JP2016159502A - Liquid discharge device and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は液体を吐出する装置、プログラムに関する。 The present invention relates to an apparatus and a program for discharging a liquid.
液体を吐出する液体吐出ヘッドなどの液体吐出手段にあっては、ノズル内の液体が乾燥、増粘等すると、吐出曲りをなどの吐出不良を発生することになる。 In a liquid discharge means such as a liquid discharge head that discharges liquid, if the liquid in the nozzle dries or thickens, a discharge failure such as a discharge bend occurs.
従来、画像中の吐出しないドット数をカウントし、吐出しないドット数が閾値以内であるときには予備吐出を実施しないものが知られている（特許文献１）。 Conventionally, it is known that the number of dots that are not ejected in an image is counted and preliminary ejection is not performed when the number of dots that are not ejected is within a threshold (Patent Document 1).
しかしながら、特許文献１に開示の構成にあっては、吐出するドットの吐出量にかかわらず、吐出しないドット数をカウントするだけであるので、ノズル内の液体の状態によらずに予備吐出を行うことになるという課題がある。
However, in the configuration disclosed in
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、吐出性能の効率的な維持回復を行うことを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to efficiently maintain and recover the discharge performance.
上記の課題を解決するため、本発明の請求項１に係る液体を吐出する装置は、
液体を吐出するノズルを有する液体吐出手段と、
前記液体吐出手段による本吐出動作を行っている途中で、前記液体吐出手段から所定の実施間隔で予備吐出を行う制御をする制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記実施間隔内で予め定めた複数の第１区間における前記本吐出動作で吐出される吐出量が、すべての前記第１区間で前記第１閾値以上であるとき、又は、前記実施間隔内で予め定めた複数の第２区間における前記本吐出動作で吐出される吐出量が、少なくとも１つの前記第２区間で、前記第１閾値よりも大きい第２閾値以上であるときには、前記予備吐出を実施しない制御をする
構成とした。
In order to solve the above problems, an apparatus for ejecting a liquid according to
Liquid ejection means having a nozzle for ejecting liquid;
Control means for performing preliminary discharge from the liquid discharge means at a predetermined execution interval during the main discharge operation by the liquid discharge means,
The control means includes
When the discharge amount discharged in the main discharge operation in a plurality of first intervals predetermined within the execution interval is equal to or more than the first threshold value in all the first intervals, or in advance within the execution interval The preliminary discharge is not performed when the discharge amount discharged in the main discharge operation in the plurality of predetermined second sections is equal to or larger than the second threshold value that is larger than the first threshold value in at least one second section. It was set as the structure which controls.
本発明によれば、吐出性能の効率的な維持回復を行うことができる。 According to the present invention, it is possible to efficiently maintain and recover the discharge performance.
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図１ないし図３を参照して説明する。図１は同装置の機構部の平面説明図、図２は同じく要部側面説明図、図３は同じくヘッド構成の説明に供する平面説明図である。なお、図３はヘッドを上方から透過した状態で示している。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. An example of an apparatus for ejecting liquid according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is an explanatory plan view of the mechanism of the apparatus, FIG. 2 is an explanatory side view of the main part, and FIG. 3 is an explanatory plan view for explaining the head configuration. Note that FIG. 3 shows the head transmitted from above.
この装置は、シリアル型装置であり、図示しない左右の側板に架け渡した主ガイド部材１などのガイド機構でキャリッジ３を主走査方向に移動可能に保持している。そして、主走査モータ５によって、駆動プーリ６と従動プーリ７間に架け渡したタイミングベルト８を介して主走査方向（キャリッジ移動方向）に往復移動する。
This apparatus is a serial type apparatus, and holds a
このキャリッジ３には、２つの液体吐出ユニット４０Ａ、４０Ｂ（区別しないときは、「液体吐出ユニット４０」という。）を搭載している。液体吐出ユニット４０は、液体吐出手段としての液体吐出ヘッド４と、液体吐出ヘッド４に液体を供給するヘッドタンク５とを一体化して構成している。
On this
ここで、液体吐出ヘッド４は、図３に示すように、それぞれ複数のノズル４ｎを配列した２つのノズル列Ｎａ、Ｎｂを有している。そして、液体吐出ユニット４０Ａのヘッド４の一方のノズル列Ｎａはブラック（Ｋ）の液滴を、他方のノズル列Ｎｂはシアン（Ｃ）の液滴を、それぞれ吐出する。また、液体吐出ユニット４０Ｂのヘッド４の一方のノズル列Ｎａはマゼンタ（Ｍ）の液滴を、他方のノズル列Ｎｂはイエロー（Ｙ）の液滴を、それぞれ吐出する。
Here, as shown in FIG. 3, the
なお、液体吐出手段としては、１つの液体吐出ヘッドのノズル面に複数のノズルを並べた各色の液滴を吐出する複数のノズル列を備えるものなどを用いることもできる。 In addition, as a liquid discharge means, what is equipped with the several nozzle row | line | column which discharges the droplet of each color which arranged the several nozzle in the nozzle surface of one liquid discharge head etc. can also be used.
ヘッドタンク５は、それぞれ各ヘッド４の２つのノズル列Ｎａ、Ｎｂに対応して、各色の液体を収容する２つのタンク部を対にした複数のタンク部を備える構成である。
The
そして、装置本体側には、各色の液体を収容したメインタンク（液体カートリッジ）５０（５０ｙ、５０ｍ、５０ｃ、５０ｋ）が交換可能に装着されるカートリッジホルダ５１が配置されている。
On the apparatus main body side, a
このカートリッジホルダ５１には送液ポンプ部５２が設けられ、メインタンク５０から送液ポンプ部５２によって各色の供給チューブ（液体供給経路ともいう。）５６を介して各ヘッドタンク５に各色の液体が供給される。
The
一方、用紙Ｐを搬送するために、用紙Ｐを吸着してヘッド４に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト１２を備えている。この搬送ベルト１２は、無端状ベルトであり、搬送ローラ１３とテンションローラ１４との間に掛け渡されている。
On the other hand, in order to transport the paper P, a
そして、搬送ベルト１２は、副走査モータ１６によってタイミングベルト１７及びタイミングプーリ１８を介して搬送ローラ１３が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。この搬送ベルト１２は、周回移動しながら図示しない帯電ローラによって帯電（電荷付与）され、あるいは、吸引手段によって用紙Ｐの吸引を行う。
The
さらに、キャリッジ３の主走査方向の一方側には搬送ベルト１２の側方にヘッド４の維持回復を行う回復手段の１つである維持回復機構２０が配置されている。キャリッジ３の主走査方向の他方側には搬送ベルト１２の側方にヘッド４から予備吐出（空吐出）される液体を受ける空吐出受け８１がそれぞれ配置されている。なお、ヘッドの状態を維持、回復するための吐出を予備吐出といい、吐出する装置本来の目的を達するための吐出を本吐出という。
Further, on one side of the
維持回復機構２０は、例えばヘッド４のノズル面４１をキャッピングする吸引キャップ２１、保湿キャップ２２、ノズル面４１を払拭するワイパ部材２３、予備される液体を受ける空吐出受け２４などで構成されている。
The maintenance /
また、搬送ベルト１２と維持回復機構２０との間の記録領域外であって、ヘッド４に対向可能な領域には、ヘッド４の吐出状態を検知する吐出検知ユニット１００が配置されている。
In addition, a
また、キャリッジ３の主走査方向に沿って両側板間に、所定のパターンを形成したエンコーダスケール１２３を張り渡し、キャリッジ３にはエンコーダスケール１２３のパターンを読取る透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ１２４を設けている。これらのエンコーダスケール１２３とエンコーダセンサ１２４によってキャリッジ３の移動を検知するリニアエンコーダ（主走査エンコーダ）を構成している。
In addition, an
また、搬送ローラ１３の軸にはコードホイール１２５を取り付け、このコードホイール１２５に形成したパターンを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ１２６を設けている。これらのコードホイール１２５とエンコーダセンサ１２６によって搬送ベルト１２の移動量及び移動位置を検出するロータリエンコーダ（副走査エンコーダ）を構成している。
Further, a
このように構成した装置においては、用紙Ｐが搬送ベルト１２上に給紙されて吸着され、搬送ベルト１２の周回移動によって副走査方向に搬送される。
In the apparatus configured as described above, the paper P is fed onto the
そこで、キャリッジ３を主走査方向に移動させながら画像信号に応じてヘッド４を駆動することにより、停止している用紙Ｐに液体を吐出して１行分を記録する。そして、用紙Ｐを所定量搬送後、次の行の記録を行う。
Therefore, by driving the
記録終了信号又は用紙Ｐの後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、印字動作を終了して、用紙Ｐを図示しない排紙トレイに排紙する。 Upon receiving a recording end signal or a signal that the trailing edge of the paper P reaches the recording area, the printing operation is terminated, and the paper P is discharged onto a paper discharge tray (not shown).
この装置では、用紙Ｐに対して画像を形成（印字、記録などと同義）するための吐出動作が本吐出動作である。 In this apparatus, the discharge operation for forming an image on the paper P (synonymous with printing, recording, etc.) is the main discharge operation.
次に、この装置の制御部の概要について図４を参照して説明する。図４は同制御部のブロック説明図である。 Next, an outline of the control unit of this apparatus will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a block diagram of the control unit.
