ入力端子53に挿入した状態で、図4(b)に示すように、多段式アンテナ23を伸長させて、アンテナ部20をプラグ部21に対して矢印F方向に回動させることにより、最も受信感度の良い位置に、アンテナ体2を向けることが出来る。アンテナ部20はプラグ部21を中心として180度回動することを想定しているが、アンテナ部20の回動角度はこれに限定されない。
また、プラグ部21をアンテナ入力端子53に挿入した状態で、アンテナ体2の全体を図4(b)の矢印Gに示すように、アンテナ入力端子53を中心として回転させることによっても、最も受信感度の良い位置に、アンテナ体2を向けることが出来る。
また、プラグ部21をアンテナ入力端子53に挿入した状態で、アンテナ体2の全体を図4(b)の矢印Gに示すように、アンテナ入力端子53を中心として回転させることによっても、最も受信感度の良い位置に、アンテナ体2を向けることが出来る。
図5は、携帯型電子機器5の動作を制御するための内部構成を示すブロック図である。携帯型電子機器5は、表示画面51に指又はタッチペンにて入力された内容を認識する入力認識部70と、携帯型電子機器5全体の動作制御を司る主制御部7と、アンテナ入力端子53に繋がったチューナであるTV受信部71と、無線通信部72と、無線通信アンテナ73を備えている。この無線通信部72と無線通信アンテナ73は、前記の如く、電話、インターネット網を介した情報通信等を行う場合に用いるものであり、筐体50の外部から接続されるアンテナ体2とは別の機能を有する。前記スピーカ54は主制御部7に繋がっている。尚、携帯型電子機器5の内部構成は他にも多くの構成部分を有するが、本実施形態の技術内容と関係が薄い構成部分の記載は省く。
また、携帯型電子機器5内には、受信感度が弱いTV受信用アンテナが設けられている場合がある。本実施形態に係るアンテナ体2はそのようなTV受信用アンテナの受信感度を補填する外付けアンテナとして利用することも可能である。
また、携帯型電子機器5内には、受信感度が弱いTV受信用アンテナが設けられている場合がある。本実施形態に係るアンテナ体2はそのようなTV受信用アンテナの受信感度を補填する外付けアンテナとして利用することも可能である。
入力認識部70は指又はタッチペンによる表示画面51への入力が検出されると、その検出された入力情報の内容を解釈して、主制御部7に送る。
主制御部7は、通常は1つのCPUで構成されて、入力認識部70、TV受信部71、無線通信部72の動作を制御する。主制御部7は1つのCPUに代えて、複数のCPUの組み合わせであってもよい。また、主制御部7はCPUとASIC(Application Specific Integrated Circuit)とを組み合わせて用いてもよい。アンテナ入力端子53内には、アンテナ入力端子53にアンテナ体2のプラグ部21のイヤホンプラグ6が差し込まれた状態を検知するスイッチSWが設けられており、該スイッチSWは主制御部7に繋がっている。
主制御部7は、通常は1つのCPUで構成されて、入力認識部70、TV受信部71、無線通信部72の動作を制御する。主制御部7は1つのCPUに代えて、複数のCPUの組み合わせであってもよい。また、主制御部7はCPUとASIC(Application Specific Integrated Circuit)とを組み合わせて用いてもよい。アンテナ入力端子53内には、アンテナ入力端子53にアンテナ体2のプラグ部21のイヤホンプラグ6が差し込まれた状態を検知するスイッチSWが設けられており、該スイッチSWは主制御部7に繋がっている。
アンテナ入力端子53にアンテナ体2のプラグ部21のイヤホンプラグ6が挿入されると、アンテナ入力端子53内のスイッチSWはその旨を主制御部7に送信する。次に、使用者がテレビ視聴用のアイコン52を操作し、テレビ放送を受信する旨を表示画面51から入力すれば、入力認識部70はその旨を主制御部7に送信する。主制御部7はTV受信部71を作動させて、アンテナ体2を介してテレビ放送を受信し、放送内容を表示画面51に表示する。尚、アンテナ体2が受信した音声信号については後記する。
携帯型電子機器5の筐体50は、図6に示すように、筐体50保護用のカバー59で覆われることがある。上記記載では、アクセサリ1の紐状体10は筐体50に取り付けられるとしたが、これに代えてカバー59に取り付けてもよい。更にアクセサリ1の紐状体10はカバー59内に収納されてもよい。また、アクセサリ1はキーアクセサリや携帯型電子機器5のケースに収容や取り付けられてもよい。
また、紐状体10は第2のキャップ体4に取り付けられるとしたが、アンテナ体2に取り付けられてもよい。
また、紐状体10は第2のキャップ体4に取り付けられるとしたが、アンテナ体2に取り付けられてもよい。
(プラグ部の仕様)
