JP2016159968A - 物品の包装体 - Google Patents

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池田 耕
Ko Ikeda
耕 池田
慶一 藤谷
Keiichi Fujitani
慶一 藤谷
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Abstract

【課題】様々な大きさや形状の物品を、パッドを使用することなく固定して発送できるようにする。【解決手段】底壁4及びその端辺から折り曲げられて起立する側壁5を備えた箱1と、箱1の底壁4の上面に載置された物品2と、物品2を箱1の底壁4の上面に固定する包装用のフィルム3とから成り、前記箱1は、外面と内面との間に通気性を有するものとし、前記フィルム3は、箱1の開口した天面に加熱状態で被せられ、箱1の内部の空気が箱1の底壁4を介して外部へ吸引されることにより、箱1の底壁4及び側壁5の内面に密着すると共に、物品2の底部を除く表面に密着するものとする。【選択図】図5

Description

この発明は、物品を箱の内部で動かないように固定した包装体に関するものである。
従来、電子部品等の物品の包装体として、下記特許文献1には、図7に示すようなものが記載されている。この包装体は、底板54の上面にポケット56を有する上板55を重ね合わせた段ボールトレイ51と、そのポケット56に収納された物品52と、物品52がポケット56に収納された状態で段ボールトレイ51を覆うように封止される包装用フィルム53とから成る。
フィルム53のポケット56を覆う部分は、段ボールの中芯の波状構造から生じる隙間を介した空気の吸引に伴い、ポケット56の内部の圧力を低下させることにより、物品52を上面からポケット56の底部の方向へ押圧している。
ところで、近年、インターネットを介した通信販売が一般化しており、通信販売業者が商品を発送する際には、様々な大きさや形状の商品を収納できる大きめの箱を用意し、商品を箱の内底面に対応する段ボール板のパッドに載せ、商品とパッドとをフィルムの巻き付けにより固定した状態で箱に収納し、箱の内部で商品が動かないようにして、輸送時における商品の破損を防止する包装形態が採用されることがある。
特許第4117691号公報
しかしながら、特許文献1に記載された包装体では、段ボールトレイのポケットに収納できる物品が電子部品のような小さなものに限られる。
また、通信販売で採用されている上記従来の包装形態では、箱に加えて、パッド及びフィルムが必要となり、包装コストが嵩むという問題がある。
そこで、この発明は、様々な大きさや形状の物品を、パッドを使用することなく固定して発送できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る包装体は、底壁及びその端辺から折り曲げられて起立する側壁を備えた箱と、箱の底壁の上面に載置された物品と、物品を箱の底壁の上面に固定する包装用のフィルムとから成り、前記箱は、外面と内面との間に通気性を有するものとし、前記フィルムは、箱の開口した天面に加熱状態で被せられ、箱の内部の空気が箱の底壁を介して外部へ吸引されることにより、箱の底壁及び側壁の内面に密着すると共に、物品の底部を除く表面に密着するものとしたのである。
この発明に係る包装体では、物品をフィルムにより箱の底壁の上面に直接固定しているので、様々な大きさや形状の物品を箱に対して動かないように包装でき、パッドが不要となるので、包装コストを抑制できる。
この発明の実施形態に係る物品包装体の構成部材を示す分解斜視図 同上の箱の底壁の上面に物品を置いた状態を示す斜視図 同上の箱にフィルムを被せた状態を示す(a)斜視図、(b)縦断側面図 同上の箱の内部の空気を外部へ吸引する状態を示す縦断側面図 同上の箱の底壁及び側壁と物品の底部を除く表面とに密着して物品が固定された状態を示す(a)斜視図、(b)縦断側面図 同上の包装体の箱に蓋を被せる過程を示す斜視図 特許文献1に記載の包装体を示す(a)斜視図、(b)縦断側面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この包装体は、段ボール製の箱1と、通信販売で発送される商品のような物品2と、包装用のフィルム3とから成る。
箱1は、幅面及び長面を形成する側壁5が周方向に連設されて起立し、各側壁5の下端から延びるフラップの折り重ねにより底壁4が形成され、天面が開放された半A式と呼ばれる形式のものとされている。箱1の材料の段ボールは、波状の中芯の両面にライナーが貼り付けられた両面段ボールであり、箱1の外面及び内面となる両面のライナー間に通気性を有する。
ここでは、物品2として、直方体のものを1個のみ図示しているが、実際には、各種食品のパウチやカップ、飲料のボトル等、様々な大きさや形状のものが複数個包装の対象となる。ただし、刃など鋭利な部分が突出しているものは除く。
また、フィルム3としては、例えば、強靭で適度な弾力性と柔軟性を有し、加熱によって柔らかくなり、冷却によって強くなるアイオノマー樹脂が採用される。フィルム3の箱1と接触する面には、微粘着性が付与されている。
この包装体の形成に際しては、図2に示すように、箱1を組み立てた状態で、その底壁4の上面に物品2を載置する。
次に、図3に示すように、フィルム3を予め加熱して軟化させた状態で、箱1の開口した天面に被せる。
そして、図4に示すように、箱1を下方が開放された保持枠10の内側に嵌め、箱1の側壁5の上端にフィルム3を上盤11で押し付けた状態で、天面がフィルム3で塞がれた箱1の内部の空気を、図示しない吸引ポンプにより底壁4を介して外部へ吸い出す。
この吸引により、図5に示すように、フィルム3は、箱1の底壁4及び側壁5の内面に密着すると共に、物品2の底部を除く表面に密着する。
その後、箱1の側壁5からフランジ状にはみ出したフィルム3の外縁部を切除し、図6に示すように、箱1に上方から蓋6を被せ、箱1の天面の開口を閉じる。
上記のような包装体では、物品2をフィルム3により箱1の底壁4の上面に直接固定しているので、様々な大きさや形状の物品2を箱1に対して動かないように包装でき、パッドが不要となるので、包装コストを抑制できる。
なお、上記実施形態では、箱1として、半A式のものを例示したが、箱1は、矩形の底壁4の外周各辺からそれぞれ延びる側壁5を折り曲げて起立させ、隣り合う側壁5同士を連結するC式身箱のような形式としてもよい。
また、フィルム3は、箱1の内部の空気の吸引に伴い、箱1の深さに応じて引き伸ばされるため、箱1が深い場合には厚いフィルム3を用い、箱1が浅い場合には薄いフィルム3を用いるようにすればよい。
また、物品2からフィルム3を剥がす際、物品2が破損する恐れがある場合には、フィルム3として、離型剤を部分的に塗布したものを使用したり、物品2とフィルム3の間に保護シートを挟んだりするとよい。
そのほか、上記実施形態では、フィルム3に微粘着性を付与したものを例示したが、これに替えて、箱1の内面に微粘着性の粘着剤を塗布してもよい。
1 箱
2 物品
3 フィルム
4 底壁
5 側壁
6 蓋
10 保持枠
11 上盤

Claims (1)

  1. 底壁(4)及びその端辺から折り曲げられて起立する側壁(5)を備えた箱(1)と、箱(1)の底壁(4)の上面に載置された物品(2)と、物品(2)を箱(1)の底壁(4)の上面に固定する包装用のフィルム(3)とから成り、前記箱(1)は、外面と内面との間に通気性を有するものとし、前記フィルム(3)は、箱(1)の開口した天面に加熱状態で被せられ、箱(1)の内部の空気が箱(1)の底壁(4)を介して外部へ吸引されることにより、箱(1)の底壁(4)及び側壁(5)の内面に密着すると共に、物品(2)の底部を除く表面に密着するものとした物品の包装体。
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