この制御部５００は、装置全体の制御を司るＣＰＵ５０１と、ＣＰＵ５０１が実行する本発明に係るプログラムを含む各種プログラムなどの固定データを格納するＲＯＭ５０２と、画像データ等を一時格納するＲＡＭ５０３とを含む主制御部５００Ａを備えている。
The
また、制御部５００は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ（ＮＶＲＡＭ）５０４と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するＡＳＩＣ５０５とを備えている。
In addition, the
また、制御部５００は、ヘッド４を駆動制御するためのデータ転送手段、駆動信号発生手段を含む印刷制御部５０８と、キャリッジ３側に設けたヘッド４を駆動するためのヘッドドライバ（ドライバＩＣ）５０９とを備えている。
The
また、制御部５００は、キャリッジ３を移動走査する主走査モータ５、搬送ベルト１２を周回移動させる副走査モータ１６、維持回復機構２０のキャップ２１、２２やワイパ部材２３の移動、吸引手段の駆動などを行なう維持回復モータ５５６を駆動するためのモータ駆動部５１０を備えている。
The
また、制御部５００は、送液ポンプ５４を駆動する供給系駆動部５１２を備えている。また、制御部５００は、吐出検知ユニット１００による吐出検知を制御する吐出検知部５１５を備えている。
In addition, the
また、この制御部５００には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル５１４が接続されている。
The
また、制御部５００は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのＩ／Ｆ５０６を持っていて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、画像読み取り装置、撮像装置などのホスト６００のプリンタドライバ６０１側から、ケーブル或いはネットワークを介してＩ／Ｆ５０６で受信する。
The
そして、制御部５００のＣＰＵ５０１は、Ｉ／Ｆ５０６に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ＡＳＩＣ５０５にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行い、この画像データを印刷制御部５０８からヘッドドライバ５０９に転送する。
The
印刷制御部５０８は、上述した画像データをシリアルデータで転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ５０９に出力する。
The
この印刷制御部５０８は、ＲＯＭ５０２に格納されている駆動パルスのパターンデータをＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動信号生成部を含む。そして、１の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動波形を生成してヘッドドライバ５０９に対して出力する。
The
ヘッドドライバ５０９は、シリアルに入力されるヘッド４の１行分に相当する画像データに基づいて印刷制御部５０８から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択してヘッド４の圧力発生手段に対して与え、ヘッド４を駆動する。このとき、駆動波形を構成するパルスの一部又は全部或いはパルスを形成する波形用要素の全部又は一部を選択することによって、例えば、大滴、中滴、小滴など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
The
Ｉ／Ｏ部５１３は、温度センサ５７２、その他装置に装着されている各種のセンサ群５７０からの情報を取得し、装置の制御に必要な情報を抽出し、各種の制御に使用する。
The I / O unit 513 acquires information from the
この装置では、主制御部５００Ａは、画像データから吐出動作で吐出される吐出量を算出し、予備吐出を行うか否かの判断を含む予備吐出の制御を行っている。この制御は本発明に係るプログラムに従って主制御部５００Ａが実行する。
In this apparatus, the
次に、本発明の第１実施形態における予備吐出動作に係わる制御について図５のフロー図を参照して説明する。 Next, control related to the preliminary ejection operation in the first embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG.
本実施形態では、予備吐出タイミングは時間で管理し、所定時間毎を実施間隔として予備吐出を行う予備吐出タイミングが発生される。 In the present embodiment, the preliminary discharge timing is managed by time, and the preliminary discharge timing for performing the preliminary discharge at every predetermined time is generated.
まず、本吐出動作である印字動作を開始すると、画像データを入力し、画像データの解析を開始する。 First, when the printing operation which is the main discharge operation is started, image data is input and analysis of the image data is started.
そして、予備吐出の実施間隔（所定時間）内を一定時間毎の区間に分割した複数の区間毎に画像データを分解して、各区間毎に、本吐出動作（印字動作）で吐出される吐出量が算出される。 Then, the image data is decomposed into a plurality of sections obtained by dividing the preliminary discharge execution interval (predetermined time) into sections at regular intervals, and the discharge is performed in the main discharge operation (printing operation) for each section. A quantity is calculated.
その後、印字動作で吐出する区間毎の吐出量が、すべての区間で第１閾値以上か否かを判別する。 Thereafter, it is determined whether or not the discharge amount for each section discharged in the printing operation is equal to or greater than the first threshold value in all sections.
このとき、印字動作で吐出する区間毎の吐出量が、すべての区間で第１閾値以上であるときには、所定時間毎に実施が予定されている次回の予備吐出タイミングでの予備吐出を実施しない予備吐出不実施処理をする。なお、「次回の予備吐出タイミング」は、時系列的に連続する前後の予備吐出タイミング（前には印字開始タイミングを含む。）の内の後の予備吐出タイミングの意味である。 At this time, when the discharge amount for each section discharged in the printing operation is equal to or greater than the first threshold value in all sections, the preliminary discharge is not performed at the next preliminary discharge timing scheduled to be performed every predetermined time. Discharge non-execution processing. The “next preliminary discharge timing” means the preliminary discharge timing after the preliminary discharge timing before and after time series (including the print start timing before).
これに対し、印字動作で吐出する区間毎の吐出量が、すべての区間で第１閾値以上でないとき、つまり、少なくとも１つの区間で第１閾値未満であるときには、少なくとも１つの区間で第１閾値よりも大きい第２閾値以上か（第２閾値以上の区間有りか）否かを判別する。 On the other hand, when the discharge amount for each section discharged in the printing operation is not equal to or greater than the first threshold value in all the sections, that is, when it is less than the first threshold value in at least one section, the first threshold value in at least one section. It is determined whether or not the second threshold value is greater than the second threshold value (there is a section greater than or equal to the second threshold value).
このとき、印字動作で吐出する区間毎の吐出量が、少なくとも１つの区間で第２閾値以上であるときには、所定時間毎に実施が予定されている次回の予備吐出タイミングでの予備吐出を実施しない予備吐出不実施処理をする。 At this time, when the discharge amount for each section discharged in the printing operation is equal to or more than the second threshold value in at least one section, the preliminary discharge at the next preliminary discharge timing scheduled to be performed every predetermined time is not performed. Pre-discharge non-execution processing is performed.
これに対し、印字動作で吐出する区間毎の吐出量が、少なくとも１つの区間で第２閾値以上でないとき、つまり、すべての区間で第２閾値未満であるときには、所定時間毎に予定されている次回の予備吐出タイミングでの予備吐出を予定通り実施する予備吐出実施処理をする。 On the other hand, when the discharge amount for each section to be discharged in the printing operation is not equal to or larger than the second threshold value in at least one section, that is, when it is less than the second threshold value in all sections, it is scheduled every predetermined time. Preliminary discharge execution processing for performing preliminary discharge at the next preliminary discharge timing as scheduled is performed.
その後、印字が終了するまで、同様の処理を繰り返し実施する。 Thereafter, the same processing is repeated until printing is completed.
このように構成することで、予備吐出タイミング間の本吐出動作による吐出量に応じた予備吐出を行うことができ、吐出性能の効率的な維持回復を行うことができ、また、予備吐出を行う必要がないときには不実施とすることで無駄な液体消費を低減できる。 With this configuration, it is possible to perform preliminary discharge according to the discharge amount by the main discharge operation between the preliminary discharge timings, to efficiently maintain and recover the discharge performance, and to perform preliminary discharge. When it is not necessary, wasteful liquid consumption can be reduced by disabling it.
なお、上記の説明では、第１閾値と比較する第１区間と第２閾値と比較する第２区間とは、共通する区間として区別していない。また、本吐出動作による吐出量が第１閾値以上である第１区間の数を全区間数（第１所定数＝全区間数）とし、本吐出動作による吐出量が第２閾値以上である第２区間の数を１（第２所定数＝１）としている。 In the above description, the first section compared with the first threshold and the second section compared with the second threshold are not distinguished as a common section. Further, the number of first sections in which the discharge amount by the main discharge operation is equal to or greater than the first threshold value is the total number of sections (first predetermined number = total number of sections), and the discharge amount by the main discharge operation is equal to or greater than the second threshold value. The number of the two sections is 1 (second predetermined number = 1).
ただし、実施間隔内における複数の区間の定めた方は、第１閾値と比較する第１区間と第２閾値と比較する第２区間とで異なってもよい。例えば、第１区間の時間と第２区間の時間が異なってもよい。この場合には、第１区間毎の吐出量と、第２区間毎の吐出量とを個々に算出して、それぞれ第１閾値、第２閾値と比較すればよい。 However, the method of defining the plurality of sections within the implementation interval may be different between the first section to be compared with the first threshold and the second section to be compared with the second threshold. For example, the time of the first section may be different from the time of the second section. In this case, the discharge amount for each first section and the discharge amount for each second section may be calculated individually and compared with the first threshold value and the second threshold value, respectively.
また、第１所定数を全区間数より少ない数とし、本吐出動作による吐出量が第１閾値以上である第１区間の数をカウントとして、第１所定数と比較し、第１所定数以上であるときには、予備吐出を実施しないようにすることもできる。同様に、第２所定数を２以上の数で第１所定数よりも少ない数とし、本吐出動作による吐出量が第２閾値以上である第２区間の数をカウントとして、第２所定数と比較し、第２所定数以上であるときには、予備吐出を実施しないようにすることもできる。 Further, the first predetermined number is set to a number smaller than the total number of sections, the number of first sections in which the discharge amount by the main discharge operation is equal to or greater than the first threshold is counted, and compared with the first predetermined number. In such a case, it is possible not to perform the preliminary discharge. Similarly, the second predetermined number is set to a number that is 2 or more and smaller than the first predetermined number, and the number of second sections in which the discharge amount by the main discharge operation is equal to or greater than the second threshold is counted. In comparison, when the number is equal to or greater than the second predetermined number, the preliminary ejection may not be performed.
