JP2016158912A - 衣類、生体信号測定装置、および生体信号検出用部材 - Google Patents

衣類、生体信号測定装置、および生体信号検出用部材 Download PDF

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龍介 川野
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隆子 石原
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Yasuhiro Sato
康博 佐藤
和彦 高河原
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和彦 高河原
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Abstract

【課題】生体信号の測定時における静電気の影響を低減する。【解決手段】本発明に係る衣類(100〜102)は、生体信号を受信する生体信号受信装置を接続するためのコネクタ(3)と、帯電防止機能を有する部材で形成されている領域に形成され、生体から生体信号を検知するための電極(2)と、帯電防止機能を有する部材で形成されている領域に形成され、コネクタと電極とを接続する配線(4)とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、生体信号を検知するための電極を有する生体信号モニタ用の衣類、当該衣類を備えた生体信号測定装置、および衣類に装着するための生体信号検出用部材に関する。
近年、心臓や脳などの組織から発生する電気信号(以下、「生体信号」と称する。)を検出する生体信号測定装置が増えつつある。生体信号測定装置としては、例えば、導電性の布地を用いた電極が設けられた生体信号モニタ用の衣類と、当該生体信号モニタ用衣類の電極を介して受信した心電、心拍、筋電、呼吸波等の微弱な生体信号を電気信号に変換し、無線によって送信する小型の生体信号受信装置とから構成されたものが知られている。
このような生体信号を常時モニタする生体信号測定装置では、検知対象の生体信号が微弱なため、静電気による雑音の影響を受け難くする必要がある。そこで、従来の生体信号測定装置では、電極を含む生体の計測部全体をシールドと称する導電性の布で囲い込み、その布をアースに接続することで静電気の影響を抑制していた。例えば非特許文献1には、腕の筋電位を測定する際に、導電性の布から成るシールド部材で電極を含む生体の計測部全体を囲い込むとともに腕全体を覆い、そのシールド部材をアースに落とすことで、静電気による外来ノイズの影響を軽減する技術が開示されている。
「導電性衣服のシールド効果と電源供給機能を用いた高精度多点表面筋電位測定システム」,新村達,秋田純一,櫻沢繁,戸田真志,情報処理学会論文誌Vol.48,No.12,p.3784−3792, 2007−12−15.
しかしながら、非特許文献1に開示された技術では、静電気によるノイズの影響を軽減するために、シールド部材を常にアースに接続しておく必要がある。そのため、例えば、屋外で生体信号測定装置を用いる場合には、シールド部材をアースに接続することは容易ではなく、使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、生体信号の測定時における静電気の影響を低減することにある。
本発明に係る衣類(100〜102)は、生体信号を受信する生体信号受信装置を接続するためのコネクタ(3)と、帯電防止機能を有する部材で形成されている領域に形成され、生体から前記生体信号を検知するための電極(2)と、前記帯電防止機能を有する部材で形成されている領域に形成され、前記コネクタと前記電極とを接続する配線(4)とを有することを特徴とする。
上記衣類において、前記帯電防止機能を有する部材は、衣類を構成する布地の少なくとも一部の領域に形成されていてもよい。
上記衣類において、前記帯電防止機能を有する部材(11)は、導電性の粒子を含む塗料を塗布した布であってもよい。
上記衣類において、前記帯電防止機能を有する部材は、導電性を有する樹脂シートであってもよい。
上記衣類は、前記衣類における前記生体に接触する面(1A)と反対側の面(1B)に、前記一部の領域を覆って形成された導電性を有するカバー(5、6)を更に有していてもよい。
上記衣類において、前記カバー(6)はメッシュ状に形成されていてもよい。
