JP2016157226A - 操作パネル及び操作パネルを備える画像形成装置 - Google Patents

操作パネル及び操作パネルを備える画像形成装置 Download PDF

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明洋 林
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Abstract

【課題】抵抗膜方式のタッチセンサーを備える操作パネルにおいて、連続タッチ操作による操作指示を、軽いタッチ操作によりスムーズに行うことが可能な操作パネルを提供する。
【解決手段】抵抗膜方式のタッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して操作指示を受け付ける操作パネルであって、タッチパネル上及びタッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーと、タッチが検出された場合に、その後のタッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、タッチの検出がなくなったことを示した場合に(S703:N)、非接触センサーの検出結果を参照して(S704,S705)ユーザーのタッチ操作が、連続タッチ操作であるか否かの推定をし、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす(S706)操作指示推定手段と、を備える操作パネル。
【選択図】図7

Description

本発明は、抵抗膜方式のタッチセンサーを備えた操作パネルに関し、特にタッチ操作の操作性を向上させる技術に関する。
例えば画像形成装置においては、操作パネルとしてタッチ操作による操作指示が可能なものが従来から用いられている。このタッチ操作によるタッチを検出するタッチセンサーとしては、抵抗膜方式のものと、静電容量方式のものが主に利用されているが、抵抗膜方式の方がコスト的に安価なため、上記操作パネルには、抵抗膜方式のタッチセンサーが搭載されることが多い。
抵抗膜方式のタッチセンサーにおいては、透明な抵抗膜(電極膜)2枚が互いに対向するように配置されてタッチパネルが構成され、一方の抵抗膜に電圧が印加された状態で、もう一方の抵抗膜がタッチ操作により押し込まれると両者の抵抗膜が接触(ショート)し、その時にもう一方の抵抗膜を通じて接触点電位が測定されることにより、タッチ位置が検出される。
又、近年では、特許文献1において開示されているように、マルチタッチを検出可能な抵抗膜方式のタッチセンサーが利用できるようになってきている。
これにより、ユーザーは、操作パネルの表示パネル(液晶表示パネル)上に配置された抵抗膜方式のタッチパネルを有するタッチセンサーを介して容易にタッチ操作による操作指示を行うことができる。
特開2011−76591号公報
しかしながら、上記のような抵抗膜方式のタッチセンサーの場合には、タッチパネルの抵抗膜が一定以上の圧力で押し込まれないとタッチ位置が検出できないため、スライド操作などのように、ユーザーが、上記タッチセンサーのタッチパネルに接触した状態でタッチ位置を移動させる連続タッチ操作を行う場合に、ユーザーが指先でタッチパネルの抵抗膜を押し込む力が弱いとタッチ位置の移動中に上記タッチセンサーによるタッチの検出が途切れてしまい、連続タッチ操作が終了したと誤判定されてしまうという不具合が生じる。
又、タッチの検出が途切れないように、表示パネル面を強く押し込み過ぎると、タッチ位置の移動の軌跡がジグザグ状になってしまう場合があり、同様に誤判定される恐れが生じる。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、抵抗膜方式のタッチセンサーを備える操作パネルにおいて、当該タッチセンサーのタッチパネル上でユーザーが連続タッチ操作による操作指示を、軽いタッチ操作によりスムーズに行うことが可能な操作パネル及び当該操作パネルを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る操作パネルは、抵抗膜方式のタッチパネルを積層した表示部に操作指示を受け付ける操作対象画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して表示した操作対象画像に対する操作指示を受け付ける操作パネルであって、前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーと、タッチ位置が検出された場合に、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、タッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記非接触センサーの検出結果を参照してユーザーのタッチ操作が、タッチ位置を連続移動させる連続タッチ操作であるか否かの推定をし、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす操作指示推定手段と、を備える。
ここで、前記操作指示推定手段は、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置が、前記タッチパネルの縦方向又は横方向へ移動し、かつ、移動時における前記タッチパネルから前記操作体の位置までの垂直方向の距離が所定距離以内である場合に前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定することとすることができる。
さらに、前記操作パネルは、前記タッチパネルに現在表示されている操作対象画像の内容を示す操作画面情報を取得する取得手段と、前記操作指示推定手段が、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した場合に、前記操作画面情報を参照して前記連続タッチ操作の態様を特定する操作態様特定手段と、を備えることとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した後、タッチが検出されない期間の長さが、閾値を超える場合に、前記連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した後、タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向及び前記横方向への移動がなくなった場合に、前記連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した後、タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記タッチパネルから前記操作体の位置までの垂直方向の距離が前記所定距離を超えた場合に、前記連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記検出結果の監視中において、タッチの検出が継続している場合には、当該継続中のタッチ位置の移動方向と、当該継続中に前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向又は前記横方向への移動方向とのなす角度が所定角度以内である場合に前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定することとすることができる。
前記操作指示推定手段は、タッチが検出されていない状態にあるときにタッチが検出された後、タッチ検出状態で、2点タッチか否かの判定基準となる基準時間を超える時間が経過する前に前記タッチセンサーにより、2つ目のタッチが検出された場合には、2点タッチが検出されたと判定し、当該検出後、2点タッチが検出されている状態で、検出されている2つのタッチ位置の内、少なくとも1つのタッチ位置が閾値時間以内に移動した場合に、前記タッチ操作が2点タッチの連続タッチ操作であると推定することとすることができる。
又、前記操作パネルは、2点タッチの2つのタッチ位置間の距離を算出する算出手段を備え、前記操作指示推定手段は、移動後のタッチ位置間の距離と移動前のタッチ位置間の距離との差分の絶対値が、差分閾値を超える場合に、推定した前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定し、前記差分閾値以下である場合に、当該態様が、ローテーション操作であると推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記非接触センサーの検出結果を参照し、前記操作体の位置が前記タッチパネル面の縦方向又は横方向に移動し、かつ、前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動している場合には、ピンチイン又はピンチアウト操作が継続されていると推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記操作体の位置が前記縦方向又は横方向に移動し、かつ、移動時における前記タッチパネル面から前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が所定距離以内である場合には、ローテーション操作が継続されていると推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない期間の長さが閾値を超える場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向及び前記横方向への移動がなくなった場合に、推定した対象の連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置が前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動しなくなった場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記タッチパネル面から、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が前記所定距離を超えた場合に、ローテーション操作が終了したと推定することとすることができる。