次に、本発明の第２実施形態における予備吐出動作の制御について図６及び図７のフロー図を参照して説明する。なお、同制御は前記第１実施形態と同様に制御部よって行われる。 Next, the control of the preliminary discharge operation in the second embodiment of the present invention will be described with reference to the flowcharts of FIGS. The same control is performed by the control unit as in the first embodiment.
本実施形態は、所定時間毎に予備吐出を行うことが予定され、第１閾値と比較する区間及び第２閾値と比較する区間は、いずれも一定時間とする。また、本吐出動作による吐出量が第２閾値以上か否かの比較判断開始を、第１閾値以上か否かの比較判断開始よりも遅らせている。つまり、第１閾値との比較判断は予備吐出タイミング（印字開始タイミングを含む）直後から行い、第２閾値との比較判断は予備吐出タイミング（印字開始タイミングを含む）から設定時間Ｔ２が経過したときから開始するようにしている。 In the present embodiment, preliminary ejection is scheduled to be performed every predetermined time, and both the section to be compared with the first threshold and the section to be compared with the second threshold are set to a fixed time. In addition, the comparison determination start whether or not the discharge amount by the main discharge operation is equal to or larger than the second threshold is delayed from the comparison determination start whether or not the discharge amount is equal to or larger than the first threshold. That is, the comparison determination with the first threshold is performed immediately after the preliminary discharge timing (including the print start timing), and the comparison determination with the second threshold is performed when the set time T2 has elapsed from the preliminary discharge timing (including the print start timing). To start with.
ここで、フロー図における略号は、次のとおりとする。
Ｃ：一定区間の吐出量が第１閾値を超えた回数をカウントする変数
ｎ：処理中の区間管理に使用する変数
Ｄ：吐出量を蓄積する変数
Ｉｎ：吐出量を蓄積する各区間の期間
Ｄ１ｎ：各区間における第１閾値の値
Ｄ２ｎ：各区間における第２閾値の値
Ｔ：処理開始からの時間経過をカウントする変数
Ｔｅ：予備吐出が入る時間
Ｔ２：第２閾値による判断を開始する時間
Here, the abbreviations in the flow diagram are as follows.
C: Variable for counting the number of times the discharge amount in a certain section exceeds the first threshold n: Variable used for section management during processing D: Variable for storing discharge amount In: Period of each section for storing discharge amount D1n : Value of first threshold value in each section D2n: value of second threshold value in each section T: variable for counting the time elapsed from the start of processing Te: time when preliminary ejection enters T2: time for starting determination by the second threshold value
図６を参照して、印字動作を開始すると、各変数Ｉｎ、Ｔをそれぞれリセットする（Ｃ＝０、ｎ＝０、Ｔ＝０）。 Referring to FIG. 6, when the printing operation is started, each of variables In and T is reset (C = 0, n = 0, T = 0).
その後、処理開始からの経過時間Ｔが第２閾値Ｄ２による判断（第２閾値Ｄ２との比較判断）を開始する設定時間Ｔ２以上（Ｔ≧Ｔ２）か否かを判別する。 Thereafter, it is determined whether or not the elapsed time T from the start of the process is equal to or longer than a set time T2 (T ≧ T2) at which the determination based on the second threshold D2 (comparison determination with the second threshold D2) is started.
このとき、Ｔ≧Ｔ２であれば、処理開始からの経過時間Ｔが、次回の予備吐出が入る時間（所定時間Ｔｅ）に達していない（Ｔ＜Ｔｅ）か否かを判別する。 At this time, if T ≧ T2, it is determined whether or not the elapsed time T from the start of the process has not reached the time (predetermined time Te) for the next preliminary ejection (T <Te).
ここで、Ｔ＜Ｔｅでなければ、つまり、処理開始からの経過時間Ｔが、予備吐出が入る時間（所定時間Ｔｅ）に達している（Ｔ≧Ｔｅ）ときには、次回の予備吐出タイミングで予備吐出を実施する予備吐出実施処理をする。 Here, if T <Te, that is, if the elapsed time T from the start of processing has reached the time (predetermined time Te) when preliminary ejection starts (T ≧ Te), preliminary ejection is performed at the next preliminary ejection timing. Preliminary discharge execution processing is performed.
その後、印字終了か否かを判別して、印字終了でなければ、各変数Ｉｎ、Ｔをそれぞれリセットする（Ｃ＝０、ｎ＝０、Ｔ＝０）処理に戻り、印字終了であれば、この処理を終了する。 Thereafter, it is determined whether or not printing is finished. If printing is not finished, each variable In and T is reset (C = 0, n = 0, T = 0). If printing is finished, This process ends.
一方、まず、処理開始からの経過時間Ｔが第２閾値Ｄ２との比較判断を開始する時間Ｔ２以上（Ｔ≧Ｔ２）でなければ、つまり、Ｔ＜Ｔ２であれば、図７に示す処理に移行する。 On the other hand, first, if the elapsed time T from the start of processing is not equal to or longer than the time T2 for starting the comparison judgment with the second threshold value D2 (T ≧ T2), that is, if T <T2, the processing shown in FIG. Transition.
そこで、図７を参照して、まず、変数ｎをインクリメント（＋１）し、吐出量を蓄積する変数Ｄをリセットする（Ｄ＝０）。 Therefore, referring to FIG. 7, first, the variable n is incremented (+1), and the variable D for accumulating the discharge amount is reset (D = 0).
そして、変数Ｄに区間Ｉｎにおける吐出量を蓄積する。つまり、分割された１つの区間において印字動作で吐出される吐出量を変数Ｄとして蓄積する（以下、変数Ｄに蓄積された１区間の吐出量を「吐出量Ｄ」ともいう。）。 Then, the discharge amount in the section In is accumulated in the variable D. That is, the discharge amount discharged in the printing operation in one divided section is accumulated as the variable D (hereinafter, the discharge amount in one section accumulated in the variable D is also referred to as “discharge amount D”).
次いで、吐出量Ｄが第１閾値以上（Ｄ≧Ｄ１ｎ）か否かを判別する。なお、変数ｎに対応する区間Ｉｎにおける第１閾値Ｄ１をＤ１ｎと表記している。 Next, it is determined whether or not the discharge amount D is greater than or equal to the first threshold (D ≧ D1n). The first threshold value D1 in the section In corresponding to the variable n is denoted as D1n.
このとき、Ｄ≧Ｄ１ｎであれば、吐出量Ｄは第１閾値Ｄ１以上であるので、変数Ｃをインクリメント（＋１）とした後、図６のＴ≧Ｔ２の処理に戻る。したがって、Ｔ≧Ｔ２になるまで、吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１以上である区間が継続する間は、上記の処理が繰り返される。 At this time, if D ≧ D1n, the discharge amount D is equal to or greater than the first threshold value D1, and therefore the variable C is incremented (+1), and then the process returns to T ≧ T2 in FIG. Therefore, the above process is repeated while the section in which the discharge amount D is equal to or greater than the first threshold value D1 continues until T ≧ T2.
これに対して、Ｄ≧Ｄ１ｎでなければ、処理開始からの経過時間Ｔが、吐出量Ｄと第２閾値Ｄ２との比較判断を開始する時間Ｔ２未満（Ｔ＜Ｔ２）であるか否かを判別する。 On the other hand, if D ≧ D1n, it is determined whether or not the elapsed time T from the start of processing is less than the time T2 for starting the comparison judgment between the discharge amount D and the second threshold value D2 (T <T2). Determine.
このとき、Ｔ＜Ｔ２であれば、変数ｎをインクリメント（＋１）し、変数ｎの区間Ｉｎの間待機した後、Ｔ＜Ｔ２か否かの判別処理に戻る。 At this time, if T <T2, the variable n is incremented (+1), and after waiting for the section In of the variable n, the process returns to the determination process of whether T <T2.
これに対し、Ｔ＜Ｔ２でなければ、つまり、Ｔ≧Ｔ２になれば、図６のＴ＜Ｔｅの判別処理に戻る。つまり、吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１未満になったときには、そのまま第２閾値Ｄ２との比較判断を開始する区間になるまでの間待機状態になり、第２閾値Ｄ２との比較判断を開始する区間になったとき（Ｔ≧Ｔ２になったとき）に、図６の処理に戻る。 On the other hand, if T <T2, that is, if T ≧ T2, the process returns to the determination process of T <Te in FIG. That is, when the discharge amount D becomes less than the first threshold value D1, the state is in a standby state until the period for starting the comparison judgment with the second threshold value D2 is reached, and the comparison judgment with the second threshold value D2 is started. When the period is reached (when T ≧ T2), the process returns to the process of FIG.
図６に戻って、Ｔ≧Ｔ２であるときのＴ＜Ｔｅの判別処理において、Ｔ＜Ｔｅであるとき、つまり、処理開始からの時間Ｔが、次の予備吐出が入る時間（所定時間Ｔｅ）内であるときには、まず、変数ｎをインクリメント（＋１）し、吐出量Ｄをリセットする（Ｄ＝０）。 Returning to FIG. 6, in the determination process of T <Te when T ≧ T2, when T <Te, that is, the time T from the start of the process is the time when the next preliminary discharge enters (predetermined time Te). First, the variable n is incremented (+1) and the discharge amount D is reset (D = 0).