本発明に係る生体信号測定装置(300、301)は、上記衣類(100〜102)と、上記衣類の前記コネクタに接続する前記生体信号受信装置(200)とを備えることを特徴とする。
本発明に係る、衣類(100〜102)に装着するための生体信号検出用部材(11)は、導電性を有する樹脂シートと、前記樹脂シートに形成され、生体信号を受信する生体信号受信装置を接続するためのコネクタ(3)と、前記樹脂シートに形成され、生体から前記生体信号を検知するための電極(2)と、前記樹脂シートに形成され、前記コネクタと前記電極とを接続する配線(4)とを有することを特徴とする。
本発明によれば、生体信号の測定時における静電気の影響を低減することができる。
図1は、実施の形態1に係る生体信号モニタ用の衣類を有する生体信号測定装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、実施の形態1に係る衣類を生体に装着した場合の様子を模式的に示す図である。 図3は、実施の形態1に係る衣類の平面を模式的に示す図である。 図4は、実施の形態1に係る衣類と生体との接触面を模式的に示す図である。 図5は、実施の形態2に係る生体信号モニタ用の衣類を有する生体信号測定装置の構成を模式的に示す図である。 図6は、実施の形態2に係る衣類の平面を模式的に示す図である。 図7は、実施の形態2に係る衣類と生体との接触面を模式的に示す図である。 図8は、実施の形態2に係る衣類の電極と生体信号受信装置との接続部分の回路の一例を示す図である。 図9は、実施の形態2に係る衣類の電極と生体信号受信装置との接続部分の回路における各ノードの信号波形の一例を示す図である。 図10は、実施の形態3に係る衣類の平面を模式的に示す図である。 図11は、実施の形態3に係る衣類の導電性カバーの構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の実施の形態1に係る生体信号モニタ用の衣類を有する生体信号測定装置の構成を模式的に示す図である。
同図に示される生体信号測定装置300は、生体から生体信号を検知するための電極が設けられた生体信号モニタ用の衣類100と、生体信号受信装置200とを含む。
上記生体は、例えば人体である。衣類100は、例えば図2に示されるように、生体(人体)500に身に着けることにより、生体500に接触した上記電極を介して、心電、心拍、筋電、呼吸波等の生体信号を検知するものである。なお、本実施の形態においては、衣類100がシャツである場合を一例として説明する。
生体信号受信装置200は、衣類100によって検知した生体信号を受信するとともに電気信号に変換し、例えば無線によって送信する小型の携帯端末装置である。生体信号受信装置200と衣類100とは、例えばコネクタを介して接続されている。
衣類100は、布地1の少なくとも一部の領域10が帯電防止機能を有する部材で形成されており、領域10に、各種の電極やコネクタ等が設けられている。以下、衣類100の構成について、図3および図4を用いて詳細に説明する。
図3は、実施の形態1に係る衣類の平面を模式的に示す図である。同図には、衣類100における、各種の電極やコネクタ等が設けられた領域10が図示され、その他の領域については図示を省略している。
図4は、実施の形態1に係る衣類と生体との接触面を模式的に示す図である。同図には、衣類100と生体500との接触面を断面方向(図2のX方向)から見たときの領域10付近の構造が図示されている。
衣類100の領域10は、帯電防止機能を有している。すなわち、衣類100の領域10は、例えば、導電性の粒子(例えば金属粒子)を含む塗料(導電塗料)を塗布した布地や導電性を有する樹脂シート等の帯電防止機能を有する部材11によって形成されている。具体的に、帯電防止機能を有する部材11は、例えば、上記導電塗料を布地1における領域10に塗布して練り込むことにより、布地1と一体に形成することができる。または、導電性を有する樹脂シートから成る部材11を、縫製や接着材等によって布地1の領域10に貼り付けることにより、領域10に帯電防止機能を持たせることができる。ここで、導電性を有する樹脂シートとしては、導電性ポリマーから成るシートや、表面に導電塗料を塗布した樹脂から成るシート等を例示することができる。また、布地1は、その一部の領域に帯電防止機能を有する部材11を形成することができるものであればよく、その布地を構成する材質に特に制限はない。
