JP2016158087A - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器の接続先が変更された場合でも、この変更前の接続先の通信機器に、ネットワークを介した通信を行わせる。
【解決手段】車載端末10は、所定の距離以内に存在する外部機器と、近距離無線通信により無線接続するとともに、ネットワークNWに接続するための認証に用いられる認証機器20と無線接続した場合に、ネットワークNWに接続する機能を有する。車載端末10は、認証機器20の接続先が、通信機器30(30A又は30B)から自機に変更された場合に、この認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30を特定する。そして、車載端末10は、テザリング機能を起動して、特定した通信機器30が所定距離以内に存在するときは、無線LANにより当該通信機器30と無線接続して、当該通信機器30とネットワークNWとの通信を中継する。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部の通信機器がネットワークを介して行う通信を制御する技術に関する。
特許文献1には、ネットワークに接続するための1つの加入者識別番号を、複数の携帯端末で使用する場合に、加入者識別モジュールの不正使用を防止するための技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、携帯端末にSIM(Subscriber Identity Module)カードが装着されると、PIN(Personal Identification Number)コードによってユーザの認証を行う。ユーザの認証に成功した場合、SIMカードは、携帯端末の端末識別子(例えば、IMEI:International Mobile Equipment Identity)を、メモリに登録する。そして、SIMカードは、端末識別子が登録された携帯端末によるアクセスを可能にし、端末識別子が登録されていない携帯端末によるアクセスを不可能にする。
特開2012−74975号公報
特許文献1に記載の技術では、SIMカードが装着された携帯端末だけが、このSIMカードを使用して、通信事業者によって管理、運用されるネットワークに接続して通信することができる。このため、SIMカードが取り外された携帯端末は、以降、ネットワークに接続することができない。
これに対し、本発明の目的は、ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器の接続先が変更された場合でも、この変更前の接続先の通信機器に、ネットワークを介した通信を行わせることである。
上述した課題を解決するため、本発明の通信端末装置は、ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が第1の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と第1の通信方式により無線接続する第1の接続手段と、前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定する特定部と、前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続する第2の接続手段と、前記無線接続中において、特定された前記通信機器が第2の距離以内に存在するときは、当該通信機器と第2の通信方式により無線接続する第3の接続手段とを備える。
本発明の通信端末装置において、前記第2の通信方式により無線接続するための認証に用いられる認証情報を、前記第1の通信方式により、前記特定された前記通信機器へ送信する送信部を備え、前記第3の接続手段は、前記特定された前記通信機器が、前記認証情報を用いて認証された場合に、当該通信機器と前記第2の通信方式により無線接続してもよい。
本発明の通信端末装置において、前記特定部は、前記認証機器と直近に接続した一の通信機器、前記認証機器と過去に接続した全ての通信機器、又は予め決められた通信機器を特定してもよい。
この通信端末装置において、前記特定部は、時刻又は位置に応じて、前記一の通信機器、前記全ての通信機器、又は前記予め決められた通信機器を特定してもよい。
更に、前記特定部は、前記認証機器と接続した回数に応じて、前記一の通信機器、前記全ての通信機器、又は前記予め決められた通信機器を特定してもよい。
本発明の通信端末装置において、前記認証機器の接続先が自通信端末装置に変更されたことを契機として、前記特定された前記通信機器と無線接続してもよい。
本発明の別の態様の通信端末装置は、ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が所定の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と無線接続する第1の接続手段と、前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続する第2の接続手段と前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定する特定部とを備え、前記第1の接続手段は、前記無線接続中において、前記認証機器に加えて、特定された前記通信機器と無線接続する。