そして、変数ｎに対応する区間Ｉｎにおける吐出量Ｄを蓄積する。 Then, the discharge amount D in the section In corresponding to the variable n is accumulated.
次いで、吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２未満（Ｄ＜Ｄ２ｎ）か否かを判別する。なお、変数ｎに対応する区間Ｉｎにおける第２閾値Ｄ２をＤ２ｎと表記している。 Next, it is determined whether or not the discharge amount D is less than the second threshold value D2 (D <D2n). The second threshold value D2 in the section In corresponding to the variable n is denoted as D2n.
このとき、Ｄ＜Ｄ２ｎであれば、つまり、当該区間Ｉｎにおける吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２ｎ未満であるときには、（Ｃ＝ｎ−１）か否かを判別する。 At this time, if D <D2n, that is, if the discharge amount D in the section In is less than the second threshold value D2n, it is determined whether or not (C = n−1).
そして、Ｃ＝ｎ−１であれば、Ｄ≧Ｄ１ｎか否かを判別する。このとき、Ｄ≧Ｄ１ｎであれば、変数Ｃをインクリメント（＋１）した後、Ｔ≧Ｔｅか否かを判別する。 If C = n−1, it is determined whether D ≧ D1n. At this time, if D ≧ D1n, the variable C is incremented (+1), and then it is determined whether T ≧ Te.
そして、Ｔ≧Ｔｅでなければ、変数ｎをインクリメント（＋１）し、吐出量Ｄをリセットする（Ｄ＝０）処理に戻る。 If T ≧ Te, the variable n is incremented (+1), and the process returns to the process of resetting the discharge amount D (D = 0).
これに対して、Ｔ≧Ｔｅであれば、所定時間毎に行う次回の予備吐出タイミングにおける予備吐出を実施しないとする予備吐出不実施処理を行った後、印字終了か否かの判断に移行する。 On the other hand, if T ≧ Te, after performing preliminary ejection non-execution processing in which preliminary ejection is not performed at the next preliminary ejection timing performed every predetermined time, the process proceeds to determination of whether or not printing is finished. .
なお、Ｃ＝ｎ−１でないとき、あるいは、Ｄ≧Ｄ１ｎでないときには、Ｔ＜Ｔｅの判別処理に戻る。 If C = n−1 or not D ≧ D1n, the process returns to the determination process of T <Te.
また、Ｄ＜Ｄ２ｎの判別処理において、Ｄ＜Ｄ２ｎでなければ、つまり、当該区間における吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上であるときには、所定時間毎に行う次回の予備吐出タイミングにおける予備吐出を実施しないとする予備吐出不実施処理を行った後、印字終了か否かの判断に移行する。 In the determination process of D <D2n, if D <D2n is not satisfied, that is, if the discharge amount D in the section is equal to or greater than the second threshold value D2, preliminary discharge at the next preliminary discharge timing performed every predetermined time is performed. After performing the preliminary ejection non-execution processing that is not to be performed, the process proceeds to the determination of whether or not the printing is finished.
次に、第１閾値及び区間、所定時間の関係の第１例について図８を参照して説明する。 Next, a first example of the relationship between the first threshold value, the section, and the predetermined time will be described with reference to FIG.
予備吐出は、予め定めた所定時間Ｔｅ毎に実施される。以下では、印字開始又は予備吐出終了タイミング（単に、「予備吐出終了タイミング」という。）をＴａとし、予備吐出を行っている期間を予備吐出タイミングＴｂとし、第２閾値Ｄ２との比較判断の開始タイミング（第２閾値比較判断開始タイミング）をＴｃとする。 The preliminary discharge is performed every predetermined time Te. Hereinafter, the printing start or preliminary discharge end timing (simply referred to as “preliminary discharge end timing”) is Ta, the period during which preliminary discharge is performed is the preliminary discharge timing Tb, and the comparison determination with the second threshold value D2 is started. The timing (second threshold comparison determination start timing) is Tc.
第１閾値Ｄ１は、予備吐出実施間隔である所定時間Ｔｅ内で、一定時間Δｔ１毎の複数の区間（第１区間）毎に、本吐出動作で吐出される各区間毎の吐出量と比較する値である。 The first threshold value D1 is compared with the discharge amount of each section discharged in the main discharge operation for each of a plurality of sections (first section) every fixed time Δt1 within a predetermined time Te that is a preliminary discharge execution interval. Value.
上記実施形態では、所定時間Ｔｅ全体を一定時間Δｔ１毎に分割して複数の区間（第１区間）としている。なお、所定時間Ｔｅ内の一部の期間に第１区間を設定することもできる。 In the above-described embodiment, the entire predetermined time Te is divided into fixed intervals Δt1 to form a plurality of sections (first sections). Note that the first section may be set for a part of the period within the predetermined time Te.
以下では、説明上、区間の数ｎを１０個とし、１番目の区間を区間Ｉ１、最終の区間を区間Ｉ１０とし、いずれかの区間を区間Ｉｎとするが、１０個に限られるものではない。 In the following, for the sake of explanation, the number of sections n is 10, the first section is section I1, the last section is section I10, and any section is section In. However, the number is not limited to ten. .
そして、上記第２実施形態では、各区間Ｉｎにおいて、印字動作で吐出される吐出量Ｄと第１閾値Ｄ１を比較する。このとき、全ての区間Ｉｎで、印字動作で吐出される吐出量Ｄが第１閾値以上（Ｄ≧Ｄ１）になっていれば、次回の予備吐出タイミングでの予備吐出を実施しない制御をする。 In the second embodiment, the discharge amount D discharged by the printing operation and the first threshold value D1 are compared in each section In. At this time, if the discharge amount D discharged in the printing operation is equal to or greater than the first threshold (D ≧ D1) in all the sections In, control is performed so that preliminary discharge is not performed at the next preliminary discharge timing.
この第１閾値Ｄ１は、すべての区間（上記区間Ｉ１〜Ｉ１０）の第１閾値Ｄ１を合計した値が、予備吐出で吐出する予備吐出量Ｄｙ以上になる値（量）に設定している。 The first threshold value D1 is set to a value (amount) in which the sum of the first threshold values D1 of all the sections (the above sections I1 to I10) is equal to or larger than the preliminary discharge amount Dy discharged by the preliminary discharge.
次に、第１閾値及び区間、所定時間の関係の第２例について図９を参照して説明する。 Next, a second example of the relationship between the first threshold value, the section, and the predetermined time will be described with reference to FIG.
この例では、第１閾値Ｄ１は、少なくとも相対的に大きな値と小さな値を設定可能であり、予備吐出実施間隔の途中（所定時間内のいずれかのタイミングないし区間）で、少なくとも大きな値から小さな値に変更される構成としている。 In this example, the first threshold value D1 can be set to at least a relatively large value and a small value, and is small from at least a large value during the preliminary discharge execution interval (any timing or section within a predetermined time). The configuration is changed to a value.
具体的には、ここでは、第１閾値Ｄ１は、次の予備吐出タイミングＴｂに近づく区間ほど漸次大きくなる値に変更している。 Specifically, here, the first threshold value D1 is changed to a value that gradually increases as the section approaches the next preliminary ejection timing Tb.
このように構成することで、液体の増粘が進行してからの要求される吐出量が多くなり、より確実に増粘液体の影響を排除できる。 By comprising in this way, the discharge amount requested | required after the thickening of a liquid progresses increases, and the influence of a thickening liquid can be excluded more reliably.
次に、第２閾値及び区間、所定時間の関係の第１例について図１０を参照して説明する。 Next, a first example of the relationship between the second threshold value, the section, and the predetermined time will be described with reference to FIG.
第２閾値Ｄ２は、予備吐出実施間隔である所定時間Ｔｅ内で、一定時間Δｔ２毎の複数の区間（第２区間）毎に、本吐出動作で吐出される各区間毎の吐出量と比較する値である。 The second threshold value D2 is compared with the discharge amount of each section discharged in the main discharge operation for each of a plurality of sections (second section) every fixed time Δt2 within a predetermined time Te that is a preliminary discharge execution interval. Value.
ここでは、予備吐出終了タイミングＴａから設定時間ｔ２が経過したときを第２閾値比較判断開始タイミングＴｃとし、以後の期間を一定時間Δｔ２毎の区間に分割している。 Here, the time when the set time t2 has elapsed from the preliminary discharge end timing Ta is defined as the second threshold value comparison determination start timing Tc, and the subsequent period is divided into intervals of a certain time Δt2.
また、上記第２実施形態では、一定時間Δｔ２＝Δｔ１とし、第１閾値Ｄ１と比較する区間Ｉｎの一部である区間Ｉ８〜Ｉ１０を第２閾値Ｄ２とも比較する区間として使用している。つまり、第１閾値Ｄ１と比較する区間と第２閾値Ｄ２と比較する区間とは、区間の定め方が同じであり、かつ、第２閾値Ｄ２と比較する区間が第１閾値Ｄ１と比較する区間の一部の区間と共通である構成としている。 In the second embodiment, the predetermined time Δt2 = Δt1, and the sections I8 to I10 that are a part of the section In compared with the first threshold D1 are used as sections compared with the second threshold D2. That is, the section to be compared with the first threshold value D1 and the section to be compared with the second threshold value D2 have the same way of defining the section, and the section to be compared with the second threshold value D2 is the section to be compared with the first threshold value D1. The configuration is common to some of the sections.