又、本発明の一形態に係る操作パネルは、抵抗膜方式のタッチパネルを積層した表示部に操作指示を受け付ける操作対象画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して表示した操作対象画像に対する操作指示を受け付ける操作パネルであって、前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーと、タッチ位置が検出された場合に、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、前記検出結果の監視中において、タッチの検出が継続している場合には、当該継続中のタッチ位置の移動方向と、当該継続中に前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向又は前記横方向への移動方向とのなす角度が所定角度以内である場合に前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定し、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす操作指示推定手段と、を備えることとすることができる。
又、本発明の一形態に係る操作パネルは、抵抗膜方式のタッチパネルを積層した表示部に操作指示を受け付ける操作対象画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して表示した操作対象画像に対する操作指示を受け付ける操作パネルであって、タッチが検出されていない状態にあるときにタッチが検出された後、タッチ検出状態で、2点タッチか否かの判定基準となる基準時間を超える時間が経過する前に前記タッチセンサーにより、2つ目のタッチが検出された場合には、2点タッチが検出されたと判定し、当該検出後、2点タッチが検出されている状態で、検出されている2つのタッチ位置の内、少なくとも1つのタッチ位置が閾値時間以内に移動した場合に、前記タッチ操作が2点タッチの連続タッチ操作であると推定し、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす操作指示推定手段を備えることとすることができる。
ここで、前記操作パネルは、2点タッチの2つのタッチ位置間の距離を算出する算出手段を備え、前記操作指示推定手段は、移動後のタッチ位置間の距離と移動前のタッチ位置間の距離との差分の絶対値が、差分閾値を超える場合に、推定した前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定し、前記差分閾値以下である場合に、当該態様が、ローテーション操作であると推定することとすることができる。
さらに、前記操作パネルは、前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーを備え、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記非接触センサーの検出結果を参照し、前記操作体の位置が前記タッチパネル面の縦方向又は横方向に移動し、かつ、前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動している場合には、ピンチイン又はピンチアウト操作が継続されていると推定することとすることができる。
又、前記操作パネルは、前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーを備え、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記操作体の位置が前記縦方向又は横方向に移動し、かつ、移動時における前記タッチパネル面から前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が所定距離以内である場合には、ローテーション操作が継続されていると推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない期間の長さが閾値を超える場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向及び前記横方向への移動がなくなった場合に、推定した対象の連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置が前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動しなくなった場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定することとすることができる。
又、前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記タッチパネル面から、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が前記所定距離を超えた場合に、ローテーション操作が終了したと推定することとすることができる。
又、本発明の一形態に係る画像形成装置は、前記操作パネルを備えることとすることができる。
上記構成を備えることにより、抵抗膜方式のタッチパネルへのタッチが検出された後、タッチの検出がなくなり、タッチ検出が途切れた場合においても、非接触センサーの検出結果を参照してユーザーのタッチ操作が、タッチ位置を連続移動させる連続タッチ操作であるか否かの推定が行われ、推定結果が肯定的である場合には、連続タッチ操作指示がされているとみなされるので、ユーザーは、連続タッチ操作による操作指示を、タッチの途切れを気にすることなく、軽いタッチ操作によりスムーズに行うことができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。 画像形成装置1の構成を示す機能ブロック図である。 操作パネル6の主要な機能構成を示す機能ブロック図である。 操作パネル6の概略平面図及び当該概略平面図のA−A'線における概略断面図である。 ジェスチャーセンサー62を搭載する操作パネル6において、検出領域内に操作体が侵入していない場合と、侵入している場合における電界の流れを模式的に示した図である。 パネル制御部600が行う連続タッチ操作監視処理の動作を示すフローチャートである。 1点タッチ操作処理の動作を示すフローチャートである。 連続タッチ操作継続推定処理の動作を示すフローチャートの一部を示す図である。 連続タッチ操作継続推定処理の動作を示すフローチャートの別の一部を示す図である。 スライド操作に対応する操作画面の具体例を示す。 ドラッグ操作に対応する操作画面の具体例を示す。 ドラッグ操作処理の動作を示すフローチャートである。 2点タッチ操作処理の動作を示すフローチャートである。 ピンチイン及びピンチアウト操作に対応する操作画面の具体例を示す。 ローテーション操作に対応する操作画面の具体例を示す。 ピンチイン・アウト操作処理の動作を示すフローチャートである。 ローテーション操作処理の動作を示すフローチャートである。
(実施の形態)
以下、本発明に係る一形態の操作パネルの実施の形態を、画像形成装置に適用した場合を例にして説明する。
[1]画像形成装置の構成
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。同図の符号1は、画像形成装置を示し、符号6は、操作パネルを、符号611は、操作パネル6の表示パネル(液晶表示パネル)上に配置された抵抗膜方式のタッチセンサーのタッチパネルを示す。同図に示すように、操作パネル6は、点線矢印Aで示す、画像形成装置1の正面側の上部に設けられている。以下、同図に示すようにタッチパネル611の横方向をX軸方向(右方向をX軸のプラス方向とする。)、タッチパネル611の縦方向をY軸方向(上方向をY軸のプラス方向とする。)、タッチパネル611の面に対し、垂直方向をZ軸方向(紙面手前方向をプラス方向とする。)とする。
図2は、画像形成装置1の構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御部10、画像プロセス部3、給紙部4、定着装置5、操作パネル6、画像読取部7等から構成され、操作パネル6には、抵抗膜方式のタッチセンサー61(以下、「タッチセンサー61」という。)とジェスチャーセンサー62が搭載されている。
制御部10は、所謂コンピュータであって、CPU100、通信インターフェース(I/F)部101、ROM102、RAM103、画像データ記憶部106等から構成され、画像形成装置1の全体の動作を制御する。
通信I/F部101は、LANカード、LANボードといったLAN(Local Area Network)に接続するためのインターフェースである。ROM102には、画像プロセス部3、給紙部4、定着装置5、操作パネル6、画像読取部7等を制御するための制御プログラム等が格納されている。RAM103は、CPU100のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
画像プロセス部3は、図示しない感光体ドラム、帯電器、現像器、露光部等から構成され、制御部10又は画像読取部7から入力された印刷用の画像データに基づき、給紙部4から供給される記録シートとしての用紙に画像を形成することにより印刷処理を実行する。給紙部4は、制御部10からの指示に応じて記録シートとしての用紙を画像プロセス部3に供給する。定着装置5は、制御部10からの指示に応じて記録シートとしての用紙に形成された画像を、当該用紙に熱定着させる。