本発明のプログラムは、コンピュータに、ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が第1の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と第1の通信方式により無線接続するステップと、前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定するステップと、前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続するステップと、前記無線接続中において、特定した前記通信機器が第2の距離以内に存在するときは、当該通信機器と第2の通信方式により無線接続するステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明の別の態様のプログラムは、コンピュータに、ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が所定の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と無線接続するステップと、前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続するステップと、前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定するステップと、前記無線接続中において、前記認証機器に加えて、特定された前記通信機器と無線接続するステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器の接続先が変更された場合でも、この変更前の接続先の通信機器に、ネットワークを介した通信を行わせることができる。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る車載端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る認証機器のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る無線通信端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る接続実績DBに登録されるデータの構成を示す図。 同実施形態に係る車載端末の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る通信機器がネットワークに接続する場合に、通信システムで実行される処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る接続実績DBの構成の説明図。 同実施形態に係る通信システムの各装置の状態の説明図。 同実施形態に係る車載端末がネットワークに接続する場合に、通信システムで実行される処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る接続実績DBの構成の説明図。 同実施形態に係る通信システムの各装置の状態の説明図。 同実施形態における図12に続く各装置の状態の説明図。 本発明の第2実施形態に係る条件管理テーブルの構成例を示す図。 同実施形態に係る通信システムで実行される処理を示すシーケンス図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システム1の全体構成を示す図である。
図1に示すように、通信システム1は、車載端末10と、認証機器20と、複数の通信機器30(30A,30B)と、接続実績DB(Data Base)40とを含む。車載端末10、及び複数の通信機器30の各々は、ネットワークNWに接続する機能を有する。ネットワークNWは、所定の通信事業者によって管理、運用される公衆通信回線である。ネットワークNWは、移動通信網や交換機、基地局等を含む通信回線である。
認証機器20、及び通信機器30A,30Bは、ネットワークNWを利用するための契約を通信事業者と締結した、同一の加入者(契約者)によって所有される。ただし、これらの各装置を使用するユーザは、加入者自身である必要はなく、加入者の関係者(例えば、加入者の家族、加入者が法人であればそこに所属する者)等であってもよい。これに対し、車載端末10は、典型的には、自動車Cの所有者によって所有される。自動車Cの所有者は、加入者と同一の場合もあれば、異なる場合もある。後者の場合の一例として、自動車Cが、配車サービス(例えばカーシェアリング)で利用される自動車の場合がある。
なお、図1には、通信機器30として、通信機器30A,30Bの2台が示されているが、3台以上の通信機器30が存在してもよい。また、通信システム1には、他の加入者によって所有される、車載端末10、認証機器20、通信機器30も含まれるが、本実施形態では説明を省略する。
認証機器20は、ネットワークNWに接続するための認証に用いられる、携帯型の認証機器である。即ち、認証機器20は、一般的なSIMカードやUIM(User Identity Module)カード等と同じ用途で使用される。認証機器20は、通信事業者によって発行される。認証機器20は、各認証機器20を識別するための識別子を記憶する。この識別子のことを、以下では「認証識別子」という。認証機器20が、SIMカードやUIMカードと異なる点は、外部機器に装着されるのではなく、外部機器と無線接続される点にある。
車載端末10は、認証機器20との無線接続中において、ネットワークNWに接続する通信端末装置である。車載端末10は、ネットワークNWを介して、各種の通信サービスの提供を受ける。通信サービスの内容は、特に問わない。通信サービスは、カーナビゲーション等の、自動車Cの利用に関するサービスが含まれてもよいし、インターネット接続サービス等の、自動車Cの利用とは直接的には関係のないサービスが含まれてもよい。
通信機器30は、車載端末10と同様、認証機器20との無線接続中において、ネットワークNWに接続する通信機器である。通信機器30は、ここではスマートフォンであるが、タブレット型コンピュータや、フィーチャーフォン、ノート型パソコン等の他の携帯型の通信機器であってもよい。また、通信機器30は、携帯型ではなく、据置型の通信機器であってもよい。