なお、第２閾値Ｄ２として、図１０の第２閾値比較判断開始タイミングＴｃまでの設定時間Ｔ２経過前の区間（第２閾値Ｄ２を設定していない区間Ｉ１〜Ｉ７）については、印字動作で吐出できない量を第２閾値Ｄ２として設定することもできる。 As the second threshold value D2, the section before the set time T2 elapses until the second threshold value comparison determination start timing Tc in FIG. 10 (the sections I1 to I7 in which the second threshold value D2 is not set) is ejected by the printing operation. An amount that cannot be set can also be set as the second threshold value D2.
そして、印字動作で使用される各区間毎の吐出量と第２閾値Ｄ２を比較し、１つの区間でも印字動作で吐出される吐出量が第２閾値Ｄ２以上になっていれば、次回の予備吐出タイミングでの予備吐出を実施しない制御をする。 Then, the discharge amount for each section used in the printing operation is compared with the second threshold value D2, and if the discharge amount discharged by the printing operation in one section is equal to or greater than the second threshold value D2, the next preliminary operation is performed. Control is performed so as not to perform preliminary discharge at the discharge timing.
この第２閾値Ｄ２は、いずれの区間（区間Ｉ８、Ｉ９，Ｉ１０）においても、予備吐出で吐出する吐出量Ｄｙ以上になる値（量）に設定している。 The second threshold value D2 is set to a value (amount) that is equal to or greater than the discharge amount Dy discharged in the preliminary discharge in any of the sections (sections I8, I9, and I10).
また、第２閾値Ｄ２は、図１０に示すように、次回の予備吐出タイミングに近づくに従って小さくなる値としている。つまり、第２閾値Ｄ２は、少なくとも相対的に大きな値と小さな値を設定可能であり、予備吐出実施間隔の途中（所定時間内のいずれかのタイミングないし区間）で、少なくとも大きな値から小さな値に変更される構成としている。ただし、第２閾値Ｄ２は、各区間で同じ値とすることもできる。 Further, as shown in FIG. 10, the second threshold value D2 is set to a value that decreases as the next preliminary ejection timing is approached. That is, the second threshold value D2 can be set to at least a relatively large value and a small value, and at least from a large value to a small value during the preliminary discharge execution interval (any timing or section within a predetermined time). The configuration is changed. However, the second threshold value D2 may be the same value in each section.
次に、第１閾値と第２閾値とを使用する効果について図１１ないし図１３を参照して説明する。 Next, the effect of using the first threshold value and the second threshold value will be described with reference to FIGS.
ヘッド４のノズル４ｎは、図１１に示すように、個別液室１０６に通じており、個別液室１０６に液体３００が供給される。ノズル４ｎの出口部分で液体のメニスカス４ｍが形成されている。
As shown in FIG. 11, the nozzle 4 n of the
ここで、ノズル４ｎ内の液体は、図１２（ａ）に示すように、メンテナンス（維持回復）後など大量の液体をノズルから排出した直後は、フレッシュな液体によって増粘乾燥がない状態にある。なお、粘度と吐出性能の関係は図１２（ｉ）に示している。 Here, as shown in FIG. 12A, the liquid in the nozzle 4n is not thickened and dried by a fresh liquid immediately after discharging a large amount of liquid from the nozzle, such as after maintenance (maintenance recovery). . The relationship between the viscosity and the discharge performance is shown in FIG.
この状態から、図１２（ｂ）に示すように、大気に接触している側から内部側に向かって液体の乾燥が進行し、図１２（ｃ）〜（ｇ）に示すように、乾燥増粘が徐々にノズル４ｎ内部へと侵食する。このときのノズル内液体の増粘状態は一様ではなく、メニスカス４ｍに近いほど増粘が進み、内部に行くほど増粘が小さい。さらに、時間が経過して、図１２（ｈ）に示すように、増粘が進むと、正常な吐出ができなくなり、吐出した液体の滴の散りや曲がりが発生する。
From this state, as shown in FIG. 12B, the drying of the liquid proceeds from the side in contact with the air toward the inside, and as shown in FIGS. The viscosity gradually erodes into the nozzle 4n. The thickened state of the liquid in the nozzle at this time is not uniform, and the thicker the closer to the
この図１２の状態変化は、ノズルからの液体の排出がなかったときの場合であり、通常の予備吐出は、図１２（ｈ）の状態になる前に定期的に所要量の液体を排出して、ノズル４ｎ内の乾燥増粘液体を排出する。 The state change in FIG. 12 is a case where the liquid is not discharged from the nozzle. In the normal preliminary discharge, a required amount of liquid is periodically discharged before the state shown in FIG. Then, the dry thickening liquid in the nozzle 4n is discharged.
ただし、実際には印字動作によって液体を吐出するため、本実施形態では、印字動作中の液体吐出を予備吐出の実施有無の判断に反映する。 However, since the liquid is actually ejected by the printing operation, in the present embodiment, the liquid ejection during the printing operation is reflected in the determination of whether or not the preliminary ejection is performed.
そこで、本実施形態での各吐出状態のノズル内液体の乾燥増粘状態の違いについて図１３参照して説明する。 Therefore, the difference in the dry and thickened state of the liquid in the nozzle in each discharge state in this embodiment will be described with reference to FIG.
なお、粘度と吐出性能の関係は図１３（ｄ）に示している。 The relationship between the viscosity and the discharge performance is shown in FIG.
図１３（ａ）に示すように、印字開始から予備吐出までの一定時間（所定時間）内に印字動作での吐出が行われないときには、ノズル内の液体の乾燥増粘状態は徐々に悪化し、内部に浸透する。このとき、所定時間の経過で定期的な予備吐出が実施されて（○を付している）、増粘液体が排出される。増粘液体排出後はフレッシュな液体が供給されることで、増粘状態が改善される。 As shown in FIG. 13A, when the ejection in the printing operation is not performed within a certain time (predetermined time) from the start of printing to the preliminary ejection, the dry and thickened state of the liquid in the nozzle gradually deteriorates. Penetrates into the interior. At this time, regular preliminary discharge is carried out after a predetermined time (circled), and the thickening liquid is discharged. After the thickened liquid is discharged, the thickened state is improved by supplying a fresh liquid.
図１３（ｂ）に示すように、所定時間の間継続して第１閾値を満たすような吐出量で吐出が行われると、メニスカス付近の液体増粘は小さくなる。このとき、所定時間毎に入れる定期的な予備吐出を実施しない（×を付している）。 As shown in FIG. 13B, when discharge is performed with a discharge amount that satisfies the first threshold continuously for a predetermined time, the liquid thickening near the meniscus becomes small. At this time, periodic preliminary ejection that is performed at predetermined intervals is not performed (marked with x).
図１３（ｃ）に示すように、ノズル内の液体が徐々に増粘していくが、本来であれば予備吐出実施タイミングの前に、予備吐出で排出する以上の液体消費（吐出）が行われたときには、予備吐出は実施しない（×を付している）。 As shown in FIG. 13 (c), the liquid in the nozzle gradually increases in viscosity, but if it is originally, more liquid consumption (discharge) than the preliminary discharge is performed before the preliminary discharge execution timing. When it is broken, the preliminary discharge is not performed (X is attached).
予備吐出で排出する以上の液体量の消費を第２閾値に設定するのは、液体大量消費後から本来の予備吐出タイミングまでの時間に増粘する液体の分もノズル内の液体をフレッシュな状態にしておく必要があるためである。 The second threshold is set to the amount of liquid consumed that exceeds the amount discharged in the preliminary discharge. The liquid in the nozzle is also fresh in the amount of the liquid that thickens in the time from the large liquid consumption to the original preliminary discharge timing. Because it is necessary to keep.
このように、第１閾値と第２閾値とでは役割が異なり、いずれか一方が満たされればノズル内液体の乾燥増粘状態から予備吐出を実施する必要がなく、印字するより多くの画像パターンで効果を発揮することができる。 Thus, the roles of the first threshold value and the second threshold value are different, and if either one is satisfied, it is not necessary to perform preliminary discharge from the dry and thickened state of the liquid in the nozzle, and more image patterns can be printed. The effect can be demonstrated.
次に、第２実施形態における予備吐出閾値と印字中吐出量の関係の第１例について図１４ないし図１６を参照して説明する。 Next, a first example of the relationship between the preliminary ejection threshold value and the ejection amount during printing in the second embodiment will be described with reference to FIGS.
ここでは、各図に示すように、すべての区間で第１閾値Ｄ１が設定され、予備吐出（印字開始を含む）から一定時間経過後の区間から第２閾値Ｄ２が設定されているものとする。また、予備吐出では予備吐出量Ｄｙの吐出を行う。また、区間Ｉｎは、Ｉｎ＝Ｉ１〜Ｉ１０で説明する。 Here, as shown in each figure, it is assumed that the first threshold value D1 is set in all the sections, and the second threshold value D2 is set from a section after a predetermined time has elapsed since the preliminary ejection (including the start of printing). . In the preliminary discharge, the preliminary discharge amount Dy is discharged. The section In will be described as In = I1 to I10.
なお、各図において、第１閾値Ｄ１、第２閾値Ｄ２、吐出量Ｄ（図では予備吐出量と区別するため印字吐出量と表記している。）が重複する部分では、それぞれの面塗りが重複して現れた状態で図示している（図１７以降においても同様である。）。 Note that, in each of the drawings, in the portion where the first threshold value D1, the second threshold value D2, and the discharge amount D (shown as the print discharge amount in order to distinguish from the preliminary discharge amount) are overlapped, the respective surface coating is performed. It is shown in a state where it appears in duplicate (the same applies to FIG. 17 and subsequent figures).