操作パネル6は、図1に示す複数の入力キーと表示パネル(液晶表示パネル)を備え、表示パネルの表面にはタッチパネル611が積層されている。タッチパネル611からのタッチ入力又は入力キーからのキー入力により、ユーザーからの操作指示を受付け、制御部10に通知する。
図3は、操作パネル6の主要な機能構成を示す機能ブロック図である。操作パネル6は、パネル制御部600、タッチセンサー61、ジェスチャーセンサー62等から構成される。パネル制御部600は、CPU、メモリ等から構成され、操作パネル6全体の動作を制御するとともに、後述する連続タッチ操作監視処理を実行する。
パネル制御部600は、タッチ入力監視部601、空間位置監視部602、操作画面情報記憶部603、表示画面管理部604を有する。
タッチ入力監視部601は、抵抗膜方式タッチセンサー61から出力されるタッチの検出結果を監視する。空間位置監視部602は、後で詳述するジェスチャーセンサー62から出力される操作体の空間座標位置を監視する。ここで、「操作体」とは、ユーザーがタッチ操作時にジェスチャーセンサー62の検出領域内に侵入させるユーザーの指や手、或いは、ユーザーが手に持つタッチペン等の侵入物のことをいう。
操作画面情報記憶部603は、操作パネル6の表示パネルに表示可能な操作画面毎に設定されている操作画面情報を記憶している。「操作画面情報」とは、操作画面を識別する操作画面IDと、当該操作画面の操作対象画像に関する情報(操作対象画像の表示内容、表示領域等を示す情報)と、当該操作画面に対応する連続タッチ操作の識別子(ここでは、後述するスライド操作、ドラッグ操作、ピンチイン、ピンチアウト操作、ローテーション操作の各識別子、対応する連続タッチ操作がない場合には、当該識別子は付与されないものとする。)との対応関係を示す情報のことをいう。
表示画面管理部604は、タッチパネル611を積層した操作パネル6の表示パネルに表示中の操作画面を特定し、操作画面情報記憶部603に記憶されている操作画面情報を参照して、表示中の操作画面がどの連続タッチ操作に対応する操作画面であるか、或いは、表示中の操作画面が連続タッチ操作に非対応の操作画面であるかを判別する。
タッチセンサー61は、2点以上のマルチタッチの検出が可能な抵抗膜方式のタッチセンサーであり、当該タッチセンサーとしては、例えば、特許文献1の段落0041〜0095に記載のタッチセンサー(入力装置2)を用いることができる。
タッチセンサー61は、操作パネル6の表示パネル面上に積層されるタッチパネル611とタッチパネルコントローラー612等から構成される。タッチパネル611は、特許文献1の段落0042に記載の「タッチパネル4」と同様の構成を備える。タッチパネル611は、基板(上面がフィルム基板、下面がガラス基板)上に形成された透明な抵抗膜6111、6112が、不図示のスペーサーを挟んで対向するように配置され、抵抗膜6121のX軸方向に対向する両辺には、X座標を検出するための電極6111A、6111Bが設けられ、抵抗膜6112のY軸方向に対向する両辺には、Y座標を検出するための電極6112A、6112Bが設けられ、各電極は、タッチパネルコントローラー612と接続されている。
タッチパネルコントローラー612は、特許文献1の段落0043〜0054に記載の「制御回路100」と同様の構成を備え、タッチパネル611を制御し、タッチパネル611におけるタッチの有無、タッチが1点タッチか2点タッチであるかの判別、タッチの位置(ここでは、X―Y直交座標系の2成分としてタッチの位置が検出される。)等を検出し、検出結果をパネル制御部600に出力する。
タッチパネルコントローラー612は、タイミング制御部6121、電流検出部6122、電圧検出部6123、マルチタッチ判定部6124、距離判定部6125、座標生成部6126等から構成される。
タイミング制御部6121は、特許文献1の段落0045、0049に記載の「電圧生成部10」と同様の機能を有し、各抵抗膜の電極に電圧を印加するタイミングを交互に切り替える制御を行う。電流検出部6122は、特許文献1の段落0047、0052に記載の「電流検出部30」と同様の機能を有し、タッチパネル611の対応する入力端子から入力される電流の検出値と電圧検出部6123から検出された電圧に基づき算出された基準電流値との比較結果からの出力値をデジタル値に変換した後、マルチタッチ判定部6124、距離判定部6125へ出力する。電圧検出部6123は、特許文献1の段落0046、0050に記載の「電圧検出部20」と同様の機能を有し、タッチパネル611の対応する入力端子から入力される電圧を検出し、検出結果をデジタル値に変換した後、座標生成部6126へ出力する。
マルチタッチ判定部6124は、特許文献1の段落0076、0077に記載の「マルチタッチ判定部42」と同様の機能を有し、電流検出部6122から入力された電流値に基づいて、タッチが1点タッチか2点タッチであるかの判別を行い、判別結果を距離判定部6125、座標生成部6126へ出力する。
距離判定部6125は、特許文献1の段落0078〜0082に記載の「距離演算部44」と同様の機能を有し、タッチが2点タッチである場合に、電流検出部6122から入力された電流値に基づいて、2点間の距離を算出し、算出結果を座標生成部6126へ出力する。
座標生成部6126は、特許文献1の段落0074、0076、0083、0084に記載の「座標生成部48」と同様の機能を有し、電圧検出部6123から入力された電圧値に基づいてタッチの有無を判定し、タッチが1点タッチである場合には、当該電圧値に基づいてタッチ位置を決定する。そして、タッチが2点タッチである場合には、当該電圧値及び距離判定部6125から入力された2点間の距離の値に基づいて、2点の各タッチ位置を決定する。
ジェスチャーセンサー62は、タッチパネル611上及びタッチパネル611に近接した空間領域(例えば、タッチパネル面から垂直方向に15cm離れた空間領域)を検出領域とする非接触センサーである。ジェスチャーセンサー62は、ジェスチャーコントローラー620と電界発信アンテナ621、電界受信アンテナ622A、622B、622C、622D等から構成される。
ジェスチャーコントローラー620には、タイミング制御部6201、電界発信部6202、電界受信部6203、AD変換部6204、座標判定部6205が含まれる。ジェスチャーコントローラーとしては、例えば、マイクロチップ社のジェスチャーコントローラ(MGC3130)を用いることができる。
タイミング制御部6201は、パネル制御部600からの指示に応じて電界発信部6202及び電界受信部6203の機能を有効にするタイミングを制御する。
電界発信部6202は、電界発信アンテナ621と接続され、電界発信アンテナ621から一様な電界を発生させる。電界受信部6203は、電界受信アンテナ622A、622B、622C、622Dと接続され、各電界受信アンテナから電界の検出結果を取得する。
AD変換部6204は、電界受信部6203から出力される電界の検出結果を示すアナログ信号をデジタル値に変換して座標判定部6205に出力する。座標判定部6205は、AD変換部6204から入力された電界の検出結果に基づいて、検出領域内に侵入した操作体の空間位置を算出し、算出した空間位置を検出結果としてパネル制御部600に出力する。ここでは、X−Y−Z直交座標系の3成分として当該空間位置が算出される。
電界の検出結果に基づく空間位置の算出は、例えば、特許文献(特表2014−512615号公報)の段落0012〜0023に記載されている方法を用いることができる。
電界発信アンテナ621は、電界を発信するアンテナであり、図4(b)に示すように、操作パネル6の表示パネル(LCD(Liquid Crystal Display)602))の背面側に配置されている。電界受信アンテナ622A、622B、622C、622Dは、電界発信アンテナ621から発信された電界を受信するアンテナであり、図4(a)に示すように、タッチパネル611の周囲を囲むように操作パネル6に配置されている。図4(a)は、操作パネル6の概略平面図であり、図4(b)は、当該概略平面図のA−A'線における概略断面図である。図4(a)、(b)の符号601は、アンテナフレームを示し、符号602は、表示パネル(LCD)を示す。
図5は、上記の構成のジェスチャーセンサー62を搭載する操作パネル6において、検出領域内に操作体が侵入していない場合と、侵入している場合における電界の流れを模式的に示した図である。図5(a)は、前者の場合の電界の流れを、図5(b)は、後者の場合の電界の流れをそれぞれ示す。両図を比較すると、明らかなように、検出領域内に操作体が侵入している場合と侵入していない場合とでは、電界が変化する。この電界の変化量を、ジェスチャーセンサー62を用いて検出することにより、操作体の侵入の有無、及び検出領域内における操作体の空間位置が検出される。図5(a)、(b)の符号602は、表示パネルを、符号611は、タッチパネルを、符号621は、電界発信アンテナを、符号622A、622Bは、電界発信アンテナ621をそれぞれ示す。
図2の説明に戻って、画像読取部7は、図示しないスキャナなどの画像入力装置から構成され、用紙等の記録シートに記載されている文字や図形などの情報を読取り、画像データを形成する。
[2]連続タッチ操作監視処理
図6は、パネル制御部600が行う連続タッチ操作監視処理の動作を示すフローチャートである。パネル制御部600は、操作パネル6の電源がオンされると(ステップS601)、タッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62の検出動作を開始させる(ステップS602)。
パネル制御部600は、タッチセンサー61により1点タッチが検出されると(ステップS603:YES)、検出時刻を取得するとともにタッチセンサー61からタッチ検出位置(タッチ位置)を、ジェスチャーセンサー62から操作体の空間位置をそれぞれ取得して、検出時刻と対応付けて記録し、所定時間(例えば、0.1秒)毎にタッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62の検出結果を監視する監視動作を開始し(ステップS604)、時間(t)の計測を開始する(ステップS605)。