接続実績DB40は、認証機器20と過去に接続した実績がある通信機器30を特定するためのデータベースである。即ち、接続実績DB40には、認証機器20を使用してネットワークNWに接続した通信機器30を特定する情報が登録されている。
図2は、車載端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、車載端末10は、制御部11と、UI(User Interface)12と、近距離無線通信部13と、ネットワーク通信部14と、無線LAN(Local Area Network)通信部15と、記憶部16と、測位部17とを備える。
なお、「条件管理テーブル161」は、後述する第2実施形態で用いられるデータであり、本実施形態には関係ないものとする。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)を含むプロセッサを備える。CPUは、ROM又は記憶部16に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、車載端末10の各部を制御する。UI部12は、例えばタッチスクリーンを採用した表示装置であり、ユーザインタフェースを提供する。
近距離無線通信部13は、例えば無線通信回路及びアンテナを有し、所定の距離(第1の距離)以内に存在する通信機器と第1の通信方式により無線接続する。ネットワーク通信部14は、本発明の第1の接続手段の一例である。第1の通信方式は、ここでは、Bluetooth(登録商標)の規格に準拠した近距離無線通信に対応している。このため、近距離無線通信部13は、おおよそ数メートルから数十メートル程度の距離以内に存在する外部機器と無線接続することができる。
なお、近距離無線通信部13は、NFC(Near Field Communication)等の、更に別の規格に準拠した近距離無線通信を行ってもよい。
ネットワーク通信部14は、例えば無線通信回路及びアンテナを有し、ネットワークNWに接続する。ネットワーク通信部14は、本発明の第2の接続手段の一例である。ネットワーク通信部14は、認証機器20と近距離無線通信部13との無線接続中において、ネットワークNWに接続する。
無線LAN通信部15は、例えば無線通信回路及びアンテナを有し、所定の距離以内に存在する外部機器と第2の通信方式により無線接続する。無線LAN通信部15は、認証情報(以下「LAN認証情報」という。)によって認証された外部機器と無線接続する。無線LAN通信部15は、本発明の第3の接続手段の一例である。第2の通信方式は、例えば、IEEE802.11(Wi−Fi:登録商標)の規格に準拠した無線通信に対応している。この場合、LAN認証情報は、例えば、SSID(Service Set Identifier)、及びWEP(Wired Equivalent Privacy)に従う暗号化キーを含む。典型的には、第2の通信方式により無線接続が可能な距離は、第1の通信方式のそれよりも長い。
記憶部16は、例えば不揮発性の半導体メモリで、制御部11により実行される各種のプログラムを記憶する。このプログラムには、例えば、ネットワークNWに接続して行う通信を管理するためのプログラムや、テザリング機能を実現するためのプログラムが含まれる。
測位部17は、例えばGPS(Global Positioning System)測位方式に従って車載端末10の位置を測定する。測定された位置は、例えば、緯度及び経度を用いて表される。
図3は、認証機器20のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、認証機器20は、制御部21と、近距離無線通信部22と、記憶部23とを備える。認証機器20の各ハードウェア回路は、例えば、車載端末10の同名のハードウェア回路と同一である。
制御部21は、認証機器20の各部を制御する。近距離無線通信部22は、外部機器と無線接続して、Bluetoothの規格に準拠した近距離無線通信を行う。記憶部23は、認証識別子を記憶する。認証識別子は、加入者を特定するための情報で、例えばICCID(Integrated Circuit Card ID)である。認証機器20の認証識別子は、ここでは「M−20」であるものとする。
図4は、通信機器30のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、通信機器30は、制御部31と、UI部32と、近距離無線通信部33と、ネットワーク通信部34と、無線LAN通信部35と、記憶部36とを備える。通信機器30の各ハードウェア回路は、例えば、車載端末10の同名のハードウェア回路と同一である。
制御部31は、通信機器30の各部を制御する。UI部32は、ユーザインタフェースを提供する。近距離無線通信部33は、外部機器と第1の通信方式により無線接続して、近距離無線通信を行う。ネットワーク通信部34は、認証機器20と、近距離無線通信部33との無線接続中において、ネットワークNWに接続する。
無線LAN通信部35は、外部機器と第2の通信方式により無線接続する。記憶部36は、制御部31により実行される各種のプログラムや、各通信機器30を一意に識別する機器識別子を記憶する。機器識別子は、例えばIMEIである。通信機器30Aの機器識別子は「NUM−30A」で、通信機器30Bの機器識別子は「NUM−30B」であるものとする。
図5は、接続実績DB40に登録されるデータの構成を示す図である。
図5に示すように、接続実績DB40では、認証機器20毎に、認証識別子に対応付けて、機器識別子と、接続日時情報とが登録されている。機器識別子は、認証機器20と過去に接続した実績がある通信機器30の機器識別子である。接続日時情報は、認証機器20を用いて通信機器30がネットワークNWと接続した日時を示す情報である。