まず、図１４（ａ）に示す印字動作開始前の状態から、画像データに基づいて最初の区間Ｉ１における本吐出動作での吐出のカウント（以下、「吐出量カウント」という。）が開始される。 First, from the state before the start of the printing operation shown in FIG. 14A, the discharge count in the main discharge operation in the first section I1 (hereinafter referred to as “discharge amount count”) is started based on the image data. .
これにより、図１４（ｂ）に示すように、最初の区間Ｉ１の吐出量Ｄが算出される。この最初の区間Ｉ１で、吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１以上であるので、以後も第１閾値Ｄ１以上か否かの判断（判別：比較判断）を継続して実施する。一方、第２閾値Ｄ２については第２閾値比較開始タイミングの区間になるまで判断をしない。 Thereby, as shown in FIG.14 (b), the discharge amount D of the first area I1 is calculated. In this first section I1, since the discharge amount D is equal to or greater than the first threshold value D1, the determination (determination: comparison determination) whether or not it is equal to or greater than the first threshold value D1 is continued. On the other hand, the second threshold value D2 is not judged until the second threshold value comparison start timing section is reached.
そして、図１５（ａ）に示すように、第２閾値比較開始タイミングの区間の１つ前の区間Ｉ７まで吐出量カウントを完了する。この区間Ｉ７まで吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１未満になっていないので、第１閾値Ｄ１との比較判断は継続中である。 Then, as shown in FIG. 15A, the discharge amount counting is completed up to the section I7 immediately before the section of the second threshold comparison start timing. Since the discharge amount D is not less than the first threshold value D1 until this section I7, the comparison determination with the first threshold value D1 is ongoing.
そこで、図１４（ｂ）に示すように、次の第２閾値比較開始タイミング以降の区間については、吐出量Ｄと第１閾値Ｄ１との比較判断、第２閾値Ｄ２との比較判断を行う。ここでは、吐出量Ｄはすべての区間で第１閾値Ｄ１以上であり、また、吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上である区間がなかったので、次回の予備吐出タイミングＴｂの手前の区間Ｉ１０まで吐出量カウントを完了している。 Therefore, as shown in FIG. 14B, for the section after the next second threshold value comparison start timing, a comparison judgment between the discharge amount D and the first threshold value D1 and a comparison judgment with the second threshold value D2 are performed. Here, since the discharge amount D is equal to or greater than the first threshold value D1 in all the intervals, and there is no interval where the discharge amount D is equal to or greater than the second threshold value D2, until the next interval I10 before the preliminary discharge timing Tb is reached. Discharge count has been completed.
したがって、図１６に示すように、次回の予備吐出タイミングＴｂでは予備吐出を行わない（図中に×を付して示す。以下同じ。）で、新たに、次々回の予備吐出タイミングまでの期間（予備吐出実施間隔）における区間毎の吐出量カウントを開始し、上記の同様の処理を行う。以後印字終了まで上記処理を繰り返し実施する。 Therefore, as shown in FIG. 16, the preliminary discharge is not performed at the next preliminary discharge timing Tb (indicated by x in the figure, the same applies hereinafter), and a new period until the next preliminary discharge timing ( The discharge amount count for each section in the preliminary discharge execution interval) is started, and the same processing as described above is performed. Thereafter, the above process is repeated until the printing is completed.
次に、第２実施形態における予備吐出閾値と印字中吐出量の関係の第２例について図１７及び図１８を参照して説明する。 Next, a second example of the relationship between the preliminary ejection threshold value and the ejection amount during printing in the second embodiment will be described with reference to FIGS. 17 and 18.
まず、図１７（ａ）に示すように、３番目の区間Ｉ３で吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１未満になっている。したがって、以後は第１閾値Ｄ１との比較判断は実施しない。 First, as shown in FIG. 17A, the discharge amount D is less than the first threshold value D1 in the third section I3. Therefore, thereafter, the comparison with the first threshold value D1 is not performed.
そして、図１７（ｂ）に示すように、第２閾値比較開始タイミングの区間から第２閾値Ｄ２との比較判断を開始すると、区間Ｉ９で吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になっている。 As shown in FIG. 17B, when the comparison determination with the second threshold value D2 is started from the second threshold comparison start timing section, the discharge amount D is equal to or greater than the second threshold value D2 in the section I9.
そのため、この場合は、図１８に示すように、予備吐出は実施されない。 Therefore, in this case, the preliminary ejection is not performed as shown in FIG.
また、１度でも吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になればよいので、図１７（ｂ）で吐出量が第２閾値Ｄ２以上になった以後は第２閾値Ｄ２との比較判断を実施しない。 Further, since the discharge amount D only needs to be equal to or greater than the second threshold value D2 even once, after the discharge amount becomes equal to or greater than the second threshold value D2 in FIG. 17B, the comparison determination with the second threshold value D2 is not performed. .
次に、第２実施形態における予備吐出閾値と印字中吐出量の関係の第３例について図１９及び図２０を参照して説明する。 Next, a third example of the relationship between the preliminary ejection threshold value and the ejection amount during printing in the second embodiment will be described with reference to FIGS. 19 and 20.
まず、図１９（ａ）に示すように、区間Ｉ９で吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１未満になっている。したがって、以後は第１閾値Ｄ１との比較判断は実施しない。 First, as shown in FIG. 19A, the discharge amount D is less than the first threshold value D1 in the section I9. Therefore, thereafter, the comparison with the first threshold value D1 is not performed.
そして、図１９（ｂ）に示すように、第２閾値比較開始タイミングの区間から第２閾値Ｄ２との比較判断を開始したが、吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になる区間がない。 Then, as shown in FIG. 19B, the comparison determination with the second threshold D2 is started from the second threshold comparison start timing section, but there is no section where the discharge amount D is equal to or greater than the second threshold D2.
そのため、この場合は、図２０に示すように、予備吐出を実施する。 Therefore, in this case, preliminary ejection is performed as shown in FIG.
次に、本発明の第３実施形態における予備吐出動作の制御について図２１のフロー図を参照して説明する。 Next, the control of the preliminary discharge operation in the third embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart of FIG.
本実施形態は、第２閾値Ｄ２との比較判断を第１閾値Ｄ１と同じ区間すべてで行うようにして、前記第２実施形態におけるＴ≧Ｔ２の判断（図６）を行わない例である。ただし、後述するように、第２実施形態の設定時間Ｔ２の間の第２閾値Ｄ２は、吐出量Ｄが超えることのない値に設定している。 The present embodiment is an example in which the comparison determination with the second threshold value D2 is performed in all the same sections as the first threshold value D1, and the determination of T ≧ T2 in the second embodiment (FIG. 6) is not performed. However, as will be described later, the second threshold value D2 during the set time T2 of the second embodiment is set to a value that the discharge amount D does not exceed.
その他の前記第２実施形態と同様であるので、説明を省略する。 Since it is the same as that of said other 2nd Embodiment, description is abbreviate | omitted.
このようにすれば、第２実施形態に比べて処理が簡単になる。 In this way, the process becomes simpler than in the second embodiment.
そこで、本実施形態における予備吐出閾値と印字中吐出量の関係について図２２ないし図２４を参照して説明する。 Therefore, the relationship between the preliminary ejection threshold value and the ejection amount during printing in the present embodiment will be described with reference to FIGS.
ここでは、各図に示すように、すべての区間Ｉｎについて第２閾値Ｄ２が設定されている。そして、第２閾値Ｄ２は、最初の区間Ｉ１から所定期間（ここでは、区間Ｉ７まで）は、印字中に消費されることがない吐出量に設定され、所定期間が経過した区間（ここでは、区間Ｉ８）後、予備吐出タイミングＴｂに近づくに従って小さくなる値に設定される。 Here, as shown in each drawing, the second threshold value D2 is set for all the sections In. The second threshold D2 is set to a discharge amount that is not consumed during printing from the first section I1 to a predetermined period (here, the section I7), and the section (here, the predetermined period has elapsed) After the section I8), the value is set to be smaller as the preliminary ejection timing Tb is approached.
そして、図２２（ａ）の吐出量カウントが実施されていない状態から図２２（ｂ）に示すように吐出量カウントが開始されて、最初の区間Ｉ１の吐出量Ｄが算出される。この区間Ｉ１では吐出量Ｄは第１閾値Ｄ１以上である。また、この区間Ｉ１では吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になることはない。 Then, the discharge amount count is started as shown in FIG. 22B from the state where the discharge amount count of FIG. 22A is not performed, and the discharge amount D of the first section I1 is calculated. In this section I1, the discharge amount D is not less than the first threshold value D1. Further, in this section I1, the discharge amount D does not exceed the second threshold value D2.
同様の処理が繰り返され、図２３（ａ）に示すように、区間Ｉ６では吐出量Ｄが第１閾値Ｄ１未満になっている。したがって、前述したように、以後、第１閾値Ｄ１との比較判断は行わないが、第２閾値Ｄ２との比較判断は行う。なお、区間Ｉ５のように吐出量Ｄが大量であっても、第２閾値Ｄ２は、前記のとおり一定期間（区間Ｉ１〜Ｉ７）では印字中の吐出量では超えることがない値を設定しているので、第２閾値Ｄ２以上になることはない。 Similar processing is repeated, and as shown in FIG. 23A, the discharge amount D is less than the first threshold value D1 in the section I6. Therefore, as described above, the comparison determination with the first threshold value D1 is not performed thereafter, but the comparison determination with the second threshold value D2 is performed. Even if the discharge amount D is large as in the section I5, the second threshold value D2 is set to a value that does not exceed the discharge amount during printing for a certain period (sections I1 to I7) as described above. Therefore, the second threshold value D2 is not exceeded.