tが、2点タッチ判定基準時間を超えた場合に(ステップS606:YES)、パネル制御部600は、ステップS603において検出したタッチが、1点タッチ操作のためのタッチであると判定し(ステップS607)、後述する1点タッチ操作処理を実行する(ステップS608)。
ここで、「2点タッチ判定基準時間」とは、ユーザーの意図するタッチ操作が、1点タッチ操作であるか、2点タッチ操作であるかを判別するための基準時間のことをいい、予め画像形成装置1の製造者側によって設定される。tの計測を開始してから(1つ目のタッチが検出されてから)当該基準時間(例えば、0.2秒)以内に2つのタッチが検出された(2つ目のタッチが検出された)場合に、ユーザーの意図するタッチ操作が2点タッチ操作であると判定される。
ステップS606の判定結果が否定的である場合に(ステップS606:NO)、タッチパネル制御部600は、タッチセンサー61により2点タッチが検出(ステップS603における1つ目のタッチに続いて2つ目のタッチが検出)されると(ステップS609:YES)、検出時刻を取得するとともに、タッチセンサー61から2点タッチの検出位置をそれぞれ取得し、検出時刻とタッチ検出位置(タッチ位置)とを対応付けて記録する(ステップS610)。
そしてパネル制御部600は、ステップS603において検出したタッチが、2点タッチ操作のためのタッチであると判定し、tの計測を終了してtを0に初期化した後、tの計測を再開する(ステップS611)、後述する2点タッチ操作処理を実行する(ステップS608)。
又、パネル制御部600は、ステップS608又はステップS612の処理を実行した後、電源がオフされていない場合には(ステップS613:NO)、ステップ603の処理に移行し、ステップS613の処理の判定結果が肯定的である場合には(ステップS613:YES)、連続タッチ操作監視処理を終了する。
なお、上記において、言及していないが、ステップS603において2点同時タッチが検出された場合には、パネル制御部600は、ステップS611の処理に移行するものとする。
図7は、1点タッチ操作処理の動作を示すフローチャートである。パネル制御部600は、tが閾値時間を超えているか否かを判定する(ステップS701)。ここでは、閾値時間は、例えば、2秒とする。
ステップS701の判定結果が否定的である場合に(ステップS701:NO)、タッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62の検出結果の監視のタイミングが到来すると(ステップS702:YES)、パネル制御部600は、両センサーから検出結果を取得してタッチパネル611への1点タッチが検出されているか否かを判定する(ステップS703)。
1点タッチが検出されていない場合には(ステップS703:NO)、パネル制御部600は、ステップS703においてジェスチャーセンサー62から取得した検出結果が示す操作体のZ座標値(タッチパネル611と操作体との間の垂直方向(タッチパネル611の面に対し、垂直方向)の距離に相当する値)が、所定値(例えば、2cm)以下か否かを判定する(ステップS704)。
ステップS704の判定結果が肯定的である場合に(ステップS704:YES)、パネル制御部600は、さらに、ジェスチャーセンサー62から取得した検出結果が示す操作体のX座標値及びY座標値の示すXY座標位置が、1つ前の監視タイミング(例えば、1つ前の監視タイミングが監視動作開始時であれば、当該開始時)における当該XY座標位置から移動しているか否かを判定する(ステップS705)。
ここでは、例えば、以下のようにして上記座標位置が移動しているか否かを判定する。最新の操作体のX座標値、Y座標値をそれぞれXm、Ymとし、それより1つ前の監視タイミングにおける操作体のX座標値、Y座標値をそれぞれXm-1、Ym-1としたとき、式((Xm−Xm-12+(Ym−Ym-121/2が示す値(両座標位置間のX‐Y座標上における距離に相当する値)が移動閾値(例えば、5mm)以上である場合に、上記座標位置が移動していると判定し、当該値が移動閾値未満である場合に、移動していないと判定する。
そして、ステップS705の判定結果が肯定的である場合に(ステップS705:YES)、パネル制御部600は、ステップS603において検出されたタッチにより、ユーザーが意図しているタッチ操作が、連続タッチ操作であると推定し、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなし(ステップS706)、後述する連続タッチ操作継続推定処理を実行する(ステップS707)。
又、ステップS705の判定結果が否定的である場合には(ステップS705:NO)、パネル制御部600は、ステップS603において検出されたタッチによるタッチ操作が無効であると判定し、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS712)。
ステップS701の判定結果が肯定的である場合(ステップS701:YES)、パネル制御部600は、ジェスチャーセンサー62から検出結果を取得し、検出結果が示す
操作体のZ座標値が上記所定値(例えば、2cm)以下か否かを判定する(ステップS708)。そして判定結果が肯定的である場合に(ステップS708:YES)、パネル制御部600は、ステップS712の処理に移行する。
又、ステップS708の判定結果が否定的である場合には(ステップS708:NO)、パネル制御部600は、ステップS603において検出されたタッチによりユーザーが意図しているタッチ操作が非連続の1点タッチ操作であると推定し、当該1点タッチ操作による操作指示がされたとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS713)。
又、ステップS703の判定結果が肯定的である場合には(ステップS703:YES)、パネル制御部600は、検出時刻を取得するとともに、当該検出時刻とステップ703において取得した検出結果が示すタッチ検出位置(タッチ位置)と空間位置とを対応付けて記録し、さらに、tの計測を終了して、tを0に初期化した後、tの計測を再開する(ステップS709)。
次に、パネル制御部600は、ステップS703において取得した検出結果が示すタッチ検出位置(タッチ位置)が、当該タッチ検出位置の検出時刻よりも1つ前の検出時刻におけるタッチ検出位置(タッチ位置)から移動しているか否かを判定する(ステップS710)。
ここで、タッチ検出位置(タッチ位置)が移動しているか否かの判定は、例えば、両タッチ検出位置間の距離が、上記移動閾値(例えば、5mm)以上であるか否かにより行うこととする。すなわち、両タッチ検出位置間の距離が、上記移動閾値以上である場合に、移動していると判定し、上記移動閾値未満である場合に移動していないと判定する。
そして、ステップS710の判定結果が肯定的である場合に(ステップS710:YES)、パネル制御部600は、上記1つ前の検出時刻におけるタッチ検出位置(タッチ位置)から最新の検出時刻におけるタッチ検出位置(タッチ位置)への移動方向と、上記1つ前の検出時刻における操作体のXY座標上の位置から上記最新の検出時刻における操作体のXY座標上の位置への移動方向とのなす角度が所定角度(例えば、30°)以内であるか否かを判定する(ステップS711)。
そして、ステップS711の判定結果が肯定的である場合に(ステップS711:YES)、パネル制御部600は、ステップS706の処理に移行し、当該判定結果が否定的である場合に(ステップS711:NO)、ステップS712の処理に移行する。
又、ステップS710の判定結果が否定的である場合には(ステップS710:NO)、パネル制御部600は、ステップS705の処理へ移行する。
図8及び図9は、連続タッチ操作継続推定処理の動作を示すフローチャートである。パネル制御部600は、操作画面情報記憶部603から表示パネルを介してタッチパネル611に表示されている操作画面の操作画面情報を取得し(ステップS801)、表示中の操作画面が、スライド操作に対応する操作画面であるか否かを判定する(ステップS802)。図10は、スライド操作に対応する操作画面の具体例を示す。
図10(a)に示す当該操作画面において、タッチパネル611上をユーザーが指でタッチしながら、スライド操作(タッチ位置を矢印Aの方向へ移動(同図では、横(X軸)方向へ移動)させる操作)を行うと、操作画面の操作対象画像がスライド操作に連動して矢印Bの方向(タッチ位置の移動方向)に動き、操作画面の操作対象画像の表示位置が図9(b)に示すように移動する。
ステップS802の判定結果が肯定的である場合に(ステップS802:YES)、パネル制御部600は、ステップS706において推定した連続タッチ操作の態様がスライド操作であると推定し、後述するフリック操作がされているか否かを示すフラグ値Fをフリック操作がされていないことを示す0に設定し(ステップS803)、tが閾値時間を超えているか否かを判定する(ステップS804)。
ステップS804の判定結果が否定的である場合に(ステップS804:NO)、タッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62の検出結果の監視のタイミングが到来すると(ステップS805:YES)、パネル制御部600は、両センサーから検出結果を取得してタッチパネル611への1点タッチが検出されているか否かを判定する(ステップS806)。
1点タッチが検出されていない場合には(ステップS806:NO)、パネル制御部600は、ステップS705の処理と同様にして操作体のXY座標位置が移動しているか否かを判定し(ステップS807)、判定結果が肯定的である場合には(ステップS807:YES)、ステップS704の処理と同様にして操作体のZ座標値が所定値以下か否かを判定する(ステップS808)。