図6は、車載端末10の制御部11の機能構成を示すブロック図である。制御部11は、プログラムを実行することにより、特定部111と、通信制御部112と、送信部113とに相当する機能を実現する。
特定部111は、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30を特定する。この特定のために、特定部111は、ネットワーク通信部14を介してネットワークNWと接続して、接続実績DB40から、この認証機器20の認証識別子に対応付けられた機器識別子を取得する。
通信制御部112は、通信に関する制御を行う。通信制御部112は、例えば、近距離無線通信部13を介して外部機器(例えば認証機器20)と無線接続する制御、及びネットワーク通信部14を介してネットワークNWと接続する制御を行う。更に、通信制御部112は、認証機器20との無線接続中において、無線LAN通信部15を介して、特定部111により特定された通信機器30と無線接続する制御を行う。通信制御部112は、例えば、認証機器20の接続先が車載端末10に変更されたことを契機として、特定部111により特定された通信機器30と無線接続する制御を行う。通信制御部112は、当該通信機器30とネットワークNWとの通信を、ネットワーク通信部14、及び無線LAN通信部15を介して中継する。
送信部113は、近距離無線通信部13を介して、LAN認証情報を特定部111により特定された通信機器30へ送信する。通信制御部112は、特定部111により特定された通信機器30が、LAN認証情報を用いて認証された場合に、この通信機器30と無線接続する制御を行う。
次に、本実施形態の動作を説明する。
<A:通信機器30がネットワークNWに接続する場合の動作>
図7は、通信機器30がネットワークNWに接続する場合に、通信システム1で実行される処理を示すシーケンス図である。図8は、接続実績DB40の構成を説明する図である。図9は、通信システム1の各装置の状態を説明する図である。以下の説明で参照する図面では、ネットワークNWとの接続を「NW接続」、無線LANとの接続を「LAN接続」と記載している場合がある。
まず、ユーザが、認証機器20を使用して、通信機器30BをネットワークNWに接続させようとしたとする。この場合、ユーザは、認証機器20と、通信機器30Bとを近接させる(例えば、接触させる)。これにより、認証機器20の近距離無線通信部22と、通信機器30Bの近距離無線通信部33とが無線接続して、ペアリングする(ステップS1)。
次に、認証機器20の制御部21は、近距離無線通信部22を介して、認証識別子「M−20」を、通信機器30Bへ送信する(ステップS2)。通信機器30Bの制御部31は、近距離無線通信部13を介して、認証識別子を取得すると、取得した認証識別子と、記憶部16に記憶された機器識別子「NUM−30B」とを、ネットワーク通信部14を介して、ネットワークNWへ送信する(ステップS3)。
ネットワークNWは、ステップS3で送信されたデータに基づいて、通信機器30Bの接続を許可するどうかを認証する。この認証は、SIMカードやUIMカードを用いて行われる認証と同様に行われてよい。この認証の後、ネットワークNWは、取得した認証識別子と、機器識別子とを、接続日時情報と対応付けて、接続実績DB40へ登録する(ステップS4)。ステップS4の登録により、接続実績DB40に登録される情報は、図8(A)に示すとおりとなる。接続日時情報は、例えば、ネットワークNWへの接続が許可された日時を示す。
そして、通信機器30Bは、図9(A)に示すように、ネットワークNWと接続する(ステップS5)。通信機器30Bは、ネットワークNWを介して、各種の通信サービスの提供を受ける。
次に、ユーザが、認証機器20を使用して、通信機器30AをネットワークNWに接続させようとしたとする。この場合、ユーザは、認証機器20と、通信機器30Aとを近接させる。これにより、認証機器20の近距離無線通信部22と、通信機器30Aの近距離無線通信部33とが無線接続して、ペアリングする(ステップS6)。
ステップS6のペアリングにより、認証機器20と通信機器30Bとのペアリングが解消される(即ち、無線接続が切断される)。このペアリングの解消により、通信機器30BのネットワークNWへの接続も切断される。これにより、認証機器20の接続先が、通信機器30Bから通信機器30Aに変更される。
次に、認証機器20の制御部21は、近距離無線通信部22を介して、認証識別子「M−20」を、通信機器30Aへ送信する(ステップS7)。通信機器30Aの制御部31は、近距離無線通信部13を介して、認証識別子を取得すると、取得した認証識別子と、記憶部16に記憶された機器識別子「NUM−30A」とを、ネットワーク通信部14を介して、ネットワークNWへ送信する(ステップS8)。
ネットワークNWは、通信機器30Aを認証した後、取得した認証識別子と、機器識別子とを、接続日時情報と対応付けて、接続実績DB40へ登録する(ステップS9)。ステップS9の登録により、接続実績DB40に登録される情報は、図8(B)に示すとおりとなる。
そして、通信機器30Aは、図9(B)に示すように、ネットワークNWと接続する(ステップS10)。通信機器30Aは、ネットワークNWを介して、各種の通信サービスの提供を受ける。
以上説明した処理は、通信機器30A,30Bを使用するユーザが自動車Cに乗車中であるか否かによらないで実行され得る。
続いて、車載端末10が認証機器20と無線接続した場合の動作を説明する。例えば、ユーザが認証機器20を携帯して自動車Cに乗車しているときに、以下で説明する処理が実行される。
<B:車載端末10がネットワークNWに接続する場合の動作>