そして、図２３（ｂ）に示すように、区間Ｉ９において吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になっている。 And as shown in FIG.23 (b), the discharge amount D is more than the 2nd threshold value D2 in the area I9.
そのため、この場合は、図２４に示すように、予備吐出は実施されない。 Therefore, in this case, preliminary ejection is not performed as shown in FIG.
また、１度でも吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になればよいので、図２３（ｂ）で吐出量Ｄが第２閾値Ｄ２以上になった以後は、第２閾値Ｄ２との比較判断を実施しない。 Further, since the discharge amount D only needs to be equal to or greater than the second threshold value D2 even once, after the discharge amount D becomes equal to or greater than the second threshold value D2 in FIG. 23B, a comparison judgment with the second threshold value D2 is performed. Not implemented.
なお、前記第２実施形態及び第３実施形態において、判断結果により閾値との比較判断を中止しているが、中止せずに、閾値以上になった回数から予備吐出実施の有無を判断する制御を行うようにすることもできる。 In the second embodiment and the third embodiment, the comparison determination with the threshold is stopped based on the determination result, but the control for determining whether or not the preliminary ejection is performed is performed based on the number of times the threshold is exceeded without stopping. It is also possible to perform.
例えば、本吐出動作で吐出される区間毎の吐出量が閾値以上の区間数が所定数以上になるときには、所定の実施間隔で実施する定期的な予備吐出を実施しない構成とすることができる。この場合、第１閾値と第２閾値を区別しないで、単なる回数判別で行うこともできる。 For example, when the number of sections in which the discharge amount for each section discharged in the main discharge operation is greater than or equal to a threshold value is greater than or equal to a predetermined number, it may be configured not to perform periodic preliminary discharge that is performed at a predetermined execution interval. In this case, the first threshold value and the second threshold value are not distinguished from each other, and the determination can be performed by simple number determination.
また、上記各実施形態では、所定の実施間隔が所定時間である例で説明しているが、例えば液体吐出手段の移動回数（キャリッジの移動回数）が所定回数になる毎に、あるいは、液体吐出手段の累積移動量（キャリッジの累積移動量）が所定量になる毎に、予備吐出を実施する場合にも、本発明を同様に適用することができる。これらの場合の区間は、時間に代えて、回数や移動量で分割すればよい。 In each of the above embodiments, the example in which the predetermined execution interval is the predetermined time has been described. However, for example, every time the number of times of movement of the liquid discharge means (the number of times of movement of the carriage) reaches a predetermined number, The present invention can be similarly applied to the case where the preliminary discharge is performed every time the cumulative movement amount of the means (the cumulative movement amount of the carriage) reaches a predetermined amount. The sections in these cases may be divided by the number of times and the amount of movement instead of time.
また、本吐出動作における各区間毎の吐出量は、各区間毎に与えられる駆動波形から算出することもできる。 Further, the discharge amount for each section in the main discharge operation can also be calculated from the drive waveform given for each section.
本願において、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド若しくは液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッド若しくは液体吐出ユニットを駆動させて、液体を吐出させる装置の意味である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なもの（液体付着対象）に対して液体を吐出することが可能な装置が含まれる。 In the present application, the “device that discharges liquid” means a device that includes a liquid discharge head or a liquid discharge unit and drives the liquid discharge head or the liquid discharge unit to discharge the liquid. The apparatus for ejecting liquid includes an apparatus capable of ejecting liquid to an object to which liquid can adhere (a liquid adhesion target).
この「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド若しくは液体吐出ユニットと、液体吐出動作を制御する制御手段と、液体付着対象の給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置と称される装置などを含むことができる。 This "device for discharging liquid" includes a liquid discharge head or a liquid discharge unit, a control means for controlling the liquid discharge operation, means for feeding, transporting and discharging a liquid adhesion target, other pre-processing devices, An apparatus called a post-processing apparatus can be included.
また、「液体を吐出する装置」には、記録装置、印刷装置、画像形成装置、液滴吐出装置、液体吐出装置、処理液塗布装置、立体造形装置、噴射造粒法で微粒子を製造する装置、プリンタ、マルチファンクションプリンタ（ＭＦＰ）、３Ｄプリンタなどと称される装置を含む。 In addition, the “device for ejecting liquid” includes a recording device, a printing device, an image forming device, a droplet ejecting device, a liquid ejecting device, a treatment liquid applying device, a three-dimensional modeling device, and a device that produces fine particles by a jet granulation method. , Printers, multifunction printers (MFPs), and 3D printers.
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、３次元像を造形するものも含まれる。 Further, the “apparatus for ejecting liquid” is not limited to an apparatus in which significant images such as characters and figures are visualized by the ejected liquid. For example, what forms a pattern etc. which does not have a meaning itself, and what forms a three-dimensional image are also included.
上記「液体が付着するもの」とは液体が一時的にでも付着可能なものを意味する。「液体が付着する部材」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。 The above-mentioned “thing to which liquid adheres” means that liquid can adhere even temporarily. The material of the “member to which the liquid adheres” may be any material such as paper, thread, fiber, fabric, leather, metal, plastic, glass, wood, ceramics, or the like that can be adhered even temporarily.
また、「液体」は、インク、処理液、ＤＮＡ試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液なども含まれる。 “Liquid” also includes ink, treatment liquid, DNA sample, resist, pattern material, binder, modeling liquid, and the like.
また、「液体を吐出する装置」には、特に限定しない限り、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置のいずれも含まれる。 Further, the “device for ejecting liquid” includes both a serial type device that moves the liquid ejection head and a line type device that does not move the liquid ejection head, unless otherwise specified.
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドと別の機能部品や機構とを一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体を意味する。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持機構、主走査移動機構の構成を任意に液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。 The “liquid ejection unit” is an integrated unit of a liquid ejection head and other functional parts and mechanisms, and means an assembly of parts related to liquid ejection. For example, the “liquid discharge unit” includes a head tank, a carriage, a supply mechanism, a maintenance mechanism, and a main scanning movement mechanism arbitrarily combined with a liquid discharge head.
ここで、液体吐出ヘッドと別の機能部品／機構とが一体化しているとは、例えば、締結部材や接着若しくは熱カシメで固定、若しくはチューブ等で接続、若しくは互いに係合（一方が他方に対して摺動可能に係合しているものも含む）しているものを含む。また、液体吐出ヘッドと別の機能部品／機構とが直接、固定、接続、係合しているものに限らず、間に中間部材を介して固定、接続、係合しているものであっても良い。 Here, that the liquid discharge head and another functional component / mechanism are integrated is, for example, fixed by a fastening member, adhesion or heat caulking, or connected by a tube or the like (one is connected to the other). Including those that are slidably engaged). Further, the liquid ejection head and another functional component / mechanism are not limited to those directly fixed, connected, or engaged, but are fixed, connected, or engaged via an intermediate member. Also good.
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが、締結部材や接着などで固定されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが一体化されているものを挙げることができる。また、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが、チューブなどで相互に接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクとが一体化されているものを挙げることができる。また、これらの液体吐出ユニットにヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加したものを挙げることができる。 For example, the liquid discharge unit may include a unit in which the liquid discharge head and the head tank are integrated by fixing the liquid discharge head and the head tank with a fastening member or bonding. Moreover, the liquid discharge head and the head tank are connected to each other by a tube or the like, and the liquid discharge head and the head tank are integrated. Further, a unit in which a unit including a filter is added between the head tank and the liquid discharge head can be given to these liquid discharge units.
また、液体吐出ヘッドとキャリッジとが、締結部材や接着などで固定されて、液体吐出ヘッドとキャリッジとが一体化されているものを挙げることができる。また、液体吐出ヘッドとキャリッジとが、取り付ける取り付け部材を介して固定されて、液体吐出ヘッドとキャリッジとが一体化されているものを挙げることができる。 Moreover, the liquid discharge head and the carriage are fixed by a fastening member or adhesion, and the liquid discharge head and the carriage are integrated. Moreover, the liquid discharge head and the carriage are fixed through an attaching member to be attached, and the liquid discharge head and the carriage are integrated.
また、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に摺動可能に係合（若しくは取り付けた）させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構を一体化したものを挙げることができる。また、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に摺動可能に係合（若しくは取り付けた）させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構を一体化したものを挙げることができる。 Further, the liquid discharge head and the scanning movement mechanism can be integrated by slidably engaging (or attached) with a guide member that constitutes a part of the scanning movement mechanism. Further, the liquid discharge head, the carriage, and the main scanning movement mechanism are integrated by slidably engaging (or attaching) the carriage, to which the liquid discharge head is mounted, with a guide member that constitutes a part of the scanning movement mechanism. Can be mentioned.
また、液体吐出ヘッドに、維持機構の一部であるキャップを締結部材等で固定させて、液体吐出ヘッドと維持機構とを一体化したものを挙げることができる。液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持機構の一部であるキャップを締結部材等で固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持機構とを一体化したものを挙げることができる。 Further, the liquid discharge head may be a unit in which the cap, which is a part of the maintenance mechanism, is fixed with a fastening member or the like, and the liquid discharge head and the maintenance mechanism are integrated. An example in which a cap, which is a part of a maintenance mechanism, is fixed to a carriage to which a liquid ejection head is attached by a fastening member or the like, and the liquid ejection head, the carriage, and the maintenance mechanism are integrated.