そして、ステップS808の判定結果が肯定的である場合には(ステップS808:YES)、パネル制御部600は、さらに、ジェスチャーセンサー62から取得した検出結果が示す操作体のZ座標値の示すZ座標位置が、1つ前の監視タイミングにおける当該Z座標位置から、Z軸のプラス方向に移動しているか否かを判定する(ステップS809)。当該判定は、例えば、以下のようして行う。フリック操作が行われた否かの判定基準となるフリック判定基準距離(例えば、2mm)を予め設定しておき、ジェスチャーセンサー62から取得した検出結果が示す操作体のZ座標値の示すZ座標位置が、1つ前の監視タイミングにおける当該Z座標位置から、フリック判定基準距離以上、Z軸のプラス方向へ移動しているか否かを判定することにより行う。具体的には、フリック判定基準距離以上移動している場合に、Z軸のプラス方向に移動していると判定し、フリック判定基準距離以上移動していない場合に、Z軸のプラス方向へ移動していないと判定する。
パネル制御部600は、ステップ809の判定結果が否定的である場合に(ステップS809:NO)、パネル制御部600は、ステップS803において推定したスライド操作が継続中であると推定し、スライド操作による操作指示がされているとみなす(ステップS810)。又、ステップS809の判定結果が肯定的である場合には(ステップS809:YES)、パネル制御部600は、スライド操作中にフリック操作が行われていると推定し、フリック操作による操作指示がなされているとみなし、フラグ値Fをフリック操作がされていることを示す1に設定する(ステップS811)。
ここで、「フリック操作」とは、タッチパネル面に沿って指をスライドさせながら移動させた後、指を弾くようにタッチパネル面から離隔させる操作のことをいう。
又、ステップS806の判定結果が肯定的である場合には(ステップS806:YES)、パネル制御部600は、検出時刻を取得するとともに、当該検出時刻とステップ806において取得した検出結果が示すタッチ検出位置(タッチ位置)と空間位置とを対応付けて記録し、さらに、tの計測を終了して、tを0に初期化した後、tの計測を再開する(ステップS812)。
次に、パネル制御部600は、ステップS806において取得した検出結果が示すタッチ検出位置(タッチ位置)が、当該タッチ検出位置の検出時刻よりも1つ前の検出時刻におけるタッチ検出位置(タッチ位置)から移動しているか否かを、ステップS710の場合と同様にして判定する(ステップS813)。なお、ここでは、1つ前の検出時刻において、タッチが検出されていない場合には、パネル制御部600は、ステップS806において取得した検出結果が示すタッチ検出位置が移動していない(ステップS813:NO)と判定することとする。
そして、ステップS813の判定結果が肯定的である場合に(ステップS813:YES)、パネル制御部600は、ステップS711の場合と同様にして上記1つ前の検出時刻におけるタッチ検出位置(タッチ位置)から最新の検出時刻におけるタッチ検出位置(タッチ位置)への移動方向と、上記1つ前の検出時刻における操作体のXY座標上の位置から上記最新の検出時刻における操作体のXY座標上の位置への移動方向とのなす角度が所定角度以内であるか否かを判定する(ステップS814)。
ステップS813の判定結果が否定的である場合には(ステップS813:NO)、パネル制御部600は、ステップS807の処理に移行し、ステップS814の判定結果が否定的である場合には(ステップS814:NO)、ステップS803において推定したスライド操作が終了したと推定し、スライド操作による操作指示が終了したとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS816)。又、ステップS804の判定結果が肯定的である場合又はステップS807又はステップS808の判定結果が否定的である場合には(ステップS804:YES又はステップS807:NO又はステップS808:NO)、パネル制御部600は、フラグ値Fが1であるか否かを判定し(ステップS815)、フラグ値が1である場合には(ステップS815:YES)、ステップS811において推定したフリック操作が終了したと推定し、フリック操作による操作指示が終了したとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS817)。
又、ステップS815の判定結果が否定的である場合には(ステップS815:NO)、パネル制御部600は、ステップ816の処理に移行する。
又、ステップS802の判定結果が否定的である場合に(ステップS802:NO)、パネル制御部600は、さらに、表示中の操作画面が、ドラッグ操作に対応する操作画面であるか否かを判定する(ステップS818)。
図11は、ドラッグ操作に対応する操作画面の具体例を示す。図11(a)に示す当該タッチパネル611に表示されている操作画面の操作対象画像101の表示領域内をユーザーが指でタッチしながら、ドラッグ操作(タッチ位置を矢印Cの方向へ移動(同図では上(Y軸)方向へ移動)させる操作)を行うと、操作画面の操作対象画像101がドラッグ操作に連動して矢印Dの方向(タッチ位置の移動方向)に動き、操作対象画像101の表示位置が図11(b)に示すように移動する。
ステップS818の判定結果が肯定的である場合に(ステップS818:YES)、パネル制御部600は、ステップS706において推定した連続タッチ操作の態様がドラッグ操作であると推定し(ステップS819)、後述するドラッグ操作処理を実行する(ステップS821)。
ステップS818の判定結果が否定的である場合には(ステップS818:NO)、パネル制御部600は、ステップS706において推定した連続タッチ操作が操作無効であると判定し、操作指示がなかったものとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS820)。
図12は、ドラッグ操作処理の動作を示すフローチャートである。同図において、図8及び図9のスライド操作処理の処理内容(ステップS804〜ステップS817)と処理内容が同一のステップについては、図8のステップ番号と同一のステップ番号を付与して説明を省略し、以下、相違点について説明する。
ステップS808の判定結果が肯定的である場合に(ステップS808:YES)、パネル制御部600は、ステップS819において推定したドラッグ操作が継続中であると推定し、ドラッグ操作による操作指示がされているとみなす(ステップS1101)。
又、ステップS804の判定結果が肯定的である場合(ステップS804:YES)、又は、ステップS807の判定結果が否定的である場合(ステップS807:NO)、又はステップS808の判定結果が否定的である場合(ステップS808:NO)、パネル制御部600は、ステップS819において推定したドラッグ操作が終了したと推定し、ドラッグ操作による操作指示が終了したとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS1102)。
これにより、1点タッチ検出後、タッチの検出がなくなり、タッチ検出が途切れた場合においても、ジェスチェセンサー62の検出結果を監視することにより、タッチの検出がない時の操作体の空間位置の移動状況が監視され、操作体の空間位置がタッチパネル611から所定値以下の距離にあり、空間位置(XY座標位置)が移動している場合に連続タッチ操作による操作指示がされているとみなされるので、1点タッチの連続タッチ操作を行っているときに、ユーザーのタッチの検出が途切れた場合にも精度よく連続タッチ操作を検出することができる。
又、操作体の空間位置のZ軸方向の移動の有無を監視することにより、フリック操作がなされたか否かが推定され、推定結果が肯定的である場合には、フリック操作による操作指示がされているとみなされるので、ユーザーのタッチの検出が途切れた場合にも精度よくフリック操作を検出することができ、連続タッチ操作におけるユーザーの利便性を向上させることができる。
さらに、1点タッチ検出状態が継続している場合においても、ジェスチャーセンサー62による検出結果も参照して連続タッチ操作がなされているか否かの推定がされるので、1点タッチ検出状態が継続している期間においても精度よく連続タッチ操作を検出することができる。
図13は、2点タッチ操作処理の動作を示すフローチャートである。パネル制御部600は、tが閾値時間(例えば、2秒)を超えているか否かを判定する(ステップS1201)。ステップ1201の判定結果が否定的である場合に(ステップS1201:NO)、タッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62の検出結果の監視のタイミングが到来すると(ステップS1202:YES)、パネル制御部600は、タッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62から検出結果を取得してタッチパネル611への2点タッチが検出されているか否かを判定する(ステップS1203)。
パネル制御部600は、タッチセンサー61により2点タッチが検出されていると(ステップS1203:YES)、検出時刻を取得するとともにステップS1203において取得した検出結果の示す2点のタッチ検出位置(タッチ位置)と空間位置を、検出時刻と対応付けて記録する(ステップS1204)。
次にパネル制御部600は、取得した2点のタッチ検出位置(タッチ位置)の内、少なくとも1つのタッチ検出位置(タッチ位置)が、1つ前の検出時刻のタッチ検出位置(タッチ位置)から移動したか否かを判定する(ステップS1205)。当該判定は、例えば、以下のようにして行うことができる。取得した2点のタッチ検出位置(タッチ位置)をそれぞれA2、B2とし、1つ前の2点のタッチ検出位置(タッチ位置)をA1、B1とすると、まず、A2とA1間の距離及びA2とB1間の距離を算出し、距離が短い方をDとする。