図10及び図11は、車載端末10がネットワークNWに接続する場合に、通信システム1で実行される処理を示すシーケンス図である。図12は、通信システム1の各装置の状態を説明する図である。
ユーザが、認証機器20を使用して、車載端末10をネットワークNWに接続させようとした場合、認証機器20と車載端末10とを近接させる。これにより、認証機器20の近距離無線通信部22と、車載端末10の近距離無線通信部13とが無線接続して、ペアリングする(ステップS11)。ステップS11のペアリングにより、図12(A)に示すように、認証機器20の接続先が、通信機器30Aから車載端末10に変更される。
次に、認証機器20の制御部21は、近距離無線通信部22を介して、認証識別子「M−20」を、車載端末10へ送信する(ステップS12)。車載端末10の制御部11は、近距離無線通信部13を介して認証識別子を取得すると、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30を、ネットワーク通信部14を介して、ネットワークNWに問い合わせる(ステップS13)。この時点で、車載端末10は、図12(B)に示すように、ネットワークNWと接続される。ステップS13の問い合わせのデータには、少なくとも、認証機器20の認証識別子が含まれる。
ネットワークNWは、車載端末10からの問い合わせに応答して、認証機器20の認証識別子に対応付けられた機器識別子を、車載端末10に送信(応答)する(ステップS14)。ネットワークNWは、ここでは、機器識別子「NUM−30A」及び「NUM−30B」を送信する。ステップS14において、ネットワークNWは、更に接続日時情報を送信する。
車載端末10の制御部11は、ネットワーク通信部14を介して、ネットワークNWから機器識別子を取得すると、取得した機器識別子に基づいて、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30を特定する(ステップS15)。ここでは、接続実績DB40に登録された情報は図8(B)に示すとおりであるから、制御部11は、機器識別子が「NUM−30A」である通信機器30Aと、機器識別子が「NUM−30B」である通信機器30Bとをそれぞれ特定する。
次に、制御部11は、テザリング機能を起動する(ステップS16)。テザリング機能の起動により、車載端末10は、外部機器と、ネットワークNWとの通信を中継することが可能になる。テザリング機能の実行中においても、車載端末10は、ネットワークNWを介して提供される通信サービスの少なくとも一部を利用することが可能である。
次に、制御部11は、近距離無線通信部13を介して、通信機器30の探索処理を開始する(ステップS17)。探索処理は、近距離無線通信部13と無線接続可能な距離(第2の距離)以内、即ち通信可能エリア内に存在する通信機器30を探索する処理である。ここでは、図12(C)に示すように、近距離無線通信部13の通信可能エリア内に、通信機器30Aが存在し、通信機器30Bが存在しないものとする。例えば、通信機器30Aが自動車Cに乗車中のユーザに使用され、通信機器30Bが自動車Cに乗車中のユーザに使用されていない場合に、図12(C)に示す状態となる。
ここで、制御部11が、通信機器30Aの探索に成功したとする(ステップS18)。この場合、制御部11は、探索した通信機器30Aに、認証機器20との接続実績があるがあるかどうかを判定する(ステップS19)。ここでは、制御部11は「YES」と判定する。
ステップS19で「YES」と判定したことを契機として、制御部11は、近距離無線通信部13を介して、LAN認証情報を含む、無線LANを利用するための機能の起動指示を、通信機器30Aへ送信する(ステップS20)。通信機器30Aの制御部31は、近距離無線通信部33を介して起動指示を取得すると、無線LANを利用するための機能を起動し、更に、LAN認証情報を用いて、無線LAN通信部35を介して車載端末10に無線接続を要求する。車載端末10の制御部11は、当該要求に含まれるLAN認証情報を用いて、通信機器30Aを認証した場合に、無線LAN通信部15を介して通信機器30Aと無線接続する(ステップS21)。
この無線接続が開始すると、車載端末10の制御部11は、ネットワーク通信部14、及び無線LAN通信部15を介して、通信機器30AとネットワークNWと通信を中継する(ステップS22)。この中継により、通信機器30Aは、車載端末10を介してネットワークNWと通信することが可能となる。
制御部11は、探索した通信機器30毎に、探索処理を行って、通信の要否を判定する。制御部11は、通信可能エリア内に存在する通信機器30を探索した場合でも、この通信機器30に、認証機器20への接続実績がないと判定した場合は(ステップS19;NO)、起動指示を送信しない。
また、制御部11は、通信可能エリア外に存在する通信機器30Bについては、探索に失敗する。この場合、制御部11は、通信機器30Bに対して起動指示を送信しない。
この結果、通信システム1における各装置の接続の状態は、図13に示すとおりになる。
本実施形態によれば、認証機器20の接続先が、通信機器30Aから車載端末10に変更された場合でも、通信機器30Aは、車載端末10を介してネットワークNWと通信することができる。よって、通信機器30Aは、ネットワークNWを介して提供される通信サービスを、引き続き利用することができる。また、通信機器30Aは、車載端末10からの起動指示に応じて、無線LANを介して車載端末10に無線接続する制御を行う。この無線接続が、通信機器30Aのユーザの操作なしで実現されることにより、ユーザの操作の負担が増大することもない。