図3に示されるように、衣類100の領域10には、電極2_1〜2_3、コネクタ3_1〜3_3、および配線4_1〜4_3が形成されている。電極2_1〜2_3、コネクタ3_1〜3_3、および配線4_1〜4_3は、例えば縫製や接着材等によって布地1の領域10に貼り付けられている。
電極2_1〜2_3(以下、総称する場合には、「電極2」と表記する。)は、生体500から発せられた生体信号を検知するものである。電極2は、生体500と接触可能なように、布地1における生体500と接触する面1Aに貼り付けられている。
配線4_1〜4_3(以下、総称する場合には「配線4」と称する。)は、電極2_1〜2_3と対応するコネクタ3_1〜3_3とを電気的に接続する信号線である。配線4_1〜4_3は、例えば、布地1の面1A上または布地1の内部を通るように形成されている。
コネクタ3_1〜3_3(以下、総称する場合には、「コネクタ3」と表記する。)は、衣類100と生体信号受信装置200とを接続するための機能部である。コネクタ3は、生体信号受信装置200と接続する部分が布地1における面1Aと反対側の面1Bから露出するように形成されている。例えば、布地1の面1Bにおけるコネクタ3の露出部分を、生体信号受信装置200に設けられたコネクタ(図示せず)と嵌合させることにより、衣類100の電極2と生体信号受信装置200とが電気的に接続される。これにより、電極2によって検知された生体信号は、配線5を伝搬し、コネクタ3を経由して生体信号受信装置200に入力される。そして、生体信号受信装置200は、入力された生体信号を電気信号に変換し、例えば無線によって外部に送信する。
以上、実施の形態1に係る衣類100によれば、布地1における生体信号が伝搬する電極2や生体信号受信装置200等を配置する領域10に帯電防止機能を持たせることにより、電極や生体信号受信装置200等の周辺における静電気の発生を抑制することができる。これによれば、従来のように衣類をアースに接続することなく、生体信号の測定時の静電気による雑音を低減することができるので、例えば、屋外や屋内といった生体信号の測定環境によらず、測定精度が高く、且つ使い勝手の良い生体信号測定装置を実現することができる。
≪実施の形態2≫
図5は、本発明の実施の形態2に係る生体信号モニタ用の衣類を有する生体信号測定装置の構成を模式的に示す図である。
同図に示される生体信号測定装置301を構成する実施の形態2に係る衣類101は、布地1の領域10の表面に導電性カバーを備える点において実施の形態1に係る衣類100と相違し、その他の点は衣類100と同様である。
なお、実施の形態2に係る衣類101において、実施の形態1に係る衣類100と同様の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
以下、実施の形態2に係る衣類101の具体的な構成について、図6および図7を用いて詳細に説明する。
図6は、実施の形態2に係る衣類の平面を模式的に示す図である。同図には、衣類101における、各種の電極やコネクタ等が設けられた領域10が図示され、その他の領域については図示を省略している。
図7は、実施の形態1に係る衣類と生体との接触面を模式的に示す図である。同図には、衣類101と生体500との接触面を断面方向(例えば図2のX方向)から見たときの領域10付近の構造が図示されている。
衣類101は、実施の形態1に係る衣類100と同様に、帯電防止機能を有する領域10に、電極2、コネクタ3、配線4が設けられている。衣類101は、更に、導電性カバー5を備える。導電性カバー5は、導電性を有する布、樹脂シート、または金属薄膜等のシート状の部材である。導電性カバー5としては、導電性高分子樹脂を含む布、銀メッキ糸で織られた布、導電性金属粒子を含んだシート状のラバー等を例示することができる。導電性カバー5は、布地1の領域10を表面から覆うように、縫製や接着材等によって固定される。具体的には、図6および図7に示されるように、導電性カバー5は、布地1における生体に接触する面1Aと反対側の面1Bに、領域10を覆うように固定される。
また、図7に示されるように、導電性カバー5は、衣類11と導電性カバー5との間に生体信号受信装置200を配置することができるように、布地1に固定されている。すなわち、コネクタ3に接続された状態の生体信号受信装置200を導電性カバー5で覆うことができるように、導電性カバー5が布地1に固定されている。導電性カバー5の固定方法としては、例えば、布地1との間に生体信号受信装置200を挿入するための隙間(開口)ができるように導電性カバー5を布地1に固定してもよいし、導電性カバー5の一部または全部が布地1に対して着脱可能となるように導電性カバー5を構成してもよい。