同様に、B2とA1間の距離及びB2とB1間の距離を算出し、距離が短い方をEとする。そして、DとEの何れかの距離が、所定距離(例えば、5mm)以上である場合に移動していると判定し、DとEの何れもが所定距離未満である場合に、移動していないと判定する。
ステップS1205の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1205:YES)、パネル制御部600は、ステップS609及びステップS1203において検出された2点タッチにより、ユーザーが意図している2点タッチ操作が、連続タッチ操作であると推定し、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす(ステップS1206)。
次にパネル制御部600は、ステップS1203において取得した2点のタッチ検出位置間の距離X2及び1つ前の検出時刻の2点のタッチ検出位置間の距離X1をそれぞれ算出し(ステップS1207)、X2とX1の差分の絶対値が差分閾値(例えば、2mm)を超えるか否かにより、2点タッチ検出位置が略等距離の間隔で移動しているか否かを判定する(ステップS1208)。
当該絶対値が差分閾値を超え、2点タッチ検出位置が略等距離で移動していない場合には(ステップS1208:YES)、パネル制御部600は、X2とX1を比較し、X1の方が大きい(X2−X1<0)場合には(ステップS1209:NO)、パネル制御部600は、ステップS1206において推定した連続タッチ操作の態様がピンチイン操作であると推定し、ピンチイン操作による操作指示がされているとみなし、tの計測を終了して、tを0に初期化した後、tの計測を再開する(ステップS1210)。
ステップS1209において、X2の方が大きい(X2−X1>0)場合には(ステップS1209:YES)、パネル制御部600は、ステップS1206において推定した連続タッチ操作の態様がピンチアウト操作であると推定し、ピンチアウト操作による操作指示がされているとみなし、tの計測を終了して、tを0に初期化した後、tの計測を再開する。(ステップS1211)。
そして、パネル制御部600は、操作画面情報記憶部603からタッチパネル611を積層した表示パネルに表示されている操作画面の操作画面情報を取得して、表示されている操作画面がピンチイン及びピンチアウト操作に対応する操作画面であるかを判定し(ステップS1212)、ピンチイン及びピンチアウト操作に対応する操作画面である場合には(ステップS1212:YES)、後述するピンチイン・アウト操作処理を実行する(ステップS1213)。又、ステップS1212の判定結果が否定的である場合には(ステップS1212:NO)、パネル制御部600は、ステップS1211又はステップS1211で推定したピンチイン操作又はピンチアウト操作が無効であると判定して、当該操作による操作指示を無効とみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS1214)。
図14は、ピンチイン及びピンチアウト操作に対応する操作画面の具体例を示す。図13(a)は、ユーザーがタッチパネル611上でピンチイン操作を行い、操作画面の表示倍率を縮小させている様子を示す。ここで、「ピンチイン操作」とは、2本の指でタッチパネル611をタッチしながら、2本の指を、両者のタッチ位置の間隔が狭まるようにタッチパネル面に沿ってスライドさせながら移動させ、両指をタッチ面から離隔させる操作のことをいう。
図13(b)は、ユーザーがタッチパネル611上でピンチアウト操作を行い、操作画面の表示倍率を拡大させている様子を示す。ここで、「ピンチアウト操作」とは、2本の指でタッチパネル611をタッチしながら、2本の指を、両者のタッチ位置の間隔が広がるようにタッチパネル面に沿ってスライドさせながら移動させ、両指をタッチ面から離隔させる操作のことをいう。
又、ステップS1208において、上記絶対値が差分閾値以下で、2点タッチ検出位置が略等距離で移動している場合には(ステップS1208:NO)、パネル制御部600は、ステップS1206において推定した連続タッチ操作の態様がローテーション操作であると推定し、ローテーション操作による操作指示がされているとみなし、tの計測を終了して、tを0に初期化した後、tの計測を再開する(ステップS1215)。
そして、パネル制御部600は、操作画面情報記憶部603からタッチパネル611を積層した操作パネル6の表示パネルに表示されている操作画面の操作画面情報を取得して、表示されている操作画面がローテーション操作に対応する操作画面であるかを判定し(ステップS1216)、ローテーション操作に対応する操作画面である場合には(ステップS1216:YES)、後述するローテーション操作処理を実行する(ステップS1217)。
又、ステップS1216の判定結果が否定的である場合には(ステップS1216:NO)、パネル制御部600は、ステップS1215で推定したローテーション操作が無効であると判定して、当該操作による操作指示を無効とみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS1218)。
又、ステップ1201の判定結果が肯定的である場合には(ステップS1201:YES)、パネル制御部60は、2点タッチ操作が無効であると判定し、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS1219)。
図15は、ローテーション操作に対応する操作画面の具体例を示す。図15(a)(b)は、ローテーション操作による操作指示が行われることにより、操作画面に表示されている操作対象画像141がローテーション操作に連動して回転移動される様子を示す。「ローテーション操作」とは、2本の指でタッチパネル611をタッチし、両指間の距離を略等間隔に維持しながらタッチ位置を回転移動させる操作のことをいう。
図16は、ピンチイン・アウト操作処理の動作を示すフローチャートである。パネル制御部600は、tが閾値時間を超えているか否かを判定する(ステップS1501)。
ステップS1501の判定結果が否定的である場合に(ステップS1501:NO)、タッチセンサー61及びジェスチャーセンサー62の検出結果の監視のタイミングが到来すると(ステップS1502:YES)、パネル制御部600は、両センサーから検出結果を取得してタッチパネル611への2点タッチが検出されているか否かを判定する(ステップS1503)。
2点タッチが検出されていない場合には(ステップS1503:NO)、パネル制御部600は、ステップS705の処理と同様にして操作体のXY座標位置が移動しているか否かを判定し(ステップS1504)、判定結果が肯定的である場合には(ステップS1504:YES)、パネル制御部600は、さらに、ジェスチャーセンサー62から取得した検出結果が示す操作体のZ座標値の示すZ座標位置が、1つ前の監視タイミングにおける当該Z座標位置から、Z軸のプラス方向へ移動しているか否かを判定する(ステップS1505)。当該判定は、ステップS809の判定の場合と同様に、ピンチイン又はピンチアウト操作が行われた否かの判定基準となるピンチイン・アウト判定基準距離(例えば、2mm)を予め設定しておき、ジェスチャーセンサー62から取得した検出結果が示す操作体のZ座標値の示すZ座標位置が、1つ前の監視タイミングにおける当該Z座標位置から、ピンチイン・アウト判定基準距離以上、Z軸のプラス方向へ移動しているか否かを判定すすることにより行う。具体的には、ピンチイン・アウト判定基準距離以上移動している場合に、Z軸のプラス方向に移動していると判定し、ピンチイン・アウト距離以上移動していない場合に、Z軸のプラス方向へ移動していないと判定する。
ステップS1505の判定結果が肯定的である場合には(ステップ1505:YES)、パネル制御部600は、ピンチイン又はピンチアウト操作が継続されていると推定し、当該操作による操作指示がなされているとみなす(ステップS1506)。
又、ステップS1504又はステップS1505の判定結果が否定的である場合には(ステップS1505:NO)、ステップS1210又はステップS1211において推定したピンチイン操作又はピンチアウト操作が終了したと推定し、当該操作による操作指示が終了したとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS1507)。
又、ステップS1503の判定結果が肯定的である場合(ステップS1503:YES),パネル制御部600は、検出時刻を取得するとともに、当該検出時刻とステップ1503において取得した検出結果が示すタッチ検出位置(タッチ位置)とを対応付けて記録し、さらに、tの計測を終了して、tを0に初期化した後、tの計測を再開する(ステップS1508)。
次にパネル制御部600は、ステップS1503において取得した2点のタッチ検出位置間の距離X2及び1つ前の検出時刻の2点のタッチ検出位置間の距離X1をそれぞれ算出し(ステップS1509)、X2とX1の差分の絶対値が差分閾値(例えば、2mm)を超えるか否かにより、2点タッチ検出位置が移動しているか否かを判定する(ステップS1510)。なお、ここでは、1つ前の検出時刻において、2点タッチが検出されていない場合には、パネル制御部600は、2点タッチ検出位置が移動していない(ステップS1510:NO)と判定することとする。
上記絶対値が差分閾値を超え、2点タッチ検出位置が移動している場合(ステップS1510:YES)、パネル制御部600は、ステップS1506の処理に移行し、ステップS1510の判定結果が否定的である場合には(ステップS1510:NO)、ステップS1504の処理に移行する。
図17は、ローテーション操作処理の動作を示すフローチャートである。同図において、図16のピンチイン・アウト処理と処理内容が同一のステップについては、図16のステップ番号と同一のステップ番号を付与して説明を省略し、以下、相違点について説明する。