また、車載端末10は、探索処理を行うことにより、テザリング機能によりネットワークNWに接続させる通信機器を特定する。近距離無線通信の通信可能エリアと、自動車C内での利用を考慮すれば、車載端末10は、認証機器20のユーザが存在を把握できる通信機器30を対象として、ネットワークNWに接続させやすい。よって、認証機器20のユーザが意図しない通信機器30まで、ネットワークNWに接続される可能性は低い。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態では、車載端末10は、認証機器20と過去に接続実績がある全て通信機器30を、テザリング機能によりネットワークNWに接続させていた。これに対し、本実施形態の車載端末10は、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30のうち、所定の接続先条件を満たす通信機器30だけを、ネットワークNWに接続させる。この接続先条件は、記憶部16に記憶された条件管理テーブル161によって管理される。
なお、本実施形態の通信システム1に含まれる各装置のハードウェア構成、及び機能構成は、大略、上述した第1実施形態と同じである。ただし、特定部111は、条件管理テーブル161に基づいて、ネットワークNWに接続させる通信機器30を特定する。本実施形態において、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同等に機能する。
図14は、条件管理テーブル161の構成例を示す図である。条件管理テーブル161は、例えば、UI部12を介した情報の入力によって登録されてもよいし、製造段階等に予め登録されていてもよい。
<A:時刻に関する接続先条件>
図14(A)は、時刻に関する接続先条件が設定された場合の、条件管理テーブル161の構成例を示す。この場合、条件管理テーブル161では、時間帯と、接続先条件とが対応付けて登録されている。接続先条件は、テザリング機能によりネットワークNWに接続される対象となる通信機器30の条件である。ここでは、認証機器20と過去に接続実績がある、予め決められた通信機器30のみを接続させる「既定」と、認証機器20と過去に接続実績がある全ての通信機器30を接続させる「全て」と、認証機器20と直近に接続した通信機器30のみを接続させる「直近」とがある。
条件管理テーブル161では、時間帯「8:00〜16:59」に対応付けて、接続先条件が「既定」と設定されている。ここでは、ユーザが勤務中等の時間帯に、ユーザの把握していない通信機器30が接続の対象とならないようにしている。条件管理テーブル161では、時間帯「17:00〜21:59」に対応付けて、接続先条件が「全て」と設定されている。ここでは、ユーザが自動車Cに乗車する可能性のある時間帯に、ユーザの利便性を考慮して、全ての通信機器30を接続の対象としている。条件管理テーブル161では、時間帯「22:00〜7:59」に対応付けて、標準(デフォルト)の接続先条件である「直近」と設定されているものとする。
<B:位置に関する接続先条件>
図14(B)は、位置に関する接続先条件が設定された場合の、条件管理テーブル161の構成例を示す。この場合、条件管理テーブル161では、車載端末10の現在位置と、接続先条件とが対応付けて登録されている。車載端末10の現在位置は、測位部17により測定された位置によって特定される。図14(B)では、「現在位置」のフィールドには、場所の名称が記載されている。
条件管理テーブル161では、現在位置「自宅付近」に対応付けて、接続先条件が「全て」と設定されている。ユーザが、自動車Cの状況を把握しやすい場合には、ユーザの利便性を考慮して、全ての通信機器30を接続の対象としている。条件管理テーブル161では、現在位置「会社付近」に対応付けて、接続先条件が「既定」と設定されている。ここでは、ユーザが勤務中等の場合に、ユーザの把握していない通信機器30が接続の対象とならないようにしている。条件管理テーブル161では、現在位置「その他」に対応付けて、標準の接続先条件である「直近」と設定されているものとする。
<C:接続回数に関する接続先条件>
図14(C)は、車載端末10と認証機器20との接続回数に関する接続先条件が設定された場合の、条件管理テーブル161の構成例を示す。この場合、条件管理テーブル161では、接続回数と、接続先条件とが対応付けて登録されている。接続回数「1回」、即ち初回の接続の場合、接続先条件が「直近」と設定されている。初回の接続の場合、車載端末10と認証機器20とが同じ加入者によって所有されているかどうかが不明である。よって、通信のセキュリティ上の観点から、接続の対象の通信機器30の台数を、或る程度絞り込んでいる。この趣旨に照らせば、「直近」に代えて、「既定」とされてもよい。接続回数「2回以上」、即ち2回目以降の接続の場合、接続先条件が「全て」と設定されている。この設定の理由は、2回目以降の接続の場合、車載端末10と自動車Cとが同じ加入者によって所有されていると推定される。よって、ユーザの利便性を考慮して、全ての通信機器30を接続の対象としている。
本実施形態の通信システム1の動作を説明する。図15は、車載端末10がネットワークNWに接続する場合に、通信システム1で実行される処理を示すシーケンス図である。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
車載端末10の制御部11は、ステップS15で認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30を特定した後、更に、条件管理テーブル161に設定された接続先条件を満たす通信機器30を特定する(ステップS23)。そして、制御部11は、ステップS23で特定した通信機器30を対象として、ステップS16以降の処理を実行する。
これにより、車載端末10は、認証機器20と直近に無線接続した一の通信機器30、認証機器20と過去に無線接続した全ての通信機器30、又は予め決められた通信機器30を対象として、テザリング機能によりネットワークNWへ接続させることができる。