以下、導電性カバー5による作用・効果について、図8および図9を用いて詳細に説明する。
図8は、実施の形態2に係る衣類の電極と生体信号受信装置との接続部分の回路の一例を示す図である。同図には、生体信号受信装置200における電極2との接続部分の回路(差動増幅器2001)のみが図示されており、その他の部分の回路は図示を省略している。
図9は、実施の形態2に係る衣類の電極と生体信号受信装置との接続部分の回路における各ノードの信号波形の一例を示す図である。同図には、実施の形態2に係る衣類の周囲の静電気によって導電性カバー5の電位変化(静電気ノイズ)400が発生した場合における電極2_1、電極2_2、および差動増幅器2001のグラウンド電位GNDの各信号401〜403と差動増幅器2001の出力端子OUTの信号404の各信号波形の一例が図示されている。
図8に示されるように、例えば、電極2_1、2_2によって検知した生体信号を生体信号受信装置200内の差動増幅器2001によって増幅する場合を考える。この場合、導電性カバー5と、電極2_1、2_2、配線3_1、3_2、および増幅器2001のグラウンド電位(基準電位)GNDとは、寄生容量301〜305を介して容量結合される。そのため、図9に示すように、導電性カバー5における電位変化、すなわち静電気ノイズ400が、導電性カバー5を介して電極2_1、2_2、配線3_1、3_2、および増幅器2001のグラウンド電位GNDの各信号401〜403に共通に伝搬する。電極2_1、2_2、配線3_1、3_2、および増幅器2001のグラウンド電位GNDに重畳した静電気ノイズは同相であるため、差動増幅器2001によって、同相のノイズ成分がキャンセルされ、生体信号の信号成分のみが増幅された出力信号404が生成される。
例えば導電性カバー5を装着しなかった場合、電極2_1、2_2、配線3_1、3_2、および増幅器2001のグラウンド電位GNDの各容量結合成分(容量値)は、大きくばらついた状態となる。そのため、各ノードに重畳する静電気ノイズ成分の信号レベルや位相が揃わず、差動増幅器2001によって静電気ノイズ400を除去しきれない。これに対し、実施の形態2に係る衣類によれば、導電性カバー5によって、電極2_1、2_2、配線3_1、3_2、および増幅器2001のグラウンド電位GNDの寄生容量301〜305の容量値が強制的に規定される。これにより、各ノードに重畳する静電気ノイズ成分の信号レベルや位相を揃えることができ、差動増幅器2001による静電気ノイズ400の除去が容易となる。
以上、実施の形態2に係る衣類101によれば、帯電防止機能を有する領域10外において静電気が発生した場合であっても、生体信号モニタ用の電極2等を覆うように導電性カバー5を配置することにより、発生した静電気に起因する雑音の生体信号測定への影響を低減することができる。
すなわち、実施の形態2に係る衣類101によれば、実施の形態1に係る衣類100と同様に静電気の発生を低減させる効果に加えて、静電気が発生した場合であっても生体信号に重畳した静電気による雑音を除去することが容易となり、生体信号の測定精度の向上に資する。
≪実施の形態3≫
図10は、実施の形態2に係る衣類の平面を模式的に示す図である。
同図に示される実施の形態3に係る衣類102は、布地1の領域10の表面に固定する導電性カバーをメッシュ状に形成する点において実施の形態2に係る衣類101と相違し、その他の点は衣類101と同様である。なお、実施の形態3に係る衣類102において、実施の形態2に係る衣類101と同様の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、図10は、前述の図3や図6と同様に、衣類102における各種の電極やコネクタ等が設けられた領域10が図示され、その他の領域については図示を省略している。
衣類102は、メッシュ状に形成された導電性カバー6を備えている。
図11は、導線性カバー6の平面を模式的に示す図である。
図11に示されるように、導電性カバー6は、導電性の糸部材をメッシュ状(格子状)に織り込んだ構造を有している。導線性カバー6は、例えば、導電性繊維、導電性不織布、導電性金属薄膜、導電性粒子を含有する樹脂膜等を糸状にした導電性の糸部材61をベースとなる非導電性の生地60に、メッシュ状に織り込む、またはメッシュ状に貼り付けることによって、形成されている。