また、液体吐出ヘッドの外部から内部に液体を供給するためのチューブが、液体ヘッドに接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構とを一体化したものを挙げることができる。また、チューブが接続された流路部品を液体吐出ヘッドに取り付けることで、流路部品を介して液体吐出ヘッドと供給機構とを一体化したものを挙げることができる。また、チューブが接続されたヘッドタンクを液体吐出ヘッドに取り付けることで、液体吐出ヘッドとヘッドタンクと供給機構とを一体化したものを挙げることができる。 Moreover, a tube for supplying a liquid from the outside to the inside of the liquid discharge head is connected to the liquid head, and the liquid discharge head and the supply mechanism are integrated. In addition, by attaching the flow path component connected to the tube to the liquid discharge head, a liquid discharge head and a supply mechanism can be integrated through the flow path component. Further, by attaching a head tank to which the tube is connected to the liquid discharge head, a liquid discharge head, a head tank, and a supply mechanism can be integrated.
上記主走査移動機構は、液体吐出ヘッドを主走査方向に移動させるための機構である。例えば、主走査移動機構は、液体吐出ヘッド又はキャリッジを案内するガイド部材、これらに駆動源、キャリッジの移動機構を組み合わせて構成される。ガイド部材単体も主走査移動機構に含むものとする。 The main scanning movement mechanism is a mechanism for moving the liquid ejection head in the main scanning direction. For example, the main scanning movement mechanism is configured by combining a liquid ejection head or a guide member for guiding a carriage, a drive source, and a carriage movement mechanism. The guide member alone is also included in the main scanning movement mechanism.
供給機構は、液体吐出ヘッドの外部に貯留されている液体を液体吐出ヘッドに供給するための機構である。例えば、供給機構は、液体カートリッジを装着する装填部及びチューブで構成される。また、チューブ単体、装填部単体でも供給機構に含むものする。 The supply mechanism is a mechanism for supplying liquid stored outside the liquid discharge head to the liquid discharge head. For example, the supply mechanism includes a loading unit and a tube for mounting the liquid cartridge. Further, a single tube and a single loading unit are included in the supply mechanism.
維持機構は、液体吐出ヘッドの性能の維持、回復を行うための機構である。例えば、維持機構は、キャップ、ワイパ部材、キャップに通じる吸引ポンプなどの吸引手段、空吐出受けのいずれか２以上を組み合わせたものである。
・維持機構が何を維持するのか説明するため、維持機構の機能を補足お願いします。
The maintenance mechanism is a mechanism for maintaining and recovering the performance of the liquid ejection head. For example, the maintenance mechanism is a combination of at least two of a cap, a wiper member, a suction means such as a suction pump leading to the cap, and an idle discharge receiver.
-Please supplement the function of the maintenance mechanism to explain what the maintenance mechanism maintains.
さらに、「液体吐出ユニット」として、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構と維持機構と供給機構とを一体化したものを挙げることができる。 Further, examples of the “liquid discharge unit” include a liquid discharge head, a carriage, a main scanning movement mechanism, a maintenance mechanism, and a supply mechanism that are integrated.
また、「液体吐出ヘッド」は、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば、上記実施形態で説明したような圧電アクチュエータ（積層型圧電素子を使用するものでもよい。）以外にも、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものでもよい。 The “liquid discharge head” is not limited to the pressure generating means to be used. For example, in addition to the piezoelectric actuator as described in the above embodiment (a multilayer piezoelectric element may be used), a thermal actuator using an electrothermal conversion element such as a heating resistor, a diaphragm and a counter electrode are included. An electrostatic actuator or the like may be used.
また、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。 In addition, the terms “image formation”, “recording”, “printing”, “printing”, “printing”, “modeling” and the like in the terms of the present application are all synonymous.
３ キャリッジ
４ 液体吐出ヘッド
１２ 搬送ベルト
１３ 搬送ローラ
２０ 維持回復機構
２１ 吸引キャップ
４０ 液体吐出ユニット
５００ 制御部
3
Claims (10)
前記液体吐出手段による本吐出動作を行っている途中で、前記液体吐出手段から所定の実施間隔で予備吐出を行う制御をする制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記実施間隔内で予め定めた複数の第１区間における前記本吐出動作で吐出される吐出量が、すべての前記第１区間で前記第１閾値以上であるとき、又は、前記実施間隔内で予め定めた複数の第２区間における前記本吐出動作で吐出される吐出量が、少なくとも１つの前記第２区間で、前記第１閾値よりも大きい第２閾値以上であるときには、前記予備吐出を実施しない制御をする
ことを特徴とする液体を吐出する装置。 Liquid ejection means having a nozzle for ejecting liquid;
Control means for performing preliminary discharge from the liquid discharge means at a predetermined execution interval during the main discharge operation by the liquid discharge means,
The control means includes
When the discharge amount discharged in the main discharge operation in a plurality of first intervals predetermined within the execution interval is equal to or more than the first threshold value in all the first intervals, or in advance within the execution interval The preliminary discharge is not performed when the discharge amount discharged in the main discharge operation in the plurality of predetermined second sections is equal to or larger than the second threshold value that is larger than the first threshold value in at least one second section. An apparatus for ejecting liquid, characterized by controlling.
ことを特徴とする請求項１に記載の液体を吐出する装置。 The start of the determination as to whether or not the discharge amount discharged in the main discharge operation is equal to or greater than the second threshold is later than the timing for starting the determination as to whether or not the discharge amount is equal to or greater than the first threshold. An apparatus for discharging the liquid described.
前記実施間隔の途中で、少なくとも大きな値から小さな値に変更される
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の液体を吐出する装置。 The second threshold value can be set to at least a relatively large value and a small value,
The apparatus for ejecting liquid according to claim 1, wherein the apparatus is changed from at least a large value to a small value during the execution interval.
前記実施間隔の途中で、少なくとも大きな値から小さな値に変更される
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の液体を吐出する装置。 The first threshold value can be set to at least a relatively large value and a small value,
The apparatus for ejecting liquid according to claim 1, wherein the apparatus is changed from at least a large value to a small value during the execution interval.
ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の液体を吐出する装置。 5. The apparatus for ejecting liquid according to claim 1, wherein the second threshold is equal to or greater than a preliminary ejection amount ejected by the preliminary ejection.
ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の液体を吐出する装置。 5. The liquid according to claim 1, wherein a value obtained by summing up the first threshold values in all the first sections is equal to or greater than a preliminary discharge amount discharged in the preliminary discharge. apparatus.
ことを特徴とする請求項１ないし６のいずれかに記載の液体を吐出する装置。 The apparatus for ejecting liquid according to claim 1, wherein the execution interval is determined by a predetermined time.
ことを特徴とする請求項１ないし７のいずれかに記載の液体を吐出する装置。 8. The apparatus for ejecting liquid according to claim 1, wherein the second section is the same section as at least a part of the first section.
前記液体吐出手段による本吐出動作を行っている途中で、前記液体吐出手段から所定の実施間隔で予備吐出を行う制御をする制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記実施間隔内で予め定めた複数の区間における前記本吐出動作で吐出される各区間毎の吐出量と予め定めた各区間における閾値とを比較し、前記吐出量が前記閾値以上の区間数が所定数以上であるときに、前記所定の実施間隔における予備吐出の実施及び不実施を制御する
ことを特徴とする液体を吐出する装置。 Liquid ejection means having a nozzle for ejecting liquid;
Control means for performing preliminary discharge from the liquid discharge means at a predetermined execution interval during the main discharge operation by the liquid discharge means,
The control means includes
The discharge amount for each section discharged in the main discharge operation in a plurality of predetermined sections within the execution interval is compared with a threshold value in each predetermined section, and the number of sections in which the discharge amount is equal to or greater than the threshold value An apparatus for ejecting liquid, characterized in that, when the number is equal to or greater than a predetermined number, the execution and non-execution of preliminary discharge at the predetermined execution interval are controlled.
前記実施間隔内で予め定めた複数の第１区間における前記本吐出動作で吐出される吐出量が、すべての前記第１区間で前記第１閾値以上であるとき、又は、前記実施間隔内で予め定めた複数の第２区間における前記本吐出動作で吐出される吐出量が、少なくとも１つの前記第２区間で、前記第１閾値よりも大きい第２閾値以上であるときには、前記予備吐出を実施しない制御をする処理をコンピュータに行わせるためのプログラム。 A program for causing a computer to perform a process of performing preliminary discharge from the liquid discharge unit at a predetermined execution interval while performing a main discharge operation by a liquid discharge unit having a nozzle for discharging a liquid. ,
When the discharge amount discharged in the main discharge operation in a plurality of first intervals predetermined within the execution interval is equal to or more than the first threshold value in all the first intervals, or in advance within the execution interval The preliminary discharge is not performed when the discharge amount discharged in the main discharge operation in the plurality of predetermined second sections is equal to or larger than the second threshold value that is larger than the first threshold value in at least one second section. A program that causes a computer to perform control processing.
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|---|---|---|---|---|
| JP2019064061A (en) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | ブラザー工業株式会社 | Liquid discharge device |
| JPWO2018110153A1 (en) * | 2016-12-16 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | Ink jet recording apparatus and ink discharge control method for ink jet recording apparatus |
| JP2020100072A (en) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | ローランドディー．ジー．株式会社 | Ink jet printer |
-
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- 2015-03-02 JP JP2015039893A patent/JP2016159502A/en active Pending
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