以上説明した条件管理テーブル161の構成は、あくまで一例である。また、車載端末10は、<A:時刻に関する接続先条件>、<B:位置に関する接続先条件>、及び<C:接続回数に関する接続先条件>で説明した接続先条件を、2つ以上組み合わせてもよい。
本実施形態の車載端末10によれば、そのときどきの状況に応じて、テザリング機能によりネットワークNWへ接続させる通信機器30の条件を設定することができる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
接続実績DB40は、ネットワークNWに接続されていなくてもよい。接続実績DB40は、例えば、認証機器20に備えられてもよい。この場合、認証機器20と通信機器30とがペアリングすると、通信機器30の制御部31は、近距離無線通信部33を介して、機器識別子を認証機器20へ送信する。認証機器20の制御部21は、近距離無線通信部22を介して取得した機器識別子と、自機の認証識別子とを対応付けて、接続日時情報とともに、接続実績DB40に登録する。
車載端末10の制御部11は、ステップS15で、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器を特定する場合には、近距離無線通信部13を介して認証機器20と無線接続することにより、接続実績DB40の情報を取得する。その他の構成及び動作は、上述した各実施形態と同じでよい。
この変形例において、機器識別子は、通信機器30と認証機器20と無線接続したことをもって登録されてもよいし、通信機器30がネットワークNWに接続したことをもって登録されてもよい。いずれの場合も、通信機器30と認証機器20との無線接続したことが登録の条件となっている。また、接続日時情報は、通信機器30と認証機器20とが無線接続した日時を示してもよいし、通信機器30がネットワークNWに接続した日時を示してもよい。
(変形例2)
ステップS17〜S18で説明した探索処理を、車載端末10ではなく、認証機器20が行ってもよい。この場合、制御部11は、ステップS16でテザリング機能を起動した後、近距離無線通信部13を介して、認証機器20に探索処理の実行命令を送信する。認証機器20の制御部21は、この実行命令に応じて、近距離無線通信部22を介して、認証機器20と無線接続可能な距離(第2の距離)以内、即ち通信可能エリア内に存在する通信機器30を探索する。制御部21は、通信機器30を探索した場合は、探索した通信機器30の機器識別子を含む成功通知を、近距離無線通信部22を介して、車載端末10へ送信する。車載端末10の制御部11は、近距離無線通信部13を介して取得した成功通知に含まれる機器識別子に基づいて、ステップS19以降の処理を実行する。
車載端末10がネットワークNWに接続している場合、認証機器20と車載端末10とが近距離無線通信が可能な距離に近接している。このため、認証機器20と車載端末10とのどちらの機器が探索処理を行ったとしても、テザリング機能によりネットワークNWへ接続させる通信機器30は、近い結果になると考えられる。
また、探索処理を省略して、車載端末10は、無線LAN通信部15と無線接続可能な距離(第2の距離)以内に存在する通信機器30と無線接続して、テザリング機能を実現してもよい。
(変形例3)
上述した各実施形態では、車載端末10は、認証機器20の近距離無線通信による無線接続の接続先が自通信端末装置に変更されたことを契機として、通信機器30と無線LANにより無線接続していた。この無線LANによる無線接続が開始されるタイミングは、車載端末10と認証機器20との無線接続中の別のタイミングであってもよい。例えば、ユーザのUI部12の操作によって指示されたことを契機として、車載端末10は、通信機器30と無線LANにより無線接続してもよい。
(変形例4)
車載端末10は、通信機器30毎の接続日時情報に基づいて、テザリング機能によりネットワークNWへの接続の可否を制御してもよい。車載端末10は、例えば、接続日時情報が示す接続日時が、現在日時から決められた期間以上前である通信機器30については、ネットワークNWへの接続を不可とする。これにより、車載端末10は、ユーザがあまり使用していない通信機器30まで、ネットワークNWに接続されるのを防止することができる。
(変形例5)
本発明の通信端末装置は、車載端末に限られない。本発明の通信端末装置は、例えば、モバイルルータによって実現されてもよい。この場合、認証機器20と通信機器30を携帯してユーザが自宅に帰宅した後、自宅に設置されたモバイルルータに、認証機器20の認証が変更される。この変更後、モバイルルータは、ネットワークNWに接続する一方で、通信機器30、及び自宅に設置されたその他の通信機器(例えば家電)と無線LANを介して接続して、これらの各機器をネットワークNWに接続させる。また、本発明の通信端末装置は、通信機器30と同様の装置によって実現されてもよい。
(変形例6)
上述した各実施形態で説明した構成及び動作の一部が省略されてもよい。
車載端末10は、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30に対して、LAN認証情報を送信する構成を備えなくてもよい。
また、車載端末10は、近距離無線通信部13、及びネットワーク通信部14を介して、通信機器30とネットワークNWとの間の通信を中継してもよい。この場合、通信システム1の各装置は、無線LANを介して通信するための構成を備えていなくてもよい。具体的には、制御部11は、近距離無線通信部13を介した認証機器20との無線接続中において、認証機器20と過去に接続実績がある通信機器30が所定の距離以内に存在するときは、認証機器20に加えて、当該通信機器30と無線接続する制御を行う。
また、上述した各実施形態で説明した処理の順番は、適宜変更されてもよい。