以上、実施の形態3に係る衣類102によれば、導電性カバーをメッシュ状に形成するので、実施の形態2に係る衣類101と同様に静電気による雑音を低減する効果に加え、導電性カバー5を製造する際の材量を削減することができ、生体信号モニタ用衣類の製造コストの低減を図ることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態では、布地1の一部の領域10に帯電防止機能を持たせる場合を例示したが、布地1の全部に帯電防止機能を持たせてもよい。例えば、導電塗料を塗布し練り込んだ布地を身生地として衣類100〜102を製造してもよい。また、実施の形態2および3の導電性カバー5,6を設ける場合には、布地1の領域10が帯電防止機能を有していなくてもよい。
また、布地1の領域10を樹脂シートで形成する場合には、導電性を有する樹脂シートに電極2、コネクタ3、および配線4を形成した生体信号検出用部材11を作製し、その生体信号検出用部材を領域10に縫製や接着材等によって固定してもよいし、生体信号検出用部材を領域10に着脱可能に貼り付けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、図1に示すように、衣類100〜102がシャツである場合を例示したが、本実施の形態に係る衣類は、身に着けるものであればよく、例えば、パンツ、腹まき、サポータ、バンド等であってもよい。
また、本実施の形態1乃至3に係る衣類100〜102と生体信号受信装置200との着脱機能は必ずしも必要ではなく、例えば、生体信号受信装置200を衣類100〜102と一体化してもよい。
また、生体信号受信装置200は、生体信号を受信して外部に送信する機能に加え、受信した生体信号に対して所定の信号処理を行う機能を有していてもよい。
1…布地、1A…布地の生体との接触面、1B…布地の接触面と反対側の面、2、2_1〜2_3…電極、3、3_1〜3_3…コネクタ、4、4_1〜4_3…配線、5、6…導電性カバー、10…領域、60…非導電性の生地、61…導電性の糸部材、100〜102…衣類、200…生体信号受信装置、2001…差動増幅回路、GND…グラウンド電位、300、301…生体信号測定装置、400…静電気ノイズ、401〜404…信号。

Claims (8)

  1. 生体信号を受信する生体信号受信装置を接続するためのコネクタと、
    生体から前記生体信号を検知するための電極と、
    前記コネクタと前記電極とを接続する配線と、
    を有する衣類において、
    前記衣類の生体に接触する面と反対側の面に、前記衣類を構成する布地の少なくとも一部の領域を覆って形成された導電性を有するカバーを有する
    ことを特徴とする衣類。
  2. 請求項1に記載の衣類において、
    前記電極が帯電防止機能を有する部材で形成されている領域に形成されている
    ことを特徴とする衣類。
  3. 請求項1または2に記載の衣類において、
    前記帯電防止機能を有する部材は、衣類を構成する布地の少なくとも前記一部の領域に形成されている
    ことを特徴とする衣類。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の衣類において、
    前記帯電防止機能を有する部材は、導電性の粒子を含む塗料を塗布した布である
    ことを特徴とする衣類。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の衣類において、
    前記帯電防止機能を有する部材は、導電性を有する樹脂シートである
    ことを特徴とする衣類。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の衣類において、
    前記カバーは、メッシュ状に形成されている
    ことを特徴とする衣類。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の衣類と、
    前記衣類の前記コネクタに接続する前記生体信号受信装置と、
    を備える生体信号測定装置。
  8. 衣類に装着するための生体信号検出用部材であって、
    導電性を有する樹脂シートと、
    前記樹脂シートに形成され、生体信号を受信する生体信号受信装置を接続するためのコネクタと、
    前記樹脂シートに形成され、生体から前記生体信号を検知するための電極と、
    前記樹脂シートに形成され、前記コネクタと前記電極とを接続する配線と、
    を有する生体信号検出用部材。
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