パネル制御部600は、ステップS1504の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1504:YES)、ステップS704の処理と同様にして操作体のZ座標値が所定値以下か否かを判定する(ステップS1601)。そして、ステップS1601の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1601:YES)、パネル制御部600は、ステップS1215において推定したローテーション操作が継続中であると推定し、ローテーション操作による操作指示がされているとみなす(ステップS1604)。
又、ステップS1504又はステップS1601の判定結果が否定的である場合に(ステップS1504:NO又はステップS1601:NO)、パネル制御部600は、ステップS1215において推定したローテーション操作が終了したと推定し、当該操作による操作指示が終了したとみなし、tの計測及び両センサーの監視動作を終了する(ステップS1605)。
又、パネル制御部600は、ステップS1509の処理を行った後、|X2−X1|が差分閾値(例えば、2mm)以下であるか否かを判定し(ステップS1602)、ステップS1602の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1602:YES)、さらに、ステップS1205と同様の処理を行なうことにより、取得した2点のタッチ検出位置の内、少なくとも1つのタッチ検出位置が、1つ前の検出時刻のタッチ検出位置から移動したか否かを判定する(ステップS1603)。又、ステップS1602の判定結果が否定的である場合には(ステップS1602:NO)、パネル制御部600は、ステップS1504の処理に移行する。なお、ここでは、1つ前の検出時刻において、2点タッチが検出されていない場合には、パネル制御部600は、ステップS1602の判定が否定的であると(ステップS1602:NO)と判定することとする。
そして、ステップS1603の判定結果が肯定的である場合に(ステップS1603:YES)、パネル制御部600は、ステップS1604の処理に移行し、当該判定結果が否定的である場合に(ステップS1603:NO)、ステップS1504の処理に移行する。
これにより、2点タッチの連続タッチ操作の場合も、1点タッチの場合と同様に、2点タッチ検出後、2点タッチが検出されなくなり、2点タッチ検出が途切れた場合においても、ジェスチェセンサー62の検出結果を監視することにより、2点タッチが検出されない時の操作体の空間位置の移動状況が監視され、操作体の空間位置のXY座標位置及びZ座標位置の移動状況に基づいて、連続タッチ操作がなされているか否かが推定され、推定結果が肯定的である場合に操作指示がされているとみなされるので、連続タッチ操作を行っているときに、ユーザーの2点タッチの検出が途切れた場合にも精度よく2点タッチによる連続タッチ操作を検出することができる。
このように、本実施の形態では、抵抗膜方式のタッチパネルにおいて、ユーザーが連続タッチパネル操作を軽いタッチ操作により行い、抵抗膜方式のタッチセンサーによりタッチが途中で検出されなくなっても、ジェスチャーセンサーの検出結果を用いて、連続タッチ操作がなされているか否かが推定される。そして推定結果が肯定的である場合には、連続タッチ操作による操作指示がなされているとみなされるので、ユーザーは、抵抗膜方式のタッチパネル上において、連続タッチ操作による操作指示を、タッチパネルを強く押し込むことなく、軽いタッチ操作によりスムーズに行うことができる。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態では、操作体の空間位置を検出する非接触センサーとして電界を検出する非接触センサー(ジェスチャーセンサー)を用いたが、当該空間位置を検出する非接触センサーとして用いることができる非接触センサーは、電界を検出するものに限定されず、他の方式(例えば、赤外線を用いた方式)の非接触センサーを用いて当該空間位置を検出することとしてもよい。一方、コスト面から考えると、他の非接触センサーに比べ、電界方式の非接触センサーは、安価であり、抵抗膜方式のタッチセンサーと組み合わせたとしても、静電容量方式のタッチセンサーを用いる場合よりもコストを低く抑えることが可能であるので、上記実施の形態の非接触センサーを用いることが好ましい。
(2)上記実施の形態では、操作パネル6を画像形成装置に適用した場合について説明したが、上記実施の形態に係る操作パネル6の適用範囲は、画像形成装置に限定されるものではなく、画像形成装置以外の機器にも適用できることは、勿論のことである。
本発明は、抵抗膜方式のタッチセンサーを備えた操作パネルに関し、特にタッチ操作の操作性を向上させる技術として利用できる。
1 画像形成装置
3 画像プロセス部
4 給紙部
5 定着装置
6 操作パネル
7 画像読取部
10 制御部
61 タッチセンサー
62 ジェスチャーセンサー
600 パネル制御部
611 タッチパネル
612 タッチパネルコントローラー
620 ジェスチャーコントローラー

Claims (25)

  1. 抵抗膜方式のタッチパネルを積層した表示部に操作指示を受け付ける操作対象画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して表示した操作対象画像に対する操作指示を受け付ける操作パネルであって、
    前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーと、
    タッチ位置が検出された場合に、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、タッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記非接触センサーの検出結果を参照してユーザーのタッチ操作が、タッチ位置を連続移動させる連続タッチ操作であるか否かの推定をし、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす操作指示推定手段と、
    を備えることを特徴とする操作パネル。
  2. 前記操作指示推定手段は、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置が、前記タッチパネルの縦方向又は横方向へ移動し、かつ、移動時における前記タッチパネルから前記操作体の位置までの垂直方向の距離が所定距離以内である場合に前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定する
    ことを特徴とする請求項1記載の操作パネル。
  3. 前記タッチパネルに現在表示されている操作対象画像の内容を示す操作画面情報を取得する取得手段と、
    前記操作指示推定手段が、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した場合に、前記操作画面情報を参照して前記連続タッチ操作の態様を特定する操作態様特定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の操作パネル。
  4. 前記操作指示推定手段は、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した後、タッチが検出されない期間の長さが、閾値を超える場合に、前記連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の操作パネル。
  5. 前記操作指示推定手段は、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した後、タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向及び前記横方向への移動がなくなった場合に、前記連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の操作パネル。
  6. 前記操作指示推定手段は、前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定した後、タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記タッチパネルから前記操作体の位置までの垂直方向の距離が前記所定距離を超えた場合に、前記連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の操作パネル。
  7. 前記操作指示推定手段は、前記検出結果の監視中において、タッチの検出が継続している場合には、当該継続中のタッチ位置の移動方向と、当該継続中に前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向又は前記横方向への移動方向とのなす角度が所定角度以内である場合に前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作パネル。
  8. 前記操作指示推定手段は、タッチが検出されていない状態にあるときにタッチが検出された後、タッチ検出状態で、2点タッチか否かの判定基準となる基準時間を超える時間が経過する前に前記タッチセンサーにより、2つ目のタッチが検出された場合には、2点タッチが検出されたと判定し、
    当該検出後、2点タッチが検出されている状態で、検出されている2つのタッチ位置の内、少なくとも1つのタッチ位置が閾値時間以内に移動した場合に、前記タッチ操作が2点タッチの連続タッチ操作であると推定する
    ことを特徴とする請求項1記載の操作パネル。
  9. 2点タッチの2つのタッチ位置間の距離を算出する算出手段を備え、