また、上述した各実施形態で説明した無線通信の規格は、あくまで一例である。
(変形例7)
上述した各実施形態の車載端末10の制御部11が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現され得る。制御部11の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、通信制御方法として把握することも可能である。
1…通信システム、10…車載端末、11,21,31…制御部、111…特定部、112…通信制御部、113…送信部、12,32…UI部、13,22,33…近距離無線通信部、14,34…ネットワーク通信部、15,35…無線LAN通信部、16,23,36…記憶部、17…測位部、161…条件管理テーブル、20…認証機器、30,30A,30B…通信機器、40…接続実績DB

Claims (9)

  1. ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が第1の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と第1の通信方式により無線接続する第1の接続手段と、
    前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続する第2の接続手段と、
    前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定する特定部と、
    前記無線接続中において、特定された前記通信機器が第2の距離以内に存在するときは、当該通信機器と第2の通信方式により無線接続する第3の接続手段と
    を備える通信端末装置。
  2. 前記第2の通信方式により無線接続するための認証に用いられる認証情報を、前記第1の通信方式により、前記特定された前記通信機器へ送信する送信部
    を備え、
    前記第3の接続手段は、
    前記特定された前記通信機器が、前記認証情報を用いて認証された場合に、当該通信機器と前記第2の通信方式により無線接続する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記特定部は、
    前記認証機器と直近に接続した一の通信機器、前記認証機器と過去に接続した全ての通信機器、又は予め決められた通信機器を特定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 前記特定部は、
    時刻又は位置に応じて、前記一の通信機器、前記全ての通信機器、又は前記予め決められた通信機器を特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 前記特定部は、
    前記認証機器と接続した回数に応じて、前記一の通信機器、前記全ての通信機器、又は前記予め決められた通信機器を特定する
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の通信端末装置。
  6. 前記第3の接続手段は、
    前記認証機器の接続先が自通信端末装置に変更されたことを契機として、前記特定された前記通信機器と無線接続する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  7. ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が所定の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と無線接続する第1の接続手段と、
    前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続する第2の接続手段と
    前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定する特定部と
    を備え、
    前記第1の接続手段は、
    前記無線接続中において、前記認証機器に加えて、特定された前記通信機器と無線接続する
    通信端末装置。
  8. コンピュータに、
    ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が第1の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と第1の通信方式により無線接続するステップと、
    前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続するステップと、
    前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定するステップと、
    前記無線接続中において、特定した前記通信機器が第2の距離以内に存在するときは、当該通信機器と第2の通信方式により無線接続するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    ネットワークに接続するための認証に用いられる認証機器が所定の距離以内に存在する場合に、当該認証機器と無線接続するステップと、
    前記認証機器との前記無線接続中において、前記ネットワークに接続するステップと、
    前記認証機器と過去に接続した実績がある通信機器を特定するステップと、
    前記無線接続中において、前記認証機器に加えて、特定された前記通信機器と無線接続するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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