図7は、CTIA規格に準拠したプラグ部21のイヤホンプラグ6の詳細図である。イヤホンプラグ6の極60は、先端部から3番目のGNDに対応した極60のみが金属部分を露出させて通電可能となっており、他の極60、即ち左音声、右音声、GND、マイクに対応した極60は斜線で示すように、全て樹脂やゴム等で絶縁されている。GNDに対応した極60のみが金属部分を露出していることで、アンテナ体2としての機能を果たす。左音声、右音声に対応した極60が絶縁されているから、イヤホンプラグ6をアンテナ入力端子53に挿入しても、アンテナ体2によって受信された音声信号はイヤホンプラグ6に流れない。その結果、音声信号は筐体50のスピーカ54に流れる。このようにして、視聴者はスピーカ54からの音声信号を聴取することができる。
図7は、CTIA規格に準拠したプラグ部21のイヤホンプラグ6の詳細図である。イヤホンプラグ6の極60は、先端部から3番目のGNDに対応した極60のみが金属部分を露出させて通電可能となっており、他の極60、即ち左音声、右音声、GND、マイクに対応した極60は斜線で示すように、全て樹脂やゴム等で絶縁されている。GNDに対応した極60のみが金属部分を露出していることで、アンテナ体2としての機能を果たす。左音声、右音声に対応した極60が絶縁されているから、イヤホンプラグ6をアンテナ入力端子53に挿入しても、アンテナ体2によって受信された音声信号はイヤホンプラグ6に流れない。その結果、音声信号は筐体50のスピーカ54に流れる。このようにして、視聴者はスピーカ54からの音声信号を聴取することができる。
前記の如く、携帯型電子機器5のアンテナ入力端子53に接続されるイヤホンプラグ6には、CTIA規格とOMTP規格の2種類の規格があり、各規格でテレビ放送の受信用に用いる極60の位置が異なる。従って、出願人は両規格に対応して極60の位置が異なるプラグ部21を備えた、2種類のアクセサリ1を用意する可能性も考慮している。
本発明の内容は、スマートフォンのような携帯型電子機器のアクセサリに用いると有用である。
1 アクセサリ
2 アンテナ体
3 第1のキャップ体
4 第2のキャップ体
5 携帯型電子機器
10 紐状体
20 アンテナ部
21 プラグ部
30 ペン入力子
50 筐体
51 表示画面
59 カバー
2 アンテナ体
3 第1のキャップ体
4 第2のキャップ体
5 携帯型電子機器
10 紐状体
20 アンテナ部
21 プラグ部
30 ペン入力子
50 筐体
51 表示画面
59 カバー
Claims (6)
- 筐体にタッチペンにて操作可能な表示画面と、筐体外面にアンテナ入力端子を備えた携帯型電子機器に用いるアクセサリであって、
一端部に前記アンテナ入力端子に着脱可能に装着されるプラグ部を設けた長尺状のアンテナ体と、
一端部が該アンテナ体のプラグ部に着脱自在に被さり、他端部に前記タッチペンのペン先となるペン入力子を設けた第1のキャップ体と、一端部が該第1のキャップ体の前記ペン入力子に被さる第2のキャップ体を備え、
前記アンテナ体と前記第2のキャップ体の少なくとも一方に、前記携帯型電子機器の筐体又はその被覆物に取り付けられる紐状体が設けられている、携帯型電子機器用のアクセサリ。 - 前記アンテナ体は、電波を受信するアンテナ部を前記プラグ部に対して回動可能に取り付けて構成される、請求項1に記載の携帯型電子機器用のアクセサリ。
- 前記アンテナ体は剛体であって、前記第1のキャップ体が前記プラグ部に被さった状態で、前記タッチペンの把持部を構成する、請求項1又は2に記載の携帯型電子機器用のアクセサリ。
- 前記アンテナ部は、複数の円筒体を同心円状に組み合わせて、伸縮可能に構成された多段式アンテナを有する、請求項2に記載の携帯型電子機器用のアクセサリ。
- 前記携帯型電子機器の筐体の被覆物は、該筐体を保護するためのカバーである、請求項1乃至4の何れかに記載の携帯型電子機器用のアクセサリ。
- 前記アンテナ体の前記プラグ部は、GNDに対応した極が通電可能で、他の極が絶縁されている、請求項1乃至5の何れかに記載の携帯型電子機器用のアクセサリ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112947775A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-11 | 维沃移动通信有限公司 | 电子笔及终端设备 |
-
2015
- 2015-03-03 JP JP2015041546A patent/JP2016163226A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112947775A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-11 | 维沃移动通信有限公司 | 电子笔及终端设备 |
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