    前記操作指示推定手段は、移動後のタッチ位置間の距離と移動前のタッチ位置間の距離との差分の絶対値が、差分閾値を超える場合に、推定した前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定し、前記差分閾値以下である場合に、当該態様が、ローテーション操作であると推定する
    ことを特徴とする請求項8記載の操作パネル。
  10. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記非接触センサーの検出結果を参照し、前記操作体の位置が前記タッチパネル面の縦方向又は横方向に移動し、かつ、前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動している場合には、ピンチイン又はピンチアウト操作が継続されていると推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作パネル。
  11. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記操作体の位置が前記縦方向又は横方向に移動し、かつ、移動時における前記タッチパネル面から前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が所定距離以内である場合には、ローテーション操作が継続されていると推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作パネル。
  12. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない期間の長さが閾値を超える場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作パネル。
  13. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向及び前記横方向への移動がなくなった場合に、推定した対象の連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作パネル。
  14. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置が前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動しなくなった場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作パネル。
  15. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記タッチパネル面から、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が前記所定距離を超えた場合に、ローテーション操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の操作パネル。
  16. 抵抗膜方式のタッチパネルを積層した表示部に操作指示を受け付ける操作対象画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して表示した操作対象画像に対する操作指示を受け付ける操作パネルであって、
    前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーと、
    タッチ位置が検出された場合に、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、前記検出結果の監視中において、タッチの検出が継続している場合には、当該継続中のタッチ位置の移動方向と、当該継続中に前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向又は前記横方向への移動方向とのなす角度が所定角度以内である場合に前記タッチ操作が連続タッチ操作であると推定し、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす操作指示推定手段と、
    を備えることを特徴とする操作パネル。
  17. 抵抗膜方式のタッチパネルを積層した表示部に操作指示を受け付ける操作対象画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作体のタッチ位置を検出して表示した操作対象画像に対する操作指示を受け付ける操作パネルであって、
    タッチが検出されていない状態にあるときにタッチが検出された後、タッチ検出状態で、2点タッチか否かの判定基準となる基準時間を超える時間が経過する前に前記タッチセンサーにより、2つ目のタッチが検出された場合には、2点タッチが検出されたと判定し、
    当該検出後、2点タッチが検出されている状態で、検出されている2つのタッチ位置の内、少なくとも1つのタッチ位置が閾値時間以内に移動した場合に、前記タッチ操作が2点タッチの連続タッチ操作であると推定し、推定結果が肯定的である場合に、連続タッチ操作による操作指示がされているとみなす操作指示推定手段を備える
    ことを特徴とする操作パネル。
  18. 2点タッチの2つのタッチ位置間の距離を算出する算出手段を備え、
    前記操作指示推定手段は、移動後のタッチ位置間の距離と移動前のタッチ位置間の距離との差分の絶対値が、差分閾値を超える場合に、推定した前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定し、前記差分閾値以下である場合に、当該態様が、ローテーション操作であると推定する
    ことを特徴とする請求項17記載の操作パネル。
  19. 前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーを備え、
    前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記非接触センサーの検出結果を参照し、前記操作体の位置が前記タッチパネル面の縦方向又は横方向に移動し、かつ、前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動している場合には、ピンチイン又はピンチアウト操作が継続されていると推定する
    ことを特徴とする請求項18に記載の操作パネル。
  20. 前記タッチパネル上及び当該タッチパネルに近接した空間領域を検出領域とし、当該検出領域における前記操作体の位置を非接触で検出する非接触センサーを備え、
    前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、その後の前記タッチパネルへのタッチの検出結果を監視し、監視中に検出結果が、2つのタッチの内、少なくとも1つのタッチの検出がなくなったことを示した場合に、前記操作体の位置が前記縦方向又は横方向に移動し、かつ、移動時における前記タッチパネル面から前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が所定距離以内である場合には、ローテーション操作が継続されていると推定する
    ことを特徴とする請求項18に記載の操作パネル。
  21. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない期間の長さが、閾値を超える場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項18に記載の操作パネル。
  22. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、又は、当該態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置の前記縦方向及び前記横方向への移動がなくなった場合に、推定した対象の連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項18に記載の操作パネル。
  23. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ピンチイン又はピンチアウト操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置が前記タッチパネルから垂直方向に離隔するように移動しなくなった場合に、推定した態様の連続タッチ操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項18に記載の操作パネル。
  24. 前記操作指示推定手段は、前記連続タッチ操作の態様が、ローテーション操作であると推定した後、2点タッチが検出されない状態が継続している場合において、前記タッチパネル面から、前記非接触センサーにより検出された前記操作体の位置までの前記垂直方向の距離が前記所定距離を超えた場合に、ローテーション操作が終了したと推定する
    ことを特徴とする請求項18に記載の操作パネル。
  25. 請求項1〜24の何れかに記載の操作パネルを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019046458A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 株式会社ワコム 空間位置指示システム
JP2019121254A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 コニカミノルタ株式会社 タッチパネル及び電子機器

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JP2019046458A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 株式会社ワコム 空間位置指示システム
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